JPS63160711A - キヤンバー矯正装置 - Google Patents

キヤンバー矯正装置

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JPS63160711A
JPS63160711A JP61305506A JP30550686A JPS63160711A JP S63160711 A JPS63160711 A JP S63160711A JP 61305506 A JP61305506 A JP 61305506A JP 30550686 A JP30550686 A JP 30550686A JP S63160711 A JPS63160711 A JP S63160711A
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JP
Japan
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camber
roll
straightened
backup roll
width
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JP61305506A
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Yoshimi Toriyama
通山 義美
Hiroharu Yamamoto
山本 洋春
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、切り板および帯状物における幅方向の曲り、
つまりキャンバ−が発生した材料を部分的に圧延し、キ
ャンバ−を除去するキャンバ−矯正装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来のキャンバ−矯正装置は、例えば第8図および第9
図にあるように、キャンバ−の発生した切り板3を3木
のロール8によって逆方向に曲げを付与することによっ
てキャンバ−を矯正する方法や、又、第1θ図および第
11図にあるように、キャンバ−の発生した板3を金型
9で板3に逆曲げを与えてキャンバ−矯正する装置など
がある。帯状物の例としては、銅帯(以下ストリップと
言う)の場合、第13図にあるように、ストリップの状
態でテンション発生装置10でストリップ13に張力を
付与し、テンションレベラ11でストリップ13に繰り
返り曲げを付与して、連続的にキャンバ−矯正を実施す
る装置の他、第14図に示すように、キャンバ−の発生
した板材3をチャ9キング装置12によってチャッキン
グすると共に、板長方向に張力を付与し板材3に降伏伸
びを発生させることによって、板材3のキャンバ−矯正
することが行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点) 前述した第8図、第9図ならびに第10図、第11図に
よるキャンバ−矯正装置は、板材3の板幅方向に逆曲げ
を付与する際、逆曲げに要する矯正力がロール8と板材
3の接触点および金型9と板材3との接触点に集中し、
その結果板材3の板幅両端部には第12図に示すように
極端な塑性変形部が発生し不都合であるし、そしてこの
間通を解決するため多くの場合、板幅両端部を後行程で
グラインダ手入れするなどの余計な作業が必要となるな
どの欠点がある。
また第13図にあるような、いわゆるテンションレへソ
ング装置は、多大な設備費を必要とするばかりか、一旦
ストリップ13を切り板に切断した場合においてキャン
バ−が発生した場合、もはやキャンバ−矯正装置として
の機能は果たしえない。
さらに第14図にあるような、ストレッチャレベリング
による方法は、チャッキング装置12によって挟圧され
た部分は、使用に耐えない塑性変形を起こし、その部分
はリシャーによって切断除去せねばならず、製品歩留り
が悪化するという欠点がある。
本発明は、以上のような欠点を解消するべくなされたも
のであり、キャンバ−が発生した材料をストリップ状態
ならびに切り板の状態においても、比較的安価な設備費
で、製品として不都合な極端な塑性変形部を発生させる
ことなく、円滑に材料のキャンバ−を矯正することので
きるキャンバ−矯正装置を提供することを目的としたも
のである。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決し、本発明の目的を達成するための
本発明の構成を、実施例に対応する第1図および第2図
を用いて説明する。本発明は、相対設したワークロール
1の少なくとも上下の一方に近接させてバックアップロ
ール4を配設し、このバックアップロール4における被
矯正材の幅中心と異なる位置に、大径のロール部分を形
成させ、この大径ロール部分の胴長を被矯正材3の幅よ
り狭く形成してなるキャンバ−矯正装置によって、被矯
正材3に発生したキャンバ−を除去し矯正するものであ
る。
(作用) すなわち、本発明は前述のような装置構成であるので、
例えばキャンバ−が発生した被矯正材3を前記の相対設
したワークロール1によって挟圧し、かつロールの一部
を大径化し、その大径部分の胴長を被矯正材3の幅より
も狭く形成したバックアップロールを、被矯正材3の幅
中心よりも異なった位置に配設することによって、ワー
クロールとバックアップロール接触部分に位置する部分
において被矯正材3は第7図aにあるように強圧下圧延
され、それ以外の部分は軽度の圧延が行なわれるか、あ
るいは全く圧延されない。結果として第7図すにあるよ
うに斜線部分が集中的に圧延されることによフてキャン
バ−が矯正されるものである。また被矯正材3に接触す
る部分はロール径が胴長方向に均一なるワークロールで
ある故、被矯正材3に極端な塑性変形部分や損傷を与え
ることなくキャンバ−矯正が達成されるよう作用する。
(実施例) 以下、本発明の第1の実施例を図面に基すいて説明する
と、第1図および第2図において、上下に相対設するワ
ークロール1は、ビニオンスタンド5および自在継手2
を介し、駆動モータ6によって回転駆動されるよう配置
されている。
そして前記相対設するワークロールの少なくともどちら
か一方、この図では上側のワークロール1にのみ近接し
、ロールの一部を大径に形成したバックアップロール4
が配設されている。このバックアップロール4の大径に
形成した部分の胴長は被矯正材3の幅よりも狭く形成さ
れており、本図では該大径部分は向かって右側寄りの位
置に、すなわち、被矯正材3の幅中心とは異なった位置
に配置している。夫々のロールは軸受14によって回転
支持され、駆動モータ6の回転駆動により自在に回転で
きるように構成されている。
第2図aおよびbは、第1図の断面A−Aを示したもの
であり、第2図aは、ロールの一部を大径に形成したバ
ックアップロール4が、上側のワークロールlに一本配
設されている例であり、第2図すは該バックアップロー
ルが二本配設されている例である。
次に第3図は、本発明の第2の実施例であって、上下に
相対設するワークロール1のどちらか一方、本図では上
側のワークロールに近接して胴部が一部大径に形成され
たバックアップロール4を配設し、もう一方のワークロ
ールには軸方向に外形一定なるバックアップロール15
を近接配設し、本発明の第1の実施例よりも、より強圧
下圧延が可能なるよう構成したものである。
第4図は本願発明の第3の実施例であって、上下に相対
設するワークロール1の両方に胴部が一部大径に形成さ
れたバックアップロール4を近接配設し、キャンバ−矯
正装置を構成したものである。
第5図は、本発明の第4の実施例であり、上下に相対設
するワークロールのどちらか一方、この場合は上側のワ
ークロールに近接し、上ワークロール1の軸方向にシフ
ト可能なる短胴長のバックアップロール4を配設し、こ
れを軸方向位置調整装置16によってシフトするよう構
成し、さらに、短胴長のバックアップロール4の剛性確
保の目的でバックアップロール15を設け、もう一方の
ワークロール1には、外形一定なるバックアップロール
15を配設し、キャンバ−矯正装置を構成しているもの
である。
第6図は本願発明の第5の実施例を示すものであり、上
下に相対設するワークロール1の両方に対し、上下ワー
クロールの軸方向にシフト可能なる短胴長のバックアッ
プロール4を近接配置し、これを軸方向位置調整装置1
6によってシフトできるように構成し、さらにバックア
ブロール4の剛性確保の目的で外形一定なるバックアッ
プロール15を配設し、キャンバ−矯正装置を構成して
いるものである。なお、軸方向位置調整装置16は本図
に示した構造に限定されるものではない。
このように、相対設したワークロールの少なくとも上下
の一方に近接させバックアップロールを配設し、このバ
ックアップロールにおいて被矯正材の幅中心と異なる位
置に大径のロール部分を形成させ、この大径ロール部分
の胴長を被矯正材の幅より狭く形成してなるキャンバ−
矯正装置が提供されることにより、被矯正材3の幅方向
の一部分を集中的に圧延することができ、しかも被矯正
材3と接触する上下に相対設したワークロール1は外形
一定なるロールである故、被矯正材3を損傷させること
なくキャンバ−の矯正が可能である。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように相対設したワークロール
1の少なくとも上下の一方に近接させバックアップロー
ル4を配設し、このバックアップロール4において被矯
正材3の幅中心と異なる位置に大径のロール部分を形成
させ、この大径ロール部分の胴長を被矯正材3の幅より
狭く形成してなるキャンバ−矯正装置という比較的シン
プルな構造で、キャンバ−の発生した被矯正材3のキャ
ンバ−矯正を可能とするものであり、しかも被矯正材3
との接触部分は外形一定なるワークロール1である故、
被矯正材に損傷を与えることなくキャンバ−矯正を実施
することができるという工業的効果がある。
さらにこのキャンバ−矯正装置は、シャーラインやスリ
ッターラインの中に設置する方法で用いるオンラインキ
ャンバ−矯正装置としても有効に用いることが可能であ
る一方で、いわゆるオフライン的使用形態において、キ
ャンバ−が発生した材料を選択的に矯正するためにも使
用可能であるという一石二鳥の効果も有する。
第1図の本発明の第1の実施例は、最もシンプルな構造
であるが故に低コストにて設置可能であり、第2図およ
び第3図の本願発明の第2・第3の実施例は若干コスト
高とはなるが、比較的抗張力の高い、また幅の広い材料
のキャンバ−矯正に効果的である。第4図の本発明の第
4の実施例は、胴長方向に一部を大径に形成したバック
アップロール4が軸方向にシフト可能なる構造故、前記
の実施例では被矯正材3のキャンバ−発生の向きによ−
って反転作業が必要であるが、本実施例によれば、キャ
ンバ−の発生の向きに合わせてバックアップロール4の
位置を調整できるので、被矯正材3のキャンバ−発生の
向きによって被矯正材の反転作業は必要でないという意
味において省力化に寄与する。第6図の本願発明の第5
の実施例によるキャンバ−矯正装置は、前述の実施例に
対し、さらに抗張力が高く、幅の広い材料のキャンバ−
矯正装置として有効に作用する。
なお、本発明に類似する実施例として、第15図か考え
られるが、この場合被矯正材3が第16図のように段違
いに圧延され不都合であり、本発明の目的に調和しない
故、本発明の範囲とならない。
本発明の別の用途として、スリッターライン等に設置す
る場合は、例えば3条スリットされた材料に発生するキ
ャンバ−を矯正するために、ロールの一部を大径に形成
した部分を2ないし3箇所設けたバックアップロール4
を、上下に相対設したワークロールに近接配設してなる
キャンバ−矯正装置として設置使用することにより、よ
り効果的なキャンバ−矯正装置として機能する。
4、図面の簡嚇説明 第1図は本発明の第1の実施例によるキャンバ−矯正装
置の縦断面図、第2図aは第1図の断面A−Aを示した
第1番目の例、第2図すは第1図の断面A−Aを示した
第2番目の例、第3図〜第6図は本発明の第2〜第5の
実施例によるキャンバ−矯正装置の縦断面図、TS7図
aはキャンバ−矯正時の被矯正材に発生する応力分布の
例、第7図すはキャンバ−矯正説明図、第8図は30−
ルによるキャンバ−矯正装置の説明図、第9図は第8図
の断面B−B、第10図はプレス矯正装置の説明図、第
11図は第1O図の断面C−C,第12図はキャンバ−
の曲げ矯正によって発生する板端部の変形説明図、第1
3図はテンション発生装置の説明図、第14図はストレ
ッチャレベラの説明図、第15図は本発明に類似するキ
ャンバ−矯正装置の説明図、第16図は第15図の実施
例によるキャンバ−矯正後の板形状の説明図。
1・・・ワークロール、2・・・回転駆動用の自在継手
、3・・・被矯正材、4・・・一部大径に形成されたバ
ックアップロール、5・・・ビニオンスタンド、6・・
・駆動モータ、7・・・材料搬送用ロール、8・・・矯
正用竪ロール、9・・・金型、10−・・テンション発
生装置、11−・・テンションレベラ、] 2−・・チ
ャッキング装置、13・・・ストリップ、14・・・軸
受、+ 5−・・外形一定なるバックアップロール、1
6・・・軸方向位置調整装置、17・・・油圧シリンダ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相対設したワークロールの少なくとも上下の一方に近接
    させてバックアップロールを配設し、このバックアップ
    ロールにおける被矯正材の幅中心と異なる位置に大径の
    ロール部分を形成させ、この大径ロール部分の胴長を被
    矯正材の幅より狭く形成してなるキャンバー矯正装置。
JP61305506A 1986-12-25 1986-12-25 キヤンバー矯正装置 Expired - Lifetime JPH0729137B2 (ja)

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JPS63160711A true JPS63160711A (ja) 1988-07-04
JPH0729137B2 JPH0729137B2 (ja) 1995-04-05

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