JPS63160561A - 花香付クリ−ム様食品 - Google Patents

花香付クリ−ム様食品

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Publication number
JPS63160561A
JPS63160561A JP61314198A JP31419886A JPS63160561A JP S63160561 A JPS63160561 A JP S63160561A JP 61314198 A JP61314198 A JP 61314198A JP 31419886 A JP31419886 A JP 31419886A JP S63160561 A JPS63160561 A JP S63160561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flower
food
parts
cream
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61314198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Inayoshi
邦昭 稲吉
Yoshinori Hirukawa
蛭川 義憲
Masayuki Yamaguchi
正之 山口
Katsuto Sawara
佐原 克人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd filed Critical Fuji Oil Co Ltd
Priority to JP61314198A priority Critical patent/JPS63160561A/ja
Publication of JPS63160561A publication Critical patent/JPS63160561A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dairy Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、健康の増進に有益で、しかも従来のクリーム
様食品には見られない花の香りと色とを備える新規なり
リーム様食品に関する。
(従来の技術) 近来、健康の増進への関心の増大と、自然への回帰願望
に触発されて、所謂自然食品、自然化粧品などへのニー
ズが高まってきている。このため、従来から最も利用さ
れてきたのは果実であるが、花についてこれを食品に利
用した事例は、例えば刺し身のつまとしてのキクの花、
サクラ餅のサクシの花等を除き実例が少ない。
(発明の目的) 以上の事情に鑑み、本発明は、植物の花がら得られる水
性花抽出物を風味付は材料として使用することにより、
従来存在しなかった花の香りと色とを具備する新規なり
リーム様健康食品を提供するのを目的とする。
(目的達成のための手段) 以上の目的を達成するため、本発明は、クリーム様食品
中に植物の花から得られた水性花抽出物を風味付は材料
として利用する。この水性花抽出物は、通常、無害の植
物の花を、水、低級アルコール等の水性溶媒を用いて抽
出することにより得られる。この抽出物は、一般に、植
物色素、香気成分、フラボン類、ビタミン類、脂質、糖
類、無機塩等を含有する。これらの諸成分のうち、食品
としての風味に影響するのは、特に植物色素及び香気成
分である。植物色素を構成する化学成分は、大別して葉
緑素、カロチノイド及びアントシアンであるが、発明目
的上置も関連が深いのは、後者、殊にアンドシアニンで
ある。これに属する代表的な色素としては、例えばカリ
ステフィン、フラガリン、ベラルゴニン、サルヴイアニ
ン等のベラルゴニジン系配糖木;クリサンチミン、アス
テリン、イブイン、チアニン、メコチアニン、ケラチア
ニン、ベオニン等のチアニシン系配糖体;デルフイニン
、ヴィオラミン、デルフィン、ヒアチン、ナスニン、マ
ルヴイン、ペツニン、オエニン、ブリムリン、ネグレテ
イン、ヒルスチン等のデルフィニジン系配糖体を例示す
ることができる。これらの配糖体は、所望によりアグリ
コンのオキソニウム塩又はナトリウム、カリウム、カル
シウム若しくはマグネシウム塩の形にされてもよい。な
お、アンドシアニン類は殆どの場合アルカリ性では無色
であるので、使用に際しては酸性領域を選択する必要が
ある。更に原料となる花の種類により着色効果が不足し
ている場合には、適当な着色料を用いて補強しなければ
ならないこともある。
一方、着香料となる揮発油(精油)類も多くの花に含有
されているが、これら揮発油類は水に溶けないので、必
要に応じ適当な香料により賦香するのが好ましい。適当
な花としては、例えばハイビスカス、バラ、キンモクセ
イ、ライラック、ジャスミン、オレンジ、ホロワ、イラ
ンイラン、カナンガ、クラリセージ、パルマローザ、ジ
ンジャグラス、チャンバカ、カミツレ、チュベローズ、
チョウジ、アカシア、ミモザ、シクラメン、ヒアシンス
、ナルシス、キスイセン、ヴイオレット、カーネーショ
ン、モクセイ、インモルチル、シェプルフオイユ、ラベ
ンダー、サクシ等を挙げることができる。
市販の水性花抽出物のうちでフラワーソースと称される
ものは、約70%にも及ぶ多量の水と30%近い糖分を
含む;それ故、フラワーソースを原料として利用する場
合には、クリーム配合中の水及び糖の量を添加したフラ
ワソース中の水分及び糖分の量に応じて減少させるのが
望ましい。
本発明における好適なりリームの組成は、乳成分中の油
脂の一部又は全部植物性脂肪で置換した所謂フィルドク
リームである。このものは、健康上有害とされるコレス
テロールを全熱又は少量しか含有しないだけでなく、フ
ラワーソースに由来する水分を自由に減殺させることが
できるので有利である。これに反し天然クリームをその
侭利用する場合には、クリーム製造の段階で脂肪濃度を
調整する必要を生じる。なお、多くの植物脂肪の中でも
、ラウリン系のC12脂肪酸を含む油脂の方が花香にマ
ツチした風味を有する点で特に目的上好ましい。好適な
油脂の量は、組成物中、概ね30〜50%である。
本発明の食品は、油脂、蛋白及び水を基礎材料とし、こ
れに水性花抽出物、糖、乳化剤、pH調整剤、安定剤、
増粘剤、色素、香料などの補助成分を加えて乳化させな
ることにより製造されるが、流通可能な製品とするため
には、更に加熱滅菌処理を施すのが望ましい、この滅菌
処理のためには、バッチ方式又は連続方式の何れでも利
用できるが、工業的にはVTIS、ウルトラサーム、ス
トークスその他の連続滅菌方式を利用するのが有利であ
る。
(作用) 本発明のクリーム様食品は、天然の花香及び花の色彩を
備えているため、新規な味覚を創造するのみでなく、健
康的にも優れたものである。
(実施例) 以下、実施例を掲げ発明実施の数例を示すが、各例示は
単に説明用のものであって、発明思想の限定を意味する
ものではない。
実施例1 硬化パーム核油15.6部、ヤシ油29.8部、水43
.6部、脱脂粉乳6.0部、ハイビスカスソース5.0
部、レシチン0.2部、シュガーエステル0.1部、リ
ン酸塩0.1部及び炭酸水素ナトリウム0.02部を7
5℃で15分間攪拌、乳化させた後、130kg/cn
fの条件でホモジナイズ後、直ちに8℃以下にまで冷却
して花香付クリームを得た。なお、この際下表−1に示
すように水の量を添加したハイビスカスソースの量に応
じて変化させた。
次に、以上のクリーム100部に対し砂糖8%を添加し
、ケンウッドミキサーを用いて適当な状態にまで起泡さ
た後、起泡物を10名のパネラ−に評価させたところ、
下表−1の如く花ソースの添加量としては3〜30%が
適当であり、特に5〜20%の間が最適であると判断さ
れた。
(以下余白) 表−1 実施例2 硬化パーム油87部、ナタネ・パーム混合硬化油24.
2部、ヤシ油12部、脱脂粉乳6.0部、下表−2のフ
ラワーソース5.0部、水44.1部、レシチンて02
部、シュカーエステル0.15部、リン酸塩0.1部、
炭酸水素ナトリウム0.02部及びガム類0.03部を
75℃で15分間予備乳化後、70kg/adでホモジ
ナイズし、更に140℃で3〜4秒間滅菌し、再び70
kg/calでホモジナイズした後、直ちに冷却して花
香付クリームを得た。
以上のクリーム100部に対し砂糖8%を加え、ケンウ
ッドミキサーを用いて適当な状態にまで起泡さた後、起
泡物を10名のパネラ−に味とマツチし、旨いとの評価
が得られた。
表−2 (発明の効果) 以上説明した通り、本発明は、従来存在しなかった花の
香りと色調とを有する新規なりリーム様健康食品を提供
できることにより、国民の健康と食生活の豊富化に寄与
しうる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水性花抽出物を含む花香付クリーム様食品。
  2. (2)クリーム様食品中の水分が、水性花抽出物中の水
    分により置換されている特許請求の範囲第(1)項記載
    の食品。
  3. (3)クリーム様食品がフィルドクリームである特許請
    求の範囲第(1)項又は第(2)記載の食品。
  4. (4)使用油脂がラウリン脂である特許請求の範囲第(
    1)項から第(3)項のいずれかに記載の食品。
JP61314198A 1986-12-25 1986-12-25 花香付クリ−ム様食品 Pending JPS63160561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439567B1 (ko) * 2001-11-12 2004-07-07 대한민국 장미꽃을 주재로 한 아이스크림류의 제조방법

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