JPS63160059A - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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Publication number
JPS63160059A
JPS63160059A JP61305892A JP30589286A JPS63160059A JP S63160059 A JPS63160059 A JP S63160059A JP 61305892 A JP61305892 A JP 61305892A JP 30589286 A JP30589286 A JP 30589286A JP S63160059 A JPS63160059 A JP S63160059A
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JP
Japan
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signal
channel
heads
head
signals
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JP61305892A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishikawa
尚 石川
Yoshitake Nagashima
長島 良武
Katsuji Yoshimura
克二 吉村
Susumu Kozuki
上月 進
Koji Takahashi
宏爾 高橋
Kenichi Nagasawa
健一 長沢
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号記録再生装置、特に互いに異なるアジマス
角を有する2つのヘッドで同時に記録媒体上をトレース
し信号の記録再生を行う装置に関する。
〔従来の技術〕
近年テレビジョン信号の再現画質を向上させるために各
種の高解像度広帯域のテレビジョン信号の規格が提案さ
れている。例えば走査線数を1125本とし、輝度信号
帯域を20 M Hz程度とする所謂high−def
initionテレビジョン(HD−TV)信号、現行
のテレビジョン信号と互換性を有しかつ輝度信号帯域を
8MHz程度とする所謂extended−defin
itionテレビジョン(ED−TV)信号等が提案さ
れている。
これら広帯域のテレビジョン信号を記録再生することを
考察するに、現行のビデオテープレコーダでは記録再生
可能な帯域は4 M Hz程度であり、上述の如き広帯
域のテレビジョン信号を記録再生することができない。
そこで従来より広帯域のテレビジョン信号°をマルチチ
ャンネル化し、各チャンネルについては4 M Hz程
度の帯域に抑え、記録再生を行うVTRが各種提案され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の如きマルチチャンネル記録を行う
VTRに於いて高密度記録を行うため、チャンネル毎に
アジマス角の異なるヘッドで記録再生しようとすると以
下の如き問題が生じる。
周知の様にアジマス角とはヘッドのトレース方向に対す
る磁化方向の傾きであるので、ヘッドギャップの方向は
トラックの長手方向に対して垂直とはならない。その為
ヘッドのトレース位置がトラックの幅方向にずれる、即
ちトラッキングエラーが生じると信号の再生タイミング
が変化してしまう。第8図にこの様子を示す。今、第8
図に於けるヘッドH1が実線で示す様にトラックTIを
正確にトレースしており、ヘッドの中心とトラックの中
心線とが一致している状態(以下ジャストトラックと称
す)から、点線で示す様に図中左側にずれたことを想定
すると、図より明らかな様に再生タイミングが早くなる
このヘッドH1による再生タイミングの進み(または遅
れ)はこのヘッド単独でみた場合、トラッキングずれ(
エラー)量が一定であれば全体的に再生信号が進む(ま
たは遅れる)のでそれ程大きな問題にはならない。
ところで第8図に示す様に互いにアジマス角の異なる2
つのヘッドで同時に再生を行う場合、これらの2つのヘ
ッドで同時に記録した信号をこれらの再生してもトラッ
キングエラーによって再生信号に相対的な時間差を生じ
てしまう。例えば第8図のヘッドH1,H2の如く互い
に逆向きのアジマス角を有する2つのヘッドで同時に再
生する場合にトラッキングエラーが生じると、一方の再
生信号の再生タイミングは進み、他方のそれは遅れるこ
ととなり、再生タイミングに大きな隔りが生じる。しか
も記録媒体の直線性が損われている場合にはトラッキン
グエラーの量は刻々変化しているため、再生タイミング
の差も変化している。
そのため前述の如(広帯域のテレビジョン信号をマルチ
トラック化して記録を行っても、マルチチャンネルの再
生信号の時間軸の整合をとることは難しく、良好な再生
が行えない。
そこでマルチチャンネルの再生信号の時間軸の整合をと
るための基準信号竺記録することも考えられるが、全て
のチャンネルの記録信号に連続波信号を記録することに
なり帯域の有効利用という点で好ましくない。
本発明は上述の如き問題に鑑みてなされ、特別な信号を
記録することなく互いに異なるアジマス角を有する2つ
のヘッドからの再生信号の時間軸の整合をとることがで
きる信号記録再生装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的下に於いて本発明によれば互いに異なるアジ
マス角を有する2つのヘッドで同時に記録媒体上をトレ
ースし信号の記録再生を行う装置に於いて、前記2つの
ヘッドの少なくとも一方の再生信号を遅延する可変遅延
手段と、前記2つのヘッドのトラッキングエラーに応じ
て前記可変遅延手段を制御する手段を具える構成として
いる。
〔作用〕
上述の如く構成することにより、トラッキングエラー検
出用の信号を記録しておくだけでマルチチャンネル再生
信号の時間軸方向のずれがトラッキングエラー信号とし
て検出でき、これら再生信号の時間軸方向の整合を容易
にとることができる。
〔実施例〕
以下、本願発明の一実施例につきその詳細を説明する。
尚以下では入力されるビデオ信号として、輝度信号帯域
8 M Hz程度のNTSC信号を想定する。
第4図は本発明の一実施例としてのVTRの記録系の構
成を示すブロック図、第2図(A)、  (E)は第1
図のVTRに於けるヘッド配置を示す図である。
本実施例のVTRに於いては、輝度信号については従来
の2倍程度の変調周波数(例えばシンクチップ部分を8
 、4 M Hz 、白ピーク部分を10.8MHz)
となる様FM変調し、このFM変調波の立上りに同期し
て反転する信号と立下りに同期して反転する信号とを形
成し、゛これらを2つのチャンネルの輝度信号とする。
そしてこれらの2つのチャンネルの輝度信号に夫々低域
変換されたクロマ信号を重畳し、更に一方のチャンネル
にはステレオオーディオ信号のLチャンネルとRチャン
ネルの和信号を、他方には差信号を、それらの帯域が輝
度信号とクロマ信号の間に配される様重畳する。こうし
て得た2チヤンネルの記録信号を同時に記録しようとい
うものである。
第2図に於いてLA、IBは第1チヤンネルの記録信号
を記録するためのヘッド、2A、2Bは第2チヤンネル
の記録信号を記録するためのヘッドである。ヘッドLA
、IBは互いに180°の位相差をもって毎秒30回転
で回転し、これらに近接した位相差で夫々回転するヘッ
ド2A、2Bは互いに1800の位相差をもって回転す
る。また各ヘッドIA。
IB、2A、2Bのアジマス角は夫々−1O°、 、+
10’、+30°、−30°とする。第2図(A)に示
す様にこれらの4つのヘッドが固設された回転シリンダ
3に対して磁気テープ4は180’ 以上の角範囲に亘
って巻装され、シリンダ3は矢印5で示す方向に回転す
る。またヘッドIAと2A、ヘッドIBと2Bは第2図
(B)に示す様に所定の段差Twを有する様シリンダ3
上に固設されており、このTwはトラックピッチとほぼ
一致することになる。
第3図は第2図に示すヘッドを用いて記録を行った場合
の磁気テープ上の記録パターンを示す図である。図示の
如く2つのトラックが同時に形成されることになり、第
1チヤンネルの信号が記録されるトラックT IA 、
 T IBと第2チヤンネルの信号が記録されるトラッ
クT2八、T2Bとが交互に配列されることになる。ま
たアジマス角については図示の如く隣接トラックで必ず
2O°以上の差を有し、再生時に於ける隣接トラックか
らのクロストークを防止する役割を果たしている。また
磁気テープ4は不図示のキャプスタン等により各ヘッド
が1800回転する間(’1/60秒間)に2Twに対
応する距離走行せしめる。
以下、第4図に基き各ヘッドへ供給される記録信号につ
いて詳細に説明する。
第4図に於いてl′OはコンポジットNTSC信号の入
力端子で、入力された信号はくし形フィルタ11により
輝度信号Yと搬送色信号(クロマ信号)Cとに分離され
る。輝度信号Yはローパスフィルタ(LPF)12でそ
の高域成分がカットされ、クランプ回路。
クリップ回路、プリエンファシス回路等の周知の回路を
含む輝度信号処理回路13へ供給される。該回路13で
処理された輝度信号はFM変調器14へ供給され、従来
の2倍の変調周波数(例えばシンクチップ部8 、4 
M Hz 、白ピーク部10.8MH2)でFM変調さ
れる。
このFM変調された輝度信号はパルス成形回路15でパ
ルス状に波形成形され、1/2分周器16a。
16bに夫々供給される。1/2分周器16aではパル
ス成形回路 5より出力されたパルスの立上りエツジで
ハイレベル(H4)とローレベル(Lo)を反転させて
1/2分周を行い、1/2分周器16bでは立下りエツ
ジでHiとLoを反転させて1/2分周を行う。即ち、
1/2分周器16aではFM変調波に係るパルスの立上
りエツジのタイミングが保存され、1/2分周器16b
では同じく立下りエツジのタイミングが保存されること
になる。この様子を第5図(a)、  (b)、  (
C)、  (d)に示す。図中(a)はFM変調器I4
の出力; <b)はパルス成形回路15の出力、(C)
はI/2分周器16aの出力、(d)は172分周器1
6bの出力を夫々示す。
上述の如く分周された信号(第1チヤンネル及び第2チ
ヤンネルの輝度信号)は夫々バイパスフィルタ(HP 
F ) 17 a 、  17 bに供給され、後述の
低域変換クロマ信号、被FM変調オーデ ゛°倍信号た
めの帯域成分を減衰させ加算器18a、  18bに供
給される。
一方、(し形フィルタ11で分離されたクロマ信号はバ
ンドパスフィルタ(BPF)19で帯域制限され、周知
のACC回路20でレベル調整されて後、周波数変換を
行う平衡変調器(BM)21に供給される。BM21で
はアイドラ信号発生器22より供給されるアイドラ信号
に基いてクロマ信号の搬送周波数を低周波(例えば74
3KHz)に変換する。このアイドラ信号は周知の如く
水平同期信号(HD)分離回路23で分離さ゛れたHD
に基き周波数が決定されている。また、このアイドラ信
号の周波数は再生時に隣接フィールドのクロマ信号のク
ロストーク成分を除去するために、1/60秒毎に1/
2水平走査周波数(fH)異なる様設定されている。こ
れによって2トラツク毎に記録されるクロマ信号の搬送
波の周波数は172fHシフトする。LPF24はB 
M 21の出力中、低域変換された信号となる下側波帯
成分のみを通過させ、低域変換クロマ信号として加算器
18a、18bに供給するためのものである。
また入力端子25より入力されたLチャンネルのオーデ
ィオ信号と端子26より入力されたRチャンネルのオー
ディオ信号とは夫々加算器27及び減算器28に供給さ
れる。加算器27からは両チャンネルの和信号(L十R
)、減算器28からは両チャンネルの差信号(L−R)
が得られ、これらは信号処理回路29.30にてエンフ
ァシス、対数圧縮等の処理が施された後FM変調器31
.32に供給される。
そしてこのFM変調器31.32より出力される被FM
変調オーディオ信号は加算器33a、 33bにて第1
チヤンネル、第2チヤンネルの信号に加算される。
パイロット信号発生回路34は周知の4周波方式による
トラッキング制御用パイロット信号を発生する回路であ
り、発振器35の発振信号を互いに異゛なる4つの分周
比で分周することにより、4種類のパイロット信号fI
  +’2  +f3  yf4を1フイールド毎に順
次切換えて出力する。この分周比はヘッドの回転位相に
係る3 0 II zの矩形波信号(PG)基くタイミ
ングで順次切換えられる。尚このPGはPG発生器36
により出力される。この様にして得られたパイロット信
号は加算器38a、  38bに供給され、第1チヤン
ネル、第2チヤンネルの信号に加算される。但し、ヘッ
ドIA、IBに対するヘッド2A、2Bの回転位相の遅
れ分だけ遅延回路37で遅延したパイロット信号を第2
チヤンネルの信号に対しては加算する。
上述の如(して加算器38a、 38bより得られる第
1.第2チヤンネルの記録信号の周波数アロケーション
を第6図(A)、  (B)に示す。このアロケーショ
ンは両チャン車ル共従来よりあるVTRのそれと全く同
様であるので記録可能な信号であることは言うまでもな
い。尚、図中Yは輝度信号、Cはクロマ信号、Aはオー
ディオ信号、Pはパイロット信号成分を夫々示す。
これら第1.第2チヤンネルの記録信号は夫々記録アン
プ39a、 39b、 39c、 39dを介して、ヘ
ッドIA、IB、2A、2Bに供給され、ヘッドIA。
1Bによって第1チヤンネルの信号が、ヘッド2A。
2Bによって第2チヤンネルの信号が夫々第3図に示す
如く磁気テープ4上に記録される。従って4種類のパイ
ロット信号は2トラツクに1種類づつ順次記録されるこ
とになる。
第1図は本実施例のVTRの再生系の構成を示す図であ
る。再生時に於いては各ヘッドLA、IB。
2A、2Bは夫々トラックT IA 、 T IB 、
  T 2A 、 T 2Bをトレースする。
ヘッドIA、IBで再生された第1チヤンネルの信号は
ヘッドアンプ51a、51bで増幅され、前述のPG発
生器36より発生されたPGにより制御されるスイッチ
52aにて、各ヘッドが各トラックをトレース中の信号
を連続信号として取出す。このスイッチ52aの出力は
固定遅延線(DL)93を介してHPF53aに供給さ
れ再生信号中に含まれる第1チヤンネルの輝度信号のみ
が分離される。ドロップアウト補償回路(DOC)54
aは再生信号中にドロップアウトが生じた時、これを1
水平走査期間前の信号で置換する回路であり、該回路5
4aを介した第1チヤンネルの輝度信号はリミッタ55
aでレベル変動が除去されパルス状に形成される。
一方ヘッド2A、2Bで再生された第2チヤンネルの信
号は第1チヤンネルと同様にヘッドアンプ51C951
dで増幅され、スイッチ52bで連続信号とされる。そ
して同様に後に詳述する可変遅延線(VDL)92を介
してHPF53b、DOC53b、 リミッタ55bを
介してパルス状の第2チヤンネルの輝度信号を得る。
こうして得た第1.第2チヤンネルのパルス状輝度信号
は合成回路57に供給され、元の広帯域の輝度信号に係
るパルス状被FM変調輝度信号を得る。
この合成回路57は例えば排他的論理和回路(EXOR
)等で構成され、第4図(e)の示す如き出力を得る。
回路57で合成された被FM変調輝度信号はFM復調器
58で復調され、ディエンファシス回路等を含む信号処
理回路59で元の輝度信号に戻される。
60は後の処理工程で加算されるクロマ信号の周波数の
成分(1/ 2 f Hの奇数倍近傍の周波数成分)を
除去する。そしてノイズリダクション回路(NR)61
てノイズ成分を抑圧した後加算器62へ供給されるっ DL93の出力信号からBPF63aで分離されたクロ
マ信号はACC回路64aにより再生レベルが補正され
て後B M 65 aに供給され、アイドラ信号発生器
66aで発生されるアイドラ信号に基いて元の帯域に戻
される。B M 65 aの出力はBPF66aに供給
され不必要な周波数成分が除去された後(し形フィルタ
68aに供給される。この(し形フィルタ68aはくし
形フィルタ60と逆の特性(1/2fHの奇数倍近傍の
成分を通す)を有し、これによって輝度信号成分やオー
ディオ信号成分の洩れ込み並びに隣接トラックのクロマ
信号のクロストーク成分を除去するためのものである。
即ちアイドラ信号発生回路66aで発生されたアイドラ
信号の周波数は、再生されたクロマ信号の搬送周波数が
1フイールド毎に1/2fHシフトしているため、これ
を元の周波数に戻す様lフィールド毎に1/2fHシフ
トする様設定されている。これに伴って隣接フィールド
のクロマ信号成分は1/2fHシフトした周波数成分(
rHの整数倍近傍)を有するため、これはくし形フィル
タ68aにて除去される。
また、アイドラ信号発生回路66aはHD分分団回路6
9a分離された再生HD及び(し形フィルタ68aより
出力されるクロマ信号中のカラーバースト信号に基いて
、記録再生系で発生したジッタを含むアイドラ信号を発
生しており、8M65aより出力されるクロマ信号はこ
のジッタを除去されたものとなる。
一方、VDL92の出力信号からBPF63bで分離さ
れたクロマ信号も同様に処理されて、くし形フィルタ6
8bよりジッタ及びノイズの除去されたクロマ信号を得
る。゛上述の如(して、第1チヤンネルより再生された
クロマ信号と第2チヤンネルより再生されたクロマ信号
は加算器71に供給される。
こうして加算されたクロマ信号はアツテネツタ72にて
I/2に減衰して後、加算器62にて再生輝度信号と加
算され、再生広帯域NTSC信号を得る。
またDL93の出力からBPF73aで分離された被F
M変調オーディオ信号(和信号)はFM復調器74aて
FM変調された後、ノイズリダクション回路75aで前
述のエンファシスや対数圧縮に応じたノイズ除去等が行
われ、再生和信号(L十R)が得られる。
同様にVDL92の出力からBPF73bで分離された
被F M変調オーディオ信号(差信号)はFM復調器7
4bで復調されて後、ノイズリダクション回路75bを
介して再生差信号(L−R)が得られる。そしてこれら
の信号は加算器77、減算器78に供給され、夫々より
Lチャンネル、Rチャンネルの再生オーディオ信号を得
る。
この様にして出力端子100から再生広帯域NTSC信
号が出力され、出力端子101. 102からはLチャ
ンネル、Rチャンネルの再生オーディオ信号が得られる
DL93の出力信号は加算器80にてVDL92の出力
信号と加算される。加算器80の出力はLPF81に供
給されパイロット信号成分が分離されて、以下のトラッ
キング制御信号発生回路(ATF回路)に供給される。
今4周波のパイロット信号の周波数fIo  f2+f
3.fAの関係をf2−fl ”f3  fA ”fA
f3−f2=f4−f 、=f8とし、記録時にはlフ
ィールド期間毎(即ち、本実施例の場合2トラツク毎)
にf1→f2→f3→「4の順にテープ上にこれらが記
録されているとする。
LPF81の出力は乗算器82に供給され、リファレン
スパイロット信号発生回路87より1フイールド毎にf
1→f2→〔3→f4の順に発生されるリファレンスパ
イロット信号と乗算される。周知の如(、この乗算器8
2の出力中に含まれるfA成分。
fB酸成分夫々BPF83.84で分離され、検波回路
85.86でレベル検波された後、差動増幅器88にて
その検波レベルを比較してトラッキングエラー量が検出
される。
上述の如きローテーションでリファレンスパイロット信
号を乗算した場合には、トラッキングエラーによりrA
酸成分発生する方向とfB酸成分発生する方向とが1フ
イールド毎に反転する。従って差動増幅器88の出力は
反転アンプ89に供給され、この反転アンプ89の出力
と差動増幅器の出力がPGによって制御されるスイッチ
によって1フイールドづつ交互に出力されトラッキング
制御信号を得る。
このトラッキング制御信号をトラッキング制御回路90
に入力され、ヘッドIA、IB、2A、2Bが夫々トラ
ックT IA 、 T +b 、 T 2A 、 T 
2Bにジャストトラックする様テープ走行が制御される
ここで本実施例に於けるトラッキングエラーと、同時に
トレースしている2つのヘッドの再生タイミングとの関
係について第7図を用いて説明する。
第7図(A)はヘッドIA、2Aがジャストトラック状
態にある時の図、第7図(B)はヘッドIA。
2Aがトラックパターンに対して遅れた位置をトレース
している状態を示す図、第7図(C)はヘッドIA。
2Aがトラックパターンに対して進んだ位置をトレース
している状態を示す図、第7図(D)はヘッドIB。
2Bがジャストトラック状態にある時の図、第7図(E
)はヘッドIB、2Bがトラックパターンに対して遅れ
た位置をトレースしている状態を示す図、第7図(F)
はヘッドIB、2Bがトラックパターンに対して進んだ
位置をトレースしている状態を示す図である。
図より明らかな如くヘッドIA、2Aについてはトラッ
クパターンに対して進んだ位置をトレースすればする程
、ヘット2A即ち第2チヤンネルの再生タイミングがヘ
ッドIAの再生タイミングに対して進み、ヘッドIB、
2Bについてはトラックパターンに対して進んだ位置を
トレースすればする程、ヘッドIB即ち第1チヤンネル
の再生タイミングがヘッド2Bの再生タイミングに対し
て進むことになる。従って1フイールド毎にトラッキン
グエラーの方向とVDL92で遅延する遅延時間の長短
との関係が反転する。
差動増幅器88の゛出力はその絶対値がトラッキングエ
ラーの量を示し、トラッキングエラーの方向のその正負
の関係が1フイールド毎に反転する信号であるので、こ
の出力信号でVDL92の遅延時間を決定してやればD
L93より出力される第1チヤンネルの再生信号と、V
DL92より出力される第2チヤンネルの再生信号のタ
イミングとを完全に一致させることができる。
上述の実施例のVTRに於いては常にトラッキングエラ
ーを検出しこれに応じてVDL92の遅延時間を決定し
ているので、記録媒体の直線性が損われている場合に於
いても第1チヤンネルの再生信号と第2チヤンネルの再
生信号の時間的な整合を完全にとることが可能となり、
広帯域のテレビジョン信号を良好に記録再生できるもの
である。
尚、上述実施例のVTRに於いてはトラッキングエラー
の検出方法としては4周波方式としているが、記録媒体
の直線性がある程度保たれるならば、周知のCTL信号
を用いてトラッキングエラーを検出する装置であっても
本発明を適用可能である。
また、上述の実施例のVTRに於いてはクロマ信号を第
1チヤンネルと第2チヤンネルの記録信号の両方に重畳
しているが、いずれか一方に重畳する構成とすることも
可能である。
更に被FM変調オーディオ信号とビデオ信号とは周波数
多重する構成としているが、被FM変調オーディオ信号
を磁気記録媒体の深層に記録し、ビデオ信号を表層に記
録することにより同一トラックに記録する構成とするこ
とも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば互いにアジマス角の異
なる2つのヘッドを用いてマルチチャンネル記録再生を
行う場合に於いても両チャンネルの再生信号の時間軸の
ずれを何ら特別な信号を記録することなく補償でき、広
帯域信号の良好な記録再生が行える信号記録再生装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのVTRの再生系の構
成を示す図、 第2図(A)、(“B)はヘッド配置を示す図、第3図
は磁気テープ上の記録パターンを示す図、第4図は本発
明の一実施例としてのVTRの記録系の構成を示す図、 第5図は輝度信号のチャンネル分割の様子を示す図、 第6図(A)、(B)は各チャンネルの記録信号の周波
数アロケーションを示す図、 第7図(A)〜(F)は本実施例のVTRに於けるトラ
ッキングエラーと各チャンネルの再生タイミングとの関
係を説明するための図、 第8図は従来のマルチチャンネル再生時の問題点を説明
するための図である。 IA、IBは第1チャンネル用回転ヘッド、2A、2B
は第2チャンネル用回転ヘッド、82は乗算器、 83、84はBPF。 85.86は検波回路、 88は差動増幅器、 92は可変遅延線、 93は固定遅延線である。 官30 でr;回 工

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに異なるアジマス角を有する2つのヘッドで同時に
    記録媒体上をトレースし信号の記録再生を行う装置であ
    って、 前記2つのヘッドの少なくとも一方の再生信号を遅延す
    る可変遅延手段と、前記2つのヘッドのトラッキングエ
    ラーに応じて前記可変遅延手段を制御する手段を具える
    信号記録再生装置。
JP61305892A 1986-07-07 1986-12-22 信号記録再生装置 Pending JPS63160059A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61305892A JPS63160059A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 信号記録再生装置
US07/068,959 US4812920A (en) 1986-07-07 1987-07-01 Wide band video signal recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61305892A JPS63160059A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 信号記録再生装置

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JP61305892A Pending JPS63160059A (ja) 1986-07-07 1986-12-22 信号記録再生装置

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JP (1) JPS63160059A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080173A (ja) * 1983-10-11 1985-05-08 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPS60214179A (ja) * 1984-04-09 1985-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号記録再生装置
JPS6112183A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気再生装置
JPS61196406A (ja) * 1985-02-26 1986-08-30 Sony Corp 広帯域信号の記録装置

Patent Citations (4)

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