JPS6315855B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6315855B2
JPS6315855B2 JP59027974A JP2797484A JPS6315855B2 JP S6315855 B2 JPS6315855 B2 JP S6315855B2 JP 59027974 A JP59027974 A JP 59027974A JP 2797484 A JP2797484 A JP 2797484A JP S6315855 B2 JPS6315855 B2 JP S6315855B2
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JP
Japan
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liquid
conduit
joint
connector
sterilizer
Prior art date
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Application number
JP59027974A
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English (en)
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JPS59156351A (ja
Inventor
Eru Kaa Kenesu
Efu Riigan Jeemuzu
Jii Bosukuesuto Jerarudo
Jei Biirawa Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMU EI KOMU Inc
Original Assignee
EMU EI KOMU Inc
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Publication date
Application filed by EMU EI KOMU Inc filed Critical EMU EI KOMU Inc
Publication of JPS59156351A publication Critical patent/JPS59156351A/ja
Publication of JPS6315855B2 publication Critical patent/JPS6315855B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/10Tube connectors; Tube couplings
    • A61M39/16Tube connectors; Tube couplings having provision for disinfection or sterilisation
    • A61M39/18Methods or apparatus for making the connection under sterile conditions, i.e. sterile docking
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/08Radiation
    • A61L2/12Microwaves

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、マイクロウエーブを使用した消毒
器に関し、より詳細には消毒のための高熱を供給
する平衡同軸伝送線を備えたマイクロウエーブ消
毒器に関するものである。
現在、透析装置又は同種の装置を必要とする患
者は、コネクターとして通常の規格品を使つてい
る。このコネクターには、ブドウ状菌のようなバ
クテリアが附着している可能性がある。現在で
は、患者は、装置に取付けてある部品に直接手を
ふれないで接続を行なうように細心の注意を強い
られている。他の問題特に年配者や取扱い知識に
欠ける人にとつての問題としては、他人の助けの
有無を問わず、液体源と生体とを連結しているコ
ネクターの結合を要求されることである。さらに
患者の多数は糖尿病患者であり、彼等は視力が限
られておりこの結合を一層困難にしている。
従つて、液体源に接続されており生体に液を注
入する導管接手即ちコネクターを殺菌するための
マイクロウエーブ消毒器を提供することが、この
発明の目的である。マイクロウエーブ消毒器と共
に使用されるシステムを技術用語で“連続移行腹
膜透析”、略してCAPDと称す。CAPDは、文字
どうりフイルター要素として腹部腔内部膜である
腹膜を応用した移行透析を意味する。さらに、こ
の発明は、ある液体源より生体へ液を注入するこ
とを目的とする他の技術に対しても利用される。
例えばこの発明は静脈注射にも利用される。
この発明の他の目的は、コネクターの結合をも
たらすマイクロウエーブ消毒器を提供することで
ある。ここで該結合は好ましくはコネクターの両
端にある導管の締付けを同時に行ない、これによ
りコネクター内の充填液(少量)を他から隔離す
る。この結合及び締付けの後に、コネクターを包
囲する導波管部材により熱が付与される。
本発明の更に別の目的は上記目的によるマイク
ロウエーブ消毒装置を提供することである。この
装置は構造が簡単であり、取扱い上非常に安全で
あり、必要な消毒熱を非常に効果的に提供し、年
配者にも視覚障害者にも、取扱い知識に欠ける人
にも容易に操作出来るのである。
この発明の目的を達成するために、例えば塩分
溶液の様な液体源から伸びる導管を人体へ植込ん
だ導管へ接続している接手即ちコネクターによつ
て人体に液を注入する装置が提供されている。こ
の発明では、かかるコネクターを消毒する装置を
提供しており、この装置は、当該コネクターを包
囲する導波管部材を、該導波管部材を励起しバク
テリアを殺すため初期充填液を充分な時間高温度
に加熱する加熱手段と、から成る。この装置は、
好ましくはコネクターの周囲を解放可能に囲んで
配置されている前述の導波管部材を形成する第
1、第2の部材を含むハウジングよりなつてい
る。又、この装置は、コネクターの両側の第1及
び第2の結合手段及びコネクター内の充填液を他
から隔離する締付手段を操作する手段を備えてい
る。この締付手段は、また、殺菌が完全になされ
た後、直ちに解除される様に作動する。ここで、
液体は最初に体の方向ではなく、液体源に吐出さ
れるように締付手段が順次解除される。望ましい
実施例では導波管部材の一方は、ハウジング内の
固定位置にあり、他方は前記一方の部材に対し枢
動できこれにより導波管部材を開閉できるように
なつている。この装置の1部として、導管の一方
を支持するためハウジング内にある台、固定位置
に他の導管を支持する手段、及びコネクターの結
合により導管が結合されるよう該台を操作する手
段、を使用することも好ましい。
この発明によれば、生体に液を注入する時、液
体源からの導管を生体に植込んだ導管に接続する
初期段階を必要とする工程を提供している。この
方法はコネクターをつなぐこと、導管の接続され
た両端を架橋している導管内に初期充填液を保持
すること、初期充填液に含まれるブドウ状菌の如
きバクテリアを殺すに充分な期間だけ液を加熱す
ること、そして液体を液体源に戻すこと、等の段
階を含む。又、この方法は、一時的に接続端をマ
イクロウエーブ加熱包囲体内に固定すること、こ
の包囲体内の初期充填液を加熱すること、の工程
をも含む。コネクターが閉ざされるために、液体
が熱せられる際、昇圧された状態にあり、かつ、
殺菌に必要な適正な温度に保たれることにある。
本発明に関連し、前記導管の一方へ接続された
中空の雄型部材と、導管の他方へ接続された中空
の雌型部材と、から成る改良されたコネクターを
も提供している。これらの導管は、液体源からの
導管と、生体に植込まれた導管と、を含む、生体
へ液体を注入するためのものである。これらの
雄・雌の部材はお互いに結合されるようになつて
おり、雄型部材は雌型部材に嵌合する針端を有し
ている。雌型部材の内径は該針端の直径より大き
くなつており針端周囲に環状空間を提供しその針
端周囲に液体源からの液を溜めて加熱し殺菌する
ことができるのである。
この発明のマイクロウエーブ消毒器のすべて
は、添付図面を参照することにより理解できる。
この装置の本来の目的は、コネクターパーツの結
合及び導管の締付け等の機械的機能を実施するこ
とにある。殺菌は、短かい同軸ケーブル12(図
―2)へ接続されたソリツドステートマイクロウ
エーブ源10から成るマイクロウエーブ殺菌装置
によつてなされる。湾曲した導体42,43によ
り形成される伝送線に関し、ロスは、ロスを発生
する構造体を形成している負荷(即ちコネクター
内に含まれている液体)のマイクロウエーブ特性
により決まる。先に説明したとうり、2つのコネ
クターパーツの機械的結合のためにある機構が用
いてある。後に詳述するこの機構は、結合部分即
ち接手又はコネクター内への液の封入を可能とし
ている。
ここに述べる本発明の装置、方法においては、
操作の手順及び期間は重要である。
本発明工程の一般的手順は、導管の整合及び取
付け、その締付け、所定の加熱時間だけのマイク
ロウエーブ源の起動、及び締付けの解除、であ
る。
CAPD患者にこの発明を応用する場合にはレバ
ー14(図―3)の如き起動レバーを引いて雄型
コネクター18の針16を雌型コネクター20に
連結する。この作動はまた雌型コネクターを構成
している独立部分22及び23の間に取付けてあ
るダイヤフラム21を突き通してなされる。この
ダイヤフラム21は、液体源に対する接続を封止
するために使われている。雌型コネクター20は
導管24へ結合してある。同様に雄型コネクター
18は導管26に結合している。雌型コネクター
はシール用“O”リング27を有することが望ま
しい。
図―3に示すレバー14の復帰動作時において
は、クランプ即ち締付部材は最初に袋即ち液体源
側を開き、レバーが全復帰位置に至る直前で患者
側のクランプが開く。これによりコネクターの中
で熱せられた液が人体の方向に逆流せずに液体源
としてのリザーバー又は袋の方に吐出させること
を確実にしている。この動作は比較的簡単であ
り、患者にとつて安全である。
簡単にまとめると、操作順序は、次の様にな
る。
1 患者又は看護婦等の取扱者は溶解液の入つた
新しい袋を準備し、装置に設けてある取付個所
に導管と一緒に雄雌のコネクターを取付ける。
該導管は前述の如く導管24,26により示し
てある。
2 取扱者は、導管26と一緒に針16を移送台
32に取付ける。
3 取扱者はトツプカバー即ち頂部蓋34を閉め
る。該頂部蓋の移動に伴なつて、回転加熱体3
6が移動し、雌型コネクター20の周りを回転
加熱体36と固定加熱体38とが閉じるように
作動する。
4 次に取扱者は、レバー14を作動する。該レ
バー14は導管24及び26を締めつけかつ針
16を雌型コネクター20の中に移動させる。
針16はダイヤフラム21を貫通する。液の流
出を防ぐため、“O”リング27により適切な
シールがされている。
5 取扱者がマイクロウエーブ源10を作動させ
るためスイツチを入れると、作動が開始し、制
御された時間又は138℃の温度感知がなされる
までこの作動が続く。
6 加熱サイクル完了時に、光又はブザー(又は
両方)で取扱者に殺菌が終つたことを知らせ
る。
7 取扱者がレバー14を解除することにより導
管24が最初に締付けをとかれ、次いで導管2
6の締付けが解除される。
8 頂部蓋34を開ける。加熱体36及び38
は、回転加熱体36を通常、開位置へ回転して
いるばね39(図―7参照)を有し、蓋を開放
すると加熱体が同様に開放され導波管部材が開
放され、コネクター20が解除される。
図―2に示すように、蓋34を開けた状態で
は、2本のワイヤー伝送線(two―wire
transmission line)の構成となつている。図―
7を参照すると、ここには湾曲した導体42,4
3が示してある。これらは液体からの熱伝達を最
小限にするためステンレス製となつている。回転
ヒンジ接手45が設けられ、加熱体36の枢動運
動を可能としている。両加熱体36,38は望ま
しくは夫々、ハウジング46及び47と内部断熱
体48及び49とを有している。外方のハウジン
グ46,47は、プラスチツク製で、内方の断熱
体48,49は、コネクター40の中に集められ
た熱を保持している。
図―2は、不平衡な状態より平衡な状態にする
ためのバルン即ち平衡不平衡変成器11をも示し
ている。図―2には、又、導波管構造を適切にチ
ユーニングするためのコンデンサを示してある。
コネクターの結合及び締付機能をなす機構につ
いては、移送台32を支持している架台50を示
す図―3を参照のこと。架台50は、レバー14
の制御によつて側方に移動する機能をもつてい
る。レバーが図―3に示すような上方位置にある
時、架台は、左側にあり、レバーが下方位置に動
かされる時は右側に移動しコネクターの結合が達
成される。図―3は非結合時のレバー位置を示
す。図―4はレバーがコネクター40の結合を生
じている状態を示す。
締付作用においては、導管24が、固定部材5
3と協働する枢動部材52によつて締付けられ
る。枢動部材52は、図―8に示すようにコネク
ター54を介して架台50によつて作動される。
同様に架台50の側方移動により後述の如く締付
部材56が作動される。締付部材56は偏心形状
をなし、これによつて導管26を締付ける作用を
している。先に示した如く、これらの締付作用で
は非締付工程の際にコネクター40内の水が加熱
された後に導管24に作用する締付部材が最初に
解除されるようになつている。導管24は袋へ接
続され加熱された液体が患者側に行くより袋側に
行くように接続されるのが望ましい。導管24に
接続された他の締付部材が解除された後、締付部
材56が最終的に解除される理由はここにある。
ソリツドステート方式による既に説明したこの
マイクロウエーブ機構は、極めてコンパクトで、
効率が良く、取扱者にとつて安全である。この装
置では、少量の液が比較的低い出力で短時間で加
熱できる。例として直径1cm、長さ5cmの水の入
つたシリンダーを仮定すると、 容積=π・d2・h/4=39.3cm3 重量:M=容積×1gr/cm3=3.93gr エネルギ: Q=M×c×△T ここでc=比熱(cal/gr℃) Q=3.93gr×c×80℃=315カロリー 出力:P=4.18Q/t、 t=5分即ち300秒と仮定すると P=4.18×315/300、 即ち、4.39ワツトとなる。
雌型コネクター20及び雄型コネクター18を
内蔵するコネクター40は、第6図に示すように
直径Bによつて決まるコネクター40の内径が直
径Aにより決まる針16の径より大きくしてある
ことで意味のある構造となつている。(A,Bの
寸法については、図―6を参照。)このことは、
針16の周りに環状の構造によつて液を収容する
空所を設けていることを意味する。雌型コネクタ
ー20の中のこの空所は、針16の実質的部分を
取囲む液体充填部を提供しており、この液体は、
殺菌を施こすこの発明に基づいて加熱される。液
体は、前に述べた締付手段により、コネクターの
中に留まり、一定量に保たれるため、水の沸点
100℃より高い適切な液体の温度になるよう圧力
を上昇させる。図―9のグラフの縦軸及び横軸に
示す臨床上の殺菌に要する時間(分)と温度
(℃)との関係からして、温度は138℃以上に達す
ることが分る。温度(縦軸:℃)と、圧力(横
軸:気圧)と、を示すグラフ図―10についても
注目のこと。
コネクター40及び関連する導管24,26
は、使用されるマイクロウエーブ周波数範囲に於
て、僅かな減すい作用を有する。これに関連し、
マイクロウエーブ源は、915MHzとする。しか
し、マイクロウエーブ構造体に含まれる液体は非
常に吸収性がある。図―7の導体42,43から
構成される平衡状態の伝送線は、短かい回路又
は、開放回路いずれかに於て終つている。これに
より当初液体により吸収されない伝達力は、エネ
ルギ吸収性の液体中に戻される。この損失は、マ
イクロウエーブ伝送装置に対し適切な適合を提供
している。
915MHzのソリツドステートマイクロウエーブ
源10は取扱い上安全のため電池又は低電圧源等
の一般的な12V電源を用いている。915MHzのソ
リツドステートマイクロウエーブ源の出力は約
15Wである。この低出力作動のためこの装置は、
コンパクトで、効率的で、操作上安全である。
既に立証された殺菌テストに於て、この殺菌装
置即ちマイクロウエーブによる殺菌用圧力容器が
相当低い電力を使つてかなり短時間でコネクター
に臨床的殺菌を行なうことを可能にしている。胞
子を含むバクテリアの培養菌を、これらの培養菌
の育成を助ける支持培養基内に用意する。バクテ
リアは、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、鵞口瘡カンジ
ダ、バシルスステアロサーモフイリスなどを含む
ものであつた。培養基は5%のひつじの血の細菌
培養基、5%のひつじの血のチヨコレート培養
基、トリプテイカセーソイ―ブロス及びコロンビ
ア―ブロス等を含むものであつた。これらのサン
プルは、15Wの出力レベルで4分30秒の間、マイ
クロウエーブ殺菌装置の中に置かれた。この時間
内で溶液の温度は138℃を超えた。プラスチツク
製のテスト容器内の溶液温度は、感温指示計で確
認された。幾多の溶液サンプルが7日間のテスト
を経、その結果、これら溶液サンプルは、胞子を
含めて全てのバクテリアが殺菌されたことを証明
した。
殺菌の期間中、針と雌型コネクターとの間の針
周辺空所に空気を捕捉できる。この空所とは、図
―6に於て、雌型コネクター23の左端にある針
16周辺の空所のことである。この捕捉された空
気は協働する表面張力と共に、この針周辺のエア
ポケツト内に液体が流れ込むのを防ぐ。
図―6に於て、雌型コネクターの内径を半径
R1とし、針の半径をR2とする。これらは、前述
の空所を決定している半径である。幾何学(即ち
半径比R1/R2)的には、液体担持部と、その中
の空気との間に差圧があり、この差圧が表面張力
に打ち勝つ。差圧は、呼称値を適用するのが望ま
しく、相対的に小さな差圧値が水の沸とう時の小
さな圧力変動を押え、このことは水泡又は気泡に
対し、表面張力に打ち勝つことに意味がある。圧
力変動は、気泡形成のためには35g/cm2(0.5psi)
程度である。この値は、表面張力に打ち勝つのに
充分な値であるので差圧が約35g/cm2に等しくな
るような幾何学的形状を選択できよう。
幾何学的形状の決定は水圧が気泡内圧力よる約
35g/cm2(0.5psi)高い時、表面張力が保てるよ
う、最大の半径比(R1/R2)で収れんする手法
を含む。
粘度をゼロと仮定すれば、この比は、 R1/R2=1.008となる。
上の比より高い値では、表面張力が保てなく、
水は自由に空気ポケツトに流れ込む。
先に簡単な装置及び操作手順を述べたが、以
下、もつと詳しく説明する。図―1に於ては、蓋
34を開けた平面を示し、導管24,26を破線
にて示している。図―1で蓋34の一部切り欠き
部分には、ヒーター始動ボタン60及び停止燈6
2を示す。図―1は偏心型の締付部材56をも示
す。この締付部材は偏心カム63とこれと協働す
るばね64と共に作動するはさみ弁の形態をなし
ている。図―5に破線にて示すようにこの締付部
材は引張ばね64により割出されている。また図
―5は、カム63と協働する圧力ローラー65を
も示す。締付をなす偏心ローラー63は固定位置
に載置されており一方圧力ローラー65は滑動す
る頂部蓋34へ取付けてある(第1及び2図)。
圧力ローラー65は導管を偏心カム63の方向へ
約0.8mm(1/32インチ)だけ押付けておりこれに
より架台50が図―1において右方向に動かされ
る時、摩擦によりカムが反時計方向に回動する。
図―5は締付部材56が狭窄位置にある位置を示
す。カム63の表面は、架台が約25.4mm(1イン
チ)移動したとき導管を引つ張り、カムを廻し、
導管を約6.4mm(1/4インチ)だけ狭窄するような
構造となつている。一旦作動したこの締付部材5
6は、この工程の最終段階でドアーが開かれて圧
力ローラー65を引戻し、カムへの拘束作用を解
除するまで狭窄し続ける。このことは、ばね64
がカム63を次のサイクルに備え待機している導
管に対し、最み狭い点まで時計方向に割り戻す作
用をすることを意味する。カムは一旦約25.4mm
(1インチ)移動し導管を狭窄したならそれから
後は、一定圧力の下で作動するように作られてい
る。このことは、図―5に於て、カム63の半径
の殆んどが一定であることで理解される。
図―2は、図―1の2―2断面であつて導管の
雌型コネクター(袋端)に対する台の配置を示
す。この台67は頂部壁68により示されるよう
なカバーの固定部分に吊されている。図―2で
は、加熱体36,38は、台67の丁度裏側に位
置している。また加熱体36はばね39の偏倚力
により偏倚されている。このばね39の一部は第
2図においてバルン11及びこれと協働する種々
のコンデンサ等の後方にかくされている。これら
の種々のコンデンサは、先に述べたようにチユー
ニング用である。加熱体36はその上方左角部に
曲状突起70を有している。この突起は、滑動可
能な蓋34の左下側に取付けてあるブロルク71
に接触するようになつている。この接触は、図―
2に於て、蓋が閉められた時か、右側に滑動した
時に起きる。蓋34を閉じると、このブロツク7
1が突起70へ係合しばね39の張力に抗して導
波管部材を閉じる。安全ブロツク72は支持取付
板の一部をなしており、滑動蓋34が閉められ、
架台50を滑動するハンドル即ちレバー14で作
動された後、加熱体の裏に来る。断面を示す図―
3より分るとうり、安全ブロツク72は架台50
が約1.6mm(1/16インチ)程移動することで蓋が
開くのを防ぐ。図―2は、導波管部材への伝達ケ
ーブル12による出力接手を有するマイクロウエ
ーブ出力源10を左側に示す。
図―3は、図―1の断面3―3を示す。先に述
べた偏心カムが片方をなす一対のピンチローラー
が、一方が他方の前方にあり導管26をその間に
はさんでいるように図示してある。図―3で、圧
力ローラー65に注目のこと。支持取付板と、枢
動部材52により示されるような右側のピンチ弁
即ちはさみ弁と、の間のリンク機構は、滑りを約
12.7mm(1/2インチ)におさえるばね偏倚装置か
らなるコネクター54によつて示されるような運
動損失を伴なうリンク構造である。このリンク機
構は、ミーリングで中空加工した左側の中空部品
74をも含んでいる。リンク機構の右側部分には
棒部材75がある。この棒部材75は縮減首部を
有しており、該首部にはその上を滑動するばね7
6と回動ピン77とを有している。このピン77
は該首部の孔と溝とに嵌入している。レバー14
を下に引き、架台を左より右に動かすと、このリ
ンク機構は、ピンチ弁を約1.8Kg(4ポンド)の
ばね圧力で閉めるように押す。回動ピン77は、
押圧工程時には溝の底部まではつかない。架台の
戻り工程時に於ては、約12.7mm(1/2インチ)又
は、これ以下の動きの後、溝の底に至り次いで該
ピンは袋の側が開くようにピンチ弁を引く。図―
4に破線で示すはさみアームブラケツト上の制限
突出部は、該アームが、滑動する頂部蓋上に取付
けてあるピンチブロツク52に対する中心を超え
ないようにしている。
図―4は、閉鎖し安全ブロツク72によつて掛
止めされた蓋34と、一部を切取つた回転加熱体
36の一部分と、を示す。この加熱体は、この状
態では、閉であり安全ブロツク72(図―2)は
停止状態にある。ハンドルレバー14は下側の位
置にあり、ピンチ弁即ち締付部材を作動する状態
にある。またダイヤフラム21を針(ニードル)
16が貫通する。滑動する蓋は、ロツクされた状
態となつている。
図―5は、加熱体を部分的に断面し、挿入され
た針16の詳細を示す。図―5は更に偏心型締付
部材の作動、及び固定部材53と枢動部材52と
の相互作用によりもたらされる袋側における締付
けを示す。破線で示すように回転加熱体36を包
囲する起動ブロツク71が該加熱体の回転した半
体の前方にある。図―5はまた部分的に断面した
支持板組立体の一部である掛け金作用をする安全
ブロツク72を示す。
図―6は、部分的に破断した加熱体の縦方向に
断面した状態を示す。図―6はまた回転加熱体3
6が容易に回転するに必要な蝶番ピン80,81
を含む蝶番(ヒンジ)の詳細を示す。図―6は更
にばね39及び台67の一部67をも示し、また
チユーニング(同期)用コンデンサ82,83及
び入力伝送線12の一部をも示す。
図―7は、図―6の7―7断面を示す。台67
はヒンジ継手45の詳細及び種々のチユーニング
コンデンサ即ちチユーニング要素の詳細を示すた
めに殆んど削除してある。ばね39が加熱体の底
部に示してある。図―7には、回転加熱体を閉じ
る起動ブロツク71をも示す。図―7は、また該
ブロツク71と共に作動する突起70をも示す。
雄型針16の端部は雌型コネクターの内側に見え
ており、液体が容易に加熱されるようその周囲に
存在している。
図―8は、解除の状態を示す。図―8は図―3
及び4の断面と同じ方向から見ている。この状態
において、レバー14は再び上に持ちあげられて
いる。この動作は加熱工程が完了した後になされ
る。この動作は、雄雌コネクターを残して架台5
0を左側に戻す。右側のピンチ弁又は締付部材即
ち枢動部材52を解除している。しかし左側の締
付部材56は未だ閉であり、この状態は、蓋が開
かれるまで続く。
まとめて見ると操作は次のとうりとなる。
取扱者は、頂部の蓋34を前方(即ち第1図で
下方、第2図で左方)に移動する。約17.5cm(7
インチ)幅のこの蓋は約8.75cm2(3.5インチ)の
すき間を形成し、台67と移動台32を露出す
る。可動加熱体が固定加熱体から引はなされるこ
とにより加熱体と同様に開く。取扱者は、雄雌コ
ネクターを夫々の台67に接続し蓋を閉める。蓋
を閉めることにより可動加熱体が作動し圧力ロー
ラー56を患者側の導管の方へ押し、回転するカ
ムピンチ弁に摩擦力を生じる。
取扱者は、次にレバー14を引く。架台50の
初めの約1.6mm(1/16インチ)移動によりドアー
がロツクされる。架台は加熱体側に動き続け、約
2.54cm(1インチ)動いた後に偏心カム63を含
む患者側のピンチ弁が導管を完全に閉じ、かつ該
カム63の一定直径部によつて閉じ続け、架台5
0が最後の約1.27mm(1/2インチ)だけ動く間、
圧力が作用しなくなる。同時にコネクター54
は、ばね力で導管を完全に閉じるまで、ばねの張
力で袋側の導管を閉じ続ける。この作動は、針
が、ダイヤフラムに刺通する約3.2mm(1/8イン
チ)前にて生じる。架台は、ダイヤフラムを刺通
し続け、ダイヤフラムがその流れをさまたげない
のでそこを通過する。ばね力は、袋側のピンチ弁
に対して約1.8Kg(4ポンド)の圧力を形成する。
レバーがリンクの中心にくる。取扱者は、ヒータ
ーが始動ボタンを押し、マイクロウエーブ源即ち
無線周波数源10を作動させる。マイクロウエー
ブ源が設定時間になるか又は、温度が検出される
とライト又はブザー(又は両方)が消える。取扱
者はレバー14をあげ、架台を復帰させる。これ
は、コネクターが結合していることを意味する。
約1.27cm(1/2インチ)動いた後、損失運動リン
クは、底につき、袋側のピンチ弁を開きコネクタ
ー内の液体を患者側でなく袋側に排出する。架台
は、蓋を解除して左側に戻る。取扱者は、蓋を開
き患者側のピンチ弁を開け、加熱体を開く。コネ
クターを装置から外す。
即ちこの発明は、生体に注入する液体源からの
第1の導管を生体に差し込まれた第2の導管に連
結するコネクターを殺菌するマイクロウエーブ殺
菌装置についてである。
この発明による装置はコネクターの周囲を囲む
除去可能な導波管構造からなる第1、第2の部材
を有するハウジング、そして第1及び第2の締付
手段より構成してある。締付手段は各々の導管に
締付具を取付けること及びコネクター内に注入し
た液体を隔離する働きをする。
本発明における殺菌は、曲状の2つの導体であ
つて一方が他方に対して枢動可能な導体から成る
導波管構造によるマイクロウエーブエネルギによ
り達成されている。即ちマイクロウエーブ源はバ
クテリアのすべてを完全に殺すのに要する殺菌温
度に保ち液体を加熱する導波管構造に結合される
エネルギを発生するのに適用される。加熱シーケ
ンスが予めセツトされた後、この装置は作動し、
袋側の接手手段は、殺菌された液体が液体源又は
袋に流れ込むように最初に解除される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の装置の蓋を開いた状態で上
から見た図面で、導管を透視的に示してある。第
2図は第1図の断面2―2を示す。第3図は第1
図の断面3―3を示す。第4図は第3図と同様な
断面を示すが、特に操作レバーが接手に接続する
位置に移動する状態を示す。第5図は第4図の断
面5―5を示し、加熱ブロツクの詳細をも示す。
第6図は第5図の断面6―6を示す。第7図は第
6図の断面7―7を示し、加熱ブロツクの詳細を
も示す。第8図は第3図及び第4図と同様な断面
を示し、シーケンスを解除した時の状態をも示
す。第9図はこの発明の装置に関しての臨床実験
上の殺菌に要す時間と温度との関係を示す。第1
0図はこの発明の装置に関しての圧力と温度の関
係を示すグラフ。 符号の説明 12…ケーブル、18…雄型コネ
クター、20…雌型コネクター、36…可動ヒー
ターブロツク、38…固定ヒーターブロツク、4
2,43…導波管構造、52,53…締付部材、
56…締付部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体源からの導管24を生体へ植込まれた導
    管26へ接続する接手18,20によつて液体を
    生体へ注入する装置において、該接手18,20
    を包囲する導波管部材36,38,42,43
    と、該導波管部材36,38,42,43を活性
    化しバクテリアを殺菌するのに要する充分な時間
    だけ初期充填液体の温度を高温に加熱する無線周
    波数源手段10と、から成る導管接手の殺菌装
    置。 2 前記導波管部材が、第1及び第2の部材4
    2,43よりなり、これらの部材が少なくとも前
    記接手部分周辺を取りはずし可能に包囲するよう
    配置されている特許請求の範囲第1項記載の殺菌
    装置。 3 前記接手の両側にある第1、第2の締付手段
    52,53,56及び、該接手内に充填液体を隔
    絶するため該締付手段を作動する手段14を含ん
    で成る特許請求の範囲第2項記載の殺菌装置。 4 締付手段を作動する前記手段14が該締付手
    段を解除する手段を含む特許請求の範囲第3項記
    載の殺菌装置。 5 締付手段が液体を最初に体に流さずに液体源
    へ吐出するように解除される特許請求の範囲第4
    項記載の殺菌装置。 6 導波管部材及び締付手段を支持するハウジン
    グ36,38を含む特許請求の範囲第5項記載の
    殺菌装置。 7 第1及び第2の部材の一方38がハウジング
    内の位置へ固定され、他の部材36が導波管部材
    を開及び閉にするため該一方に関して枢着されて
    いる特許請求の範囲第6項記載の殺菌装置。 8 前記締付手段を作動させるための作動ハンド
    ル14を含む特許請求の範囲第7項記載の殺菌装
    置。 9 導波管部材及び締付手段を支持するハウジン
    グを含む特許請求の範囲第3項記載の殺菌装置。 10 一方の導管を支持するためハウジング内に
    ある架台50と、他方の導管を固定位置に支持す
    る手段と、両導管を接続するため該架台を動作す
    る手段と、を含む特許請求の範囲第9項記載の殺
    菌装置。 11 導管を接合する前記接手が、孔付部材20
    と、該孔付部材20に係合するよう協働する中空
    刺通部材18と、を含んで成る特許請求の範囲第
    10項記載の殺菌装置。 12 該孔付部材20が液体を収容するため該刺
    通部材18周囲に環状空所を提供するように刺通
    部材18の径より大きな断面に沿つた内径を有し
    ている特許請求の範囲第11項記載の殺菌装置。 13 前記架台を作動する手段が同時にまた前記
    締付手段を作動する特許請求の範囲第10項記載
    の殺菌装置。 14 液体源からの導管24を生体へ植込まれた
    導管26へ接続する接手によつて液体を生体へ注
    入する装置において、該接手を包囲する導波管部
    材と、該接手の両側の導管を締付け該接手内に一
    定量の充填液体を隔絶する手段と、導波管部材を
    励起しバクテリアを殺すのに充分な時間だけ前記
    充填液体を高温度に加熱する電磁エネルギ源と、
    を有して成る導管接手の殺菌装置であつて、前記
    加熱及び締付けと一定量の液体との組合せが接手
    内にて圧力上昇をもたらしこれが液体温度を該液
    体の沸点以上にまで上昇させ、前記導波管部材が
    前記接手の少なくとも一部の周りを解放自在に包
    囲するように配設された第1及び第2の部材から
    成り、更に殺菌装置が、接手の両側にある第1及
    び第2の締付手段と、該締付手段を作動して前記
    接手内に充填液を隔絶する手段と、導波管部材と
    締付手段とを支持するハウジングと、導管の一方
    を支持するハウジング内の架台と、他方の導管を
    固定位置に支持する手段と、両導管を接続するた
    め該架台を作動する手段であつて同時に締付手段
    をも作動する手段と、を有して成る導管接手の殺
    菌装置。
JP59027974A 1983-02-16 1984-02-16 導管接手殺菌装置及び方法 Granted JPS59156351A (ja)

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