JPS6315855A - 水溶性テトラアゾ色素およびこれを用いる染色法 - Google Patents

水溶性テトラアゾ色素およびこれを用いる染色法

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JPS6315855A
JPS6315855A JP15899086A JP15899086A JPS6315855A JP S6315855 A JPS6315855 A JP S6315855A JP 15899086 A JP15899086 A JP 15899086A JP 15899086 A JP15899086 A JP 15899086A JP S6315855 A JPS6315855 A JP S6315855A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規々構造を有するブラウン色糸の水溶性テト
ラアゾ色素に関するものであり、詳しくは、構造中にト
リアジン基を介してジスアゾ色素二分子が結合されてお
)、かつ、7つの反応基を有し、特に、セルロースおよ
び含窒素繊維に対する低pli領域での反応固着性に優
れたテトラアゾ色素およびそれを用いた染色法に関する
ものである。
〔従来技術〕
セルロースまたは含窒素繊維々どを染色するための色素
としては、通常、水溶性である反応性染料が用いられ、
種々の構造を有する染料が提案されて因る。一般的に、
この種の染料を用すて、上述の如き繊維を浸染法により
染色する場合、染浴の温度としては例えば≦θ〜70℃
程度の比較的低温が採用されている。
近年、繊維素材の多様化に伴ない、例えばセルロース繊
維とポリエステル繊維の混合繊維が利用されて因るが、
このような混合繊維の染色方法としては、従来、予め分
散染料を用いて/、100〜/グθ℃程度の高温におい
て、ポリエステル繊維を染色し、次すで反応染料を用す
て10〜70℃程度の低温におりてセルロース繊維を染
色する、所謂、二段法が採用されている。更に最近、反
応性染料と分散染料とン併用し、−浴一段で720〜/
グθ℃の高温の染浴にて、セルロースとポリエステル繊
維を同時に染色する方法が提案されている。
しかしながら、このよりな尚搗の染浴にて、従来、公知
の反応性染料を用込てセルロース繊維の染色を行なった
場合には、染料の繊維に対する反応固着率が低く、良好
な染色物を得ることができなかった。
そこで、我々はこのような問題点を改良するだめの染料
上して、下記構造式〔ア〕で示されるテトラアゾ系化合
物よりなる反応性染料を先に提案した3、(%願昭ざO
−!乙λり、2)(So、M)n、 SosM 〔式中、Mは水素原子またはアルカリ金属を表わし、R
1は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、−
NHIiiOH,基まだは−NHOONH,基を表わし
、R2は水素原子、低級アルキル基まだは低級アルコキ
シ基を表わし、Xは塩素原子、弗素−4= 原子または 級アルキル基または低級アルコキシ基を表わす)を表わ
し、nは2まだは3を表わし、そして、ベンゼンmAは
ナフタレン環を表わしても良四。
ところが、この染料の場合、染浴のpHが7〜との領域
では高い染着率が得られるが、ポリエステル繊維とセル
ロース繊維の混合繊維全染色するに特に適したpHであ
る!〜7の領域では染着率が期待するほど高くならない
とAう問題点を有する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記実情に鑑み、ポリエステル繊維の染色条件
にお込てもセルロース繊維、維に対し、よシ一層優れた
反応固着率を示す、水溶性色素を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は遊離酸の形で下記一般式〔I〕〔式中、R1は
水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、−NH
9CH3基または−NHOON勇基を表わし、R2は水
素原子、低級アルキル基または低級アルコキシ基を表わ
し、YlおよびYlは水素原子、アルキル基、ヒドロキ
シエチル基、スルホン酸基、スルファモイル基、カルバ
モイル基またはカルボキシル基を表わし、nは−または
3を表わし、AOはアニオンを表わし、そして、ベンゼ
ン環Aはナフタレン環を表わしても良−・〕で示される
水溶性テトラアゾ色素および該色素な用いる染色法をそ
の賛旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
前足一般式〔I〕で示される水溶性テトラアゾ色素にお
して、Aeはピリジン核の窒素原子の正荷電とバランス
させるに必要な負荷電であり、例えばOH■、02e 
 Bre等が挙げられる。
前足一般式〔I〕で表わされるテトラアゾ色素は次のよ
うにして製造することができる。例えば、下記一般式〔
11〕 (式中、n 、 R1、R2およびベンゼンmAは前記
定義に岡じ)で示される化合物1モル割合上下記一般式
[110 %式% (式中、n、R’、R2およびベンゼン環Aは前記定義
に同じ)で示される化合物1モル割合を縮合させ下記一
般式〔■〕 で示されるテトラアゾ体とする。
次に、該一般式[IV)で示されるテトラアゾ体に下記
一般式〔■〕 −9= (式中YlおよびYlは前記定義に同じ)で示されるピ
リジン化合物1モル割合を縮合させることにより、前足
一般式〔I〕のテトラアゾ色素を製造することができる
なお反応液から目的物を得るには通常の塩析法が用いら
れるが反応液をそのま捷スプレー乾燥することによるこ
とも出来る。
本発明のテトラアゾ色素は繊維、布を染色するための染
料、紙、合成樹加を着色するだめの色素、更に、インク
ジェット式プリンター用インクなどの色素として広く利
用することができるが、特に、染料としての適性が優れ
ている。
本発明のテトラアゾ色素を染料として用いる場合には、
対象となる繊維としては、木綿、ビスコースレーヨン、
キュプラアンモニウムレーヨン、麻などのセルロース系
繊維、更に、ポリアミド、羊毛、絹等の含窒素極細が挙
げられるが、セルロース繊維が特に望ましboまた、こ
れらの繊維は例えば、ポリエステル、トリアセテート、
ポリアクリロニトリルなどの混合繊維でも差し支えな−
本発明のテトラアゾ色素を使用する繊維の染色方法にお
りては、セルロース系以外の繊維を染色するに必要な染
料、例えば、Co1our 工ndex(第3版)に記
載されている分散染料などを同時に染浴に加えて染色す
ることができる。
本発明のテトラアゾ色素を使用してセルロース系繊維を
染色する場合には、例えば、上記一般式CDで示される
テトラアゾ色素および染色中に染浴をpH6〜?特に好
ましくはpHjj〜2に保持するに必要な緩@剤(例え
ば、炭酸、リン酸、酢酸、クエン酸等の酸とそれらの酸
のナトリウム塩またはカリウム塩の単一または混合物で
通常0.!〜t、oy7を程度)、そして必要に応じて
t解質(塩化ナトリウム塩たは硫酸ナトリウム等を通常
/〜/ t O9/l、%に好ましくはグ0〜ざo y
7を程度)を加えた染浴を調製し、この染浴にセルロー
ス系繊維を投入し、温度100〜/!θ℃で30−!θ
分間加熱することによって良好な染色を行うことができ
る。
また、セルロース系繊維に他の繊維例えは、ポリエステ
ル繊維を混合して製造されて−る混紡布、混繊編物等を
染色するためには、本発明の上記一般式〔I〕で示され
るテトラアゾ色素と、上記Co1our 工nd−ex
所載の分散染料とを上記染浴に添加することにより、セ
ルロース系繊維とポリエステル繊維とを一浴一段法によ
り同時に染色することができる。
また、上記のような混紡布、混繊編物等を染色する場合
に、従来採用されているようにどちらか一方の繊維を染
色した後に、同浴で他方の繊維を染色する一浴二段法を
適用してもよく、更には、本発明のテトラアゾ色素によ
る染色法とセルロース系繊維以外の繊維に対する染色法
とを組合せて、別々の浴からセルロース系繊維とその他
の繊維とを染色する二浴法を採用することも可能である
〔実施例等〕
以下、本発明を実施例および染色例をあげて、さらに具
体的にml明するが、本発明は、以下の実施例等に限定
されるものではない。
実施例/ 遊離酸の形で下記構造式 〔λmax :グク/(水)〕 で示される本発明のテトラアゾ色素o、、2g、芒硝/
に9、緩衝剤としてNa2HPO,/2 H2O0,’
l IおよびKR,PO,θ、/ 9を水200−に加
えてpH−7に調製した染浴に未シルケット綿メリヤス
101を入れ30分を要して/λO℃迄昇温し、同温度
で≦θ分間染色した後水洗、ソーピング、水洗、乾燥を
行い黄色ブラウンの染色物を得た。
本染料の染着率は76q6と非常に良好で得られた染色
物は極めて濃厚であ)耐光堅牢度も5級と優れていた。
なお、本実施例で使用したテトラアゾ色素は下記構造式 で表わされるジスアゾ色素1モル割合と下記構造式 で表わされるジスアゾ色素7モル割合な水媒中3θ〜グ
0℃で縮合させ下記構造式 で表わされるテトラアゾ体を製造し、該反応液中に3−
カルボキシピリジン1モル割合をり0℃で組合させた後
、環化カリウムで塩析して上記テトラアゾ色素を製造し
た。
実施例コ 遊離酸の形で下記構造式 %式%() で示されるテトラアゾ色素θ0.2g、芒硝/に1、緩
衝剤としてNa2B、O,、/θH200,/ !lお
よびK)[2PQ、 0.りiを水200dに加えて調
製した染浴に未シルケット細メリヤス/θgを入れ、3
0分を要して/3θ℃迄昇温し、同温度で3θ分間染色
した後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行い赤色ブラ
ウンの染色物を得た。なお、本染色浴は染色前、後を通
じてpHt、0であった。
得られた染色物は極めて痰厚で本染料の染着率は2タチ
と非常に良好で又耐光堅牢度も!級と良好であった。
なお本実施例で使用したテトラアゾ色素は実施例/記載
の方法に準じて合成した。
実施例3 実施例コ記載の水溶性テトラアゾ色素θ、29及び分散
染料として公知の下記構造式 で示されるモノアゾ染料0.277よシなる混合染料を
用込、これに芒硝/2I!、緩衝剤としてNa、B、0
.−10H,OO,/ l オよびKn、、Po、 0
.Y: 11を水−〇〇−に加えて調製した染浴にポリ
エステル/木綿=!θ:jθの混紡布/θIを入れ30
分を要して/30℃迄昇温し、同温度で60分間染色し
た後、水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行い同色性良好
な赤色ブラウンの染色物を得た。なお、本染色浴は染色
の前、後にお−てpH4であった。
この染色テストにおける染着性は非常に良好で得られた
染色物は極めて濃厚であシ、また、耐光堅牢度は!級と
良好であった。
また、本実施例で使用したテトラアゾ色素は実施例/に
記載の方法に準じて製造した。
実施例に 実施例/または実施例−に記載の方法に準じて、第7表
(遊離酸の形で表わした)に示される本発明のテトラア
ゾ色素を製造し、そして、実施例コに記載の方法に従っ
て、綿布を染色したところ各染布の染着率は7θチ以上
で、また、耐光堅牢度は!級と匹ずれも良好であった。
また、得られた染布の色調およびλmaxは第1表に示
す通りの結果であった。
〔発明の効果〕
本発明のテトラアゾ色素は構造中にトリアジン基を介し
てジスアゾ色素2分子が結合されておシ、しかも、ピリ
ジン環よシなる反応基を有する新規な水溶性テトラアゾ
系化合物であシ、ブラウン系の色素として有用なもので
ある。特に、この色素をセルロース又は含窒素繊維を含
有する繊維の染色に用すた場合には、各種堅牢度が良好
な上、染着性が優れていると百9効果を有する。そして
、この効果は従来、ポリエステルの染色条件として採用
されている例えば、720〜770℃の尚温で、しかも
、低pH領域の染色条件におりて得ることができる。し
たがって、本発明の色素は例えは、ポリエステル/セル
p−スまたは含窒素繊維との混合繊維を水不浴性の分散
染料と共に用−て、一段一浴で同時に染色するための反
応性染料として特に適して因る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊離酸の形で下記一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、低級アルキル基、低級アル
    コキシ基、▲数式、化学式、表等があります▼基または
    −NBCONH_2基を表わし、R^2は水素原子、低
    級アルキル基または低級アルコキシ基を表わし、Y^1
    およびY^2は水素原子、アルキル基、ヒドロキシエチ
    ル基、スルホン酸基、スルファモイル基、カルバモイル
    基またはカルボキシル基を表わし、nは2または3を表
    わし、A^■はアニオンを表わし、そして、ベンゼン環
    Aはナフタレン環を表わしても良い〕で示される水溶性
    テトラアゾ色素。
  2. (2)セルロースまたは含窒素繊維を含有する繊維を染
    色する方法において、遊離酸の形で下記一般式〔 I 〕
    ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・・・〔 I 〕〔式中、R^1は水素原子、低級ア
    ルキル基、低級アルコキシ基、▲数式、化学式、表等が
    あります▼基または−NHCONH_2基を表わし、R
    ^2は水素原子、低級アルキル基または低級アルコキシ
    基を表わし、Y^1およびY^2は水素原子、アルキル
    基、ヒドロキシエチル基、スルホン酸基、スルファモイ
    ル基、カルバモイル基またはカルボキシルを表わし、n
    は2または3を表わし、A^■はアニオンを表わし、そ
    して、ベンゼン環Aはナフタレン環を表わしても良い。 〕で示される水溶性テトラアゾ色素を用いることを特徴
    とする染色法。
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