JPS6315841B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315841B2 JPS6315841B2 JP11656183A JP11656183A JPS6315841B2 JP S6315841 B2 JPS6315841 B2 JP S6315841B2 JP 11656183 A JP11656183 A JP 11656183A JP 11656183 A JP11656183 A JP 11656183A JP S6315841 B2 JPS6315841 B2 JP S6315841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable plate
- plate
- fixed plate
- nail clipper
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 claims description 17
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 7
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は爪切りに関する。
従来技術
従来、爪切りは可動板及び固定板をそれぞれ金
属にて形成して両板を互いに固着するとともに、
金属製の押圧レバーを可動板上に取付けることに
よつて製造されていた。
属にて形成して両板を互いに固着するとともに、
金属製の押圧レバーを可動板上に取付けることに
よつて製造されていた。
この爪切りは金属板をプレス加工にて型抜きを
して可動板を形成し、その後端部を固定板上に溶
接する必要があつた。また、押圧レバーを形成す
る工程においても、鍜造、プレス加工等の作業を
要した。
して可動板を形成し、その後端部を固定板上に溶
接する必要があつた。また、押圧レバーを形成す
る工程においても、鍜造、プレス加工等の作業を
要した。
従つて、製造に手間がかかり、かつ製造コスト
が高くなるという問題点があつた。さらに、金属
製の部品は形抜き等の方法で外形を整えるため形
状を自由に決めることができず、また着色も困難
であつた。そのうえ、すべての部品を金属で形成
したため、爪切りが重くなるという欠陥もあつ
た。
が高くなるという問題点があつた。さらに、金属
製の部品は形抜き等の方法で外形を整えるため形
状を自由に決めることができず、また着色も困難
であつた。そのうえ、すべての部品を金属で形成
したため、爪切りが重くなるという欠陥もあつ
た。
また、金属製の押圧レバー、可動板及び固定板
のそれぞれ全体を研摩する必要があり、研摩作業
が煩雑であつた。
のそれぞれ全体を研摩する必要があり、研摩作業
が煩雑であつた。
目 的
この発明の目的は軽量にして、形状及び色彩が
自由に選択・決定できるとともに、製造が容易で
製造コストの低い爪切りを提供することにある。
自由に選択・決定できるとともに、製造が容易で
製造コストの低い爪切りを提供することにある。
構 成
この発明の爪切りは固定板、可動板及び押圧レ
バーをそれぞれ合成樹脂にて形成し、固定板及び
可動板に対してそれぞれ金属製の下刃及び上刃を
埋設したものである。
バーをそれぞれ合成樹脂にて形成し、固定板及び
可動板に対してそれぞれ金属製の下刃及び上刃を
埋設したものである。
実施例
以下、この発明の第1の実施例を第1〜4図に
従つて詳述する。
従つて詳述する。
1は爪切下部の固定板であつて、合成樹脂にて
断面凹字形をなすように、細長い板状に形成され
ている。2は同固定板1の両側において上方へ突
出するように一体形成した一対の側板であつて、
固定板1全体に剛性を付与するとともに、後端部
を高くしてずれ防止部2aとしている。3は固定
板1の後端部上面において上方へ断面直角三角形
状に突出する支持部であつて、その後端部にはか
しめ孔3aが透設されている。
断面凹字形をなすように、細長い板状に形成され
ている。2は同固定板1の両側において上方へ突
出するように一体形成した一対の側板であつて、
固定板1全体に剛性を付与するとともに、後端部
を高くしてずれ防止部2aとしている。3は固定
板1の後端部上面において上方へ断面直角三角形
状に突出する支持部であつて、その後端部にはか
しめ孔3aが透設されている。
4は固定板1の前端から突出する金属製の下刃
であつて、その基端部4aが固定板1の前端部に
モールドされている。なお、5は固定板1の前端
部に透設した挿通孔である。
であつて、その基端部4aが固定板1の前端部に
モールドされている。なお、5は固定板1の前端
部に透設した挿通孔である。
6は両側板2間において前記固定板1上に取付
けた可動板であつて、合成樹脂にて細長い板状に
形成され、長さ方向において若干下方へ湾曲して
いる。7は同可動板6の後端部に透設したかしめ
孔であつて、前記固定板1のかしめ孔3aと対応
する位置にある。そして、かしめピン8を可動板
6のかしめ孔7を通して固定板1のかしめ孔3a
に係入することによつて、可動板6を固定板1に
対して離脱不能に固着している。9は可動板6の
前端から突出する上刃であつて、その基端部9a
が可動板6の前端部にモールドされている。10
は可動板6の前端部に透設した挿通孔であつて、
前記固定板1の挿通孔5と対応する位置関係にあ
る。
けた可動板であつて、合成樹脂にて細長い板状に
形成され、長さ方向において若干下方へ湾曲して
いる。7は同可動板6の後端部に透設したかしめ
孔であつて、前記固定板1のかしめ孔3aと対応
する位置にある。そして、かしめピン8を可動板
6のかしめ孔7を通して固定板1のかしめ孔3a
に係入することによつて、可動板6を固定板1に
対して離脱不能に固着している。9は可動板6の
前端から突出する上刃であつて、その基端部9a
が可動板6の前端部にモールドされている。10
は可動板6の前端部に透設した挿通孔であつて、
前記固定板1の挿通孔5と対応する位置関係にあ
る。
なお、可動板6は、その基端部が支持部3の斜
面上に位置しているものの、下方へ湾曲している
ためその前端部は固定板1の前端部と平行になつ
ている。よつて、上刃9と下刃4とは互いにずれ
ることなく、正確に噛み合う位置関係にある。
面上に位置しているものの、下方へ湾曲している
ためその前端部は固定板1の前端部と平行になつ
ている。よつて、上刃9と下刃4とは互いにずれ
ることなく、正確に噛み合う位置関係にある。
11は固定板1の挿通孔5及び可動板6の挿通
孔10を上下に貫通する支持ピン、12は同支持
ピン11の上端部に形成した切り込みである。
孔10を上下に貫通する支持ピン、12は同支持
ピン11の上端部に形成した切り込みである。
13は可動板6上に設けた合成樹脂製の押圧レ
バーであつて、その前端部には上方へ突出する押
圧突部14を有している。15は同押圧突部14
の前部に形成した切欠きであつて、その内部には
掛止ピン16を掛渡している。この掛止ピン16
は前記支持ピン11の切り込み内に掛止されて押
圧レバー13を上下回動可能に支持している。こ
の状態において、可動板6は自身の弾性によつて
常に上方へ起き上ろうとしているが、この弾性に
抗して押圧レバー13は支持ピン11に係止され
ている。なお、17,18はそれぞれ押圧レバー
13の上面に設けた補強用の肉厚部及びリブであ
る。
バーであつて、その前端部には上方へ突出する押
圧突部14を有している。15は同押圧突部14
の前部に形成した切欠きであつて、その内部には
掛止ピン16を掛渡している。この掛止ピン16
は前記支持ピン11の切り込み内に掛止されて押
圧レバー13を上下回動可能に支持している。こ
の状態において、可動板6は自身の弾性によつて
常に上方へ起き上ろうとしているが、この弾性に
抗して押圧レバー13は支持ピン11に係止され
ている。なお、17,18はそれぞれ押圧レバー
13の上面に設けた補強用の肉厚部及びリブであ
る。
さて、上記のように構成した爪切りは普通の爪
切りと同様にして使用することができる。すなわ
ち、第2図に示す不使用時の状態から、第3図に
示すように押圧レバー13を起してこれを回動さ
せて裏返しにし、第4図に示すように押圧レバー
13の上端を下方へ押すと、その押圧突部14が
可動板6の前端部上面に圧接されて同可動板6が
押下げられる。そして、可動板6の上刃9が固定
板1の下刃2に押付けられるため、爪を切ること
ができる。
切りと同様にして使用することができる。すなわ
ち、第2図に示す不使用時の状態から、第3図に
示すように押圧レバー13を起してこれを回動さ
せて裏返しにし、第4図に示すように押圧レバー
13の上端を下方へ押すと、その押圧突部14が
可動板6の前端部上面に圧接されて同可動板6が
押下げられる。そして、可動板6の上刃9が固定
板1の下刃2に押付けられるため、爪を切ること
ができる。
上記の爪切りは固定板1、可動板6及び押圧レ
バー13を合成樹脂にて形成したのでその形状及
び色彩は自由に選択・決定できる。また、金属に
て形成した従来品と比較すると、材料の加工が容
易でありかつ研摩部分が少ないため製造過程が簡
略化され、製造コストは低減されるうえ、製品は
軽量化される。
バー13を合成樹脂にて形成したのでその形状及
び色彩は自由に選択・決定できる。また、金属に
て形成した従来品と比較すると、材料の加工が容
易でありかつ研摩部分が少ないため製造過程が簡
略化され、製造コストは低減されるうえ、製品は
軽量化される。
なお、第2図に示す不使用時においては、押圧
レバー13は側板2の左右のずれ防止部2a間に
位置しているため、可動板6上において左右にず
れることはない。
レバー13は側板2の左右のずれ防止部2a間に
位置しているため、可動板6上において左右にず
れることはない。
また、この実施例の固定板1は両側板2を上方
へ突出するように断面凹状に形成したため、優れ
た剛性を有し、簡単に破損することはない。
へ突出するように断面凹状に形成したため、優れ
た剛性を有し、簡単に破損することはない。
さらに、可動板6の後端部を固定板1上の支持
部3の斜面に固着することによつて、可動板6を
斜状に保持することができるため、従来品のよう
に可動板6の後端部分を固定板1とで溶接したの
ちに平行になるよう押し広げる必要はない。
部3の斜面に固着することによつて、可動板6を
斜状に保持することができるため、従来品のよう
に可動板6の後端部分を固定板1とで溶接したの
ちに平行になるよう押し広げる必要はない。
次に、この発明の第2の実施例を第5図に従つ
て説明する。
て説明する。
この実施例では可動板6内に埋設した上刃9の
基端部9aを可動板6の前後方向において中央よ
り後方にまで延びるように形成して、可動板6に
剛性を付与したものである。
基端部9aを可動板6の前後方向において中央よ
り後方にまで延びるように形成して、可動板6に
剛性を付与したものである。
このように構成すれば、押圧レバー13を強く
押圧しても、可動板6は押圧レバー13の押圧突
部14との係合部分Eにおいて、下方へ撓んで水
平状に変形することはない。よつて、上刃9が下
刃4よりも前方へ突出することが防止されて、両
刃2,7は正確に噛み合い、切れ味が低下するこ
とはない。
押圧しても、可動板6は押圧レバー13の押圧突
部14との係合部分Eにおいて、下方へ撓んで水
平状に変形することはない。よつて、上刃9が下
刃4よりも前方へ突出することが防止されて、両
刃2,7は正確に噛み合い、切れ味が低下するこ
とはない。
効 果
以上詳述したように、この発明は前端に下刃4
を有する固定板1の上面に同固定板1の下刃4と
対応する上刃9を有する可動板6を取付けるとと
もに、同可動板6の上面には可動板6の一部に係
合してこれを下方へ押圧する押圧突部14を備え
た押圧レバー13を取付けた爪切りにおいて、前
記固定板1、可動板6及び押圧レバー13をそれ
ぞれ合成樹脂にて形成し、固定板1及び可動板6
に対してそれぞれ金属製の下刃4の基端部4a及
び上刃9の基端部9aを埋設したことにより、軽
量にして形状及び色彩が自由に選択・決定できる
とともに製造が容易で製造コストが低いという優
れた効果を奏する。
を有する固定板1の上面に同固定板1の下刃4と
対応する上刃9を有する可動板6を取付けるとと
もに、同可動板6の上面には可動板6の一部に係
合してこれを下方へ押圧する押圧突部14を備え
た押圧レバー13を取付けた爪切りにおいて、前
記固定板1、可動板6及び押圧レバー13をそれ
ぞれ合成樹脂にて形成し、固定板1及び可動板6
に対してそれぞれ金属製の下刃4の基端部4a及
び上刃9の基端部9aを埋設したことにより、軽
量にして形状及び色彩が自由に選択・決定できる
とともに製造が容易で製造コストが低いという優
れた効果を奏する。
第1図はこの発明の爪切りを具体化して示す分
解斜視図、第2〜4図は爪切りの断面図、第5図
は第2の実施例を示す断面図である。 固定板…1、下刃…4、可動板…6、上刃…
9、押圧レバー…13、押圧突部…14。
解斜視図、第2〜4図は爪切りの断面図、第5図
は第2の実施例を示す断面図である。 固定板…1、下刃…4、可動板…6、上刃…
9、押圧レバー…13、押圧突部…14。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 前端に下刃4を有する固定板1の上面に同固
定板1の下刃4と対応する上刃9を有する可動板
6を取付けるとともに、同可動板6の上面には可
動板6の一部に係合してこれを下方へ押圧する押
圧突部14を備えた押圧レバー13を取付けた爪
切りにおいて、 前記固定板1、可動板6及び押圧レバー13を
それぞれ合成樹脂にて形成し、固定板1及び可動
板6に対してそれぞれ金属製の下刃4の基端部4
a及び上刃9の基端部9aを埋設したことを特徴
とする爪切り。 2 前記上刃9の基端部9aは可動板6の中央よ
り後方にまで延びていることを特徴とした特許請
求の範囲第1項に記載の爪切り。 3 前記固定板1を断面凹字状に形成したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の爪切
り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11656183A JPS607806A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 爪切り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11656183A JPS607806A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 爪切り |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607806A JPS607806A (ja) | 1985-01-16 |
JPS6315841B2 true JPS6315841B2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=14690154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11656183A Granted JPS607806A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | 爪切り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607806A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6283303U (ja) * | 1985-11-14 | 1987-05-27 | ||
JPS6286103U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-02 | ||
JP5777243B2 (ja) * | 2011-05-09 | 2015-09-09 | フェザー安全剃刀株式会社 | 爪切り |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP11656183A patent/JPS607806A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS607806A (ja) | 1985-01-16 |
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