JPS63158167A - 岩綿板の表面加工方法 - Google Patents

岩綿板の表面加工方法

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Publication number
JPS63158167A
JPS63158167A JP30682686A JP30682686A JPS63158167A JP S63158167 A JPS63158167 A JP S63158167A JP 30682686 A JP30682686 A JP 30682686A JP 30682686 A JP30682686 A JP 30682686A JP S63158167 A JPS63158167 A JP S63158167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock wool
wool board
top coat
paint
coat
Prior art date
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Pending
Application number
JP30682686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Kubota
久保田 康利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP30682686A priority Critical patent/JPS63158167A/ja
Publication of JPS63158167A publication Critical patent/JPS63158167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、吸音性の天井板などとして用いられる岩綿板
の表面加工方法に関するものである。
[背景技術j 岩綿板は吸音性を有しており天井板などとして用いられ
るが、その表面には装飾のためにフィッシャー模様(裂
は目:A模様)の凹凸を形成し、さらにストライプ調や
チェック調の立体模様を形成するようにしている。そし
てこのように岩綿板の表面を加工するにあトつでは、ま
ずm4図(a)のように岩綿板1の表面にロールコータ
−9やスプレーによって下塗り塗料10を塗布して乾燥
させ、次いで第5図に示すように外周面に突起11を設
けて形成した凹凸ロール3に岩綿板1を通し、岩綿板1
の表面の全面に裂は目刺のフィッシャー模様12を凹凸
加工する。下塗り塗料10は上塗り塗料5と同じ隠蔽性
を有する着色性のものであって、凹凸ロール3で岩綿板
1の表面を加工する際に突起11で押圧される以外の部
分で岩綿板1の表面が陥没してフィッシャー模様12が
不鮮明にならないように、岩綿板1の表面の硬度をこの
下塗り塗料10によって高めるようにするのであり、さ
らには凹凸加工の際に凹凸ロール3に岩綿板1の破片が
付着したりすることをこの下塗り塗料10によって防止
するようにしているのである。そしてこのように凹凸ロ
ール3でフィッシャー模様12を設けたのちに、岩綿板
1の表面を切削加工して第4図(b)のようにストライ
プ状やチェック状に[n4を形成させ、こののちに岩綿
板1の表面から溝部4に亘って第4図(e)のようにス
プレー13で上塗り塗料5を塗布して乾燥することによ
って、着色材を入れて隠蔽性を与えた上塗り塗料5で塗
装した化粧岩綿板として仕上げるのである。
しかしこのものにあっては第6図に示すように、切削加
工によって形成される溝部4には上塗り塗料5による一
層の塗装膜が形成されるだけであるのに対して、溝部4
を設けることによって形成される突部4の表面には下塗
り塗料2と上塗り塗料5の二層の塗装膜が形成されるこ
とになり、突部14の表面の塗膜厚は溝部4の塗膜厚よ
り厚くなるために、塗膜による隠蔽性の差が突部14と
溝部14との間に生じて色むらや色違いが発生し、外観
を損ねることになるという問題がある。特に溝部4の内
側面は上塗り塗料5の塗布が不十分になり易く、この溝
部4の内側面と突部14の表面との間の塗膜厚の差は大
きく色むらや色違いが大きく発生することになる。この
ために溝部4に十分な膜厚で上塗り塗料5を塗布してや
ると、突部14の塗膜厚みが厚くなり過ぎてべたつき感
が生じてこの場合も外観を損ねることになる。
■発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、岩綿
板の表面を色むらや色違いな(均一に塗装することがで
さる岩綿板の表面加工方法を提供することを目的とする
ものである。
[発明の開示J しかして本発明に係る岩綿板の表面加工方法は、岩綿板
1の表面に透明性を有する下塗り塗料2を塗布し、次い
でこの岩綿板1の表面に凹凸ロール3によって凹凸加工
をしたのちにさらにこの岩綿板1の表面を切削して溝加
工を施し、こののちに岩綿板1の表面から溝加工して形
成される溝部4に亘って隠蔽性を有する上塗り塗料5を
塗布することを特徴とするものであり、下塗り塗料2と
して透明性を有して隠蔽性のないものを用いることによ
って、色むらや色違いなく上塗り塗料5で塗装をおこな
うことができるようにしたものであって、以下本発明を
実施例により詳述する。
まず岩綿板1の表面の硬度を商めるために、第1図(a
)のように岩綿板1の表面にロールコータ−9やスプレ
ーによって下塗り塗料2を塗布して乾燥させる。この下
塗り塗料2としては岩綿板1の表面の硬度を高める性能
を有するものであればよく、チタンやクレー、炭酸カル
シウムなど隠蔽性を与える顔料は配合せず透明や半透明
のように透明性を有する樹脂液やでんぷん液などを用い
るものである。従って岩綿板1の表面に下塗り塗料2を
塗布した状態においもその表面には岩綿板1の色が透か
して見えることになる。次ぎに第2図に示すように外周
面に突起11を設けて形成した凹凸ロール3に岩綿板1
を通し、@綿板1の表面の全面に裂は口調のフィッシャ
ー模様12をプレス形成する凹凸加工をおこなう。この
ように凹凸ロール3でフィッシャー模様12を設けたの
ちに岩綿板1の表面を切削加工し、第1図(b)のよう
にストライプ状やチェック状に溝部4を形成させる。そ
してこののちに岩綿板1の表面から溝部4に亘って第1
図(C)のようにスプレー13で上塗り塗料5を塗布し
て乾燥する。上塗り塗料5は顔料などを配合して隠蔽性
を有する着色塗料であり、上塗り塗料5で塗装した化粧
岩綿板として仕上げるのである。
このようにして岩綿板1を表面処理するにあたって、切
削加工によって形成される溝部4には上塗り塗料5によ
る一層の塗装膜が形成されるだけであるのに対して、W
部4を設けることによって形成される突部14の表面に
は下塗り塗料2と上塗り塗料5の二層の塗装膜が形成さ
れることになるが、下塗り塗料2は透明性を有して隠蔽
性を有しないものであり、下塗り塗料2と上塗り塗料5
との二層の塗装膜と上塗り塗料5の一層のみの塗装膜と
は隠蔽性がほとんど変わらず、従って岩綿板1を色むら
や色違いなどのおそれなく均一に塗装仕上げすることが
できることになる。このとき、上塗り塗料5の塗布量を
従来上り多口にして溝部4に十分な膜厚で上塗り塗料5
を塗装することができるようにし、突部14と溝!IS
4との間の上塗り塗料5の膜厚の差、特に突部14の表
面と溝部4の内側面の膜厚の差を小さくして塗膜厚を均
一化するのがよい。
[発明の効果] 上述のように本発明にあっては、岩綿板の表面に透明性
を有する下塗り塗料を塗布し、次いでこの岩綿板の表面
に凹凸ロールによって凹凸加工をしたのちにさらにこの
岩綿板の表面を切削して溝加工を施し、こののちに岩綿
板の表面から溝加工して形成される溝部に亘って隠蔽性
を有する上塗り塗料を塗布するようにしたので、溝部に
は上塗り塗料による一層の塗装膜が形成されるだけであ
るのに対して、岩綿板の表面には岩綿板の表面硬度を高
めるための下塗り塗料と上塗り塗料の二層の塗装膜が形
成されることになるが、下塗り塗料は透明性を有して隠
蔽性を有しないために下塗り塗料と上塗り塗料との二層
の塗装膜と上塗り塗料の一層のみの塗装膜とは隠蔽性が
ほとんど変わらず、岩綿板を色むらや色違いなどの封そ
れなく上塗り塗料で均一に塗装仕上げすることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本発明の一実施例における
各工程部分を示す断面図、第2図は同上の凹凸ロールに
よる凹凸加工の工程を示す一部の拡大断面図、第3図は
同上によって表面加工された岩綿板の一部の拡大断面図
、第4図(a)(b)(c)は従来例における各工程部
分を示す断面図、第5図は同上の凹凸ロールによる凹凸
加工の工程を示す一部の拡大断面図、第6図は同上によ
って表面加工された岩綿板の一部の拡大断面図である。 1は岩綿板、2は下塗り塗料、3は凹凸ロール、4は溝
部、5は上塗り塗料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)岩綿板の表面に透明性を有する下塗り塗料を塗布
    し、次いでこの岩綿板の表面に凹凸ロールによって凹凸
    加工をしたのちにさらにこの岩綿板の表面を切削して溝
    加工を施し、こののちに岩綿板の表面から溝加工して形
    成される溝部に亘って隠蔽性を有する上塗り塗料を塗布
    することを特徴とする岩綿板の表面加工方法。
JP30682686A 1986-12-23 1986-12-23 岩綿板の表面加工方法 Pending JPS63158167A (ja)

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JP30682686A JPS63158167A (ja) 1986-12-23 1986-12-23 岩綿板の表面加工方法

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