JPS63157545A - 装置間通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、装置間通信において各装置を指定する指定方
式に関するものである。

（従来の技術） 従来、装置間の通信時に複数の装置の各選択指定を行う
場合には、 （１）システム内の各装置に特定のアドレスを付与し、
装置間通信を行う複数の装置のアドレスを順次システム
に転送することにより指定する方法と、（２）固定長の
データを準備し、１ビツトに１台の装置を割付け、装置
間通信を行う装置に対応のビットを有効と指定し、当該
データをシステムに転送することにより指定する方法と
、 （３）システム内の各装置に複数のアドレスを付与する
機能を有し、複数の装置と装置間通信を行う装置には前
もって相互に同一のアドレスを付与しておき、当該アド
レスをシステムに転送することにより指定する方法と、 （４）システム内の各装置に特定のアドレスを付与し、
装置間通信を行う複数の装置のアドレスをマスクパター
ンにより決定し、アドレスと共にマスクパターンを転送
することにより指定する方法等がある。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら上記（１）　、　（２）の方法は、装置を
自由に選択して複数の装置との装置間通信が可能である
が、装置の台数が多い場合には、台数に比例して転送す
るデータ長が長くなり、バスの使用効率が悪くなるとい
う欠点がある。

また〈３）の方法は、装置の台数が多くても、転送する
データ長が台数に比例して増加しないが、１台の装置に
複数のアドレスを付与するため、システムとして最大Ｎ
個（Ｎ−ＭＸＬ、ここで、Ｍニジステムに接続される最
大装置数、Ｌ：１台当りの最大付与アドレス数）のアド
レス情報を転送可能なデータ長を準備する必要がある。

この場合、装置を指定するアドレス情報のデータ長が長
くなってしまい、バスの使用効率が悪くなるという欠点
がある。又、１台に複数のアドレスを有することから、
他装置から転送されたアドレスと自装置のアドレスを比
較する時間が長くなる。比較時間を短縮するためには、
Ｌ個の比較回路を並列に接続したり、指定可能なアドレ
スの全部のパターンと当該装置の一致／不一致の関係を
前もってＲＡＭ／ＲＯＭによるテーブルに準備しておき
、他装置からのアドレス受信時にテーブルの内容により
判断する方法があるが、共に、ハードウェア量が増加す
るという欠点がある。

また（４）の方法は、アドレスと共にマスクパターンを
毎回転送するために、転送するデータ長が長くなり、バ
スの使用効率が悪くなると共に、指定可能なアドレスセ
ット数に制限があるという欠点がある。

本発明は、上記問題点に鑑み、一度通信モード情報を受
入れると、次の通信モード情報を受入れるまでは、当該
通信モード情報により指定されるアドレス情報を有する
装置として動作して、装置を指定する際のデータ長を短
くすると共に、当該装置の指定を、短い時間で判断可能
にすることを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記問題点を解決するために、複数の送・受
信装置が互いに接続され適時に送受信相手を指定して通
信を行うシステムにおいて、　各モードが８送・受信装
置に互いに共通に選択指定される通信モード情報と前記
各モードと１対１に対応させたアドレス情報との８送・
受信装置に特有な組合わせ情報を予め受入れて保持する
通信モード情報保持手段と、送信側からの選択指定に基
づいて前記通信モード情報保持手段における当該モード
に対応のアドレス情報を抽出して該アドレス情報を保持
するアドレス情報保持手段と、８送・受信装置に対して
共通に選択指定されたアドレス情報を受信して該アドレ
ス情報と前記アドレス情報保持手段に保持されたアドレ
ス情報とを比較する比較手段とを８送・受信装置に設け
、８送・受信装置が送信側からの前記各モードの指定と
アドレス情報の指定とを受けて前記比較手段による当該
各アドレス情報の相互の一致または不一致をもって当該
８送・受信装置が受信相手として選択されるようにした
。

（作用） ８送・受信装置において、通信モード情報とアドレス情
報との組合わせ情報を受入れると、通信モード情報保持
手段に保持され、送信側の選択指定により通信モード情
報の１つのモードが選択指定されると、当該モードに対
応のアドレス情報が８送・受信装置毎に特有な対応をも
ってアドレス情報保持手段に保持される。引続き送信側
からアドレス情報が指定されると、該アドレス情報と前
記保持されたアドレス情報とが比較手段により比較され
て、例えばこれが相互に一致したときは、当該送・受信
装置が受信相手として選択される。

そして前記組合わせ情報が入れ替えられると、新たな組
合わせに基づくモードとアドレス情報との選択指定によ
って同様に選択される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す装置間通信システムの
構成図である。

同図において、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄは互いに同一の構成の８
送・受信装置（以下、単に装置と呼ぶ）で、該各装置Ａ
、Ｂ、Ｃ，Ｄは互いに接続されており、説明の都合上、
装置Ａをデータ送信側とし、装置Ｂをデータ受信側とし
た例をとり、装置Ｂについて内部構成のブロック図を示
している。

ＩＢはインターフェース制御部で、他の装置Ａ。

Ｃ，Ｄとの各通信のインターフェースをなす。

２．８は通信モード情報保持手段としてのアドレステー
ブルで、この場合、例えば装置Ａから送出され、第２図
に示すように、各装置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄに共通な通信モー
ド情報（同図に数字１，２．３で示す）と、該通信モー
ド情報の各モードと１対１に各アドレス情報を対応させ
て、各装置Ａ、Ｂ。

Ｃ，Ｄに特有な組合わせをなしたアドレス情報（同図に
数字１．１．ｌ　、２，１．１．３．２．Ｌ　、等で示
す）を記憶し、新たな送出があるまで保持する。そして
送信側の装置Ａから各モードが指定されると、当該モー
ドに対応のアドレス情報が読出されるようにしている。

３Ｂはアドレス情報保持手段としてのアドレス保持バッ
ファで、アドレステーブル２Ｂから読出されたアドレス
情報を、つぎの読出しがあるまで保持する。４Ｂはアド
レス受信バッファで、装置Ａから引続き送出されるアド
レス情報を保持する。５Ｂは比較手段としての比較回路
で、アドレス保持バッファ３Ｂとアドレス受信バッファ
４Ｂとにそれぞれ保持されている各アドレス情報を比較
して互いに一致した時に一致判別信号をインターフェー
ス制御部ＩＢに出力する。６Ｂは処理実行部で、装置Ａ
から転送されるデータを受信して処理する。インターフ
ェース制御部ＩＢは比較回路５Ｂからの一致判別信号を
受けたとき、装置Ａから転送されるデータに対して自己
を受信状態に設定して該データを処理実行部６Ｂに転送
する。

つぎに第１図のシステムの動作を説明する。

まず、初期設定として、各装置Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの各アド
レステーブル２Ａ、２Ｂ、２Ｃ，２Ｄが第２図に示す各
情報に設定されるものとする。なお、第２図において、
装置Ａのアドレステーブル２人及びアドレス保持バッフ
ァ３Ａは説明に不要であるため、ｘ印で示しである。

装置Ａと、装置Ｂ及び装置Ｃとで通信しようとする場合
は、装置Ａは、システムに通信モード情報として“２”
を転送する。装置Ｂは装置Ａからの通信モード“２“を
受信すると、アドレステーブル２Ｂを用いて通信モード
情報“２″に対応するアドレス情報“１”を取り出し、
アドレス保持バッファ３Ｂに格納する。同様に装置Ｃは
アドレス保持バッファ３Ｃに情報“１＃を、装置りはア
ドレス保持バッファ３Ｄに情報“２”を格納する。

つぎに、装置Ａはシステムにアドレス情報として“１”
を転送する。装置Ｂは装置Ａからのアドレス情報“１”
を受信すると、該アドレス情報“１”と、アドレス保持
バッファ３Ｂに保持しているアドレス情報“１”とを比
較回路５Ｂにおいて比較する。この場合、共に“１”で
一致するため、装置Ｂは、データ受信状態に設定後、引
続き装置Ａから転送されるデータを受信する。又、装置
Ｃは装置Ａからのアドレス情報“１”を受信すると、ア
ドレス保持バッファ３Ｃに保持しているアドレス情報“
１＃と同様に比較する。この場合、共に“１２で一致す
るため、装置Ｃは、データ受信状態に設定後、引続き装
置Ａから転送されるデータを受信する。装置りは装置Ａ
からのアドレス情報“１”を受信すると、アドレス保持
バッファ３Ｄに保持しているアドレス情報“２”と比較
スる。この場合、両者の情報が異なるため、装置りは、
データ受信状態には設定されず、装置Ａから転送される
データを受信しない。

なお、装置Ａが装置りとのみ通信する場合は、装置Ａは
システムにアドレス情報として２″を転送後、続いてデ
ータを送出すれば、装置りはデータを受信する。

（発明の効果） 以上説明した様に、本発明によれば、１台の装置に複数
のアドレス情報を付与し、通信モード情報の指示により
複数のアドレス情報の中から任意の１つのアドレス情報
を選択し、選択したアドレスを次の通信モード情報が指
示されるまで、本装置のアドレスとして使用するように
したので、本装置を指定するのに要するアドレス情報の
データ長を短くできると共に１回のアドレス比較により
、当該装置が指定されたか否かを判断可能であり、シス
テムの処理能力の向上を図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す装置間通信方式のシステ
ムブロク図、第２図は受信相手指定の説明図である。 Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄ・・・送・受信装置 ２Ｂ・・・アドレステーブル （通信モード情報保持手段） ３Ｂ・・・アドレス保持バッファ （アドレス情報保持手段）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の送・受信装置が互いに接続され適時に送受信相手
   を指定して通信を行うシステムにおいて、各モードが各
   送・受信装置に互いに共通に選択指定される通信モード
   情報と前記各モードと１対１に対応させたアドレス情報
   との各送・受信装置に特有な組合わせ情報を予め受入れ
   て保持する通信モード情報保持手段と、 送信側からの選択指定に基づいて前記通信モード情報保
   持手段における当該モードに対応のアドレス情報を抽出
   して該アドレス情報を保持するアドレス情報保持手段と
   、 各送・受信装置に対して共通に選択指定されたアドレス
   情報を受信して該アドレス情報と前記アドレス情報保持
   手段に保持されたアドレス情報とを比較する比較手段と
   を各送・受信装置に設け、各送・受信装置が送信側から
   の前記各モードの指定とアドレス情報の指定とを受けて
   前記比較手段による当該各アドレス情報の相互の一致ま
   たは不一致をもって当該各送・受信装置が受信相手とし
   て選択されることを特徴とする 装置間通信方式。