JPS63157444A - 選択酸化膜の製造方法 - Google Patents
選択酸化膜の製造方法Info
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- JPS63157444A JPS63157444A JP30700386A JP30700386A JPS63157444A JP S63157444 A JPS63157444 A JP S63157444A JP 30700386 A JP30700386 A JP 30700386A JP 30700386 A JP30700386 A JP 30700386A JP S63157444 A JPS63157444 A JP S63157444A
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Landscapes
- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
- Element Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造工程における素子間分離のた
めの選択酸化膜領域の形成に関し、特に選択酸化膜のマ
スク下の横方向法がりを少なくし且つ段差を少なくした
選択酸化膜の製造方法に関する。
めの選択酸化膜領域の形成に関し、特に選択酸化膜のマ
スク下の横方向法がりを少なくし且つ段差を少なくした
選択酸化膜の製造方法に関する。
従来、この種の選択酸fヒ膜を用いる素子間分離法とし
ては、次の方法が行われている。
ては、次の方法が行われている。
まづ、シリコン基板上にシリコン窒化膜を形成し、その
シリコン窒化膜の所望の部分をホトレジスト膜をマスク
にエツチングして除去する。
シリコン窒化膜の所望の部分をホトレジスト膜をマスク
にエツチングして除去する。
次に、ホトレジスト膜を除去した後、シリコン窒化膜を
マスクにシリコン基板を酸化し選択酸化膜を形成し素子
分離領域を形成する。
マスクにシリコン基板を酸化し選択酸化膜を形成し素子
分離領域を形成する。
第3図(a)〜(c)はかかる従来の一例を説明するた
めの工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図である。
めの工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図である。
第3図(a)に示すように、シリコン基板1上にまづシ
リコン酸化膜2を形成し、次に、シリコン窒化膜3を形
成する。しかる後、ホトレジストを塗布し、リソグラフ
ィー技術を用いてホトレジスト膜4をバターニングする
。
リコン酸化膜2を形成し、次に、シリコン窒化膜3を形
成する。しかる後、ホトレジストを塗布し、リソグラフ
ィー技術を用いてホトレジスト膜4をバターニングする
。
次に、第3図(b)に示すように、ホトレジスト膜4を
マスクにシリコン窒化M3をエツチングする。次に、シ
リコン酸化膜2をフッ酸液でエツチングし、更にシリコ
ン基板1をドライエッチしシリコン基板段差凸部5を形
成する。そこで、ホトレジスト膜4を除去した後、シリ
コン窒化膜3をマスクにしてシリコン基板1を酸化する
。
マスクにシリコン窒化M3をエツチングする。次に、シ
リコン酸化膜2をフッ酸液でエツチングし、更にシリコ
ン基板1をドライエッチしシリコン基板段差凸部5を形
成する。そこで、ホトレジスト膜4を除去した後、シリ
コン窒化膜3をマスクにしてシリコン基板1を酸化する
。
次に、第3図(c)に示すように、このシリコン基板1
の酸化により、選択酸化膜8が形成されるが、マスクで
あるシリコン窒化膜3の下におけるシリコン基板1の非
酸化領域と選択酸化膜8の領域とはシャープには分離さ
れない。すなわち、シリコン窒化膜3の端部ではシリコ
ン窒化膜の下のシリコン基板1がシリコン窒化膜端部を
起点として徐々に酸化量は減少するものの連続して酸化
され、その横方向寸法は選択酸化膜厚とほぼ同程度とな
る。
の酸化により、選択酸化膜8が形成されるが、マスクで
あるシリコン窒化膜3の下におけるシリコン基板1の非
酸化領域と選択酸化膜8の領域とはシャープには分離さ
れない。すなわち、シリコン窒化膜3の端部ではシリコ
ン窒化膜の下のシリコン基板1がシリコン窒化膜端部を
起点として徐々に酸化量は減少するものの連続して酸化
され、その横方向寸法は選択酸化膜厚とほぼ同程度とな
る。
上述した従来のシリコン窒化膜をマスクとした選択酸化
膜による素子分離法は、酸化領域の酸化において酸化膜
の体積膨張があり、また酸化領域の表面は非酸化領域の
表面より高くなるためそれらの間に段差が生ずる。この
酸化領域と非酸化領域の段差は素子のmMA化において
酸化領域近傍の非酸化領域に微細ホトレジスト膜パター
ンを形成しようとする時そのパターンが所望の寸法通り
に形成されない。従って、酸化領域から充分に離れた領
域に形成したパターン寸法と酸化領域近傍の非酸化領域
に形成したパターン寸法とが異なり、寸法精度の低下を
招く問題がある。また、酸化のマスクとして用いたシリ
コン窒化膜のマスク部の下まで酸化され、その横方向寸
法値は選択酸化膜厚とほぼ同等となり、今後の微細素子
領域形成において対応できないと言う欠点がある。
膜による素子分離法は、酸化領域の酸化において酸化膜
の体積膨張があり、また酸化領域の表面は非酸化領域の
表面より高くなるためそれらの間に段差が生ずる。この
酸化領域と非酸化領域の段差は素子のmMA化において
酸化領域近傍の非酸化領域に微細ホトレジスト膜パター
ンを形成しようとする時そのパターンが所望の寸法通り
に形成されない。従って、酸化領域から充分に離れた領
域に形成したパターン寸法と酸化領域近傍の非酸化領域
に形成したパターン寸法とが異なり、寸法精度の低下を
招く問題がある。また、酸化のマスクとして用いたシリ
コン窒化膜のマスク部の下まで酸化され、その横方向寸
法値は選択酸化膜厚とほぼ同等となり、今後の微細素子
領域形成において対応できないと言う欠点がある。
本発明の選択酸化膜の製造方法は、シリコン基板上にシ
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜を形成した後にそのシ
リコン窒化膜及び下地シリコン酸化膜をホトレジスト膜
をマスクにホトグラフィ技術を用いてエツチングし且つ
シリコン基板をドライエツチング技術を用いてエツチン
グしてシリコン基板に段差部を形成し、シリコン基板の
非エツチング部に凸部を形成する工程と、マスクに用い
たホトレジスl−膜を除去した後CVD法を用いてシリ
コン基板上にシリコン酸化膜を形成する工程と、ホトレ
ジストをシリコン基板の段差量程度の膜厚で塗布する工
程と、酸素ガス等を用いたプラズマ状態下でホトレジス
ト膜表面を除去しシリコン基板段差部の凸部領域のシリ
コン酸化膜表面を露出させる工程と、残されたホトレジ
スト膜をマスクにCVDシリコン酸化膜露出部表面をシ
リコン窒化膜表面が露出する様エツチングする工程と、
ホトレジスト膜を除去した後シリコン窒化膜をマスクに
シリコン酸化膜およびシリコン基板を酸化し選択酸化膜
を形成する工程と、マスクとして用いたシリコン窒化膜
を除去する工程とを含んで構成される。
リコン酸化膜及びシリコン窒化膜を形成した後にそのシ
リコン窒化膜及び下地シリコン酸化膜をホトレジスト膜
をマスクにホトグラフィ技術を用いてエツチングし且つ
シリコン基板をドライエツチング技術を用いてエツチン
グしてシリコン基板に段差部を形成し、シリコン基板の
非エツチング部に凸部を形成する工程と、マスクに用い
たホトレジスl−膜を除去した後CVD法を用いてシリ
コン基板上にシリコン酸化膜を形成する工程と、ホトレ
ジストをシリコン基板の段差量程度の膜厚で塗布する工
程と、酸素ガス等を用いたプラズマ状態下でホトレジス
ト膜表面を除去しシリコン基板段差部の凸部領域のシリ
コン酸化膜表面を露出させる工程と、残されたホトレジ
スト膜をマスクにCVDシリコン酸化膜露出部表面をシ
リコン窒化膜表面が露出する様エツチングする工程と、
ホトレジスト膜を除去した後シリコン窒化膜をマスクに
シリコン酸化膜およびシリコン基板を酸化し選択酸化膜
を形成する工程と、マスクとして用いたシリコン窒化膜
を除去する工程とを含んで構成される。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図(a)〜(h)は本発明の第一の実施例を説明す
るための工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図であ
る、 第1図(a>に示すように、まづシリコン基板1の上に
シリ・コン酸化膜2を300〜500人程度の厚さに形
成し、その上にシリコン窒化膜3を1000〜1500
人程度の厚さに形成する。しかる後、ホトレジストを塗
布し、ホトリソグラフィ技術を用いてパターンを形成し
たホトレジスト膜4を形成する。
るための工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図であ
る、 第1図(a>に示すように、まづシリコン基板1の上に
シリ・コン酸化膜2を300〜500人程度の厚さに形
成し、その上にシリコン窒化膜3を1000〜1500
人程度の厚さに形成する。しかる後、ホトレジストを塗
布し、ホトリソグラフィ技術を用いてパターンを形成し
たホトレジスト膜4を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、ホトレジストM4を
マスクにシリコン窒化M3をフレオンガス等を用いてド
ライエツチングし、ついでシリコン窒化膜3をマスクに
下地シリコン酸化膜2を弗酸水溶液でエツチングする。
マスクにシリコン窒化M3をフレオンガス等を用いてド
ライエツチングし、ついでシリコン窒化膜3をマスクに
下地シリコン酸化膜2を弗酸水溶液でエツチングする。
しかる後、シリコン基板1をフレオンプラズマガス等を
用いて0.5〜1.0μmの厚さ程度になるようドライ
エツチングしシリコン基板1に段差部5を形成する。す
なわち、シリコン基板1の非エツチング部に凸部を形成
する。また、この時のシリコン窒化膜3を残す゛横方向
の寸法は1μmから10μm程度である。
用いて0.5〜1.0μmの厚さ程度になるようドライ
エツチングしシリコン基板1に段差部5を形成する。す
なわち、シリコン基板1の非エツチング部に凸部を形成
する。また、この時のシリコン窒化膜3を残す゛横方向
の寸法は1μmから10μm程度である。
次に、第1図(c)に示すように、かかるエツチングを
行ったシリコン基板1上にCVD法を用いてシリコン酸
化膜6を約0.5〜0.6μm形成する。この時、CV
Dシリコン酸化膜6の表面はシリコン基板1の段差に沿
って凹凸ができる。
行ったシリコン基板1上にCVD法を用いてシリコン酸
化膜6を約0.5〜0.6μm形成する。この時、CV
Dシリコン酸化膜6の表面はシリコン基板1の段差に沿
って凹凸ができる。
次に、第1図(d)に示すように、粘度が約20cρの
ホトレジストを約6000〜7000rpmの高速回転
下で塗布し、パターンが形成されていないCVDシリコ
ン酸化膜6上では膜厚0.5〜0.6μmを得るととも
に、シリコン窒化膜3上のCVDシリコン酸化M6の表
面上では膜厚0.2〜0.3μmを得る。
ホトレジストを約6000〜7000rpmの高速回転
下で塗布し、パターンが形成されていないCVDシリコ
ン酸化膜6上では膜厚0.5〜0.6μmを得るととも
に、シリコン窒化膜3上のCVDシリコン酸化M6の表
面上では膜厚0.2〜0.3μmを得る。
次に、第1図(e)に示すように、酸素プラズマを用い
てシリコン窒化膜3上のCVDシリコン酸化膜6の表面
のホトレジスト膜7を0.2〜01μmの膜厚分除去す
る。この時、同時に周辺のホトレジスト膜7の膜厚も減
少し0.3μm程度の膜厚となる。
てシリコン窒化膜3上のCVDシリコン酸化膜6の表面
のホトレジスト膜7を0.2〜01μmの膜厚分除去す
る。この時、同時に周辺のホトレジスト膜7の膜厚も減
少し0.3μm程度の膜厚となる。
次に、第1図(f)に示すように、ホトレジスト膜7に
ついてはシリコン窒化膜3上のCVDシ″リコン酸化M
6の表面の開口部10を弗酸水溶液でシリコン窒化膜3
の表面が露出する程度までエツチングし、シリコン窒化
膜3の表面を露出させる。
ついてはシリコン窒化膜3上のCVDシ″リコン酸化M
6の表面の開口部10を弗酸水溶液でシリコン窒化膜3
の表面が露出する程度までエツチングし、シリコン窒化
膜3の表面を露出させる。
次に、第1図(g>に示すように、ホトレジスト膜7を
除去した後、シリコン窒化膜3をマスクにして気相成長
法によるシリコ〉・酸化膜6をシリコン窒化膜3の表面
位置より高くならない程度の所望の膜厚になる様100
0℃程度の高温のもとで酸化し、選択酸化膜8を形成す
る。
除去した後、シリコン窒化膜3をマスクにして気相成長
法によるシリコ〉・酸化膜6をシリコン窒化膜3の表面
位置より高くならない程度の所望の膜厚になる様100
0℃程度の高温のもとで酸化し、選択酸化膜8を形成す
る。
最後に、第1図(h)に示すように、シリコン窒化膜3
を160℃程度の熱リン酸液で除去すると、シリコン窒
化膜3の下のシリコン基板lの表面と厚い選択酸化膜8
の表面の位置が段差なくきわめて平坦にでき、またシリ
コン基板1の表面の寸法が2〜5μmの微細な選択酸化
膜とすることができる。
を160℃程度の熱リン酸液で除去すると、シリコン窒
化膜3の下のシリコン基板lの表面と厚い選択酸化膜8
の表面の位置が段差なくきわめて平坦にでき、またシリ
コン基板1の表面の寸法が2〜5μmの微細な選択酸化
膜とすることができる。
従って、シリコン基板上のパターン寸法が1μm以下の
微細寸法まで形成可能となる。
微細寸法まで形成可能となる。
第2図は本発明の第二の実施例を説明するためのシリコ
ン酸化膜を含む領域の縦断面図である。
ン酸化膜を含む領域の縦断面図である。
第2図に示すように、シリコン基板1上にシリコン酸化
M2を形成し、その上にシリコン窒化膜3を形成する。
M2を形成し、その上にシリコン窒化膜3を形成する。
しかる後、前述の実施例同様にCVD酸化膜6を形成し
、ついでホトレジスト膜9を形成する。この第二の実施
例において、シリコン窒化膜3のパターン寸法が10μ
m以上と大きい場合、第1図(d)におけるCVDシリ
コン酸化yA6の表面のホトレジスト膜9の膜厚は、シ
リコン基板1の段差部5間での差が生じにくくなる。従
って、酸素プラズマによるシリコン基板段差凸部のレジ
スト膜除去のみを行なうのがむづかしい場合、シリコン
基板段差凸部のみにホトリソグラフィ技術を用い紫外線
を照射して露光させる。しかる後、現像してレジストの
開口部10を形成することによりシリコン基板1の凸部
のレジスト膜9を除去することができるため、シリコン
窒化膜3のパターン寸法が10μm以上のパターンに対
しても選択酸化膜を形成できる。
、ついでホトレジスト膜9を形成する。この第二の実施
例において、シリコン窒化膜3のパターン寸法が10μ
m以上と大きい場合、第1図(d)におけるCVDシリ
コン酸化yA6の表面のホトレジスト膜9の膜厚は、シ
リコン基板1の段差部5間での差が生じにくくなる。従
って、酸素プラズマによるシリコン基板段差凸部のレジ
スト膜除去のみを行なうのがむづかしい場合、シリコン
基板段差凸部のみにホトリソグラフィ技術を用い紫外線
を照射して露光させる。しかる後、現像してレジストの
開口部10を形成することによりシリコン基板1の凸部
のレジスト膜9を除去することができるため、シリコン
窒化膜3のパターン寸法が10μm以上のパターンに対
しても選択酸化膜を形成できる。
このように、第二の実施例は前述した第一の実施例にお
けるシリコン窒化膜パターン寸法が大きい場合にも選択
酸化膜を形成できる利点がある。
けるシリコン窒化膜パターン寸法が大きい場合にも選択
酸化膜を形成できる利点がある。
以上説明したように、本発明はシリコン基板に段差を形
成しCVDシリコン酸化膜とホトレジスト膜の段差部で
の塗布後の膜厚差を利用したホトレジスト膜の開口部と
を形成した後、ホトレジスト膜をマスクにCVDシリコ
ン酸化膜を除去し、しかる後シリコン窒化膜をマスクに
CVDシリコン酸化膜を酸化することにより、所望の選
択酸化膜を得られるので、選択酸化膜とシリコン基板表
面がきわめて平坦にして且つ選択酸化膜の横方向の広が
りを少なくできる効果がある。従って、シリコン基板表
面の一辺が1μm以上の大きなパターン寸法も可能な選
択酸化膜を形成できる効果がある。
成しCVDシリコン酸化膜とホトレジスト膜の段差部で
の塗布後の膜厚差を利用したホトレジスト膜の開口部と
を形成した後、ホトレジスト膜をマスクにCVDシリコ
ン酸化膜を除去し、しかる後シリコン窒化膜をマスクに
CVDシリコン酸化膜を酸化することにより、所望の選
択酸化膜を得られるので、選択酸化膜とシリコン基板表
面がきわめて平坦にして且つ選択酸化膜の横方向の広が
りを少なくできる効果がある。従って、シリコン基板表
面の一辺が1μm以上の大きなパターン寸法も可能な選
択酸化膜を形成できる効果がある。
第1図(a)〜(h)は本発明の第一の実施例を説明す
るための工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図、第
2図は本発明の第二の実施例を説明するための選択酸化
膜領域の縦断面図、第3図(a)〜(c)は従来の一例
を説明するためのシリコン酸化膜領域の縦断面図である
。 1・・・シリコン基板、2・・・シリコン酸化膜、3・
・・シリコン窒化膜、4.7.9・・・ホトレジスト膜
、5・・・段差凸部、6・・・CVDシリコン酸化膜、
8・・・選択酸化膜、10・・・開口部。 代理人 弁理士 内 原 晋r 第 1 図
るための工程順に示した選択酸化膜領域の縦断面図、第
2図は本発明の第二の実施例を説明するための選択酸化
膜領域の縦断面図、第3図(a)〜(c)は従来の一例
を説明するためのシリコン酸化膜領域の縦断面図である
。 1・・・シリコン基板、2・・・シリコン酸化膜、3・
・・シリコン窒化膜、4.7.9・・・ホトレジスト膜
、5・・・段差凸部、6・・・CVDシリコン酸化膜、
8・・・選択酸化膜、10・・・開口部。 代理人 弁理士 内 原 晋r 第 1 図
Claims (1)
- シリコン基板上に形成したシリコン酸化膜及びシリコン
窒化膜を選択的にエッチングし且つ前記シリコン基板を
ドライエッチングして前記シリコン基板に段差部を形成
し、前記シリコン基板の非エッチング部に凸部を形成す
る工程と、前記段差部を形成した前記シリコン基板上に
CVD法によりシリコン酸化膜を形成する工程と、前記
CVDシリコン酸化膜上にホトレジストを塗布し前記シ
リコン基板の段差量程度の膜厚のホトレジスト膜を形成
する工程と、酸素プラズマを用い前記シリコン基板段差
部の凸部上の前記ホトレジスト膜を除去し前記CVDシ
リコン酸化膜表面を露出させる工程と、残された前記ホ
トレジスト膜をマスクに前記CVDシリコン酸化膜露出
部表面を前記シリコン窒化膜表面が露出するまでエッチ
ングする工程と、前記ホトレジスト膜を除去した後に前
記シリコン窒化膜をマスクに前記シリコン酸化膜および
前記シリコン基板を酸化し選択酸化膜を形成する工程と
、マスクとして用いた前記シリコン窒化膜を除去する工
程とを含むことを特徴とする選択酸化膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30700386A JPS63157444A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 選択酸化膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30700386A JPS63157444A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 選択酸化膜の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63157444A true JPS63157444A (ja) | 1988-06-30 |
JPH0531819B2 JPH0531819B2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=17963844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30700386A Granted JPS63157444A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 選択酸化膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63157444A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348441A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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-
1986
- 1986-12-22 JP JP30700386A patent/JPS63157444A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Publication date |
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JPH0531819B2 (ja) | 1993-05-13 |
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