JPS63153013A - ガス炊飯器 - Google Patents

ガス炊飯器

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Publication number
JPS63153013A
JPS63153013A JP24048086A JP24048086A JPS63153013A JP S63153013 A JPS63153013 A JP S63153013A JP 24048086 A JP24048086 A JP 24048086A JP 24048086 A JP24048086 A JP 24048086A JP S63153013 A JPS63153013 A JP S63153013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cooker
rice
gas
temperature
heat storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP24048086A
Other languages
English (en)
Inventor
四郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Paloma Kogyo KK filed Critical Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス炊飯器の改良に関する。
〔従来技術〕
従来のガス炊飯器の構造は、第1図に示す本発明の第1
実施例のガス炊飯器から蓄熱体20とその支持脚25を
除いたものであり、ガスバーナ12は、ガス炎Fにより
炊飯釜15の底部15aを直接加熱し、一方外胴11と
炊飯釜15の間を通って上方に排出される燃焼ガスによ
り炊飯釜15の側部15bを加熱するようになっている
〔発明が解決しようとする問題点〕
おいしい御飯の条件としては、炊き上った米の澱粉がア
ルファ化され、かつ水分の状態が適当であることが必要
とされている。しかしながら、前述の従来技術において
は、炊飯釜の側部は底部よりも加熱量が少ないので、第
2図の破線に示す如く、炊飯釜内の上部の温度Blと下
部の温度B2に差が生じ、上下部の米に炊き上りの差が
生じて上部に米のアルファ化が不充分となり、あるいは
上部の米を充分にアルファ化しようとすれば下部の米は
炊きすぎとなる。これを解決するために、炊き上がった
後に上下をかきまぜるということも行われているが手間
がかかって面倒であるという問題がある。また、炊いた
ままの状態では御飯の水分が多すぎるので、炊き上った
直後に再度ガスバーナに点火して短時間加熱して水分を
適当な量まで減少させることも行われ、これは昔から御
飯炊きの秘訣として言われている「炊き上った後で藁を
一焼ぺ燃やす」ということとも一致するが、やはり手間
がかかって面倒であるという問題がある。本発明はこの
ような面倒を解決して、おいしい御飯を簡単な操作で炊
くことができるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本発明によるガス炊飯器は、添付図面に例
示する如く、下部にベース10を備えた外胴11と、こ
の外胴内に支持された炊飯釜15と、前記ベース10内
に設けられて前記炊飯釜15を加熱するガスバーナ12
を備え、このガスバーナからの燃焼ガスが前記外胴11
と炊飯釜15の間を通って上方に排出するよう構成して
なるガス炊飯器において、前記ガスバーナ12のガス炎
Fと前記炊飯釜15の底部15aとの間に、低融点金属
22をケース21内に密封してなるN熱体20を介在せ
しめたことを特徴とするものである。
〔作用〕
ガスバーナ12のガス炎Fは蓄熱体20を加熱し、炊飯
釜15の底部15aは生としてこの蓄熱体20により加
熱され、一方炊飯釜15の側部15bは外胴11との間
を通る燃焼ガスにより加熱される。これにより、炊飯釜
15の下部の温度上昇はガス炎により直接加熱する場合
に比して時間遅れが生じるので上部の温度Alと下部の
温度A2は、第2図の実線に示す如く接近して上昇して
水の沸騰温度t1に達し、N熱体20の温度は低融点金
属22の溶融温度以上となる。炊飯終了時点Cにおいて
ガスバーナ12が停止すれば蓄熱体20は凝固を開始し
、熔融潜熱を放出して炊飯釜15を底部15aより加熱
するので凝固が完了するまでは、炊飯釜15内の温度は
、第2図の実線のA4部に示す如く、低融点金属で定ま
る温度に保たれ、凝固が完了してから実線のA3部に示
す如(再び温度が低下する。
〔発明の効果〕
上述のごとく、本発明によれば、炊飯中における炊飯釜
内部の温度差が減少するので、かきまぜ等の手間を要す
ることなく、全体が一様に炊き上り、またガスバーナの
停止後にA4部に示す如(一定温度に所定時間保たれて
から温度が低下するので、この所定時間のA4部によっ
て藁の一焼べに相当する加熱が行われて御飯の水分を適
当な量まで減少させることができ、同時にむらしも行わ
れ、これにより澱粉が一様にアルファ化されかつ水分の
状態も適当なおいしい御飯を自動的に炊くことができる
〔実施例〕
以下に、添付図面により実施例の説明をする。
第1図に示す第1実施例において、3個の脚により支持
されるベース10の内部中央にはガスバーナ12が固定
され、ベース10の正面にはガスバーナ12へのガス供
給を開始させるためのつまみ13が設けられている。ベ
ース10には、後述する炊飯釜15の底部15aの中央
に下方より弾性的に当接して、底部152が所定温度以
上となれば作動してガスバーナ12へのガス供給を停止
させるフユーズメタル等のサーモスタット14が設けら
れている。ベース10の上側には、薄板金を筒状に成形
した外胴11が同心的に設置されている。
炊飯釜15はアルミニウム鋳物等よりなり、第1図に示
す如く、外胴11内に挿入した状態では側部15bの上
部外周に形成した複数の支持突起19が外胴11上縁の
内向フランジllaの上面に係合して所定位置に支持さ
れる。この状態においては、炊飯釜15の側部15bと
外胴11の間にはガスバーナ12からの燃焼ガスを通す
筒状の空間が形成され、また底部15aの中央下面には
サーモスタット14が弾性的に当接されている。
炊飯器の蓋は、回路の機構により係合離脱可能に外胴1
1に取り付けられる外蓋16と、中央の支持軸18を介
して多少の撓み及び傾斜可能に外蓋16に支持された内
蓋17より構成されている。
内蓋17は、第1図に示す如く外蓋16を閉じた状態に
おいては、全周が炊飯釜15の側部15b上縁の外向段
部の内側に係合して炊飯釜15を閉じるようになってい
る。また、外蓋16には、周縁に沿って多数の排気穴1
6aが設けられている。
ガスバーナ12のガス炎Fを受ける位置には、本発明の
要部をなす蓄熱体20が設けられ、ベース10及び外胴
11により支持されている。第1図に示す如く、M熱体
20は全体として環形の厚板状をなし、金属板を成形し
てなるケース21と、その内部に密封された亜鉛、鉛、
アンチモン、錫等または此等の合金等の低融点金属22
により構成されている。蓄熱体20は、炊飯釜15が外
胴11内に挿入支持された状態においてその底部15a
の下側に多少の隙間をおいて対向するように複数の支持
脚25を介して外胴11に支持されている。
次に、上記第1実施例の作動の説明をする。
先ず、米Rと水Wを入れた炊飯釜15を外胴ll内に挿
入支持させ、内蓋17及び外蓋16を閉じた後、つまみ
13を押し下げればガスバーナ12にガスが供給される
と同時に回路の点火装置が作動してガス炎Fが生じる。
ガス炎Fは蓄熱体20を直接加熱し、生じた燃焼ガスは
第1図の矢印に示す如く、炊飯釜15の側部15bと外
胴11の間の空間を通り、側部15bと内向フランジ1
1aの間の隙間を通って、外蓋16の排気穴16aから
外部に排出される。
ガス炎Fにより直接加熱される蓄熱体20は次第に温度
が上昇し、炊飯釜15の底部15aは主として蓄熱体2
0からの熱輻射及び対流により加熱される。この底部1
5aに近い炊飯釜15内の下部もこれと同時に加熱され
るが、その温度A2は蓄熱体20の熱容量の影響を受け
て時間遅れが生じ、第2図に示す如く、前述の従来技術
における温度B2よりは、上昇速度が遅くなる。一方、
M熱体20の熱容量は米Rと水Wを入れた炊飯釜15の
下部の熱容量よりは小さいので、炊飯釜15と外胴11
の間の空間を通って側部15bを介して炊飯釜15内の
上部を加熱する燃焼ガスの温度は前述の従来技術の場合
よりは多少上昇する。
従って炊飯釜15内の上部の温度A1は、第2図に示す
如く、従来技術における温度Blよりは、上昇速度が多
少早くなる。その結果、炊飯釜15内の上部の温度A1
と下部の温度A2とは温度が接近して上昇して水の沸騰
温度t1に達し、炊飯釜15内に流動状態の水が無くな
るまではほぼその温度に保たれる。この頃までには蓄熱
体20の温度は相当に上昇し、低融点金属22は熔融状
態となっている。炊飯釜15内の流動状態の水が無くな
れば炊飯釜15内の温度は再び上昇し、サーモスタット
14はこの温度上昇を検知し、0点に達すれば作動して
ガスバーナ12へのガス供給を停止する。上述の如く、
本実施例においては作動の全期間にわたり炊飯釜15内
の各部の温度は互いにほぼ同温度で変化するので、各部
の米の澱粉のアルファ化は一様に進行する。なお、第2
図においては、上下部の温度Al、A2が温度t1に達
してから再び温度上昇を始めるまでの間の時間軸は相当
に圧縮して示されている。
ガスバーナ12へのガス供給が停止されれば炊飯釜15
内の温度は低下するが、M熱体20が凝固を開始すれば
熔融潜熱を放出して炊飯釜15の底部15aを加熱し、
M熱体20は凝固温度に保たれるので、低融点金属22
の凝固が完了するまでは、炊飯釜15内の温度も、第2
図の実線のA4部に示す如く、低融点金属で定まる温度
に所定時間保たれる。なお、この所定時間は、ケース2
1内に密封する低融点金属22の種類及び量を調整する
ことにより所望の値に設定してお(ものである。低融点
金属22の凝固が完了すれば、炊飯釜15内の温度は、
実線のA3部に示す如く、再び低下する。
上述の如く、本実施例においては、炊飯釜15内の温度
は、ガスバーナ12の停止後、A4部に示す如く一定温
度に所定時間保たれてから低下するので、この所定時間
のA4部によって藁の一焼べに相当する加熱が行われて
、炊き上り直後の御飯の多すぎる水分を、適当な量まで
減少させることができ、同時にむらしも行われる。従っ
て、炊飯釜15内の各部の温度が同じになるという前述
の作用と併せて、各部の米の澱粉が一様にアルファ化さ
れかつ水分の状態も適当なおいしい御飯を自動的に炊く
ことができる。
なお、上記第1実施例においては炊飯釜15の底部15
aと蓄熱体20の間に多少の隙間を設けたが、この両者
15a、20は互に密着するようにしてもよい。この場
合は炊飯釜15の底部15aは主として蓄熱体20から
の熱伝導により加熱されることになる。
第3図に示す第2実施例においては、蓄熱体20の取付
構造が第1実施例とは相違している。すなわちこの第2
実施例は、第1実施例と同一の構成よりなる蓄熱体20
を、炊飯釜15の底部15aにろう付け、溶接等により
一体的に固着したものである。その他の構造は第1実施
例と同一であるので、同一部分に同一符号を付して詳細
な説明を省略する。また作動についても、蓄熱体20か
ら炊飯釜15の底部15aへの加熱が熱伝導により行わ
れることを除き第1実施例と同様であるので詳細な説明
は省略する。
なお、第2実施例の蓄熱体20のケース21は、その一
部21aを第4図に示す如く幅広なU7断面形状のもの
とし、その内外全周を炊飯釜15の底部15aにろう付
け、/g接等により液密に固着して、前記一部21aと
底部15aとによりケース21を形成し、その内部に低
融点金属22を密封するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明によるガス炊飯器の第1実施
例を示し、第1図は主要部を破断した正面図、第2図は
炊飯釜内の温度の変化状態を示す説明図、第3図は第2
実施例の第1図相当図、第4図は第2実施例の変形例の
部分断面図である。 符号の説明 10・・・ベース、11・・・外胴、12・・・ガスバ
ーナ、15・・・炊飯釜、15a・・・底部、15b・
・・側部、20・・・蓄熱体、21・・・ケース、22
・・・低融点金属、F・・・ガス炎。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下部にベースを備えた外胴と、この外胴内に支持された
    炊飯釜と、前記ベース内に設けられて前記炊飯釜を加熱
    するガスバーナを備え、このガスバーナからの燃焼ガス
    が前記外胴と炊飯釜の間を通って上方に排出するよう構
    成してなるガス炊飯器において、前記ガスバーナのガス
    炎と前記炊飯釜の底部との間に、低融点金属をケース内
    に密封してなる蓄熱体を介在せしめたことを特徴とする
    ガス炊飯器。
JP24048086A 1986-08-26 1986-10-09 ガス炊飯器 Pending JPS63153013A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19965086 1986-08-26
JP61-199650 1986-08-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63153013A true JPS63153013A (ja) 1988-06-25

Family

ID=16411366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24048086A Pending JPS63153013A (ja) 1986-08-26 1986-10-09 ガス炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63153013A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163460A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Rinnai Corp 保温式ガス炊飯器
JPH07163459A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Rinnai Corp ガス炊飯器
JPH07171052A (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 Rinnai Corp 保温式炊飯器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163460A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Rinnai Corp 保温式ガス炊飯器
JPH07163459A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Rinnai Corp ガス炊飯器
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