JPS6315282Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6315282Y2 JPS6315282Y2 JP19462081U JP19462081U JPS6315282Y2 JP S6315282 Y2 JPS6315282 Y2 JP S6315282Y2 JP 19462081 U JP19462081 U JP 19462081U JP 19462081 U JP19462081 U JP 19462081U JP S6315282 Y2 JPS6315282 Y2 JP S6315282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- present
- drug
- cuts
- insect repellent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防虫材に関する。
従来防虫材は単にセロハン製包材にてパツクし
たものをそのままタンスの中へ入れ、害虫の駆除
を行なつてきたが薬剤がナフタリン、パラジクロ
ルベンゼン、シヨウノウ等昇華性薬剤に限定さ
れ、セロハン製包材による方法は自ずと効果に限
度があり、かつ薬効の持続性に於てもきわめて短
時間に終わつてしまうという難点があつた。又形
態的にも薬効を十分に生かせるものがなかつた。
たものをそのままタンスの中へ入れ、害虫の駆除
を行なつてきたが薬剤がナフタリン、パラジクロ
ルベンゼン、シヨウノウ等昇華性薬剤に限定さ
れ、セロハン製包材による方法は自ずと効果に限
度があり、かつ薬効の持続性に於てもきわめて短
時間に終わつてしまうという難点があつた。又形
態的にも薬効を十分に生かせるものがなかつた。
本考案は上記従来の問題点を一掃することを目
的としてなされたもので、即ち本考案は、基材に
薬剤を保持させ、該基材には、上端部を残して複
数本の縦切目を設けることにより、縦切目を介し
て並列する小分け部を、空気移動を動力源として
個々にふれ動かせるような構成となし、更に基材
の上端には吊下げ用部材を設けたことを特徴とす
る防虫材に係る。
的としてなされたもので、即ち本考案は、基材に
薬剤を保持させ、該基材には、上端部を残して複
数本の縦切目を設けることにより、縦切目を介し
て並列する小分け部を、空気移動を動力源として
個々にふれ動かせるような構成となし、更に基材
の上端には吊下げ用部材を設けたことを特徴とす
る防虫材に係る。
本考案は上述の如き構造を有しているので、上
端の吊り下げ用部材により、防虫処理を必要とす
るタンス等の収納庫や引出し内に簡単に吊り下げ
て使用できると共に、縦切目によつて小分けされ
た基材の小分け部が、収納庫の戸や引出が開閉さ
れるごとに生ずる空気移動を動力源としてふり動
かされ、この小分け部の運動で基材よりの薬剤の
揮散促進及び揮散薬剤の周囲へ拡散が計られるこ
ととなり、収納庫内や引出し内を効果的に防虫処
理できる。
端の吊り下げ用部材により、防虫処理を必要とす
るタンス等の収納庫や引出し内に簡単に吊り下げ
て使用できると共に、縦切目によつて小分けされ
た基材の小分け部が、収納庫の戸や引出が開閉さ
れるごとに生ずる空気移動を動力源としてふり動
かされ、この小分け部の運動で基材よりの薬剤の
揮散促進及び揮散薬剤の周囲へ拡散が計られるこ
ととなり、収納庫内や引出し内を効果的に防虫処
理できる。
本考案に於て、基材としては、薬剤を保持させ
うるものであれば形状、大きさは任意である。材
質としては、紙、パルプ、布帛、フイルム状樹
脂、フイルム状金属の単独及びこれらの組合せを
例示しうる。
うるものであれば形状、大きさは任意である。材
質としては、紙、パルプ、布帛、フイルム状樹
脂、フイルム状金属の単独及びこれらの組合せを
例示しうる。
本考案に於て上記薬剤としては防虫材、殺虫
剤、忌避剤、フエロモンの少なくとも１種以上
と、これらに殺菌剤、防カビ剤、消臭剤、脱臭
剤、芳香剤、香料等の単独あるいは組み合わせた
ものを挙げうる。
剤、忌避剤、フエロモンの少なくとも１種以上
と、これらに殺菌剤、防カビ剤、消臭剤、脱臭
剤、芳香剤、香料等の単独あるいは組み合わせた
ものを挙げうる。
上記薬剤の基材への保持手段については、直
接・間接的を問わず、なんら限定されるものでは
ない。例えば直接、基材に保持させる時は塗布、
含浸、噴霧、練込、印刷や別途薬剤保持フイルム
をラミネートする。間接的に保持させる時は適当
な間接部材を介して行なう等を例示しうる。なお
これら手段により、基材に薬剤を含有させたイン
キ、塗料等の剤型による種々の模様を基材の少な
くとも一面に印刷、吹付等により施すようにして
もよい。このように模様を基材に施すことによ
り、インキや塗料中に含まれる樹脂類による薬剤
の徐放化が行なわれ、単に薬剤を含浸したものに
比し、効力の持続期間が任意かつ長期的に保持さ
れうる。また模様により薬剤が散在化しており、
これより薬剤がシート状担体及び衣服に拡散する
ため、必要以上の薬剤が移行せず、より一層の徐
放化ひいては更なる有効期間の延長が行なわれる
利点がある。
接・間接的を問わず、なんら限定されるものでは
ない。例えば直接、基材に保持させる時は塗布、
含浸、噴霧、練込、印刷や別途薬剤保持フイルム
をラミネートする。間接的に保持させる時は適当
な間接部材を介して行なう等を例示しうる。なお
これら手段により、基材に薬剤を含有させたイン
キ、塗料等の剤型による種々の模様を基材の少な
くとも一面に印刷、吹付等により施すようにして
もよい。このように模様を基材に施すことによ
り、インキや塗料中に含まれる樹脂類による薬剤
の徐放化が行なわれ、単に薬剤を含浸したものに
比し、効力の持続期間が任意かつ長期的に保持さ
れうる。また模様により薬剤が散在化しており、
これより薬剤がシート状担体及び衣服に拡散する
ため、必要以上の薬剤が移行せず、より一層の徐
放化ひいては更なる有効期間の延長が行なわれる
利点がある。
本考案に於て吊下げ用部材の形態は基材の一端
に、剥離テープをほどこした接着剤層を設けたも
の、ひもを設けたもの等を挙げうるがこれらのも
のに限定されるものではない。
に、剥離テープをほどこした接着剤層を設けたも
の、ひもを設けたもの等を挙げうるがこれらのも
のに限定されるものではない。
本考案に於て、基材への縦切目の設け方は、基
材の上端部を残し設けられるが、切目の間隔、切
目の形状は任意であり、切目の数も複数であれば
よいが基材が大きければ多数設けるのがよい。尚
縦切目はミシン目であつてもよく、ミシン目の場
合は使用時に切離す。
材の上端部を残し設けられるが、切目の間隔、切
目の形状は任意であり、切目の数も複数であれば
よいが基材が大きければ多数設けるのがよい。尚
縦切目はミシン目であつてもよく、ミシン目の場
合は使用時に切離す。
以下に本考案の実施例を添附図面にもとづき説
明すると次の通りである。
明すると次の通りである。
第１図は本考案実施の１例を示す正面図であ
り、基材１の上端部１ａを適当な巾を残して、基
材１上下方向に複数の縦切目２が設けられ、該上
端部１ａ部分には、ひも状形態の吊下げ手段３が
設けられた本考案防虫材が示されている。この場
合、ひも状形態の吊り下げ手段３により、基材１
自体戸等の開閉によりゆれが生じやすいので、基
材１の縦切目２により基材小分け部１ｂ……の各
部のゆれとあいまつて、きわめて効果的な薬剤の
揮散促進及び拡散が行なえ有利である。
り、基材１の上端部１ａを適当な巾を残して、基
材１上下方向に複数の縦切目２が設けられ、該上
端部１ａ部分には、ひも状形態の吊下げ手段３が
設けられた本考案防虫材が示されている。この場
合、ひも状形態の吊り下げ手段３により、基材１
自体戸等の開閉によりゆれが生じやすいので、基
材１の縦切目２により基材小分け部１ｂ……の各
部のゆれとあいまつて、きわめて効果的な薬剤の
揮散促進及び拡散が行なえ有利である。
使用に際し、タンス等の収納庫内の適当な位置
に吊下げ手段３にて、本考案防虫材を吊下げるだ
けで、簡単にセツトが行なえ、セツト後は戸等の
開閉により、空気の移動で基材１全体及び小分け
部１ｂにゆれを生じさせ、このゆれにより、所期
の効果が得られる。
に吊下げ手段３にて、本考案防虫材を吊下げるだ
けで、簡単にセツトが行なえ、セツト後は戸等の
開閉により、空気の移動で基材１全体及び小分け
部１ｂにゆれを生じさせ、このゆれにより、所期
の効果が得られる。
第２図は本考案実施の他の１例を示す正面図で
あり、基材１の上端部１ａを適当な巾を残して、
上下方向に縦切目２が設けられ、基材１の上端部
１ａ部分には、剥離式接着剤方式の吊り下げ手段
３が設けられた本考案防虫材が示されている。こ
の場合タンス内や引出し内等の天面側面等に適当
に貼付るだけで済むので、吊り下げ場所に制限を
受けることがない利点を有する。
あり、基材１の上端部１ａを適当な巾を残して、
上下方向に縦切目２が設けられ、基材１の上端部
１ａ部分には、剥離式接着剤方式の吊り下げ手段
３が設けられた本考案防虫材が示されている。こ
の場合タンス内や引出し内等の天面側面等に適当
に貼付るだけで済むので、吊り下げ場所に制限を
受けることがない利点を有する。
第１図は本考案実施の１例を示す正面図、第２
図は本考案実施の他の１例を示す正面図である。 図に於て、１は基材、２は縦切目、３は吊下げ
手段である。
図は本考案実施の他の１例を示す正面図である。 図に於て、１は基材、２は縦切目、３は吊下げ
手段である。
Claims (1)
- 基材に薬剤を保持させ、該基材には、上端部を
残して複数本の縦切目を設けることにより、縦切
目を介して並列する小分け部を、空気移動を動力
源として個々にふれ動かせるような構成となし、
更に基材の上端には吊下げ用部材を設けたことを
特徴とする防虫材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19462081U JPS58101803U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 防虫材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19462081U JPS58101803U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 防虫材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58101803U JPS58101803U (ja) | 1983-07-11 |
| JPS6315282Y2 true JPS6315282Y2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=30107932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19462081U Granted JPS58101803U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 防虫材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58101803U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19462081U patent/JPS58101803U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58101803U (ja) | 1983-07-11 |
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