JPS63152555A - 安全蓋 - Google Patents

安全蓋

Info

Publication number
JPS63152555A
JPS63152555A JP61287824A JP28782486A JPS63152555A JP S63152555 A JPS63152555 A JP S63152555A JP 61287824 A JP61287824 A JP 61287824A JP 28782486 A JP28782486 A JP 28782486A JP S63152555 A JPS63152555 A JP S63152555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
top wall
ratchet pawl
safety
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61287824A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06548B2 (ja
Inventor
英彦 近江
知也 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Original Assignee
Japan Crown Cork Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Crown Cork Co Ltd filed Critical Japan Crown Cork Co Ltd
Priority to JP61287824A priority Critical patent/JPH06548B2/ja
Publication of JPS63152555A publication Critical patent/JPS63152555A/ja
Publication of JPH06548B2 publication Critical patent/JPH06548B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、特殊な開封操作を理解することができる者は
開封(即ち容器の口頚部から離脱)することができるが
、特殊な開封操作を理解することができない幼児は容易
に開封することができない安全特性を備えた安全蓋に関
する。
〈従来技術〉 薬剤等を収容する容器に使用される安全蓋の典型例とし
て、特公昭55−16903号公報に開示されている安
全蓋を挙げることができる。この ・安全蓋は、天面壁
及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する
合成樹脂製外蓋と、天面壁及びこの天面壁の周縁から垂
下するスカート壁を有し且つ上記外蓋内に収容される合
成樹脂製内蓋との組合せから成る。内蓋のスカート壁内
面には、容器の口頚部の外周面に形成されている雌螺条
の如き回転式締付突条と協働する、雌螺条の如き回転式
締付突条が形成されている。また、内蓋の天面壁外面に
は上方に突出する第1の係合突起が形成され、外蓋の天
面壁内面には下方に突出する第2の係合突起が形成され
、そして外蓋の天面壁内面には、外蓋の天面壁内面と内
蓋の天面壁外面とを相互に離隔せしめて上記第1の係合
突起と上記係合突起とが相互に協働し得ない状態に弾性
的に維持する弾性離隔片が形成されている。更に、内蓋
のスカート壁外面には、略三角形状の横断面形状を有す
る突条から構成されている複数個の第1のラチェット爪
が周方向に間隔を置いて形成され、外蓋のスカート壁内
面には、略三角形状の横断面形状を有する突条から構成
されている複数個の第2のラチェット爪が周方向に間隔
を置いて形成されている。かかる第1のラチェット爪と
第2のラチェット爪とは、外蓋を閉回転方向に回転せし
める時には相互に噛合して外蓋の回転に付随して内蓋を
回転せしめるが、外蓋を閉回転方向に回転せしめる時に
は相互に噛合することなく外蓋のみを空転せしめる。
上記の通りの安全蓋においては、容器の口頚部における
回転式締付突条と内蓋の回転式締付突条との協働によっ
て、容器の口頚部に安全蓋が装着されている時に、安全
蓋の外蓋を単に開回転方向に回転せしめるのみでは、外
蓋のみが空転し内蓋は回転されず、従って容器の口頚部
における回転締付突条と内蓋の回転式締付突条との協働
が解除されず、容器の口頚部から安全蓋を離脱せしめる
ことができない。
容器の口頚部から安全蓋を離脱せしめて容器を開封する
ためには、外蓋を下方に押圧し上記弾性離隔片の作用に
抗して外蓋の天面壁内面を内蓋の天面壁外面に近接せし
め、かくして上記第1の係合突起と上記第2の係合突起
とが相互に協働し得る状態にせしめ、そしてかかる状態
を維持しながら外蓋を開回転方向に回転せしめる。かく
すると、上記第1の係合突起と上記第2の係合突起との
協働によって、外蓋の回転が内蓋に伝えられて内蓋も開
回転方向に回転セし、められ、従って容器の口頚部から
安全蓋が離脱せしめられる。
く解決すべき問題点〉 然るに、上述した通りの従来の安全蓋には、次の通りの
解決すべき問題がある。近時においては、外蓋を単に開
回転方向に回転せしめて外蓋のみを空転せしめた場合、
比較的大きな音が発生されるようになす要望が強い。そ
の理由は、幼児が容器を開封せんとして安全蓋を悪戯す
る場合(かかる悪熾を長時間に渡って続行すると、偶発
的に外蓋を押圧しながら開回転方向に回転し、従って容
器の口頚部から容器蓋を離脱してしまう恐れがあるが、
悪戯の初期において外蓋のみを空転せしめた時に比較的
大きな音が発生せしめられると、かかる音によって周囲
の者は幼児が安全蓋を悪戯していることに気が付き、こ
れによって許容し得ない事態の発生を未然に防ぐことが
できるからである。
しかしながら、従来の安全蓋は、上記要望を満足するこ
とができない。
そこで、本発明は、従来の安全蓋を改良して、外蓋を単
に開回転方向に回転せしめて外蓋のみを空転せしめると
、比較的大きな音が発生されるようになすことを、その
技術的課題とする。
く解決手段〉 本発明の解決手段は、(イ)内蓋のスカート壁外面に形
成する第1のラチェット爪を、内蓋のスカート壁外面に
接続された基縁から半径方向外方に向って開回転方向に
延びるフラップ片から構成することと、これに加えて或
いはこれに代えて、(El)外蓋のスカート壁内面に形
成する第2のラチェット爪を、外蓋のスカート壁内面に
接続された基縁から半径方向内方に向って閉回転方向に
延びるフラップ片から構成すること、である。
く作用〉 上記解決手段が加えられた本発明の安全蓋においては、
外蓋を単に開回転方向に回転せしめて外蓋を空転せしめ
ると、外蓋の第2のラチェット爪が内蓋の第1のラチェ
ット爪を通過する際に、フラップ片から構成された第1
のラチェット爪と第2のラチェット爪との少なくとも一
方は、弾性的に漸次撓んだ後に急激に元の状態に復元し
、この際に比較的大きな音を発生し、かくして上記技術
的課題が達成される。
く好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って改良された
安全蓋の好適具体例について詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、安全蓋は、全体を番号2
で示す外蓋と、全体を番号4で示す内蓋との組合せから
構成される。外蓋2及び内蓋4の各々は、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出成形
又は圧縮成形の如き適宜の成形法によって成形すること
ができる。
第1図と共に第2図を参照して説明すると、図示の内蓋
4は、円形天面壁6とこの天面壁6の周縁から垂下する
円筒形スカート壁8とを有する。
スカート壁8の内面には、通常の雌螺条でよい回転式締
付突条10が形成されている。スカート壁8の外面下端
部には半径方向外方に張出した環状フランジ12が形成
されている。また、スカート壁8の外面には、周方向に
等間隔を置いて複数個(図示の場合は6個)の第1のラ
チェット爪14が形成されている。かかる第1のラチェ
ット爪14は、上記環状フランジ12の上面から実質上
鉛直に上方に延びている突条から構成されている。第3
図から理解される如く、第1のラチェット爪14を構成
する突条の横断面形状は、低勾配の面16と高勾配の面
18を有する略三角形状である。天面壁6の外面周縁部
には同心状の2個の段部20及び22が形成されている
。天面壁6の外面中央部(即ち内側段部22よりも内側
の領域)には、上方に突出する第1の係合突起24が周
方向に等間隔を置いて複数個(図示の場合は6個)形成
されている。第3図に明確に図示する如く、第1の係合
突起24の各々は1.半径方向外方に向って周方向幅が
漸次増大する扇形状である。天面壁6の内面には環状突
条26が形成されている。更に、図示の具体例において
は、比較的軟性の合成樹脂から別個に形成された円形バ
ッキング部材28が天面壁6の内面に配設されているン 第1図及び第2図を参照して外M2について説明すると
、図示の外蓋2は、円形天面壁30とこの天面壁30の
周縁から垂下する円筒形スカート壁32とを有する。ス
カート壁32の外面には、指の滑りを防止するためのロ
ーレフト乃至凹凸形状34が形成されている。スカート
壁32の内面下端部には、半径方向内方に突出する環状
突条36が形成されている。更に、スカート壁32の内
面には、周方向に等間隔を置いて複数個(図示の場合は
3個)の第2のラチェット爪38も形成されている。第
1図及び第2図と共に第4図を参照して説明すると、第
2のラチェット爪38の各々は、スカート壁32の内面
に接続された基縁40から半径方向内方に向って閉回転
方向(第2図において上方から見て時計方向)に延びる
略矩形のフラップ片から構成されている。基縁40にお
けるスカート壁32の内面の接線と第2のラチェット爪
38を構成するフラップ片とがなす角度α(第5図)は
、15乃至45度程度であるのが好ましい。上記基縁4
0は、天面壁30の内面に接続された上端から実質上鉛
直に延びているのが好ましい。そして、第2のラチェッ
ト爪38を構成するフラップ片の上端縁42も、天面壁
30の内面に接続されているのが好ましい。上記基縁4
0の上端及び上記上端縁42を天面壁30の内面から下
方に隔離せしめることもできるが、かくすると、外M2
の射出又は圧縮成形工程における雄型からの離型の際に
支障となる比較的大きな所謂アンダーカットが生成され
る。算2のラチェット爪38を構成するフラップ片の下
端縁44の少なくとも大部分は、上記基縁40から下方
に傾斜して延びているのが好ましい。図示の具体例にお
いては、下端縁44の自由端部は上方に傾斜して延びて
いるが、弧状部を介してかかる自由端部に続く大部分は
下方に傾斜して延びている。傾斜角度β(第2図)は、
40乃至60度程度であるのが好ましい、天面壁30の
内面中央部には、下方に突出する第2の係合突起46が
周方向に等間隔を置いて複数個(図示の場合は6個)形
成されている。第5図に明確に図示する如く、第2の係
合突起46の各々は、比較的小さい幅で半径方向に延在
している。第2の係合突起46の各々の幅は、上記内蓋
4の天面壁6の外面に形成されている上記第1の係合突
起24間の周方向間隔よりも小さい、天面壁30の内面
には、更に、上記第2の係合突起46よりも半径方向外
側の領域に位置する複数個(図示の場合は8個)の弾性
離隔片48が形成されている。かかる弾性離隔片48の
各々は、天面壁30の内面から若干の傾斜角度で半径方
向外方に傾斜して垂下する垂下片形態である。第2図に
明確に図示する如く、弾性離隔片48の各々の下端部は
、円弧を描いて半径方向外方に延びている。
弾性離隔片48の各々は、上記第2の係合突起46の下
端面を越えて下方に突出していることが必要である。図
示の具体例においては、第2図から理解される如く、弾
性離隔片48の下方への突出量は第2の係合突起46の
下方への突出量の略3倍にせしめられている。
上述した通りの外蓋2と内蓋4とは、第2図に図示する
通りに組合せて使用される。即ち、内蓋4は外蓋2内に
収容される。第2図から理解される如く、内蓋4のスカ
ート壁8の外面下端部に形成されている環状フランジ1
2の外径は、外蓋2のスカート壁32の内面下端部に形
成されている環状突条36の内径よりも幾分大きい、従
って、外蓋2内に内蓋4を収容する際には、外蓋2のス
カート壁32或いは内蓋4のスカート壁8が弾性変形せ
しめられて、内蓋4の環状フランジ12が外蓋2の環状
突条36を強制的に通過せしめられる。そして、外M2
内に一旦内蓋4が収容されると、環状フランジ12と環
状突条36との相互干渉によって、外蓋2からの内蓋4
の離脱が防止される。第2図に明確に図示する如く、外
蓋2内に内蓋4が収容されると、外蓋2の天面壁30の
内面に形成されている弾性離隔片48が内蓋4の天面壁
6の外面(更に詳しくは2個の段部の境界領域)に当接
し、これによって外蓋2の天面壁30の内面と内M4の
天面壁6の外面とが所定間隔離隔される。そして、かか
る状態においては、内蓋4の天面壁6の外面に形成され
ている第1の係合突起24と外蓋2の天面壁30の内面
に形成されている第2の係合突起46とは上下方向に離
隔されている。
外蓋2とその内に収容された内蓋4との組合せから成る
安全蓋は、第2図に番号50で示す口頭部を備えた容器
に適用される。ガラス又は適宜の合成樹脂から形成する
ことができる容器は、上面が開放された円筒形状の口頚
部50を有する。この口頚部50の外周面には、通常の
雄螺条でよい回転式締付突条52が形成されている。
口頚部50に安全蓋を、装着して口頚部50を閉じる時
には、口頚部50に安全蓋を被嵌して外蓋2を閉口転方
向(第2図において上方から見て時計方向)に回転せし
める。かくすると、第6図に図示する如く、外M2のス
カート壁32の内面に形成されている第2のラチェット
爪38の先端が、内蓋4のスカート壁8の外面に形成さ
れている第1のラチェット爪14の高勾配の面18に当
接し、面18が高勾配である故に外蓋2の閉回転が第2
のラチェット爪38から第1のラチェット爪14を介し
て内蓋4に伝えられ、かくして内蓋4も閉口転方向に回
転せしめられる。かくすると、内蓋4のスカート壁8の
内面に形成されている回転式締付突条lOが口頚部50
の外周面に形成されている回転式締付突条52に締付け
られ、第2図に図示する如く口頚部50に安全蓋が装着
される。
第2図に図示する状態においては、内114の天面壁6
の内面に配設されたバッキング部材28が口頚部50の
上端に密接せしめられ、かくして口頚部50が密封され
る。
口頚部50から安全蓋を離脱して口頚部50を開封せん
として、単に外112を開園転方向(即ち第2図におい
て上方から見て反時計方向)に回転せしめても、口頚部
50から安全蓋を離脱することはできない、外112を
開園転方向に回転せしめる場合には、外12のスカート
壁32の内面に形成されている第2のラチェット爪38
が内M4のスカート壁8の外面に形成されている第1の
ラチェット爪14の低勾配の面16に作用する。この場
合、第2のラチェット爪38がその基縁40から半径方
向内方に向って閉口転方向に延びるフラップ片から構成
されていること、及び第1のラチェット爪14の面16
が低勾配であることに起因して、第7図に2点鎖線で示
す如く、第2のラチェット爪38漸次半径方向内側に撓
んで第1のラチェット爪14を通過する。それ故に、外
M2の開回転が内M4に伝えられず、単に外蓋2が開園
転方向に空転するのみで、内蓋4は回転されない。
従って、内蓋4の回転式締付突条lOと口頚部50の回
転式締付突条52との締付は解除されず、口頚部50か
ら安全蓋を離脱することはできない。
而して、外蓋2のみが開園転方向に空転する時には、上
述した如く外蓋2の第2のラチェット爪38が内M4の
第1のラチェット爪14を通過するが、この際には、第
7図に2点鎖線で示す如く、フラップ片から構成された
第2のラチェット爪38は、第1のラチェット爪14の
低勾配の面16に沿って漸次半径方向内側に撓み、しか
る後に、面1Bが高勾配である故に急激に元の状態に弾
性的に復元する。そして、第2のラチェット爪38が急
激に元の状態に弾性的に復元することによって、比較的
大きな音が生成される。
かかる音の生成に関して、従来の安全蓋においては、第
2のラチェット爪も第1のラチェット爪と同様に低勾配
の面と高勾配の面を有する略三角形状の突条から形成さ
れており、第2のラチェット爪が第1のラチェット爪を
通過する際には、第2のラチェット爪及び第1のラチェ
ット爪が、弾性的に撓むのではなくて、弾性的に圧縮或
いはスカート壁の弾性的変化に起因して変位せしめられ
る。それ故に、第2のラチェット爪が第1のラチェット
爪を通過する際に、大きな音が生成され得なかった。
口頚部50から安全蓋を離脱せしめて口頚部50を開封
するためには、外蓋2を下方に押圧して開園転方向に回
転せしめることが必要である。外蓋2を下方に押圧する
と、第8図に図示する如く、外M2の天面壁30の内面
に形成されている弾性離隔片48が弾性的に撓まされて
、外蓋2の天面壁30の内面が内蓋4の天面壁6の外面
に近接せしめられる。かくすると、外蓋2の天面壁30
の内面に形成されている第2の係合突起46が内蓋4の
天面壁6の外面に形成されている第1の係合突起24間
に進入せしめられる。従って、第2の係合突起46が第
1の係合突起24に干渉することによって外蓋2の開回
転が内蓋4に伝えられ、外M2の開回転に付随して内蓋
4も開園転方向に回転せしめられる。かくすると、内蓋
4の回転式締付突条10と口頚部50の回転式締付突条
52との締付が解除され、内蓋4と共に外蓋2が口頚部
50から離脱されて口頭部50が開封される。
く変形乃至修正例〉 上述した具体例においては、外蓋2のスカート壁32の
内面に形成されている第2のラチェット爪38をフラッ
プ片から構成しているが、これに加えて、或いはこれに
代えて(即ち第2のラチェット爪38を従来と同様に略
三角形状の突条から構成して)、第9図に図示する如く
、内蓋4のスカート壁8の外面に形成される第1のラチ
ェット爪14をフラップ片から構成することもできる。
第9図を参照して説明すると、内蓋4のスカート壁8の
外面に形成されている第1のラチェット爪14は、スカ
ート壁8の外面に接続された基縁54から半径方向外方
に向って開回転方向に延びる略矩形のフラップ片から構
成されている。基縁54におけるスカート壁8の外面の
接線と第1のラチェット爪14を構成するフラップ片と
がなす角度は、15乃至45度程度であるのが好ましい
、上記基縁54は、環状フランジ12の上面に接続され
た下端から実質上鉛直に延びているのが好ましい、そし
て、第1のラチェット爪14を構成するフラップ片の下
端縁56も環状フランジ12の上面に接続されているの
が好ましい、第1のラチェット爪14を構成するフラッ
プ片の上端縁58の少な(とも大部分は、上記基縁54
から上方に傾斜して延びている0図示のフラップ片にお
い、ては、上端縁58の自由端部は下方に傾斜して延び
ているが、弧状部を介してかかる自由端部に続く大部分
は下方に傾斜して延びている。傾斜角度βは、40乃至
60度程度であるのが好ましい。
更に、上述した具体例においては、外蓋2の天面壁30
の内面に下方に垂下する弾性離隔片48を形成している
が、これに加えて或いはこれに代えて、内蓋4の天面壁
6の外面に上方に延びる弾性離隔片を形成することもで
きる。
く効果〉 本発明に従って改良された安全蓋においては、外蓋を単
に開回転方向に回転せしめて外蓋のみを空転せしめると
、外蓋の第2のラチェット爪が内蓋の第1のラチェット
爪を通過する際に比較的大きな音が生成される。従って
、幼児が悪戯して外蓋を空転せしめると、これによって
生成される比較的大きな音によって周囲の者がこれに気
付き、かくして、幼児が偶発的に容器を開封してしまっ
て許容し得ない事態が発生することを未然に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って改良された安全蓋を、一部を
切欠いて示す分解斜視図。 第2図は、第1図の安全蓋を容器の口頚部に装着した状
態を、一部を断面で示す側面図。 第3図は、第1図の安全蓋における内蓋を示す平面図。 第4図は、第1図の安全蓋における外蓋の第2のラチェ
ット爪を示す部分斜面図。 第5図は、第1図の安全蓋における外蓋を示す、第2図
の線V−Vにおける断面図。 第6図は、第1図の安全蓋において外蓋を閉口転方向に
回転せしめる時の、外蓋の第2のラチェット爪と内蓋の
第1のラチェット爪との相互関係を示す部分断面図。 第7図は、第1図の安全蓋において外蓋を開回転方向に
空転せしめる陵の、外蓋の第2のラチェット爪と内蓋の
第1のラチェット爪との相互関係を示す部分断面図。 第8図は、容器の口頚部を開封するために、第1図の安
全蓋における外蓋を下方に押圧した状態を、一部を断面
で示す側面図。 第9図は、変形例における内蓋の第1のラチェット爪を
示す部分斜面図。 2・・・外蓋 4・・・内蓋 6・・・内蓋の天面壁 8・・・内蓋のスカート壁 lO・・・内蓋の回転式締付突条 14・・・内蓋の第1のラチェット爪 24・・・内蓋の第1の係合突起 30・・・外蓋の天面壁 32・・・外蓋のスカート壁 38・・・外蓋の第2のラチェット爪 46・・・外蓋の第2の係合突起 48・・・外蓋の弾性離隔片 50・・・容器の口頚部 52・・・口頚部の回転式締付突条 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第9図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート
    壁を有する合成樹脂製外蓋と、天面壁及びこの天面壁の
    周縁から垂下するスカート壁を有し且つ上記外蓋内に収
    容される合成樹脂製内蓋との組合せから成り、上記内蓋
    のスカート壁内面には回転式締付突条が形成され、上記
    内蓋の天面壁外面には上方に突出する第1の係合突起が
    形成され、上記外蓋の天面壁内面には下方に突出する第
    2の係合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内面と上記
    内蓋の天面壁外面との少なくとも一方には、上記外蓋の
    天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面とを相互に離隔せし
    めて上記第1の係合突起と上記第2の係合突起とが相互
    に協働し得ない状態に弾性的に維持する弾性離隔片が形
    成され、上記内蓋のスカート壁外面には周方向に間隔を
    置いて複数個の第1のラチェット爪が形成され、上記外
    蓋のスカート壁内面には周方向に間隔を置いて複数個の
    第2のラチェット爪が形成され、上記第1のラチェット
    爪と上記第2のラチェット爪とは、上記外蓋を閉回転方
    向に回転せしめる時には相互に噛合して上記外蓋の回転
    に付随して上記内蓋を回転せしめ、上記外蓋を開回転方
    向に回転せしめる時には上記外蓋を空転せしめる形状に
    せしめられている安全蓋において; 上記第1のラチェット爪と上記第2のラチェット爪との
    少なくともいずれか一方は、上記内蓋のスカート壁外面
    又は上記外蓋のスカート壁内面に接続された基縁から半
    径方向外方又は内方に向って上記開回転方向又は上記開
    回転方向に延びるフラップ片から構成されている、こと
    を特徴とする安全蓋。 2、上記第2のラチェット爪は、上記外蓋のスカート壁
    内面に接続され且つ実質上鉛直に延びる基縁から半径方
    向内方に向って上記閉回転方向に延びるフラップ片から
    構成されている、特許請求の範囲第1項記載の安全蓋。 3、上記第2のラチェット爪を構成する上記フラップ片
    の上記基縁の上端は上記外蓋の天面壁内面に接続されて
    おり、且つかかるフラップ片の上端縁も上記外蓋の天面
    壁内面に接続されている、特許請求の範囲第2項記載の
    安全蓋。 4、上記第2のラチェット爪を構成する上記フラップ片
    の下端縁の少なくとも大部分は、上記基縁から下方に傾
    斜して延びる、特許請求の範囲第3項記載の安全蓋。 5、上記第1のラチェット爪は、上記内蓋のスカート壁
    外面に接続され且つ実質上鉛直に延びる基縁から半径方
    向外方に向って上記開回転方向に延びるフラップ片から
    構成されている、特許請求の範囲第1項記載の安全蓋。 6、上記内蓋のスカート壁外面の下端部には環状フラン
    ジが形成されており、上記第1のラチェット爪を構成す
    る上記フラップ片の上記基縁の下端は上記環状フランジ
    の上面に接続されており、且つかかるフラッフ片の下端
    縁も上記環状フランジの上面に接続されている、特許請
    求の範囲第5項記載の安全蓋。 7、上記第1のラチェット爪を構成する上記フラップ片
    の上端縁の少なくとも大部分は、上記基縁から上方に傾
    斜して延びている、特許請求の範囲第6項記載の安全蓋
JP61287824A 1986-12-04 1986-12-04 安全蓋 Expired - Fee Related JPH06548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61287824A JPH06548B2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04 安全蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61287824A JPH06548B2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04 安全蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63152555A true JPS63152555A (ja) 1988-06-25
JPH06548B2 JPH06548B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=17722236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61287824A Expired - Fee Related JPH06548B2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04 安全蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06548B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099022A1 (ja) * 2003-05-09 2004-11-18 Shiseido Company, Ltd. 安全容器
JP2012030871A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd 振出容器用キャップ及び振出容器
JP2012206730A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Crown Cork Co Ltd 安全蓋
JP2017515760A (ja) * 2014-01-22 2017-06-15 ヨンウー カンパニー,リミテッド 側面加圧式安全キャップ
JP2019026305A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社吉野工業所 不正開封防止キャップ
JP2019026306A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社吉野工業所 不正開封防止キャップ
JP2020055542A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 泡吐出器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9580213B2 (en) * 2014-12-15 2017-02-28 Johnson & Johnson Consumer Inc. Child resistant closure for a container

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516903A (en) * 1978-06-25 1980-02-06 Agency Of Ind Science & Technol Method of yarn connection in suction spinning frame
JPS5926750U (ja) * 1982-08-10 1984-02-18 日本クラウンコルク株式会社 容器
JPS61105653U (ja) * 1984-12-17 1986-07-04

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516903A (en) * 1978-06-25 1980-02-06 Agency Of Ind Science & Technol Method of yarn connection in suction spinning frame
JPS5926750U (ja) * 1982-08-10 1984-02-18 日本クラウンコルク株式会社 容器
JPS61105653U (ja) * 1984-12-17 1986-07-04

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099022A1 (ja) * 2003-05-09 2004-11-18 Shiseido Company, Ltd. 安全容器
US7571825B2 (en) 2003-05-09 2009-08-11 Shiseido Company, Ltd. Safety container
JP2012030871A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd 振出容器用キャップ及び振出容器
JP2012206730A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Japan Crown Cork Co Ltd 安全蓋
JP2017515760A (ja) * 2014-01-22 2017-06-15 ヨンウー カンパニー,リミテッド 側面加圧式安全キャップ
JP2019026305A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社吉野工業所 不正開封防止キャップ
JP2019026306A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 株式会社吉野工業所 不正開封防止キャップ
JP2020055542A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社吉野工業所 泡吐出器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06548B2 (ja) 1994-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4180178A (en) Container and closure
JP4621313B2 (ja) 小児のいたずら防止機能付き容器
US5570798A (en) Container opening/closing device
CA1105886A (en) Container and closure
US3027035A (en) Safety closure for containers and the like
JPS59124271A (ja) 封緘保証及び子供のいたずら防止の機能を有する容器
JP2008529916A (ja) フリップトップ式チャイルドレジスタント小出しクロージャ、パッケージおよび製造方法
JPH05500936A (ja) いたずらを示すプラスチック製クロージャ
JPS63502653A (ja) 子供から保護する容器
JPH0454113Y2 (ja)
GB2322852A (en) Child resistant container and closure
JPH0523494Y2 (ja)
JPS63152555A (ja) 安全蓋
US20060283831A1 (en) Child resistant container-closure assembly
MXPA06006402A (es) Tapon de frasco, reversible.
US4235349A (en) One-piece safety closure for rigid containers having a bead finish
US4154354A (en) Safety container closures
JP3080882U (ja) 紙コップの紙製の蓋
JPS624520Y2 (ja)
CN210063863U (zh) 一种容器盖和粉状冲剂容器
US3771681A (en) Child-proof container cap
JPH0130702B2 (ja)
JPH0424838Y2 (ja)
JPH0346380B2 (ja)
JPS6213950Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees