JPH06548B2 - 安全蓋 - Google Patents

安全蓋

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JPH06548B2
JPH06548B2 JP61287824A JP28782486A JPH06548B2 JP H06548 B2 JPH06548 B2 JP H06548B2 JP 61287824 A JP61287824 A JP 61287824A JP 28782486 A JP28782486 A JP 28782486A JP H06548 B2 JPH06548 B2 JP H06548B2
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英彦 近江
知也 五十嵐
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特殊な開封操作を理解することができる者は
開封(即ち容器の口頸部から離脱)することができる
が、特殊な開封操作を理解することができない幼児は容
易に開封することができない安全特性を備えた安全蓋に
関する。
〔従来の技術〕
薬剤等を収容する容器に使用される安全蓋の典型例とし
て、特公昭55−16903号公報に開示されている安
全蓋を挙げることができる。この安全蓋は、天面壁及び
この天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する合成
樹脂製外蓋と、天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下す
るスカート壁を有し且つ上記外蓋内に収容される合成樹
脂製内蓋との組合せから成る。内蓋のスカート壁内面に
は、容器の口頸部の外周面に形成されている雄螺条の如
き回転式締付突条と協働する、雌螺条の如き回転式締付
突条が形成されている。また、内蓋の天面壁外面には上
方に突出する第1の係合突起が形成され、外蓋の天面壁
内面には下方に突出する第2の係合突起が形成され、そ
して外蓋の天面壁内面には、外蓋の天面壁内面と内蓋の
天面壁外面とを相互に離隔せしめて上記第1の係合突起
と上記第2の係合突起とが相互に協働し得ない状態に弾
性的に維持する弾性隔離片が形成されている。更に、内
蓋のスカート壁外面には、略三角形状の横断面形状を有
する突条から構成されている複数個の第1のラチェット
爪が周方向に間隔を置いて形成され、外蓋のスカート壁
内面には、略三角形状の横断面形状を有する突条から構
成されている複数個の第2のラチェット爪が周方向に間
隔を置いて形成されている。かかる第1のラチェット爪
と第2のラチェット爪とは、外蓋を閉回転方向に回転せ
しめる時には相互に噛合して外蓋の回転に付随して内蓋
を回転せしめるが、外蓋を開回転方向に回転せしめる時
には相互に噛合することなく外蓋のみを空転せしめる。
上記の通りの安全蓋においては、容器の口頸部における
回転式締付突条と内蓋の回転式締付突条との協働によっ
て、容器の口頸部に安全蓋が装着されている時に、安全
蓋の外蓋を単に開回転方向に回転せしめるのみでは、外
蓋のみが空転し内蓋は回転されず、従って容器の口頸部
における回転式締付突条と内蓋の回転式締付突条との協
働が解除されず、容器の口頸部から安全蓋を離脱せしめ
ることができない。
容器の口頸部から安全蓋を離脱せしめて容器を開封する
ためには、外蓋を下方に押圧し上記弾性離隔片の作用に
抗して外蓋の天面壁内面を内蓋の天面壁外面に近接せし
め、かくして上記第1の係合突起と上記第2の係合突起
とが相互に協働し得る状態にせしめ、そしてかかる状態
を維持しながら外蓋を開回転方向に回転せしめる。かく
すると、上記第1の係合突起と上記第2の係合突起との
協働によって、外蓋の回転が内蓋に伝えられて内蓋も開
回転方向に回転せしめられ、従って容器の口頸部から安
全蓋が離脱せしめられる。
更に、特開昭58−11665号公報には、上述した通
りの安全蓋における第2のラチェット爪を、略三角形状
の横断面形状を有する突条に代えて、外蓋のスカート壁
内面に接続された基縁から半径方向内方に向かって上記
閉回転方向に延びるフラップ片から構成した安全蓋が開
示されている。フラップ片の基縁は外蓋の天面壁内面か
ら下方に実質上鉛直に延び、フラップ片の上端縁は外蓋
の天面壁内面に接続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
而して、上述した通りの形態の安全蓋においては、外蓋
を単に開回転方向に回転せしめて外蓋のみを空転せしめ
た場合、充分に大きな音が発生されることが重要であ
る。幼児が容器を開封せんとして安全蓋を悪戯する場
合、かかる悪戯を長時間に渡って続行すると、偶発的に
外蓋を押圧しながら開回転方向に回転し、従って容器の
口頸部から容器蓋を離脱してしまう虞があるが、悪戯の
初期において外蓋のみを空転せしめた時に充分大きな音
が発生せしめられると、かかる音によって周囲の者は幼
児が安全蓋を悪戯していることに気が付き、これによっ
て許容し得ない自体の発生を未然に防ぐことができる。
然るに、上記特公昭55−16903号公報に開示され
ている安全蓋においては、外蓋のみを空転せしめた時に
は、外蓋に形成されている第2のラチェット爪が内蓋に
形成されている第1にラチェット爪を通過する際に若干
の音が生成され得るが、かかる音は著しく小さい。
上記特開昭58−11665号公報に開示されている安
全蓋においては、外蓋に形成されている第2のラチェッ
ト爪を外蓋のスカート壁内面に接続された基縁から半径
方向内方に向かって上記閉回転方向に延びるフラップ片
から構成している故に、かかる第2のラチェット爪が内
蓋に形成されている第1のラチェット爪を通過する際
に、弾性的に撓まされた第2のラチェット爪が急激に弾
性的に復元して幾分かの音が生成される。しかしなが
ら、かかる音も充分ではなく、より大きな音を発生せし
めることが望まれる。
発生される音を一層大きくするためには、上記特開昭5
8−11665号公報に開示されている安全蓋における
上記第2のラチェット爪の上端縁を外蓋の天面壁内面か
ら幾分離隔せしめて、第1のラチェット爪を通過する際
の第2のラチェット爪の弾性的撓み及びこれに続く復元
を増大せしめることが意図され得る。しかしながら、第
2のラチェット爪の上端縁を外蓋の天面壁内面から離隔
せしめると、容易に理解される如く、成形された外蓋を
成形型から抜き出す際に第2のラチェット爪の上端縁に
過大なアンダーカットが生成され、従って複雑且つ高価
な割り型が必要になる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その技
術的解決課題は、複雑且つ高価な割り型を必要とするこ
となく成形することができるにもかかわらず、外蓋のみ
を空転せしめた時には充分に大きな音が発生せしめられ
る、改良された安全蓋を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、上記技術的解決課題を達成するため
に、(1)外蓋に形成される第2のラチェット爪を外蓋
のスカート壁内面に接続された基縁から半径方向内方に
向かって閉回転方向に延びるフラップ片から構成し、フ
ラップ片の基縁は外蓋の天面壁内面から下方に実質上鉛
直に延び、フラップ片の上端縁は外蓋の天面壁内面に接
続されている形態にせしめることに加えて、フラップ片
の下端縁の少なくとも大部分は上記基縁から下方に傾斜
して延びており、フラップ片は上記基縁の下端よりも下
方に延出する自由片部を有する形態にせしめる、或いは
(2)内蓋のスカート壁外面の下端部に環状フランジを
形成すると共に、内蓋に形成される第1のラチェット爪
を内蓋のスカート壁外面に接続された基縁から半径方向
外方に向かって開回転方向に延びるフラップ片から構成
し、フラップ片の基縁は内蓋の環状フランジ上面から上
方に実質上鉛直に延び、フラップ片の下端縁は内蓋の環
状フランジ上面に接続されている形態にせしめ、そして
更にフラップ片の上端縁の少なくとも大部分は基縁から
上方に傾斜して延びており、フラップ片は上記基縁の上
端よりも上方に延出する自由片部を有する形態にせしめ
る。
即ち、本発明によれば、上記技術的課題を達成する第1
の形態の安全蓋として、天面壁及びこの天面壁の周縁か
ら垂下するスカート壁を有する合成樹脂製外蓋と、天面
壁及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し
且つ上記外蓋内に収容される合成樹脂製内蓋との組合せ
から成り、上記内蓋のスカート壁内面には回転式締付突
条が形成され、上記内蓋の天面壁外面には上方に突出す
る第1の係合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内面に
は下方に突出する第2の係合突起が形成され、上記外蓋
の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面との少なくとも一
方には、上記外蓋の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面
とを相互に離隔せしめて上記第1の係合突起と上記第2
の係合突起とが相互に協働し得ない状態に弾性的に維持
する弾性隔離片が形成され、上記内蓋のスカート壁外面
には周方向に間隔を置いて複数個の第1のラチェット爪
が形成され、上記外蓋のスカート壁内面には周方向に間
隔を置いて複数個の第2のラチェット爪が形成され、上
記第1のラチェット爪と上記第2のラチェット爪とは、
上記外蓋を閉回転方向に回転せしめる時には相互に噛合
して上記外蓋の回転に付随して上記内蓋を回転せしめ、
上記外蓋を開回転方向に回転せしめる時には上記外蓋を
空転せしめる形状にせしめられている安全蓋において; 上記第2のラチェット爪は、上記外蓋のスカート壁内面
に接続された基縁から半径方向内方に向かって上記閉回
転方向に延びるフラップ片から構成され、上記フラップ
片の基縁は上記外蓋の天面壁内面から下方に実質上鉛直
に延び、上記フラップ片の上端縁は上記外蓋の天面壁内
面に接続されており、上記フラップ片の下端縁の少なく
とも大部分は上記基縁から下方に傾斜して延びており、
上記フラップ片は上記基縁の下端縁りも下方に延出する
自由片部を有する、ことを特徴とする安全蓋が提供され
る。
更に、本発明によれば、上記技術的課題を達成する第2
の形態の安全蓋として、天面壁及びこの天面壁の周縁か
ら垂下するスカート壁を有する合成樹脂製外蓋と、天面
壁及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し
且つ上記外蓋内に収容される合成樹脂製内蓋との組合せ
から成り、上記内蓋のスカート壁内面には回転式締付突
条が形成され、上記内蓋の天面壁外面には上方に突出す
る第1の係合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内面に
は下方に突出する第2の係合突起が形成され、上記外蓋
の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面との少なくとも一
方には、上記外蓋の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面
とを相互に離隔せしめて上記第1の係合突起と上記第2
の係合突起とが相互に協働し得ない状態に弾性的に維持
する弾性隔離片が形成され、上記内蓋のスカート壁外面
には周方向に間隔を置いて複数個の第1のラチェット爪
が形成され、上記外蓋のスカート壁内面には周方向に間
隔を置いて複数個の第2のラチェット爪が形成され、上
記第1のラチェット爪と上記第2のラチェット爪とは、
上記外蓋を閉回転方向に回転せしめる時には相互に噛合
して上記外蓋の回転に付随して上記内蓋を回転せしめ、
上記外蓋を開回転方向に回転せしめる時には上記外蓋を
空転せしめる形状にせしめられている安全蓋において; 上記内蓋のスカート壁外面の下端部に環状フランジが形
成されており、上記第1のラチェット爪は、上記内蓋の
スカート壁外面に接続された基縁から半径方向外方に向
かって上記開回転方向に延びるフラップ片から構成さ
れ、上記フラップ片の基縁は上記内蓋の環状フランジ上
面から上方に実質上鉛直に延び、上記フラップ片の下端
縁は上記内蓋の環状フランジ上面に接続されており、上
記フラップ片の上端縁の少なくとも大部分は上記基縁か
ら上方に傾斜して延びており、上記フラップ片は上記基
縁の上端よりも上方に延出する自由片部を有する、こと
を特徴とする安全蓋が提供される。
〔作用〕
本発明に従って構成される上記第1の形態に安全蓋にお
いては、外蓋に形成される第2のラチェット爪の基縁は
外蓋の天面壁の内面から下方に実質上鉛直に延び、ラチ
ェット爪の上端縁は外蓋の天面壁に接続されている故
に、第2のラチェット爪に起因して過大なアンダーカッ
トが生成されることはない。一方、第2のラチェット爪
にはその基縁よりも下方に延出する自由片部が形成され
ており、かかる自由片部はその上端以外が自由縁である
故に、第2のラチェット爪が内蓋に形成されている第1
のラチェット爪を通過して弾性的に復元する時に上記自
由片部は著しく急激に変動し、かくして充分に大きい音
が発生せしめられる。
本発明に従って構成される上記第2の形態の安全蓋にお
いては、内蓋に形成される第1のラチェット爪の基縁は
内蓋の環状フランジ上面から上方に実質上鉛直に延び、
ラチェット爪の下端縁は内蓋の環状フランジ上面に接続
されている故に、第1のラチェット爪に起因して過大な
アンダーカットが生成されることはない。一方、第1の
ラチェット爪にはその基縁よりも上方に延出する自由片
部が形成されており、かかる自由片部はその下端以外が
自由縁である故に、外蓋に形成されている第2のラチェ
ット爪が第1のラチェット爪を通過して弾性的に復元す
る時に上記自由片部は著しく急激に変動し、かくして充
分に大きい音が発生せしめられる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従って改良された
安全蓋の好適実施例について詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、安全蓋は、全体を番号2
で示す外蓋と、全体を番号4で示す内蓋との組合せから
構成される。外蓋2及び内蓋4の各々は、ポリプロピレ
ン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出成形
又は圧縮成形の如き適宜の成形法によって成形すること
ができる。
第1図と共に第2図を参照して説明すると、図示の内蓋
4は、円形天面壁6とこの天面壁6の周縁から垂下する
円筒形スカート壁8とを有する。スカート壁8の内面に
は、通常の雌螺条でよい回転式締付突条10が形成され
ている。スカート壁8の外面下端部には半径方向外方に
張出した環状フランジ12が形成されている。また、ス
カート壁8の外面には、周方向に等間隔を置いて複数個
(図示の場合は6個)の第1のラチェット爪14が形成
されている。かかる第1のラチェット爪14は、上記環
状フランジ12の上面から実質上鉛直に上方に延びてい
る突条から構成されている。第3図から理解される如
く、第1のラチェット爪14を構成する突条の横断面形
状は、低勾配の面16と高勾配の面18を有する略三角
形状である。天面壁6の外面周縁部には同心状の2個の
段部20及び22が形成されている。天面壁6の外面中
央部(即ち内側段部22よりも内側の領域)には、上方
に突出する第1の係合突起24が周方向に等間隔を置い
て複数個(図示の場合は6個)形成されている。第3図
に明確に図示する如く、第1の係合突起24の各々は、
半径方向外方に向って周方向幅が漸次増大する扇形状で
ある。天面壁6の内面には環状突条26が形成されてい
る。更に、図示の実施例においては、比較的軟性の合成
樹脂から別個に形成された円形パッキング部材28が天
面壁6の内面に配設されている。
第1図及び第2図を参照して外蓋2について説明する
と、図示の外蓋2は、円形天面壁30とこの天面壁30
の周縁から垂下する円筒形スカート壁32とを有する。
スカート壁32の外面には、指の滑りを防止するための
ローレット乃至凹凸形状34が形成されている。スカー
ト壁32の内面下端部には、半径方向内方に突出する環
状突条36が形成されている。更に、スカート壁32の
内面には、周方向に等間隔を置いて複数個(図示の場合
は3個)の第2のラチェット爪38も形成されている。
第1図及び第2図と共に第4図を参照して説明すると、
第2のラチェット爪38の各々は、スカート壁32の内
面に接続された基縁40から半径方向内方に向って閉回
転方向(第2図において上方から見て時計方向)に延び
るフラップ片から構成されている。基縁40におけるス
カート壁32の内面の接線と第2のラチェット爪38を
構成するフラップ片とがなす角度α(第5図)は、15
乃至45度程度であるのが好ましい。上記基縁40は、
天面壁30の内面に接続された上端から実質上鉛直に延
びている。そして、第2のラチェット爪38を構成する
フラップ片の上端縁42は、天面壁30の内面に接続さ
れている。従って、第2のラチェット爪38に起因し
て、外蓋2の射出又は圧縮成形工程における雄型からの
離型の際に支障となる比較的大きなアンダーカットが生
成されることはない。第2のラチェット爪38を構成す
るフラップ片の下端縁44の少なくとも大部分は、上記
基縁40から下方に傾斜して延びており、上記基縁の下
端よりも下方に延出する自由片部が形成されていること
が重要である。図示の実施例においては、下端縁44の
自由端部は上方に傾斜して延びているが、弧状部を介し
てかかる自由端部に続く大部分は下方に傾斜して延びて
いる。傾斜角度β(第2図)は、40乃至60度程度で
あるのが好ましい。天面壁30の内面中央部には、下方
に突出する第2の係合突起46が周方向に等間隔を置い
て複数個(図示の場合は6個)形成されている。第5図
に明確に図示する如く、第2の係合突起46の各々は、
比較的小さい幅で半径方向に延在している。第2の係合
突起46の各々の幅は、上記内蓋4の天面壁6の外面に
形成されている上記第1の係合突起24間の周方向間隔
よりも小さい。天面壁30の内面には、更に、上記第2
の係合突起46よりも半径方向外側の領域に位置する複
数個(図示の場合は8個)の弾性離隔片48が形成され
ている。かかる弾性離隔片48の各々は、天面壁30の
内面から若干の傾斜角度で半径方向外方に傾斜して垂下
する垂下片形態である。第2図に、明確に図示する如
く、弾性離隔片48の各々の下端部は、円弧を描いて半
径方向外方に延びている。弾性離隔片48の各々は、上
記第2の係合突起46の下端面を越えて下方に突出して
いることが必要である。図示の実施例においては、第2
図から理解される如く、弾性離隔片48の下方への突出
量は第2の係合突起46の下方への突出量の略3倍にせ
しめられている。
上述した通りの外蓋2と内蓋4とは、第2図に図示する
通りに組合せて使用される。即ち、内蓋4は外蓋2内に
収容される。第2図から理解される如く、内蓋4のスカ
ート壁8の外面下端部に形成されている環状フランジ1
2の外径は、外蓋2のスカート壁32の内面下端部に形
成されている環状突条36の内径よりも幾分大きい。従
って、外蓋2内に内蓋4を収容する際には、外蓋2のス
カート壁32或いは内蓋4のスカート壁8が弾性変形せ
しめられて、内蓋4の環状フランジ12が外蓋2の環状
突条36を強制的に通過せしめられる。そして、外蓋2
内に一旦内蓋4が収容されると、環状フランジ12と環
状突条36との相互干渉によって、外蓋2からの内蓋4
の離脱が防止される。第2図に明確に図示する如く、外
蓋2内に内蓋4が収容されると、外蓋2の天面壁30の
内面に形成されている弾性離隔片48が内蓋4の天面壁
6の外面(更に詳しくは2個の段部の境界領域)に当接
し、これによって外蓋2の天面壁30の内面と内蓋4の
天面壁6の外面とが所定間隔離隔される。そして、かか
る状態においては、内蓋4の天面壁6の外面に形成され
ている第1の係合突起24と外蓋2の天面壁30の内面
に形成されている第2の係合突起46とは上下方向に離
隔されている。
外蓋2とその内に収容された内蓋4との組合せから成る
安全蓋は、第2図に番号50で示す口頸部を備えた容器
に適用される。ガラス又は適宜の合成樹脂から形成する
ことができる容器は、上面が開放された円筒形状の口頸
部50を有する。この口頸部50の外周面には、通常の
雄螺条でよい回転式締付突条52が形成されている。
口頸部50に安全蓋を装着して口頸部50を閉じる時に
は、口頸部50に安全蓋を被嵌して外蓋2を閉回転方向
(第2図において上方から見て時計方向)に回転せしめ
る。かくすると、第6図に図示する如く、外蓋2のスカ
ート壁32の内面に形成されている第2のラチェット爪
38の先端が、内蓋4のスカート壁8の外面に形成され
ている第1のラチェット爪14の高勾配の面18に当接
し、面18が高勾配である故に外蓋2の閉回転が第2の
ラチェット爪38から第1のラチェット爪14を介して
内蓋4に伝えられ、かくして内蓋4も閉回転方向に回転
せしめられる。かくすると、内蓋4のスカート壁8の内
面に形成されている回転式締付突条10が口頸部50の
外周面に形成されている回転式締付突条52に締付けら
れ、第2図に図示する如く口頸部50に安全蓋が装着さ
れる。第2図に図示する状態においては、内蓋4の天面
壁6の内面に配設されたパッキング部材28が口頸部5
0の上端に密接せしめられ、かくして口頸部50が密封
される。
口頸部50から安全蓋を離脱して口頸部50を開封せん
として、単に外蓋2を開回転方向(即ち第2図において
上方から見て反時計方向)に回転せしめても、口頸部5
0から安全蓋を離脱することはできない。外蓋2を開回
転方向に回転せしめる場合には、外蓋2のスカート壁3
2の内面に形成されている第2のラチェット爪38が内
蓋4のスカート壁8の外面に形成されている第1のラチ
ェット爪14の低勾配の面16に作用する。この場合、
第2のラチェット爪38がその基縁40から半径方向内
方に向って閉回転方向に延びるフラップ片から構成され
ていること、及び第1のラチェット爪14の面16が低
勾配であることに起因して、第7図に2点鎖線で示す如
く、第2のラチェット爪38漸次半径方向内側に撓んで
第1のラチェット爪14を通過する。それ故に、外蓋2
の開回転が内蓋4に伝えられず、単に外蓋2が開回転方
向に空転するのみで、内蓋4は回転されない。従って、
内蓋4の回転式締付突条10と口頸部50の回転式締付
突条52との締付は解除されず、口頸部50から安全蓋
を離脱することはできない。
而して、外蓋2のみが開回転方向に空転する時には、上
述した如く外蓋2の第2のラチェット爪38が内蓋4の
第1のラチェット爪14を通過するが、この際には、第
7図に2点鎖線で示す如く、フラップ片から構成された
第2のラチェット爪38は、第1のラチェット爪14の
低勾配の面16に沿って漸次半径方向内側に撓み、しか
る後に、面18が高勾配である故に急激に元の状態に弾
性的に復元する。そして、第2のラチェット爪38が急
激に元の状態に弾性的に復元することによって、比較的
大きな音が生成される。特に第2のラチェット爪38の
下部に配設されている自由片部は、その上端以外が自由
である故に元の状態に復元する際に著しく急激に変動
し、かくして充分に大きな音を生成する。
口頸部50から安全蓋を離脱せしめて口頸部50を開封
するためには、外蓋2を下方に押圧して開回転方向に回
転せしめることが必要である。外蓋2を下方に押圧する
と、第8図に図示する如く、外蓋2の天面壁30の内面
に形成されている弾性離隔片48が弾性的に撓まされ
て、外蓋2の天面壁30の内面が内蓋4の天面壁6の外
面に近接せしめられる。かくすると、外蓋2の天面壁3
0の内面に形成されている第2の係合突起46が内蓋4
の天面壁6の外面に形成されている第1の係合突起24
間に進入せしめられる。従って、第2の係合突起46が
第1の係合突起24に干渉することによって外蓋2の開
回転が内蓋4に伝えられ、外蓋2の開回転に付随して内
蓋4も開回転方向に回転せしめられる。かくすると、内
蓋4の回転式締付突条10と口頸部50の回転式締付突
条52との締付が解除され、内蓋4と共に外蓋2が口頸
部50から離脱されて口頸部50が開封される。
上述した実施例においては、外蓋2のスカート壁32の
内面に形成されている第2のラチェット爪38をフラッ
プ片から構成しているが、これに加えて、或いはこれに
代えて(即ち第2のラチェット爪38を従来と同様に略
三角形状の突条から構成して)、第9図に図示する如
く、内蓋4のスカート壁8の外面に形成される第1のラ
チェット爪14をフラップ片から構成することもでき
る。第9図を参照して説明すると、内蓋4のスカート壁
8の外面に形成されている第1のラチェット爪14は、
スカート壁8の外面に接続された基縁54から半径方向
外方に向って開回転方向に延びるフラップ片から構成さ
れている。基縁54におけるスカート壁8の外面の接線
と第1のラチェット爪14を構成するフラップ片とがな
す角度は、15乃至45度程度であるのが好ましい。上
記基縁54は、環状フランジ12の上面に接続された下
端から実質上鉛直に延びている。そして、第1のラチェ
ット爪14を構成するフラップ片の下端縁56は環状フ
ランジ12の上面に接続されている。従って、第1のラ
チェット爪14に起因して、内蓋2の射出又は圧縮成形
工程における雌型からの雄型の際に支障となる比較的大
きなアンダーカットが生成されることはない。第1のラ
チェット爪14を構成するフラップ片の上端縁58の少
なくとも大部分は、上記基縁54から上方に傾斜して延
びており、上記基縁の上端よりも上方に延出する自由片
部が形成されている。図示のフラップ片においては、上
端縁58の自由端部は下方に傾斜して延びているが、弧
状部を介してかかる自由端部に続く大部分は下方に傾斜
して延びている。傾斜角度βは、40乃至60度程度で
あるのが好ましい。
更に、上述した実施例においては、外蓋2の天面壁30
の内面に下方に垂下する弾性離隔片48を形成している
が、これに加えて或いはこれに代えて、内蓋4の天面壁
6の外面に上方に延びる弾性離隔片を形成することもで
きる。
〔発明の効果〕
本発明に従って構成された安全蓋は、離型の際の支障と
なる比較的大きなアンダーカットを生成することなく、
従って複雑且つ高価な成形型を必要とすることなく成形
することができるにもかかわらず、幼児が悪戯して外蓋
のみを空転せしめた場合には、充分に大きな音を発生せ
しめ、従って周囲の者が幼児の悪戯に気が付いて、幼児
が偶発的に容器を開封してしまって許容し得ない自体が
発生することを充分確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って改良された安全蓋を、一部を
切欠いて示す分解斜視図。 第2図は、第1図の安全蓋を容器の口頸部に装着した状
態を、一部を断面で示す側面図。 第3図は、第1図の安全蓋における内蓋を示す平面図。 第4図は、第1図の安全蓋における外蓋の第2のラチェ
ット爪を示す部分斜面図。 第5図は、第1図の安全蓋における外蓋を示す、第2図
の線V−Vにおける断面図。 第6図は、第1図の安全蓋において外蓋を閉回転方向に
回転せしめる時の、外蓋の第2のラチェット爪と内蓋の
第1のラチェット爪との相互関係を示す部分断面図。 第7図は、第1図の安全蓋において外蓋を開回転方向に
空転せしめる時の、外蓋の第2のラチェット爪と内蓋の
第1のラチェット爪との相互関係を示す部分断面図。 第8図は、容器の口頸部を開封するために、第1図の安
全蓋における外蓋を下方に押圧した状態を、一部を断面
で示す側面図。 第9図は、変形例における内蓋の第1のラチェット爪を
示す部分斜面図。 2・・外蓋 4・・内蓋 6・・内蓋の天面壁 8・・内蓋のスカート壁 10・・内蓋の回転式締付突条 12・・内蓋の環状フランジ 14・・内蓋の第1のラチェット爪 24・・内蓋の第1の係合突起 30・・外蓋の天面壁 32・・外蓋のスカート壁 38・・外蓋の第2のラチェット爪 46・・外蓋の第2の係合突起 48・・外蓋の弾性離隔片 50・・容器の口頸部 52・・口頸部の回転式締付突条。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する
    スカート壁を有する合成樹脂製外蓋と、天面壁及びこの
    天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し且つ上記外
    蓋内に収容される合成樹脂製内蓋との組合せから成り、
    上記内蓋のスカート壁内面には回転式締付突条が形成さ
    れ、上記内蓋の天面壁外面には上方に突出する第1の係
    合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内面には下方に突
    出する第2の係合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内
    面と上記内蓋の天面壁外面との少なくとも一方には、上
    記外蓋の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面とを相互に
    離隔せしめて上記第1の係合突起と上記第2の係合突起
    とが相互に協働し得ない状態に弾性的に維持する弾性隔
    離片が形成され、上記内蓋のスカート壁外面には周方向
    に間隔を置いて複数個の第1のラチェット爪が形成さ
    れ、上記外蓋のスカート壁内面には周方向に間隔を置い
    て複数個の第2のラチェット爪が形成され、上記第1の
    ラチェット爪と上記第2のラチェット爪とは、上記外蓋
    を閉回転方向に回転せしめる時には相互に噛合して上記
    外蓋の回転に付随して上記内蓋を回転せしめ、上記外蓋
    を開回転方向に回転せしめる時には上記外蓋を空転せし
    める形状にせしめられている安全蓋において; 上記第2のラチェット爪は、上記外蓋のスカート壁内面
    に接続された基縁から半径方向内方に向かって上記閉回
    転方向に延びるフラップ片から構成され、上記フラップ
    片の基縁は上記外蓋の天面壁内面から下方に実質上鉛直
    に延び、上記フラップ片の上端縁は上記外蓋の天面壁内
    面に接続されており、上記フラップ片の下端縁の少なく
    とも大部分は上記基縁から下方に傾斜して延びており、
    上記フラップ片は上記基縁の下端よりも下方に延出する
    自由片部を有する、ことを特徴とする安全蓋。
  2. 【請求項2】天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する
    スカート壁を有する合成樹脂製外蓋と、天面壁及びこの
    天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有し且つ上記外
    蓋内に収容される合成樹脂製内蓋との組合せから成り、
    上記内蓋のスカート壁内面には回転式締付突条が形成さ
    れ、上記内蓋の天面壁外面には上方に突出する第1の係
    合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内面には下方に突
    出する第2の係合突起が形成され、上記外蓋の天面壁内
    面と上記内蓋の天面壁外面との少なくとも一方には、上
    記外蓋の天面壁内面と上記内蓋の天面壁外面とを相互に
    離隔せしめて上記第1の係合突起と上記第2の係合突起
    とが相互に協働し得ない状態に弾性的に維持する弾性隔
    離片が形成され、上記内蓋のスカート壁外面には周方向
    に間隔を置いて複数個の第1のラチェット爪が形成さ
    れ、上記外蓋のスカート壁内面には周方向に間隔を置い
    て複数個の第2のラチェット爪が形成され、上記第1の
    ラチェット爪と上記第2のラチェット爪とは、上記外蓋
    を閉回転方向に回転せしめる時には相互に噛合して上記
    外蓋の回転に付随して上記内蓋を回転せしめ、上記外蓋
    を開回転方向に回転せしめる時には上記外蓋を空転せし
    める形状にせしめられている安全蓋において; 上記内蓋のスカート壁外面の下端部には環状フランジが
    形成されており、上記第1のラチェット爪は、上記内蓋
    のスカート壁外面に接続された基縁から半径方向外方に
    向かって上記開回転方向に延びるフラップ片から構成さ
    れ、上記フラップ片の基縁は上記内蓋の環状フランジ上
    面から上方に実質上鉛直に延び、上記フラップ片の下端
    縁は上記内蓋の環状フランジ上面に接続されており、上
    記フラップ片の上端縁の少なくとも大部分は上記基縁か
    ら上方に傾斜して延びており、上記フラップ片は上記基
    縁の上端よりも上方に延出する自由片部を有する、こと
    を特徴とする安全蓋。
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