JPS63151604A - 窒化アルミニウム粉末の製造方法 - Google Patents
窒化アルミニウム粉末の製造方法Info
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- JPS63151604A JPS63151604A JP29640386A JP29640386A JPS63151604A JP S63151604 A JPS63151604 A JP S63151604A JP 29640386 A JP29640386 A JP 29640386A JP 29640386 A JP29640386 A JP 29640386A JP S63151604 A JPS63151604 A JP S63151604A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の0的
[産業上の利用分野]
本発明は、窒化アルミニウム粉末の製造方法に関し、特
に窒化アルミニウム粉末の化学蒸着による製造方法の改
良に関するものである。
に窒化アルミニウム粉末の化学蒸着による製造方法の改
良に関するものである。
[従来の技術]
従来この種の窒化アルミニウム粉末の製造方法において
は、第3図および第4図に明らかな如く、 (i)D粘
気化装置i!14中にAlC1,などの固体原料4aを
収容して加熱装;714cて加熱しつつ気化しキャリア
ガス供給管4bを介して供給された計などのキャリアガ
スとともに原料供給管3bによって反応炉l内に供給さ
れたアルミニウム化合物ガスすなわちアルミニウム原料
と、他の原ネ1供給管3aによって反応炉l内に供給さ
れたN111ガスなどの窒素原料とを加熱装置2の周囲
て反応せしめることにより八1Nを合成して窒化アルミ
ニウム微粒子1aとし、(ii)排気管8を介して連通
された真空ポンプ(図示せず)によって窒化アルミニウ
ム微粒子1aを排気管8の開【」方向へ移動し、その周
囲の反応炉lの内周面に窒化アルミニウム粉末1bとし
て付着堆枯せしめ、(iii) 窒化アルミニウム粉末
1bか所定h1−に達したとき反応炉lより取り出して
加熱分離装置9に収容し加熱することによってNIl、
CIなどのハロゲン化アンモニウムを気化し除去してい
た。
は、第3図および第4図に明らかな如く、 (i)D粘
気化装置i!14中にAlC1,などの固体原料4aを
収容して加熱装;714cて加熱しつつ気化しキャリア
ガス供給管4bを介して供給された計などのキャリアガ
スとともに原料供給管3bによって反応炉l内に供給さ
れたアルミニウム化合物ガスすなわちアルミニウム原料
と、他の原ネ1供給管3aによって反応炉l内に供給さ
れたN111ガスなどの窒素原料とを加熱装置2の周囲
て反応せしめることにより八1Nを合成して窒化アルミ
ニウム微粒子1aとし、(ii)排気管8を介して連通
された真空ポンプ(図示せず)によって窒化アルミニウ
ム微粒子1aを排気管8の開【」方向へ移動し、その周
囲の反応炉lの内周面に窒化アルミニウム粉末1bとし
て付着堆枯せしめ、(iii) 窒化アルミニウム粉末
1bか所定h1−に達したとき反応炉lより取り出して
加熱分離装置9に収容し加熱することによってNIl、
CIなどのハロゲン化アンモニウムを気化し除去してい
た。
[解決すべき問題点]
しかしながら従来の窒化アルミニウム粉末の製造方法て
は、Nl14C1などのハロゲン化アンモニウムの除去
に際し、(i)窒化アルミニウム粉末1bに含まれる未
反応のハロゲン化アルミニウム(たとえばAICh)あ
るいは反応中間体(たとえば塩化アルミニウム・アンモ
ニア付加化合物^1cI:l・nN11z ; n=
1〜6)か空気中の水分などを反応により不純物として
取り込み、また加熱分離装置f!19の材料(たとえば
Feなと)か不純物として混入するため、熱伝導率を改
善できない欠点があり、(ii)ハロゲン化アンモニウ
ムとともに窒化アルミニウム微粉が飛散するため、収率
を改善できない欠点もあった。
は、Nl14C1などのハロゲン化アンモニウムの除去
に際し、(i)窒化アルミニウム粉末1bに含まれる未
反応のハロゲン化アルミニウム(たとえばAICh)あ
るいは反応中間体(たとえば塩化アルミニウム・アンモ
ニア付加化合物^1cI:l・nN11z ; n=
1〜6)か空気中の水分などを反応により不純物として
取り込み、また加熱分離装置f!19の材料(たとえば
Feなと)か不純物として混入するため、熱伝導率を改
善できない欠点があり、(ii)ハロゲン化アンモニウ
ムとともに窒化アルミニウム微粉が飛散するため、収率
を改善できない欠点もあった。
そこて本発明は、これらの問題点を除去し、NIl、C
Iなどのハロゲン化アンモニウムの分離工程を窒化アル
ミニウム粉末の捕集工程で同時に実行してなる窒化アル
ミニウム粉末の製造方法を提供せんとするものである。
Iなどのハロゲン化アンモニウムの分離工程を窒化アル
ミニウム粉末の捕集工程で同時に実行してなる窒化アル
ミニウム粉末の製造方法を提供せんとするものである。
(2)発明の構成
[問題点の解決手段]
本発明により提供される解決り段は、[ハロゲン化アル
ミニウムガスとアンモニアガスとを反応炉中て加熱して
発生せしめた窒化アルミニウム微粒子を堆積せしめて窒
化アルミニウム粉末として捕集してなる窒化アルミニウ
ム粉末の製造方法において、前記反応炉中の気圧を0.
1〜50kPaとし、かつ窒化アルミニウム微粒子の堆
積に際して400〜1400℃の温度に加熱してなるこ
とを特徴とする窒化アルミニウム粉末の製造方法」であ
る。
ミニウムガスとアンモニアガスとを反応炉中て加熱して
発生せしめた窒化アルミニウム微粒子を堆積せしめて窒
化アルミニウム粉末として捕集してなる窒化アルミニウ
ム粉末の製造方法において、前記反応炉中の気圧を0.
1〜50kPaとし、かつ窒化アルミニウム微粒子の堆
積に際して400〜1400℃の温度に加熱してなるこ
とを特徴とする窒化アルミニウム粉末の製造方法」であ
る。
[作用]
本発明にかかる窒化アルミニウム粉末の製造方法は、ハ
ロゲン化アルミニウムガスとアンモニアガスとを反応炉
中で加熱して発生せしめた窒化アルミニウム微粒子な堆
積せしめて窒化アルミニウム粉末として捕集してなる窒
化アルミニウム粉末の製造方法において、前記反応炉中
の気圧を0.1〜50kPaとし、かつ窒化アルミニウ
ム微粒子の堆積に際して400〜1400℃の温度に加
熱してなるのて、ハロゲン化アンモニウムか窒化アルミ
ニウム微粒子の堆積に際して同時に堆積され窒化アルミ
ニウム粉末中に混入することを防止する作用をなし、ひ
いてはハロゲン化アンモニウムの分離工程を回避する作
用をなす。
ロゲン化アルミニウムガスとアンモニアガスとを反応炉
中で加熱して発生せしめた窒化アルミニウム微粒子な堆
積せしめて窒化アルミニウム粉末として捕集してなる窒
化アルミニウム粉末の製造方法において、前記反応炉中
の気圧を0.1〜50kPaとし、かつ窒化アルミニウ
ム微粒子の堆積に際して400〜1400℃の温度に加
熱してなるのて、ハロゲン化アンモニウムか窒化アルミ
ニウム微粒子の堆積に際して同時に堆積され窒化アルミ
ニウム粉末中に混入することを防止する作用をなし、ひ
いてはハロゲン化アンモニウムの分離工程を回避する作
用をなす。
[実施例]
次に本発明について実施例を挙げ具体的に説明する。
(実施例1)
まず第1図を参照しつつ、本発明の窒化アルミニウム粉
末の製造方法の一実施例を実行するための製造装置につ
いて説明する。
末の製造方法の一実施例を実行するための製造装置につ
いて説明する。
IOは反応炉で、内部空間のうち原料供給側に第1の加
熱型2111か配置され、かつ内部空間のうち排気側に
第2の加熱型2112か配こされている。第1の加熱型
2111は反応炉!1の原料供給側内部空間を600〜
1400°Cに加熱可使で主加熱装置として機ず駈して
おり、第2の加熱装置12は反応炉lOの排気側内部空
間を400〜1400℃に加熱可能て補助加熱袋ととし
て機IFしている。13aは一端か反応炉IQの原料供
給側内部空間に開【1された第1の原料供給管て、他端
か外部のアンモニアガス供給源(図示せず)に連通され
ており、アンモニアガスを窒素原料として反応炉10内
へ供給している。アンモニアガスは、所望により適宜の
キャリアガスもしくは稀釈ガス(たとえばN2. Ar
、 lie、 It、などの不活性ガスのうちの少なく
とも1種類からなるキャリアガスもしくは稀釈ガス)と
ともに反応炉l口に対し供給してもよい。+3bは一端
か反応炉10の原料供給側内部空間に開口された第2の
原料供給管て、他端か原料気化装置 料気化装置14にAlCl:1などの固体原料14aか
ら気化されたへ1C13ガスなどのハロゲン化アルミニ
ウムガスをアルミニウム原料として反応炉10内へ供給
している。14bは一端か原料気化装置14に開口され
たキャリアガス供給管で、他端が不活性ガス源(図示せ
ず)に連通されており、前記キャリアガスもしくは稀釈
ガスと同一の不活性ガス(たとえばAr)をキャリアガ
スもしくは稀釈ガスとして原$1気化装211+4内へ
供給している。14cは加熱装置て、原料気化袋、11
4に付設されており、固体原ネ114aを気化するに好
適な温度(たとえば固体原料+4aかAlC1,のとき
200°C)としている。15は第1の捕集装置て、第
2の加熱装置12の内側に配置されており、反応炉10
の原料供給側から排気側へ向かう通路に対したとえば上
下方向よりそれぞれ羽根部材ISa 、 +5bか交互
に突出された構造をしている。第1の捕集装置15は、
第1の加熱装置11の周囲て生成された霧状の窒化アル
ミニウム微粒子]Oaが羽根部材15a 、 15b間
を排気側へ移動するとき、その上流側に付着堆積せしめ
ることによって窒化アルミニウム粉末10bとして捕集
している。16は第2の捕集装置て、連通管17を介し
て反応炉IOの排気側内部空間に連通されており、冷却
装置たとえば水冷ジャケット(図示せず)によって適度
の温度に冷却されている。第2の捕集装置16は、連通
管17を介して反応炉lOの排気側内部空間から与えら
れた排気ガスを冷却しハロゲン化アンモニウム(たとえ
ばNIl、CIガス)を凝固し固状物+6aとして捕集
除去している。 18は一端か第2の捕集袋211bに
開口された排気管で、他端が真空ポンプ(図示せず)に
対して連通されている。
熱型2111か配置され、かつ内部空間のうち排気側に
第2の加熱型2112か配こされている。第1の加熱型
2111は反応炉!1の原料供給側内部空間を600〜
1400°Cに加熱可使で主加熱装置として機ず駈して
おり、第2の加熱装置12は反応炉lOの排気側内部空
間を400〜1400℃に加熱可能て補助加熱袋ととし
て機IFしている。13aは一端か反応炉IQの原料供
給側内部空間に開【1された第1の原料供給管て、他端
か外部のアンモニアガス供給源(図示せず)に連通され
ており、アンモニアガスを窒素原料として反応炉10内
へ供給している。アンモニアガスは、所望により適宜の
キャリアガスもしくは稀釈ガス(たとえばN2. Ar
、 lie、 It、などの不活性ガスのうちの少なく
とも1種類からなるキャリアガスもしくは稀釈ガス)と
ともに反応炉l口に対し供給してもよい。+3bは一端
か反応炉10の原料供給側内部空間に開口された第2の
原料供給管て、他端か原料気化装置 料気化装置14にAlCl:1などの固体原料14aか
ら気化されたへ1C13ガスなどのハロゲン化アルミニ
ウムガスをアルミニウム原料として反応炉10内へ供給
している。14bは一端か原料気化装置14に開口され
たキャリアガス供給管で、他端が不活性ガス源(図示せ
ず)に連通されており、前記キャリアガスもしくは稀釈
ガスと同一の不活性ガス(たとえばAr)をキャリアガ
スもしくは稀釈ガスとして原$1気化装211+4内へ
供給している。14cは加熱装置て、原料気化袋、11
4に付設されており、固体原ネ114aを気化するに好
適な温度(たとえば固体原料+4aかAlC1,のとき
200°C)としている。15は第1の捕集装置て、第
2の加熱装置12の内側に配置されており、反応炉10
の原料供給側から排気側へ向かう通路に対したとえば上
下方向よりそれぞれ羽根部材ISa 、 +5bか交互
に突出された構造をしている。第1の捕集装置15は、
第1の加熱装置11の周囲て生成された霧状の窒化アル
ミニウム微粒子]Oaが羽根部材15a 、 15b間
を排気側へ移動するとき、その上流側に付着堆積せしめ
ることによって窒化アルミニウム粉末10bとして捕集
している。16は第2の捕集装置て、連通管17を介し
て反応炉IOの排気側内部空間に連通されており、冷却
装置たとえば水冷ジャケット(図示せず)によって適度
の温度に冷却されている。第2の捕集装置16は、連通
管17を介して反応炉lOの排気側内部空間から与えら
れた排気ガスを冷却しハロゲン化アンモニウム(たとえ
ばNIl、CIガス)を凝固し固状物+6aとして捕集
除去している。 18は一端か第2の捕集袋211bに
開口された排気管で、他端が真空ポンプ(図示せず)に
対して連通されている。
しかして木9:lJ]の窒化アルミニウム粉末の製造去
状の一実施例について説明する。
状の一実施例について説明する。
第1に、原料気化装置14の内部に塩化アルミニウムな
どの固体原料14aを収容したのち、真空ポンプ(図示
せず)によって、排気管18および連通1(’; 17
を介して反応炉IO内の気圧を0.1〜50kPa(好
ましくは0.5〜5kPa)とする0反応炉lO内の気
圧をこの範囲とする根拠は、(i) 0.IkPa未満
となると反応ガスすなわちアルミニウム原料としてのハ
ロゲン化アルミニウムガスおよび窒素原料としてアンモ
ニアガスのe度か低下し過ぎひいてはその接触頻度か低
下し過ぎるのて核発生数か減少し窒化アルミニウム微粒
子IQaか発生し難くなり第1の加熱装置ll上に直接
化学蒸着されるようになって第1の捕集装置15におけ
る窒化アルミニウム粉末tabの収率か低下し、また(
ii) 50kPaをこえると反応ガスの流れが不安定
となりその一部が第1の加熱装置l+の周囲で対流をお
こして窒化アルミニウム微粒子10aの粒子径かIOp
m程度まで成長してしまい第1の捕集装置15に付着堆
積される窒化アルミニウム粉末111bの粒子径か不揃
となり相対的に収率か悪化し、加えて他の一部か第1、
第2原料供給管13a 、 13bの開口部まで逆流し
窒化アルミニウム粉末として堆積して不定形に成長し第
1.第2の原料供給管1:la 、 +3bの開口部の
形状を変形し場合によっては閉塞してしまうことにある
。
どの固体原料14aを収容したのち、真空ポンプ(図示
せず)によって、排気管18および連通1(’; 17
を介して反応炉IO内の気圧を0.1〜50kPa(好
ましくは0.5〜5kPa)とする0反応炉lO内の気
圧をこの範囲とする根拠は、(i) 0.IkPa未満
となると反応ガスすなわちアルミニウム原料としてのハ
ロゲン化アルミニウムガスおよび窒素原料としてアンモ
ニアガスのe度か低下し過ぎひいてはその接触頻度か低
下し過ぎるのて核発生数か減少し窒化アルミニウム微粒
子IQaか発生し難くなり第1の加熱装置ll上に直接
化学蒸着されるようになって第1の捕集装置15におけ
る窒化アルミニウム粉末tabの収率か低下し、また(
ii) 50kPaをこえると反応ガスの流れが不安定
となりその一部が第1の加熱装置l+の周囲で対流をお
こして窒化アルミニウム微粒子10aの粒子径かIOp
m程度まで成長してしまい第1の捕集装置15に付着堆
積される窒化アルミニウム粉末111bの粒子径か不揃
となり相対的に収率か悪化し、加えて他の一部か第1、
第2原料供給管13a 、 13bの開口部まで逆流し
窒化アルミニウム粉末として堆積して不定形に成長し第
1.第2の原料供給管1:la 、 +3bの開口部の
形状を変形し場合によっては閉塞してしまうことにある
。
第2に、第1の加熱装置11によってその周囲の温度を
窒化アルミニウムの合成に適した温度すなわち600〜
1400℃(好ましくは800〜1200°C)とし、
第2の加熱装置12によって第1の捕集装置15の温度
を窒化アルミニウム微粒子10aの付着堆積に適し窒化
アルミニウム粉末10bの生成に適した温度すなわち4
00〜1400℃の温度とする。同時に第2の捕集装置
16の水冷袋21(図示せず)に対して通水し、第2の
捕集装置16の温度をハロゲン化アンモニウムガス(た
とえばNIl、CIガス)の凝固に適した温度たとえば
5〜50℃とする。ここて第1の加熱装置11によって
その周囲の温度を600〜1400℃の範囲とする根拠
は、 (i)600’C未満となると窒化アルミニウム
AINの合成反応か不十分て第1の捕集装置15に付着
堆積された窒化アルミニウム粉末lob中に多くのハロ
ゲン原子(たとえばCI)を不純物として含み易く窒化
アルミニウム粉末の熱伝導性の低下をまねき、また(i
i)1400°Cをこえると第1の捕集装置fi15に
付着堆積された窒化アルミニウム粉末10bの結晶成長
か不規則となりその粒径が不揃となって収率か低下して
しまうことにある。また第1の捕集袋7115の温度を
400’C〜1400℃の範囲とする根拠は、 (i)
400℃未満となるとハロゲン化アンモニウムガス(た
とえばN114CI カス)、未反応のハロゲン化アル
ミニウムガス(たとえば塩化アルミニウムガス)あるい
は反応中間体(たとえば塩化アルミニウム・アンモニア
付加化合物AIII:l+ ・nNl1. ; n=
1〜6 )と窒化アルミニウム微粒子10aとの分離か
不十分となって窒化アルミニウム粉末lOb中に混入し
、また(ii)1400℃をこえると上述より明らかな
ように窒化アルミニウム粉末10b中の粒径か不揃とな
って収率か低下してしまうことにある。
窒化アルミニウムの合成に適した温度すなわち600〜
1400℃(好ましくは800〜1200°C)とし、
第2の加熱装置12によって第1の捕集装置15の温度
を窒化アルミニウム微粒子10aの付着堆積に適し窒化
アルミニウム粉末10bの生成に適した温度すなわち4
00〜1400℃の温度とする。同時に第2の捕集装置
16の水冷袋21(図示せず)に対して通水し、第2の
捕集装置16の温度をハロゲン化アンモニウムガス(た
とえばNIl、CIガス)の凝固に適した温度たとえば
5〜50℃とする。ここて第1の加熱装置11によって
その周囲の温度を600〜1400℃の範囲とする根拠
は、 (i)600’C未満となると窒化アルミニウム
AINの合成反応か不十分て第1の捕集装置15に付着
堆積された窒化アルミニウム粉末lob中に多くのハロ
ゲン原子(たとえばCI)を不純物として含み易く窒化
アルミニウム粉末の熱伝導性の低下をまねき、また(i
i)1400°Cをこえると第1の捕集装置fi15に
付着堆積された窒化アルミニウム粉末10bの結晶成長
か不規則となりその粒径が不揃となって収率か低下して
しまうことにある。また第1の捕集袋7115の温度を
400’C〜1400℃の範囲とする根拠は、 (i)
400℃未満となるとハロゲン化アンモニウムガス(た
とえばN114CI カス)、未反応のハロゲン化アル
ミニウムガス(たとえば塩化アルミニウムガス)あるい
は反応中間体(たとえば塩化アルミニウム・アンモニア
付加化合物AIII:l+ ・nNl1. ; n=
1〜6 )と窒化アルミニウム微粒子10aとの分離か
不十分となって窒化アルミニウム粉末lOb中に混入し
、また(ii)1400℃をこえると上述より明らかな
ように窒化アルミニウム粉末10b中の粒径か不揃とな
って収率か低下してしまうことにある。
第3に、キャリアガス供給管14bを介して不活性ガス
(たとえばAr)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとし
て原料気化装置14に対し供給しつつ、加熱装置14c
によって原料気化装置14を固体原料14aの気化温度
以上の温度(たとえば固体原料14aかAIJiのとき
200℃)とする、これにより第2の原料供給管13b
を介して反応炉10に対しアルミニウム原料すなわちハ
ロゲン化アルミニウムガスを供給し始め、同時に第1の
原料供給管13aを介して反応炉lOに対し窒素原料す
なわちアンモニアガスを(好ましくはキャリアガスもし
くは稀釈ガスとともに)供給し始める。
(たとえばAr)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとし
て原料気化装置14に対し供給しつつ、加熱装置14c
によって原料気化装置14を固体原料14aの気化温度
以上の温度(たとえば固体原料14aかAIJiのとき
200℃)とする、これにより第2の原料供給管13b
を介して反応炉10に対しアルミニウム原料すなわちハ
ロゲン化アルミニウムガスを供給し始め、同時に第1の
原料供給管13aを介して反応炉lOに対し窒素原料す
なわちアンモニアガスを(好ましくはキャリアガスもし
くは稀釈ガスとともに)供給し始める。
第4に、第1の加熱装置Uの周囲で、アルミニウム原料
すなわちハロゲン化アルミニウムガス(たとえば^Ic
+□ガス)と窒素原料すなわちアンモニアガスとか互い
に反応し、窒化アルミニウム微粒子10aを発生する。
すなわちハロゲン化アルミニウムガス(たとえば^Ic
+□ガス)と窒素原料すなわちアンモニアガスとか互い
に反応し、窒化アルミニウム微粒子10aを発生する。
窒化アルミニウム微粒子10aは、矢印へ方向に移動し
つつ徐々に肥大し、第1の捕集装置15に到着する。
つつ徐々に肥大し、第1の捕集装置15に到着する。
第5に、第1の捕集装置15ては、羽根部材15a 、
+5bか通路に向けて突出されているので、窒化アル
ミニウム微粒子10aか殆ど全て付着堆積して窒化アル
ミニウム粉末10bとなる。窒化アルミニウム微粒子1
0aの除去された排気ガスは、連通管17を介して第2
の捕集装2116に送られる。
+5bか通路に向けて突出されているので、窒化アル
ミニウム微粒子10aか殆ど全て付着堆積して窒化アル
ミニウム粉末10bとなる。窒化アルミニウム微粒子1
0aの除去された排気ガスは、連通管17を介して第2
の捕集装2116に送られる。
第6に、第2の捕集装置16ては、排気ガスか冷却され
、ハロゲン化アンモニウムガス(たとえばNIl、CI
ガス)か凝固され固状%)16aとして捕集除去されて
いる。そのうち排気ガスは、排気管18を介して排出さ
れる。
、ハロゲン化アンモニウムガス(たとえばNIl、CI
ガス)か凝固され固状%)16aとして捕集除去されて
いる。そのうち排気ガスは、排気管18を介して排出さ
れる。
第7に、第1の捕集装置15に捕集された窒化アルミニ
ウム粉末10bか所望の量に達したのち、第1の原料供
給管13aを閉鎖して窒素原料すなわちアンモニアガス
の供給を停止し、かつ原料気化装置14の加熱装fi1
4cを停止しキャリアガス供給管+4bを閉鎖してアル
ミニウム原料すなわちハロゲン化アルミニウムガス(た
とえばAl(:I3ガス)の供給を停止する。そののち
第1の加熱装2111および第2の加熱装Htzを停止
し、併せて第2の捕集装置16の冷却′tIt置を停止
する。最後に真空ポンプを停止して反応炉IO内の気圧
を大気圧とし、常温まて冷却されたのち第1の捕集装置
15を取り出して窒化アルミニウム粉末tObを収集す
る。
ウム粉末10bか所望の量に達したのち、第1の原料供
給管13aを閉鎖して窒素原料すなわちアンモニアガス
の供給を停止し、かつ原料気化装置14の加熱装fi1
4cを停止しキャリアガス供給管+4bを閉鎖してアル
ミニウム原料すなわちハロゲン化アルミニウムガス(た
とえばAl(:I3ガス)の供給を停止する。そののち
第1の加熱装2111および第2の加熱装Htzを停止
し、併せて第2の捕集装置16の冷却′tIt置を停止
する。最後に真空ポンプを停止して反応炉IO内の気圧
を大気圧とし、常温まて冷却されたのち第1の捕集装置
15を取り出して窒化アルミニウム粉末tObを収集す
る。
(実施例2)
更に第2図を参照しつつ、本発明の窒化アルミニウム粉
末の製造方法の他の一実施例を実行するための製造装置
について説明する。
末の製造方法の他の一実施例を実行するための製造装置
について説明する。
30は反応炉で、内部に筒状の第1の加熱装置其か対称
軸を鉛直にして配はされている。第1の加熱装を其は、
周壁31aが反応炉30の内周面’30aから離間され
かつ適宜の数の孔3Iaか包有されており、両端壁31
c 、 :11dか閉鎖されている。第1の加熱装71
旦の内部は反応室3]eとして機能し、かつ反応炉30
の内周面30aは第1の捕集装置として機能している。
軸を鉛直にして配はされている。第1の加熱装を其は、
周壁31aが反応炉30の内周面’30aから離間され
かつ適宜の数の孔3Iaか包有されており、両端壁31
c 、 :11dか閉鎖されている。第1の加熱装71
旦の内部は反応室3]eとして機能し、かつ反応炉30
の内周面30aは第1の捕集装置として機能している。
第1の加熱装21虹は、その内部すなわち反応室31c
を600〜1400℃に加熱可能て主加熱装置として機
能しており、かつその外部すなわち第1の捕集装置のう
ち第1の加熱装f71其に対向する反応炉30の内周面
を400〜1400°Cに加熱iIT能で補助加熱装置
としても機能している。
を600〜1400℃に加熱可能て主加熱装置として機
能しており、かつその外部すなわち第1の捕集装置のう
ち第1の加熱装f71其に対向する反応炉30の内周面
を400〜1400°Cに加熱iIT能で補助加熱装置
としても機能している。
33aは一端が反応炉コ0の上側の端壁33aおよび第
1の加熱装置31の端壁33cを貫通したのち反応室3
1eに開口された第1の原料供給管で、他端か外部のア
ンモニアガス供給源(図示せず)に連通されており、ア
ンモニアガスを窒素原料として反応室31e内へ供給し
ている。アンモニアガスは、所望により適宜のキャリア
ガスもしくは稀釈ガス(たとえばN2. Ar、 ll
e、 II□などの不活性ガスのうち少なくとも1種類
からなるキャリアガスもしくは稀釈ガス)とともに反応
室31eに対して供給してもよい。コ3bは一端か反応
炉30の上側の端壁31bおよび第1の加熱装置其の端
壁31CをI゛1通したのち反応室31eに開口された
第2の原料供給管て、他端か原料気化装置34に連通さ
れており、原ネ゛l気化装置34にAIChなどの固体
原料34aから気化されたA+c+。ガスなどのハロゲ
ン化アルミニウムガスをアルミニウム原料として反応室
31C内へ供給している。反応室31eに供給された窒
素原ネ1とアルミニウム原料とは/iいに反応して窒化
アルミニラム微粒子31fとなり、孔31bを介して反
応炉30の捕集室すなわち反応炉30の内周面30aと
第1の加熱装置旦の周壁31aとの間の空間30fに移
送されたのち反応炉30の内周面30aに対し付着堆積
され窒化アルミニウム粉末30cとなる。窒化アルミニ
ウム粉末30cの量か増大すると、自重で落下して反応
炉30の下側の端壁30d上に堆積され、窒化アルミニ
ウム粉末30cとなる。34bは一端か原料気化装′1
134に開「1されたキャリアガス供給管で、他端か不
活性ガス源(図示せず)に連通されており、前記キャリ
アガスもしくは稀釈ガスと同一の不活性ガス(たとえば
Ar)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとして原料気化
装置34内へ供給している。34cは加熱装置で、原料
気化装置34に付設されており、固体原料34aを気化
するに好適な温度(たとえば固体原料34aかAlCl
3のとき200℃)としている。35は第2の加熱装置
で、反応炉30の下側の端壁30dの近傍に付設されて
おり、反応炉30の下部を400〜1400℃(たとえ
ば500℃)に加熱している。第2の加熱装置35によ
って、窒化アルミニウム粉末30cに含まれるハロゲン
化アンモニウムガス(たとえばNIl、CIガス)、未
反応ハロゲン化アルミニウムガス(たとえばへ1CI3
ガス)あるいは反応中間体(たとえば塩化アルミニウム
・アンモニア付加化合物AlCl:1−nNIl* ;
n= 1〜6 )を蒸発せしめ、未反応ハロゲン化ア
ルミニウムガスおよび反応中間体か空気中の水分等と反
応した反応結果物あるいはハロゲン化アンモニウムガス
が窒化アルミニウム粉末コ1eに不純物として含まれる
ことを阻にしている。36は第2の捕集装置て、連通管
37を介して反応炉30の排気側すなわち、下側の端壁
]Odに連通されており、冷却装置たとえば水冷ジャケ
ット(図示せず)によって適度の温度に冷却されている
。連通管37は、反応炉30の端壁30dから適度の高
さまで延長されており、窒化アルミニウム粉末30dの
堆積によってその開口部か閉塞されることか防市されて
いる。第2の捕集袋P136は、連通管37を介して反
応炉30から1.えられた排気ガスを冷却しハロゲン化
アンモニウムガス(たとえばNi14(:Iガス)を凝
固し固状物36aとして捕集除去している。38は一端
が第2の捕集装置36に開口された排気管て、他端か真
空ポンプ(図示せず)に対して連通されている。
1の加熱装置31の端壁33cを貫通したのち反応室3
1eに開口された第1の原料供給管で、他端か外部のア
ンモニアガス供給源(図示せず)に連通されており、ア
ンモニアガスを窒素原料として反応室31e内へ供給し
ている。アンモニアガスは、所望により適宜のキャリア
ガスもしくは稀釈ガス(たとえばN2. Ar、 ll
e、 II□などの不活性ガスのうち少なくとも1種類
からなるキャリアガスもしくは稀釈ガス)とともに反応
室31eに対して供給してもよい。コ3bは一端か反応
炉30の上側の端壁31bおよび第1の加熱装置其の端
壁31CをI゛1通したのち反応室31eに開口された
第2の原料供給管て、他端か原料気化装置34に連通さ
れており、原ネ゛l気化装置34にAIChなどの固体
原料34aから気化されたA+c+。ガスなどのハロゲ
ン化アルミニウムガスをアルミニウム原料として反応室
31C内へ供給している。反応室31eに供給された窒
素原ネ1とアルミニウム原料とは/iいに反応して窒化
アルミニラム微粒子31fとなり、孔31bを介して反
応炉30の捕集室すなわち反応炉30の内周面30aと
第1の加熱装置旦の周壁31aとの間の空間30fに移
送されたのち反応炉30の内周面30aに対し付着堆積
され窒化アルミニウム粉末30cとなる。窒化アルミニ
ウム粉末30cの量か増大すると、自重で落下して反応
炉30の下側の端壁30d上に堆積され、窒化アルミニ
ウム粉末30cとなる。34bは一端か原料気化装′1
134に開「1されたキャリアガス供給管で、他端か不
活性ガス源(図示せず)に連通されており、前記キャリ
アガスもしくは稀釈ガスと同一の不活性ガス(たとえば
Ar)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとして原料気化
装置34内へ供給している。34cは加熱装置で、原料
気化装置34に付設されており、固体原料34aを気化
するに好適な温度(たとえば固体原料34aかAlCl
3のとき200℃)としている。35は第2の加熱装置
で、反応炉30の下側の端壁30dの近傍に付設されて
おり、反応炉30の下部を400〜1400℃(たとえ
ば500℃)に加熱している。第2の加熱装置35によ
って、窒化アルミニウム粉末30cに含まれるハロゲン
化アンモニウムガス(たとえばNIl、CIガス)、未
反応ハロゲン化アルミニウムガス(たとえばへ1CI3
ガス)あるいは反応中間体(たとえば塩化アルミニウム
・アンモニア付加化合物AlCl:1−nNIl* ;
n= 1〜6 )を蒸発せしめ、未反応ハロゲン化ア
ルミニウムガスおよび反応中間体か空気中の水分等と反
応した反応結果物あるいはハロゲン化アンモニウムガス
が窒化アルミニウム粉末コ1eに不純物として含まれる
ことを阻にしている。36は第2の捕集装置て、連通管
37を介して反応炉30の排気側すなわち、下側の端壁
]Odに連通されており、冷却装置たとえば水冷ジャケ
ット(図示せず)によって適度の温度に冷却されている
。連通管37は、反応炉30の端壁30dから適度の高
さまで延長されており、窒化アルミニウム粉末30dの
堆積によってその開口部か閉塞されることか防市されて
いる。第2の捕集袋P136は、連通管37を介して反
応炉30から1.えられた排気ガスを冷却しハロゲン化
アンモニウムガス(たとえばNi14(:Iガス)を凝
固し固状物36aとして捕集除去している。38は一端
が第2の捕集装置36に開口された排気管て、他端か真
空ポンプ(図示せず)に対して連通されている。
しかして本発明の窒化アルミニウム粉末の製造方法の他
の一実施例について説明する。
の一実施例について説明する。
第1に、原料気化装置34の内部に塩化アルミニウムな
どの固体原料34aを収容したのち、真空ポンプ(図示
せず)によって、排気管38および連通管37を介して
反応炉30内の気圧を0.1〜50kPa(好ましくは
0.5〜5kPa)とする0反応炉30内の気圧をこの
範囲とする根拠は、(i) 0.1kPa未満となると
反応ガスすなわちアルミニウム原料としてのハロゲン化
アルミニウムガスおよび窒素原料としてアンモニアガス
の濃度か低下し過ぎひいてはその接触頻度か低下し過ぎ
るのて核発生数か減少し窒化アルミニウム微粒子31r
か発生し難くなり第1の加熱装置U上に直接化学蒸着さ
れるようになって第1の捕集装置すなわち反応炉30の
内周面30aにおける窒化アルミニウム粉末:lOc、
30eの収率か低下し、また(ii)50kPaをこえ
ると反応ガスの流れが不安定となりその一部か第1の加
熱装置旦の内部すなわち反応室31eて対流をおこし窒
化アルミニウム微粒子31fの粒子径か10μm程度ま
で成長してしまい第1の捕集装置すなわち反応炉30の
内周面に堆積される窒化アルミニウム粉末:lOc 、
:lOeの粒子径か不揃となり相対的に収率か悪化し
、加えて他の一部が第1.第2の原料供給管33a 、
3:lbの開口部まて逆流し窒化アルミニウム粉末と
して堆積して不定形にl&、長し第1.第2の原料供給
管11a 、 13bの開【1部の形状を変形し場合に
よってはそれを閉塞してしまうことにある。
どの固体原料34aを収容したのち、真空ポンプ(図示
せず)によって、排気管38および連通管37を介して
反応炉30内の気圧を0.1〜50kPa(好ましくは
0.5〜5kPa)とする0反応炉30内の気圧をこの
範囲とする根拠は、(i) 0.1kPa未満となると
反応ガスすなわちアルミニウム原料としてのハロゲン化
アルミニウムガスおよび窒素原料としてアンモニアガス
の濃度か低下し過ぎひいてはその接触頻度か低下し過ぎ
るのて核発生数か減少し窒化アルミニウム微粒子31r
か発生し難くなり第1の加熱装置U上に直接化学蒸着さ
れるようになって第1の捕集装置すなわち反応炉30の
内周面30aにおける窒化アルミニウム粉末:lOc、
30eの収率か低下し、また(ii)50kPaをこえ
ると反応ガスの流れが不安定となりその一部か第1の加
熱装置旦の内部すなわち反応室31eて対流をおこし窒
化アルミニウム微粒子31fの粒子径か10μm程度ま
で成長してしまい第1の捕集装置すなわち反応炉30の
内周面に堆積される窒化アルミニウム粉末:lOc 、
:lOeの粒子径か不揃となり相対的に収率か悪化し
、加えて他の一部が第1.第2の原料供給管33a 、
3:lbの開口部まて逆流し窒化アルミニウム粉末と
して堆積して不定形にl&、長し第1.第2の原料供給
管11a 、 13bの開【1部の形状を変形し場合に
よってはそれを閉塞してしまうことにある。
第2に、第1の加熱装27stによってその内部の温度
を窒化アルミニウムの合成に適した温度すなわち600
〜1400℃(好ましくは800〜1200℃)としか
つ第1.第2の加熱装2fflt、 35よって第1の
捕集装置すなわち反応炉30の内周面30aおよび端壁
30dの温度を窒化アルミニウム粉末IQc 、 3[
]eの付ノー堆積に適した温度すなわち400〜140
0℃の温度とする。同時に第2の捕集装置36の水冷装
置(図示せず)に対して通水し、第2の捕集袋2136
の温度をハロゲン化アンモニウムガス(たとえばN11
.(:Iカス)の凝固に適した温度たとえば5〜50℃
とする。ここで第1の加熱装置uによってその内部すな
わち反応室31eの温度を600〜1400℃の範囲と
する根拠は、 (i) 600°C未満となると窒化ア
ルミニウム八INの合成反応が不十分で第1の捕集装置
すなわち反応炉30の内周面30aおよび端壁30dに
堆積された窒化アルミニウム粉末30c。
を窒化アルミニウムの合成に適した温度すなわち600
〜1400℃(好ましくは800〜1200℃)としか
つ第1.第2の加熱装2fflt、 35よって第1の
捕集装置すなわち反応炉30の内周面30aおよび端壁
30dの温度を窒化アルミニウム粉末IQc 、 3[
]eの付ノー堆積に適した温度すなわち400〜140
0℃の温度とする。同時に第2の捕集装置36の水冷装
置(図示せず)に対して通水し、第2の捕集袋2136
の温度をハロゲン化アンモニウムガス(たとえばN11
.(:Iカス)の凝固に適した温度たとえば5〜50℃
とする。ここで第1の加熱装置uによってその内部すな
わち反応室31eの温度を600〜1400℃の範囲と
する根拠は、 (i) 600°C未満となると窒化ア
ルミニウム八INの合成反応が不十分で第1の捕集装置
すなわち反応炉30の内周面30aおよび端壁30dに
堆積された窒化アルミニウム粉末30c。
]Oe中に多くのハロゲン原子(たとえばCI)を不純
物として含み易く窒化アルミニウム粉末の熱伝導率の低
下をまねき、また(ii)1400℃をこえると第1の
捕集!aCtすなわち反応炉30の内周面30aおよび
端壁30dに堆積された窒化アルミニウム粉末30c
、 30eの結晶成長が不規則となりその粒径が不揃と
なって収率が低下してしまうことにある。
物として含み易く窒化アルミニウム粉末の熱伝導率の低
下をまねき、また(ii)1400℃をこえると第1の
捕集!aCtすなわち反応炉30の内周面30aおよび
端壁30dに堆積された窒化アルミニウム粉末30c
、 30eの結晶成長が不規則となりその粒径が不揃と
なって収率が低下してしまうことにある。
また第1の捕集装置すなわち反応炉30の内周面]Oa
および端壁30dの温度を400〜1400℃の範囲と
する根拠は、(i)400℃未満となるとハロゲン化ア
ンモニウムガス(たとえばN11.CIlガス、未反応
のハロゲン化アルミニウムガス(たとえば塩化アルミニ
ウムガス)あるいは反応中間体(たとえば塩化アルミニ
ウム・アンモニア付加化合物AlCl+ ・nNl1
+ ; n1=1〜6 )と窒化アルミニウム微粒子3
1Fとの分離が不十分となり窒化アルミニウム粉末30
(、30e中に混入し、また(ii)1400°Cをこ
えると上述より明らかなように窒化アルミニウム粉末3
0c 、 Cl0e中の粒径が不揃となって収率か低下
してしまうことにある。
および端壁30dの温度を400〜1400℃の範囲と
する根拠は、(i)400℃未満となるとハロゲン化ア
ンモニウムガス(たとえばN11.CIlガス、未反応
のハロゲン化アルミニウムガス(たとえば塩化アルミニ
ウムガス)あるいは反応中間体(たとえば塩化アルミニ
ウム・アンモニア付加化合物AlCl+ ・nNl1
+ ; n1=1〜6 )と窒化アルミニウム微粒子3
1Fとの分離が不十分となり窒化アルミニウム粉末30
(、30e中に混入し、また(ii)1400°Cをこ
えると上述より明らかなように窒化アルミニウム粉末3
0c 、 Cl0e中の粒径が不揃となって収率か低下
してしまうことにある。
第3に、キャリアガス供給管34bを介して不活性ガス
(たとえばAr)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとし
て原料気化装置34に対し供給しつつ、 −加熱装置
34cによって原料気化装置34を固体原料34aの気
化温度以上の温度(たとえば固体原料14aがAlC1
,3のとき200°C)とする。これにより第2の原料
供給管3コbを介して反応炉30の反応室31eに対し
アルミニウム原料すなわちハロゲン化アルミニウムガス
を供給し始め、同時に第1の原料供給管33aを介して
反応炉30の反応室31cに対し窒素原料すなわちアン
モニアガスを(好ましくはキャリアガスもしくは稀釈ガ
スとともに)供給し始める。
(たとえばAr)をキャリアガスもしくは稀釈ガスとし
て原料気化装置34に対し供給しつつ、 −加熱装置
34cによって原料気化装置34を固体原料34aの気
化温度以上の温度(たとえば固体原料14aがAlC1
,3のとき200°C)とする。これにより第2の原料
供給管3コbを介して反応炉30の反応室31eに対し
アルミニウム原料すなわちハロゲン化アルミニウムガス
を供給し始め、同時に第1の原料供給管33aを介して
反応炉30の反応室31cに対し窒素原料すなわちアン
モニアガスを(好ましくはキャリアガスもしくは稀釈ガ
スとともに)供給し始める。
第4に、第1の加熱装置其の内部空間すなわち反応室3
1eて、アルミニウム原料X料すなわちハロゲン化アル
ミニウムガス(たとえばAlCl3ガス)と窒素原料す
なわちアンモニアガスとか互いに反応し、窒化アルミニ
ウム微粒子31fを発生する。窒化アルミニウム微粒子
31rは、矢印へ方向に移動しつつ徐々に肥大したのち
、矢印B、C方向に移動して孔31bから捕集室30「
に入り、第1の捕集装置すなわち反応炉30の内周面3
0aおよび端壁]Odに到着する。
1eて、アルミニウム原料X料すなわちハロゲン化アル
ミニウムガス(たとえばAlCl3ガス)と窒素原料す
なわちアンモニアガスとか互いに反応し、窒化アルミニ
ウム微粒子31fを発生する。窒化アルミニウム微粒子
31rは、矢印へ方向に移動しつつ徐々に肥大したのち
、矢印B、C方向に移動して孔31bから捕集室30「
に入り、第1の捕集装置すなわち反応炉30の内周面3
0aおよび端壁]Odに到着する。
第5に、第1の捕集装置すなわち反応炉30の内周面3
0aおよび端壁コOdては、孔31bの開口部に対向し
た内周面30aの部分に対し窒化アルミニウム微粒子3
1fか付着堆積して窒化アルミニウム粉末30cとなり
、窒化アルミニウム粉末30cか十分に堆積されると自
重て落下して端壁30dに堆積し窒化アルミニウム粉末
30eとなる。窒化アルミニウム微粒子31fの除去さ
れた排気ガスは、連通管37を介して第2の捕集装置3
6に送られる。
0aおよび端壁コOdては、孔31bの開口部に対向し
た内周面30aの部分に対し窒化アルミニウム微粒子3
1fか付着堆積して窒化アルミニウム粉末30cとなり
、窒化アルミニウム粉末30cか十分に堆積されると自
重て落下して端壁30dに堆積し窒化アルミニウム粉末
30eとなる。窒化アルミニウム微粒子31fの除去さ
れた排気ガスは、連通管37を介して第2の捕集装置3
6に送られる。
第6−に、第2の捕集袋2136では、排気ガスか冷却
され、ハロゲン化アンモニウムガス′(たとえば〜11
4(:lガス)か凝固され固状物36aとして捕集除去
されている。そのうち排気ガスは、排気管18を介して
排出される。
され、ハロゲン化アンモニウムガス′(たとえば〜11
4(:lガス)か凝固され固状物36aとして捕集除去
されている。そのうち排気ガスは、排気管18を介して
排出される。
第7に、第1の捕集装置すなわち反応炉30の内周面3
0aおよびXg壁30dに捕集された窒化アルミニウム
粉末30c 、 30eか所望の量に達したのち、第1
の原料供給管33aを閉鎖して窒素原料すなわちアンモ
ニアガスの供給を停止にし、かつ原料気化袋7134の
加熱装置34cを停止りしキャリアガス供給管34bを
閉鎖してアルミニウム原ネ1すなわちハロゲン化アルミ
ニウムガス(たとえばへlChガス)の供給を停止する
。そののち第1.第2の加熱装置:ll、 15をE’
市し、併せて第2の捕集装置36の冷却装置を停止上す
る。最後に真空ポンプを停止)ニジて反応炉30内の気
圧を大気圧とし右、常温まて冷却されたのち第1の捕集
装置すなわち反応炉3(〕の内周面30aΣよび端壁3
0dから窒化アルミニウム粉末コOc 、 30eを収
集する。
0aおよびXg壁30dに捕集された窒化アルミニウム
粉末30c 、 30eか所望の量に達したのち、第1
の原料供給管33aを閉鎖して窒素原料すなわちアンモ
ニアガスの供給を停止にし、かつ原料気化袋7134の
加熱装置34cを停止りしキャリアガス供給管34bを
閉鎖してアルミニウム原ネ1すなわちハロゲン化アルミ
ニウムガス(たとえばへlChガス)の供給を停止する
。そののち第1.第2の加熱装置:ll、 15をE’
市し、併せて第2の捕集装置36の冷却装置を停止上す
る。最後に真空ポンプを停止)ニジて反応炉30内の気
圧を大気圧とし右、常温まて冷却されたのち第1の捕集
装置すなわち反応炉3(〕の内周面30aΣよび端壁3
0dから窒化アルミニウム粉末コOc 、 30eを収
集する。
上述の実施例1および2によって製造された窒化アルミ
ニウム粉末の特性を測定したところ、第1表のとおりで
あった(たたしアルミニウム原料としてAlC1zガス
を使用した)、第1表には比較例として、従来の製造方
法(第3V21および第4図参照)によって製造された
窒化アルミニウム粉末の特性も併せて示されている。す
なわち比較例1は、第3図および第4図に示した製造装
置によって製造された窒化アルミニウム粉末の特性であ
る。比較例2は、第1図に示した製造装置により反応炉
10内の圧力を1気圧として実施例1と同様に製造され
た窒化アルミニウム粉末の特性である。比較例3は、第
1図に示した製造装置により第2の加熱装置12を使用
することな〈実施例1と同様に製造された窒化アルミニ
ウム粉末の特性てあり、第1の捕集装置15の温度か7
0〜240°Cて未反応のN11.CIかAINととも
に多量に堆積し連続合成ができなかった。比較例4は、
比較例3によりAINを第1の捕集袋W115に堆積せ
しめたのち、第2の加熱型ff112を500℃に昇温
してN11.CIを分離した場合の窒化アルミニウム粉
末の特性である。
ニウム粉末の特性を測定したところ、第1表のとおりで
あった(たたしアルミニウム原料としてAlC1zガス
を使用した)、第1表には比較例として、従来の製造方
法(第3V21および第4図参照)によって製造された
窒化アルミニウム粉末の特性も併せて示されている。す
なわち比較例1は、第3図および第4図に示した製造装
置によって製造された窒化アルミニウム粉末の特性であ
る。比較例2は、第1図に示した製造装置により反応炉
10内の圧力を1気圧として実施例1と同様に製造され
た窒化アルミニウム粉末の特性である。比較例3は、第
1図に示した製造装置により第2の加熱装置12を使用
することな〈実施例1と同様に製造された窒化アルミニ
ウム粉末の特性てあり、第1の捕集装置15の温度か7
0〜240°Cて未反応のN11.CIかAINととも
に多量に堆積し連続合成ができなかった。比較例4は、
比較例3によりAINを第1の捕集袋W115に堆積せ
しめたのち、第2の加熱型ff112を500℃に昇温
してN11.CIを分離した場合の窒化アルミニウム粉
末の特性である。
□第1表によれば、本発明によって製造された窒化アル
ミニウム粉末は、比較例に比し不純物の含有量か全体と
して削減されており、ひいては熱伝導率か特に改善され
ている。
ミニウム粉末は、比較例に比し不純物の含有量か全体と
して削減されており、ひいては熱伝導率か特に改善され
ている。
(3)発明の効果
上述より明らかなように本発明は、ハロゲン化アルミニ
ウムガスとアンモニアガスとを反応炉中て加熱して発生
せしめた窒化アルミニウム微粒子を堆積せしめて窒化ア
ルミニウム粉末として捕集してなる窒化アルミニウム粉
末の製造方法において、前記反応炉中の気圧を0.1〜
50kPaとし、かつ窒化アルミニウム微粒子の堆積に
際して400〜1400℃の温度に加熱してなるのて、
(i)ハロゲン化アンモニウムガスか窒化アルミニウム
微粒子とともに堆積され ることを防止できる効果 を有し、ひいては (ii)ハロゲン化アンモニウムガスの分離工程を回避
できる効果 を右し、結果的に (iii) ’El化アルミニウム粉末中に混入する不
純物穢を大幅に削減できる効果 を有し、これに伴なって (iv) 8伝導率を4片できる効果 を有する。
ウムガスとアンモニアガスとを反応炉中て加熱して発生
せしめた窒化アルミニウム微粒子を堆積せしめて窒化ア
ルミニウム粉末として捕集してなる窒化アルミニウム粉
末の製造方法において、前記反応炉中の気圧を0.1〜
50kPaとし、かつ窒化アルミニウム微粒子の堆積に
際して400〜1400℃の温度に加熱してなるのて、
(i)ハロゲン化アンモニウムガスか窒化アルミニウム
微粒子とともに堆積され ることを防止できる効果 を有し、ひいては (ii)ハロゲン化アンモニウムガスの分離工程を回避
できる効果 を右し、結果的に (iii) ’El化アルミニウム粉末中に混入する不
純物穢を大幅に削減できる効果 を有し、これに伴なって (iv) 8伝導率を4片できる効果 を有する。
第1図は本発明の一実施例を実行するための製造装置を
示す断面図、第2図は同他の製造装置を示す断面図、第
3図および第4図は従来例を実行するための製造装置を
構成する各装置を示す断面図である。
示す断面図、第2図は同他の製造装置を示す断面図、第
3図および第4図は従来例を実行するための製造装置を
構成する各装置を示す断面図である。
Claims (1)
- ハロゲン化アルミニウムガスとアンモニアガスとを反応
炉中で加熱して発生せしめた窒化アルミニウム微粒子を
堆積せしめて窒化アルミニウム粉末として捕集してなる
窒化アルミニウム粉末の製造方法において、前記反応炉
中の気圧を0.1〜50kPaとし、かつ窒化アルミニ
ウム微粒子の堆積に際して400〜1400℃の温度に
加熱してなることを特徴とする窒化アルミニウム粉末の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29640386A JPS63151604A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29640386A JPS63151604A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151604A true JPS63151604A (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=17833094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29640386A Pending JPS63151604A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63151604A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049367A (en) * | 1988-10-05 | 1991-09-17 | Sumitomo Chemical Co., Limited | Aluminum nitride powder and process for preparation of the same |
JP2006044980A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化アルミニウム焼結体 |
WO2012002545A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 国立大学法人静岡大学 | 窒化アルミニウム結晶粒子の製造装置、窒化アルミニウム結晶粒子の製造方法および窒化アルミニウム結晶粒子 |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP29640386A patent/JPS63151604A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049367A (en) * | 1988-10-05 | 1991-09-17 | Sumitomo Chemical Co., Limited | Aluminum nitride powder and process for preparation of the same |
JP2006044980A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 窒化アルミニウム焼結体 |
WO2012002545A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 国立大学法人静岡大学 | 窒化アルミニウム結晶粒子の製造装置、窒化アルミニウム結晶粒子の製造方法および窒化アルミニウム結晶粒子 |
JP2013189319A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-09-26 | National Univ Corp Shizuoka Univ | 窒化アルミニウム結晶粒子の製造装置、窒化アルミニウム結晶粒子の製造方法および窒化アルミニウム結晶粒子 |
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