JPS63151188A - 映像再生装置の色復調回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １丘公１ 本発明は、映像再生装置の色復調回路に関し、特にＳＥ
ＣＡＭ方式に基づくカラービデオ信号によって映像を再
生する映像再生装置の色復調回路に関する。

１且且Ｉ ＳＥＣＡＭ方式では、線順次に取出された２つの色差信
号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが周波数変調されたのち輝度信号に重
畳されている。このＳＥＣＡＭ方式においてｎ（ｎは自
然数）木目の走査線に対応するカラービデオ信号ＥＭは
次式の如く表わされる。

ＥＭ＝Ｙ 子［（１＋（−１）　　　　）／２］ＭＣＩ）Ｓ　２　
π（ｒＲ＋ＤＲΔｆｎ）ｔ＋［（１−（−１）　　　　
）／２１Ｍ０）ｓ２　　π（ｒｓ　　＋Ｄａ　　Δｆ　
　ｅ　　）ｔ・・・・・・（１） ここに、Ｙは輝度信号、ＤＲ及びＤＢは色差信号Ｒ−Ｙ
、Ｂ−Ｙを所定のプリエンファシス特性を有する回路に
よって強調して得られる信号を示している。尚、Ｒ及び
Ｂは赤及び青色信号をそれぞれ示している。また、　［
（１４（−１）　ｎ）／２］及び［（１−（−１）　　
）／２］なる係数は、ＯＲ及びＤＢが１水平走査線おき
に交互に輝度信号に重畳されていることを意味している
。また、ｆＲ，ｆＢは、ＯＲ。

Ｄ日うインの副搬送波の周波数であり、△ｒＲ１Δ「８
は、ＤＲ％Ｄ８ラインにおける周波数偏移定数である。

また、Ｍは以下の如く振幅変調された副搬送波の振幅を
示している。すなわち、副搬送波は、両立性をよくする
ためには小さくすることが望ましいが、そうすると色信
号がノイズに侵されやすくなる。そこで、無変調時及び
低彩度時には副搬送波の振幅を下げ、彩麿が高いときは
振幅を増加させる方法が採用されている。この特性を与
えるのがベルフィルタで、４．２８６ＭＨ２を中心とし
て、±５００ｋＨｚで約１１（ＩＳの振幅増加がなされ
る。また、ＤＲ及びＤＢラインのライン判別を容易にす
るために水平同期信号のバックポーチに周波数がそれぞ
れｆＲ，ｆＢの無変調の副搬送波が１水平走査線おきに
交互に挿入されている。

かかるＳＥＣＡＭ方式のカラービデオ信号によって映像
を再生する装置における従来の色復調回路を第３図に示
す。第３図において、ＳＥＣＡＭ方式のカラービデオ信
号が帯域フィルタ等からなるＹ／Ｃ分離回路１に供給さ
れて輝度信号と搬送色信号とに分離される。分離された
輝度信号は、原色信号を再生するマトリクス回路（図示
せず）等に供給される。また、Ｙ／Ｃ分離回路１によっ
て分離された搬送色信号は、ベルフィルタ２に供給され
る。ベルフィルタ２は、送信側のベルフィルタとは逆の
周波数特性すなわち４．２８６ＭＨ２を中心として±５
００ｋＨｚで振幅が約１１ｄＢ低下するような周波数特
性を有している。このベルフィルタ２によって送信時に
振幅変調された搬送色信号が元に戻されて１日遅延回路
３、ＦＭ復調回路４及びライン判別回路５に供給される
。

１Ｈｉｌ延回路３は、例えば供給された信号を１Ｈに相
当する時間だけ遅延させるディレィラインからなってい
る。この１日遅延回路３によって遅延された搬送色信号
は、ＦＭ復調回路６に供給される。

ＦＭ復調回路４及び６の各出力は、ＳＥＣＡＭスイッチ
回路７に供給される。ＳＥＣＡＭスイッチ回路７は、Ｔ
形フリップフ０ツブ８の出力に応じてＦＭ復調回路４及
び６の出力のうちの一方を選択的に出力する２つの切換
スイッチ７ａ及び７ｂからなっている。Ｔ形フリップ７
０ツブ８のリセット入力端子にはライン判別回路５の出
力が供給されている。また、このＴ形フリップフロップ
８のクロック入力端子には同期分離回路９によってＳＥ
ＣＡＭカラービデオ信号から分離された水平同期パルス
が供給されている。ライン判別回路５は、水平同期信号
のバックポーチに挿入されている非変調の副搬送波の周
波数によってＤＲラインかＤＢラインかを判別し、Ｔ形
フリップ７０ツブ６が対応した状態となるように判別信
号を発生してＴ形フリップフロップ８をリセットするよ
うに構成されている。そして、Ｔ形フリップ７０ツブ８
から水平同期信号の周波数の１／２の周波数の方形波が
出力されてＳＥＣＡＭスイッチ回路７に切換スイッチ７
ａ及び７ｂの制御信号として供給され、これら切換スイ
ッチ７ａ及び７ｂからそれぞれＤＲ及びＤＢ酸成分なわ
ち所定の強調処理がなされた色差信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙ
の各々が選択的に出力される。

これらＤＲ及びＤＢ酸成分、それぞれディエンファシス
回路１０及び１１に供給され、送信時に強調された各成
分が元に戻されて色差信号Ｒ−Ｙ及びｅ−ｙが得られる
。

以上の構成にｉいて、ＦＭ復調回路４及び６は、コイル
やコンデンサを使用して形成されるので、温度、湿度、
振動等により変調信号の中心周波数（搬送周波数）に対
応する出力のレベルが変動するような特性変動要素を含
んでいる。このため、従来の色復調回路においてはＦＭ
復調回路の中心周波数に対応する出力のレベル変動によ
り、色差信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙのレベルが変動してホワ
イトバランスが変動するという欠点があった。

ｌ豆立且Ｉ そこで、本発明の目的はホワイトバランスの変動を防止
することができる映像再生装置の色復調回路を提供する
ことである。

本発明による映像再生装置の色復調回路は、ＳＥＣＡＭ
カラービデオ信号中の搬送色信号及びＤ１搬送波の復調
処理を行なう復調手段の出力の副搬送波に対応する部分
のレベルを選択的に保持し、保持した復調手段の出力の
レベルに応じて復調手段の出力のレベルを変化させる構
成となっている。

支−呈−３ 以下、本発明の実施例につき第１図及び第２図を参照し
て詳細に説明する。

第１図において、Ｙ／Ｃ分離回路１．ベルフィルタ２，
１日遅延回路３．ＦＭ復調回路４．６゜８ＥＣＡＭスイ
ッチ回路７．Ｔ形フリップフロップ８．同期分離回路９
．ディエンファシス回路１０．１１は、第３図の回路と
同様に接続されている。しかしながら、本例においては
ＦＭ復調回路４．６の各出力は、それぞれレベル変更手
段としての減算回路１２及び１３を経たのちＳ　Ｅ　Ｃ
ＡＭスイッチ回路７に供給されている。また、ＦＭ復調
回路４．６の各出力は、それぞれゲート回路１４及び１
５に供給されている。ゲート回路１４及び１５には、パ
ルス発生回路１６から出力されるゲートパルスが供給さ
れる。パルス発生回路１６は、例えば同期分離回路９か
ら出力された水平同期パルスを所定時間だけ遅延して水
平同期信号のバックポーチに挿入されている非変調の副
搬送波の存在時間に亘って存在するゲートパルスを発生
するように構成されている。ゲート回路１４及び１５は
、例えばゲートパルスの存在期間に亘ってオンとなるア
ナログスイッチからなっている。これらゲート回路１４
及び１５によってＦＭ復調回路６及び４の各出力から非
変調の副搬送波の周波数に応じたレベルを有する信号が
抜出される。これらゲート回路１４及び１５の各出力は
、クランプ回路１７及び１８に供給されている。クラン
プ回路１７及び１８は、例えばゲート回路１４及び１５
の各出力端子と接地間に接続されゲート回路１４及び１
５によって抜出された非変調の副搬送波の周波数に応じ
たレベルを有する信号を保持するコンデンサ等からなっ
ており、これらコンデンサの保持電圧に応じた信号を出
力するように構成されている。これらゲート回路１４．
１５及びクランプ回路１７．１８によって保持手段が形
成されており、クランプ回路１７及び１８の各出力は、
減算回路１２及び１３に供給されている。

以上の構成において、第２図（Ａ＞に示す如きＳＥＣＡ
Ｍカラービデオ信号ａがＹ／Ｃ分離回路１に供給された
とき、ＦＭ復調回路６から同図（Ｂ）に示す如＜ＦＭ復
調回路６の中心周波数に対応する出力のレベル変動によ
りオフセット成分を含むＤＲ及びＤａ酸成分１Ｈおきに
交互に出力されるものとする。このとき、パルス発生回
路１６から同図（Ｃ）に示す如くゲートパルスＣが出力
される。このゲートパルスＣによってゲート回路１４か
ら同図（Ｄ）に示す如＜ＦＭ復調回路６の出力すにおけ
る非変調の副搬送波に対応する部分が抜出されて出力さ
れる。このゲート回路１４の出力ｄがクランプ回路１７
によって保持されて同図（Ｅ）に示す如＜ＦＭ復調回路
６の出力す中のオフセット成分のレベルにほぼ等しいレ
ベルを有する信号ｅが減算回路１２に供給される。減算
回路１２において、ＦＭ復調回路６の出力からクランプ
回路１７の出力が差引かれて同図（Ｆ）に示す如くオフ
セット成分が除去されたＤＲ及びＤＢ酸成分１Ｈ，？５
きに交互に減算回路１２の出力ｆとして出力される。

また、それと同時に減算回路１３からゲート回路１５及
びクランプ回路１８によってオフセット成分が除去され
たＤＢ及びＤＲ酸成分１Ｈおきに交互に出力される。こ
れら減算回路１２及び１３の出力がＳＥｄＡＭスイッチ
回路７に供給されるので、オフセット成分を含まない色
差信号Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙが得られ、ホワイトバランスの
変動が防止される。

１豆立皇」 以上詳述した如く本発明による映像再生装置の色復調回
路は、ＳＥＣＡＭカラービデオ信号中の搬送色信号及び
副搬送波の復調処理を行なう復調手段の出力の副搬送波
に対応する部分のレベルを選択的に保持し、保持した復
調手段の出力のレベルに応じて復調手段の出力のレベル
を変化させる構成となっているので、復調手段としての
ＦＭ復調回路の特性変動により変調信号の中心周波数に
対応する復調出力のレベルが変動してもその変動の補償
を行なうことができ、ホワイトバランスの安定した色復
調を行なうことができることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、第１図の回路の各部の動作を示す波形図、第３図は
、従来の色復調回路を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 ３・・・・・・１Ｈ遅延回路 ４．６・・・・・・ＦＭＩｍ１回路 ７・・・・・・ＳＥＣＡＭスイッチ回路１２．１３・・
・・・・減算回路 １４．１５・・・・・・ゲート回路 １７．１８・・・・・・クランプ回路 朱２凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２つの色差信号をそれぞれ含みかつＦＭ変調波からなる
   ２つの搬送色信号が互いに周波数の異なる２つの副搬送
   波の各々を伴って１水平走査期間おきに交互に挿入され
   て形成されたＳＥＣＡＭカラービデオ信号によって映像
   を再生する映像再生装置の色復調回路であって、前記Ｓ
   ＥＣＡＭカラービデオ信号中の搬送色信号及び副搬送波
   の復調処理を行なう復調手段と、前記復調手段の出力の
   前記副搬送波に対応する部分のレベルを選択的に保持す
   る保持手段と、前記保持手段の出力のレベルに応じて前
   記復調手段の出力のレベルを変化させるレベル変更手段
   とを含み、前記レベル変更手段の出力から前記色差信号
   を得るようにしたことを特徴とする映像再生装置の色復
   調回路。