JPH05122717A - Secam方式のカラーエンコーダ装置 - Google Patents
Secam方式のカラーエンコーダ装置Info
- Publication number
- JPH05122717A JPH05122717A JP30839191A JP30839191A JPH05122717A JP H05122717 A JPH05122717 A JP H05122717A JP 30839191 A JP30839191 A JP 30839191A JP 30839191 A JP30839191 A JP 30839191A JP H05122717 A JPH05122717 A JP H05122717A
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- JP
- Japan
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- signal
- emphasis
- color
- circuit
- component
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- Pending
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複合SECAM信号の走査反転に伴う位相特
性を改善することである。 【構成】 色差信号が遅延線18で遅延され、加算回路
19で色差信号と合成され、その合成信号が加算回路1
7に入力される。プリエンファシス回路9からのプリエ
ンファシス信号が反転増幅器16で反転され、その反転
信号が加算回路17で上記合成信号と合成され、その合
成出力はLPF10を介してFM変調回路11で変調さ
れる。その変調出力はベルフィルタ回路12を介して加
算回路17で輝度信号に多重され、エンファシスの位相
特性を逆にした複合SECAM信号が出力端子14に得
られる。
性を改善することである。 【構成】 色差信号が遅延線18で遅延され、加算回路
19で色差信号と合成され、その合成信号が加算回路1
7に入力される。プリエンファシス回路9からのプリエ
ンファシス信号が反転増幅器16で反転され、その反転
信号が加算回路17で上記合成信号と合成され、その合
成出力はLPF10を介してFM変調回路11で変調さ
れる。その変調出力はベルフィルタ回路12を介して加
算回路17で輝度信号に多重され、エンファシスの位相
特性を逆にした複合SECAM信号が出力端子14に得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSECAM方式のカラー
エンコーダ装置に係り、特に該カラーエンコーダ装置に
おいて、複合SECAM信号の水平走査反転時のプリエ
ンファシス位相特性を改善するための簡易なプリエンフ
ァシス補正回路の構成に関する。
エンコーダ装置に係り、特に該カラーエンコーダ装置に
おいて、複合SECAM信号の水平走査反転時のプリエ
ンファシス位相特性を改善するための簡易なプリエンフ
ァシス補正回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、フランス等のカラーテレビジョ
ン標準方式である従来のSECAM方式のカラーエンコ
ーダ装置を示す。同図において、1は輝度信号入力端
子、2及び3は夫々色差信号DR,DBの入力端子、4
及び5は夫々色差信号DR,DB用色副搬送波入力端
子、6は電子スイッチャー、7は遅延線、8は4.28
MHz抑圧回路、9はプリエンファシス回路、10は1.
3MHzkローパスフィルタ(LPF)、11はFM変調
回路、12はベルフィルタ、13は複合同期信号入力端
子、14は複合SECAM信号出力端子、15及び16
は夫々加算回路である。
ン標準方式である従来のSECAM方式のカラーエンコ
ーダ装置を示す。同図において、1は輝度信号入力端
子、2及び3は夫々色差信号DR,DBの入力端子、4
及び5は夫々色差信号DR,DB用色副搬送波入力端
子、6は電子スイッチャー、7は遅延線、8は4.28
MHz抑圧回路、9はプリエンファシス回路、10は1.
3MHzkローパスフィルタ(LPF)、11はFM変調
回路、12はベルフィルタ、13は複合同期信号入力端
子、14は複合SECAM信号出力端子、15及び16
は夫々加算回路である。
【0003】図3のSECAM方式において、色差信号
は電子スイッチヤー6によって線順次に切り換えられ、
プリエンファシス回路9で所定のフィルタ処理を受けて
からLPF10により帯域制限が行われる。LPF10
の出力は、電子スイッチャー6によって線順次に切り換
えられる色副搬送波が加えられるFM変調回路11で周
波数変調され、その色差変調信号が、遅延線7及び4.
28MHz抑圧回路8を介した輝度信号に、加算回路15
で多重され、更に加算回路16で複合同期信号を加えて
複合SECAM信号を得ている。上記複合SECAM信
号は図4に示すような波形を有しており、該信号の水平
走査を反転するためには同図のt1の期間の水平同期信
号と無変調の副搬送波が挿入されている期間を除く、t
2の期間の時間軸を反転する必要がある。
は電子スイッチヤー6によって線順次に切り換えられ、
プリエンファシス回路9で所定のフィルタ処理を受けて
からLPF10により帯域制限が行われる。LPF10
の出力は、電子スイッチャー6によって線順次に切り換
えられる色副搬送波が加えられるFM変調回路11で周
波数変調され、その色差変調信号が、遅延線7及び4.
28MHz抑圧回路8を介した輝度信号に、加算回路15
で多重され、更に加算回路16で複合同期信号を加えて
複合SECAM信号を得ている。上記複合SECAM信
号は図4に示すような波形を有しており、該信号の水平
走査を反転するためには同図のt1の期間の水平同期信
号と無変調の副搬送波が挿入されている期間を除く、t
2の期間の時間軸を反転する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したように
従来のSECAM方式はエンコードの際に色差信号にプ
リエンファシス処理を行っているため、時間軸を反転す
ると、プリエンファシスの位相特性が逆になる。そのた
め、この信号をそのまま伝送し受信機側で復調すると、
原信号と異なった信号が再現されてしまうという問題点
があった。
従来のSECAM方式はエンコードの際に色差信号にプ
リエンファシス処理を行っているため、時間軸を反転す
ると、プリエンファシスの位相特性が逆になる。そのた
め、この信号をそのまま伝送し受信機側で復調すると、
原信号と異なった信号が再現されてしまうという問題点
があった。
【0005】本発明の目的は複合SECAM信号の時間
軸を反転して水平走査の反転を行う際に、送信側エンコ
ーダであらかじめ位相特性を逆にすることにより、原信
号と同じ信号を再現することを可能としたカラーエンコ
ーダ装置の構成を提案することにある。
軸を反転して水平走査の反転を行う際に、送信側エンコ
ーダであらかじめ位相特性を逆にすることにより、原信
号と同じ信号を再現することを可能としたカラーエンコ
ーダ装置の構成を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のSECAM方式のカラーエンコーダ装置
は、3原色信号により得られた輝度成分及び色成分信号
のうち、該色成分信号の低周波成分に所定のフィルタ処
理を行いプリエンファシス信号を得るプリエンファシス
手段と、前記色成分信号を前記原色信号の振幅と略同一
になるまでの時間遅延して遅延信号を得ると共に該遅延
信号と前記色成分信号とを合成して第1の合成信号を得
る遅延合成手段と、前記プリエンファシス信号を時間軸
反転して上記第1の合成信号と合成して第2の合成信号
を得る合成手段と、上記第2の合成信号を所定の搬送波
成分信号で変調して変調信号を、前記輝度成分信号に多
重し複合SECAM信号を得る信号変調多重手段と、を
備えたことを特徴とする。
め、本発明のSECAM方式のカラーエンコーダ装置
は、3原色信号により得られた輝度成分及び色成分信号
のうち、該色成分信号の低周波成分に所定のフィルタ処
理を行いプリエンファシス信号を得るプリエンファシス
手段と、前記色成分信号を前記原色信号の振幅と略同一
になるまでの時間遅延して遅延信号を得ると共に該遅延
信号と前記色成分信号とを合成して第1の合成信号を得
る遅延合成手段と、前記プリエンファシス信号を時間軸
反転して上記第1の合成信号と合成して第2の合成信号
を得る合成手段と、上記第2の合成信号を所定の搬送波
成分信号で変調して変調信号を、前記輝度成分信号に多
重し複合SECAM信号を得る信号変調多重手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のカラーエンコーダ装置において、プリ
エンファシスの位相特性が下記のように補正される。色
成分信号を原色信号の振幅と略同一になるまでの時間遅
延して、その遅延信号と上記色成分信号とを合成して第
1の合成信号を得る。プリエンファシス信号が時間軸反
転され上記第1の合成信号と合成され第2の合成信号を
得る。上記第2の合成信号が所定の搬送波成分信号で変
調され、その変調信号が輝度成分信号に多重され、複合
SECAM信号を得る。
エンファシスの位相特性が下記のように補正される。色
成分信号を原色信号の振幅と略同一になるまでの時間遅
延して、その遅延信号と上記色成分信号とを合成して第
1の合成信号を得る。プリエンファシス信号が時間軸反
転され上記第1の合成信号と合成され第2の合成信号を
得る。上記第2の合成信号が所定の搬送波成分信号で変
調され、その変調信号が輝度成分信号に多重され、複合
SECAM信号を得る。
【0008】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明によるSECAM方式のカラーエンコーダ
装置の一実施例である。
図1は本発明によるSECAM方式のカラーエンコーダ
装置の一実施例である。
【0009】同図において、図3と同一符号は同一又は
類似の回路をあらわし、本発明のカラーエンコーダ装置
は更に、例えば、下記の回路から成るプリエンファシス
の位相補正回路20を有する。
類似の回路をあらわし、本発明のカラーエンコーダ装置
は更に、例えば、下記の回路から成るプリエンファシス
の位相補正回路20を有する。
【0010】即ち、位相補正回路20において、18は
遅延線、19は加算回路で、前記遅延合成手段を構成す
る。16は反転増幅器、17は加算回路で、前記合成手
段を構成する。
遅延線、19は加算回路で、前記遅延合成手段を構成す
る。16は反転増幅器、17は加算回路で、前記合成手
段を構成する。
【0011】図1のカラーエンコーダ装置において、電
子スイッチャー8により線順次に切り換えられた色差信
号はプリエンファシス回路9及び遅延線18(例えば、
遅延時間3μsec)に入力される。
子スイッチャー8により線順次に切り換えられた色差信
号はプリエンファシス回路9及び遅延線18(例えば、
遅延時間3μsec)に入力される。
【0012】遅延線18は上記色差信号を原色信号の振
幅と略同一になるまでの時間遅延して、遅延信号(図2
S4)と色差信号(図2S1)を加算回路19で合成
し、その合成信号(図2S5)を加算回路17に出力す
る。
幅と略同一になるまでの時間遅延して、遅延信号(図2
S4)と色差信号(図2S1)を加算回路19で合成
し、その合成信号(図2S5)を加算回路17に出力す
る。
【0013】また、プリエンファシス信号(図2S2)
が反転増幅器16で反転され、その反転出力(図2S
3)は加算回路17に出力され、前記合成信号S5と合
成されて、その合成信号(図2S6)はLPF10に送
られる。
が反転増幅器16で反転され、その反転出力(図2S
3)は加算回路17に出力され、前記合成信号S5と合
成されて、その合成信号(図2S6)はLPF10に送
られる。
【0014】LPF10はFM変調回路11で変調さ
れ、その変調出力はベルフィルタ12を介して加算回路
17で輝度信号に多重されエンファシスの位相特性を逆
にした複合SECAM信号が出力端子14に得られる。
れ、その変調出力はベルフィルタ12を介して加算回路
17で輝度信号に多重されエンファシスの位相特性を逆
にした複合SECAM信号が出力端子14に得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のSECAM方式のカラーエンコーダに簡易な位相補
正回路を付加するだけで、複合SECAM信号の走査反
転の際の位相特性を改善することができる。
来のSECAM方式のカラーエンコーダに簡易な位相補
正回路を付加するだけで、複合SECAM信号の走査反
転の際の位相特性を改善することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作説明用波形図である。
【図3】従来のSECAM方式のカラーエンコーダ装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】複合SECAM信号を示す波形図である。
2,3 色差信号入力端子 9 プリエンファシス回路 11 FM変調回路 13 加算回路 16 反転増幅器 17,19 加算回路 18 遅延線
Claims (1)
- 【請求項1】 3原色信号により得られた輝度成分及び
色成分信号のうち、該色成分信号の低周波成分に所定の
フィルタ処理を行いプリエンファシス信号を得るプリエ
ンファシス手段と、 前記色成分信号を前記原色信号の振幅と略同一になるま
での時間遅延して遅延信号を得ると共に該遅延信号と前
記色成分信号とを合成して第1の合成信号を得る遅延合
成手段と、 前記プリエンファシス信号を時間軸反転して上記第1の
合成信号と合成して第2の合成信号を得る合成手段と、 上記第2の合成信号を所定の搬送波成分信号で変調して
変調信号を、前記輝度成分信号に多重し複合SECAM
信号を得る信号変調多重手段と、 を備えたことを特徴とするSECAM方式のカラーエン
コーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30839191A JPH05122717A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Secam方式のカラーエンコーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30839191A JPH05122717A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Secam方式のカラーエンコーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122717A true JPH05122717A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17980500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30839191A Pending JPH05122717A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Secam方式のカラーエンコーダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122717A (ja) |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP30839191A patent/JPH05122717A/ja active Pending
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