JPS63150879A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はインバータ制御方式を有する高周波加熱装置の
回路部品の構成に拠するものである。

従来の技術 従来のこの株のインバータ制御方式高周波加熱装置にお
いては、第５図に示すようにパワートランジスタ１やダ
イオードブリッジ２を放熱板３に取付け、放熱板３をプ
リント基板４に取付け、共振用コンデンサ５、チョーク
コイル６、雑音防止用コンデンサ８−１．８−２、平滑
用コンデンサ７、カレントトランス９等をプリント基板
４に取付け、プリント基板４を取付金具１０で高周波加
熱装置の機械室内に取付けていた。

発明か解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、プリント基板の支
持金具を別に用意する必要があった。また特にパワート
ランジスタや整流用ダイオードブリッジなどの放熱板は
大きな放熱量を要求されるため、去れらの支持金具も堅
ろうなものにする必要があり、また放熱板は通常高電位
の状態にあるため、絶縁にも配慮しなければならない等
の問題点があった。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので、放熱板上
の筺体内に回路部品を収納し、実装性能のよい回路部品
ユニットを作ることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のインバータ制御方
式高周波加熱装りは、パワートランジスタや整流用ダイ
オードブリッジの放熱用の放熱板の上に絶縁体からなる
筒体を作成し、筺体内に回路部品を収納すると共に、２
体に取付は部を設けるという構成を備えたもので、ある
。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、放熱板を一つの面とな
る筺体内に回路部品が収納され、かつ筺体が支持具を兼
ねているので、加熱装置の機械室等に面積効率よく収納
されるということになるのである。

実施例 以下、本発明の実施例を一面にもとづいて説明する。

第１因においてパワートランジスタ１と整流用ダイオー
ドブリッジ２は放熱板ａにビス取めされており、平滑用
コンデンサ７、雑音防止用コンデンサ８−１．８−２．
共振用コンデンサ５はプリント基板１０上に載置されて
筺体１１内に収納されている。またチョークコイル６お
よびカレントトランス９は筺体１１の側壁に取付けられ
また電気信号接続用のビンコネクタ１２や電源からの入
力端子１３やトランス１４の一次側１５への出力端子１
６なども側壁に取付けられている。また筺体の壁面の延
長部１７ａ、１７ｂには面体固定用の穴１８ａ、１８ｂ
が穿たれており機械室底部等にビスで固定できるように
なっている。

上記構成によれば放熱板３の面積をプリント基板４上に
全ての部品を実装する場合ｌこ比して大きくとることが
でき、より効率的な放熱効果が得られる。また側壁部に
コネクタ１２やチョークコイル６、カレントトランス９
などのような部品を実装できる場所ができるので、全体
としての部品実装効率を上げることもできる。また筺体
側壁自体が取付部を有することから、装置内に実装する
時も、他の実装用具を用いる必要もない。

次に本発明の他の実施例を第２図を用いて説明する。

第２因において前記実施例と相違する点は筺体１１内の
回路部品をエポキシやウレタン等の樹脂で充てんしたこ
とと、パワートランジスタ１と整流用ダイオードブリッ
ジ２を筒体１１の外部に取付けたことである。筺体１１
内部を樹脂で充てんすることにより、個々の回路部品の
ケースや外部塗装を省くことかできるので、部品のコス
トを下げることができ、かつ結露等による部品の劣化を
防ぐことかできる。またパワートランジスタ１と整流用
ダイオードブリッジ２の能動部品はコンデンサやチョー
クコイル等の受動部品よりも過電圧等による破壊の確率
が大きいので、損傷を受ｂｆた場合も交換が容易である
という効果がある。

第３図は本発明になるインバータ方式高周波加熱装置の
電気回路の一実施例である。

商用電源電圧は整流用ダイオードブリッジ２で全波整流
され、平滑用コンデンサ７で平滑される。

なお雑音防止用コンデンサ８ａ、８ｂ　とチョークコイ
ル６は機器外部への不要輻射を防止するための設置しで
ある。パワートランジスタ１がＯＮするとトランス１４
の一次側１５に電流か流れ、二次側２０に高圧が誘起さ
れ、マグネトロン２１が発振する。パワートランジスタ
１がＯＦＦするとトランス１４の一次側１５のリアクタ
ンス分と共振コンデンサ５は共振回路を形成し、トラン
ス１４の一次側１５に生じた電磁エネルギーを徐々に減
衰させ、ＯＦＦ　時の過渡現象によりパワートランジス
タ１が破壊されるのを防いでいる。いわゆるこれが共振
型インバータ構成である。パワートランジスタ制御回路
２２はカレントトランス９によって回路に流れる電流値
を知り、設定された所定の電流値となるようにパワート
ランジスタ１のベース日のパルス幅を調整する。入力電
流を大きくする時はパルス幅を広く、小さくする時は／
　Ｎ６ルス幅を狭くする。いわゆるフィードバック制御
を行なっている。そのパルスの周波数は２０〜３０にＨ
ｚであり、可聴周波数をやや越えた周波数である。

第３図の一点鎖線でかこんだ部分が第１図に実装されて
いる部分である。

第４図は電子レンジの機械室２３内に実装された筺体１
１を示す。第４−においてマグネトロン２１で生成され
たマイクロ波は導波管２４で加熱室２５内に導かれ、加
熱室２５内の食品（１示せず）に吸収されて食品を加熱
する。−万フアン３０によって生じた風はマグネトロン
２１を冷却した後、加熱室２５のパンチング部２６より
加熱室２５の中に入り、加熱室２５内の蒸気や熱を運ん
で加熱室２５の他の壁面のパンチング部２７より排気ガ
イド２８に入り、外かく２９の外に排気される。

またファン３０の風はトランス１４と筺体１１の放熱板
３も同時に冷却する。筺体１１は機械室２３の底面に取
付けられている。

発明の効果 以上のように本発明のインバータ制御方式高周波加熱装
置によれば次の効果が得られる。

（１）放熱板か筺体の一面の構成部品として構成されて
いることことより大きな放熱面積を確保てき、パワート
ランジスタの寿命を長く保つことかできる。

（２）！体に取付穴を設置したことにより筺体の固定か
容易である。

（３）筺体内に回路部品を収納すると共に側壁にも部品
を取付けることが可能となったことより、インバータ制
御部品が有効に実装することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施的における回路部品実装法
を示す斜視図、第２図は同第２の実施例における回路部
品実装法を示す斜視図、第３囚は本発明の一実施例にお
ける電気回路図、第４図は同電子レンジの部分切欠き正
面医、第５図は従来の回路部品実装法を示す斜視図であ
る。 １・・・パワートランジスタ、２・・・・・・整流用ダ
イオードブリッジ、３・・・・・・放熱板、５・・・・
・・共振用コンデンサ、６・・・・・・チョークコイル
、７・・・・・平滑用コンデンサ、８−１．８−２・・
・・・雑音防止用コンデンサ、９・・・・・・カレント
トランス、１１・・・・・！体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名δユ
、８ｂ−＄貧Ｐ方主用コンテ＞ブ ｑ−ｐレントトランス ／Ｉ−一一筐不 第２図 第４図 ／ｌ　　３ 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）高周波電力を発生するマグネトロンとマグネトロ
   ン動作電圧を作る電圧昇圧用のトランスと前記トランス
   一次側の電流を高速スイッチングするパワートランジス
   タおよびパワートランジスタの放熱板およびパワートラ
   ンジスタの制御回路と、前記トランスの一次側リアクタ
   ンスと共振回路を形成する共振用コンデンサ、雑音防止
   用のチョークコイルおよび雑音防止用コンデンサ、整流
   用ダイオードブリッジと平滑用コンデンサ、電流検出用
   のカレントトランスを有し、パワートランジスタ、前記
   共振用コンデンサ、雑音防止用コンデンサ、整流用ダイ
   オードブリッジ、平滑用コンデンサを収納する筺体を前
   記パワートランジスタの放熱板上に設けた高周波加熱装
   置。
2. （２）筺体は取付用の穴を有する特許請求の範囲第１項
   記載の高周波加熱装置。