JP2006329488A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Nobunari Takashima
伸成 高島
Kiyoshi Amamiya
清 雨宮
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Abstract

【課題】 電装モジュールに設けられたリアクタを充分に冷却できるとともに、同リアクタから発生する振動の伝搬を防止することのできる空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】 リアクタ10のベース板10aは円筒状の第一スペーサ12を介して、制振鋼板からなり、長孔状の通風孔11aを多数穿設した台座11に螺子13により螺着されるようになっている。台座11の周縁に設けられた切欠きには、ゴム材あるいは軟質樹脂材等の弾性材からなる円筒状の第二スペーサ14が上下に配置され、同第二スペーサ14の挿通孔を螺子15が挿通し、シャーシ9aに穿設された螺子孔に螺合することにより前記台座11は前記シャーシ9aに固定されるようになっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、インバータ回路に使用されるリアクタの取付構成に関する。
従来の空気調和機の室外機は、例えば図4の分解斜視図で示すように、電装モジュールを構成している。電装モジュールを構成するシャーシ50は一端に折曲された段部を形成し、同段部の近傍にリアクタ51を載置して固定し、他端に外部の配線と接続される端子台52を設けている。ケース54は上面と下面とが開放された箱体状に形成され、前記リアクタ51に対応する部位に遮蔽部54aを形成している。コンデンサ、抵抗の電子部品及びはヒートシンク等を搭載した電装基板53は電子部品側が下面となるように前記ケース54に装着され、更にケース54の開放された上面には蓋55が被着されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
前記リアクタ51から発生した大量の熱は周囲に放出されるとともに、上昇するが前記ケース54に形成された遮蔽部54aにより遮蔽され、極力前記電装基板53に影響を与えないようになっている。
しかしながら、前記リアクタ51の周囲に熱が滞留して同リアクタ51が加熱され、その製品寿命及び性能に影響を与える場合があり、又、同リアクタ51から発生する振動が前記シャーシ50から、これを支持する取付金具等を介して外郭筐体に伝搬し、騒音を発生させる等の不具合が生じる場合があり、対策が求められていた。
特開平10−227489号(3頁、図1)
本発明は、上記問題点に鑑み、リアクタから発生する熱を充分に放散できるようにしてその製品寿命及び性能を維持できる一方、同リアクタから発生する振動が外郭筐体等に伝搬しないようにして騒音等の発生を的確に防止することのできるリアクタの取付構造を備えた空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、電装モジュールにリアクタを設けてなる空気調和機の室外機において、前記リアクタのベース板を、第一スペーサを介して台座に固定する一方、同台座を、第二スペーサを介して前記電装モジュールのシャーシに固定してなる構成となっている。又、前記台座が制振材から形成されてなる構成となっている。
本発明によると、リアクタを、弾性材からなる円筒状のスペーサを介して、制振鋼板からなる台座に螺着し、同台座を、円筒状の防振材を介して電装モジュールのシャーシに螺着することにより、前記リアクタからの輻射熱を台座で受け、前記シャーシの温度上昇を防止できるようになっている。又、前記台座と前記シャーシとの間に形成される隙間に周囲の空気が流れ込み、前記台座に穿設された多数の前記通風孔から上昇して、前記リアクタの側面側に廻り込むように流れることにより、リアクタ及び台座を効率よく冷却するようになっている。又、前記リアクタから発生した振動は、前記スペーサ及び前記防振材で吸収するとともに、前記台座が制振鋼板からなることにより、そのエネルギの大半が吸収され、振動が外郭筐体に伝搬して騒音が発生する等の不具合を防止することができるようになっている。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は空気調和機の室外機を示す外観斜視図であり、図2はその分解斜視図である。図3は電装部でのリアクタの取付を示す斜視図であり、図4はその正面図である。
空気調和機の室外機1は図1の外観斜視図で示すように、ベース2と、同ベース2上に被着されるフロントパネル1a、リアパネル、天板及び側板により外郭筐体を構成し、同外郭筐体の背面に吸込口を、前面に吹出口1bを設けている。
前記室外機1の内部は、図2の分解斜視図で示すように、前記ベース2上を仕切板3により左右に区画され、区画された一方に送風機室4を設け、区画された他方に圧縮機室5を設けている。前記送風機室4には、背面に形成された吸込口に臨んで、並列して並べられた多数のフィンと、同フィンに直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなる室外熱交換器7が設けられ、その前面には、取付金具と、同取付金具により支持されたファンモータ及びこれに軸支されたファンからなる送風機8が設けられている。
前記圧縮機室5の底面部には、冷媒を圧縮して前記室外熱交換器7あるいは室内機に備えられた室内熱交換器にこれを送出する圧縮機6及びこれらから還流してきた液化冷媒を一時的に貯留するアキュームレータ等が配設され、その上方には、前記圧縮機6及び前記送風機8等の制御を行う電装モジュール9が設けられており、同電装モジュール9は、金属あるいは樹脂からなる図示していないケースと、同ケース内に配設された電装基板及びシャーシ上に設けられた後述するリアクタ10とからなっている。
前記圧縮機5で圧縮された冷媒は、前記室外熱交換器7あるいは室内熱交換器に送出され、これら内で凝縮あるいは蒸発して熱交換し気化された冷媒となって前記アキュームレータを経由し、前記圧縮機5に還流するようになっている。又、背面の前記吸込口から吸込まれた室外の空気は、冷媒が循環する前記室外熱交換器7から放出される熱を吸収して加熱されるか、又は前記室外熱交換器7に熱を放出して冷却され、その後、ファンモータにより駆動されるファンからなる前記送風機8により、前面の吹出口1bから外部に放出されるようになっている。
前記電装モジュール9の電装基板には、商用電源からの交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路と、同コンバータ回路から供給された直流電力を、任意の周波数及び任意の電圧の交流電力に変換して前記圧縮機6等の回転数制御を行うインバータ回路が組込まれている。前記コンバータ回路は交流電流を直流電流に整流するダイオードブリッジからなる整流回路と、整流された波形が山形状に変動する電流をコンデンサ等で平滑するコンデンサ平滑回路とから構成されているため、電流変動が大きく前記圧縮機5を駆動するモータの力率が低下する一方、高調波が発生する。
力率の低下を防ぐため、リアクタ10が前記電装モジュール9内に設けられ、同リアクタ10により電流値の所謂導通角を拡大させ、前記圧縮機5を駆動するモータに流れる電流のピーク値を低下させ力率を改善するようになっている。しかしながら、力率は充分に改善されることはなく、前記リアクタ10にも高調波成分を含んだ電流が流れるため振動が発生し、これが取付金具等を介して前記ベース2あるいは前記フロントパネル1a等の外郭筐体に伝搬して騒音を発生させ、又、前記リアクタ10からは大量の熱が発生するため、これの冷却を充分に行わなければならない。
前記リアクタ10は積層鉄心と、これに巻回される巻線と、複数の螺子孔を穿設したベース板10aとからなり、図3(A)の斜視図及び図3(B)の正面図で示すように、「背景技術」の項で説明したシャーシ50に相当するシャーシ9a上に設けられており、その上方には電装基板を内蔵したケースが図示してはいないが配設されている。
前記リアクタ10のベース板10aは、ゴム材あるいは樹脂材等からなる円筒状の第一スペーサ12を介して、台座11に螺子13により螺着されている。同台座11は亜鉛メッキ鋼板製の通常の板金あるいは振動を減衰させる制振鋼板からなり、薄型矩形状に形成されるとともに、中央部に前記螺子13が螺合する螺子孔を複数穿設し、周縁に後述する螺子15が挿通する切欠きを複数設けている。又、長孔状の通風孔11aを多数穿設している。
前記台座11の周縁に設けられた切欠きには、ゴム材あるいは軟質樹脂材等の弾性材からなる防振性を備えた第二スペーサ14が配置され、同第二スペーサ14の挿通孔を螺子15が挿通し、前記シャーシ9aに穿設された螺子孔に螺合することにより前記台座11は前記シャーシ9aに固定されるようになっている。これにより前記リアクタ10は、前記ベース板10aと前記台座11との間に形成される隙間及び同台座11と前記シャーシ9aとの間に形成される隙間からなる二重の隙間を介して前記電装モジュール9のシャーシ9aに固定されるようになっている。又、前記シャーシ9aの側面には、前記リアクタ10に冷却空気を導入する導入孔9bと、加熱された冷却空気を外部に導出する導出孔9cとが相対向するように設けられており、これにより効率的に前記リアクタ10を冷却できるようになっている。
次に、機能について説明する。電装基板とともに、前記リアクタ10が起動されると、同リアクタ10からは大量の熱が発生するとともに、振動が発生する。発生した大量の熱は上昇気流となって上昇するが、これに伴い前記台座11と前記シャーシ9aとの間に形成される隙間には前記導入孔9bから導入された空気が流れ込み、流れ込んだ空気は前記台座11に穿設された多数の前記通風孔11aを通り上昇する。上昇した空気は前記ベース板10aの下面から前記リアクタ10の側板側に廻り込むように流れながら、同リアクタ10を効率よく冷却し、又、前記導出孔9cから外部に導出されるようになっている。
又、前記リアクタ10から発生した振動は、前記第一スペーサ12を介して前記台座11に伝搬されるが、同台座11が制振鋼板からなることにより、そのエネルギが大半吸収され、更に台座11から前記シャーシ9aに伝搬しようとする振動は、前記螺子15に挿通する弾性材からなる第二スペーサ14により吸収されて前記シャーシ9aへの伝搬を極力阻止されるようになっている。これによりリアクタ10の振動が外郭筐体に伝搬して騒音が発生する等の不具合を防止することができるようになっている。
空気調和機の室外機を示す外観斜視図である。 空気調和機の室外機を示す分解斜視図である。 (A)はリアクタの取付を示す要部斜視図である。 (B)はリアクタの取付を示す正面図である。 従来のリアクタ取付の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 空気調和機の室外機
1a フロントパネル
1b 吹出口
2 ベース
3 仕切板
4 送風機室
5 圧縮機室
6 圧縮機
7 室外熱交換器
8 送風機
9 電装モジュール
9a シャーシ
10 リアクタ
11 台座
11a 通風孔
12 第一スペーサ
13 螺子
14 第二スペーサ
15 螺子

Claims (2)

  1. 電装モジュールにリアクタを設けてなる空気調和機の室外機において、
    前記リアクタのベース板を、第一スペーサを介して台座に固定する一方、同台座を、第二スペーサを介して前記電装モジュールのシャーシに固定してなることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記台座が制振材から形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104425107A (zh) * 2013-08-26 2015-03-18 珠海格力电器股份有限公司 电抗器的固定结构及使用其的空调器

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