JPS63150497A - 吸音羽根車装置 - Google Patents
吸音羽根車装置Info
- Publication number
- JPS63150497A JPS63150497A JP29811386A JP29811386A JPS63150497A JP S63150497 A JPS63150497 A JP S63150497A JP 29811386 A JP29811386 A JP 29811386A JP 29811386 A JP29811386 A JP 29811386A JP S63150497 A JPS63150497 A JP S63150497A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、軸流ファンや遠心ファンの送風騒音を低減せ
しめる羽根車に関するものである。
しめる羽根車に関するものである。
従来の技術
従来の羽根車を、第5図から第7図に示すターボ型遠心
羽根車を用いて説明する。
羽根車を用いて説明する。
従来のターボ型遠心羽根車10は、主板1と副板2の間
に複数枚の翼3を設置してなるもので、翼3の内周側4
よシも外周側5が羽根車の回転方向6に対して遅れて回
転していくものであり、このような遠心羽根車に、渦巻
状のケーシング7を取り付けて送風するものである。
に複数枚の翼3を設置してなるもので、翼3の内周側4
よシも外周側5が羽根車の回転方向6に対して遅れて回
転していくものであり、このような遠心羽根車に、渦巻
状のケーシング7を取り付けて送風するものである。
ここで、送風される空気は、ケーシング吸込口8と遠心
羽根車の吸込口9から吸い込まれ、遠心羽根車の翼3に
よって遠心力を受けて羽根車外周から吐出され、さらに
、外周を取り囲む渦巻状のケーシングによってケーシン
グ吹出口11へ導カれて吹き出されるものである。
羽根車の吸込口9から吸い込まれ、遠心羽根車の翼3に
よって遠心力を受けて羽根車外周から吐出され、さらに
、外周を取り囲む渦巻状のケーシングによってケーシン
グ吹出口11へ導カれて吹き出されるものである。
12はモータ軸、13はケーシング吸込口板である。
発明が解決しようとする問題点
このような構成において、遠心羽根車の各翼間の空気は
第7図に示すように、翼3の正圧側14では翼に沿って
流れるが、翼の負圧側15では翼の円弧内に負圧部がで
き、翼両面の圧力差により小さな渦16が多数発生する
流れとなっている。
第7図に示すように、翼3の正圧側14では翼に沿って
流れるが、翼の負圧側15では翼の円弧内に負圧部がで
き、翼両面の圧力差により小さな渦16が多数発生する
流れとなっている。
そして、この流れは、送負機の小型化に伴って羽根車を
高速で回転するようになると、前記渦がますます多く発
生するようになっていた。
高速で回転するようになると、前記渦がますます多く発
生するようになっていた。
よって、この渦によって発生する空力騒音が、送風機の
送風騒音を高くこることとなり、羽根車を高速で回転し
て送風機の小型化を行なう上の最も大きな問題となって
いた。
送風騒音を高くこることとなり、羽根車を高速で回転し
て送風機の小型化を行なう上の最も大きな問題となって
いた。
本発明は、かかる従来の問題を解決するもので、送風機
の送風能力を低下させることなく、送風騒音を低減せし
めるもので、羽根車の主板もしくは副板を吸音材で構成
し、翼間で発生した空力騒音を吸音して、送風機の低騒
音化を図ることを目的としている。
の送風能力を低下させることなく、送風騒音を低減せし
めるもので、羽根車の主板もしくは副板を吸音材で構成
し、翼間で発生した空力騒音を吸音して、送風機の低騒
音化を図ることを目的としている。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するだめの本発明は、羽根車の少なく
とも一部を多孔質の焼結金属で構成するもので、遠心羽
根車では、相対向する主板と副板とで複数枚の翼を挾持
し、この主板と副板の少なくとも一方を多孔質の焼結金
属で構成した。まだ、前記複数枚の翼から前記主板と前
記副板を貫いて突起した突起片が、前記主板および副板
のうち焼結金属で構成された部分と押え板を介して固定
する構成とした。
とも一部を多孔質の焼結金属で構成するもので、遠心羽
根車では、相対向する主板と副板とで複数枚の翼を挾持
し、この主板と副板の少なくとも一方を多孔質の焼結金
属で構成した。まだ、前記複数枚の翼から前記主板と前
記副板を貫いて突起した突起片が、前記主板および副板
のうち焼結金属で構成された部分と押え板を介して固定
する構成とした。
作 用
本発明は、上記した構成によって、冬雲の近傍に生ずる
渦によって発生する空力騒音を、羽根車の主板もしくは
副板に用いた吸音材とファンケーシングとの間の空間で
形成される吸音構成によって、吸音することができる。
渦によって発生する空力騒音を、羽根車の主板もしくは
副板に用いた吸音材とファンケーシングとの間の空間で
形成される吸音構成によって、吸音することができる。
実施例
以下、本発明の一実施例をターボ型遠心羽根車を用いて
説明する。
説明する。
本発明の吸音羽根車20は、第1図と第2図に示すよう
にターボ型遠心羽根車の主板21と副板22に多孔質の
焼結金属を用い、その主板および副板の間に複数枚の翼
23を備えたものである。
にターボ型遠心羽根車の主板21と副板22に多孔質の
焼結金属を用い、その主板および副板の間に複数枚の翼
23を備えたものである。
そして、多孔質の焼結金属には、板表裏間を貫通した通
気孔が無数にあり、この通気孔を音が通過することによ
って、気孔の摩擦抵抗で熱エネルギーに変換されて吸音
される効果がある。
気孔が無数にあり、この通気孔を音が通過することによ
って、気孔の摩擦抵抗で熱エネルギーに変換されて吸音
される効果がある。
24はモータ、25はモータ軸、26は羽゛根車固定ボ
ス、27はファンケーシング、2Bはケーシング吸込口
である。
ス、27はファンケーシング、2Bはケーシング吸込口
である。
このような構成において、遠心羽根車の主板および副板
に用いた多孔質の焼結金属と、ケーシング主板と副板と
の間の空気層29.30で形成される吸音構成により吸
音効果を高め、翼間で発生する渦の空力騒音を吸音する
ことができるのである。
に用いた多孔質の焼結金属と、ケーシング主板と副板と
の間の空気層29.30で形成される吸音構成により吸
音効果を高め、翼間で発生する渦の空力騒音を吸音する
ことができるのである。
他の実施例を第3図と第4図を用いて説明する。
複数枚の翼から焼結金属で構成された主板と副板を貫い
て突出した突起片32が、前記主板と前記副板の両外側
に設けられた押え板31を貫通すると共に、前記押え板
31の外側からかしめや曲げによって翼を固定するもの
である。また、押え板31は、翼の円弧に沿った細板と
して、翼に対応した位置にそれぞれ備えた構成としであ
る。
て突出した突起片32が、前記主板と前記副板の両外側
に設けられた押え板31を貫通すると共に、前記押え板
31の外側からかしめや曲げによって翼を固定するもの
である。また、押え板31は、翼の円弧に沿った細板と
して、翼に対応した位置にそれぞれ備えた構成としであ
る。
これは、多孔質の焼結金属が、非常にもろく欠けやすい
ため、翼の突起片を焼結金属へ直接かしめると、主板お
よび副板に設けた突起片の挿入孔が欠けて大きくなり、
翼を強く固定することができない問題を解決するもので
ある。
ため、翼の突起片を焼結金属へ直接かしめると、主板お
よび副板に設けた突起片の挿入孔が欠けて大きくなり、
翼を強く固定することができない問題を解決するもので
ある。
上記のように、焼結金属で構成された主板および副板の
外側へ、押え板を設け、その押え板を介して翼の突起片
をかしめることによって、強度を保ち翼の固定を行なう
ことができるようにした。
外側へ、押え板を設け、その押え板を介して翼の突起片
をかしめることによって、強度を保ち翼の固定を行なう
ことができるようにした。
そして、押え板は翼の円弧に沿った細板状とすることで
、主板および副板の空気層と多孔質の焼結金属との遮断
を極力抑えて上記吸音効果を損なうことなく翼の固定を
実現しているのである。
、主板および副板の空気層と多孔質の焼結金属との遮断
を極力抑えて上記吸音効果を損なうことなく翼の固定を
実現しているのである。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、遠心羽根車の場合、翼
間に発生する渦の空力騒音を遠心羽根車の主板もしくは
副板に用いた吸音材で吸音すると共に、主板もしくは副
板とケーシングとの空気層によってその吸音効果を最大
限に発揮し、送風機の送風騒音を低減せしめることがで
きる。そして、主板もしくは副板の外側に押え板を設け
ることによって、多孔質の焼結金属のもろさを補うこと
ができ、翼を確実に固定することができる。よって、高
速回転の遠心力にも耐えしかも低騒音の羽根車を実現す
ることができる。
間に発生する渦の空力騒音を遠心羽根車の主板もしくは
副板に用いた吸音材で吸音すると共に、主板もしくは副
板とケーシングとの空気層によってその吸音効果を最大
限に発揮し、送風機の送風騒音を低減せしめることがで
きる。そして、主板もしくは副板の外側に押え板を設け
ることによって、多孔質の焼結金属のもろさを補うこと
ができ、翼を確実に固定することができる。よって、高
速回転の遠心力にも耐えしかも低騒音の羽根車を実現す
ることができる。
第1図は本発明の一実施例の遠心羽根車の斜視図、第2
図は同遠心羽根車を用いた送風機の側面断面図、第3図
は他の実施例の遠心羽根車の平面図、第4図は同遠心羽
根車の側面断面図、第5図は従来の遠心羽根車の斜視図
、第6図は同送風機の平面図、第7図は同遠心羽根車の
翼間流れを示す概略図である。 20・・・・・・遠心羽根車、21・・・・・・主板、
22・・・・・・副板、23・・・・・・翼、31・・
・・・・押え板、32・・・・・・突起片。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名20
−還・づn猥車 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
図は同遠心羽根車を用いた送風機の側面断面図、第3図
は他の実施例の遠心羽根車の平面図、第4図は同遠心羽
根車の側面断面図、第5図は従来の遠心羽根車の斜視図
、第6図は同送風機の平面図、第7図は同遠心羽根車の
翼間流れを示す概略図である。 20・・・・・・遠心羽根車、21・・・・・・主板、
22・・・・・・副板、23・・・・・・翼、31・・
・・・・押え板、32・・・・・・突起片。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名20
−還・づn猥車 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (3)
- (1)羽根車の少なくとも一部を多孔質の焼結金属で構
成した吸音羽根車装置。 - (2)相対向する一対の主板と副板とで複数枚の翼を挾
持した遠心羽根車を設け、この主板と副板との少なくと
も一方を多孔質の焼結金属で構成した特許請求の範囲第
1項記載の吸音羽根車装置。 - (3)複数枚の翼から前記主板および前記副板を貫いて
突出した突起片が、前記主板および副板のうち焼結金属
で構成された部分と押え板を介して固定された特許請求
の範囲第2項記載の吸音羽根車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61298113A JPH0742960B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 吸音羽根車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61298113A JPH0742960B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 吸音羽根車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150497A true JPS63150497A (ja) | 1988-06-23 |
JPH0742960B2 JPH0742960B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17855333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61298113A Expired - Fee Related JPH0742960B2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 吸音羽根車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742960B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02178578A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Daikin Ind Ltd | ターボ冷凍機の消音装置 |
JPH02227599A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Matsushita Seiko Co Ltd | 多翼ファン |
JP2015500940A (ja) * | 2011-12-07 | 2015-01-08 | インテル・コーポレーション | 体積抵抗送風機装置及びシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7161639B1 (ja) * | 2022-04-28 | 2022-10-26 | 三菱重工パワーインダストリー株式会社 | ガスバーナ、及び燃焼設備 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437510U (ja) * | 1977-08-19 | 1979-03-12 | ||
JPS56146096A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | Blower |
JPS61144300U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-05 | ||
JPS6332196A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | N D C Kk | 低騒音フアン |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP61298113A patent/JPH0742960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5437510U (ja) * | 1977-08-19 | 1979-03-12 | ||
JPS56146096A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | Blower |
JPS61144300U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-05 | ||
JPS6332196A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | N D C Kk | 低騒音フアン |
Cited By (3)
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JPH02178578A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Daikin Ind Ltd | ターボ冷凍機の消音装置 |
JPH02227599A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Matsushita Seiko Co Ltd | 多翼ファン |
JP2015500940A (ja) * | 2011-12-07 | 2015-01-08 | インテル・コーポレーション | 体積抵抗送風機装置及びシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742960B2 (ja) | 1995-05-15 |
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