JPS63150143A - スパイラル溝の加工装置 - Google Patents

スパイラル溝の加工装置

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JPS63150143A
JPS63150143A JP29515886A JP29515886A JPS63150143A JP S63150143 A JPS63150143 A JP S63150143A JP 29515886 A JP29515886 A JP 29515886A JP 29515886 A JP29515886 A JP 29515886A JP S63150143 A JPS63150143 A JP S63150143A
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JP
Japan
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spiral groove
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spherical part
surface portion
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JP29515886A
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JPH0822500B2 (ja
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Tetsuji Kosaka
匂坂 哲次
Masayoshi Hashimoto
橋本 正義
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NTN Corp
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NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ピボット軸等の球面部にスパイラル溝を加
工する溝加工装置に関するものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
一般に、ピボット軸の球面部と、その球面部を支持する
軸受の内径面間に軸受ずきまを形成し、上記ピボット軸
の回転によるポンプ作用により軸受すきまに粘性流体を
引き込み、圧縮された粘性流体でラジアル荷重とアキシ
ャル荷重の合成荷重を支持するようにした動圧軸受にお
いては、軸受面の一方に5〜30μm程度のきわめて浅
いスパイラル溝を形成するようにしている。
上記のスパイラル溝は、軸受の内径面に設ける場合と、
ピボット軸の球面部に設ける場合とがある。
球面部にスパイラル溝を形成する場合、従来は、フォト
エツチング法を採用するようにしている。
しかし、上記フォトエツチング法は、加工行程数が多く
、非能率的であるため大量生産には不向きである。また
、スパイラル溝のパターンや球面部のサイズに応じて適
切な露光用マスクを用いる必要があり、一つの露光用マ
スクでは限られた外径寸法の球面部に特定のパターンの
スパイラル溝しか形成することができず、スパイラル溝
のパターンが多くなると、コスト的に問題が生じる。
〔発明の目的〕
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、各種サイズ
の球面部に対して任意パターンのスパイラル溝をきわめ
て簡単に形成することができるようにしたスパイラル溝
の加工装置を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
上記の目的を達成するために、この発明は、回転駆動装
置によって旋回される旋回台と、その旋回台に支持され
、球面部を先端に備えるワークを、その軸線が旋回台の
旋回中心線と直交し、かつ球面部の中心が旋回台の旋回
中心線上に位置する状態に支持可能な支持装置およびそ
の支持装置に支持されたワークをワーク軸線を中心に回
転させる回転装置と、上記支持装置に支持されたワーク
の球面部中心に向けて移動可能に支持され、ワークに対
する傾斜角を調整可能とした円形の回転砥石と、上記旋
回台の旋回角、ワークの軸線を中心とする回転角および
ワーク球面部に対する砥石の移動量をそれぞれ関係づけ
て制御する制御手段とから構成としたものである。
〔作用〕
上記支持装置によってワークを支持し、そのワークの球
面部に向けて一方向に回転した砥石を移動し、上記砥石
が球面部を所要深さ研削する状態において、軸線を中心
にワークを回転し、かつ旋回台を旋回することにより、
球面部に溝が研削される。この場合、ワークは、球面部
の中心をセンタとして旋回台と共に旋回し、その旋回状
態において軸心を中心として回転するため、球面部の外
周にスパイラル溝が研削される。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、定盤1の上面には、サーボアクチ
ュエータ等の回転駆動装置2が支持され、その回転駆動
装置2の回転軸3に取付けた旋回台4の上面に、ワーク
Wの後端部を支持する支持装置10と、その支持装置1
0に支持されたワークWの回転装置20とが支持される
支持装置10は、旋回台4の上面に軸受11を取付け、
その軸受11に支持された回転軸12の先端部にフラン
ジ13を設けており、上記フランジ13にワークWの後
端部に設けたフランジFをねじ止めするようにしている
。そのワークWの支持によって、ワークWの軸線は旋回
台4の旋回中心線に対して直交し、ワークWの先端部に
設けた球面部Bの中心が旋回台4の旋回中心線上に配置
される。
また、回転装置20は、回転軸12の後端部にサーボア
クチュエータ21を接続し、そのサーボアクチュエータ
21によって回転軸12を直接回転させるようにしてい
る。
前記定盤1の上面には回転駆動装置2の一側部に一対の
リニアレール30が敷設され、そのリニアレール30に
沿って移動可能に支持された移動台31は、図示省略し
た移動装置40によって移動される。
ここで、移動装置40の詳細を図では省略したが、リニ
アレール30に平行にねじ棒を設け、そのねじ棒にねじ
係合したナンドを移動台に取付け、上記ねし棒をサーボ
アクチュエータ41により回転して移動台を移動させる
ようにしている。
上記移動台31の前面にはエアスピンドル32が配置さ
れている。このエアスピンドル32はワーク球面Bの中
心をセンタとする弧状のガイド溝33に沿って移動可能
に支持され、そのエアスピンドル32の回転軸34の先
端部に円形の回転砥石35が取付けられている。この砥
石35は、ダイアモンドやボラゾン等のメタルボンド品
から成り、研削しようとするスパイラル溝の幅寸法に応
じた厚みのものが使用される。
また、砥石35は、支持装置10に支持されたワークW
の球面部Bの背部に位置し、移動台31の前後動により
球面部Bの中心に向けて移動する。
この砥石35は、ガイド軸33に沿ってエアスピンドル
32の移動させることによってワークWに対する傾斜角
が調整される。
実施例で示す加工装置は」−記の構造から成り、ワーク
球面部Bに対するスパイラル溝の研削に際しては、支持
装置10によってワークWの後端部を支持し、そのワー
クWの球面部Bの中心を旋回台4の旋回中心上に配置す
る。その状態で移動台31を移動し、一方向に回転させ
た砥石35の外周一部が球面部Bの外周一部を研削する
位置まで移動台31を移動して停止させたのち、旋回台
4を回動し、かつワークWを軸線を中心に回転させる。
この場合、砥石35は、ワークWの回転角および旋回台
4の旋回角に応じてワークWの軸線Xに対して所定角度
傾斜させておく。
いま、砥石35が第3図に示すように、球面部Bの背面
一部を研削する状態において、旋回台4の旋回によって
実線位置のワークWを一点鎖線で示す位置まで回動し、
その回動範囲内においてワークWを所定角度回転すると
、球面部Bの外周に、球面部Bに向くスパイラル溝を形
成することができる。
スパイラル?n Sの傾斜角は、旋回台4の旋回角およ
びワークWの回転角によって決まり、それぞれの角度を
適宜に決定し、スパイラル溝の研削毎に、研削開始位置
を球面部の周方向に位置をずらずことにより第4図に示
すようなパターンのスパイラル溝Sを研削することがで
きる。
この発明は、上記のように、旋回台4の旋回運動(9軸
)と、ワークWの軸心を中心として回転運動(θ軸)お
よび砥石35のワーク球面部Bに向けての移動(Y軸)
によってスパイラルlsを形成するため、ψ軸、θ軸、
Y軸の移動量を制御するごとによって任意パターンのス
パイラル溝を形成することができる。
第5回はその制御手段の一例を示す。スパイラル溝加工
装置のψ軸サーボアクチュエータ2、θ軸サーボアクチ
ュエータ21、およびY軸サーボアクチュエータ41は
、それぞれψ軸駆動回路201、θ軸駆動回路211、
Y軸駆動回路411により駆動されるモータM、、MO
lMYで構成することができ、たとえばリバーシブルカ
ウンタ=7− 83を備えた3軸コントローラ82をホストコンピュー
タ81によりプログラム制御することによって制御する
ことができる。モータM 、、M aおよびMVにはそ
れぞれパルスジェネレータPG、、PGθ、PG、が備
えられている。
図示の制御系において、ホストコンピュータ81ばワー
クWに所望の加工を施すための加ニブログラムを自動作
成する。3軸コントローラ82は、この加ニブログラム
を読込み、これに従ってψ軸サーボアクチュエータ2、
θ軸サーボアクチュエータ21、およびY軸サーボアク
チュエータ41の動作を制御する。この制御は、aSの
切削時、旋回台4を9だけ旋回させる間にワークWをθ
軸方向にθだけ回転させるよう9軸駆動回路201およ
びθ軸駆動回路211にそれぞれ速度指令■9、Vθを
与えるこ止により行なわれる。ψ軸駆動回路201およ
びθ軸駆動回路211は、パルスジェネレータPGψ、
PGθよりモータMψ、Meの速度ヲフィードパソクし
つつモータM9、Meを速度指令V、、V、に追従させ
るフィードバラり制御を行なう一方、3軸コントローラ
82はリバーシブルカウンタ83を介してパルスジェネ
レータPG、、PG、よりモータMp、Meの回転量(
位置)をフィードバックし、旋回台4がψ軸方向に9だ
け回転しかつワークWがθだけ回転したならば、モータ
Mψ、Meを停止トさせる(速度指令V、、V、をOに
する)。これを同時に、Y軸サーボアクチュエータ41
のZ軸駆動回路411に砥石35を所定位置まで後退さ
せるべくモータM、を駆動するための指令を与える。砥
石35の移動量(モータM7の回転量)はパルスジェネ
レータPG、によりリバーシブルカウンタ83を介して
フィードバックされ、所定位置まで後退したならばモー
タM1が停止される。砥石35の後退時、あるいは−上
記所定位置での停止中に、3軸コントローラ82はワー
クWの次の切削開始点(加ニブログラムにより定まる)
を砥石35の切削位置へ移動させるようψ軸サーボアク
チュエータ2およびθ軸サーボアクチュエータ21を動
作させる。そして砥石35を切削位置まで移動させ、以
下」二記同様の加ニブログラムによる制御を繰返す。
〔効果〕
以上のように、この発明は、球面部を備えるワークの回
転角およびそのワークを支持する旋回台の旋回角度を適
宜に設定し、それに応じて砥石のワークに対する傾斜角
度を決定することにより、ワーク球面部に任意パターン
のスパイラル溝を形成することができると共に、砥石は
球面部の中心に向けて移動可能であるため、球面部のサ
イズが変更になった場合でも、その球面部に所定のスパ
イラル溝を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る研削装置の一実施例を示す正
面図、第2図は同上の球面部研削状態を示す正面図、第
3図は第2図の平面図、第4図は、スパイラル溝のパタ
ーンの一例を示す正面図、第5図は同上の制御手段の一
例を示すブロック図である。 2・・・・・・回転駆動装置、4・・・・・・旋回台、
10・・・・・・支持装置、20・・・・・・回転装置
、35・・・・・砥石。 特許出願人  エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社 同 代理人  鎌 1)文 二

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転駆動装置によって旋回される旋回台と、その旋回台
    に支持され、球面部を先端に備えるワークを、その軸線
    が旋回台の旋回中心線と直交し、かつ球面部の中心が旋
    回台の旋回中心線上に位置する状態に支持可能な支持装
    置およびその支持装置に支持されたワークをワーク軸線
    を中心に回転させる回転装置と、上記支持装置に支持さ
    れたワークの球面部中心に向けて移動可能に支持され、
    ワークに対する傾斜角を調整可能とした円形の回転砥石
    と、上記旋回台の旋回角、ワークの軸線を中心とする回
    転角およびワーク球面部に対する砥石の移動量をそれぞ
    れ関係づけて制御する制御手段とから成るスパイラル溝
    の加工装置。
JP61295158A 1986-12-10 1986-12-10 スパイラル溝の加工装置 Expired - Lifetime JPH0822500B2 (ja)

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JP61295158A JPH0822500B2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10 スパイラル溝の加工装置

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JPS63150143A true JPS63150143A (ja) 1988-06-22
JPH0822500B2 JPH0822500B2 (ja) 1996-03-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100279A (ja) * 2017-01-10 2017-06-08 株式会社村谷機械製作所 ホーニング加工装置
CN110480462A (zh) * 2019-07-29 2019-11-22 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 一种转管炮炮箱螺旋槽研磨装置及研磨方法

Cited By (3)

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JP2017100279A (ja) * 2017-01-10 2017-06-08 株式会社村谷機械製作所 ホーニング加工装置
CN110480462A (zh) * 2019-07-29 2019-11-22 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 一种转管炮炮箱螺旋槽研磨装置及研磨方法
CN110480462B (zh) * 2019-07-29 2024-03-29 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 一种转管炮炮箱螺旋槽研磨装置及研磨方法

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JPH0822500B2 (ja) 1996-03-06

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