JPS6314849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314849Y2 JPS6314849Y2 JP5283979U JP5283979U JPS6314849Y2 JP S6314849 Y2 JPS6314849 Y2 JP S6314849Y2 JP 5283979 U JP5283979 U JP 5283979U JP 5283979 U JP5283979 U JP 5283979U JP S6314849 Y2 JPS6314849 Y2 JP S6314849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- bottle
- inner stopper
- synthetic resin
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001802 infusion Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000003978 infusion fluid Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000001990 intravenous administration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、合成樹脂製点滴用輸液ボトルの壜口
キヤツプに関する。
キヤツプに関する。
保存中の点滴用輸液ボトルにおける壜口部、特
に導入針を挿込む部分およびその周辺は無菌状態
に保持されることが望ましい。
に導入針を挿込む部分およびその周辺は無菌状態
に保持されることが望ましい。
また点滴を途中で停止し、所要の時間経過後に
再び残りの輸液の点滴を行なうような場合、導入
針を挿込んだままにしておくと、導入針の挿込み
部分およびその周辺に雑菌やほこり等が付着し易
いので、導入針の挿込み部分を着脱自在にシール
できることが望ましい。
再び残りの輸液の点滴を行なうような場合、導入
針を挿込んだままにしておくと、導入針の挿込み
部分およびその周辺に雑菌やほこり等が付着し易
いので、導入針の挿込み部分を着脱自在にシール
できることが望ましい。
本考案は、かくの如きことに鑑み開発したもの
であつて、その実施例を図面に基づき以下に説明
する。
であつて、その実施例を図面に基づき以下に説明
する。
第１図において、１は合成樹脂製の点滴用輸液
ボトル、１ａは、前記ボトルの壜口、１ｂは、前
記壜口１ａの上端外周の鍔部である。
ボトル、１ａは、前記ボトルの壜口、１ｂは、前
記壜口１ａの上端外周の鍔部である。
２は、上端外周に鍔２ａを有する断面凹状の合
成樹脂製中栓であつて、その鍔２ａは、前記ボト
ル１における壜口１ａの鍔部１ｂ上に載置される
と共に、中栓２の凹状部が壜口１ａ内に挿入され
る。
成樹脂製中栓であつて、その鍔２ａは、前記ボト
ル１における壜口１ａの鍔部１ｂ上に載置される
と共に、中栓２の凹状部が壜口１ａ内に挿入され
る。
３は、前記中栓２の凹状部内に密嵌されている
蓋状栓であつて、その天板３ａの外周上部一側に
はタブ３ｂが、また天板３ａの外周下部他側には
張り出し薄片３ｃがそれぞれ設けられている。
蓋状栓であつて、その天板３ａの外周上部一側に
はタブ３ｂが、また天板３ａの外周下部他側には
張り出し薄片３ｃがそれぞれ設けられている。
この張り出し薄片３ｃの端縁は、前記中栓２に
おける鍔２ａの外周縁と一致している。
おける鍔２ａの外周縁と一致している。
４は、前記中栓２における鍔２ａが嵌合される
下部周壁４ａを備え、この下部周壁４ａの上端周
縁から連続して内方へ若干張り出し形成された中
間頂壁４ｂを備え、この中間頂壁４ｂの内周縁か
ら薄肉切断線４ｃを存して連続形成された上部周
壁４ｄを備え、この上部周壁４ｄの上端周縁に薄
肉切断線４ｅを存して連続形成された天板４ｆを
備え、かつ前記上部周壁４ｄの一部にタブ４ｇを
備えた合成樹脂製カバーである。
下部周壁４ａを備え、この下部周壁４ａの上端周
縁から連続して内方へ若干張り出し形成された中
間頂壁４ｂを備え、この中間頂壁４ｂの内周縁か
ら薄肉切断線４ｃを存して連続形成された上部周
壁４ｄを備え、この上部周壁４ｄの上端周縁に薄
肉切断線４ｅを存して連続形成された天板４ｆを
備え、かつ前記上部周壁４ｄの一部にタブ４ｇを
備えた合成樹脂製カバーである。
しかして、前記中栓２の凹状部内に蓋状栓３を
密嵌すると共に、中栓２の鍔２ａをカバー４の下
部周壁４ａ内に嵌合し、これら中栓２、蓋状栓
３、カバー４を一体的に組立てておき、しかる後
に、中栓２の凹状部を前記ボトル１の壜口１ａ内
に挿入すると共に、中栓２の鍔２ａを壜口１ａの
鍔部１ｂに載置し、壜口１ａの鍔部１ｂ、中栓２
の鍔２ａ、蓋状栓３の張り出し薄片３ｃ、カバー
４の中間頂壁４ｂを任意の加熱手段により溶着す
る。
密嵌すると共に、中栓２の鍔２ａをカバー４の下
部周壁４ａ内に嵌合し、これら中栓２、蓋状栓
３、カバー４を一体的に組立てておき、しかる後
に、中栓２の凹状部を前記ボトル１の壜口１ａ内
に挿入すると共に、中栓２の鍔２ａを壜口１ａの
鍔部１ｂに載置し、壜口１ａの鍔部１ｂ、中栓２
の鍔２ａ、蓋状栓３の張り出し薄片３ｃ、カバー
４の中間頂壁４ｂを任意の加熱手段により溶着す
る。
なお、前記ボトル１内には点滴用輸液が充填さ
れているので、前記中栓２、蓋状栓３、カバー４
は滅菌し、無菌状態でボトル１の壜口１ａに溶着
することは勿論である。
れているので、前記中栓２、蓋状栓３、カバー４
は滅菌し、無菌状態でボトル１の壜口１ａに溶着
することは勿論である。
そしてボトル１内の輸液を使用するときは、先
ずカバー４のタブ４ｇをを持つてタブ４ｇを手前
に引き倒し、かつタブ４ｇを持つたまま廻して上
部周壁４ｄを薄肉切断線４ｃに沿つてむしり取
り、カバー４を開口すると共に、蓋状栓３のタブ
３ｂを持つて蓋状栓３を中栓２の凹状部から取外
し、導入針を中栓２の凹状部面に挿込めばよい。
ずカバー４のタブ４ｇをを持つてタブ４ｇを手前
に引き倒し、かつタブ４ｇを持つたまま廻して上
部周壁４ｄを薄肉切断線４ｃに沿つてむしり取
り、カバー４を開口すると共に、蓋状栓３のタブ
３ｂを持つて蓋状栓３を中栓２の凹状部から取外
し、導入針を中栓２の凹状部面に挿込めばよい。
この場合、蓋状栓３の張り出し薄片３ｃは、中
栓２の鍔２ａの外周縁に溶着されているので、蓋
状栓３を紛失するようなことはなく、輸液の点滴
を途中で停止し、所要の時間経過後に再び残りの
輸液を点滴するまでの間、蓋状栓３を中栓２の凹
状部内に嵌合しておく。
栓２の鍔２ａの外周縁に溶着されているので、蓋
状栓３を紛失するようなことはなく、輸液の点滴
を途中で停止し、所要の時間経過後に再び残りの
輸液を点滴するまでの間、蓋状栓３を中栓２の凹
状部内に嵌合しておく。
なお、第２図に示す如く、前記中栓２の凹状部
上面中央に周壁２ｂを設けて、導入針のキヤツプ
を嵌着するようにしてもよい。
上面中央に周壁２ｂを設けて、導入針のキヤツプ
を嵌着するようにしてもよい。
以上述べた如く、本考案の点滴用輸液ボトルの
壜口キヤツプにあつては、壜口鍔部１ｂ、中栓２
の鍔２ａ、カバー４の中間頂壁４ｂの三者の全外
周を加熱により一体的に溶着するので、カバー４
の上部周壁４ｄを薄肉切断線４ｃに沿つて除去し
ない限り、保存中の点滴用輸液ボトルにおける壜
口部、特に導入針を挿込む中栓２の部分およびそ
の周辺を完全に無菌状態に保持できると共に、カ
バー４を所謂バージンシールとして兼用できる。
壜口キヤツプにあつては、壜口鍔部１ｂ、中栓２
の鍔２ａ、カバー４の中間頂壁４ｂの三者の全外
周を加熱により一体的に溶着するので、カバー４
の上部周壁４ｄを薄肉切断線４ｃに沿つて除去し
ない限り、保存中の点滴用輸液ボトルにおける壜
口部、特に導入針を挿込む中栓２の部分およびそ
の周辺を完全に無菌状態に保持できると共に、カ
バー４を所謂バージンシールとして兼用できる。
また点滴を途中で停止し、所要の時間経過後に
再び残りの輸液の点滴を行なうような場合、中栓
２から導入針を取外して、中栓２の凹状部内に蓋
状栓３を施しておくことができるので、導入針を
挿込む中栓２の凹状部分およびその周辺に雑菌や
ほこり等が付着するのを防止できる。
再び残りの輸液の点滴を行なうような場合、中栓
２から導入針を取外して、中栓２の凹状部内に蓋
状栓３を施しておくことができるので、導入針を
挿込む中栓２の凹状部分およびその周辺に雑菌や
ほこり等が付着するのを防止できる。
第１図は本考案の実施例を示すものであつて、
一部溶着した状態の要部の縦断面図、第２図は本
考案の他の実施例を示すものであつて、一部溶着
した状態の要部の縦断面図である。 １……点滴用輸液ボトル、１ａ……壜口、１ｂ
……鍔部、２……中栓、２ａ……鍔、３……蓋状
栓、４……カバー、４ａ……下部周壁、４ｂ……
中間頂壁、４ｃ……薄肉切断線、４ｄ……上部周
壁、４ｅ……薄肉切断線、４ｆ……天板、４ｇ…
…タブ。
一部溶着した状態の要部の縦断面図、第２図は本
考案の他の実施例を示すものであつて、一部溶着
した状態の要部の縦断面図である。 １……点滴用輸液ボトル、１ａ……壜口、１ｂ
……鍔部、２……中栓、２ａ……鍔、３……蓋状
栓、４……カバー、４ａ……下部周壁、４ｂ……
中間頂壁、４ｃ……薄肉切断線、４ｄ……上部周
壁、４ｅ……薄肉切断線、４ｆ……天板、４ｇ…
…タブ。
Claims (1)
- 上端外周に鍔２ａを有する断面凹状の合成樹脂
製中栓２と、この中栓２の凹状部内に着脱可能に
密嵌させる合成樹脂製蓋状栓３と、前記中栓２の
鍔２ａの外周が嵌合される下部周壁４ａを備え、
この下部周壁４ａの上端周縁から連続して内方へ
若干張り出し形成された中間頂壁４ｂを備え、こ
の中間頂壁４ｂの内周縁から薄肉切断線４ｃを存
して連続形成されたタブ４ｇ付き上部周壁４ｄを
備え、この上部周壁４ｄの上端周縁に薄肉切断線
４ｅを存して連続形成された天板４ｆを備えた合
成樹脂製カバー４とから成り、前記中栓２、蓋状
栓３、カバー４とを一体的に組立てると共に、合
成樹脂製ボトル１の壜口１ａ内に前記中栓２の凹
状部を挿入し、かつ中栓２の鍔２ａを前記ボトル
１の壜口鍔部１ｂに載置して、壜口鍔部１ｂ、中
栓２の鍔２ａ、カバー４の中間頂壁４ｂの三者の
全外周を加熱により一体的に溶着するようにした
合成樹脂製点滴用輸液ボトルの壜口キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283979U JPS6314849Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5283979U JPS6314849Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55154025U JPS55154025U (ja) | 1980-11-06 |
| JPS6314849Y2 true JPS6314849Y2 (ja) | 1988-04-26 |
Family
ID=28944762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5283979U Expired JPS6314849Y2 (ja) | 1979-04-20 | 1979-04-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314849Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0319877Y2 (ja) * | 1987-03-04 | 1991-04-26 | ||
| CA2497664C (en) | 2002-09-03 | 2008-11-18 | Medical Instill Technologies, Inc. | Sealed containers and methods of making and filling same |
-
1979
- 1979-04-20 JP JP5283979U patent/JPS6314849Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55154025U (ja) | 1980-11-06 |
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