JPH09104453A - 容器用安全キャップ - Google Patents

容器用安全キャップ

Info

Publication number
JPH09104453A
JPH09104453A JP8247647A JP24764796A JPH09104453A JP H09104453 A JPH09104453 A JP H09104453A JP 8247647 A JP8247647 A JP 8247647A JP 24764796 A JP24764796 A JP 24764796A JP H09104453 A JPH09104453 A JP H09104453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
container
safety cap
safety
sealing cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8247647A
Other languages
English (en)
Inventor
Rainer Dr Dammeyer
ライナー・ダンマイヤー
Juergen Fuchs
ユルゲン・フックス
Andreas Rauh
アンドレアス・ラオ
Wolfgang Dr Schrammel
ヴォルフガング・シュランメル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
B Braun Melsungen AG
Original Assignee
B Braun Melsungen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by B Braun Melsungen AG filed Critical B Braun Melsungen AG
Publication of JPH09104453A publication Critical patent/JPH09104453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/002Closures to be pierced by an extracting-device for the contents and fixed on the container by separate retaining means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬品等の液体を入れるブロー・フィル・シー
ル容器は、一度、端面の壁の一部をあけダイヤフラムに
注射針等を刺し込んで液体を注入した後は、ダイヤフラ
ムが露出した状態となるため、塵埃や接触等により細菌
が侵入する恐れがある。本発明は、ブロー・フィル・シ
ール容器をより安全に使用するための安全キャップを提
供する。 【解決手段】 本発明の容器用安全キャップは、端面の
壁(15)を裂断し開封する密閉キャップ(12)と前記密閉キ
ャップ(12)の周囲に形成された環状カラー(13)とを具備
する医療用の液体を入れる容器(10)に用いる安全キャッ
プであって、前記密閉キャップ(12)の平面部分と円筒面
部分とを包囲するキャップ部(21)と、前記環状カラーの
下で係合する係止部材(23)を有し前記環状カラー(13)に
上から嵌め込まれるロック部(22)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用の液体を入
れる容器に用いる安全キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】医療技術の分野においては、いわゆるブ
ロー・フィル・シール(blow-fill-seal)容器というもの
が知られている。この容器は、吹込成形処理によって製
造されたプラスティック製のビン状の容器で、製造直後
に液体を充填した後、細菌等の侵入を防止する方法を用
いて密閉される。
【0003】このような容器を密閉するためには、蓋を
接合部分に載せ、射出成形又は熱ジグ溶接により、環状
カラーに沿って容器本体にしっかりと耐久的に結合され
る。密閉キャップには、裂断し除去可能な端面の壁の一
区域の下に配置された、突き刺し可能なゴム製ダイヤフ
ラムが含まれている。
【0004】その端面の壁を裂断し除去した後、伝達装
置の穴開けマンドレルでそのダイヤフラムを突き通す
と、内容物が流れ出るようにできる。ダイヤフラムに注
射針を刺し込み、次に注射針を通して薬品を容器内に注
入することで、薬品を内容物に加えることも可能であ
る。このような容器は、「エコフラック」という名前で
販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、裂断し除去
可能な端面の壁を有する密閉キャップで密閉した容器の
使用をより安全にする、上記種類の容器に用いる安全キ
ャップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器の
密閉キャップの上から取付けられ、係止部材により容器
の環状カラーを抱持する安全キャップが提供される。こ
の安全キャップは、容器が開封された後に塵埃や汚染か
ら容器の口を保護するため、密閉キャップ上に取付けら
れるようになっている。
【0007】安全キャップのもう一つの目的は、容器内
に薬品を注入してから容器を実際に使用するまでを保証
することであり、さらなる干渉や不正な取扱いを不可能
にし、またはそういうことがあったかどうかを示すこと
である。これは、容器が開封された後に、安全キャップ
が取り付けられ、内容物をいずれ取り出す時に、除去さ
れるか一部開封されるということを意味する。
【0008】内容物を取り出すためには、安全キャップ
はなるべく一部のみ開封する(すなわち完全には除去し
ない)。この場合においてもまだ、安全キャップは、塵
埃や汚染から守る機能を有している。
【0009】好ましくは、安全キャップのキャップ部は
裂断される区域を有し、前記区域は密閉キャップの端面
の壁の少なくとも一部分に及んでいる。裂断される区域
は、部分的にキャップ部に耐久的に結合されているの
で、揺動自在に開閉され、塵埃に対する保護が可能にな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】まず最初に、この安全キャップを
用いる容器を、図1を参照して説明する。この容器10
は、図1にその頚部11のみが示されるビン状の形態を
有している。この頚部の上に、円周のフランジを有する
密閉キャップ12を置き、前記フランジを頚部11の対
向フランジとともに密閉するように溶接して、環状カラ
ー13を形成する。それに関しては、細菌等の侵入を防
止する方法を用いて容器を密閉する。密閉キャップ12
の内側には、例えばゴム製の円盤状の形態を有し、突き
刺し可能で自己復元能力のあるダイヤフラム14が設置
されている。
【0011】密閉キャップ12の端面の壁には、裂断し
除去可能な端面の壁の一部である区域があり、その区域
は、肉薄部16のラインによって区切られ、把手17を
具備している。把手17を引くと、その区域は取り除か
れ、それによって、ダイヤフラム14の一部が露出し、
採集装置の穴開けマンドレルで突き刺すことができる。
さらに、ダイヤフラム14を針で突き刺して内容物に薬
品を加えることもできる。密閉キャップ12を含めて容
器10はプラスティック製である。
【0012】その区域を裂断し除去した後は、ダイヤフ
ラム14の表面は無防備に露出する。これにより、塵埃
や接触による汚染の可能性が生じる。さらには、不正な
取扱いや不正な注入が可能となる。
【0013】本発明によれば、密閉キャップ12上に取
付けられる実質的にカップ状の形をしたキャップ部21
と、環状カラー13に覆い被さり、その下端に環状カラ
ー13の下で係合する係止部材23を有するロック部2
2とから構成される、安全キャップ20が提供される。
【0014】係止部材23は内側上方向に向いた弾性を
有するフックで、安全キャップが密閉キャップ上に取付
けられる時、それらが環状カラー13を通過すると、外
方向に反りパチッとはじき戻る。このことは、係止部材
23が弾性を有する戻りを形成し、一度密閉キャップ上
に取付けられると、安全キャップは破壊しなければ取り
外せないという効果があることを意味する。
【0015】安全キャップ20のキャップ部21におい
て、裂断し除去可能なフラップ24が、端面の壁に設け
られている。前記フラップは、図3に示されるように、
肉薄部25の環状のラインによって区切られている。こ
のフラップ24はキャップ部21の円筒部分に向かって
突出した小片24aを有しており、その下端は外側に曲
げられ、把手部24bを形成している。
【0016】把手部24bを引くことによって、フラッ
プ24を裂断し除去できる。把手部24bの反対側にお
いて、フラップ24は、ウェッブ26を通じてキャップ
部21に耐久的に結合される。このようにして、フラッ
プ24は、揺動自在に開閉することが可能な蓋を形成し
ている。
【0017】
【発明の効果】図1に図示される状態で、容器10は、
分離された安全キャップとともに、病院の薬局等に供給
される。もし薬品を容器の中に供給するならば、病院の
薬局において、端面の壁15の一部を裂断して除去し、
ダイヤフラム14を通して容器内に薬品を注入する。そ
の後、安全キャップ20を、容器の密閉キャップ12上
に取付け、図4に示すように、係止部材23によって環
状カラー13の下で係合させる。この時、ダイヤフラム
14の露出した表面は安全キャップ20により覆われ、
接触、塵埃若しくはそれに類するものによる汚染に対し
て保護される。
【0018】さらに、安全キャップ20には、容器の利
用を保護する効果がある。これは、容器の各利用時に
は、フラップ24をあける必要があり、フラップの最初
の開封が重要であることを意味する。このようにして、
安全キャップは保証機能を有する。それは使用者に対し
て、内容物が、彼らが病院の薬局を去った時と同じ状態
であるということを保証する。
【0019】容器10を療法のために使用する前には、
フラップ24を裂断してあけ、図5のように揺動させて
引き上げる。このようにすると、点滴装置の穴開けマン
ドレルをダイヤフラム14を突き通すことが可能とな
り、容器を上下逆さまに吊るすと、その液体は、点滴装
置を通って容器の外へ流れ出ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 密閉キャップを含めた容器の頚部の断面図
【図2】 安全キャップの断面図
【図3】 安全キャップの上面図
【図4】 密閉キャップの上に載せた安全キャップの断
面図
【図5】 フラップをあけた時の密閉キャップと安全キ
ャップの断面図
【符号の説明】
10 容器 11 頚部 12 密閉キャップ 13 環状カラー 14 ダイヤフラム 15 端面の壁 16 肉薄部 17 把手 20 安全キャップ 21 キャップ部 22 ロック部 23 係止部材 24 フラップ 24a 小片 24b 把手部 25 肉薄部 26 ウェッブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・フックス ドイツ連邦共和国34308バート・エムスタ ル、ヴォルフハーガー・シュトラーセ45番 (72)発明者 アンドレアス・ラオ ドイツ連邦共和国34119カッセル、ヘルク レスシュトラーセ5番 (72)発明者 ヴォルフガング・シュランメル ドイツ連邦共和国34212メルズンゲン、シ ュロート13番

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面の壁(15)を裂断し開封する密閉キャ
    ップ(12)と前記密閉キャップ(12)の周囲に形成された環
    状カラー(13)とを具備する医療用の液体を入れる容器(1
    0)に用いる安全キャップであって、 前記密閉キャップ(12)の平面部分と円筒面部分とを包囲
    するキャップ部(21)と、前記環状カラーの下で係合する
    係止部材(23)を有し前記環状カラー(13)に上から嵌め込
    まれるロック部(22)とを具備することを特徴とする容器
    用安全キャップ。
  2. 【請求項2】 前記キャップ部(21)は、前記密閉キャッ
    プ(12)の前記端面の壁の少なくとも一部を覆い、裂断し
    除去可能なフラップ(24)を具備することを特徴とする請
    求項1記載の容器用安全キャップ。
  3. 【請求項3】 前記フラップ(24)は、前記キャップ部(2
    1)に対し耐久的かつ揺動自在に結合され、塵埃や接触に
    対し保護可能に設けたことを特徴とする請求項2記載の
    容器用安全キャップ。
  4. 【請求項4】 前記ロック部(22)の下端は、内側上方向
    に傾斜し、弾性を有する係止部材(23)を有することを特
    徴とする請求項1、2または3記載の容器用安全キャッ
    プ。
JP8247647A 1995-10-02 1996-09-19 容器用安全キャップ Pending JPH09104453A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29515681U DE29515681U1 (de) 1995-10-02 1995-10-02 Sicherheitskappe für Container
DE29515681-3 1995-10-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09104453A true JPH09104453A (ja) 1997-04-22

Family

ID=8013683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8247647A Pending JPH09104453A (ja) 1995-10-02 1996-09-19 容器用安全キャップ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0767107A1 (ja)
JP (1) JPH09104453A (ja)
DE (1) DE29515681U1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7243689B2 (en) 2000-02-11 2007-07-17 Medical Instill Technologies, Inc. Device with needle penetrable and laser resealable portion and related method
EP1450881A4 (en) 2001-10-03 2008-06-18 Medical Instill Tech Inc SYRINGE AND SYRINGE OF RECONSTITUTION
EP1517834B1 (en) 2002-06-19 2012-05-23 Medical Instill Technologies, Inc. Sterile filling machine having needle filling station within e-beam chamber
JP4425140B2 (ja) 2002-09-03 2010-03-03 メディカル・インスティル・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 水薬瓶アセンブリ
CH705589A2 (de) * 2011-10-03 2013-04-15 Berlinger & Co Behälter mit Verschlusssicherung.

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2844206C2 (de) * 1978-10-11 1984-11-08 Matthias Faensen Kleinmetallwarenfabrikation, 5190 Stolberg Schutzkappe
US4815618A (en) * 1988-04-25 1989-03-28 Sunbeam Plastics Corporation Tamper indicating dispenser closure
DE8900736U1 (de) * 1988-04-30 1989-03-30 Stolz, Heinrich, 5908 Neunkirchen Behälter mit einem in dessen Oberboden eingebrachten, von einer Siegelvorrichtung überfangenen Verschluß
EP0381516B1 (en) * 1989-02-03 1993-05-05 Glaxo Group Limited Closure
US5088612A (en) * 1991-06-10 1992-02-18 Comar, Inc. Vial cap

Also Published As

Publication number Publication date
DE29515681U1 (de) 1995-12-07
EP0767107A1 (de) 1997-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5924584A (en) Container closure with a frangible seal and a connector for a fluid transfer device
US6012596A (en) Adaptor cap
US5147054A (en) Tamper-proof container
JPH0744508U (ja) 合成樹脂製蓋
JPS63232156A (ja) 封止体と容器からなる安全包装器
JPH09104451A (ja) 袋状容器用の注入排出口システム
US6578723B1 (en) Flexible sealing cover with seal break indicator
US3978859A (en) Closure member for pierceable access ports
JPH02109866A (ja) 容器をこじあけできないように密閉するための密閉手段
EP1317382B1 (en) Tamper proof hinged lid container
JPH09104453A (ja) 容器用安全キャップ
US4778070A (en) Tamper-evident bottle cap cover
RU2184059C2 (ru) Упаковка
US20010009243A1 (en) Cap for container
US4403707A (en) Combination container cap and closure seal
JPH0721564U (ja) バイアルの密封閉鎖具
JP4898007B2 (ja) 容器用のキャップ
JP2556960Y2 (ja) 薬用瓶の蓋
JPH0411711Y2 (ja)
EP1145983B1 (en) Drinking container
JP2003291996A (ja) 不正開封防止機能付き密封蓋体
JPH0433249Y2 (ja)
JP3940020B2 (ja) 不正開封防止機能を備えた分別可能な密封蓋体
JP3041245U (ja) 包装容器用のピルファプルーフキャップ
AU2003200872B2 (en) Improved Adaptor Cap