JPS63148218A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS63148218A
JPS63148218A JP61295888A JP29588886A JPS63148218A JP S63148218 A JPS63148218 A JP S63148218A JP 61295888 A JP61295888 A JP 61295888A JP 29588886 A JP29588886 A JP 29588886A JP S63148218 A JPS63148218 A JP S63148218A
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健 歌川
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はカメラ等の自動焦点調節装置に関するものであ
り、特に対象物体が移動している時に、その移動物体が
常に合焦状態にあるように追尾するための機能を有する
駆動方法に関するものである。
(発明の背景) まず第26図により追尾を行なわない従来の自動焦点検
出装置についてその構成を説明する。物体aを発した光
は結像光学系(撮影レンズ)Lを通過し、クイックリタ
ーンミラーMを介して通常はフィルム面Fと共役な位置
にあるファインダスクリーンS上に導かれる。又クイッ
クリターンミラーMの中央の半透明部を透過した一部の
光はサブミラーS、Mを介して焦点検出手段に導かれる
焦点検出手段101は公知の構成を有し焦点検出光学系
と電荷蓄積型イメージセンサと焦点検出演算部及びイメ
ージセンサ駆動制御部とから構成されている。即わち電
荷蓄積終了後、焦点検出演算部においてデフォーカス量
が間欠的に算出される。
このデフォーカス量は所定結像面であるところのフィル
ム共役面と結像光学系りの像面との光軸にそった距離に
対応する量となっている。
制御手段02は該焦点検出手段101から該デフォーカ
ス量に関するデータを受けとりレンズ駆動手段104の
モータを駆動し、結像光学系りに含まれる焦点整合用光
学系を動かして所走結像面と結像光学系の像面が一致す
るように制御する。
ここでレンズ駆動手段のモータが入力信号により駆動量
の正確な制御が可能なものでない場合はフォトインクラ
プラ等により構成され焦点整合用光学系の移動量を検知
するモニタ手段103のフィードバックパルスを利用し
て制′4211手段102は焦点整合用光学系の駆動を
制御する。勿論、パルスモータのように人力信号により
駆動量の正確な制御が可能な場合は、モニタ手段は入力
パルスを検知するか、あるいはそれと同等の手段で代行
すればよい。
一般に結像光学系全体を移動して自動焦点調節を行なう
事はむしろ少なく、結像光学系の中の一部の焦点整合用
光学系を動かして焦点調節を行なうのが普通である。こ
の場合該焦点整合用光学系の移動量と該結像光学系の像
面の移動量とは一致しない。従って実際にはレンズ情報
発生手段105に該モニタ手段103の出力するフィー
ドバックパルス数と、像面の移動量の比に関する値を記
録しておき、制御手段102はレンズ情報発生手段10
5からこの比の値を読みとって必要な像面の移動量(デ
フォーカス量)に対応する所要パルス数を算出しフィー
ドバックパルスがこの所要パルス数となるまで駆動を行
なう事になる。
しかしながらこの点は本発明の木質とは無関係であり、
以降の説明においては本発明の要点がわかりやすいよう
に、結像光学系を仮想的単レンズで表わす事にし、該仮
想的単レンズの移動量とそれに伴なう像面の移動量が等
しいとして説明を行なう事にする。
勿論単レンズあるいは全群繰出レンズにおいても対象物
体までの距離が極近接すると上の仮定は全く成立しなく
なり、従ってマクロレンズ等ではレンズの繰出量に相応
して前記比の値を段階的に切り換える必要が生じレンズ
情弗発生手段105にその機能が必要となるが、ここで
は前記の比の値に関する事はレンズ情報発生手段にゆだ
ねる事ととして、説明をわかりやすくする為に前記仮想
的単レンズを用いて説明を行なう事にする。
第27図は説明の都合上、その様な仮想的単レンズLに
座標を固定しており、その場合の移動対象物体の結像面
の軌跡(実線P)と、該フィルム面と共役な該所定結像
面の軌跡(点線Q)とを図示したもので横軸が時間t、
縦軸が光軸に沿った該結像面と該仮想的単レンズとの距
離を表わす。
図で座標(む。、X。)は焦点検出手段101の電荷蓄
積開始時刻t、とその時の該所定結像面の位置x7を表
し、座標(tn’ 、x、l )は蓄積終了時刻し7°
 とその時の所定結像面の位置y を表し、座標(tn
 ’ 、X+1 ’ )は焦点検出演算終了時刻t7゜
とその時の所定結像面の位置xnOを表わしている。
第27図はいわゆる間欠駆動における焦点整合動作の様
子を図示したもので、時間とともに物体がal゛、a2
°、a3゛と移動するのを後追いして、像面がal、 
2、a、と移動している様子を示しでいる。
第1回目の演算結果として物体の結像面a1とフィルム
面す、の距離の差に関する値り、が時刻t1゜に焦点検
出手段101から出力されると、制御手段102は前述
のごとくしてこのデフォーカス量D1を相殺すべくレン
ズLの駆動制御を行なっているが、その間にも物体a、
7はa2 ′へ移動しているので、時刻t2にレンズを
り、たけ駆動してレンズ駆動を停止したとしても、次の
蓄積時間の中点の時にはすでに結像面はa2まで移動じ
ており、第2回目の演算結果としてagとb2の位置の
差に関する値D2が時刻t2゜に焦点(全出手段101
から出力される。そうすると、制611手段102は前
述のごとくしてこのデフォーカス’ft D2を相殺す
べく制御を行ない、時刻も1にはレンズ駆動を停止して
x3の位置に所定結像面をもたらしてもすでに物体az
  lはa、′へ移動しているので、合焦されることは
ない。
以降第27図のごとく同様の事がくり返される。
もし物体が移動してなかったとし、かつ諸誤差が無かっ
たとすると1回の蓄積・演算・駆動のサイクルで物体像
面と所定結像面を一敗させる事ができたはずであり、演
算結果のデフォーカス量に誤差が1〜2割含まれていた
としても2〜3回のサイクルで物体像面と所定結像面を
概略一致させる事ができたはずである。
しかし第27図に示した様に物体が光軸方向に移動して
いる場合には、初めの2〜3回のサイクルでは次第に物
体像面a7と所定結像面bfiの間隔は狭くなるが、そ
の後の両者の間隔は物体像面の移動速度と自動焦点調節
装置との応答性から決る一定値に保たれ合焦を達成でき
ないままでの後追い状態が継続する。
以上は電荷蓄積、焦点検出演算、レンズ駆動を重複させ
る事なく、この順に行なわせるいわゆる間欠駆動の場合
の例である。他の駆動法として電荷蓄積と焦点検出演算
に平行してレンズ駆動を行なういわゆるオーバーランプ
駆動(特開昭56−78823)が公知である、しかし
この場合でも移動物体に対しては後追いとなる事は明ら
かである。
このように従来の駆動方式においては移動物体の場合に
後追いとなる欠点があり、これを解決する為に、本出願
人はオーバラップ駆動を前提とした、物体追尾機能を有
する自動焦点検出装置を特開昭60−214325にお
いて提案している。
この装置のねらいは、対象物体の移動を検出する移動検
出手段を設け、移動検出手段の出力により間欠的に算出
されるデフォーカス量をその合間の期間においても時々
刻々と補正して、レンズの駆動を行ない移動物体の追尾
を行なおうとするものである。
この公知の追尾方式は電荷蓄積と焦点検出演算を間隔を
おかず常に交互に行なう事を前提に組立てられており、
レンズ駆動は電荷蓄積中及び演算中にこれと平行して行
なわれている。そして焦点検出演算終了後火の蓄積再開
と同時に、該所定像面を演算から想定される物体の像面
に合致させる為の収束駆動を行ない、収束駆動終了後は
想定される物体の像面の移動にそって該所定像面を追尾
移動させる追尾駆動を行なう。
従って蓄積中に収束駆動から追尾駆動に切り変わる事が
多く、その為に蓄積中のレンズ駆動の速度変化にともな
う算出デフォーカス量の補正を行なっている。蓄積中に
レンズを一定速度で動かしている場合には演算されたデ
フォーカス量は蓄積時間の真中における測距値に対応し
ていると考えれば良いのでその補正処理は容易であるが
、蓄積中にレンズの速度が変化する場合にはこの補正は
容易ではない。前記特開昭60−214325では速度
変化が起こる時刻をパラメータとしてレンズの速度変化
の影響を補正する方法について詳述している。
この従来例では補正の前提として、収束駆動、追尾駆動
ともに定速である場合を想定しているが、実際には高い
停止精度と高速駆動とを満足させる為にデフォーカス量
の大きい所では高速で動かし徐々に速度を下げて目的の
位置に近づけるようにレンズを制御する事が多い。従っ
て収束駆動は一定速度の駆動とならず、これを定速で近
似すると補正の誤差が大きくなるという欠点がある。
その結果間欠的に出されるデフォーカス量に上記不確か
な補正を加えて移動検出を行なっても正しい移動検出は
行なえず、レンズ駆動はハンチング気味になるという欠
点が存在していた。物体の追尾を行なわない場合でも算
出されたデフォーカス量が不確かな場合にはハンチング
気味となるが、追尾駆動においては過去の結果から外挿
して未来の動きを予想する事になるので、誤差は外挿さ
れて2倍となり、ハンチングの傾向が著しく助長されて
しまう事になる。
(発明の目的) 本発明はこれらの欠点を解決し、光軸方向に移動する成
分を有する対象物体(物体)に対して安定した追尾を可
能とする自動焦点検出装置を提供する事を目的とする。
(発明の概要) 本発明においては算出されるデフォーカス量の不確かさ
をなくす為に、電荷蓄積中に速度が大きく変化するよう
なレンズ駆動は行なわない事を前提に追尾駆動の制御ル
ーチンを構成している。
即わち焦点検出演算終了後に高速かつ非定速なレンズ駆
動を行ない、この非定速駆動が所定のレベル以下に収束
した時点で電荷蓄積を再開する。そして電荷蓄積中は停
止を含む定速駆動を行なうようにする。
前記非定速駆動とは、目的の駆動量をなるべく短時間に
達成する為にできるだけ高速でレンズを移動させるもの
で、駆動終了間際で急激に減速するような通常の駆動形
態をさしている。物体追尾のための補正駆動をどの時点
で行なうかは、2通りの場合が存在する。第1のものは
前記非定速駆動の中で補正駆動の分もまとめて駆動して
しまうもので、この場合電荷蓄積中はレンズ駆動は行わ
ない。第2のものは物体追尾のための補正駆動を電荷蓄
積中も定速駆動として行なうものである。
この場合の定速駆動とは厳密な意味での一定速度の駆動
はもとより、電荷蓄積時間よりも十分に細かい時間間隔
でパルス的な駆動を行ない近似的に電荷蓄積時間中は定
速駆動と見なせる場合を含むものとする。
以下に第1実施例について説明する。この例は蓄積・演
算中はレンズ駆動を全く行なわず、追尾のための補正駆
動も一括して演算終了後・蓄積開始前に行なうという完
全に間欠駆動を踏襲した駆動の方式である。なお今後物
体の移動を相殺するための補正駆動を追尾駆動と呼ぶこ
とにする。第1図は第1実施例の構成を示すブロック図
であり補正手段100を除いては従来例の説明に用いた
第26図と同一である。
補正手段100は焦点検出手段101の出力とモニタ手
段103の出力とを受けて、物体移動の有無を判定し、
物体移動があると判定された時は物体を追尾するための
補正駆動量を算出し、これにもとすいて制御手段は追尾
すべくレンズを駆動する。
第2図は第1実施例の追尾の様子を示すもので、第27
図と同様の表現法を用いている。ここでQが通常の間欠
駆動による駆動の様子を示し、物体像の軌跡Pを後追い
している。又Q”が第1実施例による追尾駆動の様子を
示したもので、軌跡Pにそって追尾がなされており、常
に合焦近傍状態を維持している事がわかる。このQo 
とQの差が前記補正手段の算出した物体移動補正量に相
当している。
次に前記補正手段100の処理内容について述べる。
蓄積・演算時間中はレンズを動かさないのでx。
=x、’=xl’であり、時刻(tl +t、’) /
2におけるピント外れ量は点a、と点す、の距離差(X
+   X+ ’ )となり、演算終了時t、oに焦点
検出手段101から算出されるデフォーカス量は検出誤
差が無ければこの値D1に等しい。今後焦点検出手段1
00で算出されるn回目のデフォーカス量をり、、で表
わすものとする。
制?111手段102は時刻t、′に焦点検出手段10
1で算出されたり、を用いてレンズ駆動手段104を制
御し、モニタ手段103のフィードバックパルスを計数
しながらレンズによる像面移動量がデフォーカス量り、
と等しくなるまで駆動を行なう。前にも述べた通り、実
際には撮影レンズに関するある量の像面移動ΔBfに対
応するレンズの移動量は撮影レンズごとに異なり、又レ
ンズの移動量を与えるフィードバックパルス数Δnも撮
影レンズにより異なることが多い。そこで像面移動量B
fをΔn=に、本ΔBfの関係によりフィードバックパ
ルス数Δnに換算する換算係数に、をレンズ情報発生手
段105に記憶し、これを用いて実際の駆動制御を行な
う事になる。
像面移動をフィードバックパルス数に変換するこの操作
は本発明の本質とは無関係なので簡単のために省略し、
以降の記載はすべて像面移動量に換算した量で表わす事
にする。即わちデフォーカス量D7は勿論、後述の補正
駆動量C1とかもすべて像面移動量の尺度で記述したも
のであるとする。
さて演算終了時刻t、0から蓄積開始時刻t2にかけて
の駆動はなるべく高速である事が応答性の上からも望ま
しく、一方停止間ぎわでは次第に速度を下げる必要があ
るので、高速かつ非定速の駆動である。先願の追尾方式
においてはこの間に電荷蓄積をオーバラップして行なっ
ていたが、駆動速度が早い為検出像が等測的にボケた状
態になる事や、蓄積開始、速度変更、蓄積終了の各時刻
のわずかの検出誤差で位置決定誤差が大きくなる事及び
停止近傍で著しく非等速となる事等により、非定速レン
ズ駆動に伴うデフォーカス量の補正が正確にできない等
の欠点があった。従って本実施例ではこの高速かつ非等
速の駆動がほぼ収束した時刻t2で蓄積を再開する。時
刻t、0に2度目のデフォーカス量D2が算出されるが
、これは蓄積時間t2〜1 、 +の中間におけるピン
ト外れ量である点a2と点b2の差に相当する値(X、
 −x2゜)に誤差を除いて等しい。もし物体が動いて
おらずかつ検出誤差が十分小さければD2はDlに比べ
て非常に小さい値となるはずなので、原理的にはこの比
の値から物体の移動の有無が判別できることになる。実
際第27図の従来例に示すn≧3でのQの軌跡のような
後追い状態においては、算出された各回のデフォーカス
量D′わがいつまでも零に収束せずほぼ一定値となり、
D、/D、。
#lであることがわかる。しかしながら第2図のQ゛の
よう通常のデフォーカス量にもとず(駆動の他に付加的
な補正駆動を行なってしまうと1算出されたデフォーカ
ス量り7自体を用いて上述の識別を行なう事は不可能と
なる。
そこで第3図のごとく補正手段100の中に収束不足量
算出手段100aを設け、これにより収束不足を表わす
量として0式で与えられるP7なる量を算出し、これを
よりどころとする。
pn = Dll +(前回駆動!U −D、−1・・
・・・・■ ここで0式はn回目のデフォーカス量Dnが算出された
時刻t、、。現在のもので、Dfiは焦点検出手段10
1により算出された最新のデフォーカス量、D7−1は
1回前のデフォーカス量である。
〔前回駆動量〕は時刻L’n−1〜t7の間に実際に駆
動された値X (n−1)もしくは時刻j’n−1に算
出された結果として前記X(n−1)だけの駆動を行う
よりどころとなった計算値Dn−1′をさす。勿論、誤
差のない時に両者は等しい(Dfi ’ =X (n)
)。
さて、追尾のための補正駆動量をC,、とすると、駆動
量D n ’は下記のようになり Dll ’ =D11+C,・・・・・・・・・■これ
を用いて0式は、次のように表わす事もできる。
Pn=D、+C+s−1・・・・・・・・・■゛上記■
式の定義にそって第2図を見ればわかる通り、n−≧3
以降においては、収束不足量P7は点a、、と点an−
1の距離の差(例えばP4 =D4 +C3)即わち物
体像の駆動量に他ならない。
なお第1回目の演算結果がでる時刻tl。の時点ではそ
れ以前の結果が無いので初期条件としてPoは十分大き
な値例えばl OOOam程度とし、P、=D1になる
ように決める。従ってこの場合P1は物体移動量に対応
せず又IPI/POI<0.1となる。
そこで前記補正手段100の中に第3図に示す如く物体
移動判別手段100bを設け、物体移動の有無を判別す
る。
次に物体移動判別手段の具体例について述べる。
検出誤差がある程度存在する事を前提に、後述のルーチ
ンに従って移動物体の追尾駆動を第2図のQ゛のごとく
行なった結果の収束不足量P7の変化を表1に示す。
この例では最初の収束不足IP、は10mmと大きく、
n=2.3でPfiは急速に収束するが合焦許容範囲に
相当するO、OS〜0.15 am以下にまでは到らな
い、そしてn=4〜7ではP、、の値はほぼ0.41前
後で一定している。即わちn=3〜4以降でもP、、の
値が合焦許容範囲内に収束せずほぼ一定値となることが
物体の移動を物語っており、その時のP。の値が1サイ
クルにおける物体移動に伴う像面移動に対応している。
この事がらP7が0.5≦p、t /Pn−+ <2程
度の範囲に入る事をもって、物体が移動していると判定
することができる。物体が静止していれば、通常、今回
のデフォーカス量が前回のデフォーカス量の2,3割以
下となるのが一般的である。
実際的には物体移動判別手段はP。/pn−+ と所定
の定数(闇値)kとの大小を比較して物体が移動してい
るか否かを判別する。諸誤差の影Cを考えるとkの実用
的な値の範囲は 0.3≦に≦0.8 であり0.4≦に≦0.6が最適と考えられる。そして
P。/pn−I≧にの時物体移動判別手段100bは物
体移動があるものと判定する。
又この時の1サイクルにおける物体移動に対応する像面
移動はほぼP。で与えられる事がわかる。
従って補正手段100にさらに物体移動補正量算出手段
100cを設けこれにより追尾のための補正駆動量07
を算出する。つまり前記物体移動判別手段が物体移動有
と判定した時には c、=p。
物体移動なしは判定した時には とする。
次に処理の流れを概念的に示した第4A図のフローチャ
ートと第1実施例の処理内容を具体的に表わした第4B
図のフローチャートを用いて説明を行なう。
まずステップ(1)で前述の初期値設定を行なう。
ステップ(2)で蓄積開始、ステップ(3)で蓄積終了
となり、焦点検出手段の電荷蓄積型イメージセンサの画
像出力は焦点検出手段内の焦点検出演算部へと送られる
。次いでステップ(4)で焦点検出演算が開始され、ス
テップ(5)で演算が終了し、デフォーカスIDnが算
出される。このようにして焦点検出手段からデフォーカ
スiD。
が出力されると、通常は制御手段102はこのデータに
もとずいてレンズの駆動を行なう。しかし本発明におい
てはデフォーカスIDnはまず補正手段100により追
尾駆動のための処理を受ける。
ステップ(6)は該補正手段100中の収束不足量算出
手段100aに対応するもので前記収束不足量P1を算
出する。ステップ(7)は物体移動判別手段100bに
対応するもので、第4B図ステ、ブ(7)ではI P、
、l >k* l Pn−+  1であれば物体が移動
しているものと判定される。ステ、プ(8)は物体移動
補正量算出手段100Cに対応するもので、物体移動の
存無に応じて補正Ic、、を算出する。次いでステップ
(9)で駆動ID。′が算出される。このり、、′は前
にも述べたごとく像面移動量換算のものであり、制御手
段102はこのり、、の値とモニタ手段103からのフ
ィードバックパルスの対応関係を、前述のごとくレンズ
情報発生手段105に記憶された換算係数KBで結びつ
けて駆動制御を行なう。
次いでステップ(10b)で次回の演算に必要な値を記
憶し、ステップ(llb)で駆動を開始し、ステップ(
12b)での駆動停止条件を満たすまで駆動が′m続す
る。停止条件を満たすと再びステップ(2)にもどって
蓄積が再開される。
このように第1実施例は追尾を行う場合でも電荷蓄積、
演算、駆動が重複する事なく順次行なわれる間欠型の駆
動方式となっている。従ってステ。
プ(9)でり、、′−り、1+C,、と記載したごとく
、駆動iD。′としてはデフォーカスIDnと追尾のた
めの補正駆動1c。の合計として与えられている。
もしステップ(llb)(12b)における駆動の実行
により、ステップ(9b)で算出された駆動量が完全に
達成された場合は問題がないが1算出された駆動量と実
際の駆動量に違いの生じる時はステップ(6b)の収束
不足IP、の算出は■゛弐では不完全であり0式を用い
る必要がある。
そしてその場合0式における前回駆動量の値は前回算出
のDn−1’ではなく、前回実際に駆動したfilX(
n−1)をフィードバックパルスの累算から逆算した値
を用いる必要がある。
この様に第1実施例によれば完全に間欠駆動を踏襲して
おり、従って蓄積時間中はレンズが停止している為、特
開昭60−214325の場合のように算出されたデフ
ォーカス量の精度が劣化する事がなく、正確に物体移動
の有無が判定でき、正確な追尾駆動が可能となるという
効果を有する。
又従来の追尾方式である特開昭60−214325の場
合には、蓄積時間中も演算時間中も駆動が並列して行な
われる事を前提としているので、マイコンがマルチタス
クとなり、イベントカウンタやタイマの数が限られ、演
算能力が十分でないマイコンを使用するとプログラムが
困難となったり、迅速な処理が行なえなくなるといった
欠点が存在していた。
しかし本実施例での追尾ソフトでは間欠駆動なのでマル
チタスクとなることはなく、かつ全く時間をモニタしな
くても十分効果的な追尾駆動が可能なため、プログラム
の構築が容易であると同時に、現状駆動ソフトを走らせ
ているマイコンの能力で十分対応ができるという長所が
ある。
又実際にソフトを付加する量も、従来の間欠駆動のソフ
トに第4A図、第4B図に示したわずかの演算ステップ
を付加する事で追尾駆動ができるので、従来ソフトとの
適合性が非常に優れている。
次に第1実施例で説明した物体移動判別手段100bの
処理をさらに高精度化した第2の実施例について説明す
る。
尚、物体が移動有りとされた場合の補正量P7゜は、前
述の如く必ずしも厳密に設定する必要はなく、例えば補
正IP1に1に近いある係数を来しても良く、レンズの
駆動制御においてオーバランぎみの場合には係数を1以
下(0,9,0,8,・・・)に設定したり、アンダー
ランぎみの場合には係数を1以1(1,1,1,2,・
・・)に設定したりしても良い。
〔第2実施例〕 第1実施例で説明したごとく、物体移動判別手段が物体
移動があると判定した場合には追尾補正を含む間欠駆動
(追尾駆動)を行ない、物体移動が無いと判定した場合
には通常の間欠駆動(収束駆動)を行なう。しかしもし
物体移動判別手段の判定精度が十分でなく、物体移動が
無い場合に誤って物体移動があると判定した場合には、
駆動動作がハンチング気味になるという問題が生じる。
この問題を解決するために、誤った判定を防止する方法
を第5図により説明する。第5図のフローチャートは第
1実施例で述べたステップ(7)に替わるものであり、
ここではステップ(1001)で今回の収束不足量P7
と前回の収束不足量P7−3が同符号であるか否かを見
て物体が移動しているか否かを判定し、同符号でない場
合には物体が移動していないものと判定し、同符号の場
合には次の判定ステップ(l OO2)で確かに物体が
移動しているか否かを判定する。即わちステップ(10
01)、  (1002)の2段階で物体移動の有無を
判定しているのは、 l pn  l >k* l pn−+  1が満足さ
れてもP7とP7−3が異符号の時に物体が移動してい
ると判定されるのをさける為である。なおステップ(1
001)、  (1002)の条件をまとめてPn /
pfi−t >kという判定を用いてもよい。
次に急に物体が焦点検出視野から外れてしまった場合を
考えてみる。この場合でステップ(1002)の条件を
満たす場合が生じると(例えば、P、l/P、、≧4に
なると)、P、1に基づくデフォーカス量でレンズ駆動
を行ってしまうので、著しいオーバーランが発生ずると
いう問題点が存在する。この問題点を解決する為に設け
られたのがステップ(1003)のl P n  l 
< r * l p n−11による判定でrは1.2
≦r≦3程度の定数である。即わちIF51が+pn−
++に比べて著しく大きくなる場合すなわちステップ(
1003)が否の場合には物体が検出視野外に外れたと
判定して、物体移動有と誤って判定される事を防止し、
追尾補正のない通常の間欠駆動(収束駆動)を行なうも
のとする。
次にステップ(1004)について説明する。
目的は合焦近傍で物体移動が無いか又はあっても小さい
場合には、収束不足量P7に含まれるデフォーカス量検
出誤差の相対的割合が増大し、物体移動の有無にかかわ
らずステップ(1002)の判定が検出誤差の影響に左
右される可能性を排除し、物体移動が無い場合に駆動が
収束間ぎわでハンチング気味とならないようにするため
のものである。この目的を実現する為に許容巾δ1を設
け1Pnl>δ3でない場合は物体移動が無いと判定す
る。ここで61の大きさはデフォーカス量算出誤差と被
写界深度の大きさを反映した値として決定されるがおお
むね0.05〜0.2 mm程度の値である。すなわち
、レンズが合焦近傍に近づいており、おおむね合焦近傍
と見做せる範囲にP7が入っているときには、追尾駆動
でない収束駆動のみを行う。このステップにより物体移
動の小さい時には移動を検出できない事になるが、この
場合にはil常の追尾のない間欠駆動(収束駆動)でも
著しい後追いとなる事と無いので問題はない。又このス
テップ(1004)はこの位置に限られるものではなく
ステップ(1001)の前にしてもよい。
以上の様に第2実施例によれば、物体移動の判定かより
完全となるので、追尾ソフトの追加にともなう通常動作
時のハンチングの問題がな(なり、安定した動作が保証
される。又第2実施例においても第1実施例と同様時間
の計測は行っていないので非常に簡単なソフト処理で対
処が可能である。
〔第3実施例〕 これまでは焦点検出手段とレンズ駆動手段の動作特性だ
けから決まるタイミングを議論していたが、カメラを前
提に考えた場合露光とのタイミングを配慮する必要があ
る。第1実施例、第2実施例で説明した駆動は間欠駆動
であり、駆動自体は階段状となる。これに対して物体の
移動はナメラカに移り変わるので、露光のタイミングを
適切にとってやる事が好ましい。逆の言い方をすれば追
尾の駆動が間欠駆動であるために階段状の追尾になると
しても、露光のタイミングをうまくとれば撮影された写
真に関しては完全にピントの合ったものが得られる事に
なる。そのような露光のタイミングのとり方について以
下の第3実施例で説明を行なう。なお、第3実施例にお
ける追尾の方式は第1実施例、第2実施例のものを前提
とする。
又シャッターレリーズに関しては焦点検出系の合焦判定
の有無とは無関係に露光(ミラーアップ)を許容する独
立モードと、合焦判定のあった場合に露光を許可する合
焦優先モードとが存在するが、ここでは合焦優先モード
を念頭に話をする。
第3実施例の具体的説明に入る前に公知の通常の間欠駆
動方式における露光のタイミングのとり方について第6
図を用いて説明する。
ステップ(5)でデフォーカス量が算出されるとステッ
プ(81)で算出されたデフォーカス量の太きさかあら
かしめ定められた合焦範囲δと比較され、デフォーカス
量の大きさがδより大きいと、ステップ(82)でレン
ズを駆動し、ステップ(83)で所定の駆動量の駆動が
終了したと判定されると、次の電荷蓄積が開始される。
このサイクルが1〜3回程行なわれて、ステップ(81
)における判定でデフォーカス量の大きさがδより小さ
い事が分った場合にはステップ(84)へ進んで合焦処
理を行なう。ここでいう合焦処理とは合焦表示の点灯及
びフィルムの露光のためのミラーアップを許可する事を
意味し、もしこれ以前にシャッターのレリースが行なわ
れていたとしてもこの時点までは露光が行なわれず、上
記露光許可の信号を受けてミラーアップ及び露光が行な
われる。これが前記合焦優先モードの骨子である。
物体の移動が無い通常の場合にはこの処理で特に問題は
無い。しかし物体が移動している場合には上記通常の処
理ではピントの外れた所で露光をしてしまう事になると
いう欠点がある。この事を第7図を用いて説明する。
第7図の例では電荷蓄積時間Tintの中点を像の軌跡
Pが通過しているので、演算終了時t7゜に算出される
デフォーカス量DnはIDn 1くδとなり、第6図ス
テップ(84)の合焦処理のルーチンに入る。もし1,
6以前にシャッターのレリーズが後なわれていればt、
1゜の時点でステップ(84)による露光許可(ミラー
アンプ許可)が発生し、ミラーアップが行なわれてミラ
ーアップに伴う遅延時間TupO後の時刻t axp。
にフィルムの露光が発生する。しかしこの時点では図か
ら明らかなごとく、像の軌跡Pは離れてしまっているの
で、ピントの外れた写真が撮られる事になる。即わち1
Dnl<δは電荷蓄積時間の中点の時刻における合焦を
意味しているにすぎず、この瞬間から露光までの遅延時
間の分だけ像面ば外れてしまう事になる。
この欠点を解決する為に第3実施例では第8図のごとく
前記補正手段100の中に合焦処理遂行手段100dを
設け、ここにおいて追尾駆動時においてはそれに最適な
合焦処理を行なうようにする。
この操作は第9図のステップ(10)に相当する。
(ステップ(1)〜(9)は第4A図と同じ)次にこの
ステップ(lO)の内容を第1θ図、第11図のフロー
チャートにより説明する。
第1O図ステップ(1101)で物体移動がある場合か
否かがステップ(7)の結果に即して判別され、物体移
動が無い場合にはステップ(81)、(82)、(83
)又は(84)へ進む。
これは第8図の同一番号のものと対応しているので説明
を省く。ステップ(1101)で物体移動有とされた場
合には、ステップ(1102)で駆動が開始され、ステ
ップ(1103)で所定の駆動停止条件■が満足すると
ステップ(1104)へと進み合焦処理■が行なわれる
ステップ(1104)の合焦処理■の内容はステップ(
84)の合焦処理Iの内容と等しく、露光許可と表示点
灯であるが、この場合物体が動いているので表示は所定
時間経過後は消灯するのが良い。
この様にする事で物体移動がある場合でもピントの合っ
た写真が撮影できる理由を第7図で説明する。
第1実施例、第2実施例における追尾駆動の方法によれ
ば、追尾中は電荷蓄積時間T intの中点に関する瞬
間においてP、Q’ の軌跡がほぼ交わるように制御さ
れている。
この事からサイクルタイムが同じであれば次回のP、Q
’ の交差が生じるのは駆動終了からTint/2だけ
後である事が予想される。
一方ミラーアップ開始から露光までの遅延をTupとし
、両者の時間差をδTとするとδT=Tu、p−Tin
t/2となる。
従って駆動が終了して蓄積再開を指示する事に決めてい
たタイミングよりδTだけ先んじてミラーアップを行な
えば、露光の瞬間にはほぼP(!:Q’の交点近傍にい
るようにできる。
ちなみにTup# 50m recのカメラボディの場
合、Tint/2は物体の明暗に応じて変化するが非常
に暗い場合を除いてほとんどの場合にO〜50mrec
であるので、0≦δT≦50mrecとなり、20〜3
0mrecだけ蓄積再開予定のタイミングより早目にミ
ラーアップを行なうようにすれば良い。
タイミングのとり方の第1例としては、レンズ駆動停止
のためにブレーキをかけてから完全に停止するまでに約
20mrecかかり、その間に像面が50μ程度移動す
るような場合には、ブレーキをかけるタイミングにミラ
ーアップのタイミングを合わせ、これから20〜3Qm
rec後に蓄積再開のタイミングをとるように設定する
ことができる。タイミングのとり方の第2例としては、
駆動残量が像面移動に換算して150μから50μにな
るのに20〜30Illrecかかるとすれば、150
μ残の時点でミラーアップのタイミングを出し、50μ
残の時点でブレーキと蓄積再開のタイミングを出すよう
にしても目的を達成できる。
このうち第2例の場合について第11図により説明する
物体移動のある場合はステップ(1201)からステッ
プ(1202)へいきレンズ駆動が開始される。駆動残
量が像面移動に関してδ2からδ。
になるまでの時間がほぼδTとなるようにδ4、δ0の
値を定めであるものとする。ステップ(1203)で駆
動残量が像面移動に関して62以下になるとステップ(
1204)に進んでミラーアップ許可を含む合焦処理を
行なう。勿論シャック−レリーズがこの時点までになさ
れていなければミラーアップ許可が出されてもミラーア
ンプは実行されない。さらに駆動が進んでステップ(1
205)の駆動停止条件を満たせば、即わち駆動残量に
相当する像面移動量がδ。以下となるとステップ(12
06)でブレーキがかけられるとともに、ステップ(1
207)でメインミラーがミラーダウン状態にある事が
確認され、ミラーダウン状態の時は第9図のステップ(
2)にもどって蓄積が再開される。あらかじめシャッタ
ー釦がレリーズ状態にありステップ(1204)でのミ
ラーアップ許可を受けて、実際にミラーアップが行なわ
れた時はステップ(1207)ではミラーダウン状態に
ないと判断されるので露光が終了してミラーダウン状態
にもどるまでステップ(1207)に止まり、ミラーダ
ウンとともに第11図のステップ(1204)に移って
蓄積が再開される。
ところでステップ(1203)における値δ。
は一定値に設定しても良いが、電荷蓄積時間をモニタし
て、それに応じたδTを算出し、δTの値に応じてδ、
の値を変更するようにすると完璧である。
以上ではδTooの場合について述べたが、条件によっ
てはδT<Oとなる場合も発生する可能性がある。しか
しこの場合はミラーアップのタイミングを駆動終了のタ
イミングより遅らせる方向なので、駆動終了のタイミン
グから61時間だけカウントして遅らせれば良いので簡
単である。
尚、上述の説明ではδTの誤差を補償する方法を厳密に
述べたが、δTが20〜3OII■secとなることが
ほとんどである様な場合には合焦処理(ミラーアップ許
可)と蓄積再開指示のタイミングを意図的にずらさずと
も実質的に問題のない結果が得られる。
次にステップ(1201)で物体移動が無いとされたと
きの場合について説明する。この場合ステップ(121
0)でlD、’lとδ、の大小が比較される。参考まで
にこのループでは追尾がないのでDI、′−り、lに等
しい。ここで6.は合焦ゾーンの片側の巾を表わし50
〜200μ程度の大きさの里である。もしlDn’l>
δrならばステップ(1211)で識別フラグ■を0に
セノ1しステップ(1212)で駆動を開始する。次い
でステップ(1213)での駆動停止条件を満たすステ
ップ(1214)でブレーキがかかり、ステップ(12
07)を通過してステップ(2)で蓄積が再開される。
このようにして再びステップ(1210)にもどりlD
n’l〈δ、となった場合はステップ(1215)にず
すむ。ステツ7’(1215>では表示点灯、ミラーア
ップ許可等の合焦処理を行なう。次いでステップ(12
16)で識別フラグIに1を加え合焦ゾーンに入った事
を記憶する。ステップ(1217)では1Dfi’+<
δc (0くδ。〈δ、)であるか■≠0であるかが調
べられ、この条件を満たす時は駆動を行なわずに次の蓄
積へ移行する。
ここでδ。はO〜50μ程度の値であり、レンズを合焦
ゾーンの中央付近に停止させる為に設けたシキイ値であ
る。ステップ(1217)で条件を満たさない場合、即
わちI=0でかつ δf>lD、’l>δ0の場合にはステップ(1212
)で駆動開始され、駆動停止条件駆動残量〈δ。となる
まで駆動され、次いてステップ(1214)でブレーキ
がかけられる。
以上の第3実施例の要点を簡単にまとめると次のように
表現できる。即ち、合焦逐行手段は、少なくとも演算さ
れた駆動足がある所定値(50μ〜150μ程度の値)
を越える場合について、物体移動が無い場合には合焦処
理を行わないが、物体移動が有ると判定された場合につ
いては、追尾駆動の終了後又は終了間際に合焦処理を逐
行する。
こうして、第3実施例では追尾駆動のある場合とない場
合で合焦処理部わち合焦表示の点灯及びミラーアップ許
可の発生等のタイミングを変える事により、追尾動作の
ある場合にも、その最も効果的な瞬間に露光を行ない得
るようにしており、間欠駆動による追尾であるにもかか
わらず、移動物体に対して完全にピントの合った写真を
撮影することが可能となる。
又第3実施例でも時間計測は必ずしも必要ではなく、使
うとしても電荷蓄積時間の値であり、この値は追尾のな
い通常の焦点検出装置においても蓄積時間をソフモウェ
アで制御する場合には必要不可欠なためこれを計測して
いる事が多く、それを流用すれば良いのでその場合特に
ソフト上の負担が増大することはなく、また間欠駆動で
ある事に変わりはないので特開昭60−214325の
場合のようにマルチタスクとなることはなく、第1実施
例で述べたようなソフト作成の要易性という特徴を失っ
てはいない。
〔第4実施例〕 以上の第3実施例では露光のタイミングのとり方につい
て説明した。しかし上述の説明が適合するのは第1回目
の露光のタイミングだけであり、連写する際の2回目以
降の露光のタイミングは又違ってくる事を注意する必要
がある。即わち第1回目の露光の前までは(蓄積・演算
・・駆動)を1つのサイクルとしてこのくり返し動作で
あり、従ってそのような前提に立って露光のタイミング
をとれば良かった。そして第1回目の露光の瞬間と予定
蓄積時間の中点を与える瞬間とのタイミングの合致を考
えれば良かった。
しかし連写モードにおける2回目以降に関しては(蓄積
・演算・駆動・ミラーアップ期間)を1サイクルとした
くり返し動作を考える必要があり、露光の瞬間はミラー
アップ期間の中央に存在するので、蓄積時間の中央時と
露光の瞬間とを合致させる事は不可能である。
このような場合における追尾方式について以下の第4実
施例として説明を行なう。この場合も追尾の基本動作は
第1、第2実施例を前提としている。
第13図の上段の図はモータードライブによる連写撮影
時の各動作のタイミングを示したものである。連写の周
期はTであり、そのうちメインミラーが上がっている期
間がT工である。ミラーアンプ期間T、はミラー上昇に
伴う遅延時間Tupと露光時間Tsとミラー下降に伴う
遅延時間Td。
wnから構成される。又図中破線で示された期間T0露
光後のフィルム巻上中に相当する期間である。
又巻上終了又は演算終了からミラーアンプ開始までの時
間がT、で、この間にレンズ駆動がなされる。ミラーア
ンプ開始のタイミングは前にも述べたように駆動残量が
像面移動量に換算して一定量(例えば、50μとか15
0μとか)となった時とする。
さて第1図の構成の場合にはミラーが上がっている状態
では焦点検出はできないのでミラーダウンと同時に蓄積
が開始され、第12図に示すように蓄積時間Tint、
演算時間Tcalが寝過した時点でデフォーカス量が判
明する。フィルム巻上中にレンズ駆動が禁止されている
場合には、デフォーカス量が算出されても巻上終了まで
はレンズ駆動開始と遅延する事になる。
このような動作モードにある第1回目の露光終了以降の
速写条件下においては、露光のタイミングと積分時間の
中央時点とのタイミングの間には6T、 =Tdown
+Tint / 2の時間のずれが存在する。
ところで前にも述べた通り、第1実施例で述べた追尾駆
動の方法によれば、第12図に示すようにPとQ゛は蓄
積時間の中点で交差するように追尾のための補正駆動が
行なわれている事になる。
しかしこのままでは駆動が間欠的なために、露光のタイ
ミングにおいては、δT1の間に物体像面が移動した量
Δだけ、ピントが狂った写真が撮れる事になる。
第4実施例はこのように露光のタイミングと蓄積時間中
点のタイミングとのずれδ1゛1にもとずくピント外れ
Δを考慮し、これを収束過不足量として補正する収束過
不足量補正手段100eを第14図のごとく前記補正手
段100内に設け、移動する物体を連写する時もこれを
追尾しながらピントのあった写真が撮影されるようにす
るものである。即わち追尾のための補正駆動量をΔだけ
減することにより第13図に示したごとく、露光のタイ
ミングにおいてPとQ”が重なるように追尾駆動を制御
するものである。
次にΔの算出方法について述べる。
第13図から分るとうりΔ=P、、*δT+ /’rで
与えられるのでサイクルタイムTと蓄積時間Tintを
カウントしておけば正確に決定する事ができる。しかし
δT、  もTも通常とり得る値の範囲は限られている
ので、α(=δT + / T )を適当な定数として
Δ=P7*αで算出しても大きな誤差は生じない。この
場合δT、やTをカウントしなくてすむというメリット
がある。
上記定数αの値は0.1≦α≦0.5の範囲にあり0゜
2程度の値となることが多い。又実際には第13図Pで
記した物体像面の軌跡は直線とはならず、物体が近ずく
時にはより傾きが時間とともに増大し、物体が遠ざかる
時には傾きが時間とともに減少する方向に変化するので
、P、の符号により物体の移動方向を判別しこれによっ
てαの値を変更するのが良い。即わち物体が遠ざかる時
のαをα2、近ずくときのαをα7とするとα、〉α1
のようにする。このようにすれば物体が遠ざかる時のΔ
の値が太き目となり追尾の補正駆動量が減少して物体軌
跡の傾斜減少と合致させることができる。
次に具体的に補正手順を第15図、第16図により説明
する。第15図は概略の流れを示すフローチャートで、
第9図のステップ(8)とステップ(9)の間に収束過
不足量補正手段100eとして収束過不足量Δを算出し
補正するステップ(8)′が含まれている。
第16図はこのうちステップ(6)からステップ(10
)までの部分をより具体的に示したものである。
ステップ(6)(7)(8)は第1.第2実施例で詳述
した通りである。ステップ(81)(82)(83)が
第15図ステップ(8)°に対応するものであり、まず
ステップ(81)で、連写中でかつすでに第1回目の露
光が完了しているか否かが調べられる。別の表現を用い
れば、最終のレンズ駆動動作と今回の蓄積演算サイクル
の間にミラーアップダウンがあったか否かが調べられる
つまり第1回目の露光は第3実施例にもとすくタイミン
グで行なわれるので、収束過不足量Δの補正は行なわず
従ってすぐにステップ(9)に移る。
連写中では、ステップ(82)で前述の収束過不足量Δ
が算出され、ステップ(8″3)で追尾の補正駆動1c
1に上記Δの分がさらに補正された補正駆動量Cnが算
出されて、次のステップ(9)へ移る。これ以降のステ
ップについてはすでに説明したものと同等なので省略す
る。
以上のように第4実施例によれば、露光の瞬間と蓄積時
間の中点を与える時間の時間差に相当する物体像面の移
動を補正することができるので、連写中でも移動物体に
対して、ピントの合った写真が撮影される。又この実施
例においても基本的には間欠駆動なので、cpuは蓄積
演算と駆動の並列処理といったマルチタスクを行なう必
要がほとんどなく、ソフト構築が容易である。
以上第3、第4実施例で説明したごとく、モータドライ
ブによる連写の際の第1回目の露光時と第2回目以降の
露光時とでは最適制御条件が異なる。従って補正手段は
この点を識別して最適制御を行なう必要がある。
〔第5実施例〕 以上第3実施例及び第4実施例では合焦優先モードを前
提としていた。即わちシャッターレリーズがなされても
焦点検出システムから露光許可の信号が出されるまでは
ミラーアップは行なわれなかった。即わち追尾駆動の終
了とともに、あるいは終了間際にミラーアンプ許可の信
号が出力され、それに伴ってミラーアンプが行なわれて
いた。
しかしながらこれでは必ずしも意図した瞬間の写真がと
れないという欠点がある。そこで多少ピント条件は甘く
してもシャッターレリーズ釦が押された瞬間にミラーア
ップがなされ、露光が行なわれるような独立モードも考
えられる。第5実施例ではこのような独立モードにおい
て出来るだけピントが合った写真撮影を可能とする為の
条件を説明する。
l眼しフカメラのモータドライブにおいては最高速で5
コマ/秒程度のコマ速となる事がある。
そのような場合のタイミングを第14図上段の図で説明
する。連写のサイクルタイムTは200mrecであり
、このうちミラーアップ時間Tupが50mrecとす
る露光の時間を20111recとして、露光の終了後
始まるフィルム巻上時間T8を100mrecとすると
残りの時間TDはわずか30mrec程度になる。
ブレーキをかけてから停止するまでの時間を10〜20
mrec見込むとすれば、正味の駆動時間は10〜20
mrecとなり、実質的にレンズ駆動が不可能となって
しまう。
従って出来る限り高速のモータードライブに合焦動作が
マツチングできるようにする為には、ミラー上昇から露
光直前までの期間Tupの間もレンズの駆動を許容する
ようにするのが良い。もしTup# 50m recあ
るとすれば、レンズ駆動に使える時間はTo +Tu9
# 80IIlrec程度でてくるので、たいていの場
合追尾に必要な駆動量をまかなうことができるようにな
る。従って出来る限り高速応答を行なう為にはTupの
期間もレンズ駆動を行なうようにする事が重要である。
さて、合焦優先モードの場合に焦点検出システムと露光
のタイミングが所定の関係にあることは、その前提から
明らかであるが、焦点検出システムの状態と無関係にシ
ャッターレリーズ釦が押されたのに合わせて露光を行な
う独立モードの場合でも、実は焦点検出システムの動作
のタイミングと露光のタイミングの間には一定の関係が
生じてしまう。これにより独立モードでも露光の瞬間に
ピント状態がほぼ良好になるように制御することが可能
である。即わち上述の一定の関係は、メインミラーが下
り切ったと同時に電荷蓄積を開始するという条件を設け
る事で必然的に発生するものである。このように条件づ
けする事で、第4実施例で説明したのと同一のパラメー
タδT、が意味をもつことになる。即ち、最終のレンズ
駆動動作と、今回の蓄積、演算サイクルの間にミラーア
ップ・ダウンが入った場合、露光の瞬間から今回の蓄積
時間の中間時までの時間差がδT1となる。
この様に考えるとレンズ駆動の時間が大巾にTupO中
に割り込む事を除けば第5実施例においても第4実施例
において述べたのと同一の処理が有効である事がわかる
。そこで次にレンズ駆動の時間が大巾にTupの中に割
り込む事の影響について次に説明する。
まずδT1の時間の間にレンズ駆動で移動できる像面移
動の量をΔZlとすると、物体像面の移動速度として5
×ΔZ、/rec相当の移動物体まで追尾する事が可能
であり、この能力を上げる為には上記関係を満たせるよ
うに駆動のパワーを上げる必要がある。
第17図Q゛は丁度このような臨界条件に相当する場合
の例を記したもので、露光の直前にブレーキがかかって
停止している。父上記臨界条件をわずかに越える時はQ
”のように露光中もレンズが移動している状態が発生す
るが、このような場合はそもそも像面が相当早く動いて
いるので、厳密にレンズを停止させる事に意味はなく、
少し位動いても問題はない。さらに上記ロー界条件をは
るかに越える程の物体移動が大きい時には、追尾は後追
いとなるのをさけられない。
以上のように第5実施例によれば、ミラーアップ後もレ
ンズ駆動を許容する事で、独立モード、高速モータドラ
イブの場合でもピントの合った撮影を可能とする事がで
きる。この場合も収束過不足量補正手段100eは、第
4実施例で説明したのと同等のやり方でΔを決定し収束
過不足量の補正を行なうものとする。勿論第4実施例の
合焦優先モードにおいてもδ、の値を大きくとる事で、
Tup期間でのレンズ駆動を積極的に行ない応答性を上
げることも可能である。
〔第6実施例〕 以上の実施例では時間の計測は必ずしも必要とせず、必
要な場合でも代表値で置き換える事が可能な追尾駆動方
式について説明した。
又蓄積時間や演算時間が毎回はぼ等しい場合を考えてい
た。実際追尾の際は同一物体を追っているので、上記条
件はほぼ満足される。又シュミレーションによれば少し
位バラツキがあってもその分だけ各回ごとにオーバーラ
ン又はアンダーラン気味となるものの、全体としては通
常の間欠駆動に比して十分に有効な追尾駆動を行なう事
が判明している。
しかし時間間隔のバラツキを考慮して追尾ソフトを構築
すれば上記わずかのオーバーラン及びアンダーランも除
去することが可能であり、以下の第6実施例において、
その様な場合について説明する。これまでの実施例では
1周期の間の物体移動補正IP、をそのまま演算に用い
ていたが、本実施例では第18図参照のごとくこの間の
時間T(n−1)を計測して物体移動の速度に相当する
ものを算出し、これによって第19図の補正手段100
に含まれる補正不足量逐次補正手段100fによりキメ
細かに追尾駆動の補正を行なうものであるが、蓄積演算
中は駆動を行なわず木質的に間欠駆動である事に変わり
はない。
第20図のフローチャートを用いて処理の流れを説明す
る。ステップ(1)〜(5)はこれまでと同様である。
次のステップ(55)ではイベントカウンターの値Ev
ent又はレジスターの値Regisから駆動量X(n
−1)を算出する。
ここで、イベントカウンタにはモニタ手段からの前回駆
動に関するフィードバンクパルスの計数結果が入ってい
る。
ステップ(6)で収束不足量算出手段100aは収束不
足量P7を0式によりP、、=Dn+X (n−1)−
D、Iで算出する。
ステップ(1)で物体移動判別手段100bにより物体
移動の有無が判別される。具体的方法は第1、第2実施
例で述べた通りである。物体移動有の場合はステップ(
31)に進みフラグI DO=1とする。ステップ(3
2)、(33)がこの実施例における物体移動補正算出
手段100Cの内容に相当するものである。ステップ(
32)は演算終了時点での第18図PとQ゛の差に相当
する量を補正量として下式により算出する。
C,、= Pn * (Tint(n) / 2 +T
ealc (n) )/T(n−1)  ・・・・・・
・・・■ステップ(33)は第3実施例や第4実施例で
述べた事に対応する処理を行なうもので、露光のタイミ
ングを最適化するために、さらに P、、*δT/T(n−1)  ・・・・・・・・・ 
■の補正を行なう。ここでδTが露光のタイミングに依
存する量である。
ステップ(34)で馬区勅量Dfi ′力くデフォーカ
スHD、と追尾のための駆動1c。の和として求められ
る。
さてレンズ駆動開始は、駆動量に対応するパルス数をレ
ジスターRegisにセットする事により自動的に開始
され、これに伴ってモニタ手段103から出力されるフ
ィードバックパルスをイベントカウンターでカウントし
、このイベントカウンターの累算値が前記レジスターR
egisにセントした値に等しくなった時点で割込み(
EVC割込)が発生するものとする。ここで駆動の方向
については別途フラグをたて、このフラグでレンズ駆動
モータの回転方向を制御するがフローチャート上は記述
を省略する。
ステップ(35)でイベントカウンター値E ven 
tをOにリセットし、レジスターRegisに(lD、
’l−δC)に相当するパルス数をセントする。
これによりレンズ駆動が自動的に開始する。
次いでステップ(36)でEVC割込みを許可し、停止
の割込みを待つ。ステップ(37)は第19図補正子足
量逐次補正手段100「に対応するもので、ステップ(
32)で算出した補正量が演算終了時点のものであった
ので、演算終了時点以降の補正量を逐次補正する。
即わち物体像面の移動量は時間ΔTの間に次式6式% で与えられるので、ΔT秒おきにlへP、、1に相当す
るパルス数を前記レジスターに加算あるいはレジスター
から減算する。加算となるか否かは最初に決めた駆動方
向と物体像面の移動方向との関係即わちD 、 lとP
、の符号関係から決まる。
ここでΔTを蓄積時間の1/10程度以下とすれば実質
的には蓄積中に定速駆動がなされたとみなせる。
このようにしてレンズ駆動は第18図の破線Rを目標に
進行し、Q゛とRが交わった時点で前記イベントカウン
ター値Eventとレジスター値Regisが等しくな
り、EVC割込みが発生する。ステップ(38)でEV
C割込を不可にセットし、ステップ(39)でレンズ駆
動にショートブレーキをかけて停止させ、これと同時に
ΔP1のレジスターに対する加算も停止する。
ステップ(40)で物体移動がある場合か否かを識別し
、ある場合にはステップ(41)でミラーアンプ許可、
合焦表示所定時間点灯といった合焦処理■を行なう。
ステップ(42)では次回で計算に必要な量、P7、D
、1等を記憶しn=n+lとする。
ステップ(43)ではミラーダウン状態ならそのままス
テップ(2)へ、ミラーアップ中ならミラーダウンまで
待ってステップ(2)へもどる。
一方ステップ(7)で物体移動なしとされた場合にはス
テップ(45)以降の通常の処理ルーチンに入る。
ステ・シブ(45)で物体移動のない事を示すフラグを
たて、ステップ(46)で駆動IDn’としてデフォー
カス量り、、をそのまま採用する。
ステップ(47)でlD、’lと62の大小が判別され
lDn’l≦δ。なら、ステップ(51)で合焦処理■
即わち合焦表示点灯とミラーアップ許可を行なう。
ついでステップ(52)でステップ(42)へとぶ。
ステップ(40)でlD+t’l>δ0の時はステップ
(48)で合焦表示が点灯しているときにはこれを消し
、ステップ(49)で駆動開始しステップ(50)でE
VC割込みを許可して駆動の終了を待つ。
以上のように本実施例によれば、蓄積時間、演算時間、
巻上時間、駆動時間等が何らかの原因で多少変動しても
、時間経過に応じて追尾の必要駆動量を変更するので、
必ずピントの合った撮影が可能となる。なお第18図3
点鎖線Sは、巻上が長びいてレンズ駆動開始が遅れた場
合を誇張して示したものであるが、レンズは目標の破″
fIIARと交わるまで駆動されるので、時間遅れがあ
っても問題がない事を示している。
これまで述べた実施例は蓄積時間中及び演算時間中は全
くレンズ駆動を行なわない事を前提としており、その意
味で間欠駆動を前提とした追尾駆動方式と言うことがで
きる。間欠駆動の場合には処理が時系列的なのでCPU
がマルチタスクをする必要がなく、その意味で非常に勝
れていると言える。
又、レンズ駆動用の電源が通常のカメラ作動用の電源と
共用されている場合には、例えばフィルムを1時にはレ
ンズ駆動用のモータは停止しなげればならないといった
制約が発生する。この場合レンズ駆動は必然的に間欠と
ならざるを得ないので、このような制約のあるシステム
に対してはこれまで述べた間欠駆動追尾方式が非常に適
合性が良い。
〔第7実施例〕 しかしレンズの駆動が常時可能なシステムにおいては、
物体の移動に対して実質的に連続的に追尾させる事も可
能であり、この方がファインダーを見た目にも動きがナ
メラカに恣じられる利点がある。次の第7実施例ではこ
のような連続的な追尾の方法について説明する。
本実施例の要点を簡潔に述べると、基本的には普通の間
欠駆動と同じ駆動形態を前提としており、デフォーカス
10nが算出されると、その量だけ駆動して(収束駆動
と呼ぶことにする)駆動終了とともに蓄積を開始する。
そして物体移動があると判定された時は、この物体移動
に伴う補正の駆動量については蓄積・演算・駆動の全期
間を通して一様に定速で駆動を行なう。従って物体の移
動をナメラカに追尾することになる。連続的に追尾する
点に関しては特開昭60−214325と同様であるが
、この先願に含まれていた既述の問題点は解決されてい
る。即わち、この場合には蓄積期間中もレンズ移動が行
なわれるのでその分の補正も必要であるが、蓄積中の移
動は定速なので補正は容易である。又追尾のためだけの
駆動(追尾駆動と呼ぶことにする)はそれ程高速でない
ので、時間計測誤差の結果への影ツも少ない。
このような主旨にもとすいて追尾を行なった場合のタイ
ムチャートを第21図、第22図に示す。
第21図はミラーアップ動作のない場合であり、第22
図は合焦達成とともに連写が行なわれる場合を示してい
る。
即わち両者の違いは、収束駆動終了後、すぐに蓄積を開
始するか、ミラーが上がっている期間をおいて蓄積を開
始するかの違いである。本実施例ではどの様な動作状態
下でも追尾駆動は継続しているので、途中でミラーが上
がった状態が入っても、この期間の物体移動量は時々刻
々と補正されていくので、これまでの実施例で述べたよ
うな露光のタイミングを合わせる為の補正がいらないと
いう利点がある。
次に第21図、第22図記載のパラメータについて説明
する。デフォーカスDnは演算終了のタイミングで判明
するが、値としては蓄積時間の中点におけるPとQ゛の
距離に対応している。又n回目の蓄積時間をTint(
n) 、前回の蓄積終了から今回の蓄積開始までの時間
をT”(n−1)、前回の蓄積時間の中点から今回の蓄
積時間の中点までの時間をT(n−1)とする。即わち
+ −(6) そしてこのそれぞれの時間中に駆動された量を像面移動
換算でそれぞれX1nt(n) 、X’(n  1)、
X(n−1)とする。従って + −(7) である。
次に第25図のフローチャートにより動作の流れを説明
する。
ステップ(1)(2)(3)(4)(5)は今までと同
様である。
次のステップ(60)では蓄積時間に比べ充分に短い時
間間隔ΔTおきに継続して行なってきたΔP7相当のパ
ルスのRegisへの加算を一担中止する、即わち蓄積
・演算中にわたって追尾駆動を行なっていた場合にはこ
れを停止する。
ステップ(61)で前述の弐によりT(n−1>、X(
n−1)を算出する。これが可能な為にばあらかしめ蓄
積の開始及び終了のタイミングにおいてタイマーの値及
びイベントカウンターの値を読んでおく事が必要であり
、これにより所I述の値]゛1nt(n) 、T’(n
 −1) 、X1nt(n) 、X’(n −1)が算
出でき、従ってT (n−1) 、X (n −1)が
算出できる。次いでステップ(62)で第23回収束不
足量算出手段100aにより、収束不足量P。が次式 P、、=D、+X (n−1)−D、−+により算出さ
れる。
ステップ(63)は物体移動判別手段100bに対応し
、第1、第2実施例で説明したごとき方法で物体移動の
有無を判別する。
物体移動が有る場合にはステップ(64)で移動有に対
応するフラグをID○−1にセントし、ステップ(65
)で単位時間ΔT当りの物体移動量ΔP7を次式により
算出する。Δp、、=p、、*ΔT/T(n−1)  
この実施例においてはこのステップ(65)が物体移動
補正量算出手段100Cに対応する。
ステップ(66)ではイベントカウンターの内容を零と
しくEvent= O) 、レジスターには1D、。
1相当のパルス数を設定する。この瞬間自動的にレンズ
駆動が開始されるが、レンズの移動方向はD7の正負に
応じて別途にフラグをたて、これによって制御される。
次いでステップ(67)で収束駆動の終了を条件づける
EVC割込みの許可を行なう。ステップ(68)ではΔ
TおきにΔP、l相当のパルス数をRegisに加算す
る操作を行ない、この操作は次のサイクルにおけるステ
ップ(60)に到るまで継続される。即わちステップ(
60)から次のサイクルのステップ(60)までは常に
定速で目標駆動量が増大(減少)していくことになる。
これにより収束駆動以外の期間部わち蓄積・演算中はも
とより、ミラーアンプの期間中も定速でレンズ駆動が行
なわれる事になる。ステップ(66)から収束駆動が開
始されているが、そのうちモニタ手段からのフィードバ
ックパルスを累算しているイベントカウンターの内容E
ventがレジスター値Regisと等しくなり、EV
C割込みが発生する。これを受けてステップ(70)に
移り、これ以後のEVC割込みを不可とする。この後も
レジスター値Regisは一定速度で増えつづけるので
、これを追ってレンズが定速の追尾駆動を継続しイベン
トカウンターの値Eventもこれにならって増大して
いく、即わちRegis# Eventの平衡状態を保
ちながら値を増大してゆく。この状態が定速度追尾駆動
に対応する。続いてステップ(71)で物体移動が有(
IDO=1)とされ、ステップ(72)でデフォーカス
1tlD、l<69と判定されるとステップ(73)で
合焦処理■を行なう。その内容はミラーアップ許可及び
一定期間合焦表示点灯等である。
次いでステップ(74)で時間の演算に必要なデータを
記憶し、n=n+1とする。ステップ(75)では現在
ミラーダウン状態にあるか否かが判断され、ミラーダウ
ン状態であれば、ステップ(2)に進み次の蓄積を開始
する。ステ、ブ(63)で物体移動が無いとされた場合
はステップ(76)へ進むがこれ以降は第20図と同等
なので説明を省く。
以上の如く本実施例においては、物体移動が検出された
時には物体移動速度に合わせて、レンズ定速で駆動し、
物体移動による成分を相殺しているので算出されたデフ
ォーカス量の分だけ演算終了後から高速非定速の駆動(
収束駆動)を行なえば良い。そして収束駆動の終了とと
もに次の定速駆動が始まり、同時に蓄積が再開される。
この様な駆動形式なので見た目にも物体の移動にナメラ
カに追従する好印象を与えるのみならず、ミラーアンプ
等が入って蓄積のタイミングが変化しても問題なく、常
にピントの合った写真撮影が可能となる。
〔第8実施例〕 次に再び物体移動の有無を判別するための方法について
次の第8実施例において説明する。
物体移動判別手段100bの内容については、その最も
単純な形を第1実施例において説明し、さらに精度を高
めた方法を第2実施例で説明した。
ここでは時間的要素を加味することで、さらに正確に物
体移動の有無を判別する方法について説明する。
第5図のステップ<1005)、(1006)がそれに
相当する。即わちステップ(1002)を厳密な物体移
動の速度におき直したものがステップ(1005)の ステップ(1003)を厳密な速度の比較に直したのが
ステップ(1006)の 実際の使用に当っては、ステップ(1002)、(10
03)のかわりにそれぞれステップ(1005)、(l
 OO6)を用いても良いが、第5図のようにシリーズ
にして両方用いるようにしても良い。その場合ステップ
(1002)、(1003)ではステップ(1005)
、(1006)より条件をゆる目に設定することになり
、Q<k<k’  <l<r’  <r  となる。
これらの係数の具体的な値としてはk = 0.3〜0
゜5、k’  #0.5〜0.7、r′ #1.4〜2
、r’−2〜3程度にするのが良い。
以上第8実施例によれば、物体の移動速度をより厳密に
求めて比較を行なうので物体移動の有無の判定精度が向
上する利点がある。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、対象物体の移動に伴なう
レンズ駆動量の補正を行うので、移動物体に対しても合
焦状態を維持することが可能である。また、その際のレ
ンズ駆動に関しては電荷蓄積中にその速度が変化するよ
うなレンズ駆動は行わず、高速、非定速なレンズ駆動は
演算終了後、次の電荷蓄積開始前にだけ行い、電荷蓄積
中はレンズを停止もしくは定速駆動とするので、追尾の
駆動が付加されたにもかかわらず算出されるデフォーカ
ス量が不確かとなることがないので、安定した追尾駆動
が可能であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1実施例である自動合焦調節装置
のブロック図を示し、第2図は前記臼・助合無調節装置
が被写体を追尾する様子を示した関係図を示し、第3図
は前記自動合焦調節装置の補正手段の詳しいブロック図
を示し、第4A図及び第4B図は前記自動合焦調節装置
のフローチャート図を示す。 第5図は、本発明の第2実施例である自動合焦調節装置
のフローチャート図を示す。 第6図は、′公知の通常の間欠駆動方式二こおける露光
のタイミングを示す説明図を示し、第7図は前記間欠駆
動方式における自動合焦調節装置の合焦動作の様子を示
した関係図を示し、第8図は、本発明の第3実施例であ
る自動合焦調節装置の補正手段のブロック図を示し、第
9図は前記自動合焦調節装置のフローチャート図を示し
、第1O図及び第11図は、第9図の[相]の詳しい説
明図を示す。 第12図は、第1実施例の追尾駆動方式による自動合焦
調節装置のモータードライブ装置による連続撮影時のタ
イミングを示す関係図を示し、第13図は、本発明の第
4実施例である自動合焦調節装置の前記連続撮影時のタ
イミングを示す関係図を示し、第14図は前記自動合焦
調節装置の補正手段のブロック図を示し、第15図及び
第16図は前記自動焦点調節装置のフローチャート図を
示す。 第17図は、本発明の第5実施例である自動合焦調節装
置の撮影時のタイミングを示す関係図を示す。 第18図は、本発明の第6実施例である自動焦点調節装
置の撮影時のタイミングを示す関係図を示し、第19図
は前記自動焦点調節装置の補正手段のブロック図を示し
、第20図は前記自動焦点調節装置のフローチャート図
を示す。 第21図及び第22図及び第23図は、本発明の自動焦
点調節装置の撮影時のタイミングを示す関係図を示し、
第24図は前記自動焦点調節装置の補正手段のブロック
図を示し、第25図は前記自動焦点調節装置のフローチ
ャート図を示す。 第26図は、従来の自動焦点調節装置のプロ。 り図を示し、第27図は、前記自動焦点:A節装置の撮
影時のタイミングを示す関係図を示す。 (主要部分の符号の説明) 100・・・・・・補正手段、 101・・・・・・焦点検出手段、 102・・・・・・i!i制御手段、 103・・・・・・モニタ手段、 104・・・・・・レンズ駆動手段、

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対象物体の光像を形成する結像光学系と、 前記結像光学系の結像面と所定結像面との光軸方向の距
    離に対応するデフォーカス量を出力する電荷蓄積型のイ
    メージセンサーを用いた焦点検出手段と、 前記結像光学系の焦点整合用光学系を駆動するレンズ駆
    動手段と、 前記焦点整合用光学系の移動量を検出するモニタ手段と
    、 前記焦点検出手段の出力と前記モニタ手段の出力とを受
    けて前記レンズ駆動手段を制御する制御手段とを有する
    自動焦点調節装置において、前記対象物体の移動に伴い
    、前記焦点検出手段の出力と前記モニタ手段の出力とを
    受けて前記対象物体の移動を追うために前記焦点整合用
    光学系の駆動に必要な補正量を算出する補正手段を有し
    、 前記制御手段は、前記補正手段からの補正量を含んだ前
    記焦点整合用光学系の移動量になるように、前記レンズ
    駆動手段を制御し、前記焦点検出手段の電荷蓄積時間中
    には実効的に定速駆動(停止を含む)とみなせるように
    前記焦点整合用光学系を駆動制御することを特徴とする
    自動焦点検出装置。
  2. (2)前記焦点検出手段は、電荷蓄積型のイメージセン
    サーを用いて間欠的に演算してデフォーカス量を求め、 前記補正手段は、前記焦点検出手段の出力と前記モニタ
    手段の出力とを受けて前記焦点整合用光学系の駆動不足
    分に関する情報を発生する収束不足量算出手段と、前記
    収束不足量算出手段の出力を用いて前記対象物体の移動
    の有無を判別する物体移動判別手段と、前記収束不足量
    算出手段と前記物体移動判別手段との出力を用いて前記
    焦点整合用光学系の駆動に必要な補正量を求める物体移
    動補正量算出手段とを備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の自動焦点調節装置。
  3. (3)前記収束不足量算出手段は、収束不足量P_nを
    、 P_n=D_n+(前回駆動量)−D_n_−_1若し
    くは、 P_n=D_n+(前回補正駆動量) により算出し、ここで、D_n、D_n_−_1はそれ
    ぞれn回目、n−1回目に算出されたデフォーカス量で
    あり、(前回駆動量)はD_n、D_n_−_1算出の
    時刻の間に前記焦点整合用光学系が実際に駆動された量
    であり、(前回補正駆動量)は誤差を除いて(前回駆動
    量)−D_n_−_1に実質的に等しいことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(2)項記載の自動焦点調節装置。
  4. (4)前記物体移動判別手段は、第一の所定値kを用い
    て、P_n/P_n_−_1>kか否かを判別し、これ
    が真であれば前記対象物体が移動していると判定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の自動焦
    点調節装置。
  5. (5)前記物体移動判別手段は、第一の所定値kを用い
    て、P_n/P_n_−_1>kか否かを判別し、これ
    が真であれば前記対象物体が移動していると判定し、更
    に第二の所定値r(r>k)を用いて、 P_n/P_n_−_1<rか否かを判別し、これが真
    であれば前記判定が正しいと判定することを特徴とする
    特許請求の範囲第(3)項記載の自動焦点調節装置。
  6. (6)前記物体移動判別手段は、収束不足量P_n、P
    _n_−_1が同符号であるか否か判別し、異符号であ
    る時には前記対象物体が移動しているという判定をおこ
    なわないことを特徴とする特許請求の範囲第(3)記載
    の自動焦点調節装置。
  7. (7)前記移動物体判別手段は、第3の判定値δaを用
    いて、|P_n|≦δaの時には前記対象物体が移動し
    ているという判定を行わないことを特徴とする特許請求
    の範囲第(3)項記載の自動焦点調節装置。
  8. (8)前記物体移動判別手段は、第4の所定値k′を用
    いて、 (P_n/T_n_−_1)/(P_n_−_1/T_
    n_−_2)>k′の真、偽を判定し、(但し、T_n
    _−_1は(n−1)回目の蓄積時間の中央からn回目
    の蓄積時間の中央までの時間間隔又はそれとほぼ同等の
    時間間隔である)これが偽である時には対象物体が移動
    しているという判定を行わないことを特徴とうする特許
    請求の範囲第(3)記の自動焦点調節装置。
  9. (9)前記物体移動判定手段は、第5の所定値r′(r
    ′>k′)を用いて、 (P_n/T_n_−_1)/(P_n_−_1/T_
    n_−_2)>r′の真、偽を判定し、これが偽である
    時には対象物体が移動しているという判定を行わない事
    を特徴とする特許請求の範囲(8)項記載の自動焦点調
    節装置。
  10. (10)前記制御手段は、物体移動の有無にかかわらず
    通常の駆動も、前記補正手段に基づき駆動も、ともに演
    算終了時から次の電荷蓄積時間開始までの期間にまとめ
    て行い、電荷蓄積中にはレンズの駆動を全く行わないよ
    うにレンズの駆動を制御することを特徴とする特許請求
    の範囲第(2)記載の自動焦点調節装置。
  11. (11)前記補正手段は、前記物体移動判別手段が前記
    対象物体が移動有りと判定した場合と、移動無しと判定
    した場合とで、合焦処理を行う条件を変更する合焦処理
    逐行手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項記載の自動焦点調節装置。
  12. (12)前記合焦処理逐行手段は、演算された駆動量が
    50〜200μ程度のある所定量を越える場合において
    、物体移動の無い場合には合焦処理は行わないが、物体
    移動の有る場合には駆動の終了後又は終了間際に合焦処
    理を行うことを特徴とする特許請求の範囲第(11)項
    記載の自動焦点調節装置。
  13. (13)前記合焦処理逐行手段の行う合焦処理とは、合
    焦表示灯又は露光のためのミラーアップ許可信号の発生
    等を意味し、合焦達成を周辺装置に伝達する処理である
    事を特徴とする特許請求の範囲第(11)項記載の自動
    焦点調節装置。
  14. (14)前記は、前記対象物体の移動有りの場合におけ
    る第1回目の露光の瞬間を、露光に伴うミラーアップが
    なされなければ行われるはずの予定電荷蓄積時間の中央
    時と略一致するように、電荷蓄積開始指示のタイミング
    とミラーアップ許可発生のタイミングとを制御する事を
    特徴とする特許請求の範囲第(11)項記載の自動焦点
    調節装置。
  15. (15)前記補正手段は、前記対象物体の移動有りの場
    合に、シャッタレリーズに伴うミラーアップダウン後の
    最初の演算で前記補正の駆動量で算出するに際して、収
    束過不足量Δを更に補正する収束過不足量補正手段を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第(2)記載の自
    動焦点調節装置。
  16. (16)前記収束過不足量補正手段はの収束過不足量Δ
    は、露光の瞬間と、それに引き続くミラーダウン後の前
    記イメージセンサーの電荷蓄積時間中央時刻との時間差
    に対応する前記対象物体移動に伴う像面移動量に略等し
    いことを特徴とする特許請求の範囲第(15)項記載の
    自動焦点調節装置。
  17. (17)ミラーアップを伴う露光中は焦点検出が不能で
    あるような自動焦点検出カメラであって、焦点検出装置
    はミラーダウン直後に電荷蓄積を開始すると共に、モー
    タドライブ等による連写中はミラーアップ後もレンズの
    駆動を継続して行う事を特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の自動焦点調節装置。
  18. (18)前記制御手段は、算出されたデフォーカス量に
    基づき物体移動の有無にかかわらず行われる通常の駆動
    をデフォーカス量算出後、次の電荷蓄積開始までの期間
    に行い、物体移動が有る場合の前記補正の駆動を、駆動
    ・蓄積・演算の期間を通して実質的に定速で行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の自動焦点調
    節装置。
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