JPS63147959A - シリンダヘツド構造 - Google Patents
シリンダヘツド構造Info
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- JPS63147959A JPS63147959A JP29160586A JP29160586A JPS63147959A JP S63147959 A JPS63147959 A JP S63147959A JP 29160586 A JP29160586 A JP 29160586A JP 29160586 A JP29160586 A JP 29160586A JP S63147959 A JPS63147959 A JP S63147959A
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Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はエンジンのシリンダに連通ずる吸・排気ポー
トを備えたシリンダヘッド構造に係り、特にそれら吸・
排気ポートを包囲する部分のシリンダヘッド下面の剛性
を高めシリンダヘッドの強度を向上させたシリンダヘッ
ド構造に関する。
トを備えたシリンダヘッド構造に係り、特にそれら吸・
排気ポートを包囲する部分のシリンダヘッド下面の剛性
を高めシリンダヘッドの強度を向上させたシリンダヘッ
ド構造に関する。
[従来の技術]
一般にMu造加工で形成されるシリンダヘッドは第10
図に示されるように、シリンダヘッド下面aのシリンダ
(図示せず)に対面される部分には、吸気ポートb及び
排気ポートCが設けられており、それら吸・排気ポート
b、cの近傍には、グロープラグまたはスパークプラグ
等の着火手段収容穴d h<設けられている。
図に示されるように、シリンダヘッド下面aのシリンダ
(図示せず)に対面される部分には、吸気ポートb及び
排気ポートCが設けられており、それら吸・排気ポート
b、cの近傍には、グロープラグまたはスパークプラグ
等の着火手段収容穴d h<設けられている。
また、第11図に示されるように吸気ポートbと1気ポ
ートCとの間に位置したシリンダヘッド下面aの隔壁e
内にはその隔壁eを冷却して熱割れを防止し冷却水漏れ
を防止する冷却水通路fが設置ノられている。
ートCとの間に位置したシリンダヘッド下面aの隔壁e
内にはその隔壁eを冷却して熱割れを防止し冷却水漏れ
を防止する冷却水通路fが設置ノられている。
シリンダヘッドqは燃焼ガスに曝されるーbのであり、
ピストンに対して燃焼圧力の反力を伝えるものであるか
ら、エンジン運転時に大き’tZ圧力エネルギや熱エネ
ルギを受けたり、エンジン運転。
ピストンに対して燃焼圧力の反力を伝えるものであるか
ら、エンジン運転時に大き’tZ圧力エネルギや熱エネ
ルギを受けたり、エンジン運転。
エンジン停止の熱サイクルを繰返されることで熱疲労が
発生す、る。このため従来にあっては出力を抑えたり強
度上、弱い部分となる上記隔壁C内に上記冷11水油路
fを形成したり、第11図に示すように吸・排気ポート
b、c間ピッチを大きくしてバルブインサートhを挿入
する部分に応力を緩和する座グリ加工部分iを形成して
いる。
発生す、る。このため従来にあっては出力を抑えたり強
度上、弱い部分となる上記隔壁C内に上記冷11水油路
fを形成したり、第11図に示すように吸・排気ポート
b、c間ピッチを大きくしてバルブインサートhを挿入
する部分に応力を緩和する座グリ加工部分iを形成して
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記隔壁の肉厚はシリンダの容積から一
義的に定められるものであるため、冷却通路の流路断面
を大きくして充分なる冷却能力をもたせるには困難性が
あり、同様に座グリ加工部分も制限範囲内で形成しなけ
ればならない困難性がある。さらに座グリ加工部分を形
成するにあたって第11図に示されるようにシリンダの
容積に対して無駄な容v4j(デッドボリューム)が増
加することになるため、この観点で好ましいものではな
かった。また、全体として加工工程が増加し、コス]〜
高になる問題がある。
義的に定められるものであるため、冷却通路の流路断面
を大きくして充分なる冷却能力をもたせるには困難性が
あり、同様に座グリ加工部分も制限範囲内で形成しなけ
ればならない困難性がある。さらに座グリ加工部分を形
成するにあたって第11図に示されるようにシリンダの
容積に対して無駄な容v4j(デッドボリューム)が増
加することになるため、この観点で好ましいものではな
かった。また、全体として加工工程が増加し、コス]〜
高になる問題がある。
[問題点を解決するための手段〕
この発明は上記問題点を解決することを目的としている
。
。
この発明はシリンダヘッド下面の吸・排気ポートが開口
された包囲面部分に、その包囲面部分の剛性を高める板
状補強部材を一体的に接合してシリンダヘッド構造を構
成するものである。
された包囲面部分に、その包囲面部分の剛性を高める板
状補強部材を一体的に接合してシリンダヘッド構造を構
成するものである。
U作 用]
シリンダヘッド下面の包囲面部分に、その包囲面部分の
剛性を高める板状補強部材を一体的に接合することは、
シリンダヘッド下面の吸・排気ポート間或は、排気・排
気ポート間の隔壁の剛性を高めることになるから、それ
ら隔壁に発生する亀裂を抑え、冷却水の漏れを防止する
ことができる。
剛性を高める板状補強部材を一体的に接合することは、
シリンダヘッド下面の吸・排気ポート間或は、排気・排
気ポート間の隔壁の剛性を高めることになるから、それ
ら隔壁に発生する亀裂を抑え、冷却水の漏れを防止する
ことができる。
この結果としてエンジンの出力性能を実質的に向上させ
ることができる。
ることができる。
[実施例]
以下にこの発明のシリンダヘッド構造の好適一実施例を
添付図面に基づいて説明する。
添付図面に基づいて説明する。
第2図に示される1は多気筒エンジンに一体的に接合さ
れてシリンダ(図示せず〉を構成するシリンダヘッドで
ある。
れてシリンダ(図示せず〉を構成するシリンダヘッドで
ある。
シリンダヘッド1は、この実施例ではアルミニウム鋳物
合金(AC2B)でub底成形れ、そのシリンダヘッド
1内には、吸気ポート2及び排気ポート3が形成されて
いる。これら吸・排気□ポート2゜3は上記シリンダに
連通されるべくシリンダヘッ上下面4に開口されている
。
合金(AC2B)でub底成形れ、そのシリンダヘッド
1内には、吸気ポート2及び排気ポート3が形成されて
いる。これら吸・排気□ポート2゜3は上記シリンダに
連通されるべくシリンダヘッ上下面4に開口されている
。
吸気ポート2.yf気ポート3は所定のピッチで開口さ
れており、それら吸・排気ポート2.3のシリンダヘッ
ド下面4側の端部には、バルブインサート5を収容すべ
く円筒状に拡径されたバルブインサート収容部分7がそ
れぞれ形成されている。
れており、それら吸・排気ポート2.3のシリンダヘッ
ド下面4側の端部には、バルブインサート5を収容すべ
く円筒状に拡径されたバルブインサート収容部分7がそ
れぞれ形成されている。
またこれら吸・排気ポート2,3の近傍のシリンダヘッ
ド下面4には上記シリンダに臨ませて、グロープラグ、
スパークプラグ等の着火手段を収容する収容部分8が間
口されている。
ド下面4には上記シリンダに臨ませて、グロープラグ、
スパークプラグ等の着火手段を収容する収容部分8が間
口されている。
さて、この発明の目的とするところは、吸・排気ポート
2.3間のシリンダヘッド下面4及びそれら吸・排気ポ
ート2,3と上記収容部分8間のシリンダヘッド下面4
の剛性を高め熱応力、熱疲労による亀裂を防止し実質的
にエンジンの性能を高めることであるから、上記吸・排
気ポート2゜3及び収容部分8を包囲するシリンダヘッ
ド下面4の包囲面部分9に板状補強部材10が一体的に
接合される。
2.3間のシリンダヘッド下面4及びそれら吸・排気ポ
ート2,3と上記収容部分8間のシリンダヘッド下面4
の剛性を高め熱応力、熱疲労による亀裂を防止し実質的
にエンジンの性能を高めることであるから、上記吸・排
気ポート2゜3及び収容部分8を包囲するシリンダヘッ
ド下面4の包囲面部分9に板状補強部材10が一体的に
接合される。
この実施例にあって、上記板状補強部材10は第1図、
第2図に示されるように円盤状に形成されて43す、そ
の円周部分に、吸・排気ポート2゜3間のシリンダヘッ
ド下面のみを包囲して覆うための穴内部分12.13が
形成されている。即ちこの穴内部分12.13は吸・排
気ポート2,3に対して逃げ部分となる。また板状補強
部材10には上記収容部分8に対して逃げとなる開口1
4が形成されている。
第2図に示されるように円盤状に形成されて43す、そ
の円周部分に、吸・排気ポート2゜3間のシリンダヘッ
ド下面のみを包囲して覆うための穴内部分12.13が
形成されている。即ちこの穴内部分12.13は吸・排
気ポート2,3に対して逃げ部分となる。また板状補強
部材10には上記収容部分8に対して逃げとなる開口1
4が形成されている。
ところで、この実施例における板状補強部材10のvi
質は、上記シリンダヘッド1の材質より強度に優れ、且
つ熱膨張率の小さな材質の合金にて成形される。このよ
うな条件を満足する材質としてM −Cu −Mg −
Ni系合金またはM −Cu −Si −Ha−)Ni
系合金があり、この実施例ではIlCu−123i−I
H−IHiNi系合金るLo−Ex金合金たは4Cu−
1,58g −2tli系合金であるY合金が採用され
る。
質は、上記シリンダヘッド1の材質より強度に優れ、且
つ熱膨張率の小さな材質の合金にて成形される。このよ
うな条件を満足する材質としてM −Cu −Mg −
Ni系合金またはM −Cu −Si −Ha−)Ni
系合金があり、この実施例ではIlCu−123i−I
H−IHiNi系合金るLo−Ex金合金たは4Cu−
1,58g −2tli系合金であるY合金が採用され
る。
さて、このような形状・材質の板状補強部材10を上記
包囲面部分9に一体的に取り付けるにあたり、シリンダ
に対してデッドボリュームを少なくするために、上記包
囲面部分つがシリンダヘッド下面4を基準にして上方へ
窪ませられている。
包囲面部分9に一体的に取り付けるにあたり、シリンダ
に対してデッドボリュームを少なくするために、上記包
囲面部分つがシリンダヘッド下面4を基準にして上方へ
窪ませられている。
窪み深さは、板状補強部材10の板厚と同等とし、その
板状補強部材10を窪ませられた部分の包囲面部分9に
嵌合侵において、板状補強部材10の露出面、即ちシリ
ンダ側の面とシリンダヘッド下面4と同一平面を構成で
きる深さとする。(この実施例では板厚、深さとも2〜
4all程度)次にシリンダヘッド下面4の包囲面部分
9に、板状補強部材10を一体的に接合するための装置
について説明する。
板状補強部材10を窪ませられた部分の包囲面部分9に
嵌合侵において、板状補強部材10の露出面、即ちシリ
ンダ側の面とシリンダヘッド下面4と同一平面を構成で
きる深さとする。(この実施例では板厚、深さとも2〜
4all程度)次にシリンダヘッド下面4の包囲面部分
9に、板状補強部材10を一体的に接合するための装置
について説明する。
第4図、第5図に示された15は円形の固定架台て゛、
固定架台15の円内にはシリンダヘッド下面4を上方へ
向けて固定載置する台車16が同図の左右方向へ移動自
在に設けられている。一方、固定架台15の門を形成づ
るアーム部分15a。
固定架台15の円内にはシリンダヘッド下面4を上方へ
向けて固定載置する台車16が同図の左右方向へ移動自
在に設けられている。一方、固定架台15の門を形成づ
るアーム部分15a。
15bには、同図の前後方向に回転自在な送りローラ1
7がそれぞれ設けられている。一方の送りローラ17に
は、モータ18によりベルト駆動(チェーンまたはダイ
レクト駆動でも良い〉されるプーリー19が一体的に設
けられている。また、固定架台15内の台車16を移動
させるために、固定架台15の右側には、第6図にも示
されるように半径り向に突出長さが異なり、■つその突
出良さを円周方向に沿って順に突出良さが大ぎくなるよ
うに配列されたカム部20を有する略歯車形状のカム部
材21が回転自在に固定され、このカム部材21が例え
ばベルト駆動される。22はモータである。上記二つの
送りローラ17の転送面上には、トーチ台車23の左右
の端部24.25がぞれぞれ支持されている。トーチ台
車23には、上記シリンダヘッド下面4の包囲面部分9
の中央近傍にトーチ先端部分27が臨ませられてTIG
。
7がそれぞれ設けられている。一方の送りローラ17に
は、モータ18によりベルト駆動(チェーンまたはダイ
レクト駆動でも良い〉されるプーリー19が一体的に設
けられている。また、固定架台15内の台車16を移動
させるために、固定架台15の右側には、第6図にも示
されるように半径り向に突出長さが異なり、■つその突
出良さを円周方向に沿って順に突出良さが大ぎくなるよ
うに配列されたカム部20を有する略歯車形状のカム部
材21が回転自在に固定され、このカム部材21が例え
ばベルト駆動される。22はモータである。上記二つの
送りローラ17の転送面上には、トーチ台車23の左右
の端部24.25がぞれぞれ支持されている。トーチ台
車23には、上記シリンダヘッド下面4の包囲面部分9
の中央近傍にトーチ先端部分27が臨ませられてTIG
。
MIG、レーザ等のトーチ28が固定されている。
ここで、各トーチ28のトーチ先端部分27はシリンダ
ヘッド下面4に対して並行に設【)られるちのとし、ま
た、1・−子台車23または固定架台15の少なくとも
いずれか一方に1・−子台車23の左右方向の移動を防
止し前後方向へ案内する案内ローラ(図示せず)を設け
ても良い。
ヘッド下面4に対して並行に設【)られるちのとし、ま
た、1・−子台車23または固定架台15の少なくとも
いずれか一方に1・−子台車23の左右方向の移動を防
止し前後方向へ案内する案内ローラ(図示せず)を設け
ても良い。
(…方、台車16のカム部材21側の喘部16aには、
そのカム部材21のカム部20に係合して臼型16を左
右方向へ移動させる山形の突出部分29が一体的に設け
られている。
そのカム部材21のカム部20に係合して臼型16を左
右方向へ移動させる山形の突出部分29が一体的に設け
られている。
ゆえに、モータ18.22をそれぞれ駆動させると第7
図に示すように板状補強部材10に対してトーチ先端部
分27が波形に相対移動されることになる。
図に示すように板状補強部材10に対してトーチ先端部
分27が波形に相対移動されることになる。
ゆえに、上記トーチ28を作動して、板状補強部材10
を第3図に示すように溶融し、急冷して再凝固させると
、シリンダヘッド下面4の包囲面部分9と板状補強部材
10とが一体となって接合される。(尚参考までに、こ
の実施例ではTIGトーヂを用い、電流値120A、ト
ーチ移動速度を2m /sec 〜1011111 /
secとして、アーク浸透深さを21ftIR〜5#と
じている。) 以上、板状補強部材10の材質をu−cu−xr系合金
またはM −Cu−Si−Ni系合金で説明したが、こ
の板状補強部材10の材質を上記シリンダヘッド1と同
材質(AC2B)の母材にSiC等のウィスカまたは短
mta、長m維を混合したものとし、上記同様にFan
させるようにしても良い。
を第3図に示すように溶融し、急冷して再凝固させると
、シリンダヘッド下面4の包囲面部分9と板状補強部材
10とが一体となって接合される。(尚参考までに、こ
の実施例ではTIGトーヂを用い、電流値120A、ト
ーチ移動速度を2m /sec 〜1011111 /
secとして、アーク浸透深さを21ftIR〜5#と
じている。) 以上、板状補強部材10の材質をu−cu−xr系合金
またはM −Cu−Si−Ni系合金で説明したが、こ
の板状補強部材10の材質を上記シリンダヘッド1と同
材質(AC2B)の母材にSiC等のウィスカまたは短
mta、長m維を混合したものとし、上記同様にFan
させるようにしても良い。
尚母材に対して体積含有14よ40%程度とする。
第9図には溶融、凝固させた場合のプントライ1−二次
アーム間隔と引張強度どの関係を示しである。
アーム間隔と引張強度どの関係を示しである。
同図に示されるように、プントラント二次アーム間隔が
短い程引張強度は高くなることがわかる。
短い程引張強度は高くなることがわかる。
また、溶融後、急冷することによりプントラント二次ア
ーム間隔は狭くなるから引張強度が増加することがわか
る。したがってこの発明の実施例のように溶融後、急冷
して凝固し溶着させる接合は、シリンダヘッド下面4の
包囲面部分9の引張強度を大巾に向上させ、剛性を高め
ることができ、その強度の信頼性を高めることができる
。
ーム間隔は狭くなるから引張強度が増加することがわか
る。したがってこの発明の実施例のように溶融後、急冷
して凝固し溶着させる接合は、シリンダヘッド下面4の
包囲面部分9の引張強度を大巾に向上させ、剛性を高め
ることができ、その強度の信頼性を高めることができる
。
ゆえに、シリンダヘッド下面4の熱的に厳しい部分の剛
性が、大1[Jに高められるから、エンジンの性能を実
質的に向−ヒできる。
性が、大1[Jに高められるから、エンジンの性能を実
質的に向−ヒできる。
、尚、この発明の詳細な説明で収容部分に対面する板状
補強部材10の部分に予め開口′14を設番)Cある説
明をしたが、この開口、及び板状補強部材10の吸・排
気ポートへ溶けてはみ出した部分は、それぞれ後で形成
、除去づ゛る。
補強部材10の部分に予め開口′14を設番)Cある説
明をしたが、この開口、及び板状補強部材10の吸・排
気ポートへ溶けてはみ出した部分は、それぞれ後で形成
、除去づ゛る。
また、包囲面部分9に対して板状補強部材10を良好に
位置させるために第8図に示すように仮付けを施すと更
に信頼性を高めることができる。
位置させるために第8図に示すように仮付けを施すと更
に信頼性を高めることができる。
[発明の効果]
以上説明したことから明らかなようにこの発明のシリン
ダヘッド構造によれば、シリンダヘッド下面の吸・排気
ポート間の隔壁やそれら吸・排気ポートと着火手段の収
容部分との間の隔壁等、熱応力、熱疲労によって破壊し
やすい部分の剛性を高め、信頼性を高めることができる
と共に、この結果としCエンジンの性能を実質的に向上
できる。
ダヘッド構造によれば、シリンダヘッド下面の吸・排気
ポート間の隔壁やそれら吸・排気ポートと着火手段の収
容部分との間の隔壁等、熱応力、熱疲労によって破壊し
やすい部分の剛性を高め、信頼性を高めることができる
と共に、この結果としCエンジンの性能を実質的に向上
できる。
第1図(イ)はこの発明のシリンダヘッド構造の好適一
実施例を示す部分詳細図、第1図(ロ)は第1図(イ)
のローロ線断面図、第2図はシリンダヘッドの概略斜視
図、第3図は板状補強部材の溶解状態を示す概略図、第
4図乃至第6図は板状補強部材を溶融する装置図、第7
図はトーチの移動状態を示す概略図、第8図(イ)(ロ
)は仮付けを示tm略図、第9図は引張強度を示す性能
図、第10図、第11図は従来例を示す図で、第11図
は第10図のXI−XI線断面図である。 図中、1はシリンダヘッド、2は吸気ポート、3は排気
ポート、4はシリンダヘッド下面、8は収容部分、9は
包囲面部分、10は板状補強部材である。 特 許 出 願 人 いすず自動車株式会社代即人弁
理士 絹 谷 信 雄 第7図 第9図 第8図 i・ 第10図 第11図
実施例を示す部分詳細図、第1図(ロ)は第1図(イ)
のローロ線断面図、第2図はシリンダヘッドの概略斜視
図、第3図は板状補強部材の溶解状態を示す概略図、第
4図乃至第6図は板状補強部材を溶融する装置図、第7
図はトーチの移動状態を示す概略図、第8図(イ)(ロ
)は仮付けを示tm略図、第9図は引張強度を示す性能
図、第10図、第11図は従来例を示す図で、第11図
は第10図のXI−XI線断面図である。 図中、1はシリンダヘッド、2は吸気ポート、3は排気
ポート、4はシリンダヘッド下面、8は収容部分、9は
包囲面部分、10は板状補強部材である。 特 許 出 願 人 いすず自動車株式会社代即人弁
理士 絹 谷 信 雄 第7図 第9図 第8図 i・ 第10図 第11図
Claims (11)
- (1)シリンダヘッド下面の吸・排気ポートが開口され
た包囲面部分に、該包囲面部分の剛性を高める板状補強
部材を一体的に接合したことを特徴とするシリンダヘッ
ド構造。 - (2)上記シリンダヘッドがAl、Al系合金から構成
された上記特許請求の範囲第1項記載のシリンダヘッド
構造。 - (3)上記包囲面部分が、シリンダヘッド下面を基準に
上方に窪ませられて形成され、この窪ませられて形成さ
れた包囲面部分に上記補強部材が嵌合され一体的に接合
されると共に、シリンダヘッド下面と補強部材の露出面
とが同一平面を構成するように接合された上記特許請求
の範囲第1項記載のシリンダヘッド構造。 - (4)上記補強部材がAl−Cu−Mg−Ni系合金か
ら構成された上記特許請求の範囲第1項または第3項記
載のシリンダヘッド構造。 - (5)上記補強部材がY合金から構成された上記特許請
求の範囲第1項または第3項記載のシリンダヘッド構造
。 - (6)上記補強部材がAl−Cu−Si−Mg−Ni系
合金から構成された上記特許請求の範囲第1項または第
3項に記載のシリンダヘッド構造。 - (7)上記補強部材が上記シリンダヘッドを構成する金
属材料にSiC等の無機質繊維材料を混入させて成る上
記特許請求の範囲第1項または第3項記載のシリンダヘ
ッド構造。 - (8)上記無機質繊維材料が短繊維材料から成る上記特
許請求の範囲第7項記載のシリンダヘッド構造。 - (9)上記無機質繊維材料が長繊維材料から成る上記特
許請求の範囲第7項記載のシリンダヘッド構造。 - (10)上記無機質繊維材料が短繊維材料と長繊維材料
とから構成された上記特許請求の範囲第7項記載のシリ
ンダヘッド構造。 - (11)上記補強部材が上記シリンダヘッド下面の包囲
面部分に位置された後、TIG、MIG、レーザ等によ
つて再溶融し急冷して再凝固させて上記包囲面部分に一
体に融着された上記特許請求の範囲第1項または第3項
乃至第7項または第10項いずれかに記載のシリンダヘ
ッド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29160586A JPS63147959A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | シリンダヘツド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29160586A JPS63147959A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | シリンダヘツド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147959A true JPS63147959A (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=17771110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29160586A Pending JPS63147959A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | シリンダヘツド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63147959A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007519821A (ja) * | 2003-11-15 | 2007-07-19 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関の構成部品及びその製造方法 |
JP2009138927A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-06-25 | Kyocera Mita Corp | トラクション動力伝達装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP2009543979A (ja) * | 2006-07-18 | 2009-12-10 | ルノー・エス・アー・エス | 補強部材を備える内燃機関のシリンダーヘッド |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP29160586A patent/JPS63147959A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007519821A (ja) * | 2003-11-15 | 2007-07-19 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 内燃機関の構成部品及びその製造方法 |
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JP2009138927A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-06-25 | Kyocera Mita Corp | トラクション動力伝達装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
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