JP2989777B2 - ４サイクルエンジン - Google Patents
４サイクルエンジンInfo
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- JP2989777B2 JP2989777B2 JP9050328A JP5032897A JP2989777B2 JP 2989777 B2 JP2989777 B2 JP 2989777B2 JP 9050328 A JP9050328 A JP 9050328A JP 5032897 A JP5032897 A JP 5032897A JP 2989777 B2 JP2989777 B2 JP 2989777B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン本体の外
側面（クランクシャフトの軸方向両端の外面）に防音カ
バーを備えた４サイクルエンジンに関する。
側面（クランクシャフトの軸方向両端の外面）に防音カ
バーを備えた４サイクルエンジンに関する。
【０００２】
【従来の技術】防音カバーを備えた４サイクルエンジン
は、例えば特開平８−２１８８９０号公報に記載されて
いる。この防音カバーは、エンジンの作動時に生じる振
動に伴って発生する騒音を吸収して低減させるために、
エンジン本体の外側面に、エンジン本体とほぼ同じ形状
の振動吸収用の平板状弾性部材を装着し、この上を覆う
カバー体をエンジン本体にボルト止めしたものである。
は、例えば特開平８−２１８８９０号公報に記載されて
いる。この防音カバーは、エンジンの作動時に生じる振
動に伴って発生する騒音を吸収して低減させるために、
エンジン本体の外側面に、エンジン本体とほぼ同じ形状
の振動吸収用の平板状弾性部材を装着し、この上を覆う
カバー体をエンジン本体にボルト止めしたものである。
【０００３】このように、エンジン本体の外側面に防音
カバーを装着するのは、エンジン本体を構成するシリン
ダブロック、シリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバ
ーの外側面には、冷却フィンやその他の突起物、また配
管接続等がないため、エンジン本体の軽量化や金型の簡
素化のために、他の部位より薄肉で、しかも比較的平坦
に仕上げられており、このためエンジン本体の外側面は
振動が生じ易いからである。特にオーバヘッドカムシャ
フト（ＯＨＣ）４サイクルエンジンでは、エンジン本体
のいずれかの端面に沿う部分にカムシャフトを駆動する
ためのカムチェーンがクランクシャフトとの間に掛け渡
されているので、この外側面から発生する騒音もある。
カバーを装着するのは、エンジン本体を構成するシリン
ダブロック、シリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバ
ーの外側面には、冷却フィンやその他の突起物、また配
管接続等がないため、エンジン本体の軽量化や金型の簡
素化のために、他の部位より薄肉で、しかも比較的平坦
に仕上げられており、このためエンジン本体の外側面は
振動が生じ易いからである。特にオーバヘッドカムシャ
フト（ＯＨＣ）４サイクルエンジンでは、エンジン本体
のいずれかの端面に沿う部分にカムシャフトを駆動する
ためのカムチェーンがクランクシャフトとの間に掛け渡
されているので、この外側面から発生する騒音もある。
【０００４】他方、従来の４サイクルエンジンは、２サ
イクルエンジンと同等の出力を得るには、排気量の増
大、ひいては気筒数を多くしなければならないので、エ
ンジンの重量が増大する。このため、エンジン着脱の際
に吊下げ用具が使用されるが、従来は、この吊下げ用具
が係止される係止片を、防音カバーとは別体に構成し、
エンジンの重心を考慮した適当な場所に取り付けてい
る。
イクルエンジンと同等の出力を得るには、排気量の増
大、ひいては気筒数を多くしなければならないので、エ
ンジンの重量が増大する。このため、エンジン着脱の際
に吊下げ用具が使用されるが、従来は、この吊下げ用具
が係止される係止片を、防音カバーとは別体に構成し、
エンジンの重心を考慮した適当な場所に取り付けてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
４サイクルエンジンは、防音カバーと吊下げ用の係止片
を別体に構成しているため、部品点数が増し、コストア
ップを招いている。本発明は、前記課題を解決し、防音
カバーと吊下げ用の係止片とを一体に構成し、部品点数
の削減と、コストダウンを図った４サイクルエンジンを
得ることを目的とする。
４サイクルエンジンは、防音カバーと吊下げ用の係止片
を別体に構成しているため、部品点数が増し、コストア
ップを招いている。本発明は、前記課題を解決し、防音
カバーと吊下げ用の係止片とを一体に構成し、部品点数
の削減と、コストダウンを図った４サイクルエンジンを
得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１の４サイクルエンジンは、クランクケー
ス、その上方のシリンダおよびその上方のシリンダヘッ
ドを備えたエンジン本体における一端部にカムチェーン
が配置され、前記一端部の端面に、振動吸収用の平板状
弾性部材と、この弾性部材の外側面を覆うカバー体とが
装着され、このカバー体の上端部とエンジン本体の他端
部の端面とに、エンジン吊下げ用具が係止される係止片
が形成されている。この構成によれば、前記平板状弾性
部材によってエンジンの騒音が低下するとともに、前記
カバー体と係止片との一体化によって部品点数が少なく
なるので、組み立て工数が少なくなる。
に、請求項１の４サイクルエンジンは、クランクケー
ス、その上方のシリンダおよびその上方のシリンダヘッ
ドを備えたエンジン本体における一端部にカムチェーン
が配置され、前記一端部の端面に、振動吸収用の平板状
弾性部材と、この弾性部材の外側面を覆うカバー体とが
装着され、このカバー体の上端部とエンジン本体の他端
部の端面とに、エンジン吊下げ用具が係止される係止片
が形成されている。この構成によれば、前記平板状弾性
部材によってエンジンの騒音が低下するとともに、前記
カバー体と係止片との一体化によって部品点数が少なく
なるので、組み立て工数が少なくなる。
【０００７】また、請求項２の４サイクルエンジンは、
請求項１において、さらに前記エンジン本体の他端部の
端面に、振動吸収用の平板状弾性部材と、この弾性部材
の外側面を覆うカバー体とが装着され、このカバー体の
上端部に前記係止片が形成されている。この構成によれ
ば、エンジンの騒音が一層低下する。
請求項１において、さらに前記エンジン本体の他端部の
端面に、振動吸収用の平板状弾性部材と、この弾性部材
の外側面を覆うカバー体とが装着され、このカバー体の
上端部に前記係止片が形成されている。この構成によれ
ば、エンジンの騒音が一層低下する。
【０００８】また、請求項３の４サイクルエンジンは、
請求項１または２において、前記係止片は、その先端部
同志が近接するように曲げられている。この構成によれ
ば、エンジンを吊り下げたとき、係止片に加わる曲げ応
力が小さくなる。
請求項１または２において、前記係止片は、その先端部
同志が近接するように曲げられている。この構成によれ
ば、エンジンを吊り下げたとき、係止片に加わる曲げ応
力が小さくなる。
【０００９】また、請求項４の４サイクルエンジンは、
請求項１〜３のいずれかにおいて、前記係止片の水平断
面形状が曲面状である。この構成によれば、係止片の曲
げ剛性が高くなる。
請求項１〜３のいずれかにおいて、前記係止片の水平断
面形状が曲面状である。この構成によれば、係止片の曲
げ剛性が高くなる。
【００１０】また、請求項５の４サイクルエンジンは、
請求項１〜４のいずれかにおいて、前記弾性部材の上部
が下部よりも幅広に形成されている。この構成によれ
ば、カムチェーンが走行する面域のエンジンの外端面を
振動吸収用の平板状弾性部材で覆うので、カムチェーン
によって生じる騒音が低下する。
請求項１〜４のいずれかにおいて、前記弾性部材の上部
が下部よりも幅広に形成されている。この構成によれ
ば、カムチェーンが走行する面域のエンジンの外端面を
振動吸収用の平板状弾性部材で覆うので、カムチェーン
によって生じる騒音が低下する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態である直
列４気筒オーバヘッドカムシャフト（ＯＨＣ）４サイク
ルエンジンＥの一部破断側面図、図２はこのエンジンＥ
を、図１において左側方から見た正面図である。
基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態である直
列４気筒オーバヘッドカムシャフト（ＯＨＣ）４サイク
ルエンジンＥの一部破断側面図、図２はこのエンジンＥ
を、図１において左側方から見た正面図である。
【００１２】図１において、エンジンＥは、例えば小型
滑走艇に搭載されて推進機を駆動する。１はエンジン本
体で、船体の前後方向に軸心を向けたクランクシャフト
１２を支持するクランクケース２の上にシリンダブロッ
ク３が装着され、この上にシリンダヘッド４が装着さ
れ、この上にシリンダヘッドカバー５が装着されてい
る。シリンダブロック３の各シリンダ６内にはピストン
７が往復動可能に挿入されている。８は点火プラグであ
る。
滑走艇に搭載されて推進機を駆動する。１はエンジン本
体で、船体の前後方向に軸心を向けたクランクシャフト
１２を支持するクランクケース２の上にシリンダブロッ
ク３が装着され、この上にシリンダヘッド４が装着さ
れ、この上にシリンダヘッドカバー５が装着されてい
る。シリンダブロック３の各シリンダ６内にはピストン
７が往復動可能に挿入されている。８は点火プラグであ
る。
【００１３】シリンダヘッド４に支持されたカムシャフ
ト９は、クランクシャフト１２に設けられた図示しない
スプロケットに駆動されるカムチェーン１０によりカム
スプロケット１１を介して回転駆動され、図示していな
い吸・排気弁を開閉する。１４はクランクシャフト１２
の一端（前端）に装着された発電機を覆う発電機カバー
である。クランクシャフト１２は、その他端に連結され
たカップリング部材１３を介してエンジンの回転力を図
示しない推進機に伝達する。シリンダヘッド４からシリ
ンダブロック３にかけては、シリンダヘッド４のカム室
４０内の潤滑油をクランクシャフト１２の軸受上へ落下
させる左右一対（図１の表裏方向に一対）のオイル戻し
通路４１が形成されている。
ト９は、クランクシャフト１２に設けられた図示しない
スプロケットに駆動されるカムチェーン１０によりカム
スプロケット１１を介して回転駆動され、図示していな
い吸・排気弁を開閉する。１４はクランクシャフト１２
の一端（前端）に装着された発電機を覆う発電機カバー
である。クランクシャフト１２は、その他端に連結され
たカップリング部材１３を介してエンジンの回転力を図
示しない推進機に伝達する。シリンダヘッド４からシリ
ンダブロック３にかけては、シリンダヘッド４のカム室
４０内の潤滑油をクランクシャフト１２の軸受上へ落下
させる左右一対（図１の表裏方向に一対）のオイル戻し
通路４１が形成されている。
【００１４】１５ａはエンジン本体１のカムチェーン１
０が配置されている一端部の端面に配設された第１の防
音カバーで、図２（ａ）に示すように、カムチェーン１
０の走行経路部分を覆うように、上部の方が下部よりも
幅広形状の平板状弾性部材１６ａと、その外面を覆うカ
バー体１７ａとで構成され、図１のエンジン本体１の一
端面に設けられたボス１８に取付ボルト１９によって取
り付けられて、平板状弾性部材１６ａを若干圧縮してい
る。
０が配置されている一端部の端面に配設された第１の防
音カバーで、図２（ａ）に示すように、カムチェーン１
０の走行経路部分を覆うように、上部の方が下部よりも
幅広形状の平板状弾性部材１６ａと、その外面を覆うカ
バー体１７ａとで構成され、図１のエンジン本体１の一
端面に設けられたボス１８に取付ボルト１９によって取
り付けられて、平板状弾性部材１６ａを若干圧縮してい
る。
【００１５】１５ｂはエンジン本体１の他端面に配設さ
れた第２の防音カバーで、第１の防音カバー１５ａと同
様に、前記他端面を覆う形状の平板状弾性部材１６ｂ
と、その外面を覆うカバー体１７ｂとで構成され、エン
ジン本体１の他端面に設けられたボス１８に取付ボルト
１９によって取り付けられている。
れた第２の防音カバーで、第１の防音カバー１５ａと同
様に、前記他端面を覆う形状の平板状弾性部材１６ｂ
と、その外面を覆うカバー体１７ｂとで構成され、エン
ジン本体１の他端面に設けられたボス１８に取付ボルト
１９によって取り付けられている。
【００１６】平板状弾性部材１６ａ，１６ｂは、例えば
フッ素、ゴム等のゴム性材、エチレンプロピレンゴムの
ような合成樹脂材などの耐熱性の良い弾性部材で構成さ
れており、カバー体１７ａ，１７ｂは鉄またはアルミニ
ウムのような金属で構成されている。
フッ素、ゴム等のゴム性材、エチレンプロピレンゴムの
ような合成樹脂材などの耐熱性の良い弾性部材で構成さ
れており、カバー体１７ａ，１７ｂは鉄またはアルミニ
ウムのような金属で構成されている。
【００１７】また、２０ａ，２０ｂはそれぞれカバー体
１７ａ，１７ｂの上端部に一体に設けられたエンジン吊
下げ用の係止片で、これら係止片２０ａ，２０ｂの引掛
け孔３０にチェーンブロックのような吊下げ具のフック
３１が係止される。係止片２０ａ，２０ｂは、その先端
部同志が近接するように曲げられており、さらに図２
（ｂ）は図２の（ａ）のｂ−ｂ断面で示すように、エン
ジン本体１の外側へ膨らんだ曲面状に形成されている。
また、図２（ａ）のｃ−ｃ断面を図２（ｃ）に示すよう
に、カバー体１７ａ，１７ｂの左右両側は、内側へ折曲
されて、平板状弾性部材１６ａ，１６ｂの両側部を覆っ
ている。
１７ａ，１７ｂの上端部に一体に設けられたエンジン吊
下げ用の係止片で、これら係止片２０ａ，２０ｂの引掛
け孔３０にチェーンブロックのような吊下げ具のフック
３１が係止される。係止片２０ａ，２０ｂは、その先端
部同志が近接するように曲げられており、さらに図２
（ｂ）は図２の（ａ）のｂ−ｂ断面で示すように、エン
ジン本体１の外側へ膨らんだ曲面状に形成されている。
また、図２（ａ）のｃ−ｃ断面を図２（ｃ）に示すよう
に、カバー体１７ａ，１７ｂの左右両側は、内側へ折曲
されて、平板状弾性部材１６ａ，１６ｂの両側部を覆っ
ている。
【００１８】この一実施形態によれば、図１のエンジン
本体１の両端面を覆う平板状弾性部材１６ａと１６ｂに
よってエンジンの騒音が低下する。また、係止片２０
ａ，２０ｂがカバー体１７ａ，１７ｂに一体形成されて
いるから、部品点数が少なくなるので、組み立て工数が
減少する。
本体１の両端面を覆う平板状弾性部材１６ａと１６ｂに
よってエンジンの騒音が低下する。また、係止片２０
ａ，２０ｂがカバー体１７ａ，１７ｂに一体形成されて
いるから、部品点数が少なくなるので、組み立て工数が
減少する。
【００１９】また、係止片２０ａ，２０ｂには、エンジ
ン吊下げ用具によって内側斜め上方に吊下げ力Ｆが作用
するが、前記係止片２０ａ，２０ｂはその先端部同志が
近接するように曲げられているので、エンジン吊り下げ
力Ｆによって係止片に加わる曲げ力が小さくなる。さら
に、係止片２０ａ，２０ｂの水平断面形状が曲面状に形
成されているため、曲げ剛性が高くなる。
ン吊下げ用具によって内側斜め上方に吊下げ力Ｆが作用
するが、前記係止片２０ａ，２０ｂはその先端部同志が
近接するように曲げられているので、エンジン吊り下げ
力Ｆによって係止片に加わる曲げ力が小さくなる。さら
に、係止片２０ａ，２０ｂの水平断面形状が曲面状に形
成されているため、曲げ剛性が高くなる。
【００２０】なお、前記一実施形態では、エンジンの前
後両端面を防音カバー１５ａ，１５ｂで覆ったが、カム
チェーン１０が配設されていない後端面は、平板状弾性
部材１６ｂを省略してもよい。また、係止片２０ａ，２
０ｂはその先端部同志が近接するように曲げるととも
に、その水平断面形状を曲面状に形成したが、カバー体
１７ａ，１７ｂの厚さが十分に厚く、係止片の機械的強
度が十分であれば、直立した平板状であってもよい。
後両端面を防音カバー１５ａ，１５ｂで覆ったが、カム
チェーン１０が配設されていない後端面は、平板状弾性
部材１６ｂを省略してもよい。また、係止片２０ａ，２
０ｂはその先端部同志が近接するように曲げるととも
に、その水平断面形状を曲面状に形成したが、カバー体
１７ａ，１７ｂの厚さが十分に厚く、係止片の機械的強
度が十分であれば、直立した平板状であってもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る４サイクル
エンジンによれば、クランクケース、その上方のシリン
ダおよびその上方のシリンダヘッドを備えたエンジン本
体のカムチェーンが配置された一端部の端面に、振動吸
収用の平板状弾性部材と、この弾性部材の外側面を覆う
カバー体とを装着し、このカバー体の上端部とエンジン
本体の他端部の端面とに、エンジン吊下げ用具の係止片
を形成したので、前記エンジンの一端面を覆う平板状弾
性部材によってエンジンの騒音が低下するとともに、部
品点数を少なくでき、コストダウンが実現される。
エンジンによれば、クランクケース、その上方のシリン
ダおよびその上方のシリンダヘッドを備えたエンジン本
体のカムチェーンが配置された一端部の端面に、振動吸
収用の平板状弾性部材と、この弾性部材の外側面を覆う
カバー体とを装着し、このカバー体の上端部とエンジン
本体の他端部の端面とに、エンジン吊下げ用具の係止片
を形成したので、前記エンジンの一端面を覆う平板状弾
性部材によってエンジンの騒音が低下するとともに、部
品点数を少なくでき、コストダウンが実現される。
【図１】本発明の一実施形態に係るエンジン本体の一部
破断側面図である。
破断側面図である。
【図２】（ａ）は同実施形態の正面図、（ｂ）は（ａ）
のｂ−ｂ線断面図、（ｃ）は（ａ）のｃ−ｃ線断面図で
ある。
のｂ−ｂ線断面図、（ｃ）は（ａ）のｃ−ｃ線断面図で
ある。
１…エンジン本体、２…クランクケース、３…シリンダ
ブロック、４…シリンダヘッド、５…シリンダヘッドカ
バー、６…シリンダ、７…ピストン、８…点火プラグ、
９…カムシャフト、１０…カムチェーン、１１…カムス
プロケット、１２…出力軸、１３…カップリング部材、
１４…発電機カバー、１５ａ，１５ｂ…防音カバー、１
６ａ，１６ｂ…平板状弾性部材、１７ａ，１７ｂ…カバ
ー体、１８…ボス、１９…取付ボルト、２０ａ，２０ｂ
…エンジン吊下げ用係止片、３０…引掛け孔，３１…吊
下げ用具。
ブロック、４…シリンダヘッド、５…シリンダヘッドカ
バー、６…シリンダ、７…ピストン、８…点火プラグ、
９…カムシャフト、１０…カムチェーン、１１…カムス
プロケット、１２…出力軸、１３…カップリング部材、
１４…発電機カバー、１５ａ，１５ｂ…防音カバー、１
６ａ，１６ｂ…平板状弾性部材、１７ａ，１７ｂ…カバ
ー体、１８…ボス、１９…取付ボルト、２０ａ，２０ｂ
…エンジン吊下げ用係止片、３０…引掛け孔，３１…吊
下げ用具。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F02B 77/00 F02B 77/13
Claims (5)
- 【請求項１】 クランクケース、その上方のシリンダお
よびその上方のシリンダヘッドを備えたエンジン本体に
おける一端部にカムチェーンが配置され、前記一端部の
端面に、振動吸収用の平板状弾性部材と、この弾性部材
の外側面を覆うカバー体とが装着され、このカバー体の
上端部とエンジン本体の他端部の端面とに、エンジン吊
下げ用具が係止される係止片が形成されている４サイク
ルエンジン。 - 【請求項２】 請求項１において、さらに前記エンジン
本体の他端部の端面に、振動吸収用の平板状弾性部材
と、この弾性部材の外側面を覆うカバー体とが装着さ
れ、このカバー体の上端部に前記係止片が形成されてい
る４サイクルエンジン。 - 【請求項３】 請求項１または２において、前記係止片
は、その先端部同志が近接するように曲げられている４
サイクルエンジン。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかにおいて、前記
係止片は、水平断面形状が曲面状である４サイクルエン
ジン。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれかにおいて、前記
弾性部材は、上部が下部よりも幅広に形成されている４
サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050328A JP2989777B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ４サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050328A JP2989777B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ４サイクルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10246124A JPH10246124A (ja) | 1998-09-14 |
| JP2989777B2 true JP2989777B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12855856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9050328A Expired - Fee Related JP2989777B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | ４サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2989777B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050328A patent/JP2989777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10246124A (ja) | 1998-09-14 |
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