JPS63144748A - モ−タの組立て方法 - Google Patents

モ−タの組立て方法

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JPS63144748A
JPS63144748A JP28873086A JP28873086A JPS63144748A JP S63144748 A JPS63144748 A JP S63144748A JP 28873086 A JP28873086 A JP 28873086A JP 28873086 A JP28873086 A JP 28873086A JP S63144748 A JPS63144748 A JP S63144748A
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JP
Japan
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stator
rotor
base
motor
magnetic pole
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JP28873086A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yoshida
茂 吉田
Toru Takahashi
徹 高橋
Katsuyoshi Aoki
勝好 青木
Masashi Onishi
正史 大西
Toru Wakazawa
若沢 徹
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はモータの組立て方法に関し、特に、レンズ鏡筒
内に組付けられるフォーカスレンズ駆動用モータなどに
使用するのに好適な構造のモータの組立て方法に関する
〔従来技術〕
オートフォーカス装置や自動絞り装置なとを内蔵したレ
ンズ鏡筒は通常の銀塩フィルム用カメラの他、電子カメ
ラ、ビデオカメラあるいは監視カメラなどの産業用カメ
ラでも使用されている。
一般にこの種のレンズ鏡筒では、ズーム操作によって撮
影倍率の拡大を行う一方、自動合焦時には該フォーカス
レンズを光軸方向に沿ってモータで微小移動させてピン
ト合わせを行ったり、明るさを測定して同時に絞りをモ
ータで調整することが広く行われている。
前記フォーカスレンズは、カメラ本体に固定される固定
筒に対し前後に移動可能な移動筒に保持されており、こ
の移動筒はその外周面にへりコーイドねじ等で係合した
回転リングを回動させることにより前後に駆動される。
この1種の回転リング駆動装置にモータを使用する従来
の構造例が実開昭58−77310および実開昭59−
12860.9などに開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、実開昭58−77310においては、モ
ータの外径が10mm以上もあり、レンズ鏡胴を円筒状
にするとレンズ外径が異常に大きくなってしまう。そこ
で外径が19mm以下のモータを製作しようとするとム
ービングコイル型モータの場合、巻線スペースが小さく
なって充分なトルクが得られないという問題がある。
一方、従来のムービングマグネット型のモータの場合、
外径を小さくする必要があり、有鉄芯モータにあっては
巻線を集中巻きにするため回転子に多極着磁を施さねば
ならず、したがってロータ外径が小さいことから異方性
マグネットを使用することができず、充分なトルクが得
られないという問題がある。
また、無鉄芯モータにあっては、重ね巻きが可能である
ため、2種着磁された異方性マグネットを使用でき、か
つ鉄損がないため高効率が得られる利点はあるが、コイ
ルを製造するのが困難であり、著しくコスト高になると
いう問題がある。
さらに、実開昭59−128609のように鏡筒外径全
体を大きくせずに外周の一部を突出させることか提案さ
れているが、この方法では、外観のスマートさが損なわ
れるとともに非円形形状のため旋盤加工などが不可能で
あり、また、カバーを本体と合致させることが困難であ
り、光線洩れを完全に防止することが離しいという問題
がある。
一方、レンズ鏡筒などの円筒状機器において、その中心
部を避けて周辺の環状空間内に収納でき、もって上記問
題を解決できるような小型のモータを実施する場合、従
来構造ではステータなどのモータ部品の組付けが困難に
なり、正確に位置決め固定することが難しく、組付は不
良やモータ性能低下が住じゃずいという問題があった。
〔目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決することが
でき、ラジアル方向の寸法を最小限にしうる構、造のモ
ータを容易にしかも正確に組付けることができ、量産適
用性にすぐれたモータの組立て方法を提供することであ
る。
〔目的達成のための手段〕
本発明は、永久磁石から成る回転子と、該回転子の周面
に対向する第1の磁極部を有する第1のステータと、該
第1のステータに結合されかつ前記回転子の周面に対向
する第2の磁極部を有するとともに第1の励磁コイルが
巻回された第2のステータと、前記回転子の周面に対向
する第3の磁極部を有するとともに第2の励磁コイルが
巻回された第3のステータと、該第3のステータに結合
されかつ前記回転子の周面に対向する第4の磁極部を有
する第4のステータと、前記回転子および前記ステータ
を保持するベースとを備えたモータの組立て方法におい
て、前記ベースに第1のステークを位置決め固定し、次
に前記回転子の外径より大なる外径を有する位置決め用
のダミー回転子を前記ベースに取付け、前記第2のステ
ータを前記第1のステータに載置するとともに前記ダミ
ー回転子に押し当てて位置決めした後該第2のステータ
を該第1のステータに固定し、次に前記第3のステータ
を前記ベース上にスペーサを介して載置するとともに前
記ダミー回転子に押し当てて位置決めし、該第3のステ
ータを該スペーサを介して該ベースに固定し、次に、前
記ダミー回転子を取外し、前記回転子を前記ベースに軸
支するとともに該回転子を該ベースに対して直立させ、
次に前記第4のステータに設けた軸受を前記回転子の回
転軸に嵌合させるとともに、前記ベースに固定された第
3のステータおよび前記スペーサを介して該第4のステ
ータを位置決め固定する組付は手順から成るモーフ組立
て方法により、上記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明方法を具体的に説明する。
第1図は本発明方法を実施するのに好適なモータの平面
図であり、第2図は第1図中の線■−■から見た正面図
である。
第1図および第2図において、モータは、ベース1に軸
支された回転子(円筒マグネット)17と、該マグネッ
トの外周に配置された複数対(図示の例では2対)の磁
極部2A、4A、11A、18Aを有する複数対の磁性
材から成るステータ2.4および11.18と、各ステ
ータ対に巻回された複数く図示の例では2(!1iI)
の励磁コイル3.12とで構成されてい為。
前記複数対(図示の例では2対)のステーク2.4およ
び11.18は、前記ベース1に固定されるとともに第
1の磁極部2Aを有する第1のステーク2と、該第1の
ステータにねじ9で結合されるとともに第1の励磁コイ
ル3が巻回されかつ前記第1の磁極部2Aに対し円筒マ
グネット17を挟んで略180度位相に配置された第2
の磁極部4Aを有する第2のステータ4と、前記ベース
1上にスペーサ13を介してねじ21により固定される
とともに第2の励磁コイル12が巻回されかつ第3の磁
極部11Aを有する第3のステータ11と、該第3のス
テータ11に結合され(図示の例では前記ねじ21で共
線めされている)かつ前記第3の磁極部11Aに対し円
筒マグネット17を挟んで略180度位相に配置された
第4の磁極部18Aを有する第4のステータ18とで構
成されている。
前記ベース1は、例えばステンレス鋼板などで作ること
ができ、カメラのレンズ鏡筒など内孔に光学レンズ系な
どの部品を装着した円筒状機器内の環状空間に設置する
のに適した円弧形状をなしている。
前記複数対のステータ2.4.11.18および複数の
励磁コイル3.12は図示のように円弧状のベース1に
沿って配置され該ベース上に保持されている。
前記円筒マグネット17はマグネットロータを構成し回
転子としてベース1上に回転自在に軸支されており、該
円筒マグネットの周面は2極(N、S極)に着磁された
永久磁石で構成されている。
以上の概略構成から明らかなごとく、第1図および第2
図のモータは4極のステンプモータに相応する構造にな
っている。
第3図の(A)、(B)、(C)、(D)は第1図のモ
ータの組立て順序すなわち本発明によるモータの組立て
方法を示す平面図であり、第4図は第1図中の線IV−
IVに沿った回転子部分の縦断面図である。
次に、第3図および第4図を参照して第1図のモータの
組立て手順および詳細構造を説明する。
前記第1のステータ2は、第3図の(A)および第4図
に示すごとく、ベース1に突出固定された磁性材料から
成る軸受5の突出部外径に嵌合させるとともに、ベース
1上に設けたボスIAにも嵌合させて位置決めした後、
2本のねじ6.6で固定される。
次に、第3図の(B)に示すごとく、まず、前記回転子
17の外径より大なる外径すなわちニアギャップ分だけ
大なる外径を有する位置決め用のダミー回転子10を前
記ベース1に取付ける。
次いで、同じく第3図の(B)に示すごとく、第1の励
磁コイル3を巻装した前記第2のステータ4を前記第1
のステータ2上に載置するとともに該第2のステータの
磁極部(第2の磁極部)4Aを前記ダミー回転子10の
周面に押し当てて位置決めし、そのまま、該第2のステ
ーク4を前記第1のステータ2に固定する。
前述の第2のステーク4の載置に際しては、その一端を
第1のステータ2の後端に形成した平坦部2BにM置す
るとともに、その先端近傍を該第1のステータ2に形成
した位置決め孔2C12Cに挿入されたガイド用のスペ
ーサ7に載置される。
また、この第2のステータ4の位置決め固定に際しては
、最初に該第2のステータの後端部の凹部を通りかつ押
さえ板8を介して第1のステータ2の平坦部2Bに形成
したねじ孔2Dにねじ9をねじ込んで締結固定される。
こうして、第1のステータ2および第2のステータ4が
ベース1上に固定された。
次に、第3の(C)に示すごとく、第2の励磁コイル1
2が巻装された第3のステータ11を前記ベース1上に
スペーサ13およびスペーサ14を介し−で載置すると
ともに該第3のステータの磁極部(第3の磁極部)11
Aを前記ダミー回転子10の周面に押し当てて位置決め
し、該第3のステータ11を前記スペーサ13を介して
前記ベース1に位置決め固定する。第3のステータ11
の磁極部11A近傍をガイドする前記スペーサ14は予
めベース1に位置決め固定される。
前記第3のステータ11の後端部は、前記スペーサ13
の溝部13Cに落し込んだ後、該ステータの半円形断面
の取付は孔11Bおよび該スペーサの半円形断面の取付
は孔13Bにねじ21を挿通し、該ねじ21をベースl
のねし孔IBにねじ込むことにより締結固定さる。この
場合ベース1に対してスペーサ13を、該スペーサ13
に対して第3のステータ11をそれぞれ接着して固定す
ることが好ましい。
次に、前記ダミー回転子10を取外し、第3図の(D)
に示すごとく前記回転子(円筒マグネット)17をベー
ス1の所定位置(軸受5)で軸支する。
そこで、該回転子17を不図示の治具でベース1に対し
て直立姿勢に保持する。
次に、第1図、第2図および第4図に示すごとく、第4
の磁極部18Aを有する第4のステータ18が位置決め
固定される。すなわち、第4のスモータ18の磁極部1
8A近傍には孔18Bが形成され、該孔18Bには第2
の軸受(ラジアル軸受)19が嵌合固定され、さらに、
その外側には円筒マグネット17の回転軸16の先端を
支持するスラスト軸受20が嵌合固定されており、まず
、第4のステータ18の前記第2の軸受19を軸16に
嵌合することにより、該軸16のラジアル方向が軸支さ
れ、同時に前記スラスト軸受20により軸16のスラス
ト方向が支持される。
これとともに、ベース1の前記ねし孔IBに対し、第4
のステータ18の後端部の取付は孔並びに第3のステー
タ11の半円形断面の取付は孔IIBおよびスペーサ1
3の半円形断面の取付は孔13Bおよび賞通孔に挿通し
たねじ21を締め込むことにより、第4のステータ18
が前記第3のステータ11とともにベース1に対して位
置決め固定される。
第4図において、回転子17の回転軸16のベースlを
貫通して突出する先端部にはねし25Aによりモータ歯
車25が固定されている。
第2図において、モータ駆動により回転子17に生じる
回転力は、前記モータ歯車25から、ギヤトレーンを構
成する歯車2G、27.28.29.30に順次伝達さ
れ、その間に減速されていき、最後に、軸31を介して
出力ギヤ32に伝達される。
このギヤトレーンの出力端である出力ギヤ32は、カメ
ラのレンズ鏡筒などの円筒型機器内のリングギヤに連結
されている。
前記第1のベースlの背面側すなわち前記回転子17お
よび各ステータ2.4.11.18から成るモータが装
着される面の反対側には支柱34.34が植設され、こ
れらの支柱を介し該第1のベース1に沿った略円弧状の
第2のベース33が固定されている。
然して、前記歯車26.27.28.29.30から成
るギヤトレーンは、第1のベースlと第2のベース33
の間の空間に沿って配置されており、両ベース1.33
で支持されたそれぞれの軸に回転自在に軸支されている
また、前記出力ギヤ32を軸支する軸35も第1のベー
スlおよび第2のベース33によって支持されている。
こうして、カメラのレンズ鏡筒など円筒型機器の中心を
避けた周辺の環状空間に収納するのに好適な小型軽量の
モータユニットが構造されている。
なお、図示の例では第1のベース1および第2のベース
33とも板材で形成されているが、これらのベースの両
方あるいは一方をモータユニットが組込まれるレンズ鏡
筒などの円筒型機器の枠体と一体またはこれに固定され
た部材で形成することもできる。
以上のモータをレンズ鏡筒内でオートフォーカスレンズ
の駆動に使用する場合は、前記出力ギヤ32は不図示の
回転リングのリングギヤに連結され、該、出力ギヤ32
によって回転リングが定位置で回転駆動される。この回
転リングはフォーカスレンズを支持した移動筒に対して
ヘリコイドねしまたはカムを介して係合されており、該
回転リングを回転させることによりフォーカスレンズが
前後に移動してピント合せが行なわれる。
前述のモーフ構造にあっては、第1の磁極部2Aおよび
第2の磁極部4Aは第1の励磁コイル3で励磁され、第
3の磁極部および第4の磁極部は第2の励磁コイル12
で励磁される。
この場合、各励磁コイル3.12に流す電流の方向によ
って、各対をなす磁極部の極性が決まり、電流を反転さ
せると極性も反転する。
したがって、図示のモータは4極のステップモータであ
り、固定子側の磁極部2A、4A、11A、18Aは略
90度間隔に配置されている。
ベース1には、第5図に示すごとく、第1および第2の
励磁コイル3および12に流す駆動電流のタイミングを
とるためのホール素子40.41が取付けられている。
一方のホール素子40が第2の磁極部4Aと同相に、も
う1つのホール素子41が第3の磁極部11Aと同相に
なるよう、これらのホール素子40.41は回転子17
に関し90度位相で配置されている。
次に第4図および第5図を参照して、円筒マグネット1
7の外周における各磁極部2A、4A、11A、18A
とホール素子40.41の配置を説明する。
前記磁極部2人と4Aは共通の閉磁路内に設けられ、前
記磁極部11A、18Aは他の共通の閉磁路内に設けら
れ、それぞれ対をなしている。
然して、第1図のモータでは、第4図および第5図に示
すごとく、前記2対の磁極部2A、4AおよびIIA、
18Aのうち、隣り合う2個の磁極部4A、IIAの軸
方向長さが他の磁極部2A、18Aの軸方向長さより短
くされ、これら短い方の磁極部4A、11Aに対応する
位相角領域に形成される空間を利用して前記一対のホー
ル素子40.41が配置されている。
図示の例では、長い磁極部2A、18Aは、第4図中の
磁極部18Aで示すごとく、円筒マグネット17の軸心
方向に折り曲げた立上がり部または立下がり部で形成さ
れ、短い磁極部4A、11Aは、第4図中の磁極部ll
Aで示すごとく、折り曲げ部を有しない各ステータ4.
11の先端部で形成されている。
前記各ホール素子40.41の取付は構造を第5図に示
す。
第5図において、第1のベースlには、前記短い磁極部
4A、IIAと該第1のベースとの間に形成される空間
を利用してブラタ7)125.126が取付けられ、各
ブラケット125.126に前記ホール素子40.41
がハンダ等で固着された回路基板127.128が固着
されている。
なお、図示の例では上記ブラケット125.126は一
体に成形され、ねじまたはカシメ129で第1のベース
に固定されている。
第6図は本発明方法で組立てたモータをカメラのレンズ
鏡筒内に組込んだ使用例を示す。
第6図において円筒型の固定筒101の内部には第1の
移動環102の内径に第2の移動環103を一体的に固
定した2重筒構造の移動筒が軸心方向に移動可能に装着
されている。
前記固定筒101は右端面外周部104に設けたバヨネ
ットマウントを介してカメラ本体に取付けられる。
前記第1の移動環102の後端内径部には合焦用のレン
ズL1、L2、L3が保持され、前記第2の移動環10
3には合焦用のレンズL4、L5、L6が保持されてい
る。
前記固定筒101にはボールベアリング105を介して
軸方向には移動せず定位置で自由に回転する回転リング
106が保持されている。この回転リング106の内径
は前記第1の移動環(移動筒)102の外径に対しヘリ
コイドねじを介して係合されており、また、該第1の移
動環102の外面に形成された軸心方向直線溝107に
は固定筒101に固定されたキ一部材108が係合して
いる。
このため、前記回転リング106が回転すると、ヘリコ
イドねじのリードにより第1の移動環102は軸心方向
に進退移動し、第2の移動環103も一体的に軸心方向
に移動し、各レンズL1、L2、L3およびL4、L5
、L6が軸心方向に移動する。
したがって、回転リング106の回転位置および回転量
によって前記レンズL1〜L6のピン■−合せ(合焦)
を行なうことができる。
然して、前記固定筒101と移動筒(第1の移動環10
2)の間に形成された円環状の空間109内に本発明方
法で組立てたモータユニット110が取付けられている
すなわち、第1図および第2図のモータユニット110
はその第1のベース1を固定筒101に固定するととも
に、該モータユニットの出力ギヤ32を前記回転リング
106の外径に設けられたリングギヤ111に噛合せた
状態で位置決めして取付けられている。
なお、第6図中には、モータユニット110のその他の
部分、すなわち第1のステータ2、回転軸16、回転子
(円筒マグネ7))17、第4のステータ18、モータ
歯車25、第2のベース33が図示されている。
また、第6図において、移動筒には絞りユニソト112
および該絞りユニットを駆動するモータ113が取付け
られている。
前記オートフォーカス用のモータ(モータユニットを1
10で示す)および自動絞り用のモータ113は、前記
バヨネット104をカメラ本体に接続することにより、
該カメラ本体内の制御回路と電気的に接続され、それら
の動作が制御される。
以上説明した実施例によれば、回転子17の外径よりニ
アギャップ分大きな外径を有するステータ位置決め用の
ダミー回転子10を取付け、ステータ4.11を該ダミ
ー回転子の周面で位置決めしながら固定し、しかる後ダ
ミー回転子10を正規の回転子17に取替える組立て手
順を採ったので、ラジアル方向寸法が小さなモータを容
易かつ正確に組立てることができ、量産適用性にすぐれ
たモータの組立て方法が得られた。
また、ベース上に保持される円筒マグネソI−および複
数対のステータ並びに各ステーク対に巻回された励磁コ
イルでモータを構成したので、容易に円弧状に配置する
ことができ、円弧状のラジアル方向の寸法を永久磁石か
ら成るロータ径に磁極部の板厚骨を加えた程度の小さな
寸法に容易に収めることができ、カメラのレンズ鏡筒内
の環状空間など円筒状機器の環状空間に収納配置するの
にきわめて好適な小型モータを容易かつ正確に組立てる
ことができた。
従って、レンズ鏡筒など円筒状機器に内蔵する場合、円
筒外周に突起を生じることがなくまた外径寸法も小さく
できるので、外観にすぐれ、しかも小型軽量化に有利な
モータを量産化するのにきわめて有利なモータの組立て
方法が得られた。
また、外周の突起や出張りがないので、円筒状機器の外
周を旋盤加工で仕上げることができ、製造コストを低減
することができる。
さらに、円筒マグネット17として2極着磁のロータを
使用することができるので、小径の回転子であっても強
力な異方性永久磁石を使用することができ、強力なトル
クを得ることが可能になった。
さらにまた、レンズ鏡筒などに内蔵する場合、小型で完
全円形の鏡胴を使用できるので、光線洩れ対策やシール
性などはこれまでの円筒形状のレンズ鏡胴と同じ水準に
維持することができる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、回転
子の外径よりニアギャップ分大きな外径を有するステー
タ位置決め用のダミー回転子を取付け、ステータを該ダ
ミー回転子の周面に押し当てて位置決めするとともにベ
ースに固定し、次いで前記ダミー回転子を取外して正規
の回転子をベースに軸支する組立て手順を採ったので、
ラジアル方向の寸法を最小にしうる構造のモータを容易
かつ正確に組立てることができ、量産適用性にすくれた
モータの組立て方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するのに好適なモータの平面
図、第2図は第1図中の線■−■から見た正面図、第3
図の(A)、(B)、(C)、(D)は第1図のモータ
を本発明方法で組立てる順序を示す平面図、第4図は回
転子の軸受構造の縦断面図、第5図はホール素子の配置
を示す平面図、第6図は第1図のモータを内蔵したカメ
ラの鏡筒の縦断面図である。 1−−−−−−−−−−ベース、2.4.11:  1
5−−−−−−−−−ステータ、2 A、  4 A、
  11 A、  18 A−−−−−−−−磁極部(
ステータ) 、3 、 12−−−−−−−−−−−一
励磁コイル、i o−−−−−−−−−−−−ダミー回
転子、17−・−−−−−−−−−−−一回転子。 代理人  弁理士  大 音 康 毅 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)永久磁石から成る回転子と、該回転子の周面に対
    向する第1の磁極部を有する第1のステータと、該第1
    のステータに結合されかつ前記回転子の周面に対向する
    第2の磁極部を有するとともに第1の励磁コイルが巻回
    された第2のステータと、前記回転子の周面に対向する
    第3の磁極部を有するとともに第2の励磁コイルが巻回
    された第3のステータと、該第3のステータに結合され
    かつ前記回転子の周面に対向する第4の磁極部を有する
    第4のステータと、前記回転子および前記各ステータを
    保持するベースとを備えたモータの組立て方法において
    、前記ベースに第1のステータを位置決め固定し、次に
    前記回転子の外径より大きな外径を有する位置決め用の
    ダミー回転子を前記ベースに取付け、前記第2のステー
    タを前記第1のステータに載置するとともに前記ダミー
    回転子に押し当てて位置決めした後該第2のステータを
    該第1のステータに固定し、次に前記第3のステータを
    前記ベース上にスペーサを介して載置するとともに前記
    ダミー回転子に押し当てて位置決めし、該第3のステー
    タを該スペーサを介して該ベースに固定し、次に前記ダ
    ミー回転子を取外し、前記回転子を前記ベースに軸支す
    るとともに該回転子を該ベースに対して直立させ、次に
    、前記第4のステータに設けた軸受を前記回転子の回転
    軸に嵌合させるとともに、前記ベースに固定された第3
    のステータおよび前記スペーサを介して該第4のステー
    タを位置決め固定したことを特徴とするモータの組立て
    方法。
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