JPS63142040A - 被覆用組成物ならびにそれを塗装してなる耐擦傷性、耐久性に優れた樹脂成形品 - Google Patents

被覆用組成物ならびにそれを塗装してなる耐擦傷性、耐久性に優れた樹脂成形品

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JPS63142040A
JPS63142040A JP61287848A JP28784886A JPS63142040A JP S63142040 A JPS63142040 A JP S63142040A JP 61287848 A JP61287848 A JP 61287848A JP 28784886 A JP28784886 A JP 28784886A JP S63142040 A JPS63142040 A JP S63142040A
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meth
acrylate
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resin molded
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Application number
JP61287848A
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English (en)
Inventor
Sadao Yoshida
貞夫 吉田
Toshiro Sugimura
杉村 俊郎
Hideaki Nagano
英明 長野
Teruaki Fujiwara
藤原 晃明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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    • C09D4/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16

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  • Paints Or Removers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、活性エネルギー線の照射により容易に硬化し
て高度の耐i!2傷性を有しかつ耐熱性、耐沸水t!を
簀の耐久性、耐候性および各種の基材との密着性にも優
れた架橋液nQを形成し1qる被覆用組成物ならびにこ
れを塗装してなる耐擦傷性、耐久1; 性吟浸れた樹脂成形品にIIlする。
(従来の技術) 一般に樹脂成形品は、軽ωで耐衝撃性に優れ、また支筒
で成形加工が容易であるなど種々の利点を有して広汎な
分野で使われているが、金属、ガラスに比べ表面硬度が
小さいため、保管、輸送、使用にさいして他の物品との
接触笠により表面に1セがつぎやすい欠点がある。特に
透明性や美観が要求される製品においては樹脂成形品の
表面に発生した傷がその価値を8しクイ1(下ざU、ひ
いて(よ使用に耐えなくなるため表面の1tiJ I?
Y lt3 f’lを改良することが強く要求されてい
る。この様な欠点を改良するため従来J、り種々の模式
1が行<1われでいる。
例えば、メラミン樹脂等の有機系ヤ)オリガノボリシロ
ニIサン系等のM機系の被覆材を塗71i して熱硬化
させる方法があるが、いずれし作業性に問題を右し、し
かもイ」別系の被覆材は耐擦1!Σ性が不十分であり、
無機系の被覆材は密4性が悪くブライマ−処理を要づな
どの欠点を有していた。これに対し、多官能性(メタ)
アクリレート系中ω体を樹脂成形品の表面に塗布し、活
性エネルギー線を照射して硬化被膜を形成させる方法は
生産性に優れ、性能的にも耐擦傷性、密着性に優れるた
め従来から数多くの研究がなされ、一部実用化されるに
至っている。この様な被覆材に用いられる多官能性(メ
タ)アクリレ−1−系中■体としては、硬化性や17ら
れる被膜の耐擦10性の面で3官能以上の(メタ)アク
リレート系!tiffi体を用いるのが好ましいが、被
覆材が3官能以上の(メタ)アクリレート系中間体たけ
て・構成された場合は得られる被膜の可撓性が低くしか
も耐熱性や耐沸水性等の耐久性にも欠けるという問題が
あった。従って一般には1官能及び/又は2官能の(メ
タ)アクリレート系単品体を3官能以上の(メタ)アク
リレート系単品体に併用して用いられているが、この方
法で番よ硬化性、耐擦傷性、耐久性が共に高いレベルで
優れた被覆材を得ることは極めて困難で、いまだ満足す
べきものは1!7られていないのが現状である。
(発明が解決しJ:うとする問題点) 本発明占ら1.1鋭、01σ]究を重ねた結果、特定の
甲FLt体を特定の割合で配合してなる被覆用組成物が
粘性エネルギー線で容易に硬化して耐擦10性、耐熱t
ri、耐沸水性、各種基祠との密着性に優れた被膜を形
成し、しかも耐久性にも優れているのでこの様な特性を
長1す1に1つて保J4シうる711を児い出した。更
に該被覆用組成物を用いることにより、耐v <b性と
耐久性が」ξに優れた樹脂成形品が1!1られる事を見
い出し、本発明を完成するに至った。
(問題点を解決Jるための手段および作用)即ら、本発
明は、分子中に(メタ)アクリロイルオー1シ基を3個
以上有する多1i!li(メタ)アクリレート(イ) 
(以下、多価(メタ)アクリレート(イ)という。)7
0〜95重ω%、上記一般式(式中、R1は置換基を有
してもよい一価の脂環式炭化水素塁を示ず。)で表わさ
れるマレイミド化合物(ロ)及び/又は下記一般式(I
I)(式中、R2は水素又はメチル基、R3は置換基を
右してらよい一画の脂環式炭化水素以を示す。)で表わ
されるシクロアルギル(メタ)アクリレート系単聞体(
ハ)5〜30重量%、並びに該多価(メタ)アクリレー
ト(イ)、該マレイミド化合物(【1)及び該シクロア
ルギル(メタ)7クリレ一ト系甲Jfi体(ハ)を除く
実質的に非揮発性の重合性Ii吊休体二) (以下、重
合性単砧体(ニ)という。)0〜25重量%(但し、(
イ)+(ロ)ト(ハ)+(ニ)は100重量%である。
)とから成る単品体成分(A)100ff1品部、該単
ω体成分(A>を溶解しつる有機溶剤(13)10〜9
00f口品部および光重合開始剤(C)0〜10重h1
重上1なり、粘性エネルギー線照射により硬化して耐r
!Affj性、耐久性に浸れた被膜を形成しうる被覆用
組成物並びにそれを樹脂成形物に塗装してなる耐擦傷性
、耐久性に鴻れた樹脂成形品に関りるムのである。
本発明において使用される多価(メタ)アクリレート(
イ)は活性エネルギー線により良好な硬化性を右してJ
3す、その硬化被膜は耐17X 112 flに優れた
ものである。使用できる多価(メタ)アクリレ−h (
イ)としては、例えばトリメブロールコニクントす(メ
タ)アクリレート、トリメチロール7[1パン1−リ(
メタ)アクリレート、トリス2−(メタ)アクリロイ[
]]1−シTチルイソシアメレートグリしリント・す(
メタ)アクリレート、ベンクJリスリi−−ルI−’J
(メタ)アクリレ−]へ、]ペンタ]−リスリトールテ
トラメタ)アクリレ−!・、ジペンタエリスリトールペ
ンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリ1−−ル
へ4ニサ(メタ)アクリレートなどのポリオールポリ(
メタ)アクリレート類;α、ω−ジ(メタ)アクリル−
(1゜3)−くビス−1−リメチロールプロパン)−2
−テ1〜ラヒド目フタレート、α、ω−ジ(メタ)アク
リル−(1,3)−(ビスートリメチロールブ臼パン)
−2−アジベー1〜などのポリエステルポリ(メタ)ア
クリレ−1〜類;ベンタエリスリトールトす(メタ)ア
クリレートなどのポリオールポリ(メタ)アクリレート
とジイソシアネート化合物との反応生成物などを挙げる
ことができるが、喝れた硬化性と高度の耐擦傷性とが1
9られる点でペンタエリスリ1−一ルテトラ(メタ)ア
クリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)ア
クリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)ア
クリレート、ポリオールポリ(メタ)アクリレートとジ
イソシアネート化合物との反応生成物等の4官能以上の
(メタ)アクリレート系単品体を用いるのがりfましく
、更に適度の可撓性をも有する点でベンクーrリスリ1
−−ルトリ(メタ)アクリレートとジイソシアネート化
合物との反応生成物とジペンタ工リスリトールヘニ1す
(メタ)アクリレートの20〜80車M%:80〜20
重I11%混合物を用いるのが最す好ましい。多価(メ
タ)アクリレ−jへ(イ)(,1、単量体成分(A>7
00千品%中70〜95手ω%の範囲で使用される。使
用(−が70重量%未満のときは十分な間隙114性が
111られない。また、95重量%を越えるときはn4
久性がネト分どなる。
本発明にJjいて使用されろ一般式(I)で表わされる
マレイミド化合物([1)及び/又は一般式(U)で表
わされるシクロアル1習1ル(メタ)アクリレ−1−系
甲串(A(ハ)は前記多111Ii (メタ)アクリレ
ート(イ)と01用して用いた場合に硬化M45耐隙傷
性を損うことなく可撓性、耐熱性、l1i4沸水性を向
上させるものである。
使用できるマレイミド化合物(ロ)としては、例えばシ
クロペンデルマレイミド、シフ[1へ↑シル7レイミド
、メチレン−ジ−4,1−シク0へキリンジイルビスマ
レイミドなどを挙げろことができる。
また、使用できるシクロアルキル(メタ)アクリレ−1
−系中吊体(ハ)としてはシクロペンチル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、1−
メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、/1−t
−ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ−1−13,
3,5−トリメチルシクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)7クリレートなどを挙げるこ
とができる。
これらマレイミド化合物(ロ)及びシクロアル4−ル(
メタ)アクリレ−I・糸車吊体(ハ)1ま、単独で使用
することらでき、2種以上混合して使用してbよい。一
般式(I ) ′c表わされるマレイミド化合物(1]
)及び/又は一般式(II)で表わされるシクロアル1
習しくメタ)アクリレート糸車吊体(ハ)は単量体成分
(A)100千品%中、5〜30重品%の範囲て・使用
される。この使用量が5重量%未満の場合は被覆用組成
物の可撓flと耐熱性が低下し、 30ff2a!%を
越えるとに4際間性が不十分となる。
本発明にお1ノる単量体成分(Δ)は特定の多価(メタ
)アクリレート(イ)mびにマレイミド化合物(11)
及び/又はシクロヘキシル(メタ)アクリレ−1−系中
hj体(ハ)をイれぞれ前記の伯で含んでなるもので、
これらの各成分がnいに必要率IjI分となって硬化性
がよく、しかし耐1寮傷性と耐久性が共に八しく優れた
硬化被膜を与える被覆用組成物が得られるのである。。
本発明にJjいて単量体成分(Δ)は、必要により本発
明の目的を逸脱しない範囲て・実質的にJl’ Fli
発性の手合牲単h1休(ニ)を01用して用いてbよい
。ここで、「実゛d的に非揮発性」とは被覆用組成物を
塗布した後に有機溶剤(B)を揮発ざUる際、肢1摸形
成成分どして残留りる・1■を息味づる。
使用で・さる小合性中吊体(ニ)どしては、例えばN−
ビニルビ日すドン、ビニルごリジン、ジごニルベンピン
等のビニル化合物;ジアリルフタレ−1・、トリメf−
]]−ルブ1]パンジアリルニーデル′;9のアリル化
合物;n−ブブルマレイミド、スアアリルマレイミド、
N−フェニルマレイミド等のマレイミド化合物;メトキ
シエチル(メタ)アクリレート、エトキシン1チレング
リコール(メタンアクリレート、フェノキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、1.4ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
ジエヂレングリ」−ルジ(メタ)アクリレート、トリプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の(メタ
)アクリレートなどを挙げることがCき、これらの1H
A又は2種以上の混合物を使用できる。重合性単吊体(
ニ)の使用品は11 fa体成分(A)100市に%中
、0〜25市!f1%、好ましくはO〜2 (lff1
%の範囲である。使用ωが25重早%を越える場合は、
耐擦傷性と耐久性とが共に優れた被覆用組成物が1qら
れない。
本発明にJ3いて使用される単R1体成分(A)を溶解
し1!lる有機溶剤(B)(以下、有機溶剤(8ンとい
う。)としては、例えばエタノール、イソプロパツール
、ノルマルブタノール、イソブタノールなどのアルコー
ル類:ベンゼン、]・ルエン、−1シレンなどのIJ 
i′i族炭化炭化水素類酸」−チル、酢酸エチル、酢酸
アミル、乳酸エチルなどのエステル類;アヒトン、メチ
ルエチルケ1〜ン、メブルイソゾプルケ1〜ン、ジアセ
トンアルコ1−ルなどのケトン類;メヂルヒロソルブ、
エチルt?[1ソルブ、エチルし[1ソルブなどのエー
テル類などを挙げろことができ、これらの1)ト又は2
秤以」]の混合物を使用′Cさ゛ろ。J:だ、これら有
機溶剤(13)と回じような効果を右づるbのであれば
、例えばメヂルアクリレ−1〜、エチルアクリレ−j・
、メ1ルメウクリレ−1・、スチレン、耐酸ビニルなど
の小合性甲…体bO機溶剤([3)の1種としく使用し
でし良い。有機溶剤(B)は、被覆用組成物の4丁作朶
性と硬化被膜のり材に対ヂる密4性とを史に向上さける
為のbので、前述の単(n体成分(Δ)100重M部に
対し10〜900小LPi部、ofましくは40・〜3
00手hl&Iの範1711で使用する。6機溶剤([
3)の使用品が10市川部未満の1月合は一21作z牲
の面で被覆用組成物を最適な粘瓜に調整するのが困難と
なり、逆に900Φら1部を越える多聞の場合は被膜厚
のコントロールが困難となり又得られる被膜の平滑性も
低下するので好ましくない。また、有様溶剤([3)の
使用にあたっては、塗布方法等に応じてその種類ヤ)出
を適宜選択すればよいが、一方基材として用いる樹脂の
秒類によっては失透やクラックが発生する場合があるの
でぞの選択には注意を要する。
本発明にJ5い−(被覆用組成物を樹脂成形物表面に塗
布し、硬化被膜を形成せしめるために番よ紫外線、電子
線、放射線などの活性エネルギー線を照射する必要があ
る。その中でも紫外線を照射する方法は装置が171便
である69の理由hl Iら最ム実用的な方法である。
紫外線を照射して硬化さUるためには、紫外線の照射に
にってΦ合反応を開始しうる光重合開始剤(C)を加え
る必要がある。本発明において使用される光重合開始剤
(C)としては、例えばベンゾイン丁チルエーテル、ベ
ンゾインイソブチルニーデルなどのベンゾインニーデル
類;ジメトキシフIニルアヒトフ−[ノン、ヒドロ1ジ
シクロへ4シルフエニルクトンなどのペンジルグタール
類;シェド:1ジアセトフェノンなどのアセトフェノン
類;ベンシフ■ノン、ベンジル、2−クロロチ第1:す
゛ントンなとのケトン類などを挙げることができ、これ
らの1種又は2種以十の混合物を使用Mる事ができる。
これら光重合間々11剤(0)の使用141は単fi1
体成分(A)100車ω部に対してOへ・10重ft1
4部、りfましくは0.1〜6 ifX吊部である。
光Φ合間始剤(C)の使用b]が10重品部を越える多
聞の場合は被1漠の耐m1カ性や耐候性が低下するので
好ましくない。
本発明のM音用組成物はjli Ji1体成分(A)、
イ」機溶剤(B ) J5 J:び光重合開始剤(C)
をイれぞれ前VLの出で配合してなるものひあるが、史
に8斐に応じて公知の紫外線吸収剤、酸化防Jl剤、i
il哨剤、レベリング剤、消泡剤、有機又は71tt 
811の充填剤、49 C2剤、帯宙防1剤などの添加
剤を添加し−(使用することがCさる。
本発明の耐擦(12t’l 、耐久f1に侵れた樹脂成
形品は、前記被覆用組成物を各種の樹脂成形物の人面に
塗布し、活性エネルギー線で硬化せしめてなるものであ
る。適用できる樹脂成形物としては、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂を問わず各種樹脂の成形物、例えばポリメチ
ルメタクリレート樹脂、ボリスヂレン樹脂、アクリロニ
トリルースブレン樹脂、△138樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリアリルジグリコールカーボネート樹脂、硬
質塩化ビニル樹脂、酢酸ヒル[1−ス樹脂、酢酸N酸セ
ルロース樹脂、ナイロン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポ
リエステル樹脂などから製造されるシーi・状成形物、
フィルム状成形物、ロンド状成形物や前記樹脂と有機b
t、、<は無機の材料との複合成形物などを挙げる事が
できる。これら成形物の中でもポリメチルメタクリレー
ト樹脂、ポリカーボネート樹脂などの樹脂成形物は、そ
の光学的性質、耐衝撃性、耐熱性、耐候性などの特性を
活かして従来からガラスが用いられて来た用途への代8
需要が多く、かつ耐擦傷性改良への要求も強いので特に
好ましいものである。これら各種樹脂成形物は、そのま
まで前記被覆用組成物を塗布して6良いが、必要があれ
ば、二11コナ放電、グロー放雷、AシンM化、加水分
解イ;とのni’r処理や接着層のコーティング、印刷
などの処理をした樹脂成形物も使用でさる1゜ また樹脂成形物への被覆用組成物の塗布方法としてG、
L刷毛塗り、浸漬塗り、ロールitす、スプレー塗装、
流し塗りなどの通常に行なわれる方法を適宜採用′cc
!る。
塗布聞としては、硬化塗膜の膜厚が1〜20μ、好まし
くは2〜10μの範囲に調整りる8貿がある。1μより
a9い場合にはfd4擦傷性に劣り、逆に20μを越え
る場合には内部歪が大きくなつ′C11l撓性に劣った
硬化被膜となり、結采としく樹脂成形品の耐久性の低下
をさ゛たツので好ましくむい。
(発明の効果) 本発明の?!!!覆用組成用組成物性エネルギー線の照
射によって容易に硬化して耐擦(動性、1Ir4熱性、
耐沸水性、耐溶剤性、耐候性および各種のL!4Δとの
密着性に優れた架橋被膜を形成する。従って該被覆用組
成物を各七F樹脂成形物に塗装してなる本発明の樹脂成
形品は耐擦1セ性と耐久性とに優れており、しかもこれ
ら表面特性を長期に亘って保持しつるために、メディカ
ル、エレクトロニクス分野のグレージング(窓)、壁材
、床材、ケース類、クリーンルームなどの設協機器、精
密機器カバー、照明カバー、銘板、ディスプレイ用透明
板、乾燥器、Vトリーボックス等の用途に好適に使用で
きるらのである。
(実施例) 以下、実施例により本発明の実施態様を耳組に説明1−
るが、本発明が以下の実施例によって制限されるもので
はない。尚、実施例中の評価は次の方法で行なった。
(1)硬化性:空気雰囲気下、高圧水銀灯(岩船電別(
珠製、LI 03−131 )の紫外線を10cIRの
距H1から照射した際の硬化時間を測定した。
0 2秒未満で硬化した ×  2秒以上で硬化した (2)fd4環傷性:耐摩耗試験機(安1η精機製作所
(株)製)を用いて500!?4’1fL4下#000
スチールウールを100往復させた後の試験片の表面の
曇価をヘイズメーター(日本定色工業(株)製NPH−
1001DP)で測定した。
拡散光!!i!透過率 曇価(%)−全光線透過、、、X100O曇価 2未満 Δ    2以−L20未満 X     20以上 (3)密iff:試験片の表面をカツクーブイフ′c1
m間隔に10×10個のまJ[+を切り、ポリニス1ル
粘名テープを圧着した後引き剥し硬化被膜の残/7キ′
を観た。
△  51/100〜9’ll/100X   O/1
00〜50/100 (4)耐熱性:熱1蚤1乾燥機中に50011;を間保
1)シて加熱処理した後の被膜の状態を外観、耐擦IL
; M、可撓性、密る慴から総合的に評価した。
ポリカーボネー1〜樹脂成形1&:120°C○ 加熱
処理Jる前の被IIQとほとんど変化がなかった × 加熱処理する前の被膜に比べ君しく変化した (5)耐熱水性:熱水中に浸油した後の被膜の状態を外
観、′IJ4r!A傷性、可撓性、密4性から総合的に
評価した。
ポリカーボネート樹 lF7成形板     :沸騰水中2OrII2Xlポ
リメチルメタクリ レート樹脂成形板 二80℃熱水中50時間○ 熱水中
に浸;dする前の被膜とほとんど変化がなかった × 熱水中に浸漬する前の岐膜に比べ著しく変化した (G) i+41m ft :リンシVインカーボンア
ークウェザAメーター(スガ試鋏機曲製)を用い100
0 fi1間照口・1試験後の被膜の状態を外観、耐擦
10性、密若f[から総合的に評価した1゜ ○ 試験前の被膜とはとlυど変化がイiかった。
× 試験前の被膜に比べ著しく変化した。
なJ3、表r J3よび表H中の二1;印の化合物は以
「の通り(・ある。
(:I: 1 ’) D I〕IIΔ    ジペンタ
エリスリトールへキサアクリレ−1・ (:l: 2 )■’MPTΔ   トリメゾロールリ
ブ1]パントリアクリレート (:I= 3 ) CLIM I     シクロへキ
シルマレイミド (:I:4)T−BuCIIA  t−−1ヂルシクl
−1ヘ4−ジルアクリレ−1− (*5)1.4−[3DDΔ 1./I−ブタンジA−
ルジアクリレ−1〜 (:l: 6 >有機溶剤(1)   エチルセロソル
ブ(*7)有機溶剤(2)   l−ルエン:イソブロ
ピルアルコール・− 100ニア5混合物 (:l:8 )光重合開始剤  イルガキュア#651
(CIBA   GEIG Y社製) (=C9)レベリング剤  FC−430(住友3M(
株)製) fさ名詞1 攪打機、温度計、冷却器付水分離器およびガス吹込管を
備えた四つ[1フラスコに、ペンタエリスリ1−−ル5
00y、アクリル酸875g、p−トルエンスルホン酸
70’?、ハイドロキノン0.1759おJ、び「1−
へ:1リン530gを加え空気1.5.0/hrを反応
混合物中に通気しつつ加熱攪拌し、反応によって生成し
た水を反応系外にとり出した。
6時間の反応の19、反応混合物を室温まで冷IJ1シ
、2層に分離したうらのn−へキリン層を除去し、エス
テル層を1〜リクロルエチレンでその濃度が約50%に
なるJ:う希釈した。次いで10%塩化すl〜シリウム
含む5%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、更に10%
塩化)」−リウムを含む0.5%水酸化す1−リウム水
i’R8!j 600 ml!及び5%塩化ツートリウ
ム水wI液600Jdで逐次洗浄した。溶媒を含むエス
テル溶液を減圧下(到達真空a5 mrtr 89 )
、50℃で溶媒を留去した。エステル収量は900gで
、その組成(ガスクロマトグラフ法による)はペンタエ
リスリトールトリアクリレートが54%、fif、f(
B型粘度計)700CDs/25℃であった。
参考例2 攪拌器、温度計、滴下ロート、ガス吹込管を協えた四つ
ロフラスコに、参ト例1で19たペンタエリスリトール
トリアクリレート314 ’;t (OH基吊1.0I
IIO10)、ジブチル錫ジラウレ−1〜0.42gを
仕込み、少りの乾燥空気を吹込みながら攪拌した。次い
でヘキサメチレンジイソシアネー1−42 g(N C
O34fA0.50mole )全X下l−I −トか
ら1時間で添加した。添加後40〜50℃で2時間さら
に80℃に温度を上げて7時間反応し、しかる後取り出
して、透明で粘度4850cos/25℃の液状の反応
生成物(1)を1!7だ。
実施例1〜8、比較例1〜4 参考例2で1!tた反応生成物(1)を用いて表1に示
した配合で被覆用組成物を調製し、厚さ3 mmのポリ
カーボネート樹脂成形板(1」本触媒化学工業1)製、
■ボカーボ)に硬化被膜の膜厚が3〜5μInになるよ
うにバー」−ターを用いて塗布した。60℃で3分間乾
燥後10mの距離から高IL水銀灯(君船電機(体製、
l−103−131)の紫外線を2秒間照q・1シて硬
化被膜を表面に形成した樹脂成形品を1!7だ。これら
の樹脂成形品の性能は表Iに示した通りであった。
表1から明らかなJ、うに、本発明の被覆用組成物の条
件を満たした組成物の場合にのみll!!m用組成物の
硬化性が(至)れ、かつ良好な耐擦傷+′[と耐久性を
巾ね備えた樹脂成形品が1!1られた。
実施例9〜15、比較例5〜6 参と1りj2で得られた反応生成物(1)を用いて表H
に示した配合で被覆用組成物を調製し、厚さ5mmのポ
リメチルメタクリレ−1〜FJJ脂成形板(三菱レイヨ
ン(株)装、アクリライト)にバーコーターを用いて均
一に塗布した。60℃の熱風乾燥機内に3分間放置して
溶剤を揮発させた後、紫外線を10cmの距離から4秒
間照射して厚さ3〜4μmの硬化被膜を表面に形成した
樹脂成形品を得た。
これらの樹脂成形品の性能は表Hに示した通りであ つ
 ノご 。
この結末から明らかなように、本発明の12′fi用組
成物の条件をイ!1だす特定の組成物の場合に良好’、
i rlll l寮1!;’*竹、耐久性を合わせ持つ
樹脂成形品がv、Iられた、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子中に(メタ)アクリロイルオキシ基を3個以上
    有する多価(メタ)アクリレート(イ)70〜95重量
    %、 下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は置換基を有してもよい一価の脂環式炭
    化水素基を示す。)で表わされるマレイミド化合物(ロ
    )及び/又は下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_2は水素又はメチル基、R_3は置換基を
    有してもよい一価の脂環式炭化水素基を示す。)で表わ
    されるシクロアルキル(メタ)アクリレート系単量体(
    ハ)5〜30重量%、 並びに該多価(メタ)アクリレート(イ)、該マレイミ
    ド化合物(ロ)及び該シクロアルキル(メタ)アクリレ
    ート系単量体(ハ)を除く実質的に非揮発性の重合性単
    量体(ニ)0〜25重量%(但し、(イ)+(ロ)+(
    ハ)+(ニ)は100重量%である。)とから成る単量
    体成分(A)100重量部、 該単量体成分(A)を溶解しうる有機溶剤(B)10〜
    900重量部 および光重合開始剤(C)0〜10重量部 よりなり、活性エネルギー線照射により硬化して耐擦傷
    性、耐久性に優れた被膜を形成しうる被覆用組成物。 2、分子中に(メタ)アクリロイルオキシ基を3個以上
    有する多価(メタ)アクリレート(イ)がペンタエリス
    リトールトリ(メタ)アクリレートとジイソシアネート
    化合物との反応生成物20〜80重量%とジペンタエリ
    スリトールヘキサ(メタ)アクリレート80〜20重量
    %との混合物である特許請求の範囲第1項記載の被覆用
    組成物。 3、光重合開始剤(C)の使用量が単量体成分(A)1
    00重量部に対し0.01〜10重量部であり、活性エ
    ネルギー線が紫外線である特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の被覆用組成物4、分子中に(メタ)アクリロ
    イルオキシ基を3個以上有する多価(メタ)アクリレー
    ト(イ)70〜95重量%、 下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は置換基を有してもよい一価の脂環式炭
    化水素基を示す。)で表わされるマレイミド化合物(ロ
    )及び/又は下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_2は水素又はメチル基、R_3は置換基を
    有してもよい一価の脂環式炭化水素基を示す。)で表わ
    されるシクロアルキル(メタ)アクリレート系単量体(
    ハ)5〜30重量%、 並びに該多価(メタ)アクリレート(イ)、該マレイミ
    ド化合物(ロ)及び該シクロアルキル(メタ)アクリレ
    ート系単量体(ハ)を除く実質的に非揮発性の重合性単
    量体(ニ)0〜25重量%(但し、(イ)+(ロ)+(
    ハ)+(ニ)は100型量%である。)とから成る単量
    体成分(A)100重量部、 該単量体成分(A)を溶解しうる有機溶剤(B)10〜
    900重量部 および光重合開始剤(C)0〜10重量部 よりなる被覆用組成物を樹脂成形物に塗布し、活性エネ
    ルギー線で硬化せしめてなる耐擦傷性、耐久性に優れた
    樹脂成形品。 5、分子中に(メタ)アクリロイルオキシ基を3個以上
    有する多価(メタ)アクリレート(イ)がペンタエリス
    リトールトリ(メタ)アクリレートとジイソシアネート
    化合物との反応生成物20〜80重量%とジペンタエリ
    スリトールヘキサ(メタ)アクリレート80〜20重量
    %との混合物である特許請求の範囲第4項記載の樹脂成
    形品。 6、光重合開始剤(C)の使用量が単量体成分(A)1
    00重量部に対し0.01〜10重量部であり、活性エ
    ネルギー線が紫外線である特許請求の範囲第4項又は第
    5項記載の樹脂成形品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100347599C (zh) * 2002-06-14 2007-11-07 大日本油墨化学工业株式会社 液晶面板密封用光固化性组合物和液晶面板
US20120205043A1 (en) * 2009-10-22 2012-08-16 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha (meth)acrylic resin composition

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100347599C (zh) * 2002-06-14 2007-11-07 大日本油墨化学工业株式会社 液晶面板密封用光固化性组合物和液晶面板
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