JPH09286937A - 導電性の表面コート剤、その硬化膜およびその硬化膜を被覆した合成樹脂成型品 - Google Patents

導電性の表面コート剤、その硬化膜およびその硬化膜を被覆した合成樹脂成型品

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JPH09286937A
JPH09286937A JP8102481A JP10248196A JPH09286937A JP H09286937 A JPH09286937 A JP H09286937A JP 8102481 A JP8102481 A JP 8102481A JP 10248196 A JP10248196 A JP 10248196A JP H09286937 A JPH09286937 A JP H09286937A
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JP
Japan
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acid
meth
coating agent
cured film
conductive polymer
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Pending
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JP8102481A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Muto
清 武藤
Shinsuke Ochiai
伸介 落合
Yukio Yasunori
幸雄 康乗
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に調製可能であり、耐擦傷性、耐磨耗
性、帯電防止性、透明性に優れた硬化膜を供する表面コ
ート剤およびこれをコートしてなる樹脂成型品を提供す
る。 【解決手段】 分子中に少なくとも2個の(メタ)アク
リロイルオキシ基を有する重合性化合物100重量部に
対して、導電性高分子コロイド0.05〜20部および
酸0.05〜20部を含有する導電性の表面コート剤は
容易に調製することが可能であり、この硬化膜を被覆し
た樹脂成型品は耐擦傷性、耐磨耗性、帯電防止性、透明
性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐擦傷性、耐磨耗
性、帯電防止性、透明性に優れた硬化膜を供する表面コ
ート剤、およびその硬化膜を被覆した合成樹脂成型品に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト、塩化ビニル系樹脂などの合成樹脂は、易成形性、軽
量性、耐衝撃性などの特徴を持ち、そのため種々の用途
に広く用いられている。しかしながら、これらの合成樹
脂表面は、傷が付きやすく帯電しやすいため、傷や帯電
により付着した埃により外観が著しく悪くなり、透明性
樹脂の場合、透明性が低下するなどの難点がある。
【0003】これらを解決するために、帯電防止性能を
付与した耐擦傷性の硬化膜を、樹脂表面に塗布、被覆す
る方法が、種々提案されている。さらに、金属成分を排
除しようという、近年の半導体産業のクリーンルームの
使用部材への要求に答えるために、有機の導電材料を用
いる方法も提案されている。例えば、特開平7−111
76号公報には、(メタ)アクリロイル基を有する(メ
タ)アクリレート化合物と、ピロール系重合体とを含有
させてなる、活性光線の照射により硬化可能な塗料組成
物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−11176号公報に記載の導電性塗料組成物は、一
般に溶解しがたいピロール系重合体粉末を溶剤に分散さ
せているために、分散に非常な労力と長時間を必要とす
る。そこで本発明者は、導電性物質の分散が容易で優れ
た帯電防止性および耐擦傷性を供する表面コート剤につ
いて鋭意検討した結果、導電性物質として導電性高分子
コロイドを用い、これに酸を加えることによって、容易
に導電性物質を溶剤へ分散でき、耐擦傷性、帯電防止
性、透明性に優れた硬化膜を供する表面コート剤が得ら
れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、分子
中に少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を
有する重合性化合物100重量部に対して、導電性高分
子コロイド0.05〜20部および酸0.05〜20部
を含有してなる導電性の表面コート剤である。また、本
発明は、上記の表面コート剤を重合硬化させた硬化膜で
あり、さらには、上記硬化膜を表面に被覆した合成樹脂
成型品である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の、分子中に少なくとも2
個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する重合性化合
物とは、1分子中にアクリロイル基またはメタクイロイ
ル基を2つ以上有し、活性エネルギー線で重合し硬化す
る化合物である。例えば、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メ
タ)アクリレート、ペンタグリセロールトリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレ
ート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、ジペンタ
エリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタ
エリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリペン
タエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、2,2
−ビス(4−(メタ)アクリロキシエトキシフェニル)
プロパン、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
テトラエチレングリコールジ(メタ)メタクリレート、
トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート
もしくはヘキサメタクリレート、トリペンタエリスリト
ールヘプタ(メタ)アクリレート等の多価アルコールの
ポリ(メタ)アクリレート:マロン酸/トリメチロール
エタン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/トリメチロー
ルプロパン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/グリセリ
ン/(メタ)アクリル酸、マロン酸/ペンタエリスリト
ール/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロール
エタン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/トリメチロー
ルプロパン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/グリセリ
ン/(メタ)アクリル酸、コハク酸/ペンタエリスリト
ール/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチロー
ルエタン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/トリメチ
ロールプロパン/(メタ)アクリル酸、アジピン酸/ペ
ンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、アジピン酸
/グリセリン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/トリ
メチロールエタン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/
トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル酸、グルタ
ル酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、グルタル酸/
ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル酸、セパシン
酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリル酸、セパ
シン酸/トリメチロールプロパン/(メタ)アクリル
酸、セパシン酸/グリセリン/(メタ)アクリル酸、セ
パシン酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリル
酸、フマル酸/トリメチロールエタン/(メタ)アクリ
ル酸、フマル酸/トリメチロールプロパン/(メタ)ア
クリル酸、フマル酸/グリセリン/(メタ)アクリル
酸、フマル酸/ペンタエリスリトール/(メタ)アクリ
ル酸、イタコン酸/トリメチロールエタン/(メタ)ア
クリル酸、イタコン酸/トリメチロールプロパン/(メ
タ)アクリル酸、イタコン酸/ペンタエリスリトール/
(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/トリメチロール
エタン/(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸/グリセ
リン/(メタ)アクリル酸等の化合物の組み合わせによ
る飽和又は不飽和ポリエステルポリ(メタ)アクリレー
ト:トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロ
ンジイゾシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、あるい
はこれらジイソシアネート化合物のうち芳香族のイソシ
アネート類を水添して得られるジイソシアネート化合物
(たとえば水添キシリレンジイソシアネート、水添ジフ
ェニルメタンジイソシアネートなどのジイソシアネート
化合物)、トリフェニルメタントリイソシアネート、ジ
メチレントリフェニルトリイソシアネートなどのような
2価あるいは3価のポリイソシアネート化合物あるいは
ジイソシアネート化合物を多量化させて得られるポリイ
ソシアネート化合物等のイソシアネート含有化合物と活
性水素を有する(メタ)アクリルモノマー、例えば、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−
3−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、N−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシ(メ
タ)アクリルアミド等をイソシアネート1分子当り2モ
ル以上を常法により反応させて得られるウレタン(メ
タ)アクリレート:その他トリス(2−ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌル酸のトリ(メタ)アクリレート等を挙
げることが出来るが、中でも表面硬度、耐候性よりウレ
タンアクリレートを主成分とするものが好ましい。
【0007】導電性高分子コロイドは、複素5員環化合
物を高分子酸の存在下で化学酸化重合させて得られるも
のであり、その製造法は、特開平7−165892号に
開示されている。
【0008】複素5員環化合物は一般式 化2
【化2】 (式中、Xは−O−、−S−または−NR3 −、R1
よびR2 は水素原子、ハロゲン原子または1価の有機
基、R3 は水素原子または1価の有機基を表す)で示さ
れるフラン化合物、チオフェン化合物、ピロール化合物
が好ましい。
【0009】複素5員環化合物の置換基R1 、R2 、R
3 の1価の有機基の例としては、メチル基、エチル基等
の炭素数1〜5のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基
等の炭素数2〜6のアルコキシ基、フェニル基、トリル
基等の炭素数6〜9のアリール基、またはベンジル基、
フェネチル基等の炭素数7〜10のアラルキル基等が挙
げられ、それぞれ水酸基等の置換基を有していても良
い。これらの複素5員環化合物を単独で使用しても二種
以上併用しても良い。
【0010】高分子酸としては、導電性高分子を安定分
散させるものであれば特に制限はなく、アルギン酸、ポ
リアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリビニルス
ルホン酸、ポリアリルスルホン酸、ポリビニル硫酸等が
挙げられ、単独で使用しても二種以上を併用しても良
い。これらの高分子酸は、酸基の一部が中和塩の形にな
っていても良く、あるいは一部がエステル化していても
良い。これらの高分子酸の量は複素5員環化合物1モル
に対し、フリーの酸基が0.01〜20当量、好ましく
は0.1〜5当量となるように用いる。0.01当量以
下の場合は導電性高分子が粉末状となり、20当量以上
の場合は成形後の導電性が不満足となる。
【0011】酸としては、硫酸、塩酸などのプロトン
酸、ルイス酸など特に制限なく用いることができるが、
硝酸などのように二重結合に対して付加反応を起こす様
なものは好ましくない。酸を共存させないと、導電性高
分子コロイドは固まってしまい、安定に分散しない。
【0012】表面コート剤に加える導電性高分子コロイ
ド、酸の量は、通常、分子中に少なくとも2個の(メ
タ)アクリロイルオキシ基を有する重合性化合物100
重量部に対して、導電性高分子コロイドが0.05〜2
0部、酸が0.05〜20部である。
【0013】本発明における該コート剤には、後述の重
合硬化の方法に適合する公知の重合開始剤や重合促進
剤、例えばアゾ化合物、有機過酸化物のラジカル発生
剤;ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、ベンゾインプロピルエーテル、アセ
トイン、ベンジル、ベンゾフェノン、pーメトキシベン
ゾフェノン等のカルボニル化合物、テトラメチルチウラ
ムモノスルフォド、テトラメチルチウラムジスルフォド
等の光増感剤を含ませるのが望ましい。これらの剤の添
加量は該コート剤中0.1〜10重量%である。
【0014】更に硬化膜の物性を損なわない程度に、紫
外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、防曇剤、着色剤等
の添加物を含ませても良い。該紫外線吸収剤としては、
市販のベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ヒン
ダードアミン系が挙げられる。
【0015】本発明における該コート剤は、合成樹脂成
型品など形のある物の表面を被覆して膜を形成させ、そ
れを硬化させる。該コート剤を被覆するには、特に限定
されないが、例えば浸漬、噴霧、塗布などの方法が挙げ
られる。この際、被覆しやすくするために、または被覆
膜の膜厚を調整するために該コート剤を種々の溶剤によ
り希釈しても良い。
【0016】該コート剤の被覆膜を重合硬化させるに
は、加熱昇温する熱重合、紫外線や電子線などの活性エ
ネルギー線の照射による光重合がある。中でも光重合が
簡便で好ましい。
【0017】該硬化膜の厚みは0.5〜50μm、好ま
しくは1〜20μmである。膜厚が薄すぎると、耐擦傷
性、難燃性が充分ではなく、厚すぎると剥離や亀裂が生
じることがあり好ましくない。
【0018】本発明に使用される合成樹脂成型品となる
合成樹脂は、成形し得るものであれば殊更に限定されな
い。例えば、ポリオレフィン、アクリル樹脂、ポリスチ
レン、MS樹脂、AS樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネ
ート、セルロースアセテートブチレート樹脂等が挙げら
れる。
【0019】また、これら合成樹脂成型品の形状は特に
限定されるものではないが、シート、板状が好適であ
る。
【0020】
【発明の効果】複素5員環化合物を高分子酸の存在下で
化学酸化重合させて得られる導電性高分子コロイドおよ
び酸を用いることによって、耐擦傷性、耐磨耗性、帯電
防止性、透明性に優れた硬化膜を供する表面コート剤を
容易に調整することができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。なお、実施例中の物性の評価は下記の通り行っ
た。 (1)表面硬度:JIS K 5400に準拠して鉛筆硬度の試験
を行った。 (2)表面抵抗:JIS K 6911に従って、単位表面積あた
りの抵抗値を測定した。 (3)塗膜密着性: JIS K 5400 に従って、碁盤目テー
プ法により塗面の碁盤目100 目盛り中の剥離数を測定し
た。 (4)全光線透過率:ASTM D 1003 に従って、可視光線
の入射光量に対する全透過光線量の百分率で表される材
料の明るさを測定した。 (5)曇価: ASTM D 1003に従って、材料の鮮明さを測
定した。 (6)スチールウール硬度試験:2 kg荷重のスチールウ
ールを材料表面で10往復させて、表面の傷つき易さを評
価した。
【0022】実施例1 硫酸2重量部を含むイソプロピルアルコール38重量部
中に、ポリピロールコロイド水溶液(丸菱油化工業
(株)製、PPY−12)10重量部(内ポリピロール
コロイド分1重量部)を添加し、1分間攪拌して、ポリ
ピロールコロイドのイソプロピルアルコール溶液を得
た。ウレタン変性(メタ)アクリルオリゴマー系ハード
コート剤(広栄化学工業(株)製、コーエイハードM1
01)125重量部(内オリゴマー分100重量部)
に、イソプロピルアルコール75部を添加混合し、次い
で上記記載のポリピロールコロイドのイソプロピルアル
コール溶液を添加し、1分間攪拌して、表面コート剤と
した。アクリル樹脂板(住友化学工業(株)製、スミペ
ックスE、厚み:3mm)に、バーコーターを用いて、
得られた表面コート剤を塗布し、室温で30分間放置し
乾燥した後、UV硬化、120Wのメタルハライドラン
プを20cmの距離から10秒間照射することにより、
厚み3μmの表面硬化膜を形成せしめた。得られた表面
硬化膜を被覆した樹脂板を23℃、湿度35%の環境下
で評価した。結果を表1に示す。
【0023】実施例2 実施例1のイソプロピルアルコールをエチレングリコー
ルモノブチルエーテルに変えた以外は、実施例1と同様
に行なった。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 165/00 PKT C09D 165/00 PKT

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に少なくとも2個の(メタ)アク
    リロイルオキシ基を有する重合性化合物100重量部に
    対して、導電性高分子コロイド0.05〜20部および
    酸0.05〜20部を含有することを特徴とする導電性
    の表面コート剤。
  2. 【請求項2】 導電性高分子コロイドが導電性高分子お
    よび高分子酸からなることを特徴とする請求項1記載の
    導電性の表面コート剤。
  3. 【請求項3】 導電性高分子コロイドが一般式 化1 【化1】 (式中、Xは−O−、−S−又は−NR3 −、R1 およ
    びR2 は水素原子、ハロゲン原子又は1価の有機基、R
    3 は水素原子又は1価の有機基を表す)で示される複素
    5員環化合物を、高分子酸存在下に水溶液中で化学酸化
    重合させたものである請求項1記載の導電性の表面コー
    ト剤。
  4. 【請求項4】 酸を添加した親水性の有機溶剤に、請求
    項3記載の導電性高分子コロイドを加えた後、分子中に
    少なくとも2個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有す
    る重合性化合物を添加攪拌させることを特徴とする請求
    項2または請求項3記載の表面コート剤の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項3に記
    載の表面コート剤を重合硬化させてなる硬化膜。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の硬化膜を表面に被覆し
    てなる合成樹脂成型品。
JP8102481A 1996-04-24 1996-04-24 導電性の表面コート剤、その硬化膜およびその硬化膜を被覆した合成樹脂成型品 Pending JPH09286937A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206618A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Aica Kogyo Co Ltd 透明帯電防止剤及びその用途
WO2007058119A1 (ja) * 2005-11-16 2007-05-24 Nagase Chemtex Corporation 導電性樹脂組成物、それを用いてなる導電性フィルム、及びそれを用いてなる抵抗膜式スイッチ

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