JPS63141844A - 自動車のシ−トクッションヒンジ構造 - Google Patents
自動車のシ−トクッションヒンジ構造Info
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- JPS63141844A JPS63141844A JP61286911A JP28691186A JPS63141844A JP S63141844 A JPS63141844 A JP S63141844A JP 61286911 A JP61286911 A JP 61286911A JP 28691186 A JP28691186 A JP 28691186A JP S63141844 A JPS63141844 A JP S63141844A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、シートバック」ンを前屈し可能に支持する
自動Ipのシートクツシコンヒンジ構造に関する。
自動Ipのシートクツシコンヒンジ構造に関する。
(従来の技術とその問題点)
近年、自動車のりャシートなどでは、そのシートクッシ
ョンを前屈し可能に支持して、前屈しされたシートクッ
ションとシートバックとの間にできる空間を荷物の収納
部として利用することが試みられている。このシートク
ッションの起倒動作を狭い座席空間において無理なく行
なわせるために、従来はシートクッションを支持するヒ
ンジ構造として、車体のフロアに固定されたブラケット
の前後両端部に第1.第2のリンク部材の一端部をそれ
ぞれ枢着するとともに、これらのリンク部材の(I!!
端部に第3のリンク部材の両端部を枢着して4節回転リ
ンク機構を構成し、上記第3のリンク部材に固定された
シートクッションがその面端側と後端側とで異る回動軌
跡を描いて起倒動作するようにしたものが採用されてい
る。
ョンを前屈し可能に支持して、前屈しされたシートクッ
ションとシートバックとの間にできる空間を荷物の収納
部として利用することが試みられている。このシートク
ッションの起倒動作を狭い座席空間において無理なく行
なわせるために、従来はシートクッションを支持するヒ
ンジ構造として、車体のフロアに固定されたブラケット
の前後両端部に第1.第2のリンク部材の一端部をそれ
ぞれ枢着するとともに、これらのリンク部材の(I!!
端部に第3のリンク部材の両端部を枢着して4節回転リ
ンク機構を構成し、上記第3のリンク部材に固定された
シートクッションがその面端側と後端側とで異る回動軌
跡を描いて起倒動作するようにしたものが採用されてい
る。
しかしながら、このような従来例のシートクッションヒ
ンジ構造の場合、部品としてブラケットと3つのリンク
部材を要するばかりか、回転する節も4個所となるため
、構造が複雑で組立]ニ数が多くなりコストも増大する
という欠点を有していた。
ンジ構造の場合、部品としてブラケットと3つのリンク
部材を要するばかりか、回転する節も4個所となるため
、構造が複雑で組立]ニ数が多くなりコストも増大する
という欠点を有していた。
(発明の目的)
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので
、従来例の4節回転リンク機構と同様の起倒回動軌跡を
得ることができ、しかも構造が簡単で部品点数1組立工
数、]ストを低減できる自動車のシートクッションヒン
ジ構造を提供することを目的とする。
、従来例の4節回転リンク機構と同様の起倒回動軌跡を
得ることができ、しかも構造が簡単で部品点数1組立工
数、]ストを低減できる自動車のシートクッションヒン
ジ構造を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段)
この発明の自動車のシートクッションヒンジ構造は、上
記目的を達成するために、車体のフロアに固定されたブ
ラケットと、このブラケットに一端部を枢着した第1の
リンク部材と、シートクッションが固定され一端部を前
記第1のリンク部材の他端部に枢着した第2のリンク部
材とで2節回転リンクm病を構成して、この2節回転リ
ンク機構によりシートクッションの前端側と後端側とで
起倒回動軌跡が異るようにしている。
記目的を達成するために、車体のフロアに固定されたブ
ラケットと、このブラケットに一端部を枢着した第1の
リンク部材と、シートクッションが固定され一端部を前
記第1のリンク部材の他端部に枢着した第2のリンク部
材とで2節回転リンクm病を構成して、この2節回転リ
ンク機構によりシートクッションの前端側と後端側とで
起倒回動軌跡が異るようにしている。
(実施例)
第1図はこの発明の一実施例である自動車のシートクッ
ションヒンジ構造の分解斜視図を示し、第2図はそのシ
ートクッションヒンジ構造の適用されているリヤシート
の外観斜視図を示す。また第3図、第4図はそれぞれシ
ートクッションの後側時および前記し時におけるシート
クッションヒンジ構造の縦断面図を示し、第5図はシー
トクッションの前記し角度の切換動作時におけるシート
クッションヒンジ構造の縦断面図を示す。
ションヒンジ構造の分解斜視図を示し、第2図はそのシ
ートクッションヒンジ構造の適用されているリヤシート
の外観斜視図を示す。また第3図、第4図はそれぞれシ
ートクッションの後側時および前記し時におけるシート
クッションヒンジ構造の縦断面図を示し、第5図はシー
トクッションの前記し角度の切換動作時におけるシート
クッションヒンジ構造の縦断面図を示す。
この実施例におけるシートクッションヒンジ構造は自動
車のりャシートに適用したものであって、そのリヤシー
ト下部のフロアパネル1に@3図に示ずように形成され
た突部1aの前面側上端には、概形が逆[1字状で両側
縁にリブ2aを有するブラケット2が、ぞの中央部に形
成された取付穴3を介してボルト4で締め付けて固定さ
れている。このブラケット2の下端にはU字状に折り曲
げたフック5が形成され、フック5の内側にはナイロン
などの軟質材料からなるブツシュ6が嵌着されている。
車のりャシートに適用したものであって、そのリヤシー
ト下部のフロアパネル1に@3図に示ずように形成され
た突部1aの前面側上端には、概形が逆[1字状で両側
縁にリブ2aを有するブラケット2が、ぞの中央部に形
成された取付穴3を介してボルト4で締め付けて固定さ
れている。このブラケット2の下端にはU字状に折り曲
げたフック5が形成され、フック5の内側にはナイロン
などの軟質材料からなるブツシュ6が嵌着されている。
一方、上記ブラケット2の上端には、同じく両側縁にリ
ブ7aを有する第1のリンク部材7の1fff端が軸8
を介して枢着されている。そして、この第1のリンク部
材7の後端には、同じく両側縁にリブ9aを有する第2
のリンク部材9の後端が軸10を介して枢着され、上記
ブラケット2と、第1のリンク部材7と、第2のリンク
部材9とにより2節回転リンク機構が構成されている。
ブ7aを有する第1のリンク部材7の1fff端が軸8
を介して枢着されている。そして、この第1のリンク部
材7の後端には、同じく両側縁にリブ9aを有する第2
のリンク部材9の後端が軸10を介して枢着され、上記
ブラケット2と、第1のリンク部材7と、第2のリンク
部材9とにより2節回転リンク機構が構成されている。
この2節回転リンク機構は、リヤシートの1つのシート
クッション11に対して一対並設され、シートクッショ
ン11の背面両側辺部が上記各2節回転リンク機構の第
2のリンク部材9にそれぞれ固定されている。また左右
の第1のリンク部材7間は、これらの間に架は渡したス
タビライザー12によって連結され、これにより左右一
対の2節回転リンク機構の動作の同期がとれるように構
成している。上記第2のリンク部材9のリブ9aの一部
には軸受部9bが形成される一方、シートクッション1
1のフレーム13に固定されたブラケット14にも上記
軸受部9bに対応する軸受部14aが形成され、これら
の軸受部9b、14aは軸15を介して枢着されている
。また、第2のリンク部材9の下面側には係止ビン16
が横設される一方、シートクッション11側のブラケッ
ト14のL面側にも上記係止ビン16と対応する位置に
軸17が横設されていて、この係止ビン16と@17と
が連結部材18で連結されている。そして、この連結部
材18による連結と、前記した軸受部9b。
クッション11に対して一対並設され、シートクッショ
ン11の背面両側辺部が上記各2節回転リンク機構の第
2のリンク部材9にそれぞれ固定されている。また左右
の第1のリンク部材7間は、これらの間に架は渡したス
タビライザー12によって連結され、これにより左右一
対の2節回転リンク機構の動作の同期がとれるように構
成している。上記第2のリンク部材9のリブ9aの一部
には軸受部9bが形成される一方、シートクッション1
1のフレーム13に固定されたブラケット14にも上記
軸受部9bに対応する軸受部14aが形成され、これら
の軸受部9b、14aは軸15を介して枢着されている
。また、第2のリンク部材9の下面側には係止ビン16
が横設される一方、シートクッション11側のブラケッ
ト14のL面側にも上記係止ビン16と対応する位置に
軸17が横設されていて、この係止ビン16と@17と
が連結部材18で連結されている。そして、この連結部
材18による連結と、前記した軸受部9b。
14aでの軸15による枢着とで、シートクッション1
1は第2のリンク部材9上に固定されている。上記連結
部材18は、シートクッション11側の軸17に枢着さ
れた基部材19と、この基部材19を両側から挟み付け
るように設けられたヘアピン状の弾性ヨーク部材20と
を、その挾着部で結合して形成されるとともに、弾性ヨ
ーク部材20にはそのスリット幅を局部的に大ぎくした
リング状の係止用拡幅部20aが複数段(この実施例で
は2段)にわたって形成されており、この係止用拡幅部
20aの1つ20a1に第2のリンク部材9側の係止ビ
ン16が係止させである。さらに、第2のリンク部材9
の軸受部9bと係止ビン16の中間位置に相当する下面
側には、リング状のストッパー21が設けられている。
1は第2のリンク部材9上に固定されている。上記連結
部材18は、シートクッション11側の軸17に枢着さ
れた基部材19と、この基部材19を両側から挟み付け
るように設けられたヘアピン状の弾性ヨーク部材20と
を、その挾着部で結合して形成されるとともに、弾性ヨ
ーク部材20にはそのスリット幅を局部的に大ぎくした
リング状の係止用拡幅部20aが複数段(この実施例で
は2段)にわたって形成されており、この係止用拡幅部
20aの1つ20a1に第2のリンク部材9側の係止ビ
ン16が係止させである。さらに、第2のリンク部材9
の軸受部9bと係止ビン16の中間位置に相当する下面
側には、リング状のストッパー21が設けられている。
そして、シートクッション11が後方へ倒れた姿勢のも
とで、第1のリンク部材7の上面に設けられたゴムなど
の弾性材料からなるクッション部材22の上に上記スト
ッパー21が乗って、シートクッション11にかかる荷
重をストッパー21.クッション部材22を介して受は
止めるとともに、このときのシートクツシコン11の高
さ位置を上記ストッパー21で設定するように構成され
ている。また、シートクッション11が前方へ起された
姿勢のもとで、上記ストッパー21がブラケット2のフ
ック5に係合して、自動車の走行中に前記し姿勢のシー
トクッション11が前後に揺動するのを阻止するように
構成されている。前記ブラケット2の下端と第2のリン
ク部材9の前端とはバンド23で接続されている。この
バンド23の長さは、シートクッション11の起倒動作
をさまたげることがなく、しかも後方にシートクッショ
ン11が倒された姿勢のもとで、シートクッション11
が上方に持ち上がるのを阻止しうる長さに設定されてい
る。この実施例では、バンド23の上端を第2のリンク
部材9の前端の取付面部9Cに、また下端をブラケット
2のフック5の後部の取付面部2bにそれぞれビス24
.25で締付は固定されているが、これに限らず、例え
ばバンド23の両端に係止用のリングを設け、これらの
リングを第2のリンク部材9の前端およびブラケット2
の下端に形成したフック5に係止して接続するようにし
てもよい。
とで、第1のリンク部材7の上面に設けられたゴムなど
の弾性材料からなるクッション部材22の上に上記スト
ッパー21が乗って、シートクッション11にかかる荷
重をストッパー21.クッション部材22を介して受は
止めるとともに、このときのシートクツシコン11の高
さ位置を上記ストッパー21で設定するように構成され
ている。また、シートクッション11が前方へ起された
姿勢のもとで、上記ストッパー21がブラケット2のフ
ック5に係合して、自動車の走行中に前記し姿勢のシー
トクッション11が前後に揺動するのを阻止するように
構成されている。前記ブラケット2の下端と第2のリン
ク部材9の前端とはバンド23で接続されている。この
バンド23の長さは、シートクッション11の起倒動作
をさまたげることがなく、しかも後方にシートクッショ
ン11が倒された姿勢のもとで、シートクッション11
が上方に持ち上がるのを阻止しうる長さに設定されてい
る。この実施例では、バンド23の上端を第2のリンク
部材9の前端の取付面部9Cに、また下端をブラケット
2のフック5の後部の取付面部2bにそれぞれビス24
.25で締付は固定されているが、これに限らず、例え
ばバンド23の両端に係止用のリングを設け、これらの
リングを第2のリンク部材9の前端およびブラケット2
の下端に形成したフック5に係止して接続するようにし
てもよい。
つぎに、このシートクッションヒンジ構造の動作を説1
!lJする。シートクッション11が後方へ倒されて座
席として使用される状態では、第3図に示すように第1
のリンク部材7は後方へ延ばされる一方、第2のリンク
部材9は第1のリンク部材7の上に折り重なった姿勢と
なる。そして、このとき第2のリンク部材9の下面側に
設けられたリング状のストッパー21は、第1のリンク
部材7の上面側に設けられたクッション部材22の上に
乗った状態にあり、このストッパー21がシートクッシ
ョン11の高さを設定する部材として働いている。また
、シートクッション11に加わる荷重は上記ストッパー
21.クッション部材22を介して受は止められるので
、第2のリンク部材9とこれを支える第1のリンク部材
7との間で**が生じることはなく、異音の発生も防止
される。
!lJする。シートクッション11が後方へ倒されて座
席として使用される状態では、第3図に示すように第1
のリンク部材7は後方へ延ばされる一方、第2のリンク
部材9は第1のリンク部材7の上に折り重なった姿勢と
なる。そして、このとき第2のリンク部材9の下面側に
設けられたリング状のストッパー21は、第1のリンク
部材7の上面側に設けられたクッション部材22の上に
乗った状態にあり、このストッパー21がシートクッシ
ョン11の高さを設定する部材として働いている。また
、シートクッション11に加わる荷重は上記ストッパー
21.クッション部材22を介して受は止められるので
、第2のリンク部材9とこれを支える第1のリンク部材
7との間で**が生じることはなく、異音の発生も防止
される。
一方、ブラケット2の下端と第2のリンク部材9の前端
との間を接続しているバンド23は、このとぎ一部がブ
ラケット2の下端のフック5を包んで十分展張した状態
にあり、これによってシートクッション71の前端部が
上方へ持ち上がるのを規制している。また、バンド23
はこのシートクッションヒンジ構造を隠蔽する化粧部材
としても働いている。
との間を接続しているバンド23は、このとぎ一部がブ
ラケット2の下端のフック5を包んで十分展張した状態
にあり、これによってシートクッション71の前端部が
上方へ持ち上がるのを規制している。また、バンド23
はこのシートクッションヒンジ構造を隠蔽する化粧部材
としても働いている。
以上の後側姿勢からシートクッション11の後端側を持
ち上げると、第1のリンク部材7が軸8を支点にして反
時計方向に回動する一方、第2のリンク部材9は軸10
を支点にして時計方向に回動するため、シートクッショ
ン11はその前端側と後端側とで異1.する回動軌跡を
描きながら回動して第4図に示す前記し姿勢となる。こ
のとき、第2のリンク部材9側のリング状ストッパー2
1はブラケット2側の7ツク5に係合する。この係合に
より、自動車の走行中におけるシートクツシコン11の
前後方向への揺動が規制される。なお、シートクッショ
ン11の重量は相当重いので、シートクッション11を
持ち上げない限り、上記ストッパー21のフック5への
係合が解かれることはない。
ち上げると、第1のリンク部材7が軸8を支点にして反
時計方向に回動する一方、第2のリンク部材9は軸10
を支点にして時計方向に回動するため、シートクッショ
ン11はその前端側と後端側とで異1.する回動軌跡を
描きながら回動して第4図に示す前記し姿勢となる。こ
のとき、第2のリンク部材9側のリング状ストッパー2
1はブラケット2側の7ツク5に係合する。この係合に
より、自動車の走行中におけるシートクツシコン11の
前後方向への揺動が規制される。なお、シートクッショ
ン11の重量は相当重いので、シートクッション11を
持ち上げない限り、上記ストッパー21のフック5への
係合が解かれることはない。
この実施例の場合、シートクッション11を前記しした
以上の姿勢のもとで、第2図に示すようにこのシートク
ッション11とシートバック26との間にパッケージト
レイ27を横架して、パッケージトレイ27下部の空間
やパッケージトレイ27上を荷物の数置場所として利用
するように構成されている。したがって、この場合、シ
ートクッション11はパッケージトレイ27とともに、
自動車の内装の一部を構成することになる。
以上の姿勢のもとで、第2図に示すようにこのシートク
ッション11とシートバック26との間にパッケージト
レイ27を横架して、パッケージトレイ27下部の空間
やパッケージトレイ27上を荷物の数置場所として利用
するように構成されている。したがって、この場合、シ
ートクッション11はパッケージトレイ27とともに、
自動車の内装の一部を構成することになる。
また、例えば第6図に示すようにシートバック26が前
倒し可能とされていて、上記シートクッション11の前
記し時にシートバック26を仮想線で示すように前倒し
して、荷物の取置空間を広く確保したいとぎ、シートバ
ック26の高さや、そのシートバック26にヘッドレス
トが装着されているかどうかなどによって、先述したパ
ッケージトレイ27を横架するときのシートクッション
11の前屈し姿勢では、シートクッション11が邪魔に
なってシートバック26を完全に前倒しできない場合が
生じる。そこで、このような場合には第4図に示す状態
からシートクッション11の後端側を更に前方へ押すこ
とにより、シートクッション11の前屈し姿勢の角度が
第5図に示すように変更される。すなわち、上記押動に
より、シートクッション11は連結部材18の一方の係
止用拡幅部20a1と係止ビン16との係止抗力にnち
勝ち軸15を支点にして反時計方向に更に回動する。こ
れにより、係止ビン16は連結部材18の一方の係止用
拡幅部20a1への係止を解き弾性ヨーク部材20のス
リット部を押し拡げながら他方の係止用拡幅部20a2
に移りこれに係止される。このため、シートクッション
11はさらに大きな角度に前屈しされる。この実施例で
は、連結部材18の係止用拡幅部20aを2個所形成し
ているため、シートクッション11の前屈し角度の切換
えは2段階となるが、上記係止用拡幅部20aを多数形
成することにより、シートクッション11の前屈し角度
を多段にわたって切り換えることもできる。
倒し可能とされていて、上記シートクッション11の前
記し時にシートバック26を仮想線で示すように前倒し
して、荷物の取置空間を広く確保したいとぎ、シートバ
ック26の高さや、そのシートバック26にヘッドレス
トが装着されているかどうかなどによって、先述したパ
ッケージトレイ27を横架するときのシートクッション
11の前屈し姿勢では、シートクッション11が邪魔に
なってシートバック26を完全に前倒しできない場合が
生じる。そこで、このような場合には第4図に示す状態
からシートクッション11の後端側を更に前方へ押すこ
とにより、シートクッション11の前屈し姿勢の角度が
第5図に示すように変更される。すなわち、上記押動に
より、シートクッション11は連結部材18の一方の係
止用拡幅部20a1と係止ビン16との係止抗力にnち
勝ち軸15を支点にして反時計方向に更に回動する。こ
れにより、係止ビン16は連結部材18の一方の係止用
拡幅部20a1への係止を解き弾性ヨーク部材20のス
リット部を押し拡げながら他方の係止用拡幅部20a2
に移りこれに係止される。このため、シートクッション
11はさらに大きな角度に前屈しされる。この実施例で
は、連結部材18の係止用拡幅部20aを2個所形成し
ているため、シートクッション11の前屈し角度の切換
えは2段階となるが、上記係止用拡幅部20aを多数形
成することにより、シートクッション11の前屈し角度
を多段にわたって切り換えることもできる。
シートクッション11を第4図に示す前屈し姿勢から第
3図に示す後側姿勢に戻す場合、まずシートクッション
11全体を上方に持ち上げてリング状ストッパー21と
フック5の係合を解き、このあと、シートクッション1
1の後端側を後部下方に向は押すと、シートクツシコン
11は前屈し時と逆の回動軌跡を描いて後方へ倒れる。
3図に示す後側姿勢に戻す場合、まずシートクッション
11全体を上方に持ち上げてリング状ストッパー21と
フック5の係合を解き、このあと、シートクッション1
1の後端側を後部下方に向は押すと、シートクツシコン
11は前屈し時と逆の回動軌跡を描いて後方へ倒れる。
このとき、ブラケット2と第2のリンク部材9とを接続
するバンド23によって、第1のリンク部材7に対する
第2のリンク部材9の回動第四が制限を受けるため、第
2のリンク部材9が必要以上に回動することはなく、こ
れにより狭い座席空間内でシートクツシコン11は無理
なく回動して元の後側姿勢に戻される。
するバンド23によって、第1のリンク部材7に対する
第2のリンク部材9の回動第四が制限を受けるため、第
2のリンク部材9が必要以上に回動することはなく、こ
れにより狭い座席空間内でシートクツシコン11は無理
なく回動して元の後側姿勢に戻される。
なお、以、ヒの実施例ではこの発明のシートクッション
ヒンジ構造をリヤシートに適用した場合を示したが、フ
ロントシートにも同様に適用可能である。
ヒンジ構造をリヤシートに適用した場合を示したが、フ
ロントシートにも同様に適用可能である。
(発明の効果)
以上のように、この発明の自動車のシートクッションヒ
ンジ構造によれば、ブラケット、第1のリンク部材、第
2のリンク部材により2節回転リンク機構を構成したの
で、4節回転リンク機構による従来例と同様にシートク
ツシコンをその前端側と後端側とで回動軌跡が異るよう
に起倒させられるばかりでなく、構造が簡単になり部品
点数。
ンジ構造によれば、ブラケット、第1のリンク部材、第
2のリンク部材により2節回転リンク機構を構成したの
で、4節回転リンク機構による従来例と同様にシートク
ツシコンをその前端側と後端側とで回動軌跡が異るよう
に起倒させられるばかりでなく、構造が簡単になり部品
点数。
組立工数、コストを低減できるなどの効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例である自動車のシートクッ
ションヒンジ構造の分解斜視図、第2図はこの実施例が
適用されるリヤシートの斜視図、第3図および第4図は
それぞれシートクッションの後側時および前屈し時のシ
ートクッションヒンジ構造の動作を示す縦断面図、第5
図はシートクッションの前屈し角度の切換え動作を示す
縦断面図、第6図はシートクッションの前屈し時にシー
トバックを前倒しした状態を示す側面図である。 1・・・フロアパネル、 2・・・プラウ゛ット
、7・・・第1のリンク部材、 8・・・軸、9・・・
第2のリンク部材、 10・・・軸、11・・・シート
クッション
ションヒンジ構造の分解斜視図、第2図はこの実施例が
適用されるリヤシートの斜視図、第3図および第4図は
それぞれシートクッションの後側時および前屈し時のシ
ートクッションヒンジ構造の動作を示す縦断面図、第5
図はシートクッションの前屈し角度の切換え動作を示す
縦断面図、第6図はシートクッションの前屈し時にシー
トバックを前倒しした状態を示す側面図である。 1・・・フロアパネル、 2・・・プラウ゛ット
、7・・・第1のリンク部材、 8・・・軸、9・・・
第2のリンク部材、 10・・・軸、11・・・シート
クッション
Claims (1)
- (1)車体のフロアに固定されたブラケットと、このブ
ラケットに一端部を枢着した第1のリンク部材と、シー
トクッションが固定され一端部を前記第1のリンク部材
の他端部に枢着した第2のリンク部材とで2節回転リン
ク機構を構成したことを特徴とする自動車のシートクッ
ションヒンジ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286911A JPS63141844A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 自動車のシ−トクッションヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61286911A JPS63141844A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 自動車のシ−トクッションヒンジ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141844A true JPS63141844A (ja) | 1988-06-14 |
JPH0510252B2 JPH0510252B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=17710582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61286911A Granted JPS63141844A (ja) | 1986-12-01 | 1986-12-01 | 自動車のシ−トクッションヒンジ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63141844A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672733U (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-11 | 池田物産株式会社 | 後部座席の取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943223U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | デルタ工業株式会社 | 自動車のリヤシ−ト |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2938795C2 (de) * | 1979-09-25 | 1981-06-19 | Werner 7851 Binzen Glatt | Dragiervorrichtung |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP61286911A patent/JPS63141844A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943223U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | デルタ工業株式会社 | 自動車のリヤシ−ト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672733U (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-11 | 池田物産株式会社 | 後部座席の取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0510252B2 (ja) | 1993-02-09 |
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