JPS6314183B2 - - Google Patents
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- JPS6314183B2 JPS6314183B2 JP20513182A JP20513182A JPS6314183B2 JP S6314183 B2 JPS6314183 B2 JP S6314183B2 JP 20513182 A JP20513182 A JP 20513182A JP 20513182 A JP20513182 A JP 20513182A JP S6314183 B2 JPS6314183 B2 JP S6314183B2
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- JP
- Japan
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- air
- intake
- fuel mixture
- gas
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 36
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 33
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 57
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10209—Fluid connections to the air intake system; their arrangement of pipes, valves or the like
- F02M35/10222—Exhaust gas recirculation [EGR]; Positive crankcase ventilation [PCV]; Additional air admission, lubricant or fuel vapour admission
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/104—Intake manifolds
- F02M35/1045—Intake manifolds characterised by the charge distribution between the cylinders/combustion chambers or its homogenisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多気筒エンジンの吸気系、特に相互
に独立した第1及び第2混合気生成装置と、第1
混合気生成装置をエンジン本体の一部の気筒に連
通する第1吸気マニホールドと、第2混合気生成
装置をエンジン本体の残余の気筒に連通する第2
吸気マニホールドと、前記第1,第2吸気マニホ
ールドの底壁に形成されて内部にエンジンの冷却
水が流通する温水ライザ通路とを備えた吸気系に
関するもので、その目的は、各吸気マニホールド
内に還流排ガス、2次空気等の混合気制御ガス、
並びにブローバイガス等の処理ガスを導入する場
合に、各気筒内での混合気の燃焼状態を良好に保
ちつつ、混合気制御ガスを供給する制御ガス通路
と、処理ガスを供給する処理ガス通路とを互いに
干渉することなく容易に配設し得るようにした、
製造容易且つ構造簡単な前記吸気系を提供するこ
とにある。
に独立した第1及び第2混合気生成装置と、第1
混合気生成装置をエンジン本体の一部の気筒に連
通する第1吸気マニホールドと、第2混合気生成
装置をエンジン本体の残余の気筒に連通する第2
吸気マニホールドと、前記第1,第2吸気マニホ
ールドの底壁に形成されて内部にエンジンの冷却
水が流通する温水ライザ通路とを備えた吸気系に
関するもので、その目的は、各吸気マニホールド
内に還流排ガス、2次空気等の混合気制御ガス、
並びにブローバイガス等の処理ガスを導入する場
合に、各気筒内での混合気の燃焼状態を良好に保
ちつつ、混合気制御ガスを供給する制御ガス通路
と、処理ガスを供給する処理ガス通路とを互いに
干渉することなく容易に配設し得るようにした、
製造容易且つ構造簡単な前記吸気系を提供するこ
とにある。
そして上記目的を達成するために本発明は、相
互に独立した第1及び第2混合気生成装置と、第
1混合気生成装置をエンジン本体の一部の気筒に
連通する第1吸気マニホールドと、第2混合気生
成装置をエンジン本体の残余の気筒に連通する第
2吸気マニホールドと、前記第1,第2吸気マニ
ホールドの底壁に形成されて内部にエンジンの冷
却水が流通する温水ライザ通路とを備え、還流排
ガス、2次空気等の混合気制御ガスを供給する制
御ガス通路を前記各吸気マニホールドの分岐部内
の上部に開口し、ブローバイガス等の処理ガスを
供給する処理ガス供給通路を前記各吸気マニホー
ルドの分岐部を避けてその内面上部に開口し、さ
らに少なくとも一つの前記制御ガス通路及び処理
ガス通路の各一部を形成する通路壁が前記第1,
第2吸気マニホールドに、その両吸気マニホール
ド間を一体に結するよう形成されたことを特徴と
する。
互に独立した第1及び第2混合気生成装置と、第
1混合気生成装置をエンジン本体の一部の気筒に
連通する第1吸気マニホールドと、第2混合気生
成装置をエンジン本体の残余の気筒に連通する第
2吸気マニホールドと、前記第1,第2吸気マニ
ホールドの底壁に形成されて内部にエンジンの冷
却水が流通する温水ライザ通路とを備え、還流排
ガス、2次空気等の混合気制御ガスを供給する制
御ガス通路を前記各吸気マニホールドの分岐部内
の上部に開口し、ブローバイガス等の処理ガスを
供給する処理ガス供給通路を前記各吸気マニホー
ルドの分岐部を避けてその内面上部に開口し、さ
らに少なくとも一つの前記制御ガス通路及び処理
ガス通路の各一部を形成する通路壁が前記第1,
第2吸気マニホールドに、その両吸気マニホール
ド間を一体に結するよう形成されたことを特徴と
する。
以下、図面により本発明を4気筒エンジンに適
用した一実施例について説明すると、第1図にお
いて、左から順に第1,第2,第3,第4気筒
E1,E2,E3,E4を整列させたエンジン本体Eの
一側面には、第1及び第2吸気マニホールドM1,
M2がこれらを相互に連通する供通の取付フラン
ジ1を介して図示しないボルトにより結着され、
またその他側面には排気マニホールド(図示せ
ず)が結着される。
用した一実施例について説明すると、第1図にお
いて、左から順に第1,第2,第3,第4気筒
E1,E2,E3,E4を整列させたエンジン本体Eの
一側面には、第1及び第2吸気マニホールドM1,
M2がこれらを相互に連通する供通の取付フラン
ジ1を介して図示しないボルトにより結着され、
またその他側面には排気マニホールド(図示せ
ず)が結着される。
第1吸気マニホールドM1は中間の分岐部21か
ら分かれて第1及び第2気筒E1,E2にそれぞれ
連通する2本の分配管31,31を備え、また第2
吸気マニホールドM2も中間の分岐部22から分か
れて第3及び第4気筒E3,E4にそれぞれ連通す
る2本の分配管32,32を備えている。これら第
1及び第2吸気マニホールドM1,M2の入口に互
いに独立した第1及び第2混合気生成装置として
の第1及び第2気化器C1,C2がそれぞれ装着さ
れる。
ら分かれて第1及び第2気筒E1,E2にそれぞれ
連通する2本の分配管31,31を備え、また第2
吸気マニホールドM2も中間の分岐部22から分か
れて第3及び第4気筒E3,E4にそれぞれ連通す
る2本の分配管32,32を備えている。これら第
1及び第2吸気マニホールドM1,M2の入口に互
いに独立した第1及び第2混合気生成装置として
の第1及び第2気化器C1,C2がそれぞれ装着さ
れる。
したがつて、エンジンの運転中、第1気化器
C1でつくられた混合気は第1吸気マニホールド
M1に流入し、2本の分配管31,32に分流して
第1及び第2気筒E1,E2に吸入され、また第2
気化器C2でつくられた混合気は第2吸気マニホ
ールドM2に流入し、2本の分配管32,32に分
流して第3及び第4気筒E3,E4に吸入される。
C1でつくられた混合気は第1吸気マニホールド
M1に流入し、2本の分配管31,32に分流して
第1及び第2気筒E1,E2に吸入され、また第2
気化器C2でつくられた混合気は第2吸気マニホ
ールドM2に流入し、2本の分配管32,32に分
流して第3及び第4気筒E3,E4に吸入される。
両吸気マニホールドM1,M2の分岐部21,22
内上面には第1の制御ガス通路としての還流排ガ
ス通路4が開口され、その開口部を符号51,52
で示す。図示例では、この還流排ガス通路4は、
流量制御弁6を途中に介装した主通路7と、流量
制御弁6の下流側で分岐して前記分岐部21,22
に至る第1及び第2分岐路81,82とを備えてお
り、第1及び第2分岐路81,82は等長に形成さ
れる。また流量制御弁6近傍部から第1,第2分
岐路81,82の終端即ち開口部51,52までの還
流排ガス通路4の通路壁は、両吸気マニホールド
M1,M2の鋳造時、それら間に跨つて形成されて
それらと一体構造にされる。そして第2吸気マニ
ホールドM2の外側端面には主通路7の入口7a
が設けられ、この入口7aには前記排気マニホー
ルドに設けた還流排ガス取出口に連なる導管9が
接続される。
内上面には第1の制御ガス通路としての還流排ガ
ス通路4が開口され、その開口部を符号51,52
で示す。図示例では、この還流排ガス通路4は、
流量制御弁6を途中に介装した主通路7と、流量
制御弁6の下流側で分岐して前記分岐部21,22
に至る第1及び第2分岐路81,82とを備えてお
り、第1及び第2分岐路81,82は等長に形成さ
れる。また流量制御弁6近傍部から第1,第2分
岐路81,82の終端即ち開口部51,52までの還
流排ガス通路4の通路壁は、両吸気マニホールド
M1,M2の鋳造時、それら間に跨つて形成されて
それらと一体構造にされる。そして第2吸気マニ
ホールドM2の外側端面には主通路7の入口7a
が設けられ、この入口7aには前記排気マニホー
ルドに設けた還流排ガス取出口に連なる導管9が
接続される。
而して、還流排ガス取出口から取出された排ガ
スは導管9を経て主通路7に入り、流量制御弁6
によりエンジンの運転状態に適応した流量に制御
された後、等長の第1及び第2分岐路81,82に
均等に分流して第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2の各分岐部21,22内に供給される。し
たがつて、各分岐部21,22内に供給された還流
排ガスは、対応する2本の分配管31,31;32,
32にそれぞれ均等に分流し、混合気と共に第1
〜第4気筒E1〜E4に均等に供給され、混合気の
燃焼時における窒素酸化物の生成を抑制する。
スは導管9を経て主通路7に入り、流量制御弁6
によりエンジンの運転状態に適応した流量に制御
された後、等長の第1及び第2分岐路81,82に
均等に分流して第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2の各分岐部21,22内に供給される。し
たがつて、各分岐部21,22内に供給された還流
排ガスは、対応する2本の分配管31,31;32,
32にそれぞれ均等に分流し、混合気と共に第1
〜第4気筒E1〜E4に均等に供給され、混合気の
燃焼時における窒素酸化物の生成を抑制する。
また、第1及び第2吸気マニホールドM1,M2
の各分岐部21,22内上面には第2の制御ガス通
路としての2次空気通路が開口され、その開口部
を符号111,112で示す。この2次空気通路1
0は、各分岐部21,22の上壁に鋳包み結合され
て開口部111,112に連なる第1及び第2導入
管121,122と、これら導入管121,122に
ゴム等よりなる可撓接続管13を介して接続され
る二股部141,142を持つた金属製二股状パイ
プ14とより構成され、パイプ14の入口に2次
空気弁、例えばシヨツトエア弁16が装着され
る。
の各分岐部21,22内上面には第2の制御ガス通
路としての2次空気通路が開口され、その開口部
を符号111,112で示す。この2次空気通路1
0は、各分岐部21,22の上壁に鋳包み結合され
て開口部111,112に連なる第1及び第2導入
管121,122と、これら導入管121,122に
ゴム等よりなる可撓接続管13を介して接続され
る二股部141,142を持つた金属製二股状パイ
プ14とより構成され、パイプ14の入口に2次
空気弁、例えばシヨツトエア弁16が装着され
る。
而して、混合気が一時的に濃厚となるエンジン
の減速運転開始時には、その状態をシヨツトエア
弁16が感知して作動し、規定量の2次空気を二
股状パイプ14に供給する。二次空気はこの二股
状パイプ14により第1,第2導入管121,1
22に等しく分配され、そして第1及び第2吸気
マニホールドM1,M2の各分岐部21,22内に供
給され、次いで対応する2本の分配管21,21;
22,22にそれぞれ均等に分流し、そこを流れる
混合気に混合して、その空燃比を適正に補正す
る。
の減速運転開始時には、その状態をシヨツトエア
弁16が感知して作動し、規定量の2次空気を二
股状パイプ14に供給する。二次空気はこの二股
状パイプ14により第1,第2導入管121,1
22に等しく分配され、そして第1及び第2吸気
マニホールドM1,M2の各分岐部21,22内に供
給され、次いで対応する2本の分配管21,21;
22,22にそれぞれ均等に分流し、そこを流れる
混合気に混合して、その空燃比を適正に補正す
る。
さらに、第1及び第2吸気マニホールドM1,
M2の内面上部には、それらの分岐部21,22を
避けて処理ガス通路17が開口され、その開口部
を符号181,182で示す。図示例では、開口部
181,182は第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2の入口付近において両者M1,M2の対向
側壁に設けられる。
M2の内面上部には、それらの分岐部21,22を
避けて処理ガス通路17が開口され、その開口部
を符号181,182で示す。図示例では、開口部
181,182は第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2の入口付近において両者M1,M2の対向
側壁に設けられる。
処理ガス通路17は、通路壁が両吸気マニホー
ルドM1,M2にその両者間に跨つて一体に形成さ
れて両開口部181,182間を連通する連通路1
9と、この連通路19の中央部底壁を貫通して下
方へ突出する導入管20と、この導入管20に接
続されてエンジンのクランク室(図示せず)に連
なる導管21とより構成される。
ルドM1,M2にその両者間に跨つて一体に形成さ
れて両開口部181,182間を連通する連通路1
9と、この連通路19の中央部底壁を貫通して下
方へ突出する導入管20と、この導入管20に接
続されてエンジンのクランク室(図示せず)に連
なる導管21とより構成される。
而して、エンジンの運転中、そのクランクケー
ス内にブローバイガスが発生すると、そのガスは
導管21を経て連通路19に入り、その中央部か
ら左右に分流して第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2内に吸入され、混合気に伴われて対応す
る気筒E1〜E4に運ばれ燃焼処理される。
ス内にブローバイガスが発生すると、そのガスは
導管21を経て連通路19に入り、その中央部か
ら左右に分流して第1及び第2吸気マニホールド
M1,M2内に吸入され、混合気に伴われて対応す
る気筒E1〜E4に運ばれ燃焼処理される。
ところで、ブローバイガスの如き処理ガスは、
一般に1本の気筒に供給される混合気量に比し極
めて少量であるから、本発明のように処理ガス通
路17の開口部181,182を分岐部21,22を
避けて設けたことから、処理ガスが吸気マニホー
ルドM1,M2内に導入されたとき、両分配管31,
31;32,32への分配割合に大きな差が生じた
としても、各気筒E1〜E4に供給される混合気の
空燃比のバランスを狂わすには到らない。
一般に1本の気筒に供給される混合気量に比し極
めて少量であるから、本発明のように処理ガス通
路17の開口部181,182を分岐部21,22を
避けて設けたことから、処理ガスが吸気マニホー
ルドM1,M2内に導入されたとき、両分配管31,
31;32,32への分配割合に大きな差が生じた
としても、各気筒E1〜E4に供給される混合気の
空燃比のバランスを狂わすには到らない。
さらにまた、両吸気マニホールドM1,M2の底
壁には、エンジンの加熱された冷却水を流通させ
て吸気マニホールドM1,M2内を流れる混合気を
加熱するための温水ライザ通路22が、該両底壁
間に跨つて形成される。
壁には、エンジンの加熱された冷却水を流通させ
て吸気マニホールドM1,M2内を流れる混合気を
加熱するための温水ライザ通路22が、該両底壁
間に跨つて形成される。
尚、上記実施例において、還流排ガス通路4及
び処理ガス通路17は両吸気マニホールドM1,
M2内の圧力の平衡を図るバランス通路としても
機能するものである。
び処理ガス通路17は両吸気マニホールドM1,
M2内の圧力の平衡を図るバランス通路としても
機能するものである。
以上のように本発明によれば、相互に独立した
第1及び第2混合気生成装置と、第1混合気生成
装置をエンジン本体の一部の気筒に連通する第1
吸気マニホールドと、第2混合気生成装置をエン
ジン本体の残余の気筒に連通する第2吸気マニホ
ールドとを備え、還流排ガス、2次空気等の混合
気制御ガスを供給する制御ガス通路を前記各吸気
マニホールドの分岐部内に開口し、ブローバイガ
ス等の処理ガスを供給する処理ガス供給通路を前
記各吸気マニホールドの分岐部を避けてその内部
に開口したので、各吸気マニホールド内への制御
ガス通路及び処理ガス通路の開口部の接近が回避
され、両通路を互いに干渉させることなく容易に
配設することができる。そして、混合気の燃焼状
態の良否を左右する制御ガスは、各吸気マニホー
ルドの分岐部に供給して複数の分配管に均等に分
配することができるため、エンジンの各気筒に供
給される混合気の空燃比その他の性状を適正に制
御して、常に良好な燃焼状態を得ることができ
る。一方、処理ガスは各吸気マニホールドにその
分岐部以外の場所から供給されるため、或る気筒
に偏つて供給されることになるが、その供給量は
極めて少ないので、その気筒での混合気の燃焼状
態を悪化させることもない。
第1及び第2混合気生成装置と、第1混合気生成
装置をエンジン本体の一部の気筒に連通する第1
吸気マニホールドと、第2混合気生成装置をエン
ジン本体の残余の気筒に連通する第2吸気マニホ
ールドとを備え、還流排ガス、2次空気等の混合
気制御ガスを供給する制御ガス通路を前記各吸気
マニホールドの分岐部内に開口し、ブローバイガ
ス等の処理ガスを供給する処理ガス供給通路を前
記各吸気マニホールドの分岐部を避けてその内部
に開口したので、各吸気マニホールド内への制御
ガス通路及び処理ガス通路の開口部の接近が回避
され、両通路を互いに干渉させることなく容易に
配設することができる。そして、混合気の燃焼状
態の良否を左右する制御ガスは、各吸気マニホー
ルドの分岐部に供給して複数の分配管に均等に分
配することができるため、エンジンの各気筒に供
給される混合気の空燃比その他の性状を適正に制
御して、常に良好な燃焼状態を得ることができ
る。一方、処理ガスは各吸気マニホールドにその
分岐部以外の場所から供給されるため、或る気筒
に偏つて供給されることになるが、その供給量は
極めて少ないので、その気筒での混合気の燃焼状
態を悪化させることもない。
また第1,第2吸気マニホールドの底壁に、エ
ンジン冷却水が流通する温水ライザ通路が形成さ
れる一方、前記制御ガス通路及び処理ガス供給通
路が何れも各吸気マニホールド内の上部に開口す
るので、それら通路の開口部にガス中のタール等
の粘着性物質が滞留してそこを詰まらせるような
惧れはなく、その上、該開口部を温水ライザ通路
より可及的に離して各吸気マニホールドの上壁部
に纒めて形成でき、その取回しが容易になりマニ
ホールドの製造が簡単になる。
ンジン冷却水が流通する温水ライザ通路が形成さ
れる一方、前記制御ガス通路及び処理ガス供給通
路が何れも各吸気マニホールド内の上部に開口す
るので、それら通路の開口部にガス中のタール等
の粘着性物質が滞留してそこを詰まらせるような
惧れはなく、その上、該開口部を温水ライザ通路
より可及的に離して各吸気マニホールドの上壁部
に纒めて形成でき、その取回しが容易になりマニ
ホールドの製造が簡単になる。
さらに少なくとも一つの制御ガス通路及び処理
ガス通路の各一部を形成する通路壁が前記第1,
第2吸気マニホールドに、その両吸気マニホール
ド間を一体に結合するよう形成されるので、制御
ガス通路及び処理ガス供給通路の各一部の通路壁
によつて、互いに離れた位置で第1,第2吸気マ
ニホールド間をそれぞれ一体に結合することがで
き、従つて、両吸気マニホールド間の結合強度を
高めることができ、しかも制御ガス通路及び処理
ガス供給通路の通路壁が両吸気マニホールド間の
連結部材にそれぞれ兼用されることになつて構造
が簡単となり、コストダウンに寄与し得る。
ガス通路の各一部を形成する通路壁が前記第1,
第2吸気マニホールドに、その両吸気マニホール
ド間を一体に結合するよう形成されるので、制御
ガス通路及び処理ガス供給通路の各一部の通路壁
によつて、互いに離れた位置で第1,第2吸気マ
ニホールド間をそれぞれ一体に結合することがで
き、従つて、両吸気マニホールド間の結合強度を
高めることができ、しかも制御ガス通路及び処理
ガス供給通路の通路壁が両吸気マニホールド間の
連結部材にそれぞれ兼用されることになつて構造
が簡単となり、コストダウンに寄与し得る。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2
図及び第3図は第1図の―線及び―線断
面図である。 C1,C2…第1,第2混合気生成装置としての
第1,第2気化器、E…エンジン本体、E1〜E4
…第1〜第4気筒、M1,M2…第1,第2吸気マ
ニホールド、21,22…分岐部、4…制御ガスと
しての還流排ガス通路、51,52…開口部、81,
82…第1,第2分岐路、10……制御ガス通路
としての2次空気通路、111,112…開口部、
17…処理ガス通路、181,182…開口部、1
9…連通路、22…温水ライザ通路。
図及び第3図は第1図の―線及び―線断
面図である。 C1,C2…第1,第2混合気生成装置としての
第1,第2気化器、E…エンジン本体、E1〜E4
…第1〜第4気筒、M1,M2…第1,第2吸気マ
ニホールド、21,22…分岐部、4…制御ガスと
しての還流排ガス通路、51,52…開口部、81,
82…第1,第2分岐路、10……制御ガス通路
としての2次空気通路、111,112…開口部、
17…処理ガス通路、181,182…開口部、1
9…連通路、22…温水ライザ通路。
Claims (1)
- 1 相互に独立した第1及び第2混合気生成装置
と、第1混合気生成装置をエンジン本体の一部の
気筒に連通する第1吸気マニホールドと、第2混
合気生成装置をエンジン本体の残余の気筒に連通
する第2吸気マニホールドと、前記第1,第2吸
気マニホールドの底壁に形成されて内部にエンジ
ンの冷却水が流通する温水ライザ通路とを備え、
還流排ガス、2次空気等の混合気制御ガスを供給
する制御ガス通路を前記各吸気マニホールドの分
岐部内の上部に開口し、ブローバイガス等の処理
ガスを供給する処理ガス供給通路を前記各吸気マ
ニホールドの分岐部を避けてその内面上部に開口
し、さらに少なくとも一つの前記制御ガス通路及
び処理ガス通路の各一部を形成する通路壁が前記
第1,第2吸気マニホールドに、その両吸気マニ
ホールド間を一体に結合するよう形成されること
を特徴とする、多気筒エンジンの吸気系。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57205131A JPS5996471A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 多気筒エンジンの吸気系 |
DE19833331095 DE3331095A1 (de) | 1982-08-31 | 1983-08-29 | Ansaugkruemmer fuer einem mehrzylindrigen motor |
US06/527,871 US4517951A (en) | 1982-08-31 | 1983-08-30 | Intake manifold apparatus in multi-cylinder engine |
GB08323231A GB2127096B (en) | 1982-08-31 | 1983-08-30 | Internal combustion engine intake manifolds |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57205131A JPS5996471A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 多気筒エンジンの吸気系 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996471A JPS5996471A (ja) | 1984-06-02 |
JPS6314183B2 true JPS6314183B2 (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=16501942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57205131A Granted JPS5996471A (ja) | 1982-08-31 | 1982-11-22 | 多気筒エンジンの吸気系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996471A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989602B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2012-08-01 | 株式会社クボタ | 多気筒エンジン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52113429A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Nissan Motor Co Ltd | Intake manifold of internal combustion engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56145648U (ja) * | 1980-04-02 | 1981-11-02 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP57205131A patent/JPS5996471A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52113429A (en) * | 1976-03-19 | 1977-09-22 | Nissan Motor Co Ltd | Intake manifold of internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996471A (ja) | 1984-06-02 |
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