JPS63141182A - 特定領域内を通過する図形の判定方式 - Google Patents
特定領域内を通過する図形の判定方式Info
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- JPS63141182A JPS63141182A JP28808586A JP28808586A JPS63141182A JP S63141182 A JPS63141182 A JP S63141182A JP 28808586 A JP28808586 A JP 28808586A JP 28808586 A JP28808586 A JP 28808586A JP S63141182 A JPS63141182 A JP S63141182A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は画像処理システムに関し、特に図形処理の際に
、指定した図形を、画面に表示されている複数の図形の
中から抽出する方式に関する。本発明によると画面上に
指定される長方形の特定領域の内部、或いは指定される
特定点上をその輪郭線が通過する、即ちその一部が掛か
るような図形を判定する操作を、予備判定、最終判定の
二過程により実行する場合の予備判定の方式に関する。
、指定した図形を、画面に表示されている複数の図形の
中から抽出する方式に関する。本発明によると画面上に
指定される長方形の特定領域の内部、或いは指定される
特定点上をその輪郭線が通過する、即ちその一部が掛か
るような図形を判定する操作を、予備判定、最終判定の
二過程により実行する場合の予備判定の方式に関する。
更に詳細には、特定領域、或いは特定点と、被判定図形
の外接長方形領域が重なりを有するが否かを判定するこ
とにより、被判定図形が特定領域と重なりを有するか、
或いは近接しているかを判定する予備判定を高速で実行
する方式に関する。
の外接長方形領域が重なりを有するが否かを判定するこ
とにより、被判定図形が特定領域と重なりを有するか、
或いは近接しているかを判定する予備判定を高速で実行
する方式に関する。
CRT画面上に種々の画像、幾何学的図形等を表示し、
ライトペン、マウス等のボインティング装置と高速の図
形処理プロセッサを併用してTV画像、幾何学的図形等
を高速処理する技術は自動設計、映像解析等の用途に広
く使用され、応用範囲の拡大と共に、より高速のものが
要求されている。
ライトペン、マウス等のボインティング装置と高速の図
形処理プロセッサを併用してTV画像、幾何学的図形等
を高速処理する技術は自動設計、映像解析等の用途に広
く使用され、応用範囲の拡大と共に、より高速のものが
要求されている。
第2図に画像処理システムの一例を示す。このようなシ
ステムは現在法(普及し、その動作原理等も公知である
ので、その詳細な動作の説明は省略し概略の情報の流れ
について以下説明する。本図において点線の部分は操作
員の関与する動作である。
ステムは現在法(普及し、その動作原理等も公知である
ので、その詳細な動作の説明は省略し概略の情報の流れ
について以下説明する。本図において点線の部分は操作
員の関与する動作である。
画像処理プロセッサ11は操作員16の指令により幾何
学的図形の画面上の位置、形状(円、長方形等の区別)
、寸法、色等の図形データ(A−N)を含む描画命令を
記憶装置12より読み出し、図形生成指令に変換し、小
型の高速プロセッサ、あるいはODA (デジタル微分
解析装置)等よりなる画像生成装置13に送出する。画
像生成装置13は指令に従って図形を点状の画素に分解
し、フレーム記憶装置14上に順次ビットマツプの形で
記入して行く。
学的図形の画面上の位置、形状(円、長方形等の区別)
、寸法、色等の図形データ(A−N)を含む描画命令を
記憶装置12より読み出し、図形生成指令に変換し、小
型の高速プロセッサ、あるいはODA (デジタル微分
解析装置)等よりなる画像生成装置13に送出する。画
像生成装置13は指令に従って図形を点状の画素に分解
し、フレーム記憶装置14上に順次ビットマツプの形で
記入して行く。
CRT表示装置15はフレーム記憶装置14の内容を順
次走査し、TVにおけるビデオ信号に類似な形式の画像
表示信号に変換しCRT画面上に図形を表示する。
次走査し、TVにおけるビデオ信号に類似な形式の画像
表示信号に変換しCRT画面上に図形を表示する。
第3図にCRT画面に表示される幾何学的図形の3個の
例A−Cを示す。このような幾何学的図形は一般に画像
処理プロセッサ11において、一つの図形が一個の描画
命令に対応して表現される。第3図において画面上の任
意の点、P点は直交座標(X、Y)で表現される。X、
Y、の値は画面上のX−Y座標値であり、第2図にお
けるフレーム記憶装置14における画素記憶位置のアド
レスと通常1:1に対応するものであるゆ本発明の詳細
な説明する上に描画命令の形式は重要であるので、以下
に代表的な描画命令について説明を加える。
例A−Cを示す。このような幾何学的図形は一般に画像
処理プロセッサ11において、一つの図形が一個の描画
命令に対応して表現される。第3図において画面上の任
意の点、P点は直交座標(X、Y)で表現される。X、
Y、の値は画面上のX−Y座標値であり、第2図にお
けるフレーム記憶装置14における画素記憶位置のアド
レスと通常1:1に対応するものであるゆ本発明の詳細
な説明する上に描画命令の形式は重要であるので、以下
に代表的な描画命令について説明を加える。
第4図(A)は第3図の画面でAめように表示される直
線、またはベクトルで一般に次のような命令形式で指示
される。
線、またはベクトルで一般に次のような命令形式で指示
される。
しINB(Xll、Y(1:Xl、Yl:P:Q:−−
−−)Xo、Yo:Xt、Yl は画面上における直線
の始点、終点のX−Y座標、P:Q−は輝度、色等の指
定情報である。
−−)Xo、Yo:Xt、Yl は画面上における直線
の始点、終点のX−Y座標、P:Q−は輝度、色等の指
定情報である。
第4図(B)は第3図の画面でBのように表示される円
で一般に次のような命令形式で指示される。
で一般に次のような命令形式で指示される。
CIRCLH(XoIYo:R:P:Q−−〜)Xa、
Y(1は画面上における円の中心のx−Y座標、Rはそ
の半径、P:Q−は輝度、色等の指定情報である。
Y(1は画面上における円の中心のx−Y座標、Rはそ
の半径、P:Q−は輝度、色等の指定情報である。
第4図(C)は第3図の画面でCのように表示される長
方形で一般に次のような命令形式で指示される。
方形で一般に次のような命令形式で指示される。
RHCT(Xa、Yo:Xl、Yt:P:Q−−−)X
o、Yo:Xl、Ytは画面上における図形の右上隅、
左下隅のχ−Y座標、P:Q−は輝度、色等の指定情報
である。
o、Yo:Xl、Ytは画面上における図形の右上隅、
左下隅のχ−Y座標、P:Q−は輝度、色等の指定情報
である。
このように−命令で一個の図形が表現されているので、
図形の処理に当たっては目的の図形の指定は、プログラ
ム中の、その図形の描画命令により指定する。例えば、
成る円を拡大して移動したい場合には、その円の書き込
みを行った描画命令を探し、その命令のx、y座標位置
を変更しく中心位置の変更)、Rの値を変更(半径の増
大)した後、プログラムを動作させると目的の円の移動
、拡大が実行される。
図形の処理に当たっては目的の図形の指定は、プログラ
ム中の、その図形の描画命令により指定する。例えば、
成る円を拡大して移動したい場合には、その円の書き込
みを行った描画命令を探し、その命令のx、y座標位置
を変更しく中心位置の変更)、Rの値を変更(半径の増
大)した後、プログラムを動作させると目的の円の移動
、拡大が実行される。
画像処理でしばしば行われる操作に画面上の図形の抽出
がある。これは画面上で一つの図形を抽出しこれを処理
する必要のある場合で、例えばカーソルを移動して図形
の輪郭線上の一点と重ねてその図形を抽出し、或いは画
面上に長方形の特定領域を表示し、輪郭線で囲まれた領
域と特定領域が重なる図形を抽出する、等のように画面
上で目的の図形を判定、抽出し、消去、拡大、移動等の
処理を施す操作である。従来、このような図形抽出に種
々の手段が考えられているが、何れも処理時間が長くか
かる欠点があった。
がある。これは画面上で一つの図形を抽出しこれを処理
する必要のある場合で、例えばカーソルを移動して図形
の輪郭線上の一点と重ねてその図形を抽出し、或いは画
面上に長方形の特定領域を表示し、輪郭線で囲まれた領
域と特定領域が重なる図形を抽出する、等のように画面
上で目的の図形を判定、抽出し、消去、拡大、移動等の
処理を施す操作である。従来、このような図形抽出に種
々の手段が考えられているが、何れも処理時間が長くか
かる欠点があった。
従来方式の一例を第3図のように表示されている画面を
、第2図に例示したシステムで処理する場合について以
下説明する。ここでは第3図に示す画面上で、長方形の
領域Cの内部を通過する輪郭線を持つ図形を抽出する場
合を想定する。ここでは円Bがこの条件に該当している
。以下従来方式の説明において使われる画像生成装置1
3の一例を第7図に示す。このような場合従来方式によ
れば以下の手順によるのが普通であった。
、第2図に例示したシステムで処理する場合について以
下説明する。ここでは第3図に示す画面上で、長方形の
領域Cの内部を通過する輪郭線を持つ図形を抽出する場
合を想定する。ここでは円Bがこの条件に該当している
。以下従来方式の説明において使われる画像生成装置1
3の一例を第7図に示す。このような場合従来方式によ
れば以下の手順によるのが普通であった。
先ず画像処理プロセッサ11は記憶装置12内のプログ
ラムを参照し、領域Cの描画命令より領域Cの左下隅、
右上隅の座標値を求める。この座標値をXO+YO、及
びXll ylとし、(第4図(C)と同じ形であり、
点の場合はXa−L、 Yo=Y+となる。)この座標
値を画像生成装置13に、抽出すべき図形の描画命令に
先行して、特定領域データとして送出する0画像生成装
置13はこの座標値を特定領域座標値レジスタ32に蓄
積する。
ラムを参照し、領域Cの描画命令より領域Cの左下隅、
右上隅の座標値を求める。この座標値をXO+YO、及
びXll ylとし、(第4図(C)と同じ形であり、
点の場合はXa−L、 Yo=Y+となる。)この座標
値を画像生成装置13に、抽出すべき図形の描画命令に
先行して、特定領域データとして送出する0画像生成装
置13はこの座標値を特定領域座標値レジスタ32に蓄
積する。
次に画像処理プロセッサ11が記憶装置12の描画命令
記憶領域21に蓄積しである描画命令をAよりN迄順次
読み出し、これより作成した描画データを画像生成装置
13に送出することにより抽出動作が実行される0画像
処理プロセッサ11より描画データを受け取ると画像生
成装置13の画像生成制御回路31は第3図の直線Aの
左下端から順次、その線分を構成する画素の座標値X、
Y、を計算し、書き込みデータ33としてフレーム記
憶装置14に記入して行く。この時同時に画素一点を計
算する毎に、座標値比較手段34により座標値x、 y
、について以下の演算を行う。
記憶領域21に蓄積しである描画命令をAよりN迄順次
読み出し、これより作成した描画データを画像生成装置
13に送出することにより抽出動作が実行される0画像
処理プロセッサ11より描画データを受け取ると画像生
成装置13の画像生成制御回路31は第3図の直線Aの
左下端から順次、その線分を構成する画素の座標値X、
Y、を計算し、書き込みデータ33としてフレーム記
憶装置14に記入して行く。この時同時に画素一点を計
算する毎に、座標値比較手段34により座標値x、 y
、について以下の演算を行う。
a =X、 −X 、 b −XI −XCRY、−
Y 、 dxY、 −Y この結果について次の4条件を満足するものを求める。
Y 、 dxY、 −Y この結果について次の4条件を満足するものを求める。
a≧0、b≦0、csOSd≧0
この計算は、この図形を構成する画素全部について実行
され、全画素の内一点でも4条件の全てを満足する画素
が検出されると、領域通過信号35を画像生成回路31
に送り、更に画像処理プロセッサ11に通知する。第3
図の例では直線Aは領域Cを通過しないので上記条件は
成立しない。(従って領域通過信号35は発生しない。
され、全画素の内一点でも4条件の全てを満足する画素
が検出されると、領域通過信号35を画像生成回路31
に送り、更に画像処理プロセッサ11に通知する。第3
図の例では直線Aは領域Cを通過しないので上記条件は
成立しない。(従って領域通過信号35は発生しない。
)
続いて画像処理プロセッサ11は円Bの描画命令を発行
する。画像生成装置13は円周上 の一点から順次、そ
の円周を構成する画素の座標値を計算しつつフレーム記
憶装置14に記入して行く。この時全部の画素の座標値
x、Yについて0項のaxdと同様の手続きの演算、判
定を行う。円Bは上記の演算の結果より領域Cを通過す
ると判定されるため領域通過信号35が発生し、目的の
図形として抽出される。
する。画像生成装置13は円周上 の一点から順次、そ
の円周を構成する画素の座標値を計算しつつフレーム記
憶装置14に記入して行く。この時全部の画素の座標値
x、Yについて0項のaxdと同様の手続きの演算、判
定を行う。円Bは上記の演算の結果より領域Cを通過す
ると判定されるため領域通過信号35が発生し、目的の
図形として抽出される。
以上の動作を画面上に存在する全ての図形について実行
することにより領域Cを通過する図形全てが抽出される
。
することにより領域Cを通過する図形全てが抽出される
。
(発明が解決しようとする問題点3
以上の説明により明らかなように、図形の輪郭線、或い
は領域が、特定の領域、座標位置を通過するか否かを判
定するには、−画素毎に上記のような演算、判断を繰り
返し、且つこれを全表示図形の、全画素について実行す
る必要があるため多大の時間を必要とし、特に表示され
ている図形の数が増加し、或いは表示装置の画素密度が
高(なり画素数が大きくなると処理時間が極めて大きく
なり、高速化の妨げになるためこの処理の時間の短縮が
要求されていた。
は領域が、特定の領域、座標位置を通過するか否かを判
定するには、−画素毎に上記のような演算、判断を繰り
返し、且つこれを全表示図形の、全画素について実行す
る必要があるため多大の時間を必要とし、特に表示され
ている図形の数が増加し、或いは表示装置の画素密度が
高(なり画素数が大きくなると処理時間が極めて大きく
なり、高速化の妨げになるためこの処理の時間の短縮が
要求されていた。
このような問題点を解決するために本発明においては、
第1図に示すような構成の画像処理プロセッサ11を使
用する。
第1図に示すような構成の画像処理プロセッサ11を使
用する。
特定領域座標値レジスタ2は画像処理手段1より特定領
域の座標値を置数され、外接領域座標値レジスタ3は、
画像処理手段1より、目的の幾何学的図形に外接し、フ
レーム記憶装置14の直交座標系と平行な辺を有する四
辺形の、相対する隅の座標値が外接領域座標値として置
数される。
域の座標値を置数され、外接領域座標値レジスタ3は、
画像処理手段1より、目的の幾何学的図形に外接し、フ
レーム記憶装置14の直交座標系と平行な辺を有する四
辺形の、相対する隅の座標値が外接領域座標値として置
数される。
上記の置数が終わると座標値比較手段4は両レジスタの
内容の座標値を比較することにより、特定領域と外接領
域が重なりを持つか否かを判定する。
内容の座標値を比較することにより、特定領域と外接領
域が重なりを持つか否かを判定する。
本発明によれば、画像処理プロセッサに使用する描画命
令の中のx、 y、座標データより、その命令により描
かれる幾何学的図形に外接する長方形の領域を求め、こ
の領域と特定領域の四隅の座標値を使用し、簡単な演算
により両頭域の重なりの有無を判定する。その結果この
幾何学的図形の輪郭線、或いは領域は、特定領域の内部
を通過しているか、或いは特定領域に接近していること
が予備的に判定され、且つ、この判定は簡単な演算で目
的を達成するため極めて短時間で終わる。上記のような
予備判定により領域通過、または領域接近と判定された
幾何学的図形についてのみ従来例において説明したよう
な全画素についての判定、即ち最終判定を行う。この方
式の予備判定°の導入により最終判定を行う必要のある
幾何学的図形は表示されている図形の全数に対して大幅
に減少し、全体の処理時間も亦大幅に短縮する。
令の中のx、 y、座標データより、その命令により描
かれる幾何学的図形に外接する長方形の領域を求め、こ
の領域と特定領域の四隅の座標値を使用し、簡単な演算
により両頭域の重なりの有無を判定する。その結果この
幾何学的図形の輪郭線、或いは領域は、特定領域の内部
を通過しているか、或いは特定領域に接近していること
が予備的に判定され、且つ、この判定は簡単な演算で目
的を達成するため極めて短時間で終わる。上記のような
予備判定により領域通過、または領域接近と判定された
幾何学的図形についてのみ従来例において説明したよう
な全画素についての判定、即ち最終判定を行う。この方
式の予備判定°の導入により最終判定を行う必要のある
幾何学的図形は表示されている図形の全数に対して大幅
に減少し、全体の処理時間も亦大幅に短縮する。
本発明の骨子は、判定の対象となる幾何学的図形に外接
し、図形が描画、表示される画面の直交座標系と平行な
辺を有する長方形の四隅の座標値を求め、これを特定領
域の四隅の座標値と比較演算することにより特定領域と
外接領域が重なりを持つか否かを判定する予備判定方式
にある。以下にこの予備判定の方法について説明する。
し、図形が描画、表示される画面の直交座標系と平行な
辺を有する長方形の四隅の座標値を求め、これを特定領
域の四隅の座標値と比較演算することにより特定領域と
外接領域が重なりを持つか否かを判定する予備判定方式
にある。以下にこの予備判定の方法について説明する。
第3図に示すようなCRT画面に表示される図形におい
て、特殊な図形を除き、描画命令の一命令で指定出来る
幾何学的図形は第4図(八)〜(C)即ち、直線、長方
形、円の3種のどれかに含まれると考えてよい。このよ
うな図形に外接する長方形を第5図(A) 、 (B)
に点線で示す。この図に示すような外接する長方形領域
の座標値は描画命令より以下のようにして求められる。
て、特殊な図形を除き、描画命令の一命令で指定出来る
幾何学的図形は第4図(八)〜(C)即ち、直線、長方
形、円の3種のどれかに含まれると考えてよい。このよ
うな図形に外接する長方形を第5図(A) 、 (B)
に点線で示す。この図に示すような外接する長方形領域
の座標値は描画命令より以下のようにして求められる。
■直線
前記のように直線の描画命令は一般に次のような形式で
ある。
ある。
LINE(Xo、Ya:Xl、YI:P:Q:−−−−
)第5図(A)は直線51に外接する四辺形52を点線
で示す。本図より明らかな如く、外接四辺形52の左下
隅、右上隅の座標値は直線の始点、終点の座標値と一致
する。従って、外接領域の座標値は次のように求まる。
)第5図(A)は直線51に外接する四辺形52を点線
で示す。本図より明らかな如く、外接四辺形52の左下
隅、右上隅の座標値は直線の始点、終点の座標値と一致
する。従って、外接領域の座標値は次のように求まる。
左上がりの直線の場合は四辺形52の他の対角線になる
ので同様に求まる。
ので同様に求まる。
左下隅(X(1,YO) : 右上隅(Xl、YI
)■円 前記のように円の描画命令は一般に次のような形式であ
る。
)■円 前記のように円の描画命令は一般に次のような形式であ
る。
CIRCLE(Xl、Yo:R:P:Q−−−)第5図
(B)は円54に外接する四辺形53を点線で示す。本
図より明らかな如く、外接四辺形の左下隅、右上隅の座
標値は円の中心の座標値Xo、Y。
(B)は円54に外接する四辺形53を点線で示す。本
図より明らかな如く、外接四辺形の左下隅、右上隅の座
標値は円の中心の座標値Xo、Y。
と半径Rより次のように求まる。
左下隅(×。−R,YO−R) : 右上隅(Xo+
R1Yo+R)■長方形 前記のように長方形の描画命令は次のような形式である
。
R1Yo+R)■長方形 前記のように長方形の描画命令は次のような形式である
。
RECT(Xo+Yo:Xl、YI:P:Q−−−)、
これは本来が長方形であるので座標値は次のように求ま
る。
これは本来が長方形であるので座標値は次のように求ま
る。
左下隅(XO,YO) : 右上隅(Xl、YI)
以上のような幾何学的図形に外接する長方形領域の座標
値の決定は画像処理プロセッサ11の画像処理手段1が
行なうが、この演算を画像処理プロダラムの設定時、画
像処理プロセッサ11が、記憶装置12の描画命令記憶
領域21に描画命令・A−Nを書き込む時に各描画命令
について行い、各描画命令の記憶エリアに付加して記入
しておき、描画方法でもよい。
以上のような幾何学的図形に外接する長方形領域の座標
値の決定は画像処理プロセッサ11の画像処理手段1が
行なうが、この演算を画像処理プロダラムの設定時、画
像処理プロセッサ11が、記憶装置12の描画命令記憶
領域21に描画命令・A−Nを書き込む時に各描画命令
について行い、各描画命令の記憶エリアに付加して記入
しておき、描画方法でもよい。
以上のように求めた幾何学的図形の外接領域、原図形、
特定領域の間の関係には第6図(A)、(B)の二つの
場合がある。第6図(A、)は特定領域63と円62の
外接領域61は重なるが、円62と特定領域63には重
なりが無い場合、即ち特定領域63と円62が接近して
存在する場合、第6図(B)は特定領域63と円62の
外接領域61が重なり、更に円62と特定領域63も重
なりがある場合、即ち特定領域63の内部を円62が通
過する場合である。このように特定領域と外接領域が重
なりを持つ場合、その幾何学的図形は領域接近、或いは
通過の何れかであり、最終判定を行う必要のある幾何学
的図形と判定する。
特定領域の間の関係には第6図(A)、(B)の二つの
場合がある。第6図(A、)は特定領域63と円62の
外接領域61は重なるが、円62と特定領域63には重
なりが無い場合、即ち特定領域63と円62が接近して
存在する場合、第6図(B)は特定領域63と円62の
外接領域61が重なり、更に円62と特定領域63も重
なりがある場合、即ち特定領域63の内部を円62が通
過する場合である。このように特定領域と外接領域が重
なりを持つ場合、その幾何学的図形は領域接近、或いは
通過の何れかであり、最終判定を行う必要のある幾何学
的図形と判定する。
第6図(C)により重なりの有無を画像処理手段1が判
定する演算方法について説明する。特定領域63と外接
領域61の重なりは、点Pa、Pg、To、Tzの座標
値について、以下の順序で比較することにより判定可能
であることは第6図(C)より明らかである。
定する演算方法について説明する。特定領域63と外接
領域61の重なりは、点Pa、Pg、To、Tzの座標
値について、以下の順序で比較することにより判定可能
であることは第6図(C)より明らかである。
20点のX、Y座標値をそれぞれχP、、YP、と表現
して(以下同様な表現を使用する)以下のような演算を
行う。
して(以下同様な表現を使用する)以下のような演算を
行う。
XTz XPo =X20 XTo XPo =
XOOXTg XPt =X22 XTo XP
z =XO2YTz YPo =Y20 YTo
YPo =YOOYT2−YP2 =Y22 YT
o−YPz =YO2この結果例えば、 20点が領域63内にある時X20≧O,XOO≦0で
あり、且つY20≧o yoo≦0以上の条件以外は
20点は領域63の外にある。
XOOXTg XPt =X22 XTo XP
z =XO2YTz YPo =Y20 YTo
YPo =YOOYT2−YP2 =Y22 YT
o−YPz =YO2この結果例えば、 20点が領域63内にある時X20≧O,XOO≦0で
あり、且つY20≧o yoo≦0以上の条件以外は
20点は領域63の外にある。
22点が領域63内にある時X22≧OXO2≦0であ
り、且つY22≧OYO2≦0 以上の条件以外はP!点は領域63の外にある。
り、且つY22≧OYO2≦0 以上の条件以外はP!点は領域63の外にある。
等の判定が可能である。この他にも色々な重なりの条件
があるが省略する。本発明の骨子はここに示したような
簡単な加減算と比較により、描画命令により指定される
幾何学的図形に外接する長方形と特定領域の重なりの有
無を判定することが出来、この判定により複数の描画命
令により指定される幾何学的図形の内、特定領域内を通
過、或いは近接している図形を抽出することを容易にす
ることにある。
があるが省略する。本発明の骨子はここに示したような
簡単な加減算と比較により、描画命令により指定される
幾何学的図形に外接する長方形と特定領域の重なりの有
無を判定することが出来、この判定により複数の描画命
令により指定される幾何学的図形の内、特定領域内を通
過、或いは近接している図形を抽出することを容易にす
ることにある。
本発明により画像処理装置における、特定領域を通過す
る幾何学的図形の抽出を実行する時間を大幅に短縮する
ことを可能とした。
る幾何学的図形の抽出を実行する時間を大幅に短縮する
ことを可能とした。
第1図は本発明による画像処理プロセッサの原理図、
第2図は画像処理システムの一例、
第3図は画像処理システムのCR7表示装置に表示され
る画面の例、 第4図は描画図形の例、 第5図は図形に外接する四辺形碩域の例、第6図は領域
の重なりの例、 第7図は画像生成装置の一例である。 第1図において、 1は画像処理手段、 2は特定領域座標値レジスタ、 3は外接領域座標値レジスタ、 4は座標値比較手段、 11は画像処理プロセッサ、 12は記憶装置、 13は画像生成装置、 14はフレーム記憶装置、 第2図において、 11〜14は第1図と同じ、 15はCR7表示装置、 16は操作員を示す。 mb図 第1図
る画面の例、 第4図は描画図形の例、 第5図は図形に外接する四辺形碩域の例、第6図は領域
の重なりの例、 第7図は画像生成装置の一例である。 第1図において、 1は画像処理手段、 2は特定領域座標値レジスタ、 3は外接領域座標値レジスタ、 4は座標値比較手段、 11は画像処理プロセッサ、 12は記憶装置、 13は画像生成装置、 14はフレーム記憶装置、 第2図において、 11〜14は第1図と同じ、 15はCR7表示装置、 16は操作員を示す。 mb図 第1図
Claims (2)
- (1)一個または複数の特定領域データ、および複数の
描画命令を蓄積する描画命令記憶領域(21)を有する
記憶装置(12)と、 該記憶装置(12)より描画命令を読み出し、該描画命
令にもとずく画像生成指令を作成する画像処理プロセッ
サ(11)と、 該画像処理プロセッサ(11)より受け取る該画像生成
指令を、画素の集合により表現される幾何学的図形に変
換する機能を有する画像生成装置(13)と、 該画像生成装置(13)よりの該幾何学的図形を表現す
る画素を蓄積する直交座標系アドレスを有するフレーム
記憶装置(14)とよりなる画像処理システムにおいて
、 上記画像処理プロセッサ(11)は、 該描画命令記憶領域(21)より該特定領域データを読
み出し特定領域座標値を作成し、更に、別途指定される
一個の描画命令を読み出し、該描画命令の指定する幾何
学的図形に外接し、前記直交座標系に平行な四辺を有す
る外接領域座標値を演算作成する画像処理手段(1)と
、 該特定領域座標値を蓄積する特定領域座標値レジスタ(
2)と、 該外接領域座標値を蓄積する外接領域座標値レジスタ(
3)と、 該特定領域座標値レジスタ(2)と該外接領域座標値レ
ジスタ(3)の内容を比較する座標値比較手段(4)を
具備し、 該座標値比較手段(4)による比較の結果より該特定領
域と該外接領域が重複する領域を有するか否かを判定す
ることを特徴とする、特定領域内を通過する図形の判定
方式。 - (2)一個または複数の特定領域データ、および複数の
描画命令を蓄積する描画命令記憶領域(21)を有する
記憶装置(12)と、 該記憶装置(12)より描画命令を読み出し、該描画命
令にもとずく画像生成指令を作成する画像処理プロセッ
サ(11)と、 該画像処理プロセッサ(11)より受け取る該画像生成
指令を、画素の集合により表現される幾何学的図形に変
換する機能を有する画像生成装置(13)と、 該画像生成装置(13)よりの該幾何学的図形を表現す
る画素を蓄積する直交座標系アドレスを有するフレーム
記憶装置(14)とよりなる画像処理システムにおいて
、 上記画像プロセッサ(11)は、 描画命令の初期設定時に、該描画命令により指定される
幾何学的図形に外接し、前記直交座標系に平行な四辺を
有する外接領域座標値を演算作成し、該描画命令記憶領
域(21)の該描画命令と同一領域に記入し、 更に、該描画命令記憶領域(21)より該特定領域デー
タを読み出し特定領域座標値を作成する画像処理手段(
1)と、 該特定領域座標値を蓄積する特定領域座標値レジスタ(
2)と、 該画像処理手段(1)が該描画命令と同時に読み出した
該外接領域座標値を蓄積する外接領域座標値レジスタ(
3)と、 該特定領域座標値レジスタ(2)と該外接領域座標値レ
ジスタ(3)の内容を比較する座標値比較手段(4)を
具備し、 該座標値比較手段(4)による比較の結果より該特定領
域と該外接領域が重複する領域を有するか否かを判定す
ることを特徴とする、特定領域内を通過する図形の判定
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28808586A JPS63141182A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 特定領域内を通過する図形の判定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28808586A JPS63141182A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 特定領域内を通過する図形の判定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141182A true JPS63141182A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17725596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28808586A Pending JPS63141182A (ja) | 1986-12-03 | 1986-12-03 | 特定領域内を通過する図形の判定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63141182A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000512389A (ja) * | 1997-03-14 | 2000-09-19 | ピー. ラワット,プレム | 多機能世界時間時計 |
JP2014198111A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
1986
- 1986-12-03 JP JP28808586A patent/JPS63141182A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000512389A (ja) * | 1997-03-14 | 2000-09-19 | ピー. ラワット,プレム | 多機能世界時間時計 |
JP2014198111A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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