JP2685680B2 - ピック選択候補顕示方法 - Google Patents

ピック選択候補顕示方法

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JP2685680B2 JP33895191A JP33895191A JP2685680B2 JP 2685680 B2 JP2685680 B2 JP 2685680B2 JP 33895191 A JP33895191 A JP 33895191A JP 33895191 A JP33895191 A JP 33895191A JP 2685680 B2 JP2685680 B2 JP 2685680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のフレームバッフ
ァをスワップさせていくタイミングで、ピック選択され
たプリミティブを、予め定められた顕示色で上書きする
機能を持つディスプレイ装置に関する。
【0002】三次元図形をディスプレイ装置へきれいに
描画するためには、その図形の形状データを、特定の形
式で、予めコンピュータに入力しておく必要がある。通
常、直方体や円柱は、基本的な三次元図形としてプログ
ラム内に用意されている。これらは、プリミティブと呼
ばれ、必要に応じて取り出すことができる。
【0003】
【従来の技術】ピック選択候補となったプリミティブの
顕示は、フレームバッファのスワップのタイミング、す
なわち、ピック選択可能な全てのプリミティブの描画が
完了した時点で、カーソルと重なったプリミティブを、
あらかじめ指定された顕示色で上書きすることで実現し
ている。
【0004】顕示色での上書きを、カーソルがプリミテ
ィブと重なった時にすぐに行なわないのは、重なり合っ
たプリミティブの場合、一番最初にカーソルと重なった
ものをピック選択候補として顕示する場合と、一番最後
にカーソルと重なったものをピック選択候補として顕示
する場合とがあるからである。
【0005】図5は、従来の技術を示す図である。図
(a)及び(b)の左側の方の図では、カーソル22、
27と、プリミティブ20,21、25,26と、英文
字A,B,X,Yとが描画されている。このとき、ピッ
クが発生すると、図(a)及び図(b)の右側の方の図
に示されるような顕示が行なわれる。
【0006】図5(a)の方は、一番最初にカーソルと
重なったプリミティブを顕示する場合であるので、顕示
色で上書きされるのは、プリミティブ23ではなく、プ
リミティブ24である。(b)の方は、一番最後にカー
ソルと重なったプリミティブを顕示する場合であるの
で、顕示色で上書きされるのは、プリミティブ29では
なく、プリミティブ28である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すように、プ
リミティブ全体を顕示色で上書きしてしまうと、そのプ
リミティブと重なり合っている他のプリミティブまで
が、顕示色で上書きされてしまう。すると、重なり合っ
ている複数のプリミティブの立体的な位置関係がわから
なくなってしまうという問題点がある。
【0008】本発明は、この従来の問題点に鑑み、フレ
ームバッファにビット演算機能を持たせることにより、
顕示色で塗り潰す必要のないプリミティブを、そのまま
の色指標で表示するようにし、複数のプリミティブの三
次元的な描画を正確に行なうことのできるディスプレイ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段にて達成さ
れる。すなわち、本発明は、一つまたは複数のフレーム
バッファと、該フレームバッファに書き込まれたデータ
の任意のビットに対して演算書き込みを行なう手段とを
具備するディスプレイ装置において、プリミティブのピ
ックが発生したことを検出するステップと、ピック選択
されたプリミティブの情報を、該プリミティブの色指標
を含めて格納するステップと、プリミティブの該色指標
と、フレームバッファに実際に書き込まれている色指標
とを比較するステップと、該比較の結果、色指標が一致
した場合には、そのフレームバッファ領域を顕示色で上
書きし、前記プリミティブのピック選択を、ディスプレ
イ装置に表示するステップと、前記比較の結果、色指標
が一致しなかった場合には、フレームバッファへの顕示
色での上書きを行なわないステップとを含むピック選択
候補顕示方法である。
【0010】
【作用】図1は、本発明の原理説明図である。図(a)
及び(b)の左側の方の図では、カーソル3、9と、プ
リミティブ1,2、7,8と、英文字A,B,X,Yと
が描画されている。このとき、ピックが発生すると、図
(a)及び図(b)の右側の方の図に示されるような顕
示が行なわれる。
【0011】図1(a)の方は、一番最初にカーソルと
重なったプリミティブを顕示する場合であるので、顕示
色で上書きされるのは、プリミティブ4ではなく、プリ
ミティブ5である。(b)の方は、一番最後にカーソル
と重なったプリミティブを顕示する場合であるので、顕
示色で上書きされるのは、プリミティブ11ではなく、
プリミティブ10である。
【0012】図(a)の右側の方の図では、英文字Aの
ほか、英文字B並びにカーソル6が表示されている。そ
して、プリミティブ4と、プリミティブ5との立体関係
が明確になっている。更に、図(b)の右側の方の図に
おいては、プリミティブ10が、プリミティブ11より
も下側にあることはなく、上側にあることが明確にな
る。
【0013】
【実施例】図2は、本発明の実施例を示す図である。図
2において、座標入力装置であるタブレット12でカー
ソルの位置が変更されると、新しいカーソル座標がイン
タフェース制御プロセサ13を通じて図形データメモリ
18に書かれる。図形処理プロセサ14は、垂直ブラン
キングのタイミングで、図形データメモリ18からカー
ソル座標を読む。
【0014】そして、図形処理プロセサ14は、画像デ
ータ生成プロセサ15を通じて画像データメモリ19に
コマンドを発行し、カーソルを表示する。この時、画像
データ生成プロセサ15は、カーソル座標を中心とした
ピック可能領域の座標を計算し、それを保持しておく。
【0015】プリミティブは、インタフェース制御プロ
セサ13が、ホストから与えられた図形データを図形デ
ータメモリ18に書き、図形処理プロセサ14を起動す
ることで描画する。図形処理プロセサ14は、図形デー
タを解析して、ベクトル生成コマンドを画像データ生成
プロセサ15に発行する。
【0016】画像データ生成プロセサ15は、そのベク
トルに対するピクセルを生成し、画像データメモリ19
にそのピクセルデータを書き込むことによりプリミティ
ブを描画する。この時、画像データ生成プロセサ15
は、プリミティブの1ドット毎に、それがピック可能領
域の内外どちらにあるかを計算する。ピック可能領域内
にある時は、図形処理プロセサ14にピック割り込みを
発行する。
【0017】ピック割り込みを受け取ると、図形処理プ
ロセサ14は、プロセサ内部のメモリに、プリミティブ
の情報を顕示用情報として保存しておく。そして、フレ
ームスワップ時に、画像データ生成プロセサ15を通じ
て顕示色の上書きを行なう前に、画像データメモリ19
にビット演算指定をする。なお、CRT制御プロセサ1
6は、CRT表示装置17を制御する。
【0018】図3は、プリミティブの処理の一例を示す
流れ図である。図3に示すプリミティブの処理では、プ
リミティブ情報の格納に続いてプリミティブの描画を行
なっている。そして、ピックが発生したことを検出する
と、格納したプリミティブ情報をピック選択候補顕示用
情報として保存している。
【0019】これらのピック処理は、指定された回数だ
け実行する。ただし、一番最初にカーソルと重なったプ
リミティブを顕示する場合には、一度ピックが発生した
ら、それ以降のプリミティブに対しては、ピック発生の
チェックは行なわないこととする。
【0020】図4は、フレームバッファのスワップ処理
の一例を示す流れ図である。フレームバッファのスワッ
プ時には、まず、プリミティブの描画時にピックが発生
したかを判定する。発生していなければ、そのままスワ
ップの為の処理を行なう。発生していれば、ピック選択
候補顕示用情報から色指標を取り出し、この色指標の部
分のみ描画できるようにフレームバッファの演算を設定
する。
【0021】そして、ピック選択候補顕示用情報から取
り出したプリミティブの情報を基に、そのプリミティブ
を顕示色で上書きする。続いて、フレームバッファの演
算設定を元に戻してから、バッファスワップの為の処理
を行なう。
【0022】顕示用のビット演算は、例えば、一ドット
毎に以下のような操作を行なう。まず、ビットマップ上
に現在描画されている色指標を読む。そして、この色指
標を、顕示しようとするプリミティブの元の色指標と比
較する。比較は、例えば、排他的論理輪を計算すること
で行なう。
【0023】排他的論理輪の結果がゼロである場合は、
ビットマップ上の色指標とプリミティブの元の色指標と
が一致する場合であるので、そのドットは、通常通り顕
示色で描画する。排他的論理輪の結果がゼロでない場合
は、ビットマップ上の色指標とプリミティブの元の色指
標とが一致しない場合であるので、そのドットには、上
書きを行なわないこととする。
【0024】なお、このようなビット演算を実現する手
段については、特開平2−143345号公報「ビット
マップメモリへのビット演算書き込み方式」に詳細に記
述されている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顕示すべきプリミティブに重なり、顕示色とは異なる色
指標で描かれた他のプリミティブを塗り潰すことなく、
ピック選択候補のプリミティブを顕示色で描画すること
が可能となる。従って、自然な形でプリミティブの顕示
が実現できるという効果を奏し、産業上寄与するところ
が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】プリミティブの処理の一例を示す図である。
【図4】フレームバッファのスワップ処理の一例を示す
流れ図である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1,2,4,5,7,8,10,11,20,21,2
3〜26,28,29プリミティブ 3,6,9,22,27 カーソル 12 タブレット 13 インタフェース制御プロセサ 14 図形処理プロセサ 15 画像データ生成プロセサ 16 CRT制御プロセサ 17 CRT表示装置 18 図形データメモリ 19 画像データメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つまたは複数のフレームバッファと、該
    フレームバッファに書き込まれたデータの任意のビット
    に対して演算書き込みを行なう手段とを具備するディス
    プレイ装置において、 プリミティブのピックが発生したことを検出するステッ
    プと、 ピック選択されたプリミティブの情報を、該プリミティ
    ブの色指標を含めて格納するステップと、 プリミティブの該色指標と、フレームバッファに実際に
    書き込まれている色指標とを比較するステップと、 該比較の結果、色指標が一致した場合には、そのフレー
    ムバッファ領域を顕示色で上書きし、前記プリミティブ
    のピック選択を、ディスプレイ装置に表示するステップ
    と、 前記比較の結果、色指標が一致しなかった場合には、フ
    レームバッファへの顕示色での上書きを行なわないステ
    ップとを含むことを特徴とするピック選択候補顕示方
    法。
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