JPS63140765A - アルミニウム製熱交換器用取付部材 - Google Patents
アルミニウム製熱交換器用取付部材Info
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- JPS63140765A JPS63140765A JP28943186A JP28943186A JPS63140765A JP S63140765 A JPS63140765 A JP S63140765A JP 28943186 A JP28943186 A JP 28943186A JP 28943186 A JP28943186 A JP 28943186A JP S63140765 A JPS63140765 A JP S63140765A
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Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非腐食性フラックスを使用する炉中ろう付け
方法によって一体的にろう付けされるアルミニウム製熱
交換器に、一体向に取り付けられる取付部材に関するも
のである。
方法によって一体的にろう付けされるアルミニウム製熱
交換器に、一体向に取り付けられる取付部材に関するも
のである。
従来、この種のアルミニウム製熱交換器は、軽量で安価
であるため、例えば特開昭５７−１９８２５７号公報等
によって開示される如く、自動車用のラジェータ２ コ
ンデンサ、ヒータコア、或いはエバポレータ等の熱交換
器に、銅合金材料に代わって広く用いられている。
であるため、例えば特開昭５７−１９８２５７号公報等
によって開示される如く、自動車用のラジェータ２ コ
ンデンサ、ヒータコア、或いはエバポレータ等の熱交換
器に、銅合金材料に代わって広く用いられている。
これを第３図及び第４図に基づいて説明する。
図に於て、１はアルミニウム製熱交換器で、Ａ３００（
芯材）の外表面にＡ４３４３ （、ろう材）をクラッド
したフィン材、座板材及びタンク材と、Ａ３００（芯材
）の外表面にＡ４３４３ （ろう材）をクラッドすると
共に、芯材の内表面にＡ７０７２〔犠牲腐食形成Ｎ（亜
鉛を０．８〜１．５％含有する材料）〕をククララした
チューブ材とを一体的にろう付けすることによって形成
されている。
芯材）の外表面にＡ４３４３ （、ろう材）をクラッド
したフィン材、座板材及びタンク材と、Ａ３００（芯材
）の外表面にＡ４３４３ （ろう材）をクラッドすると
共に、芯材の内表面にＡ７０７２〔犠牲腐食形成Ｎ（亜
鉛を０．８〜１．５％含有する材料）〕をククララした
チューブ材とを一体的にろう付けすることによって形成
されている。
コノアルミニウム製熱交換器１は、その形成前に例えば
次のような処理を受ける。即ち、ＮａＯ！１５０％の水
溶液によって脱脂洗浄をした後、ＺｎＯ６０ｇ／ｌ、
ＮａＯＨ３５０ｇ／ｌ、 ２７℃のジンケート浴に１５
分間浸漬する。そして、チューブ材の外表面側にＺｎメ
ッキをする。この前処理が完了すると、チューブ材は例
えば表面に炉中ろう付け用ろう材が被覆されたフィン材
、座板材及びタンク材を冶具にて仮組され、次いで、Ｋ
Ａ Ｉ Ｆｔ −１ｈＡ Ｉ Ｆ＆の組成の非腐食性フ
ラックスを１０％の濃度として水溶液中に浸漬する。そ
の後、約６００℃に温度上昇させた加熱炉−にて５分間
程度加熱し、チューブ材、フィン材、座板材及びタンク
材の各接合部をろう付けする。
次のような処理を受ける。即ち、ＮａＯ！１５０％の水
溶液によって脱脂洗浄をした後、ＺｎＯ６０ｇ／ｌ、
ＮａＯＨ３５０ｇ／ｌ、 ２７℃のジンケート浴に１５
分間浸漬する。そして、チューブ材の外表面側にＺｎメ
ッキをする。この前処理が完了すると、チューブ材は例
えば表面に炉中ろう付け用ろう材が被覆されたフィン材
、座板材及びタンク材を冶具にて仮組され、次いで、Ｋ
Ａ Ｉ Ｆｔ −１ｈＡ Ｉ Ｆ＆の組成の非腐食性フ
ラックスを１０％の濃度として水溶液中に浸漬する。そ
の後、約６００℃に温度上昇させた加熱炉−にて５分間
程度加熱し、チューブ材、フィン材、座板材及びタンク
材の各接合部をろう付けする。
このろう付け時に、チューブ材に施された亜鉛メッキ及
び犠牲腐食形成層内の亜鉛は、加熱作用によって拡散層
を形成する。その結果、熱交換器１を形成した後に於て
、亜鉛の拡散層が犠牲電極となり、芯材が腐食しないよ
うに作用する。
び犠牲腐食形成層内の亜鉛は、加熱作用によって拡散層
を形成する。その結果、熱交換器１を形成した後に於て
、亜鉛の拡散層が犠牲電極となり、芯材が腐食しないよ
うに作用する。
斯くして構成されたアルミニウム製熱交換器１には、ア
ルミニウム製フランジやブラケット等の取付部材２が一
体的に取り付けられる。このアルミニウム製取付部材２
は、強度を必要とするため、通常はＡ７ＮＯＩ材のよう
に強度があるアルミニウム材が用いられている。
ルミニウム製フランジやブラケット等の取付部材２が一
体的に取り付けられる。このアルミニウム製取付部材２
は、強度を必要とするため、通常はＡ７ＮＯＩ材のよう
に強度があるアルミニウム材が用いられている。
然し、Ａ７ＮＯｌ材のように強度があるアルミニウム材
は、Ｍｇ等が多く含まれ、非腐食性のフラックス中のＦ
と反応してろう付け前にＭｇＦ等を作り、フラックス本
来の機能を低下させ、ろう付け性を悪化させる。
は、Ｍｇ等が多く含まれ、非腐食性のフラックス中のＦ
と反応してろう付け前にＭｇＦ等を作り、フラックス本
来の機能を低下させ、ろう付け性を悪化させる。
そのため、安全上からＡ７ＮＯｌ材のように強度がある
アルミニウム材を用いる場合には、アルミニウム製熱交
換器１にアルゴン溶接によって取り付けている。
アルミニウム材を用いる場合には、アルミニウム製熱交
換器１にアルゴン溶接によって取り付けている。
然し、アルミニウム製−熱交換器１に後工程で取付部材
２をアルゴン溶接で取り付ける方式では、一体ろう付げ
に比し、工程が増し、コスト高となり、宜しくない。
２をアルゴン溶接で取り付ける方式では、一体ろう付げ
に比し、工程が増し、コスト高となり、宜しくない。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、アルミニウム製熱交換器と取付部
材とを一体的にろう付けすることを可能とするアルミニ
ウム製熱交換器用取付部材を提供することにある。
もので、その目的は、アルミニウム製熱交換器と取付部
材とを一体的にろう付けすることを可能とするアルミニ
ウム製熱交換器用取付部材を提供することにある。
本発明に係るアルミニウム製熱交換器用取付部材は、ア
ルミニウム材を非腐食性のフラックスを用いて一体的に
ろう付けして成るアルミニウム製熱交換器のコア又はタ
ンクに、一体向に取り付けられる取付部材に於て、Ｍｇ
等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化
合物を作る物質を含有するアルミニウム材に、Ｍｇ等の
如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化合物
を作る物質の含有量の少ないアルミニウム材をクラッド
して成るアルミニウム材によって形成し、上記クランド
材を介してコマ又はタンクとを一体的にろう付けするよ
うに構成したものである。
ルミニウム材を非腐食性のフラックスを用いて一体的に
ろう付けして成るアルミニウム製熱交換器のコア又はタ
ンクに、一体向に取り付けられる取付部材に於て、Ｍｇ
等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化
合物を作る物質を含有するアルミニウム材に、Ｍｇ等の
如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化合物
を作る物質の含有量の少ないアルミニウム材をクラッド
して成るアルミニウム材によって形成し、上記クランド
材を介してコマ又はタンクとを一体的にろう付けするよ
うに構成したものである。
本発明に於ては、取付部材のろう付け側面にＭｇ等の如
き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化合物を
作る物質の含有量の少ないアルミニウム材がクラッドし
であるから、非腐食性のフラックスを用いて一体的にろ
う付けする際に、ＭｇとＦとが反応する虞がなくなり、
クランド材とコア又はタンクとがろう付けされる。
き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時に化合物を
作る物質の含有量の少ないアルミニウム材がクラッドし
であるから、非腐食性のフラックスを用いて一体的にろ
う付けする際に、ＭｇとＦとが反応する虞がなくなり、
クランド材とコア又はタンクとがろう付けされる。
以下、第１図に基づいて本発明の詳細な説明する。
図に於て、１０はアルミニウム製熱交換器に於けるタン
クで、Ａ３００３材から成る芯材１１と、この芯材１１
にクラッドされたＡ４３４３から成る炉中ろう付け用ろ
う材１２とで構成されている。
クで、Ａ３００３材から成る芯材１１と、この芯材１１
にクラッドされたＡ４３４３から成る炉中ろう付け用ろ
う材１２とで構成されている。
２０はアルミニウム製取付部材で、Ａ７ＮＯＬから成る
芯材２１と、この芯材２１にクラッドされたＡ３００３
から成る接合材２２とで構成されている。
芯材２１と、この芯材２１にクラッドされたＡ３００３
から成る接合材２２とで構成されている。
タンク１０と取付部材２０とは、公知の非腐食性フラッ
クスを用いたろう付け方法（例えば特開昭５７−１９８
２５７号公報等によって開示されている方法）によって
、前処理を施された後、他の部材と共に治具を介して仮
組され、そじて約６００℃の加熱炉に於て加熱され、各
接合部をろう付けすることによって第３図に示す如き熱
交換器とされる。
クスを用いたろう付け方法（例えば特開昭５７−１９８
２５７号公報等によって開示されている方法）によって
、前処理を施された後、他の部材と共に治具を介して仮
組され、そじて約６００℃の加熱炉に於て加熱され、各
接合部をろう付けすることによって第３図に示す如き熱
交換器とされる。
このろう付けによって、タンク１０と取付部材２０とは
両者の接合面に位置するＡ４３４３から成る炉中ろう付
け用ろう材１２とＡ３００３から成る接合材２２とが、
ろう付けされる。この際、非腐食性のフラックスが両者
に浸透して来ても、Ｍｇ等が接合部分から離れた部位に
位置しているため、フランクス中のＦ、Ｉｌｌ＜Ｍｇ等
によって取り除かれることがなくなり、Ａ７ＮＯ１から
成る取付部材２０をタンク１０にろう付けすることが可
能となる。
両者の接合面に位置するＡ４３４３から成る炉中ろう付
け用ろう材１２とＡ３００３から成る接合材２２とが、
ろう付けされる。この際、非腐食性のフラックスが両者
に浸透して来ても、Ｍｇ等が接合部分から離れた部位に
位置しているため、フランクス中のＦ、Ｉｌｌ＜Ｍｇ等
によって取り除かれることがなくなり、Ａ７ＮＯ１から
成る取付部材２０をタンク１０にろう付けすることが可
能となる。
尚、上記実施例では、タンク１０にＡ４３４３から成る
炉中ろう材１２をクラッドした場合について説明したが
、第２図に示すように取付部材２０にＡ３００３から成
る第一クラッド層２３とＡ４３４３から成る第二クラッ
ド層２４とを設け、タンク１０を芯材１１のみで構成し
ても良い。
炉中ろう材１２をクラッドした場合について説明したが
、第２図に示すように取付部材２０にＡ３００３から成
る第一クラッド層２３とＡ４３４３から成る第二クラッ
ド層２４とを設け、タンク１０を芯材１１のみで構成し
ても良い。
又、本発明に於て、取付部材２０は取付ブラケットやフ
ランジのように強度が要求されるものであるから、例え
ばＡ６０００系、Ａ７０００系が望ましい。特に、Ａ７
ＮＯ１は好適な材料である。
ランジのように強度が要求されるものであるから、例え
ばＡ６０００系、Ａ７０００系が望ましい。特に、Ａ７
ＮＯ１は好適な材料である。
更に、この取付部材２０にクラッドされるアルミニウム
材としては、非腐食性のフランクス中のＦと反応するＭ
ｇ等の含有量が０．３％以下であると、フラックス本来
の機能を低下させないことが実験によってＴ１１！認さ
れた。その結果、クラフトされるアルミニウム材として
は、熱交換器の芯材として用いられるＡ３００３材が望
ましいが、他のアルミニウム材であっても良い。
材としては、非腐食性のフランクス中のＦと反応するＭ
ｇ等の含有量が０．３％以下であると、フラックス本来
の機能を低下させないことが実験によってＴ１１！認さ
れた。その結果、クラフトされるアルミニウム材として
は、熱交換器の芯材として用いられるＡ３００３材が望
ましいが、他のアルミニウム材であっても良い。
、 〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、Ｍｇ等の多いアルミニウ
ム材で構成される取付部材でも非腐食性のフラックスを
用いて一体的にろう付けすることができる。
ム材で構成される取付部材でも非腐食性のフラックスを
用いて一体的にろう付けすることができる。
第１図は本発明に係るアルミニウム製熱交換器用取付部
材の一実施例を示す断面図、第２図は別の実施例を示す
断面図、第３図はアルミニウム製熱交換器の外観図、第
４図は従来例に於けるアルミニウム取付部材の取付構造
を示す要部断面図である。 １０・・・アルミニウム製熱交換器、１１・・・芯材、
１２・・・炉中ろう付け用ろう材、２０・・・取付部材
、２１・・・接合材。
材の一実施例を示す断面図、第２図は別の実施例を示す
断面図、第３図はアルミニウム製熱交換器の外観図、第
４図は従来例に於けるアルミニウム取付部材の取付構造
を示す要部断面図である。 １０・・・アルミニウム製熱交換器、１１・・・芯材、
１２・・・炉中ろう付け用ろう材、２０・・・取付部材
、２１・・・接合材。
Claims (5)
- （１）アルミニウム材を非腐食性のフラックスを用いて
一体的にろう付けして成るアルミニウム製熱交換器のコ
ア又はタンクに、一体的に取り付けられる取付部材に於
て、Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付
け時に化合物を作る物質を含有するアルミニウム材に、
Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け時
に化合物を作る物質の含有量の少ないアルミニウム材を
クラッドして成るアルミニウム材によって形成し、上記
クラッド材を介してコア又はタンクとを一体的にろう付
けするように構成したことを特徴とするアルミニウム製
熱交換器用取付部材。 - （２）Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう
付け時に化合物を作る物質を含有するアルミニウム材は
、Ａ７０００系のアルミニウム材であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のアルミニウム製熱交換器
用取付部材。 - （３）Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう
付け時に化合物を作る物質の含有量の少ないアルミニウ
ム材は、Ａ３０００系のアルミニウム材であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のアルミニウム製熱
交換器用取付部材。 - （４）Ｍｇ等の含有量が０．３％以下であることを特徴
とする特許請求の範囲第３項記載のアルミニウム製熱交
換器用取付部材。 - （５）Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう
付け時に化合物を作る物質を含有するアルミニウム材に
、Ｍｇ等の如き非腐食性のフラックス中のＦとろう付け
時に化合物を作る物質の含有量の少ないアルミニウム材
をクラッドされるアルミニウム材は、Ａ４３４３等の炉
中ろう材がクラッドされていることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のアルミニウム製熱交換器用取付部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28943186A JPS63140765A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | アルミニウム製熱交換器用取付部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28943186A JPS63140765A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | アルミニウム製熱交換器用取付部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63140765A true JPS63140765A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17743155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28943186A Pending JPS63140765A (ja) | 1986-12-04 | 1986-12-04 | アルミニウム製熱交換器用取付部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63140765A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58113367A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Nippon Radiator Co Ltd | アルミニウム製ラジエ−タ用ヘツダプレ−ト材 |
| JPS60180665A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミ製熱交換器の製造法 |
-
1986
- 1986-12-04 JP JP28943186A patent/JPS63140765A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58113367A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Nippon Radiator Co Ltd | アルミニウム製ラジエ−タ用ヘツダプレ−ト材 |
| JPS60180665A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Furukawa Alum Co Ltd | アルミ製熱交換器の製造法 |
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