JPS63139867A - シート分配装置を備える複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート分配装置、詳細には、複写機等における
複写材の分配装置に関するものである。

文書複写機またはオフセット印刷等において、複数の原
稿を複数部複写または印刷するに際し、各原稿を所要部
数複写した後、原稿順に複写物をページ揃えすることは
大変手間を要する。これを自動的に行うために従来ソー
ターもしくはページあわせ機と称する装置か使用されて
きた。

これらの装置は通常２０段ないし５０段の文書集積台ま
たはコピートレイを有し、複数種の原稿から成る文書を
２０ないし５０部複写または印刷するのに適している。

しかしながらこのように多段の集積台を有するソーター
は必然的に大型かつ複雑化し、非常に床面積を必要とし
、高価なものとなる一方コビートレイの段数以上の部数
を複写することもまれにあり、このような場合には、ま
ずコピートレイの段数だけの部数を一旦とった後、再度
原稿を変えて必要部数をとるという場合も生じ、これも
またきわめて煩雑である。

本発明は、このようにコピートレイの段数の多いことに
対する必要性と、段数か多くなるに従って生ずる場所、
機構等の複雑さから起こる障害を解消した簡単な方法装
置を提供せんとするものである。

すなわち本発明を簡単に説明すれば、複写機または印刷
機の本体の排紙トレイと関連づけたソーター搬送路を設
け、この搬送路の始点に分岐手段を設けることにより複
写機本体のコピートレイとソーターの各段のコピートレ
イとを自由に使い分けることにより、ソーターのコピー
トレイの段数以上の複写部数においても本体のコピート
レイに排紙することにより、本体のコピートレイを有効
に使用し得るものである。

更に本体コピートレイ上に集積した、ソーターのコピー
トレイの段数以上のコピーはソーターと関連づけたオー
トフィーターの利用により必要に応してページあわせな
することかできるものである。

以下、本発明の詳細を、Ａ体側により図面を参照して説
明する。第１図は、本発明に基く具体例複写機の側断面
図である。

略立方体の機箱１は、その上部開口に水平に配した透明
ガラス等を有する原稿置台２か設けられる。その機箱内
の原稿置台下方に開口を囲むように配置したフラッシュ
ランプ３か設けられる。更に下方原稿置台に面し、水平
との角度４５°以上に設定した第１ミラー４変倍の為、
矢示方向に可動とした光学レンズ５及び原稿像結像面７
に面して水平との角度４５°以下に設定した第２ミラー
６￥−か設けられる。ベルト状に構成された感光体８か
、原稿像結像面を通過しうるように、ローラー９．ｌＯ
て支持される。少なくともローラーの一方はベルトに張
力をかけるべく、へネて抑圧されている。そのベルト状
感光体８の移動路沿に、感光体上の残留電荷を除去する
ＡＣコロナ放電器１１、感光体上に一様帯電を施す１次
コロナ放電器１２．１次とは逆極性又はＡＣコロナ放電
を施す２次コロナ放電器１３、不必要な部分の電荷を消
去するブランク露光ランプ１４、及び感光体面に現像剤
を供するその内部に固定磁石を設けた非磁性円筒から成
る現像ローラー１６を有する現像器１５等か配置されて
いる。一方機箱１には転写紙を収めた転写紙カセット１
７゜１８か脱着自在に装着されている。各転写紙カセッ
ト上に給紙ローラー１９．２０か配され、給紙路の更に
先にレジスターローラー２１か設けられる。前記感光体
の現像後の位置に、現像剤トナーと逆極性の帯電を施す
転写コロナ放電器２２、クリーニングユニット２９か配
される。更に転写後の転写紙を搬送する内部に吸引ダク
トを有する搬送ベルト２３、感光体の転写位置後方に隣
接して配置した剥離後の転写紙及び感光板を除電する除
電用ＡＣコロナ放電器２４、定着加熱ローラー及び圧着
ローラーを有する加熱定着器２５、定着後の転写紙を搬
送する搬送手段送としての搬送ローラー２６、機箱から
搬出する搬送手段あるいは給送手段としての搬出ローラ
ー２７及びその搬出転写紙を受ける排紙トレー２８等か
配置されている。

又、複写機上に、多数枚シート状原稿を自動送りするオ
ートフィーダーユニット３０か配置され、原稿露光の為
に使用する時には点線図示の原稿置台２上に移動するも
のである。フィーダー手段としてのオートフィーダーユ
ニット３０は、給送すべきオリジナル原稿を積む原稿積
置台３１、その積置台から原稿を送り出す給送ローラー
３２．３３、給送ローラー３３は２枚送り防止の為、給
送ローラー３２と同方向に回転して送り込みを阻止して
いる。ゴム等より成り反射性を良好とした原稿置台面を
覆うに十分な幅を有する白色搬送ベルト３４、この搬送
ベルト沿に、ベルトと対面する内側に潤滑性を良好とす
るテフロン処理を施した原稿ガイド３５、原稿排出ロー
ラー３６及びその排出原稿を順に積置する原稿排出トレ
ー３７等を有する。更に本発明装置では後に詳述するソ
ーターと組合せ使用を可能とする為案内ガイドｘ（給送
手段を構成する）ｙを有する。

一方、複写機排出トレー近傍の機箱上に、本発明に係る
ソーターユニット１１か配置される。ソーターユニット
３８は、複写機の排出ローラー２７て排出された転写紙
を排紙トレー２８へ送るが、ソーターユニット内へ送る
かを切換える切替型３９を有し、排紙トレー２８へ転写
紙を送る場合、該切替型は図示点線位置３９′へ逃げる
。

ソーターユニット内に搬送された転写紙は内部に吸引タ
クトを設けたソーター第１搬送ベルト４０に吸着搬送さ
れる。この吸引搬送ベルト沿に、ソーターユニットに送
られた転写紙の数及び／又はその送り込みタイミングを
検知する転写紙第１検知装置４１か設けられる。更に転
写紙を分離可能に支持し搬送する第２搬送ベルト４２、
そのベルト沿に移動する分配手段としての転写し分離ガ
イド４３、その分離ガイドで分離した転写紙を排出する
分配手段としての排出ローラー４４及び転写紙の通過を
検知し分離爪４３、排出ローラー４４を一段上のトレー
位置へ移動させる信号を発する為の転写し第２検知装置
４５等の分離ユニットか設けられる。一方、搬送ベルト
沿には所定数段のソーター排紙トレー４６．４６’　、
４６”　、４６”’も配置される。

上記の様に構成された具体例装置の動作につき以下説明
する。

まず原稿を複写機本体の原稿置台ガラス２の上に置き、
本体の操作パネル（図示せず）のプリントボタンを押し
、１枚のコピーを得る。コピー紙は例えば給紙カセット
１８から給紙され、転写部２２、定着部２５を通り、排
紙ローラー２７によりコピートレイ２８に排紙される。

使用者はこれを見て画質、原稿の置き方等を調整確認し
た後、操作パネル上の枚数セットボタンにより、枚数を
セットし、又、本体の操作パネル、またはソーターの操
作パネル上にある。ソーター使用に必要な操作をした後
、プリントボタンを押す。

この操作によりソーターは動作準備を開始し、即ちベル
ト４０．４２か回転し、第１、第２検知装置４１．４５
が作動状態となる。また、ベルト４０の回転軸に連結し
た切替型３９′は反回転クラッチの作動により３９の位
置に切り変わる。１枚目のコピーはカセット１８からロ
ーラー２０によって給紙され、転写部２２、定着部２５
を通った後、排紙ローラー２７から出ると、切り替爪３
９に導かれて第１搬送ベルト４０に達し、このベルトの
背面に備えつけられた吸引ファンによりベルトにおさえ
つけられたまま上方に向って搬送され、その時分離ガイ
ド４３は最下段にあり、ローラー４４にその先端はくわ
えられて、最下段のトレイ４６に排紙される。２枚目の
コピー紙は同様に排紙ローラー２７によって排紙された
後、切替型３９を通りトレー４６′に排紙される。なお
この時第２検知装置４５は２枚目のコピー紙を検知する
と、４３ないし４５等からなる分離ユニットをベルトに
固定して一段上の４６′のコピートレイの近傍まで移動
し、そこで止まる。このためにコピー紙は４６′に導入
される。このようにして次々に来るコピー紙は１２段目
のコピートレイ４６　”’まで入る。もし必要コピ一部
数か１５部であった場合には残りの３部を本体のコピー
トレイ２，８に集積することがてきる。このためには第
１検知装置４１か１２枚のコピー紙の通過を検知すると
即座に切り替爪３９かベルト４０の軸によって駆動され
、３９′の位置に反転して止まる。この切替型の動作の
為には反回転クラッチか用いられる。この作動は１２２
枚目通過しつつある間になされ、１３３枚目先端か排出
ローラー２７を通過するまでに完了ぢる。従って１３枚
目以降１５枚まてのコピーは本体のコピートレイ２８の
上に集積する。図示側装置に示したトレー４６は１２段
に限ることなく、最も使用頻度の高い所望段数とじうる
ことは勿論である。

本発明はこのようにしたから、ソータートレイの段数か
少ないにも拘らず、これを越える部数の場合にもきわめ
て自然に、通常のソーターを使わない場合と同様に複写
することがてき、操作かきわめて簡単である。また、ソ
ーターの使用中これを切り替えることにより、通常の複
写を挿入することもてきる。たとえば１つの原稿が終っ
たあとて緊急に数枚のコピーを得るときには、操作パネ
ルの操作により切替型３９を３９′の位置に切り替え本
体のコピートレイに排紙することによって混乱なく作業
を進めることがてきる。また、必要部数の前後に確認の
ため、あるいは予備のための部数をとるような場合には
、これをソーターに入れず通常のトレイ排紙することか
できる。上記具体例から理解すれる如く本発明の特徴と
するところは、トレイの段数以上のコピーが来るに先た
って、通過するコピー紙の枚数を検知する第１検知装置
４１の作動とともに切替型３９を切り替えて、以後のコ
ピーを排紙トレイ２８に排紙するようにした点にある。

更に本発明の特徴的な構成として、本体のコピートレイ
に植栽されたソータートレイの段数以上のオーへ−フロ
ーしたコピーを、ソーターのコピートレイのコピーか取
り除かれ、再びソーターとしての機能を回復した後に、
本体のコピートレイからオートフィーダーユニット３０
に移し、オートフィーダーユニットの作動て逐次１枚ず
つ給紙されると、搬送路Ｘを通って排紙ローラー２７、
切替型３９、搬送ベルト４０を経て、コピートレイ４６
．４６″等々に分配することかてきる。このようにして
例えば１５部のコピーをとる場合には、予め１２部かソ
ーターによって処理された後、残りの３部は本体のコピ
ートレイに集積され、これをオートフィーター３０にか
けることによって、再びソーターによって分配され、処
理されるものである。もちろんこの時、残りか３部であ
るということを、本体またはソーターの操作パネルを通
じて指示を与え、第１検知装置４１は３枚の通過を検知
することに分離カイト４３ないし第２検知装置４５等の
分離ユニットを下方の初期位置へ移動するものである。

このオート・フィーダーユニットをソーターユニットの
オーバーフローコピー処理専用に用いる構成とすること
も勿論可能であるか、図示例のように、原稿のオート・
フィーターと兼用させることは好適である。即ち、第１
図において、オートフィーターの搬送路Ｘをガイド部Ｚ
の移動で、ｙと切り替え、かつ図中点線方向に移動させ
ることにより、原稿のオートフィーターとして作動する
ものである。即ち今仮に５枚から成る原稿を１５部とろ
うとする場合には、原稿を上向きにしてオートフィータ
ー３０の原稿ボート３１にセットし、プリントボタンを
押すと、原稿か１枚、給紙ローラー３２および３３によ
って給紙され、搬送路ｙを通って原稿台ガラス２にセッ
トされる。そして１５枚の複写が行なわれる。そのうち
の１２枚はソーターに分配され、残りの３枚は本体のコ
ピートレイ２８に排紙される。

次に原稿の２枚目が休止され、原稿台２にセットされ、
その複写された１５枚のコピーは同様に１２枚かソータ
ーに３枚が本体のコピートレイに排紙される。このよう
にして５枚の原稿の複写か終わると、オートフィーダー
３０は右方に手動または自動的に移動されまたは搬送路
かｙからＸに切り替えられる。そして本体のコピートレ
イに排紙された（同一３枚コピー５組）を、オートフィ
ーダーのコピーボード３１にセットする。また１２部の
コピーはソーターから取り除きソーターを作動させると
、３枚５組すなわち１５枚のコピーが逐次排紙ローラー
２７によりてソーターに送られ、ソーターのコピートレ
イ４６ないし４６″に５枚ずつ３部に分配される。本発
明装置てはソーターのトレイの段数か少ないにも拘らず
、それ以上のコピ一部数に対しては、本体のコピートレ
イに切り替えてここに堆請するようにしたので、取り扱
いはきわめてらくであり、しかも種々の動作方法に対し
て広汎な応用がきき、有効である。

また本発明はソーターにオートフィーダー装置を設けた
ので、オーバーフローしたコピ一部数に対しても引き続
いてソーターの機能を活用させることができ、多部数の
コピーに適用できる。また本発明装置はソーターのため
のオートフィーダーを原稿のためのオートフィーダーと
兼用することかできるから、それぞれにオートフィーダ
ーをもつことなく、きわめて容易に多種の機能を満足さ
せることかできる。

なお、本発明装置においてはソーターを上方に設けたか
ら、特別な床面積を占用することなく、きわめてコンパ
クトにまとめることができるものである。また、第１図
示点線のように紙の搬送路１９，２０，２１，２２，２
３゜２４．２５，２６．２７を分割して左方向に引き出
すことかできるため、紙の通路を全開することができ、
ジャム等のトラブルに対する処理かきわめて容易になる
。これも又ソーターを出口側に設けず、上方に設けたこ
とによって可能となし得たものである。またソーターを
使用しない時に操作者の視点からトレーへの視界か確保
でき、一方ソーターを使うときには複写されたコピーが
操作者の視界を通過するので、コピー状態を確認でき、
きわめて好都合である。

本発明に係るシート分配装置は上述の通り兼用する構成
であるので、非常に便利であるという効果かある。

【図面の簡単な説明】

８１図は本発明に基〈具体例複写機の側面図である。 図中 ｌは機箱 ２は原稿ｎ台 ３はフラッシュランプ ４．６はミラー ５は光学レンズ ７は原稿像結像面 ８は感光体 ９、ｌＯは感光体を懸張するローラー である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複写手段、印刷手段等により処理され搬送されて
   きたシートを分配収納する多段の トレイと、このトレイにシートを分配する 分配手段とを有するソーターと、 外部からシートを一枚送りするフィー ダー手段と、 上記フィーダー手段から一枚送りされた シートを上記ソーターへ送る給送手段と、 上記フィーダー手段から一枚送りされた シートを原稿置台に搬送する手段と、 上記フィーダー手段をこのフィーダー手 段から一枚送りされたシートを上記ソー ターへ送るか、このフィーダー手段から一 枚送りされたシートを原稿置台に搬送する かを切替え可能にされたフィーダーユニッ トとを有することを特徴とするシート分配 装置。
2. （２）複写手段、印刷手段等により処理されたシートを
   搬送する搬送手段と、 搬送されてきたシートを分配収納する多 段のトレイと、このトレイにシートを分配 する分配手段とを有するソーターと、 搬送されてきたシートを集積収納するト レイと、 搬送されてきたシートを、上記ソーター に送るか上記集積収納するトレイに送るか を切りかえる切替手段と、 外部からシートを一枚送りするフィー ダー手段と、 上記フィーダー手段から一枚送りされた シートを上記ソーターへ送る給送手段と、 フィーダー手段から一枚送りされたシー トを原稿置台に搬送する手段と、 上記フィーダー手段をこのフィーダー手 段から一枚送りされたシートを上記ソー ターへ送るか、このフィーダー手段から一 枚送りされたシートを原稿置台に搬送する かを切替え可能にされたフィーダーユニッ トと、 を有することを特徴とするシート分配装 置。