JPS631393Y2 - - Google Patents

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JPS631393Y2
JPS631393Y2 JP4051479U JP4051479U JPS631393Y2 JP S631393 Y2 JPS631393 Y2 JP S631393Y2 JP 4051479 U JP4051479 U JP 4051479U JP 4051479 U JP4051479 U JP 4051479U JP S631393 Y2 JPS631393 Y2 JP S631393Y2
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JP4051479U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、しや断器等の接点数が限られた外
部機器の実質的な動作接点を増設するための接点
増数回路に関する。
例えば、送電系統においてしや断器等の外部機
器の接点には数に限りがあり、保護継電器盤の表
示その他の必要な動作をさせるためには接点数が
不足する。このため、外部機器の接点出力をケー
ブル等で保護継電器盤に引き込み、外部機器の動
作に応働する別接点を有する回路を設け、実質的
に外部機器の動作接点を増加させている。
このような回路は接点増数回路と呼ばれ、従
来、第1図に示すようなものが用いられていた。
外部機器Aの接点Aa,Abに対して接点増数回
路Bが設けられている。外部機器の接点(以下、
外部接点とする)Aa,Abは、それぞれ常開及び
常閉接点である。
接点増数回路Bは、接点増数用のキープリレー
X、補助リレーY、及びアラーム用限時リレーT
を有し、また電源回路として電源DC、抵抗R1,
R2、直流接地検出用リレー64D、及びコンデ
ンサCP,CNを具えている。
キープリレーXは増数用の接点(図示せず)を
具え、2つの励磁コイルX0,XRを有し、またこ
のコイルX0,XR間を切換える自己保持接点XC
有する。この自己保持接点XCは、コイルX0の励
磁に伴つて、図示の位置から他の位置に切り換わ
り、この後コイルXRが励磁されると図示の位置
に復帰する。即ち、自己保持接点XCは、コイル
X0の励磁後、コイルXRの励磁までの間、動作状
態を保持する自己保持接点である。このリレーX
は、コイルX0側端子10は外部接点Aaを介して
電源線Pへ、またコイルXR側端子11は外部接
点Abを介し同じく電源線Pへ接続される。また、
接点XC側の端子12が電源線Nに接続される。
補助リレーYは外部接点の接触不良や外部接点
の引込ケーブルの事故等の異常を検出するリレー
である。このリレーは導電路13をもつてキープ
リレーXの端子10側へ接続され、導電路14を
もつてキープリレーXの端子11側へ接続され、
また導電路15をもつて電源線Nに接続される。
導電路13、14には、キープリレーXの常開接
点Xa及び常閉接点Xbが設けられている。
限時リレーTは、補助リレーYの常閉接点Yb
を介して電源線P,N間に接続されており、この
リレーTの接点(図示せず)によつてアラームを
発する。
電源回路の直流電源DCは線P,N間に電力を
供給する。また、電源DCに並列に抵抗R1,R
2の直列回路及びコンデンサCP,CNの直列回路
が接続されており、それぞれの中点16,17間
にリレー64Dが接続され、中点17は接地され
ている。
抵抗R1,R2は接地電流制限用の抵抗であ
り、コンデンサCP,CNはサージ吸収用のコンデ
ンサである。また、リレー64Dは直流回路の接
地を検出するためのものである。
以上の様な構成において、ケーブルで引込まれ
る外部接点の接触不良や、ケーブルの絶縁不良、
ケーブル処理室での作業員のミス等によつて接地
事故が起る場合がある。
例えば、第1図中引込みケーブルのF点で接地
事故が発生したとする。そうすると、コンデンサ
CNに蓄えられた電荷が、同図に矢印で示すよう
に、中点17、アース、F点、端子10、コイル
X0、端子12及び線Nを介して放電電流として
流れる。これにより、コイルX0が励磁されて、
接点XCが、図示の位置から他の位置としてのコ
イルXR側に切り換わる。而して、外部機器Aの
接点Abは図示の如く閉じられている。そのため、
今度は、コイルXRが、電源DCによつて励磁され
る。このコイルXRの励磁により、接点XCは、他
の位置から図示の位置に復帰する。この後、上述
の動作が頻繁に繰り返えされ、即ち、接点XC
図示の位置と他の位置に頻繁に切り換えられ、リ
レーXが破壊してしまう。
また、この場合、キープリレーXの接点Xa
Xbも閉路及び開路を繰返すが、動作が早いため、
異常検出のためのリレーYも動作せず、極めて不
都合であり、接点増数回路の信頼性に欠ける。
この考案は、以上の従来技術の欠点を除去しよ
うとして成されたものであり、接地事故において
キープリレーが作動することなく信頼性の高い接
点増数回路を提供することを目的とする。
本考案の接点増数回路は、直流電源にしや断器
等の外部機器の接点と接点増数用のキープリレー
とを直列に接続した接点増数回路において;前記
外部機器の接点と前記キープリレーとの間に接続
された補助リレー接点と;前記補助リレー接点
を、前記外部機器の前記接点の切り換え時にのみ
閉成し、前記切り換えの終了した後の定常時には
開放する補助リレーと;を備えるものとして構成
される。
しや断器等の外部機器の接点のある切換位置に
おいては、補助リレー接点が開放位置にある。こ
のため、キープリレーは非励磁状態に維持され
る。この状態において、外部機器の接点と補助リ
レー接点との間で接地事故が発生しても、補助リ
レー接点が開放していることから、キープリレー
が、接地点から流れ込む電流によつて励磁される
ことはない。
外部機器の接点をある位置から他の位置に切り
換えると、補助リレー接点は一旦閉成してキープ
リレーが励磁され、キープリレーの接点が切り換
えられる。この後、再び補助リレー接点は開放位
置に切り換わる。この状態においても、上述した
のと同様に、接地事故が生じてもキープリレーが
動作することはない。
以下、添付図面に従つてこの考案の実施例を説
明する。尚、各図面において同一の符号は同様の
対象を示すものとする。
第2図はこの考案の実施例を示すものであり、
従来の構成と異なる処は、補助リレーYの接点
Yb1,Yb2を導電路13,14の接続点13′,1
4′とキープリレーXの端子10,11との間に
それぞれ設けた点である。この点以外異なる処は
ないため構成についての説明は省略する。
次に、動作について説明する。通常、補助リレ
ーYは接点Ab,Xbを介して励磁されている。こ
のため、接点Yb,Yb1,Yb2は開いている。
ここで、外部機器Aが動作し、接点Aaが閉じ
接点Abが開くと、補助リレーYが復帰し接点Yb
Yb1,Yb2が閉じる。このため、キープリレーX
のコイルX0が励磁され接点XCが切換り、接点Xa
が閉じ接点Xbが開く。従つて、再びリレーYが
動作し接点Yb,Yb1,Yb2が開かれる。
この場合、外部接点Aa,Abが接触不良となつ
たり、外部接点を引込むケーブルが断線したりす
ると、リレーYが復帰したままとなる。従つて、
接点Ybは閉じたままとなるので一定時限を越え
るとリレーTが動作しアラームが発生する。通常
は、上記各動作が設定時限以内で行なわれるの
で、リレーYが一時復帰してもアラームは発生し
ない。
また、第1図で説明したと同じく第2図のF点
に対応して接地事故があつたとする。この場合、
平常時は前述した様に接点Yb1が開いているので
キープリレーXが動作することはない。
外部機器Aがこの状態で動作して接点Aaが閉
じ接点Abが開くと、前述した如くにしてキープ
リレーXが作動し接点XCが切換る。しかし、同
時に接地点Fが電源線Pに発生したと同様になる
ので接地検出リレー64Dが作動して接地事故が
検出される。
以上の様に、この実施例によれば平常時に接地
事故が起きても、キープリレーが作動せずこのた
め接点増数回路に損害を与える心配がなく信頼性
の高い接点増数回路を提供することができる。
第3図はこの考案の他の実施例を示すものであ
り、2台のキープリレーX1,X2を具えてい
る。キープリレーX1は2つの励磁コイルX10
X1R及び自己保持接点X1Cを具えている。この
キープリレーX1は第2図におけるキープリレー
Xと同様に接続されている。
キープリレーX2も同様に2つの励磁コイルX
0,X2R及び自己保持接点X2Cを具えており、
端子10′,11′,12′をもつてキープリレー
X1と並列に接続されている。
これらのキープリレーX1,X2の常開接点X
a,X2aが補助リレーYに接続される導電路1
3に直列に挿入され、常閉接点X1b,X2bが補
助リレーYに接続される導電路14に直列に挿入
されている。
斯様な構成にあつても、補助リレーYの接点
Yb1,Yb2を第2図の実施例と同様にそれぞれ端
子10と接続点13′の間及び端子11と接続点
14′の間に挿入する。しかるに、平常時に接点
X1b,X2bは共に閉じており、従つて補助リレ
ーYが励磁されるため、各リレーX1,X2は引
込ケーブル等に事故があつても作動することはな
く、第2図の実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
第4図はこの考案の更に他の実施例を示すもの
であり、キープリレーXに関しては第2図の実施
例と変わる処はない。
リレーYは抵抗rと直列接続されて電源線PN
間に挿入されている。リレーXの接点Xa,Xb
それぞれ導電路13,14に挿入されており、接
点Xa,Xbの共通接続された側がリレーYと抵抗
rの中点15′に接続されている。ここでは、リ
レーYの接点は常開接点であり、接点Ya1,Ya2
はそれぞれ前記実施例と同様にリレーXの端子1
0側及び端子11側に配備されている。また、限
時リレーTと直列に挿入される接点も常開接点
Ya3である。
すなわち、平常時にリレーYは接点Xb及び外
部接点Abを介して短絡されている。このため、
接点Ya1,Ya2,Ya3は開いたままである。しかる
に、引込ケーブル等で接地事故が生じても、キー
プリレーが作動することはない。外部機器Aが作
動するとリレーYの短絡状態は解除され、リレー
Yが電源線P,N間で励磁される。このため、接
点Ya1,Ya2,Ya3が閉じキープリレーXが作動し
た後、再度リレーYは短絡状態となる。
本考案の接点増数回路によれば、キープリレー
に直列に補助リレー接点を接続し、その補助リレ
ー接点を、外部機器の接点の切換時を除いて開放
位置に維持するようにしたので、接地事故が生じ
ても、キープリレーが動作するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の接点増数回路の回路図、第2図
はキープリレーが1つのこの考案の実施例の回路
図、第3図はキープリレーが2つのこの考案の他
の実施例の回路図、第4図は補助リレーが常に短
絡される形のこの考案の更に他の実施例の回路図
である。 A……外部機器、Aa,Ab……外部接点、X,
X1,X2……キープリレー、Y……補助リレ
ー、T……限時リレー、64D……接地検出用リ
レー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源にしや断器等の外部機器の接点と接点
    増数用のキープリレーとを直列に接続した接点増
    数回路において;前記外部機器の接点と前記キー
    プリレーとの間に接続された補助リレー接点と;
    前記補助リレー接点を、前記外部機器の前記接点
    の切り換え時にのみ閉成し、前記切り換えの終了
    した後の定常時には開放する補助リレーと;を備
    えることを特徴とする接点増数回路。
JP4051479U 1979-03-28 1979-03-28 Expired JPS631393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051479U JPS631393Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4051479U JPS631393Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55140226U JPS55140226U (ja) 1980-10-06
JPS631393Y2 true JPS631393Y2 (ja) 1988-01-14

Family

ID=28909379

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JP4051479U Expired JPS631393Y2 (ja) 1979-03-28 1979-03-28

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JPS55140226U (ja) 1980-10-06

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