JPS63136339A - デイスク状記録媒体 - Google Patents

デイスク状記録媒体

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JPS63136339A
JPS63136339A JP61282637A JP28263786A JPS63136339A JP S63136339 A JPS63136339 A JP S63136339A JP 61282637 A JP61282637 A JP 61282637A JP 28263786 A JP28263786 A JP 28263786A JP S63136339 A JPS63136339 A JP S63136339A
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JP
Japan
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recording
recording layer
bases
ratio
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP61282637A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Omori
康司 大森
Shiyuuzou Iyoshi
就三 伊吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63136339A publication Critical patent/JPS63136339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所謂エアサンドイッチ構造を有するディスク
状記録媒体に関する。
(従来技術とその問題点) 現在、光デイスク用として各種の接着剤が開発されてい
る。しかしながら、光ディスクの接着に単独で使用でき
る接着剤としてはそれに要求される特性すなわち1)硬
化時にガス等の発生が少ないこと2)ガスバリヤ性の高
いこと及び3)耐透湿性の高いこと等を考慮すると、エ
ポキシ系接着剤に限られているのが現状である。ところ
がエポキシ系接着剤は上記の1)ないし3)の特性を備
えているにもかかわらず、硬化に12〜24時間を要し
、その間部材を固定しておかなければならない。また硬
化後の樹脂は比較的もろいので衝撃強度が低い。さらに
エポキシ系接着剤は通常可使時間(ポットライフ)が数
時間なので、その都度2液混合して調合しなければなら
ない等の欠点がある。
エポキシ系接着剤の欠点を補うために記録層に近い側に
エポキシ系接着剤を、記録層から遠い側に紫外線(UV
)硬化樹脂系接着剤を用いて封入一体化させるという提
案(特開昭59−213041)がある。
しかしながら、この方法では2枚のディスク状基盤板を
固定しておく時間は著しく短縮でき、偏芯は無くすこと
ができるけれども、その後貼り合わせたディスクを垂直
に置くと、未硬化であるエポキシ系接着剤が垂れて貼り
合わせたディスクがずれてしまい好ましくない。また水
平に置く時はラックに複数牧人れておくと直径30cm
の光ディスクのような大型では光デイスク自身の重力に
よりわずかなソリ(湾曲)を生じるが、そのままの形で
エポキシ接着剤の硬化が完了してしまうので、光ディス
クの機械特性が悪くなりフォーカスエラーの原因になる
従って、従来から行われて来ているように平面精度の高
いガラス板などに挟んで積み重ねて置く方法をとらざる
を得ない。
一方、紫外線硬化樹脂系接着剤のみを用いる場合は1)
硬化時にガスの発生があってエアー空間の圧力上昇によ
る貼り合わせディスクの変形(ソリ、ふくらみ、湾曲な
ど)2)及び発生ガスが触媒的な作用を有して記録膜の
酸化による透明化(劣化)が促進されることにより60
°C290%相対湿度の環境条件下での耐久テストには
耐えられない。
(目的) 本発明は前記現状の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は紫外線硬化樹脂接着剤のみの使用であっ
ても、紫外線硬化樹脂を適宜組み合わせて使用すること
により60°C290%相対湿度の促進環境テストに於
て、記録特性C7N比がほとんど低下せず、貼り合わせ
接着力も全く低下しないエアーサンドイッチタイプの追
記形(DRAW)ディスクを作業性よく低コストに製造
し得ることにある。
(構成) 前記目的を達成するために、本発明は2枚のディスク状
基板を貼り合わせる接着剤として、記録層に近い側の接
着には記録特性を低下させない紫外線硬化接着剤を用い
、記録層に遠い側の接着には接着力が低下しない紫外線
硬化型接着剤を併用することにある。即ち、本発明のデ
ィスク状光情報記録媒体は2枚のディスク基板のうち少
なくとも1枚の基板上に記録層を有する各基板を該記録
層が内側になるように空間を介して配置し、前記各基板
の内周及び外周の接合部をそれぞれ同心円状に二分し、
それらのうち記録層に近い側に耐久促進テストで接着力
は低下するが記録特性C/N比は低下しない紫外線硬化
接着剤を記録層から遠い側に耐久促進テストで記録特性
C/N比は低下するが接着力は低下しない紫外線硬化接
着剤を用いて封入一体化させることを特徴とするもので
ある。
本発明において、60°C290%相対湿度、 1oo
o時間放置の条件下では不思議なことに記録特性C/N
比(キャリヤーlノイズ比)が低下する紫外線(UV)
硬化接着剤では逆に接着力は向上しており、記録特性が
ほとんど低下しないUV硬化接着剤では接着力が低下し
ている。これらの傾向は第5図及び第6図に示した。な
ぜこのような傾向になるのか理由は明らかでないが、本
発明ではこれらのUV硬化接着剤のお互いの長所を取り
入れ、逆に短所を相殺する方法で従来技術での紫外線硬
化接着剤のみを用いる場合の問題点を解決することが出
来た。耐久促進テストで記録特性C/Nは低下するが、
接着力は低下しない紫外線硬化接着剤としては特に限定
されないが、スリーボンド社製UVX−824タイプが
好ましい。
ここで、耐久促進テストで接着力は低下するが、記録特
性C/N比は低下しない紫外線硬化接着剤としては、多
官能性オリゴエステルアクリレート、多官能性エポキシ
変性アクリレート、多官能性ウレタン変性アクリレート
などが挙げられ、これらを適宜組み合わせて使用される
また、本発明における記録層としては、光情報記録媒体
の記録部材として知られているものならすべて使用でき
、特定のものに限定されない。その代表的な例として、
金属、半金属、非金属及び色素層を挙げることができる
。また、基板は透明基板であり、その代表的な例として
プラスチック、ガラスなどを挙げることができる。
本発明の光情報記録媒体は、例えば両面ディスクの場合
は記録層を2枚の基板上に設ければよい。
(実施例) 次に、実施例をあげて本発明をさらに説明するが、これ
に限定されるものではない。
実施例1 直径300mm及び厚さ1.2mmのポリカーボネート
円板2枚を用い、うち1枚に記録層を設けた後、第1図
に示したように貼り合わせ封止した。接合部Aに東亜合
成製紫外線硬化樹脂、オリゴエステルアクリレ−) M
8030. M5700. M150に光開始剤2,2
−ジェトキシアセトフェノン、光増減剤ミヒラーケトン
を添加し、UV硬化接着剤(D−1)を調製したものを
用い、接合部Bにスリーボンド社製紫外線硬化接着剤U
VX−824を用いた。
比較例として、接合部A及びBのすべてに上記D−1の
みを用いたもの比較例1及び上記UVX−824のみを
用いたもの比較例2を作成した。
以上3種の封止ディスクと同時に3種の接着力測定用テ
ストピースサンプルを作成した。
これらの貼り合わせ封止ディスク3種と接着力測定用テ
ストピースサンプル3種を60°C290%相対湿度の
条件で1000時間放置し、耐久テストを行い、記録特
性C/N比(デシベルdBと略称)及び接着力の変化を
測定し、第1表にまとめた。
第1表から明らかなように、本発明の実施例1では記録
特性C/N比はほとんど低下せず、貼り合わせ接着力は
むしろ向上している。これに比べて比較例1では記録特
性C/N比は低下していないが、貼り合わせ接着力が低
下して実用に供し得ない。比較例2では貼り合わせ接着
力は向上しているが、記録特性C/N比が低下してこれ
も実用に供し得ない。
実施例2 接合部Aに東邦化成社製紫外線硬化樹脂トーラッド67
00に光開始剤、光増減剤を添加し、UV硬化接着剤(
D−2)を調製したものを用い、接合部Bにスリーボン
ド社製紫外線硬化接着剤8796−2を用いた他は、実
施例1と同様に行った。比較例として接合部A及びBの
すべてに上記D−2のみを用いたもの比較例3及び上記
3796−2のみを用いたもの比較例4を作成した。以
上3種の封止ディスクと同時に3種の接着力測定用テス
トピースサンプルを作成した。これらのディスクとテス
トピースサンプルは実施例1と同様に処理し、測定した
。結果を第2表にまとめた。
第2表から明らかなように、本発明の実施例2では記録
特性C/N比はほとんど低下せず、貼り合わせ接着力は
むしろ若干向上している。これに比べて比較例3では記
録特性C/N比は低下していないが貼り合わせ接着力が
低下して実用に供し得ない。比較例4では貼り合わせ接
着力は若干向上しているが、記録特性C/N比が低下し
てこれも実用に供し得ない。
く貼り合わせ接着力測定方法〉 テストピースの作成・・・・記録層を有しないポリカー
ボネートディスク基板から20X50mmの短冊形切片
とスペーサー20 X 10mmWJ片を切り出し、第
3図のように接着したもの。
接着力の測定・・・・テンシロンにテストピースを第4
図のように取り付は引っ張り剥離させ、接着力g(ダラ
ム)として表示した。
[効果] 前述のようにして構成された本発明の光情報記録媒体は
、製造するに当たって封止接着剤が紫外線硬化性のみか
ら成っているので短時間に処理小米、生産ラインでの時
間短縮と製造コストの低減が出来る。なお本発明の光情
報記録媒体は、記録特性、接着力など光学的特性2機械
的特性での耐久性にも優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の光情報記録媒体の封止構
造の具体例の1つを示す断面図である。 また、第3図は貼り合わせ接着力測定用のテストピース
の横断面図を、第4図はテストピースの引っ張り剥離接
着力の測定状況を示す概要説明図である。 第5図と第6図は60°C290%相対湿度での紫外線
硬化接着剤の接着力と放置時間及び記録特性C7N比と
放置時間との関係図を示す。 (符号の説明) 1・・・・・・ 基板 2・・・・・・ 記録層 3・・・・・・ 接着剤 4・・・・・・ 空間 5・・・・・・ スペーサー 6・・・・・・ 中心軸穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2枚のディスク基板のうち少なくとも1枚の基板上に記
    録層を有する各基板を該記録層が内側になるように空間
    を介して配置し、前記各基板の内周及び外周の接合部を
    それぞれ同心円状に二分し、それらのうち記録層に近い
    側に耐久促進テストで接着力は低下するが、記録特性C
    /N比は低下しない紫外線硬化接着剤を、記録層から遠
    い側に耐久促進テストで記録特性C/N比は低下するが
    接着力は低下しない紫外線硬化接着剤を用いて封入一体
    化させたことを特徴とするディスク状記録媒体。
JP61282637A 1986-11-27 1986-11-27 デイスク状記録媒体 Pending JPS63136339A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61282637A JPS63136339A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 デイスク状記録媒体

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JP61282637A JPS63136339A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 デイスク状記録媒体

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JPS63136339A true JPS63136339A (ja) 1988-06-08

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JP61282637A Pending JPS63136339A (ja) 1986-11-27 1986-11-27 デイスク状記録媒体

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