JPS6313566Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313566Y2 JPS6313566Y2 JP1981128381U JP12838181U JPS6313566Y2 JP S6313566 Y2 JPS6313566 Y2 JP S6313566Y2 JP 1981128381 U JP1981128381 U JP 1981128381U JP 12838181 U JP12838181 U JP 12838181U JP S6313566 Y2 JPS6313566 Y2 JP S6313566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion holder
- pinion
- number ring
- cylinder
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、数字輪を透明筒体により包囲して
外部から故意に数字輪を回転できないように構成
した車輛用路程計などの積算計であつて、特にシ
ヤフトに複数個遊嵌した数字輪間にピニオンギヤ
を支承保持したピニオンホルダーを介在し、最下
位桁数字輪の側方に駆動ギヤを設けた積算計にお
いて、一側が開口した透明な円筒を最上位桁側か
ら数字輪に外嵌し、その円筒内面に円筒長さ方向
の凹部を設け、この凹部に上記各ピニオンホルダ
ーに設けた凹部を簡単に装着するようにした改良
技術に係るものである。
外部から故意に数字輪を回転できないように構成
した車輛用路程計などの積算計であつて、特にシ
ヤフトに複数個遊嵌した数字輪間にピニオンギヤ
を支承保持したピニオンホルダーを介在し、最下
位桁数字輪の側方に駆動ギヤを設けた積算計にお
いて、一側が開口した透明な円筒を最上位桁側か
ら数字輪に外嵌し、その円筒内面に円筒長さ方向
の凹部を設け、この凹部に上記各ピニオンホルダ
ーに設けた凹部を簡単に装着するようにした改良
技術に係るものである。
すなわち、上記積算計ではピニオンホルダーの
凸部を円筒の凹部に簡単に装着保持するために
は、上記凸部と凹部とのクリアランスを大きく保
つ必要がある。
凸部を円筒の凹部に簡単に装着保持するために
は、上記凸部と凹部とのクリアランスを大きく保
つ必要がある。
しかし、第１図Ａに示すようにピニオンホルダ
ー１の凸部１Ａと円筒２に設けた凹部２Ａとのク
リアランスｌを大きくするとピニオンホルダー１
自体にガタツキが生じて第１図Ｂに示す正常状態
から第１図Ｃに示す不揃い状態にまでずれてしま
い視認性が劣り商品価値を著しく損なつてしま
う。
ー１の凸部１Ａと円筒２に設けた凹部２Ａとのク
リアランスｌを大きくするとピニオンホルダー１
自体にガタツキが生じて第１図Ｂに示す正常状態
から第１図Ｃに示す不揃い状態にまでずれてしま
い視認性が劣り商品価値を著しく損なつてしま
う。
その上、第２図に示すように透明円筒２に数字
輪３およびピニオンホルダー１を収容する際、各
ピニオンホルダー１に形成されたピニオンホルダ
ー１の係止耳片である凸部１Ａがバラバラに盲動
してしまうため、この凸部１Ａをいちいち揃えた
状態にして円筒２の凹部２ａに沿わせて円筒２内
に組み込むことは非常に厄介な作業であつた。
輪３およびピニオンホルダー１を収容する際、各
ピニオンホルダー１に形成されたピニオンホルダ
ー１の係止耳片である凸部１Ａがバラバラに盲動
してしまうため、この凸部１Ａをいちいち揃えた
状態にして円筒２の凹部２ａに沿わせて円筒２内
に組み込むことは非常に厄介な作業であつた。
また上述した第１図Ａ〜Ｃに示すガタツキを回
避するために、クリアランスｌを僅少した場合、
ピニオンホルダー１の凸部１Ａを円筒２の凹部２
Ａに装着係合する作業が至難なものとなり量産は
到底望めない。
避するために、クリアランスｌを僅少した場合、
ピニオンホルダー１の凸部１Ａを円筒２の凹部２
Ａに装着係合する作業が至難なものとなり量産は
到底望めない。
この考案はかゝる実情に鑑みなされたものであ
つて、各ピニオンホルダーの凸部から一体に円筒
の長さ方向に沿つて先細のテーパ案内部を突き出
し、各数字輪と各ピニオンホルダーの組み付け
後、ピニオンホルダーの案内部を揃えた状態にし
て透明円筒の凹部に沿わせて送り込み、円筒内に
数字輪とピニオンホルダーとを容易に収容するよ
うにしたものである。
つて、各ピニオンホルダーの凸部から一体に円筒
の長さ方向に沿つて先細のテーパ案内部を突き出
し、各数字輪と各ピニオンホルダーの組み付け
後、ピニオンホルダーの案内部を揃えた状態にし
て透明円筒の凹部に沿わせて送り込み、円筒内に
数字輪とピニオンホルダーとを容易に収容するよ
うにしたものである。
以下添付図面に基づいてこの考案の実施例を詳
しく説明する。
しく説明する。
第３図および第４図はこの考案の一実施例を示
すものであつて、シヤフト１０には車輛からの回
転を伝達する駆動ギヤ１１が挿通されるとゝも
に、複数個の数字輪１２が挿通配設され、さらに
各数字輪１２間には各数字輪１２と噛合伝達する
図示しないピニオンギヤを回動自在に支承したピ
ニオンホルダー１３が介在されている。
すものであつて、シヤフト１０には車輛からの回
転を伝達する駆動ギヤ１１が挿通されるとゝも
に、複数個の数字輪１２が挿通配設され、さらに
各数字輪１２間には各数字輪１２と噛合伝達する
図示しないピニオンギヤを回動自在に支承したピ
ニオンホルダー１３が介在されている。
また１４は上記数字輪１２およびピニオンホル
ダー１３を収容する一側が開口した透明な筒体で
あつて、この筒体１４はその筒体１４内面に筒体
１４の長さ方向に沿つて凹部１５が形成されてい
る。
ダー１３を収容する一側が開口した透明な筒体で
あつて、この筒体１４はその筒体１４内面に筒体
１４の長さ方向に沿つて凹部１５が形成されてい
る。
また上記ピニオンホルダー１３の外周面の一部
には上記円筒１４の凹部１５とほゞ同幅の案内部
１６が突出形成され、この案内部１６の先端部分
を先細にしたテーパ部１７が突き出し形成されて
いる。
には上記円筒１４の凹部１５とほゞ同幅の案内部
１６が突出形成され、この案内部１６の先端部分
を先細にしたテーパ部１７が突き出し形成されて
いる。
上記構成において、その組み付けを説明する。
まずシヤフト１０の端部から数字輪１２を挿通
し、次いで図示しないピニオンギヤを支承保持し
たピニオンホルダー１３を挿通して交互に数字輪
１２とピニオンホルダー１３を挿通配設し、次い
で数字輪１２の最下位桁と噛み合い係合する駆動
ギヤ１１をシヤフト１０に挿通配設する。
し、次いで図示しないピニオンギヤを支承保持し
たピニオンホルダー１３を挿通して交互に数字輪
１２とピニオンホルダー１３を挿通配設し、次い
で数字輪１２の最下位桁と噛み合い係合する駆動
ギヤ１１をシヤフト１０に挿通配設する。
この状態で数字輪１２とゝもにピニオンホルダ
ー１３の案内部１６を透明筒体１４の凹部１５に
沿わせて送り込む。このとき第３図に示すように
ピニオンホルダー１３に形成された案内部１６先
端部分のテーパ部１７と上記凹部１５とのクリア
ランスが大きいため、入りやすくなり簡単に筒体
１４の奥行き方向に挿入することができる。また
上記テーパ部１７の幅広部分、すなわち案内部１
６の基部側が上記凹部１５の内壁寸法とほゞ同等
寸法に形成されているため、一旦筒体１４内に収
容してしまうと凹部１５内に案内部１６と緊密に
支承保持することができ、これによりピニオンホ
ルダー１３のガタツキが確実に防止され、数字輪
１２の表示数値を同一線上に揃えた状態で表示で
き、視認性を良好に保つことができる。また、ピ
ニオンホルダー１３に個別の部品をふやすことな
く簡単に形状・構造を変更するだけで構成でき、
積算計機構の組み付けの作業能率を高めることが
できる。
ー１３の案内部１６を透明筒体１４の凹部１５に
沿わせて送り込む。このとき第３図に示すように
ピニオンホルダー１３に形成された案内部１６先
端部分のテーパ部１７と上記凹部１５とのクリア
ランスが大きいため、入りやすくなり簡単に筒体
１４の奥行き方向に挿入することができる。また
上記テーパ部１７の幅広部分、すなわち案内部１
６の基部側が上記凹部１５の内壁寸法とほゞ同等
寸法に形成されているため、一旦筒体１４内に収
容してしまうと凹部１５内に案内部１６と緊密に
支承保持することができ、これによりピニオンホ
ルダー１３のガタツキが確実に防止され、数字輪
１２の表示数値を同一線上に揃えた状態で表示で
き、視認性を良好に保つことができる。また、ピ
ニオンホルダー１３に個別の部品をふやすことな
く簡単に形状・構造を変更するだけで構成でき、
積算計機構の組み付けの作業能率を高めることが
できる。
第１図および第２図は従来装置を示すものであ
つて、第１図Ａは作用状態を示す要部断面図、第
１図Ｂ・Ｃは表示部の正面図、第２図は円筒に数
字輪とピニオンホルダーを組み込む状態の斜視
図、第３図はこの考案の一実施例を示す筒体に数
字輪とピニオンホルダーを組み込む状態の斜視
図、第４図は第３図を要部箇所を示した拡大断面
図である。 １０……シヤフト、１１……駆動ギヤ、１２…
…数字輪、１３……ピニオンホルダー、１４……
筒体、１５……凹部、１６……案内部、１７……
テーパ部。
つて、第１図Ａは作用状態を示す要部断面図、第
１図Ｂ・Ｃは表示部の正面図、第２図は円筒に数
字輪とピニオンホルダーを組み込む状態の斜視
図、第３図はこの考案の一実施例を示す筒体に数
字輪とピニオンホルダーを組み込む状態の斜視
図、第４図は第３図を要部箇所を示した拡大断面
図である。 １０……シヤフト、１１……駆動ギヤ、１２…
…数字輪、１３……ピニオンホルダー、１４……
筒体、１５……凹部、１６……案内部、１７……
テーパ部。
Claims (1)
- 各数字輪間にピニオンギヤを支承保持したピニ
オンホルダーを介在し、上記数字輪と上記ピニオ
ンホルダーとを透明筒体内に収納するようにした
ものであつて、上記筒体にその長さ方向に沿つて
凹部を形成し、ピニオンホルダーには、上記凹部
に嵌まり込む案内部を突き出し形成するととも
に、この案内部の先端部分にテーパ部を設けたこ
とを特徴とする積算計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12838181U JPS5836468U (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 積算計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12838181U JPS5836468U (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 積算計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836468U JPS5836468U (ja) | 1983-03-09 |
| JPS6313566Y2 true JPS6313566Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=29922079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12838181U Granted JPS5836468U (ja) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | 積算計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836468U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146167A (en) * | 1976-05-29 | 1977-12-05 | Toshiba Corp | Colour cathode ray tube |
| JPS5315249U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-08 | ||
| JPS5356963A (en) * | 1976-11-01 | 1978-05-23 | Toshiba Corp | Color cathode-ray tube |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5414658Y2 (ja) * | 1975-07-23 | 1979-06-16 | ||
| JPS5366058U (ja) * | 1976-11-01 | 1978-06-03 | ||
| JPS5760524Y2 (ja) * | 1977-11-28 | 1982-12-23 |
-
1981
- 1981-08-29 JP JP12838181U patent/JPS5836468U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146167A (en) * | 1976-05-29 | 1977-12-05 | Toshiba Corp | Colour cathode ray tube |
| JPS5315249U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-08 | ||
| JPS5356963A (en) * | 1976-11-01 | 1978-05-23 | Toshiba Corp | Color cathode-ray tube |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5836468U (ja) | 1983-03-09 |
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