JPS6313503A - マイクロ波フイルタ装置 - Google Patents

マイクロ波フイルタ装置

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JPS6313503A
JPS6313503A JP61156154A JP15615486A JPS6313503A JP S6313503 A JPS6313503 A JP S6313503A JP 61156154 A JP61156154 A JP 61156154A JP 15615486 A JP15615486 A JP 15615486A JP S6313503 A JPS6313503 A JP S6313503A
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JP
Japan
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dielectric substrate
dielectric board
line
lines
filter device
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Application number
JP61156154A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Konishi
小西 良弘
Kenichi Konno
健一 今野
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YUNIDEN KK
Uniden Corp
Original Assignee
YUNIDEN KK
Uniden Corp
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Publication date
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Priority to US07/054,504 priority patent/US4757286A/en
Publication of JPS6313503A publication Critical patent/JPS6313503A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/203Strip line filters

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明はマイクロ波領域に用いられるフィルタ装置、特
にストリップ線路により構成されるマイクロ波フィルタ
装置の改良に関する。
〈従来の技術〉 マイクロ波信号を処理する回路系においても。
バンドパスフィルタ(B P F)やバンドリジェクシ
ョンフィルタ(B RF)等のフィルタ装置は重要な回
路要素であるが、最近の電子機器の軽量小型化の下にあ
っては特に、その構成上、他の回路部分と同一の回路基
板にに搭載できる導体線路ないしストリップ線路を用い
たフィルタ装置が要請される傾向が強い。
こうしたストリップ線路を用いてのマイクロ波フィルタ
装置は、従来から各種各様のものが開発されているが、
それらは代表的には第6図に示されるものに集約される
第6図(A)に示されるマイクロ波フィルタ装置50は
、一般に賜波長分布結合型バンドパスフィルタ(BPF
)と呼ばれるもので、図示の場合、入力線路5!と出力
線路52との間に、!1]いに属波長づつずれた関係で
それぞれ長さ局波長の共振器線路53.51が分布結合
間隙55 、5111 、57を置いて二次元平面的に
並設されている。
第6図(B)に示されるマイクロ波フィルタ装置60は
、同じ分布結合型ではあっても電波髪型と呼ばれるBP
F装置であって、人力線路81と出力線路62の間に分
布結合間隙85 、13fl 、 87を置いて被設さ
れる共振器線路113 、84は、それぞれ長さ属波長
に設定され、交互に対向端部で接地されている。
特にこのBPF装置80は、インターデジタル型とも呼
ばれる。
第6図(C)に示されるマイクロ波フィルタ装置70は
先端結合型と呼ばれるBPF装置であって、入力線路7
1の先端に容量結合用の間隙75を介して長さ線波長の
第一共振器線路73の一端を臨ませ、その他端には同様
に容量結合用の間隙7Bを介して長さ線波長の第二共振
器線路74の一端を、そしてまたその他端には容量結合
用の間隙77を介して出力線路72の一端を臨ませて成
っている。
上記のように、いくつかの間隙を介しての分布結合型と
異なり、直流的には完全にオーミックに連続したストリ
ップ線路で構成されたマイクロ波フィルタ装置として、
第6図(D)、 (E)に示されるような烏波長線路を
用いたものもある。
第6図(D)に示されるものは%波長線路結合型と呼ば
れるマイクロ波バンドパスフィルタ装置80であって、
入出力線路81.82とそれらの間の長さ%波長の結合
線路83 、84の各接続部分に対し、直交的に長さ線
波長の共振器線路85 、813 、8?を配したもの
であり、一方、第6図(E)に示されるマイクロ波フィ
ルタ装置80は、入出力線路91 、92の間を結合す
る長さ属波長の結合線路83と当該入lj力線路111
1 、 f12の各々との接続部分に長さh波長の共振
器線路94 、95を直交的に形成したバンドリジェク
ションフィルタ(II RF)装置である。
なお、このような従来のマイクロ波フィルタ装置50〜
80は、いづれも誘電体基板の」二に二次元平面的に構
成されるが、当該誘電体基板は、こうしたフィルタ装置
の周辺回路を共に搭載するプリント基板とされることが
多い。
〈発明が解決しようとする問題点) 上記したように、導体線路を用いてのマイクロ波フィル
タ装置にも従来から様々なものがあるが、それら全てに
共通の事項は、一枚の誘電体基板上において二次元11
面的にのみ、各線路がパターニング形成されるというこ
とであり、一般には銅箔面を有する誘電体基板(プリン
)・基板)のエツチング加工[により得られる。
しかるに、こうした従来の物理的な共通構造は、実際上
、この種フィルタ装置が相当に大きな占有面精を要する
という極めて大きな欠点に継がる。
具体的に言うなら、第6同各図に示した従来のフィルタ
装置50〜80を、例えばIGHz帯のマイクロ波を対
象として設計した場合、当該IGHz帯の%波長は少な
くとも30腸から4CI以上にのぼるから、便宜的に信
号の入力端子と出力端子との間をそのフィルタ装置の長
さ、それに直交する方向を幅とすると、最も短い長さで
済む第6図(B)に示されるインターデジタル型BPF
装置60や第6図(E)に示されるBRF装置80でも
、上記のオーダ程度の長さは少なくとも要し、ましてや
第6図示の他のフィルタ装置にあっては、その倍から四
倍程度以上の長さ、すなわち、短くとも10cm弱程度
から長ければ20craに近い程度にまで及ぶ長さを要
する。
また、上記のように長さ方向には賄波長程度で済む第6
図(B) 、 (E)  に示されるフィルタeo、a
にあっても、幅方向にはさらに線路併設のための面積を
要したり、あるいは同様に+PL交する共振器線路のた
めに%波長程度の寸法を要する。
このような面積領域は相当に大きなものである。
例えばマイクロ波を取扱う電子機器としてのレーダ・デ
ィテクタとか衛星放送受信機等では、当該フィルタ装置
を除いた他の全回路に要する基板としては、長辺でさえ
、せいぜい10cmオーダからそれ以下で足りるので、
これに比せば、こうした従来のフィルタ装置は、単一の
回路要素としてだけでも如何に大きな面積を占めてしめ
うかが理解される。
実際」二、昨今のこの種フィルタ装置を用いる電子回路
系にとって、その占有面積の大きネは極めて大きな障害
となっている。
なお、比較的小型にまとめられる第6図(B)に示され
るインターデジタル型BPF装置では、これに代わる欠
点として、入出力線路51 、52や共振器線路53.
54を交尾端部でそれぞれ接地面に導通を取るための追
加のパターニングとか、あるいはまた数多くのスルーホ
ール処理を要し、構造が複雑化する不都合が出てしまう
さらに、従来のマイクロ波フィルタ装置に共通のもう一
つの問題として、この種のフィルタ装置にあってその挿
入損失をできるだけ小さく抑えるためには、ストリップ
線路を搭載する誘電体基板の共振係数Qができるだけ大
きいことが望ましいのであるが、実際に製品となる電子
機器においては、このように当該フィルタ装置にとって
のみ、本来的に要求される電気的な性能上の観点からだ
けではなく、他の要因により、用いる基板材質が拘束さ
れ易いということがある。
例えば実際の回路構造においては、先に述べてきた各従
来例の誘電体基板は、他の周辺回路系の支持基板ともな
るプリント基板で代用されるのが普通である。換言すれ
ば、プリント基板の上に他の回路要素のための導電パタ
ーンを形成すると同時にこのフィルタ装置に必要なスト
リップ線路パターンも形成されるのである。
そのため、例えばフィルタ装置自体としてはQ値の高い
テフロン等の高価な基板を使用したくとも、逆にそのフ
ィルタ装置だけのために他の回路要素部分の基板にまで
、そうしたテフロン等の高品質材料を用いるのは無駄に
過ぎ、むしろ一般にはコストの低廉化が至−1−命題で
あることから、良くてもガラスエポキシ、紙フェノール
等、プリント基板として性能とコストの天秤の取れたも
のの使用に妥協せざるを11)なかったのである。
本発明はこうした従来の欠点に鑑み、まず第一義に二次
元平面的に見た場合の占有面積の縮小化が図れ、作成が
簡便であり、それでいて電気的な特性を損うこともなぐ
、要すればむしろ向上できるマイクロ波フィルタ装置の
提供をその目的としたものである。
(問題点を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するため、入11j力線路と共
振回路を支持する誘電体基板を別の基板とし、入出力線
路は他の周辺回路と電気的に接続を取る都合が多いこと
から、例えば当該他の周辺回路を搭載するプリント基板
等で構成される第一誘電体基板の上に形成したとしても
、共振回路は、誘電体として性能の良いものを任意に選
べる第二誘電体基板の上に形成するようにすると共に、
当該第二誘電体基板を第一の誘電体基板に対して起立し
て設けるようにすることで、第一誘電体基板上における
二次元的な占有面積の低減化を図る。
したがって、本発明によるマイクロ波フィルタ装置の要
旨構成は下記の記載により定義される。
入出力線路が形成された第一の誘電体基板と;該第一の
誘電体基板に対し角度を置くよう空間的に起立して設け
られた第二の誘電体基板と:該第二部電体基板の表面に
形成され、かつ上記入出力線路に電気的に接続する共振
回路と;を有して成るマイクロ波フィルタ装置。
〈作用および効果〉 本発明においては顕かなように、マイクロ波フィルタ装
置の当該フィルタリングに関与する主たる共振器部分が
、第一の誘電体基板とは独立で、しかも起立した第二の
誘電体基板の上に形成されている。
このようにすると、木質的に占有面積を大きく取らねば
ならない第6図示のいづれの従来例に比しても、そのニ
ー次元y(i、面画な占有面積はこれを大きく低減する
ことができる。
なお、第二誘電体〕、(板の起立の仕方、つまり第一誘
電体基板に対する第二誘電体基板の成す角度は本来的に
は任意であるが、岐も一般的には垂直にする。また、そ
のように垂直にした場合1本発明による占有面積の低減
効果は最大となる。
物理構造的にも、第二の誘電体基板を第一の基板に対し
て起立的に設けることはそれ程困難な技術を必要とせず
、また、第一の誘電体基板にパターニング形成した共振
回路に対し、第一誘電体基板に形成した入出力線路を接
続することも、半田付は等の既存の技術により筒中に行
なうことができる。
したがって、従来のマイクロ波フィルタ装置に認められ
た、小型化に伴う構造的な複雑さを何等要求せず、既存
のプリント配線技術に大きな変更を要することもないた
め、作成の簡便さという目的も達成することができる。
にもかかわらず、電気的な設計自由度は大きく、任意の
共振モードや所要の帯域のものを設計し易く、また低損
失のものを得ることも比較的簡単にできる。
特に低損失化に関しては、第二誘電体基板の材質が第一
誘電体基板の材質に拘束されないということが極めて大
きく効いてくる。
すなわち、任意のQ値や任意の板厚等のものを第二誘電
体基板に選択することにより、必要な低損失化が得られ
、例えばテフロン等、高価でQ値の高い材料を選んだ場
合にも、他の周辺回路系を搭載する大面積の第一誘電体
基板の方には安価な材質を用いることができ、製品全体
としての価格は低廉に抑えることができる。むしろ、小
型化に伴う各種の波及効果により、従来製品より更に低
廉化することすら可能である。
〈実 施 例〉 第1図には本発明に即して構成されたマイクロ波フィル
タ装置の基本的な第一の実施例として、複同調バンドパ
スフィルタ装置、10が示されている。
本発明では第一・の誘電体基板11と第二の誘電体基板
12とを使用するが、この実施例においても、第1図(
A)に良く示されているように、第二の誘電体基板12
は第一の誘電体基板11に対し起立した関係の別途なも
のとして設けられ、図示実施例では望ましいことに垂直
になっている。
第一誘電体基板o−4=にはマイクロ波信号の入力線路
!3と出力線路14とがストリップ線路として通常のエ
ツチング処理によりパターニング形成されており、また
裏面には導°屯面I5が形成されている。
この導電面15は、後述の所から理解されるように、少
なくとも本フィルタ装置lOの設けられている領域を含
んでその周辺近傍にあれば足り、裏面全面に設けられて
いる必要は必ずしもない。
第一誘電体基板11には、第1図(B)にも良く示され
ているように、さらにスルーホール18,1?が形成さ
れていて、当該スルーホールlfl、1?の基板表面部
分の縁は、裏面の導電面15に電気的に導通する導電性
縁となっている。もちろん、図示しないが、このスルー
ホールte、t7の表面出口の周囲に導電ドツトパター
ン等を形成しても良い。
一方、第二誘電体基板12の両主面には、その下縁に沿
って所定の幅(高さ方向)で、かつ目的とする周波数帯
域の中心周波数の波長λに対し、おおよそ%波長に相当
する長さを持つストリップ線路18,1θがやはり通常
のプリント基板における配線パターニングと同様の手続
によって形成されており、その一端部の下縁が上記した
第一誘電体基板の表面に露呈しているスルーホール18
.17の出口導電縁に接続し、結局は第一誘電体基板裏
面の導電面15に接続している。
この等価的な接地端から所定距離だけ離れて、当該各ス
トリップ線路18,1θは入出力線路13.14に電気
的に接続し、これによって第二誘電体基板12上に共振
回路20を構成している。
なお、第二誘電体基板12の両表面上のストリップ線路
18.19とそれぞれ対応する入出力線路13゜14と
を電気的に接続したり、スルーホール18.17と電気
的に接続するための手段は1例えば一般的には半田付は
等であって良が、要すれば導電性接着剤等の援用を妨げ
るものではない。
またこのようなことからすれば、第二誘電体基板12そ
れ自体を第一誘電体基板11に対し物理的に固定する手
段は特にはなくても良いが、半田付は処理の前には第一
誘電体基板11のにに立てた状態で仮止めして置くこと
ができると便利なので、この第1図示実施例では特に示
していないが、例えば第二誘電体基板I2の両端部また
は一端部の下縁に突起を形成し、これを第一誘電体基板
11の方の所定位置に位置決めを兼ねて設けた孔の中に
やや無理に挿入するようにする等図れば、簡単な構成で
こうした仮保持が行なえる。
第1図(A)にノ1べされる構成においては、入力線路
13に与えられたマイクロ波人力信号Stは、当該入力
線路13を介し第二誘電体基板!2の上に形成された第
一のh波長ストリップ線路18を励振する。
第一の%波長ストリップ線路18は第二誘電体基板12
の厚味を挟んで対向する第二のストリップ線路19に分
布結合しているから、これら第一、第二のストリップ線
路18.IEIによる複同調共振回路20により、入力
マイクロ波信号Siは所期のフィルタ作用を受け、出力
線路14を介し出力信号Soとして出力されて行く。
こうした動作に関し、もう少し述べると、本実施例の構
造においては、第二誘電体基板上に形成された一対のス
トリップ線路18.19は既述のように分布結合関係と
なるので、その奇モードにおける電気力線分布は第1図
(C)に、また偶モードにおける電気力線分布は第1図
([1)に各々示されるようになり、それぞれの回路特
性インピーダンスをZoo、Zoeとすると、図示の関
係から顕かなように、Z oo((Z oeとすること
が容易である。
したがって、周知のように、結合係数βは、β= (Z
oe−Zoo) / (Zoe+Zoo)で定まるから
、本実施例の構成によるBPF装置では十分に広い帯域
を取り得ることが分かる。
もちろん、先に作用のイ1で述べたように、こうした構
成になっていれば、第一誘電体基板11には特性的に劣
る廉価なものを使用しても差支えない。換言すれば、既
存の電子機器に見られるように、はとんどの回路系を主
として搭載するプリント基板の材質は従前通り、紙フェ
ノール等の安価なものを使用しても1本発明によれば第
二誘電体基板には望ましい特性のものを選択でき、ため
に低損失で優秀なフィルタ装置を得ることができる外、
この第二誘電体ノ、(板は第一誘電体基板に対して望ま
しくは垂直に立てた状1m’、に設けることができるの
で、回路の空間利用効率が増し、二次元的な占有面積を
相当程度、低減することができる。
第2図に示される実施例は、フィルタ作用に関するメカ
ニズム的には第一の実施例と同様に考えて良いが、さら
に実際の作成に便利なように、物的構成に特徴を持たせ
たものである。
すなわち、第二誘電体基板12の原材料として、通常の
プリント基板原板に見られるように、一枚の大きな面積
の誘電体基板の両面全面に銅箔面が伺されたものを選び
、これからの単なる裁断加工で、所定面積の第一、第ニ
ストリップ線路18.19を有する共振回路20を得よ
うとしたのである。
また、先に少し述べた仮保持機能を持たせると共に、第
一実施例におけるスルーホール形成工程をも省略し得る
ようにしている。
これにつき説明すると、上記のように両面全面に銅箔面
等の導電面が形成されている誘電体基板を第一、第ニス
トリップ線路18.19に必要な面積に切り出すに際し
、それらストリップ線路に加えてその一端には下向きに
伸びる脚21も形成されるように切出し、一方、第一誘
電体基板11の方には対応する位置にこの脚21を望ま
しくはやっと通す程度の寸法面積の矩形孔22を形成す
る。
そうして置いて、第二誘電体基板12の当該脚21を第
一誘電体基板11の対応する孔22に押し込むと、第一
誘電体基板11」二に第二誘電体基板12を仮保持でき
、第一誘電体基板表面側における入出力線路13.14
と、それらに対応する共振回路中のストリップ線路18
.toとのl’ Ill 4−1け作業等、接続作業が
やり易くなる夕1、当該脚21の長さを適当に設定して
置けば、第一誘電体基板裏面に突出した脚部分両面の導
電面において、第2図(C)に特に良く示されるように
、第一誘電体基板裏面の導電面!5との半田付け23 
、24等により、各ストリップ線路18 、19の接地
作業を容易に行なうことができる。
なお、このように裁断だけで第二誘電体基板及び共振回
路20の形状を得ることができるということは、第二誘
電体基板12の高さ方向寸法にも全く無駄が出ないとい
う構造的な効果のみならず、電波長ストリフプ線路の開
放端側を適当に裁断調整するだけでフィルタ中心周波数
を高め、逆に接地側を裁断調整するだけでフィルタ中心
周波数を低めることができるというように、目的とする
フィルタの特性微調整も容易になる。
さらに、第2図(ロ)に仮想線で併示したように、誘電
体の小片12゛ を第二誘電体基板12の上に載せ、矢
印fで示すようにスライドさせると連続的に中心周波数
が変化し、短絡側から開放側に動かすに従って低くなっ
て行くので、これによっても木BPF装置lOの中心周
波数を簡単に微調整することもできる。
第3図は本発明のさらに他の実施例としての多段BPF
装置の構成例を示し、第3図(A)は三段BPF装置、
同図(B)は三段BPF装置を示している。
双方の実施例共、奇数段フィルタであるため、第一誘電
体基板11の上に形成される入出力線路13.14は、
第二誘電体基板12に対し、その同じ片面側に位置して
いる。
まず第3図(A)のものから説明すると、入力線路13
は第二誘電体基板12の一面側の一方の端部側に片寄っ
て設けられた第一のイ波長ストリップ線路18に接続し
、出力線路14は当該第二誘電体基板12の同じ面側に
あって、ただし他方の端部側に片寄って設けられた第二
のハ波長ストリップ線路Iθに接続している。
これら第一、第二のストリップ線路18.19は、先に
述べた実施例と同様、スルーホール18.17とか、ま
たは第2図に小才実施例のような手法により、第一誘電
体基板l!の裏面導電面15に電気的に接続されている
一方、第二誘電体基板12の他面側には、第一、第二の
烏波長ストリップ線路18.19とほぼ月波長づつ空間
的に重なるようにされた局波長のストリップ線路25が
形成されている。
したがって、第二誘電体基板の一面側において隣接する
第一、第二%波長ストリップ線路18.19の間の離間
距離を結合には不十分な程度に選べば、それらの間での
直接の結合は防げ、それぞれ局波長ストリップ線路25
を介しての結合となるため、所期の三段フィルタが実現
できる。
こうしたことから顕かなように、第3図CB)に示され
る三段フィルタでは、途中に設ける局波長ストリップ線
路が三枚2B 、 27 、28になり、中間のストリ
ップ線路27が第二M電体基板!2の両表面にあって第
一、第二の月波長ストリップ線路18.19と同じ側に
来ることを除き、フィルタとしての動作画には第3図(
A)に示されたものと同様に考えることができる。
当然のことながら、この実施例はさらに一般化してn段
に展開可能である。なお、偶数段フィルタ装置を構成し
た場合には、入出力線路の引出し方向は第3図に示され
る場合と異なり、第二誘電体基板12を挟んで逆方向と
なる。
ただし1図示はしていないが、第二誘電体基板にスルー
ホール技術等の貫通導電路技術を導入し、いづれかの局
波長ストリップ線路をほぼ半分の長さにして第二誘電体
基板12の各面に形成し。
それらの隣接端部相互を当該導電路手段で第二誘電体基
板の厚味を抜けて連結するようにすれば、入出力線路の
引出し方向を奇数段の場合にも偶数段の場合にも転換す
ることができる。
本発明の場合、フィルタの共振回路20は第一誘電体基
板とは独立な第二誘電体基板12の上に形成されるので
、比較的その回路構成は自由であり、また実際の製品に
おいても第一誘電体基板11に関して高さ方向には余裕
があることが多いため、そうした余裕部分を有効に利用
し、必要な任意の導体パターンを形成することによって
、各種形態のフィルタを得ることができる。
第4図はそうした場合のやや特殊な実施例として、ノツ
チ付きのBPF装置を示している。
第4図(A)に示される構成において、第二誘電体基板
12の下半分の構成と第一誘電体基板11上の入出力線
路13.14との構成関係は第1図に示された構成とほ
ぼ同様である。すなわち、入出力線路13.14に対し
、一端がスルーホール18.17等の導電路手段や第2
図に示される方法等によって第一誘電体基板裏面の導電
面15g接続された第一、第二の共振用ストリップ線路
Ill、+111が分布結合している。
したがって、その構成だけであるならば、第1図(C)
中の仮想線の曲線Koで示されるように1通常のBPF
特性を示す。
しかし、この第4図示実施例の場合にはさらに、第二誘
電体基板12の」−にあって第一、第二の共振用ストリ
ップ線路10.19の1−例エッジに対し、分布結合し
たほぼ%波長のストリップ線路30.31があり、この
賄波長ストリップ線路30.31は、その一端において
スルーホールとか導電ビス等の導電路手段32により互
いに電気的に接続されている。
したがって、この第二組の%波長ストリップ線路30.
31だけを見れば、両者あいまって局波長共振器を構成
することになるが、これが上述のように主たるストリッ
プ線路18.19に分布結合しているため、結局、図示
フィルタ装置全体として見ると、第4図(C)中の特性
曲線に示されるように、ノツチKnを持つものとなる。
このノツチ共振周波数は、各ストリップ線路30 、3
1の長さを調整することで、ある程度の範囲内で可変で
きる。
なお、このようにした場合、ノツチ共振のために追加し
た局波長ストリップ線路も、%波長の折返し構造となっ
ているので、坏波長のまま一木の長さに延ばした場合に
比し、輻射損失は少なく、高いQを得ることができる。
このような実施例からして、本発明によれば、第一誘電
体基板に対して起立して設けられる第二誘電体基板にお
いては、その高さに余裕が見込まれることが多いので、
さらに各種各様の共振構成を組めることが理解されよう
。場合によっては線路相互の分布結合に代え、第二誘電
体基板12の上に実装される具体的なキャパシタやイン
ダクタにより集中装架された線路構造相互の分布結合に
より、共振回路20を実現することも可能である。
一方、特定周波数に関しての急峻な除去特性を示すノツ
チフィルタ装置としても本発明は構成することができる
。第5図はそうしたノツチフィルタ装置を構成する場合
の望ましい一実施例を示している。
これまでの実施例においては1人出力創13゜14は互
いにその隣接端部組rl二で分離されていたが、この実
施例では第一誘電体基板11の上にあって一木の連続し
た線路として構成されている。
第二誘電体裁板12はこうした連続する一木のストリッ
プ線路(13,14)のトなまたいで設けられ、その両
面には第一、第二のストリップ線路33 、34が形成
されている。
第一、第二のストリップ線路33 、34は、それぞれ
ほぼ電波長の長さに選ばれ、その一端相互が第二誘電体
基板12を貫通するスルーホールとか導電ビス等の導電
路手段35で連結されている。したがって、これら一対
の対向するハ波長線路33.34は、あいまって坏波長
折返し共振器を構成している。
入出力線路13.14とこの共振器構造(33,34,
35)との接続は、適当な位置において例えばチップ部
品形状のキャパシタ等、適当なる結合素子3Bによりな
されている。
このような構造は、顕かなように、実質的には単なる一
木の信号線路(13,14)の上に、別途に作って置い
た第二誘電体基板構造を載せるだけの処理で済む。
なお、この実施例においても、先の第4図に示される実
施例と同様、局波長共振器は属波長で折返し構成されて
いるので、輻射損失が少なく、高Qを得ることができる
。換言すれば、これら第4.5図示の両実施例共、小型
化と高性能の双方を共に満足し得るものとなっている。
以上の各実施例を通じて顧かなように、木節り1の場合
、特に有効なのは、第一・誘電体基板11が例えば紙フ
ェノールを使用しなければならない等。
第一誘電体基板11が他の周辺回路系を搭載するプリン
ト基板として材料を特定されて構成された場合にも(そ
してそうした場合が最も多いと考えられるが)、もう一
つの設計条件を選択するための第二誘電体基板12があ
り、この材質を任意のものとし得るということである0
例えば高Q値を要求される場合にはテフロン等を選んで
良いし、した場合にも、他の周辺回路系を搭載する全体
の基板にこ弓した高価な基板を使用する場合に比し、第
二誘電体基板12の寸法はたいして大きくはないので、
廉価に済ませることができ、性能の優秀さをのみ享受す
ることができる。
そして、こうした効果を得るための作成手法も極めて簡
単である。同等特殊な技術を要せず、単に基板相互の組
立や甲・1]1処理に帰結ネせることができる。
さらに、二次元的な占有面積を大きく低減することがで
き、昨今の各種電子機器における超小型化の意向に沿う
ことができる。
なお、要すれば上記してきた各実施例の特徴構成部分を
複数組合せてさらに本発明の新たな実施例とすることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマイクロ波フィルタ装置の第一実
施例の構成と作用の説明図、第2図から第5図までの各
図はそれぞれ本発明の他の実施例の概略構成図、第6図
は従来の各種マイクロ波フィルタ装置の概略構成図、で
ある。 図中、10は本発明によるマイクロ波フィルタ装置、1
1は第一の誘電体基板、 12は第二の誘電体基板、1
3は入力線路、14は出力線路、15は導電面、18.
19はストリップ線路、20は共振回路、25゜2B 
、 2? 、 28 、30 、31 、33 、34
はストリップ線路、18 、1? 、 32 、35は
スルーホール等の導電路手段、3Bは結合素子、である
。 C) 91Ln −41い苗 ど ≧ W/” 区          区 匂コ                 ψ銖    
      法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  入出力線路が形成された第一の誘電体基板と;該第一
    の誘電体基板に対し角度を置くよう空間的に起立して設
    けられた第二の誘電体基板と;該第二誘電体基板の表面
    に形成され、かつ上記入出力線路に電気的に接続する共
    振回路と;を有して成るマイクロ波フィルタ装置。
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