JPS6313474A - デジタルγ補正装置 - Google Patents

デジタルγ補正装置

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JPS6313474A
JPS6313474A JP15506286A JP15506286A JPS6313474A JP S6313474 A JPS6313474 A JP S6313474A JP 15506286 A JP15506286 A JP 15506286A JP 15506286 A JP15506286 A JP 15506286A JP S6313474 A JPS6313474 A JP S6313474A
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Shinji Kaneko
金子 真二
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばVTR等から再生された画像信号に
よって、フィルムに画像を記録するような感光画像装置
に対して好適なγ補正を行うデジタルγ補正装置に関す
るものである。
〔発明の概要〕
感光画像装置に対して画像信号を供給する際に、例えば
フィルム感度に対応してγ補正をかけるような装置にお
いて、デジタルγ補正手段に入力される画像データに対
して時間軸伸長処理と、サンプリングレート変換処理を
行うようにする。
そのためγ補正装置をドライブするクローIり信号の周
波数を低い値にすることができ、デジタル回路素子のコ
ストダウンをはかることができる。
〔従来の技術〕
テレビ画像信号から映画フィルムを作製するようなフィ
ルム録画装置には、通常、テレビ画像信号を例えばV 
T R等に記録したのち編集作業を行い、編集した画像
信号に対してフィルムの感光度の応じたγ補正を行いフ
ィルム録画装置に供給するようになされている。
γ補正は−・般的には非線形特性を持ったレベル変換回
路であり、その補正特性はフィルムの感光特性、又は発
色特性に対応して設定する必要がある。
γ補正をアナログ処理回路で行う場合は、通常折線か、
半導体の非直線性を利用した近似回路を用いているが、
このようなアナログ信号処理は精度、安定性確保の点で
問題が多い。
そこで、第3図に示すようにVTR1から出力されるテ
レビ画信号SVをA/D変換器2、γ補正回路3、D/
A変換器4からなるデジタルγ補正装置5を介してデジ
タル的にγ補正信号処理を行い、ローパスフィルタ6奢
介してフィルム録画製図E B R(Electon 
Beam Recorder) 7に供給する方式が考
えられる。
この場合、テレビ画像信号をデジタル信号処理するため
に必要とされるクロック信号の周波数fcは、標本化定
理からテレビ画像信号の最大周波数の2倍以上とするこ
とが要求され、例えば信号帯域が20MHzに及ぶよう
なHDTV (高精細度テレビ)の場合はクロック周波
数として69MHz位が要求される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、γ補正は、本質的に信号の非線形処理をとも
なうへから、γ補正された信号には多くの高調波信号が
発生し、クロック信号の周波数f、:を単にテレビ画信
号の最大周波数の2倍以上としたのでは折り返し雑音が
発生して信号の劣化を招くという問題がある。
そこで、γ補正のような場合はデジタル信号処理のため
のクロi・り周波数fcをさらに高(;することが要求
され、例えば69MHzです〉・プルされた画像データ
のときはγ補正のクロック周波数fCが200MHz程
度必要になり、デジタル回路の構成が困難になるばかり
か、高速のデジタル回路素子が要求されるため大幅なコ
ストアップを招くという問題がある。
この発明は、かかる問題点を解消することを目的として
なされたもので、デジタルγ補正を行う回路のクロック
周波数を低下することができる感光録画装置に好適なデ
ジタルγ補正装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のデジタルγ補正装置は、例えばlフィール1
分のメモリによってテレビ画信号の時間軸を伸長する手
段と、伸長された画像データにデータ補間を行ったのも
この画像データのサンプリングレートを変換するような
手段を設け、そのあとにγ補正を行うようにしたもので
ある。
〔作用〕
VTR等から再生されたテレビ画信号は、A/D変換器
等によってデジタルデータに変換され、例えばlフィー
ル1分のメモリ手段に書き込まれたのち、書き込時間よ
り遅いクロック信号によって読み出すことによってその
時間軸が延長される。そしてデータ補間等を行ったのち
、再び、高いクロック信号によってサンブリ〉′グされ
たデジタルデータに変換される。そして次にγ補正回路
に入力されデジタル信号の状態でγ補正がかけられる。
その結果γ補正された信号を、もとのアナログ信号に変
換する際にも折り返し雑音が発生しないようにすること
ができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明のデジタルγ補正装置の一実施例をブ
ロック図としたもので、lは編集ずみのテレビ画信号を
再生することができるVTR17は例えば電子ビーム等
を走査して、感光フィルムにテレビ画像を記録するため
の感光録画装置(EBR,)、である。
一点鎖線で囲ったγ補正装置にはクロ7り周波数fel
で動作するA/D変!!!!塁10、クロック周波af
elで変換された画像データを書き込み、クロック周波
数fclより低いりaツク周波afc2によって読み出
すように制御されているフレームメモリ11、フレーム
メモリ11から出力された時間軸伸長された画像データ
に対してデータの補間を行い、標本化数を増大した画像
データを形成するサンプリングレート変換手段12.デ
ジタルγ補正回路13、A/D変換器14、及びローパ
スフィルタ15が含まれている。
このようなデジタルγ補正装置の動作の一例は以下に示
すようなものである。
HDTV方式で記録されているテレビ画像信号は周波数
帯域が例えば20 M Hz位が要求されているので”
、この信号をデジタルデータに変換する際は最初のA/
D変換器10において、約69MHzのクロック信号f
c+によって標本化される。
そして同じクロック周波数fclによりフレームメモリ
11に書き込まれる0次に書き込まれたlフレーム分の
画像データは前記クロック周波数fclより低いクロッ
ク周波数fc2により読み出され、時間軸を伸長するこ
とによって、例えば8MHz帯域の画像データとして出
力される。
そして、この画像データを例えばD/A変換器等によっ
てアナログ信号に変換したのち、再び前のクロック周波
数f。1により駆動されるA/D変換器に入力すると、
データが補間された状態でサンプリングレートがfcl
となった画像データが得られる。そして、同一のクロッ
ク周波Ifc+で動作するデジタルγ補正回路13に入
力される。
この場合、デジタルγ補正回路13に入力された画像デ
ータは時間軸伸長によって帯域が8MHzとされている
ので、γ補正回路の非線形によって高調波成分が発生し
ても、クロック周波数f cl= 69 MHzとされ
ているγ補正回路によって処理されるため折り返し雑音
が発生することがない。
すなわち、次のA/D変換器14及びローパスフィルタ
16よりアナログ信号に変換したときにも折り返し雑音
が発生せず、デジタルγ補正装置により所望の信号波形
とされたテレビ画信号を感光録画装置7に供給すること
ができるようになる。
なお、感光録画装置7における1フレ一ム分の画像処理
時間は、1フレームのテレビ周期より長く設定されてい
るため、VTRlからスロー再生等でテレビ2画信号を
出力すれば、時間軸伸長した場合でも連続性のある画面
を録画することができる。
第2図はサンプリングレート変換回路12の一実施例を
示したもので、サンプリングレート変換手段として、デ
ジタル的なデータ補間回路12Aと、デジタルローパス
フィルタ12Bを使用した。
ものである。
この場合は、デジタルγ補正装置のすべてをデジタル回
路で構成することができ、A/D→D/A変換にともな
う波形歪をなくすることができるという利点がある。
録画対象物はフィルムに限らず、テし・ビ画像をハード
コピーとするようなときのγ補正にもこのような手段を
採用することができる。
VTRから出力されるスロー再生画面はテープの間欠送
りによって1フイ一ルド分のテレビ画像を出力すればよ
いが、テープ送りを低速にしたときに得られる画像信号
からもつとも鮮明な画像を検出し、この検出時点の画像
信号をフレームメモリに入力して時間軸伸長を行うよう
な制御方法も採用することができる。
〔発明の効果〕
以−り説明したように、本発明のγ補正装置は、デジタ
ル的に信号処理を行う際、画像信号を一1時間軸伸長し
たのちデータ補間を行いγ補正を行うようにしているの
で、低いクロック周波数によってデジタル処理を行って
も折り返し雑音が発生しないようにすることができ、特
に感光録画装置に対するγ補正装置に使用するときは低
速度のデジタル回路素子が利用でき、コストダウンをは
かることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
i1図は、本発明のデジタルγ補正装この基本的なブロ
ック図、第2図はサンプリングレート変換部の一実施例
を示すブロック図、第3図はデジタル的なγ補正の一般
的なブロック図である。 図中、lOはA/D変換器、11はフレームメモリ、1
2はサンプリングレート変換回路、13はγ補正回路、
14はA/D変換器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像信号が入力されるA/D変換器と、前記A/D変換
    器の出力画像データを少なくとも1フィールド分記録し
    、読み出すことができるメモリ手段と、前記メモリ手段
    によって時間軸が伸長された画像データのサンプリング
    レートを変換するためのサンプリングレート変換手段と
    、前記サンプリングレート変換手段によって標本化数の
    増加した画像データが入力されるデジタルγ補正手段と
    、前記デジタルγ補正手段によって補正された画像デー
    タをアナログ画像信号に変換するためのA/D変換器を
    備えていることを特徴とするデジタルγ補正装置。
JP61155062A 1986-07-03 1986-07-03 デジタルγ補正装置 Expired - Fee Related JP2531141B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123487A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Nec Home Electronics Ltd 映像信号のデイジタル処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6123487A (ja) * 1984-07-11 1986-01-31 Nec Home Electronics Ltd 映像信号のデイジタル処理装置

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