JP2731120B2 - ディジタルビデオフォーマット変換装置 - Google Patents

ディジタルビデオフォーマット変換装置

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JP2731120B2
JP2731120B2 JP6236615A JP23661594A JP2731120B2 JP 2731120 B2 JP2731120 B2 JP 2731120B2 JP 6236615 A JP6236615 A JP 6236615A JP 23661594 A JP23661594 A JP 23661594A JP 2731120 B2 JP2731120 B2 JP 2731120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンバータに関し、特に
ディジタルビデオフォーマット変換装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにより処理されるマルチプ
ルなメディアの開発により、ディジタルビデオ/音声圧
縮が不可欠となった。通常、圧縮された動画および音声
信号は高密度な光デイスクを記録媒体とし、この光デイ
スクの転送速度と一致させるため、かつ収容可能なプロ
グラムデータの長さを考慮して、この圧縮された動画は
いずれもSIF(Source Input Foma
t)形式をフレームの解像度とし、一枚のフレームが3
52×240又は352×280個画素により構成さ
れ、Y、U、Vの3成分により画素のカラーを組成して
いる。そのうち、Yは輝度又は明度で色の明暗を表し、
U、Vはクロミナンス或いは色差であり、一カラーの
中、ある原色成分(R(赤)、G(緑)、B青)が該カ
ラーの輝度を差引いたものを表す。その中、UはB−Y
(青色差)、VはR−Y(赤色差)を表す。ところで、
この種の光デイスク中に記憶された圧縮ディジタルビデ
オデータは、通常、先ず比較的高い解像度のオリジナル
フレームから垂直及び水平の二段階抽出を行ってSIF
フォーマットの解像度を得た後、さらにディジタルビデ
オ圧縮法により圧縮処理を行って得るものである。した
がって、コンピュータのスクリーン上に再度該オリジナ
ルフレームの解像度を実現させる場合、圧縮されたディ
ジタルビデオデータに対して再度ディジタルビデオフォ
ーマット変換、すなわちY、U、V成分に対して垂直お
よび水平のアプサンプリングを行なわなければならな
い。
【0003】第8図は従来のディジタルビデオ圧縮解除
(decompression)及び表示サブシステム
を示し、ディジタルビデオデコーダ11、ビデオポスト
プロセッサ12、ピクチャフレーム記憶装置13、ビデ
オフレームD/A変換器14、マルチプレクサ15及び
コンピュータモニタ16を備えてなる。この圧縮された
ディジタルビデオデータはディジタルビデオデコーダ1
1により圧縮解除(decompression)され
た後、ビデオポストプロセッサ12とピクチャフレーム
記憶装置13とによりディジタルビデオフォーマット変
換を行い、そしてさらにビデオD/A変換器14により
アナログ信号に変換し、このアナログ信号とVGA(Vi
deo Graphic Array)からのアナログ画像信号とがマルチ
プレクサ15を経てコンピュータモニタ16のスクリー
ンに多重出力して表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第8図に示されるよう
に、従来、ディジタルビデオフォーマット変換にビデオ
ポストプロセッサ12とピクチャフレーム記憶装置13
とが使用されている。この変換方式は一枚ずつのフレー
ムを処理基礎とし、入力されたフレームを受信してポス
ト処理(拡大、縮小、フイルタおよびカラー空間変換
等)を行い、フレームバッファに書き込んでからフレー
ムバッファより出力する。この種の従来のディジタルビ
デオフォーマット変換装置は一枚全体のフレームを処理
基礎としているので、十分なフレームバッファとするた
めには、該ピクチァフレーム記憶装置13はVRAM又
はDRAM等のような大容量の記憶装置でなければなら
ない。また、この種の従来のビデオフォーマット変換装
置は一枚全体のフレームを処理基礎としているので、ビ
デオポストプロセッサ12は一枚全体のフレームの処理
を扱わなければならない。したがって、所要のハードウ
ェア回路及びメモリ容量は一本の走査線を処理基礎とし
たものよりはるかに大きく、かつ複雑となり、コストも
はるかに高い。
【0005】また、上記従来のポストプロセッサ12及
びピクチァフレーム記憶装置13の代りに線緩衝器及び
簡単なアクセス回路を用いたディジタルビデオフォーマ
ット変換装置が開発されている。これは一本の走査線の
圧縮解除ディジタルビデオデータをラインバッファ中に
記憶させ、さらにラインバッファより2倍の走査線を出
力するものである。2倍の走査線とは、当該ラインバッ
ファに記憶された該走査線と同一な画素データを有する
2本の走査線を出力することをいう。この種の変換装置
は直接2本の同一の走査線データを出力しそれぞれの走
査線に対して処理しないため、出力フレームが圧縮解除
フレームの2倍に拡大される。ところが、フレーム上に
オリジナルフレームの解像度が表示されていないため、
空間偽信号(spatial aliasing)を生じる視覚効果をも
たらし、良好なビデオ品質を提供することができない。
【0006】上記事情にかんがみ、本発明の主たる目的
はコストを低下させると共にスクリーン上にオリジナル
フレームの解像度を表示させるディジタルビデオフォー
マット変換装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のディジタルビデオフォーマット変換装置
は、圧縮解除器により出力された圧縮解除ディジタルビ
デオデータに対しフォーマット変換を行うもので、該圧
縮解除ディジタルビデオデータに対してオン・ザ・フラ
イ補間およびろ波処理を行なうビデオ補間装置と、この
ビデオ補間装置に電気的に接続され、該ビデオ補間装置
により出力された、オン・ザ・フライ補間及びろ波処理
ずみのディジタルビデオデータを第1のカラー空間より
第2のカラー空間に変換されるカラー空間変換器とを備
え、該圧縮解除ディジタルビデオデータのフォーマット
変換を完成するものであり、前記ビデオ補間装置は該圧
縮解除ディジタルビデオデータの垂直方向の補間および
ろ波動作を実行し、垂直補間ディジタルビデオデータを
出力する垂直補間装置と、この垂直補間装置に電気的に
接続して、垂直補間ディジタルビデオデータの水平方向
の補間およびろ波動作を実行する水平補間装置とを備え
ている。前記垂直補間装置は圧縮解除ディジタルビデオ
データにおけるY成分の垂直方向の補間およびろ波動作
を実行するY成分垂直補間器と、該圧縮解除ディジタル
ビデオデータにおけるU成分の垂直方向の補間及びろ波
動作を実行するU成分垂直補間器と、該圧縮解除ディジ
タルビデオデータにおけるV成分の垂直方向の補間及び
ろ波動作を実行するV成分垂直補間器とを備えている。
【0008】その中、第1のカラー空間はY(輝度又は
明度)と、Uと、V(クロミナンス、又は色差)との3
種の成分を備え、一方、第2のカラー空間はR(赤)
と、G(緑)と、B(青)との3種の成分を備えてな
る。
【0009】
【0010】
【0011】前記Y成分垂直補間器、U成分垂直補間器
およびV成分垂直補間器はそれぞれ、ビデオ走査線の圧
縮解除ディジタルビデオデータに対してインターリーヴ
アクセスを行うラインメモリ装置と、このラインメモリ
装置に電気的に接続され、該ラインメモリ装置に入力お
よびこれより出力されたビデオ走査線データを受信して
両者に対して垂直補間およびろ波動作を行う垂直フイル
タと、該ラインメモリ装置及び垂直フイルタに電気的に
接続され、該ラインメモリ装置及び垂直フイルタの該水
平補間装置への出力を交互に選択するマルチプレクサと
を備えてなる。
【0012】前記マルチプレクサは該ラインメモリ装置
がビデオ走査線データを受信する期間、該垂直フイルタ
の出力を水平補間装置に送信させ、一方該ラインメモリ
装置がビデオ走査線データを受信しない期間、すでに該
ラインメモリ装置に記憶されていたビデオ走査線データ
を該水平補間装置に出力させるものである。
【0013】前記垂直フイルタは2本の隣接走査線が同
一水平位置にありそれぞれ対応する画素データに対して
逐一線形補間を行うことにより、一本の補間走査線を造
り出すようにされている。
【0014】インターリーヴ(interleave)
アクセスとは、該ラインメモリ装置の各アドレスのアク
セス周期内において先ずすでに該アドレスに記憶されて
いたデータを出力し、次に該アドレスに新しいデータを
記憶させることをいう。
【0015】前記U成分垂直補間器及びV成分垂直補間
器のラインメモリ容量はY成分垂直補間器のラインメモ
リ容量の半分である。
【0016】前記U成分垂直補間器及びV成分垂直補間
器のラインメモリアクセス頻度数は前記Y成分垂直補間
器のラインメモリアクセス頻度数の半分である。
【0017】そして、前記水平補間装置は、該垂直補間
ディジタルビデオデータにおけるY成分の水平方向の補
間及びろ波動作を実行するためのY成分水平補間器と、
該垂直補間ディジタルビデオデータにおけるU成分の水
平方向の補間およびろ波動作を実行するためのU成分水
平補間器と、該垂直補間ディジタルビデオデータにおけ
るV成分の水平方向の補間およびろ波動作を実行するた
めのV成分水平補間器とを備えてなる。
【0018】前記Y成分水平補間器、U成分水平補間器
およびV成分水平補間器はそれぞれ、該垂直補間装置に
より出力された画素データをラッチングする第1段のビ
デオロッキング装置と、この第1段のラッチング装置に
電気的に接続され、該第1段のビデオラッチング装置の
出力に対してシフトラッチを行う第2段のビデオラッチ
ング装置と、該第1段ビデオラッチング装置及び該第2
段のビデオラッチング装置に電気的に接続され、これら
両者によりラッチングされた画素データに対してろ波処
理を行う水平フイルタと、この水平フイルタに電気的に
接続され、該水平フイルタにより出力された画素データ
に対してサンプリング出力を行う第3段のビデオラッチ
ング装置とを備えてなる。
【0019】その中、前記水平フイルタは線形補間の方
式により隣接の2画素間に一補間画素を造り出す。
【0020】また、前記U成分水平補間器及びV成分水
平補間器に使用された画素頻度数はY成分水平補間器に
使用された画素頻度数の半分である。
【0021】また、前記第1、第2段のビデオラッチン
グ装置に使用されたサンプリング信号の周波数は第3段
のビデオラッチング装置に使用されたサンプリング信号
の周波数の半分である。
【0022】前記圧縮解除器およびディジタルビデオフ
ォーマット変換装置は同一のIC中に集積される。
【0023】
【作用】本発明はビデオ補間装置により圧縮解除ディジ
タルビデオデータに対してオン・ザ・フライ補間及びろ
波処理を行い、また、カラー空間変換器により、該ビデ
オ補間装置により出力されたオン・ザ・フライ補間及び
ろ波処理ずみのディジタルビデオデータを第1のカラー
空間より第2のカラー空間に変換させ、プログレッシヴ
走査のコンピュータスクリーン上にオリジナルフレーム
のもつ解像度が実現されるように作用する。
【0024】
【実施例】以下添付図を参照しながら本発明の好ましい
実施例を説明すればより明瞭になるであろう。
【0025】第1図は本発明のディジタルビデオフォー
マット変換装置の構成を示したブロック図である。図に
おいて符号22はディジタルビデオフォーマット変換装
置を示し、垂直補間装置221と、水平補間装置222
と、カラー空間変換器223とを備える。このうち、垂
直補間装置221はまた、Y成分垂直補間器2211
と、U成分垂直補間器2212と、V成分垂直補間器2
213とを備え、水平補間装置222はまた、Y成分水
平補間器2221と、U成分水平補間器2222と、V
成分水平補間器2223とを備える。符号21は圧縮解
除器である。
【0026】図で示されるように、圧縮されたディジタ
ルビデオデータは圧縮解除器21に送られ圧縮解除され
た後、垂直補間装置221に送られ、それぞれY成分、
U成分及びV成分の垂直補間及びフイルタ処理が行われ
る。そして垂直補間およびろ波処理された垂直補間ディ
ジタルビデオデータはまた水平補間装置222に送ら
れ、ここでY成分、U成分及びV成分の3成分の水平補
間及びろ波処理が行われる。その後、垂直及び水平補
間、ならびにろ波処理されたディジタルビデオデータを
カラー空間変換器に送り、Y、U、V3成分をR、G、
B3成分に変換させると、圧縮解除ディジタルビデオの
フォーマット変換が完成される。
【0027】ここで、従来のディジタルビデオフォーマ
ット変換装置と異なるところは、本発明がコンピュータ
スクリーンのプログレッシヴ走査の表示方式に沿ってオ
ン・ザ・フライ式補間およびろ波を用いてディジタルビ
デオフォーマットの変換方式としたところである。した
がって、本発明のディジタルビデオフォーマット変換装
置に必要なハードウァア回路は従来の一枚全体のフレー
ムを処理基礎としたビデオポストプロセッサ12及びピ
クチャーフレーム記憶装置13のハードウェハ回路に比
べてはるかに簡単化されている。これにより、本発明の
ディジタルビデオフォーマット変換装置22は圧縮解除
器21と一緒に一つのIC中に集積され得るので、回路
コスト及びICのパッケージコストが節約される。
【0028】以下本発明の垂直補間装置221及び水平
補間装置222の動作を説明する。
【0029】第2図はY垂直補間器2211と、U垂直
補間器2212と、V垂直補間器2213との回路ブロ
ック図であり、これら3成分の垂直補間器はそれぞれ、
一本の走査線のディジタルビデオデータを記憶するため
のラインメモリ装置31と、2本の隣接走査線データの
補間及びろ波を実行するための垂直フイルタ32と、ラ
インメモリ装置31および垂直フイルタ32により出力
された走査線データを水平補間装置222に交互に選択
出力させるマルチプレクサ33とを備えている。
【0030】第3図はY垂直補間器2211、U垂直補
間器2212およびV垂直補間器2213のタイミング
チャートであり、圧縮解除器21に一本の走査線の期間
DLが入力され、ラインメモリ装置31によりインター
リーヴ(Interleave)アクセスが行われる。
ここにインターリーヴアクセスとはラインメモリ装置3
1のアドレスがアクセス周期内において該アドレスに記
憶されていたデータが出力された後、新しいデータを受
信することをいう。第2図に示されるように、該一本の
走査線データはラインメモリ装置31に入力されるよう
に、該一本の走査線データはラインメモリ装置31に入
力されるばかりでなく、垂直フイルタ32にも入力さ
れ、該一本の走査線データとラインメモリ装置31によ
り補間出力された先の一本の走査データとをして補間及
びろ波処理を行わしめる。そしてマルチプレクサ33は
DL期間において垂直フイルタ32により補間およびろ
波処理された後の出力走査線データを水平補間装置22
2に出力するのを選択する。また、圧縮解除器21が走
査線データをラインメモリ装置31に入力しない期間T
Sの間、マルチプレクサ33はラインメモリ装置31に
記憶されていた走査線データを水平補間装置222に出
力するのを選択する。
【0031】第4図は垂直補間装置221の出力走査線
信号を示すものである。その中、DL1 〜DLn は直接
ラインメモリ装置31より出力された走査線信号、IL
1 〜IL(n-1) は垂直フイルタ32により補間およびろ
波処理された走査線信号である。垂直フイルタ32は2
本の隣接走査線の同一水平位置にある各対応画素データ
に対して逐一線形補間を行うことによって一本の補間走
査線が造り出される。一本の圧縮解除された走査線デー
タのうち、Y成分の画素データがU、V2成分の画素デ
ータの2倍であるため、Y成分垂直補間器のラインメモ
リ装置の容量はU、V成分垂直補間器のラインメモリ装
置の容量の2倍であると共に、U、V成分垂直補間器の
ラインメモリアクセス頻度数はY成分垂直補間器ライン
メモリアクセス頻度数の半分である。
【0032】第5図はY水平補間器2221、U水平補
間器2222及びV水平補間器2223のブロック図
で、それぞれ第1段のラッチング装置61と、第2段の
画素ラッチング装置62と、水平フイルタ63と、第3
段の画素ラッチング装置64とを備える。第1段、第2
段のラッチング装置61,62は垂直補間装置221に
入力された画素データに対してシフトラッチを行い、さ
らに水平フイルタ63により該2段の画素ラッチング装
置61,62によりラッチングされたデータに対してろ
波処理を行い、この水平フイルタ63の出力はまた第3
段の画素ラッチング装置64によりサンプリング出力さ
れる。第3段のビデオラッチング装置64に使用された
サンプリング信号CK3の周波数は水平フイルタ63の
出力に対してサンプリングを行う画素レートである。
【0033】第6図は3成分の水平補間器2221,2
222,2223の内部素子のタイミングチャートで、
第1段のラッチング装置61に使用されたサンプリング
信号CK1 の周波数は画素レートの半分、第2段のラッ
チング装置62に使用されたサンプリングCK2 の周波
数は一画素周期の遅延を除いて他は第1段のと同一であ
り、両者は直列にシフトラッチが行われる。そして、第
1,第2段のラッチング装置61,62にラッチされた
データはさらに水平フイルタ63によりろ波処理が行わ
れる。その処理法則として第1,第2段のビデオラッチ
ング装置61,62の画素データの線形補間が採用され
ているので、ろ波後の出力は第7図に示されるように入
力画素と補間画素との交互出力を形成する。
【0034】圧縮解除されたフレームU、Y画素の水平
解像度がそれぞれY成分の半分であるため、Y成分水平
補間器の画素レートはU、V成分の水平補間器の画素レ
ートの2倍となる。
【0035】
【発明の効果】このようにして、本発明装置はオン・ザ
・フライ式の補間ろ波方式を用いて圧縮解除ディジタル
ビデオフォーマット変換を行うもので、補間及びろ波処
理を行っているので、コンピュータスクリーン上にオリ
ジナルフレームの解像度を再現することができ、良好な
フレーム品質が得られる。また、本発明はオン・ザ・フ
ライの処理方式を採用し一本の走査線を処理基礎として
いるので、ハードウェア回路が比較的簡単化され、本発
明の装置と圧縮解除器とを一つのIC中に集積すること
が可能となり、コスト低減という目的を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタルビデオフォーマット変換装
置の構成を示したブロック図。
【図2】本発明の垂直補間器の構成を示したブロック
図。
【図3】同垂直補間器のタイミングチャート。
【図4】同垂直補間器の走査線出力を示した説明図。
【図5】本発明の水平補間器の構成を示したブロック
図。
【図6】同水平補間器のタイミングチャート。
【図7】同水平補間器の画素出力を示した説明図。
【図8】従来のディジタルビデオ圧縮解除及び再生サブ
システムの構成を示した説明図。
【符号の説明】
20 IC 21 圧縮解除器 22 ディジタルビデオフォーマット変換装置 31 ラインメモリ装置 32 垂直フィルタ 33 マルチプレクサ 61 第1段の画素ラッチング装置 62 第2段の画素ラッチング装置 63 水平フィルタ 64 第3段の画素ラッチング装置 221 垂直補間装置 222 水平補間装置 223 カラー空間変換器 2211 Y成分垂直補間器 2212 U成分垂直補間器 2213 V成分垂直補間器 2221 Y成分水平補間器 2222 U成分水平補間器 2223 V成分水平補間器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮解除器により出力された圧縮解除ディ
    ジタルビデオデータに対しフォーマット変換を行うディ
    ジタルビデオフォーマット変換装置において、該圧縮解
    除ディジタルビデオデータに対してオン・ザ・フライ
    (on−the−fly)補間及びろ波処理を行うビデ
    オ補間装置と、このビデオ補間装置に電気的に接続さ
    れ、該ビデオ補間装置により出力された、オン・ザ・フ
    ライ補間及びろ波処理ずみの上記ディジタルビデオデー
    タを第1のカラー空間より第2のカラー空間に変換させ
    るカラー空間変換器とを備え、該圧縮解除ディジタルビ
    デオデータのフォーマット変換を完成させるようにして
    なり、 該ビデオ補間装置は垂直補間装置と水平補間装置とを備
    え、このうち、該垂直補間装置は、該圧縮解除ディジタ
    ルビデオデータの垂直方向の補間及びろ波動作を実行
    し、垂直補間ディジタルビデオデータを出力するもので
    あって、該垂直補間装置は圧縮解除ディジタルビデオデ
    ータにおけるY成分の垂直方向の補間及びろ波動作を実
    行するY成分垂直補間器と、該圧縮解除ディジタルビデ
    オデータにおけるU成分の垂直方向の補間及びろ波動作
    を実行するU成分垂直補間器と、該圧縮解除ディジタル
    ビデオデータにおけるV成分の垂直補間及びろ波動作を
    実行するV成分垂直補間器とを備えてなり、 そして、該水平補間装置は前記垂直補間装置に電気的に
    接続され、垂直補間ディジタルビデオデータの水平方向
    の補間及びろ波動作を実行するものであって、該水平補
    間装置は、該垂直補間ディジタルビデオデータにおける
    Y成分の水平方向の補完及びろ波動作を実行するY成分
    水平補間器と、該垂直補間ディジタルビデオデータにお
    けるU成分の水平方向の補間及びろ波動作を実行するU
    成分水平補間器と、該垂直ディジタルビデオデータにお
    けるV成分の水平方向の補間及びろ波動作を実行するV
    成分水平補間器とを備えてなることを特徴とするディジ
    タルビデオフォーマット変換装置。
  2. 【請求項2】上記第1のカラー空間はY(輝度又は明
    度)と、Uと、V(クロミナンス又は色差)の3成分を
    備え、一方上記第2のカラー空間はR(赤)と、G
    (緑)と、B(青)との3成分を備えた請求項1に記載
    のディジタルビデオフォーマット変換装置。
  3. 【請求項3】上記Y成分垂直補間器、U成分垂直補間器
    及びV成分垂直補間器はそれぞれ、ビデオ走査線の圧縮
    解除ディジタルビデオデータに対してインターリーヴア
    クセスを行うラインメモリ装置と、このラインメモリ装
    置に電気的に接続され、該ラインメモリ憶装置に入力さ
    れそしてこれより出力されたビデオ走査データを受信し
    て垂直補間及びろ波動作を行う垂直フイルタと、該ライ
    ンメモリ装置及び垂直フイルタに電気的に接続され、該
    ラインメモリ装置及び垂直フイルタの該水平補間装置へ
    の出力を交互に選択するマルチプレクサとを備えてな
    り、 そして上記Y成分水平補間器、U成分水平補間器及びV
    成分水平補間器はそれぞれ、該垂直補間装置により出力
    された画素データをラッチングする第1段のビデオラッ
    チング装置と、この第1段のラッチング装置に電気的に
    接続され、該第1段のビデオラッチング装置の出力に対
    してシフトラッチを行う第2段のビデオラッチング装置
    と、該第1段のビデオラッチング装置及び該第2段のビ
    デオラッチング装置に電気的に接続され、これら両者に
    よりラッチングされた画素データに対してろ波処理を行
    う水平フイルタと、この水平フイルタに電気的に接続さ
    れ、該水平フイルタにより出力された画素データに対し
    てサンプリングを行って出力する第3段のビデオラッチ
    ング装置とを備えてなる、請求項1に記載のディジタル
    ビデオフォーマット変換装置。
  4. 【請求項4】上記U成分垂直補間器及びV成分垂直補間
    器のラインメモリ容量は上記Y成分垂直補間器のライン
    メモリ容量の半分であり、そして該U成分垂直補間器及
    びV成分垂直補間器のラインメモリアクセス頻度数は該
    Y成分垂直補間器のラインメモリアクセス頻度数の半分
    であり、U成分水平補間器及びV成分水平補間器に使用
    された画素頻度数はY成分水平補間器に使用された画素
    頻度数の半分である請求項3に記載のディジタルビデオ
    フォーマット変換装置。
  5. 【請求項5】上記垂直フイルタは2本の隣接走査線が同
    一水平位置にある各対応画素データに対して逐一線形補
    間を行うことにより、一本の補間走査線を造り出す請求
    項3に記載のディジタルビデオフォーマット変換装置。
  6. 【請求項6】上記圧縮解除器及びディジタルビデオフォ
    ーマット変換装置は同一のIC内に集積される請求項1
    に記載のディジタルビデオフォーマット変換装置。
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