JP2531141B2 - デジタルγ補正装置 - Google Patents

デジタルγ補正装置

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JP2531141B2 JP61155062A JP15506286A JP2531141B2 JP 2531141 B2 JP2531141 B2 JP 2531141B2 JP 61155062 A JP61155062 A JP 61155062A JP 15506286 A JP15506286 A JP 15506286A JP 2531141 B2 JP2531141 B2 JP 2531141B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばVTR等から再生された画像信号に
よって、フィルムに画像を記録するような感光画像装置
に対して好適なγ補正を行うデジタルγ補正装置に関す
るものである。
〔発明の概要〕
感光画像装置に対して画像信号を供給する際に、例え
ばフィルム感度に対応してγ補正をかけるような装置に
おいて、デジタルγ補正手段に入力される画像データに
対して時間軸伸長処理と、サンプリングレート変換処理
を行うようにする。そのためγ補正装置をドライブする
クロック信号の周波数を低い値にすることができ、デジ
タル回路素子のコストダウンをはかることができる。
〔従来の技術〕 テレビ画像信号から映画フィルムを作製するようなフ
ィルム録画装置には、通常、テレビ画像信号を例えばVT
R等に記録したのち編集作業を行い、編集した画像信号
に対してフィルムの感光度の応じたγ補正を行いフィル
ム録画装置に供給するようになされている。
γ補正は一般的には非線形特性を持ったレベル変換回
路であり、その補正特性はフィルムの感光特性、又は発
色特性に対応して設定する必要がある。
γ補正をアナログ処理回路で行う場合は、通常折線
か、半導体の非直線性を利用した近似回路を用いている
が、このようなアナログ信号処理は精度、安定性確保の
点で問題が多い。
そこで、第3図に示すようにVTR1から出力されるテレ
ビ画信号SvをA/D変換器2、γ補正回路3、D/A変換器4
からなるデジタルγ補正装置5を介してデジタル的にγ
補正信号処理を行い、ローパスフィルタ6を介してフィ
ルム録画装置EBR(Electon Beam Recorder)7に供給す
る方式が考えられる。
この場合、テレビ画像信号をデジタル信号処理するた
めに必要とされるクロック信号の周波数fcは、標本化定
理からテレビ画像信号の最大周波数の2倍以上とするこ
とが要求され、例えば信号帯域が20MHzに及ぶようなHDT
V(高精細度テレビ)の場合はクロック周波数として69M
Hz位が要求される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、γ補正は、本質的に信号の非線形処理をと
もなうから、γ補正された信号には多くの高調波信号が
発生し、クロック信号の周波数fcを単にテレビ画信号の
最大周波数の2倍以上としたのでは折り返し雑音が発生
して信号の劣化を招くという問題がある。
そこで、γ補正のような場合はデジタル信号処理のた
めのクロック周波数fcをさらに高くすることが要求さ
れ、例えば69MHzでサンプルされた画像データのときは
γ補正のクロック周波数fcが200MHz程度必要になり、デ
ジタル回路の構成が困難になるばかりか、高速のデジタ
ル回路素子が要求されるため大幅なコストアップを招く
という問題がある。
この発明は、かかる問題点を解消することを目的とし
てなされたもので、デジタルγ補正を行う回路のクロッ
ク周波数を低下することができる感光録画装置に好適な
デジタルγ補正装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明のデジタルγ補正装置は、例えば1フィール
ド分のメモリによってテレビ画信号の時間軸を伸長する
手段と、伸長された画像データにデータ補間を行ったの
ちこの画像データのサンプリングレートを変換するよう
な手段を設け、そのあとにγ補正を行うようにしたもの
である。
〔作用〕
VTR等から再生されたテレビ画信号は、A/D変換器等に
よってデジタルデータに変換され、例えば1フィールド
分のメモリ手段に書き込まれたのち、書き込時間より遅
いクロック信号によって読み出すことによってその時間
軸が延長される。そしてデータ補間等を行ったのち、再
び、高いクロック信号によってサンプリングされたデジ
タルデータに変換される。そして次にγ補正回路に入力
されデジタル信号の状態でγ補正がかけられる。その結
果γ補正された信号を、もとのアナログ信号に変換する
際にも折り返し雑音が発生しないようにすることができ
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明のデジタルγ補正装置の一実施例を
ブロック図としたもので、1は編集ずみのテレビ画信号
を再生することができるVTR、7は例えば電子ビーム等
を走査して、感光フィルムにテレビ画像を記録するため
の感光録画装置(EBR)、である。
一点鎖線で囲ったγ補正装置にはクロック周波数fc1
で動作するA/D変換器10、クロック周波数fc1で変換され
た画像データを書き込み、クロック周波数fc1より低い
クロック周波数fc2によって読み出すように制御されて
いるフレームメモリ11、フレームメモリ11から出力され
た時間軸伸長された画像データに対してデータの補間を
行い、標本化数を増大した画像データを形成するサンプ
リングレート変換手段12、デジタルγ補正回路13、A/D
変換器14、及びローパスフィルタ15が含まれている。
このようなデジタルγ補正装置の動作の一例は以下に
示すようなものである。
HDTV方式で記録されているテレビ画像信号は周波数帯
域が例えば20MHz位が要求されているので、この信号を
デジタルデータに変換する際は最初のA/D変換器10にお
いて、約69MHzのクロック信号fc1によって標本化され
る。
そして同じクロック周波数fc1によりフレームメモリ1
1に書き込まれる。次に書き込まれた1フレーム分の画
像データは前記クロック周波数fc1より低いクロック周
波数fc2により読み出され、時間軸を伸長することによ
って、例えば8MHz帯域の画像データとして出力される。
そして、この画像データを例えばD/A変換器等によっ
てアナログ信号に変換したのち、再び前のクロック周波
数fc1により駆動されるA/D変換器に入力すると、データ
が補間された状態でサンプリングレートがfc1となった
画像データが得られる。そして、同一のクロック周波数
fc1で動作するデジタルγ補正回路13に入力される。
この場合、デジタルγ補正回路13に入力された画像デ
ータは時間軸伸長によって帯域が8MHzとされているの
で、γ補正回路の非線形によって高調波成分が発生して
も、クロック周波数fc1=69MHzとされているγ補正回路
によって処理されるため折り返し雑音が発生することが
ない。
すなわち、次のA/D変換器14及びローパスフィルタ16
よりアナログ信号に変換したときにも折り返し雑音が発
生せず、デジタルγ補正装置により所望の信号波形とさ
れたテレビ画信号を感光録画装置7に供給することがで
きるようになる。
なお、感光録画装置7における1フレーム分の画像処
理時間は、1フレームのテレビ周期より長く設定されて
いるため、VTR1からスロー再生等でテレビ画信号を出力
すれば、時間軸伸長した場合でも連続性のある画面を録
画することができる。
第2図はサンプリングレート変換回路12の一実施例を
示したもので、サンプリングレート変換手段として、デ
ジタル的なデータ補間回路12Aと、デジタルローパスフ
ィルタ12Bを使用したものである。
この場合は、デジタルγ補正装置のすべてをデジタル
回路で構成することができ、A/D→D/A変換にともなう波
形歪をなくすることができるという利点がある。
録画対象物はフィルムに限らず、テレビ画像をハード
コピーとするようなときのγ補正にもこのような手段を
採用することができる。
VTRから出力されるスロー再生画面はテープの間欠送
りによって1フィールド分のテレビ画像を出力すればよ
いが、テープ送りを低速にしたときに得られる画像信号
からもっとも鮮明な画像を検出し、この検出時点の画像
信号をフレームメモリに入力して時間軸伸長を行うよう
な制御方法も採用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のγ補正装置は、デジタ
ル的に信号処理を行う際、画像信号を一旦時間軸伸長し
たのちデータ補間を行いγ補正を行うようにしているの
で、低いクロック周波数によってデジタル処理を行って
も折り返し雑音が発生しないようにすることができ、特
に感光録画装置に対するγ補正装置に使用するときは低
速度のデジタル回路素子が利用でき、コストダウンをは
かることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のデジタルγ補正装置の基本的なブロ
ック図、第2図はサンプリングレート変換部の一実施例
を示すブロック図、第3図はデジタル的なγ補正の一般
的なブロック図である。 図中、10はA/D変換器、11はフレームメモリ、12はサン
プリングレート変換回路、13はγ補正回路、14はA/D変
換器を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のクロック信号により入力された画像
    信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、 上記A/D変換器の出力画像データを上記第1のクロック
    信号で少なくとも1フイールド分記憶すると共に、上記
    第1のクロック信号の周波数より低い第2のクロック信
    号によって読み出し、時間軸が伸長された画像データを
    出力するメモリ手段と、 上記メモリ手段から出力された画像データに対してデー
    タを補間するデジタルデータ補間手段と 上記デジタルデータ補間手段によって補間された画像デ
    ータに対してγ補正を加えるデジタルγ補正回路と 上記デジタルデータ補間回路の出力をアナログ信号に変
    換するD/A変換手段を備えていることを特徴とするデジ
    タルγ補正装置。
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