JPS63133706A - 平衡変調器 - Google Patents

平衡変調器

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JPS63133706A
JPS63133706A JP28120386A JP28120386A JPS63133706A JP S63133706 A JPS63133706 A JP S63133706A JP 28120386 A JP28120386 A JP 28120386A JP 28120386 A JP28120386 A JP 28120386A JP S63133706 A JPS63133706 A JP S63133706A
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JP
Japan
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transistor
output
signal
carrier
modulated
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Application number
JP28120386A
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English (en)
Inventor
Tadanobu Sato
佐藤 忠信
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は周波数変換等に使用される平衡変調器に関し
、特にそのキャリアリークの低減に関する。
(従来の技術〕 第4図は2組の平衡変調器を出力側で極性が反転するよ
うに接続して成る従来の2重平衡形の平衡変調器を示す
。図においてSG1は変調波入力信号、SG2は搬送波
入力信号、INl、IN2はこれら入力信号SG1.S
G2の入力端子、OUTは被変調出力信号の出力端子、
vooは電11!電圧、Q、G3.G4は1組の平衡変
調器を構成するトランジスタ、Q  、G5.G6は他
の1組の平衡変調器を構成するトランジスタであり、ト
ランジスタQ1とG2.G3とG4.Q、と06はそれ
ぞれ差動対を成すよう接続されている。R1、R2はそ
れぞれトランジスタQ1.Q2に流れる電流を制限する
ための抵抗、R、RおよびvlはトランジスタQ1.Q
2から成る差動対にバイアスを与えるための抵抗および
定電圧、R5はトランジスタQ、Q5に流れる電流によ
り電圧降下を生じて出力レベル(図示の回路ではこの出
力は取出されていない)を決めるための抵抗、Rはトラ
ンジスタQ4.Q6に流れる電流により電圧降下を生じ
て出力端子OUTの出力レベルを決めるための抵抗、R
、RおよびV2はトランジスタQ3.Q4およびQ5.
Q6から成る2つの差動対にバイアスを与えるための抵
抗および定電圧、R9,v3は変調波入力信号SG1に
適当な直流オフセットを与えるための抵抗および可変電
圧、C,C2は入力信号SG1.SG2のt@音成分除
去のための容憬、11は定電流源である。
次に動作を説明する。搬送波入力信号SG2がトランジ
スタQ3.Q6のベースに与えられることにより、トラ
ンジスタQ、Q4およびQ5゜Q6から成る2組の差動
対において、搬送波入力信号SG2の半周期ごとに、ト
ランジスタQ3゜Q6の組およびQ4.Q5の組が交互
にオン、オフを繰り返す。一方、変調波人力信@SG1
がトランジスタQ1のベースに与えられることにより、
トランジスタQ1.Q2から成る差動対にJ5いて、ト
ランジスタQ1.Q2は逆の関係に導通(すなわらトラ
ンジスタQ、は変調波入力信号SGIの信号レベルに比
例、トランジスタQ2は逆比例して導通)する。出力端
子OUTからの出力信号はトランジスタQ4.Q6のコ
レクタから取出されるので、トランジスタQ4+05オ
ン(搬送波入力信号SG2の半周期)のときは出力信号
はトランジスタQ4.Q1を通じて流れる電流に依存し
、トランジスタオフQ3.Q6オン(搬送波入力信号S
G2の残りの半周期)のときは出力信号はトランジスタ
Q6.Q2を通じて流れる電流に依存する。したがって
出力端子OUTからの出力信号は、図示のように、変調
波入力信号SG1を搬送波入力信号SG2の半周期ごと
に反転した被変調波として得られる。
いま変調波入力信号SG1の周波数をf 1搬送波入力
信号SG2の周波数をf2とすると、出力端子o u−
rにはf1+f2 、fl−f2の2つの周波数成分を
持つ信号が出力され、入力信号のf、f2の周波数成分
は出力されない、しかしながらこれは、回路を構成する
トランジスタや抵抗等の素子が全く同じ特性を持つとし
た理想状態でのことであり、現実にはオフセットと呼ば
れる素子特性の差が存在し、このため出力端子OUTか
らの被変調出力はf  +f  、f  −f  、f
l  2 1 2 1、f2の4つの周波数成分を持つようになる。
一般に変調波入力信号SG1をシグナルと呼び、搬送入
力信号SG2をキャリアと呼ぶため、被変調出力のf 
成分をシグナルリーク、f2成分をキャリアリークと呼
んでいる。
シグナルリークは、例えば2組の平衡変調器におけるト
ランジスタQ4.Q、が搬送波入力信号8G2の半周期
ごとに交互に十分に遮断されない場合に生じ、このとき
変調波入力信号SG1の遮断が不十分となるため、出力
端子OUTには変調波入力信号SG1のf1成分がその
ままかすかに環われることになる。またキャリアリーク
は、例えば変調波入力信号SG1の無信号時すなわち被
変調出力の無信号時に2組の平衡変調器におけるトラン
ジスタQ1.Q2のコレクタ電流に差かある場合に生じ
、このとき搬送波入力信号SG2によるトランジスタQ
、Q6のスイッチングによす、無信号時に出力端子0t
JTに導通される出力信号は上記電流差に応じた差のあ
る電圧を周波数f2で繰り返すのでフラットでなくなり
、搬送波入力信号SG2のf2成分を含むことになる。
(発明が解決しようとする問題点) VTRの再成時を例にとると、変調波入力信号SG1と
して低域変換搬送色信号(周波数は40f:f、、は水
平周波数)が入力され、搬送波人力信号SG2として4
.21MHz (3,58M1(Z+40fH)の信号
が入力される。従って被変調出力としては、4.21M
Hz+4Of、。
4.21MHz−4Of、、(D周波教戒分が出力サレ
ル。コノう’34 、21 M HZ  40 f u
 = 3 。
58MHz成分をバンドパスフィルタでとり出し、再生
色信号として出力する。その際、キャリアリークがある
と、再生色信号の3.58MH2に対し搬送波入力信号
SG2の周波数が4.21MH2と近いため、これがバ
ンドパスフィルタを通過し、再生画面にななめ縞となっ
て現われる。
これを防ぐため従来は、可変電圧■1および抵抗R9よ
り成る角変電圧源を手動調整し、変調波入力信号SGI
に直流オフセットを与えて無信号時のトランジスタQ、
Q2のコレクタ電流ができるたけ等しくなるようにし、
キャリアリークを視感上問題にならないレベルまで低減
していた。
しかしながらこの方法は、手動調整であるため面倒であ
る上、経時変化により各素子の特性が変化した場合には
再度調整し直さなければならず、煩雑であるという問題
があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、キャリアリークを自動的に低減させることので
きる平衡変調器を得ることを目的とする。
(目的を達成するための手段) この発明にかかる平衡変調器は、2組の平衡変調器を出
力側で極性が反転するように接続して成る2重平衡形の
平衡変調器において、被変調出力の無信号期間の出力振
幅を検出する手段と、該検出手段の検出出力に応答して
変調波入力に直流オフセットを与え、前記無信号期間の
出力振幅を低減さける手段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明において、被変調出力の無信号期間の出力振幅
を検出する手段により、キャリアリークの大−きざが自
動的に検出される。そして検出されたキャリアリークの
大きさに応じて変調波入力に直流オフセットが与えられ
、このフィードバックループを通じて、無信号期間の出
力振幅の低減、すなわちキャリアリークの低減が図られ
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明による平衡変調器の一実施例を示す回
路図である。図において点線のブロック1は、平衡変調
器からの被変調出力の無信号期間における出力振幅を検
出するための振幅検波器であり、他の構成は第4図の従
来回路と同様である。
ただし可変電圧■ および抵抗R9から成る可変電圧源
に代え、変調波入力信号SG1に大きな直流オフセット
を固定的に与えて意図的にキャリアリークを生じさせて
おくための定電圧■4を、抵抗Rと定電圧■ 、抵抗R
4の接続点との間に挿入している。
振幅検波器1において、Q7.Q8は平衡変調器の被変
調出力を両波整流するための差動対トランジスタ、SW
はサンプリングパルスSPに応答して閉じるスイッチ、
Rlo、Q3はローパスフィルタを構成する抵抗および
容量、Q9 、Q10.は振幅検波出力を基準電圧■5
と比較するための差動対トランジスタ’ Qll、Q1
2はトランジスタQ9のコレクタ電流により駆動される
カレントミラーを構成するトランジスタ、12.13は
定電流源である。
次に動作を説明する。振幅検波器1には以下に説明する
ようなサンプリングパルスSPが入力され、このサンプ
リングパルスSPの“ト1”期間のみスイッチSWが閉
じて回路が動作するように構成しである。
第2図はこのサンプリングパルスSPと、平衡変調器か
らの被変調出力のタイミングを示す。例えばVTRにお
いて、平衡変調器から出力される色信号は第2図(a)
に示すようにバースト信号部Bとクロマ信号部Cとから
成り、その間には無信号期間が存在する。主1シリアリ
ークがある場合、この無信号期間に搬送波入力信号S 
G 2の周波数成分(以下キャリア成分という)が現わ
れるため、それを検出すべく、サンプリングパルスSP
は第2図(a)に示すように、クロマ信号部Cとバース
ト信号部Bとの中間のタイミングで“H11となるパル
スとする。また第2図(b)に示すように、垂直帰線消
去期間にも信号は存在しないため、この期間に“H”と
なるサンプリングパルスとしてもよい。すなわちサンプ
リングパルスSPとしては、第2図(a)に示すパルス
と第2図(b)に示すパルスのどちらか一方を使用する
か、または両名を併用してもよい。
第1図のスイッチSWは上述したサンプリングパルスS
Pを受けてその“H”期間のみ閉成され、この期間すな
わち平衡変調器からの被変調器出力の無信号期間のみ振
幅検波器1は能動化される。
いまトランジスタQ7のベースにはトランジスタQ、Q
5のコレクタから導出される平衡変調器出力が与えられ
、トランジスタQ8のベースにはトランジスタQ4.Q
6のコレクタから導出される平衡変調器出力が与えられ
ていて、これらの平衡変調器出力は互いに逆相の関係に
あるので、キャリアリークがある場合には上記無信号期
間において、トランジスタQ7.Q8のベースには互い
に逆相のキャリア成分が印加されることになる。
そしてトランジスタQ7.Q8のスイッチングにより、
結果としてその共通エミッタにはキャリア成分を両波整
流した信号が得られる。
この信号はスイッチSWを介して、抵抗R1o。
容ff1c3より成るローパスフィルタに加えられ、平
滑されて直流電圧(すなわち振幅検波出力)となってト
ランジスタQ9のベースに与えられる。
したがってトランジスタQ9のベース電圧はキャリアリ
ーク量に応じて変化し、その値はキャリアリーク量が多
いほど高くなる。この電圧値は、トランジスタQ9 、
Q10から成る差動対において、トランジスタQ1oの
ベースに与えられている基準電圧v5と比較される。
初期状態では、前述したように定電圧v4により強制的
に直流オフセットを与えて大きなキャリアリークを意図
的に生じさせているので、トランジスタQ9のベース電
位は基準電圧V5よりも高く、トランジスタQ9に大き
なコレクタ電流が流れる。これを受けて、トランジスタ
Q11” 12より成るカレン]・ミラーを介してトラ
ンジスタQ2のベースにTi源■ccから電流が供給さ
れ、トランジスタQ2のベース電位が上昇する。この変
化は定電圧v4による直流オフセットを解消する方向に
向うものであり、応じてキャリアリーク量が低減して、
トランジスタQ9のベース電位が低下づる。このような
フィードバックループを形成することにより、基準電圧
■5で規定されるわずかなキャリアリークを生じた状態
でこの回路は安定状態となる。
なお基準電圧■5を余りに零に近付は過ぎると、トラン
ジスタQ2のベース電位がトランジスタQ1のベース電
位を越えて大きくなる領域に突入する危険性があり、一
旦そうなるとこの領域ではトランジスタQ2のベース電
位のF界は直流オフセットの増大、すなわちキャリアリ
ークの増大をもたらすように作用するので、上記フィー
ドバックループによりトランジスタQ2のベース電位は
安定点なく上昇してしまうことになり不都合である。
したがって基準電圧v5は、生じるキャリアリークが実
際上問題とならないできるだけ大きな値としておくのが
好ましい。
第3図はこの発明による平衡変調器の他の実施例を示す
回路図である。図において点線のブロック2は、平衡変
調器からの被変調出力の無信号期間における出力振幅を
検出するための同期検波器であり、他の構成は第4図の
従来回路と同様である。ただし可変電圧■ および抵抗
R9から成る可変電圧源は取外しである。
同期検波器2において、Q13.Q14は互いに逆相の
被変調出力を取出すためのエミッタフォロワトランジス
タ、Q15〜Q20およびR11は上記取出された被変
調出力の無信号期間においてキャリアリークを同期検波
するためのトランジスタおよび抵抗で、トランジスタQ
15と016、Q17とQ18、Q19とQ2oはそれ
ぞれ差動対を構成している。またQ21はキャリアリー
クの同期検波出力を取出すためのエミッタフォロワトラ
ンジスタ、14〜17は定電流源である。他の構成は第
1図の振幅検波器1と同様であるが、トランジスタQ1
1.Q12から成るカレントミラーにおいて、トランジ
スタQ12はトランジスタQ10のコレクタ電流の経路
に挿入されている。
次に動作を説明する。同期検波器2には上述したような
サンプリングパルスSPが入力されており、このサンプ
リングパルスSPの“”H”1111間のみスイッチS
Wが閉じて、平衡変調器からの被変調出力の無信号期間
のみ回路が動作するように構成しである。この無信号期
間にキャリアリークがあると、トランジスタQ15〜Q
20および抵抗R11によりキャリア成分が同期検波さ
れ、トランジスタQ21のベースには出力端子OUTに
現われるキャリア成分の位相に応じ“H″または“L”
の電圧が現われる。これを以下に説明する。
キャリアリークにより出力端子OUTに現われるキャリ
ア成分が搬送波入力信号SG2と同相であるとすると、
この関係が成り立つためには、搬送波入力信号SG2が
零より大きくてトランジスタQ3.Q6がオンする半周
期では、トランジスタQ6に流れる電流(すなわちトラ
ンジスタQ2のコレクタ電流)は、トランジスタQ4.
Q5がオンする次の半周期にトランジスタQ4に流れる
電流(すなわちトランジスタQ1のコレクタ電流)より
も小さく、抵抗R6による電圧降下が次の半周期よりも
小さく(すなわち出力端子OUTの電位は次の半周期よ
りも高く)なければならない。
このことから、キャリアリークによってこのようなキャ
リア成分の位相が現われるときには、無信号時において
トランジスタQ1のベース電圧に比ベトランジスタQ2
のベース電圧が不足している状態にあることがわかる。
一方、同期検波器2において、搬送波入力信号SG2が
零より大きい半周期ではトランジスタQ1□、Q2oは
オン、Q18.Q19はオフである。またこのとき、と
述のキャリア成分の位相であればこの半周期では出力端
子OUTに高い電圧が現われるので、トランジスタQ1
5のベース電位がトランジスタQ16のベース電位より
も高く、トランジスタQ15がオンする。したがって電
流はトランジスタQ1□、Q15を通じて流れ、抵抗R
11には流れず、電圧降下が生じないのでトランジスタ
Q21のベース電位はH″になる。
搬送波入力信号SG2が零より小さい半周期に入ると、
トランジスタQ4.Q5がオンし、抵抗R6にはトラン
ジスタQ4.Q1を通じて前の半周期よりも大きな電流
が流れるので、その電圧降下により出力端子OU王の電
位は低くなる。このとき同期検波器2では、トランジス
タQ18.Q19はオン、トランジスタQ11.Q2o
はオフする。またトランジスタQ15のベース電位がト
ランジスタ016のベース電位よりも低くなるので、ト
ランジスタ016がオンする。したがって電流はトラン
ジスタQ19.Q16を通じて流れ、抵抗R11には流
れず、電圧降下が生じないでトランジスタQ21のベー
ス電位はやはり“H”のままである。
一方、上述とは逆に、キャリアリークにより出力端子0
LJTに現われるキャリア成分の位相が搬送波入力信号
SG2と逆相であるときには、L述したのと全く逆の動
作により、抵抗R11には常に大きな電流が流れ続け、
その電圧降下によりトランジスタQ21のベース電位は
常に1 l−IIとなる。
このときは上述とは逆に、無信号時においてトランジス
タQ1のベース電圧に比ベトランジスタQ2のベース電
圧が高過ぎる状態にある。
キャリアリークがないときには無信号時において常にト
ランジスタQ15.Q16のベース電圧は等しくなるの
で、トランジスタ017〜Q20のスイッチングにかか
わらず抵抗R11には上記の中間の電流が流れ続け、ト
ランジスタQ21のベース電位は“H″、L”の中間の
fifi(以下これを“M”という)となる。
このような“トビ′、“L″、M”の電圧値はエミッタ
フォロアトランジスタQ21、スイッチSWおよび、抵
抗R1oおよび容量C3から成る口〜バスフィルタを介
して、トランジスタQ9のベースに与えられる。トラン
ジスタQ、Q1oがら成る比較回路において、基準電圧
v5はM″と平衡するように設定してあり、したがって
トランジスタQ9のベース電位が“H”のときはトラン
ジスタQ9がトランジスタQIOよりも多く導通する。
トランジスタQ11.Q1□から成るカレントミラーに
よりi・ランジスタQ、oのコレクタにはトランジスタ
Q、のコレクタTi流と同じ電流が供給されるので、ト
ランジスタQ1oのコレクタff1lとして必要なもの
以外の余分の電流がトランジスタQ2のベースへ流れ、
該ベース電位を押上げる。この変化はトランジスタQ2
のベース電位の不足を解消し、応じてキャリアリークは
低減される。
一方トランジスタQ9のベース電位が“L゛′のときは
、トランジスタQ10がトランジスタQ9よりも多く導
通し、トランジスタQ1oのコレクタ電流の不足分がト
ランジスタQ2のベースから吸込まれて、該ベース電位
を低下させる。この変化はトランジスタQ2の高過ぎる
ベース電位を解消し、応じてキャリアリークは低減され
る。
そして、このようにフィードバックループを形成するこ
とにより、キャリアリークのない“M″の電位がトラン
ジスタQ9のベースに与えられたときにトランジスタQ
9 、Q10のコレクタ電流は平衡し、トランジスタQ
2のベースへは電流が流れず、この回路は安定する。
このように無信号w4間の出力振幅の検出を同期検波方
式により行なうことにより、上述した振幅検波方式の場
合と異なりキャリアリーク量を完全に零に抑えることが
可能となる。またキャリア成分のみの振幅を検出するこ
とができ、キャリア以外の成分により乱されることなく
、安定かつ正確にキャリア成分の振幅を検出できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、被変調出力の
無信号期間の出力振幅を検出し、この検出出力に応じて
出力振幅が減少するように変調波入力に直流オフセット
を与えるようにフィードバックループを形成したので、
キャリアリークを自動的に低減さけることのできる平衡
変調器が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はサ
ンプリングパルスの説明図、第3図はこの発明の他の実
施例を示す回路図、第4図は従来の平衡変調器を示す回
路図である。 図において、SGIは変調波入力信号、SG2は搬送波
入力信号、OUTは被変調出力端子、1は振幅検波器、
2は同期検波器である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人   大  岩  増  雄 (b) 第4図 1、事件の表示   特願昭 61−281203号 2、発明の名称 ¥4v慕 3、補正をする者 代表者志岐守哉 5、補正の対象 明m占の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)  明細書の第3頁第12行の「雑音成分除去の
ための8ロ」を[直流成分を除去するための結合容量」
に訂正する。 (2)  明細書の第7頁第4行の「可変電圧v1を「
可変電圧■3」に訂正する。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2組の平衡変調器を出力側で極性が反転するよう
    に接続して成る2重平衡形の平衡変調器において、被変
    調出力の無信号期間の出力振幅を検出する手段と、該検
    出手段の検出出力に応答して変調波入力に直流オフセッ
    トを与え、前記無信号期間の出力振幅を低減させる手段
    とを設けたことを特徴とする平衡変調器。
  2. (2)被変調出力の無信号期間の出力振幅を検出する手
    段は、前記無信号期間を示すサンプリング信号に応答し
    て動作する振幅検波器を含む、特許請求の範囲第1項記
    載の平衡変調器。
  3. (3)被変調出力の無信号期間の出力振幅を検出する手
    段は、前記無信号期間を示すサンプリング信号に応答し
    て動作する同期検波器を含む、特許請求の範囲第1項記
    載の平衡変調器。
JP28120386A 1986-11-25 1986-11-25 平衡変調器 Pending JPS63133706A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181211A (ja) * 1989-12-08 1991-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 変調回路
EP0483866A2 (en) * 1990-11-02 1992-05-06 Canon Kabushiki Kaisha Signal processing device

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