JPH0410810A - Fm変調器 - Google Patents
Fm変調器Info
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- JPH0410810A JPH0410810A JP11350390A JP11350390A JPH0410810A JP H0410810 A JPH0410810 A JP H0410810A JP 11350390 A JP11350390 A JP 11350390A JP 11350390 A JP11350390 A JP 11350390A JP H0410810 A JPH0410810 A JP H0410810A
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- output signal
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- sout
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の1
本発明は、広帯域FM記録を行なうビデオテープレコー
ダ(以下rVTRJという)をはじめとする各種の電子
機器に使用されるFM変調器に関する。
ダ(以下rVTRJという)をはじめとする各種の電子
機器に使用されるFM変調器に関する。
従】(01d1
一般にFM変調器の出力信号(以下rFM変調出力信号
」という)に含まれる歪成分は障害の原因となる。例え
ばハイビジョン用VTRでは、上下両側波帯成分を使用
する広帯域FM記録を行なっているので、FM変調出力
信号の2次歪成分は信号帯域内となり、2次歪成分が発
生すると画質が劣化する。このため広帯域FM変調にお
いては、FM変調出力信号に含まれる2次歪成分を除去
する必要がある。そこで、従来の広帯域FM変調器では
、この2次歪成分を低減するため、手動で可変抵抗を操
作することによってFM変調出力信号のデユーティ比が
50%となるように調整していた。このような従来のF
M変調器の一例(以下「従来例」という)を第2図に示
す。
」という)に含まれる歪成分は障害の原因となる。例え
ばハイビジョン用VTRでは、上下両側波帯成分を使用
する広帯域FM記録を行なっているので、FM変調出力
信号の2次歪成分は信号帯域内となり、2次歪成分が発
生すると画質が劣化する。このため広帯域FM変調にお
いては、FM変調出力信号に含まれる2次歪成分を除去
する必要がある。そこで、従来の広帯域FM変調器では
、この2次歪成分を低減するため、手動で可変抵抗を操
作することによってFM変調出力信号のデユーティ比が
50%となるように調整していた。このような従来のF
M変調器の一例(以下「従来例」という)を第2図に示
す。
第2図は広帯域FM記録を行なうVTRの記録系におい
て用いられているFM変調器を示す回路図である。本F
M変調器では、この図に示すように、入力端子(al)
(C2)及び出力端子(bl)(b2)を有する差動増
幅器(1)の入力端子(al)と出力端子(bl)の間
にコンデンサ(C3)を、入力端子(C2)と出力端子
(b2)の間にコンデンサ(C4)を、それぞれ接続し
て非安定マルチバイブレータを構成している。また、差
動増幅器(1)の入力端子(al)(C2)には固定抵
抗(R11)(R12)の一端をそれぞれ接続し、これ
らの固定抵抗(R11)(R12)の他端は可変抵抗(
VRIO)を介して接続し、その可変抵抗(VRIO)
の摺動側端子にFM変調器への入力信号(変調信号)
(Sin)としてビデオ信号を入力している。そして、
出力端子(bl)(b2)に得られる非安定マルチバイ
ブレータの出力信号(互いに逆位相の関係にある二つの
出力信号)をコンパレータ(2)で受け、そのコンパレ
ータ(2)の出力としてFM変調出力信号(Sout)
を得ている。このFM変調出力信号(Sout)は方形
パルスであり、出力信号(Sout)のハイレベルの期
間及びロウレベルの期間の長さは抵抗(R11)を流れ
る電流(111)及び抵抗(R12)を流れる電流(1
12)によって変化する。すなわち、電流(i、1)が
増加すると出力信号(Sout)のハイレベルの期間が
短くなり、電流(112)が増加すると出力信号(So
ut)のロウレベルの期間が短くなる(電流(i、、)
とハイレベルの期間との関係及び電流(i、)とロウレ
ベルの期間との関係はともに負の相関関係である)。こ
れらの電流(i、1)(i、2)は、本FM変調器の入
力信号(変調信号)(Sin)として入力されるビデオ
信号のレベルに応じてともに増加または減少し、これに
より出力信号(Sout)の周波数が変化する。このと
き出力信号(Sout)に含まれる2次歪成分を低減す
るため、出力信号(Sout)のデユーティ比が50%
になるように可変抵抗(VRIO)を手動で調整してい
る。
て用いられているFM変調器を示す回路図である。本F
M変調器では、この図に示すように、入力端子(al)
(C2)及び出力端子(bl)(b2)を有する差動増
幅器(1)の入力端子(al)と出力端子(bl)の間
にコンデンサ(C3)を、入力端子(C2)と出力端子
(b2)の間にコンデンサ(C4)を、それぞれ接続し
て非安定マルチバイブレータを構成している。また、差
動増幅器(1)の入力端子(al)(C2)には固定抵
抗(R11)(R12)の一端をそれぞれ接続し、これ
らの固定抵抗(R11)(R12)の他端は可変抵抗(
VRIO)を介して接続し、その可変抵抗(VRIO)
の摺動側端子にFM変調器への入力信号(変調信号)
(Sin)としてビデオ信号を入力している。そして、
出力端子(bl)(b2)に得られる非安定マルチバイ
ブレータの出力信号(互いに逆位相の関係にある二つの
出力信号)をコンパレータ(2)で受け、そのコンパレ
ータ(2)の出力としてFM変調出力信号(Sout)
を得ている。このFM変調出力信号(Sout)は方形
パルスであり、出力信号(Sout)のハイレベルの期
間及びロウレベルの期間の長さは抵抗(R11)を流れ
る電流(111)及び抵抗(R12)を流れる電流(1
12)によって変化する。すなわち、電流(i、1)が
増加すると出力信号(Sout)のハイレベルの期間が
短くなり、電流(112)が増加すると出力信号(So
ut)のロウレベルの期間が短くなる(電流(i、、)
とハイレベルの期間との関係及び電流(i、)とロウレ
ベルの期間との関係はともに負の相関関係である)。こ
れらの電流(i、1)(i、2)は、本FM変調器の入
力信号(変調信号)(Sin)として入力されるビデオ
信号のレベルに応じてともに増加または減少し、これに
より出力信号(Sout)の周波数が変化する。このと
き出力信号(Sout)に含まれる2次歪成分を低減す
るため、出力信号(Sout)のデユーティ比が50%
になるように可変抵抗(VRIO)を手動で調整してい
る。
が しよ と る
しかし、手動操作により出力信号(Sout)のデユー
ティ比が50%となるように調整しても、温度変化によ
る特性の変化や長期使用によるドリフトの発生などによ
り、デユーティ比が50%からずれることがある。この
場合、例えば広帯域FM記録を行なうハイビジョン用V
TRでは、前述のように2次歪成分の発生によって画質
が劣化する。
ティ比が50%となるように調整しても、温度変化によ
る特性の変化や長期使用によるドリフトの発生などによ
り、デユーティ比が50%からずれることがある。この
場合、例えば広帯域FM記録を行なうハイビジョン用V
TRでは、前述のように2次歪成分の発生によって画質
が劣化する。
このため、定期的に出力信号(Sout)のデユーティ
比を調べ、必要に応じて手動操作によりデユーティ比を
再度調整しなければならない。
比を調べ、必要に応じて手動操作によりデユーティ比を
再度調整しなければならない。
そこで、本発明はこのような問題を解決し、手動操作に
よるデユーティ比の調整を必要とせず、温度変化やドリ
フト発生などによる出力信号中の2次歪成分の増大を抑
えることができるFM変調器を提供することを目的とす
る。
よるデユーティ比の調整を必要とせず、温度変化やドリ
フト発生などによる出力信号中の2次歪成分の増大を抑
えることができるFM変調器を提供することを目的とす
る。
゛ るための
上記目的を達成するため本発明では、非、安定マルチバ
イブレータとして構成され、第1及び第2の入力電流に
基づいて周波数変調された方形パルス信号を出力信号と
し、前記第1の入力電流と前記出力信号のハイレベルの
期間とが相関関係を有し、前記第2の入力電流と前記出
力信号のロウレベルの期間とが相関関係を有するFM変
調器において、 前記出力信号のデユーティ比を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記デユーテ
ィ比が50%となるように前記第1及び/又は前記第2
の入力電流を制御するフィードバック制御手段と、 を備えた構成としている。
イブレータとして構成され、第1及び第2の入力電流に
基づいて周波数変調された方形パルス信号を出力信号と
し、前記第1の入力電流と前記出力信号のハイレベルの
期間とが相関関係を有し、前記第2の入力電流と前記出
力信号のロウレベルの期間とが相関関係を有するFM変
調器において、 前記出力信号のデユーティ比を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記デユーテ
ィ比が50%となるように前記第1及び/又は前記第2
の入力電流を制御するフィードバック制御手段と、 を備えた構成としている。
作−一月一
このような構成によると、第1及び第2の入力電流に基
づいて周波数変調されたFM変調器の出力信号のデユー
ティ比が検出され、その検出されたデユーティ比に基づ
いてFM変調器の入力側にフィードバックがかけられる
。このフィードバックにより、前記デユーティ比が50
%となるように前記第1及び/又は前記第2の入力電流
が制御される。そして、前記デユーティ比が50%にな
るように制御されると以下の理由により出力信号に含ま
れる2次歪が低減される。
づいて周波数変調されたFM変調器の出力信号のデユー
ティ比が検出され、その検出されたデユーティ比に基づ
いてFM変調器の入力側にフィードバックがかけられる
。このフィードバックにより、前記デユーティ比が50
%となるように前記第1及び/又は前記第2の入力電流
が制御される。そして、前記デユーティ比が50%にな
るように制御されると以下の理由により出力信号に含ま
れる2次歪が低減される。
すなわち、方形パルスであるFM変調器の出力信号をy
(t)で表わし、ロウレベルからハイレベルへnoする
時点をt・0とすると、第4rMに示すようなデユーテ
ィ比が50%の方形パルスの場合には y(t)・−y(−t) ・
・・■となる。このため、出力信号y(t)のフーリエ
級数はsin波のみからなりCOS波を含まず、この方
形パルスの角周波数をωとすると と表わすことができる。また、デユーティ比が50%の
場合には、第4図に示すようにt=πバ2ω)について
対称であるので、 y(π/(2ω)−t)・y(πバ2ω)+t)
・・・■であり、■式より ansin(n(yr /2−ωt)) =ansin
(n(7r /2+ωt))ancos(nπ/2)
−5in(nωt) = 0 −=■(n=1.2
.3.・・・) となる。ここで、nが偶数のとき cos(nπ/2) ≠ 0 ・
・・■であるので、任意のtに対して0式が成立するた
めには a0=O(n=2.4,61・・・)・・・■となる。
(t)で表わし、ロウレベルからハイレベルへnoする
時点をt・0とすると、第4rMに示すようなデユーテ
ィ比が50%の方形パルスの場合には y(t)・−y(−t) ・
・・■となる。このため、出力信号y(t)のフーリエ
級数はsin波のみからなりCOS波を含まず、この方
形パルスの角周波数をωとすると と表わすことができる。また、デユーティ比が50%の
場合には、第4図に示すようにt=πバ2ω)について
対称であるので、 y(π/(2ω)−t)・y(πバ2ω)+t)
・・・■であり、■式より ansin(n(yr /2−ωt)) =ansin
(n(7r /2+ωt))ancos(nπ/2)
−5in(nωt) = 0 −=■(n=1.2
.3.・・・) となる。ここで、nが偶数のとき cos(nπ/2) ≠ 0 ・
・・■であるので、任意のtに対して0式が成立するた
めには a0=O(n=2.4,61・・・)・・・■となる。
すなわち、デユーティ比が50%の場合には偶数次高調
波が存在しない。したがって、FM変調出力信号のデユ
ーティ比が50%となるように制御することにより、そ
の出力信号に含まれる2次歪を低減することができる。
波が存在しない。したがって、FM変調出力信号のデユ
ーティ比が50%となるように制御することにより、そ
の出力信号に含まれる2次歪を低減することができる。
夫」1例−
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明を実施したFM変調器を示す回路図であ
り、このFM変調器は第3図に示すVTRの記録系にお
いて用いられ、広帯域FM変調を行なう。このVTRの
記録系では、本発明を実施したFM変調器(20)によ
りビデオ信号(Sin)で周波数変調されたFM変調出
力信号(Sout)を得、この信号(Sout)を記録
増幅器(8)で増幅してビデオヘッド(9)へ記録に必
要な電流及び電圧を供給している。
り、このFM変調器は第3図に示すVTRの記録系にお
いて用いられ、広帯域FM変調を行なう。このVTRの
記録系では、本発明を実施したFM変調器(20)によ
りビデオ信号(Sin)で周波数変調されたFM変調出
力信号(Sout)を得、この信号(Sout)を記録
増幅器(8)で増幅してビデオヘッド(9)へ記録に必
要な電流及び電圧を供給している。
FM変調器(20)は、FM変調器本体(22)、
デユーティ比検出回路(23)、 及びデユーティ比
可変回路(21)から構成され、デユーティ比検出回路
(23)で検出したFM変調出力信号(Sout)のデ
ユーティ比に基づいて入力側のデユーティ比可変回路(
21)にフィードバックをかけ、このフィードバックに
よりデユーティ比可変回路(21)はFM出力信号(S
out)のデユーティ比が50%になるようにFM変調
器本体(22)の入力信号を制御する。以下、このFM
変調器(20)の詳細について第1図に基づいて説明す
る。
デユーティ比検出回路(23)、 及びデユーティ比
可変回路(21)から構成され、デユーティ比検出回路
(23)で検出したFM変調出力信号(Sout)のデ
ユーティ比に基づいて入力側のデユーティ比可変回路(
21)にフィードバックをかけ、このフィードバックに
よりデユーティ比可変回路(21)はFM出力信号(S
out)のデユーティ比が50%になるようにFM変調
器本体(22)の入力信号を制御する。以下、このFM
変調器(20)の詳細について第1図に基づいて説明す
る。
第1図において、FM変調器本体(22)は、差動増幅
器(1)にコンデンサ(C3)(C4)を図に示すよう
に接続して構成される非安定マルチバイブレータと、そ
の非安定マルチバイブレータの出力信号(互いに逆位相
の関係にある二つの出力信号)を受けてFM変調出力信
号(Sout)を出力するコンパレータ(2)とから構
成され、この部分は第2図の従来例と同一である。これ
に対し、本FM変調器本体(22)の入力部には可変抵
抗(VRI)(VH2)及び固定抵抗(R1)(R2)
からなるデユーティ比可変回路(21)が接続されてお
り、この点が第3図の従来例と異なっている。すなわち
、従来例における入力部の固定抵抗(R11)(R12
)(7)代わリニ可変抵抗(VRI) (VH2)をそ
れぞれ使用して、可変抵抗(VRI)(VH2)の抵抗
値をデユーティ比検出回路(23)の出力信号(vc+
)(vc2)でそれぞれ制御しており、制御信号(VC
I)(VC2)の電圧が上昇すれば可変抵抗(VRI)
(VH2)の抵抗値が増加し、(Vc+)(Vc2)(
7)電圧が低下すれば(VRI)(VH2)の抵抗値が
減少する。そして、従来例における可変抵抗(VRIO
)の代わりに固定抵抗(R1)と(R2)を直列接続し
た抵抗を使用し、固定抵抗(R1)と(R2)の接続点
にFM変調器(20)への入力信号(変調信号) (S
in)としてビデオ信号を入力している。
器(1)にコンデンサ(C3)(C4)を図に示すよう
に接続して構成される非安定マルチバイブレータと、そ
の非安定マルチバイブレータの出力信号(互いに逆位相
の関係にある二つの出力信号)を受けてFM変調出力信
号(Sout)を出力するコンパレータ(2)とから構
成され、この部分は第2図の従来例と同一である。これ
に対し、本FM変調器本体(22)の入力部には可変抵
抗(VRI)(VH2)及び固定抵抗(R1)(R2)
からなるデユーティ比可変回路(21)が接続されてお
り、この点が第3図の従来例と異なっている。すなわち
、従来例における入力部の固定抵抗(R11)(R12
)(7)代わリニ可変抵抗(VRI) (VH2)をそ
れぞれ使用して、可変抵抗(VRI)(VH2)の抵抗
値をデユーティ比検出回路(23)の出力信号(vc+
)(vc2)でそれぞれ制御しており、制御信号(VC
I)(VC2)の電圧が上昇すれば可変抵抗(VRI)
(VH2)の抵抗値が増加し、(Vc+)(Vc2)(
7)電圧が低下すれば(VRI)(VH2)の抵抗値が
減少する。そして、従来例における可変抵抗(VRIO
)の代わりに固定抵抗(R1)と(R2)を直列接続し
た抵抗を使用し、固定抵抗(R1)と(R2)の接続点
にFM変調器(20)への入力信号(変調信号) (S
in)としてビデオ信号を入力している。
また、本実施例のFM変調器(20)は、リミッタ(3
)、クランプ回路(4)、 NAP N トランジス
タ(Ql)(Q2)、 抵抗(R3) (R4) (
R5)、 コンデンサ(C1)、 インバータ(5
)、バッファ(6)、及び反転バッファ(7)からなる
デユーティ比検出回路(23)を有しており、このデユ
ーティ比検出回路(23)でFM変調出力信号(Sou
t)のデユーティ比を検出して前述の制御信号(VCI
)(Vc2)を得ている。すなわち、FM変調出力信号
(Sout)をリミッタ(3)に通して振幅を一定にし
た後、クランプ回路(4)に通して後段の回路のために
直流成分を調整しくハイレベルを5 V、ロウレベルを
Ovとし)、トランジスタ(Ql)のベースに及びイン
バータ(5)を介してトランジスタ(C2)のベースに
それぞれ入力する。ここで、トランジスタ(Ql)のコ
レゲタは電源(Vcc)に接続され、トランジスタ(C
2)のエミッタは接地され、トランジスタ(Ql)のエ
ミッタとトランジスタ(C2)のコレクタとは直列接続
された抵抗(R3)(R4)を介して接続されている。
)、クランプ回路(4)、 NAP N トランジス
タ(Ql)(Q2)、 抵抗(R3) (R4) (
R5)、 コンデンサ(C1)、 インバータ(5
)、バッファ(6)、及び反転バッファ(7)からなる
デユーティ比検出回路(23)を有しており、このデユ
ーティ比検出回路(23)でFM変調出力信号(Sou
t)のデユーティ比を検出して前述の制御信号(VCI
)(Vc2)を得ている。すなわち、FM変調出力信号
(Sout)をリミッタ(3)に通して振幅を一定にし
た後、クランプ回路(4)に通して後段の回路のために
直流成分を調整しくハイレベルを5 V、ロウレベルを
Ovとし)、トランジスタ(Ql)のベースに及びイン
バータ(5)を介してトランジスタ(C2)のベースに
それぞれ入力する。ここで、トランジスタ(Ql)のコ
レゲタは電源(Vcc)に接続され、トランジスタ(C
2)のエミッタは接地され、トランジスタ(Ql)のエ
ミッタとトランジスタ(C2)のコレクタとは直列接続
された抵抗(R3)(R4)を介して接続されている。
そして、抵抗(R3)と(R4)の接続点と接地点間に
はコンデンサ(C1)が接続されている。この抵抗(R
3)と(R4)の接続点(c)の信号はバッファ(6)
を介して制御信号(VO2)として可変抵抗(VH2)
に入力され、制御信号(VO2)はさらに反転バッファ
(7)を介して制御信号(VCI)として可変抵抗(V
RI)に入力される。したがって、(C)点の電圧が上
昇すると制御信号(VO2)の電圧は上昇し、制御信号
(VCI)の電圧は低下する。逆に、(c)点の電圧が
低下すると制御信号(VO2)の電圧は低下し、制御信
号(VCI)の電圧は上昇する。
はコンデンサ(C1)が接続されている。この抵抗(R
3)と(R4)の接続点(c)の信号はバッファ(6)
を介して制御信号(VO2)として可変抵抗(VH2)
に入力され、制御信号(VO2)はさらに反転バッファ
(7)を介して制御信号(VCI)として可変抵抗(V
RI)に入力される。したがって、(C)点の電圧が上
昇すると制御信号(VO2)の電圧は上昇し、制御信号
(VCI)の電圧は低下する。逆に、(c)点の電圧が
低下すると制御信号(VO2)の電圧は低下し、制御信
号(VCI)の電圧は上昇する。
以下、上記構成のFM変調器の動作について説明する。
まず、FM変調出力信号(Sout)のデユーティ比が
50%の場合を考える。この場合、デユーティ比検出回
路(23)のトランジスタ(Ql)がオンする期間(コ
ンデンサ(C1)の充電期間)と(C2)がオンする期
間(コンデンサ(C1)の放電期間)の長さが同じにな
る。このため、抵抗(R3)と(R4)の抵抗値が同一
とすると、コンデンサ(C1)の両端間の電圧すなわち
(C)点の電圧が平均的には変化せず一定となる。した
がって、可変抵抗(VRI)(VH2)の抵抗値が変化
せず、デユーティ比可変回路(22)から差動増幅器(
1)の入力端子(al)に流入する入力電流(11)及
び入力端子(C2)に流入する入力電流(12)も同一
のビデオ信号に対しては変化しない。この結果、FM変
調出力信号(Sout)のデユーティ比は50%に保た
れる。
50%の場合を考える。この場合、デユーティ比検出回
路(23)のトランジスタ(Ql)がオンする期間(コ
ンデンサ(C1)の充電期間)と(C2)がオンする期
間(コンデンサ(C1)の放電期間)の長さが同じにな
る。このため、抵抗(R3)と(R4)の抵抗値が同一
とすると、コンデンサ(C1)の両端間の電圧すなわち
(C)点の電圧が平均的には変化せず一定となる。した
がって、可変抵抗(VRI)(VH2)の抵抗値が変化
せず、デユーティ比可変回路(22)から差動増幅器(
1)の入力端子(al)に流入する入力電流(11)及
び入力端子(C2)に流入する入力電流(12)も同一
のビデオ信号に対しては変化しない。この結果、FM変
調出力信号(Sout)のデユーティ比は50%に保た
れる。
次に、FM変調出力信号(Sout)のデユーティ比が
50%よりも大きくなった場合、すなわち信号(Sou
t)のハイレベルの期間がロウレベルの期間よりも長く
なった場合を考える。この場合、デユーティ比検出回路
(23)において、コンデンサ(cl)の充電期間が放
電期間よりも長くなるため(c)点の電圧が上昇し、制
御信号(VCI)(VO2)により可変抵抗(VRI)
の抵抗値が減少して可変抵抗(VH2)の抵抗値が増加
する。これにより、電流(11)が増加して電流(12
)が減少する。ところで、従来例の説明で述べたように
、電流(11)が増加すると信号(Sout)のハイレ
ベルの期間が短くなり電流(12)が減少すると信号(
Sout)のロウレベルの期間が長くなるので、FM変
調出力信号(Sout)のデユーティ比が小さくなる。
50%よりも大きくなった場合、すなわち信号(Sou
t)のハイレベルの期間がロウレベルの期間よりも長く
なった場合を考える。この場合、デユーティ比検出回路
(23)において、コンデンサ(cl)の充電期間が放
電期間よりも長くなるため(c)点の電圧が上昇し、制
御信号(VCI)(VO2)により可変抵抗(VRI)
の抵抗値が減少して可変抵抗(VH2)の抵抗値が増加
する。これにより、電流(11)が増加して電流(12
)が減少する。ところで、従来例の説明で述べたように
、電流(11)が増加すると信号(Sout)のハイレ
ベルの期間が短くなり電流(12)が減少すると信号(
Sout)のロウレベルの期間が長くなるので、FM変
調出力信号(Sout)のデユーティ比が小さくなる。
他方、FM変調出力信号(Sout)のデユーティ比が
50%よりも小さくなった場合を考えると、この場合、
デユーティ比検出回路(23)において上記の場合とは
逆の動作が行なわれるので、電流(11)が減少して電
流(iのが増加する。これにより、FM変調出力信号(
Sout)のハイレベルの期間が長くなりロウレベルの
期間が短くなってFM変調出力信号(Sout)のデユ
ーティ比が大きくなる。
50%よりも小さくなった場合を考えると、この場合、
デユーティ比検出回路(23)において上記の場合とは
逆の動作が行なわれるので、電流(11)が減少して電
流(iのが増加する。これにより、FM変調出力信号(
Sout)のハイレベルの期間が長くなりロウレベルの
期間が短くなってFM変調出力信号(Sout)のデユ
ーティ比が大きくなる。
上述の動作からかられかるように本実施例のFM変調器
では、FM変調出力信号(Sout)のデユーティ比が
変動してもフィードバックががかり、デユーティ比が自
動的に50%に保持される。
では、FM変調出力信号(Sout)のデユーティ比が
変動してもフィードバックががかり、デユーティ比が自
動的に50%に保持される。
光」1ΩJか釆−
以上説明した通り本発明によれば、FM変調器の出力信
号のデユーティ比が自動的に50%に保持される。この
ため、従来の手動操作によるデユーティ比の調整は不要
であり、温度変化やドリフト発生などによる出力信号中
の2次歪成分の増大を自動的に抑えることができる。
号のデユーティ比が自動的に50%に保持される。この
ため、従来の手動操作によるデユーティ比の調整は不要
であり、温度変化やドリフト発生などによる出力信号中
の2次歪成分の増大を自動的に抑えることができる。
第1図は本発明を実施したFM変調器を示す回路図であ
り、第2図は従来のFM変調器の一例を示す回路図、第
3図は本発明のFM変調器を使用したVTRの記録系を
示すブロック回路図、第4図はFM変調器の出力信号の
デユーティ比と2次歪成分との関係を説明するための波
形図である。 (1)・・・差動増幅器。 (2)・・・コンパレータ。 (3)・・・リミッタ。 (4)・・・クランプ回路。 (5)・・・インバータ。 (6)・・・バッファ。 (7)・・・反転バッファ。 (20)・・・F、M変調器。 (21)・・・デユーティ比可変回路。 (22)・・・FM変調器本体。 (23)・・・デユーティ比検出回路。 (VRI)(VH2) −=可変抵抗。 (R1)〜(R5)・・・固定抵抗。 (C1)(C3)(C4)・・・コンデンサ。 (Ql)(Q2) ・・・トランジスタ。 (Sin)・・・FM変調器の入力信号。 (Sout)・・・FM変調器の出力信号。 (11)・・・第1の入力電流。 (12)・・・第2の入力電流。 (VCI)(VO2)・・・可変抵抗の制御信号。
り、第2図は従来のFM変調器の一例を示す回路図、第
3図は本発明のFM変調器を使用したVTRの記録系を
示すブロック回路図、第4図はFM変調器の出力信号の
デユーティ比と2次歪成分との関係を説明するための波
形図である。 (1)・・・差動増幅器。 (2)・・・コンパレータ。 (3)・・・リミッタ。 (4)・・・クランプ回路。 (5)・・・インバータ。 (6)・・・バッファ。 (7)・・・反転バッファ。 (20)・・・F、M変調器。 (21)・・・デユーティ比可変回路。 (22)・・・FM変調器本体。 (23)・・・デユーティ比検出回路。 (VRI)(VH2) −=可変抵抗。 (R1)〜(R5)・・・固定抵抗。 (C1)(C3)(C4)・・・コンデンサ。 (Ql)(Q2) ・・・トランジスタ。 (Sin)・・・FM変調器の入力信号。 (Sout)・・・FM変調器の出力信号。 (11)・・・第1の入力電流。 (12)・・・第2の入力電流。 (VCI)(VO2)・・・可変抵抗の制御信号。
Claims (1)
- (1)非安定マルチバイブレータとして構成され、第1
及び第2の入力電流に基づいて周波数変調された方形パ
ルス信号を出力信号とし、前記第1の入力電流と前記出
力信号のハイレベルの期間とが相関関係を有し、前記第
2の入力電流と前記出力信号のロウレベルの期間とが相
関関係を有するFM変調器において、 前記出力信号のデューティ比を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記デューテ
ィ比が50%となるように前記第1及び/又は前記第2
の入力電流を制御するフィードバック制御手段と、 を備えたことを特徴とするFM変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350390A JPH0410810A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | Fm変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350390A JPH0410810A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | Fm変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410810A true JPH0410810A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=14613977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11350390A Pending JPH0410810A (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 | Fm変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410810A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995022202A1 (en) * | 1994-02-15 | 1995-08-17 | Rambus, Inc. | Amplifier with active duty cycle correction |
US5808498A (en) * | 1995-05-26 | 1998-09-15 | Rambus, Inc. | At frequency phase shifting circuit for use in a quadrature clock generator |
US7893667B2 (en) | 2005-08-05 | 2011-02-22 | Rohm Co., Ltd. | PWM power supply apparatus having a controlled duty ratio without causing overall system oscillation |
JP4748806B2 (ja) * | 2003-10-27 | 2011-08-17 | 日東電工株式会社 | 光学多層 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240949A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Oscillation frequency adjusting circuit of unstable multiple vibrator |
JPS59126318A (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-20 | Fujitsu Ltd | クロツク再生回路 |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP11350390A patent/JPH0410810A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240949A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Oscillation frequency adjusting circuit of unstable multiple vibrator |
JPS59126318A (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-20 | Fujitsu Ltd | クロツク再生回路 |
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USRE37452E1 (en) | 1995-05-26 | 2001-11-20 | Rambus Inc. | At frequency phase shifting circuit for use in a quadrature clock generator |
JP4748806B2 (ja) * | 2003-10-27 | 2011-08-17 | 日東電工株式会社 | 光学多層 |
US7893667B2 (en) | 2005-08-05 | 2011-02-22 | Rohm Co., Ltd. | PWM power supply apparatus having a controlled duty ratio without causing overall system oscillation |
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