JPS63131895A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は扇風機に関するものである。

従来の技術 従来の扇風機は第２図および第３図に示すような構成で
あった。図において２はモータ１を支持するネックピー
ス、３はネックピース２をその上部に形成した凹部に挿
入されて支持するネックピース支持部、４はネックピー
ス支持部３の下部に嵌入するパイプ、６はパイプ４を嵌
入装着した基台である。前記ネックピース２には水平方
向に貫通孔６とを形成している支持軸部ｅの回わりに凹
部７が形成され、ここに巻きばね８が収納され、巻きば
ね８の一端８ａは凹部７に連設された凹部７ａに係止さ
れ、かつ他端８ｂは、ネットピーク支持部３の内壁９に
係止される。そして支持軸部６に挿入されたポル）１０
．ナツト１１によシネツクピース２はネックピース支持
部３に装着されることにより、仰角方向へ付勢されなが
らも、俯仰角どちらにおいても回動自在となる。ここで
ネックピース２の下面を支持軸部６に対して同心円弧状
に設けた同心径部１２に、一定の間隔で穴１３を有する
プレート１４をセットし、一方ネツクピース支持部３に
は、プレート１４に対応するような曲面を有するボス形
状部１６が設けられ、その凹部１６にはスプリング１７
とボールヘッド１８が収められ、スプリング１７に付勢
されたポールヘッド１８の頭部がプレート１４の穴１３
にはまシこみ、モータ１のバランスと含まって、ネック
ピース２は、任意の穴１３の位置において、係止され、
俯仰角度の設定が行なわれるわけである。

また、プレート１４をセットする同心径部１２の両端に
おいて、この径よりもやや大きめの径をもつ凸部１９を
有することにより、凸部１９が、ネックピース支持部材
３のボス形状部１６に当たり、俯仰角の範囲が規制され
るわけである。以上の構成において、扇風機を梱包する
場合、モータ１はパイプ４に対し直角方向に向いた位置
で梱包する状態が最も一般的であった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、モータ１を水平位置で梱包
するため、羽根やガードを分離したとしても、扇風機の
基台６の底面から、モータ１までの高さにより、その梱
包容積は決定されてしまい、大きなものとなるという問
題があった。

又、プレート１４と同心径部１２の嵌合寸法精度が必要
で、寸法が相異した場合、俯仰角度が変わったシ、著し
い場合はプレート１４が動き、俯仰角度設定が出来なく
なることがあるという問題点も有していた。

本発明は、このような問題点を解決するもので、モータ
を基台に対し垂直となるように回動させ、かつその位置
に固定させて梱包することにより。

梱包時の梱包容積を小さくするとともに生産工程におい
ても作業しやすくするとともに、確実に俯仰角度設定を
行なえる構造を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、モータを支持す
るネックピースと、このネックピースを支持軸により回
転自在に支持するネックピース支持部とを有し、前記ネ
ックピースに前記ネックピース支持部と相対向するよう
ボールヘッドが付勢され、前記ネックピース支持部に、
前記ボールヘッドの回転周上に前記ネックピースの俯仰
角規制を行なう穴部及び係止穴部と、前記俯仰角規制穴
部を越えて最も倒れたときに嵌入する穴部により構成し
たものである。

作　　用 この構成により、ネックピースは、俯仰角規制範囲内で
は、ネックピース支持部の規制穴および係止穴にボール
ヘッドが嵌入し、係止・規制される。またネックピース
が最も倒れたときにおいても嵌入穴に嵌入するためネッ
クピースの回動が規制されることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にもとづき説明する。

また、従来例と同一部品については同一番号を符記し、
説明は省略する。

図において、丸穴部２０はモータ１を載置したネックピ
ース２４の下方の一側面に設けられており、コイルスプ
リング２１とボールヘッド２２を挿入している。

穴２３　ａ　％　ａは上部に凹部２６ａを設はネックピ
ース２４を支持するネックピース支持部２６に前記丸穴
部２０と対向して形成され、端部の穴２３ａ。

２３ｂはボールヘッド２２よシ大径で、他の穴２３ａは
ボールヘッド２２よシ小径に形成されたもので、支持軸
部６と同心円上に設けられている。

更に前記穴２３ａ〜２３ｃと同心円上には穴２６が設け
られている。

ネックピース２４を俯仰させた時、俯仰角は穴２３ａ、
２３ｂにボールヘッド２２が嵌入することによシ規制さ
れ、また２３ｃに係止されることにより係止される。

次に、梱包時においては、俯仰角最大時においてボール
ヘッド２２を丸穴部２ｏに押し込み、長穴２３の規制を
解除し、ネックピース２４を回動しつづけることによシ
、モータ１はパイプ４と平行に下向きに位置するところ
まで回動することができる。このときボールヘッド２２
が対向するネックピース支持部２５に前記穴２６を形成
しておけばボールヘッド２２が穴２６に嵌入することに
なシ、その位置において、モータ１は固定状態となる。

以上のように本発明によれば、ネックピース２４の回動
は、ネックピース２４に設けたボールヘッド２２が、ネ
ックピース支持部２６の規制穴２３へ２３ｂの間に嵌入
することにより規制されるとともに、係止穴２３ｃに嵌
入することにより一定間隔で係止される。

又、この規制穴２３ａの規制を解除してやれば、モータ
１がパイプに対し略平行となるまで、ネックピース２４
を回動させることができる。このため梱包容積は従来例
に対し、基台底面からモータ１後部までの高さが小さく
なるため、減少することになり、梱包才数が小さくなり
、輸送費の削減。

顧客の収納スペースが小さくて済む等の実用的効果は大
きい。またモータが基台に対し略直角の位置で固定され
ているため、生産工程での梱包においても作業しやすい
という効果も大きい。顧客においても、使用時には、ボ
ールヘッドの先端を押して穴または切欠きからボールヘ
ッドの嵌入装着を解除してやれば良いわけである。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明におい
ては、ネックピースの回動に際しての規制・係止が、ネ
ックピース支持部の穴によシ確実に行なうことができ、
品質面で大巾に向上するとともに、最も梱包才数の少な
い位置で、ネックピースの回動を規制できることとなり
、梱包才数の減少、梱包時の作業性が向上する等のその
効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による扇風機の分解斜視図、
第２図は従来の扇風機の側面図、第３図は同分解斜視図
である。 １・・・・・・モータ、２２・・・・・・ボールヘッド
、２３ａ。 ２３ｂ・・・・・・規制穴部、２３ａ・・・・・・係止
穴部、２４・・・・・・ネックピース、２６・・・・・
・ネックピース支持部、２６・・・・・・穴部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｆ−
−−モータ ２’１−−１ζ−ルヘッｙ ２５−　　　・　支端部 第２図 １−一一七−ｑ ２−−−ネ、ｙ７ｔ”−又 ３−＝＝　　　安符舒

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータを支持するネックピースと、このネックピースを
   支持軸により回転自在に支持するネックピース支持部と
   を有し、前記ネックピースに前記ネックピース支持部に
   相対向するようボールヘッドが付勢され、前記ネックピ
   ース支持部の前記ボールヘッドの回転周上には、前記ボ
   ールヘッドが嵌入し、前記ネックピースの俯仰角規制を
   行なう規制穴部及び係止穴部ならびに前記俯仰角規制穴
   部を越えて最も倒れたときに前記ボールヘッドが嵌入す
   る穴部を設けた扇風機。