JPS6313181A - 情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、記録及び／又は再生用のヘットに対して相対
的に往復移動させて情報の記録、再生を行う情報記録再
生装置に用いるカード状の情報記録媒体の改良に関する
。

（従来の技術） 従来、光ビームを用いて情報を記録し且つかくして記録
された情報を光ビームを用いて再生するために用いちれ
る記録媒体の形態として、カード状、ディスク状、テー
プ状等各種のものか知られている。なかでも、カード状
に形成された光学的情報２鎚媒体（以下、「光カート」
と称す）は、製造が容易で、携帯性か良く、アクセス性
も良い記録媒体として大きな需要が見込まれている。

本件出願人に係る既提案のこのような光カートの一例を
第２図に示す、同図に示すように、光カードｌはその面
上に記録領域２を有し、この領域２面内には直線状の情
報トラック３が平行に多数本形成されている。従って、
このような光カートを記録媒体とする情報記録再生装置
においては。

光ビームスポットは光カード表面上にて情報トラックの
方向に相対的に連続移動せしめられ、この際に情報の記
録または再生か行なわれ、所定の距離の移動の後には光
ビームスポットは光カード表面上にて上記情報トラック
の方向を横切る方向に相対的に所定距離移動せしめられ
、この際には情報の記録または再生は行なわれず、次い
で再び上記情報トラックの方向に相対的に連続移動せし
められ、この際に情報の記録または再生が行なわれ、以
下同様にして情報トラックの方向の相対的移動と該方向
を横切る方向の相対的移動とが交互に所望の回数繰返さ
れる。

このような作動を有する本件出願人の既提案の情報記録
再生装置を第４図（ａ）及び（ｂ）に示す、　　１２は
光カードｌの情報を記録又は再生すべく設けられた光ヘ
ッドであり、光カートｌはフレーム１４と板ばね１６と
の間を矢印ａ−ｂ方向に移動する。この板ばね１６は光
カート１をフレーム１４に対して押圧すべく作用する。

光カードｌを矢印ａ−ｂ方向に移動するために駆動系及
び伝達系は、フレーム１４に互いに一定微少間隔をあけ
て並設されたガイドローラ１８ａ及び１８ｂ（ガイトロ
ーラ１８ｂは図中光カートｌの下方に設けられてあり図
には表われていない）と、ガイトローラＬ８ａを回転せ
しめるための駆動モータ（図示省略）と、その回転をガ
イドローラ１８ａに伝達すべく設けられたプーリ２０と
駆動ベルト２２とから構成されている。

このような構成により、駆動モータの回転に伴いガイド
ローラ１８ａが回転するとガイトローラ１８ａとｔａｂ
間に挿入された光カートｌＯはフレーム１４と板ばね１
６とに案内されながら矢印ａ−ｂ方向に移動する。

（発明か解決しようとする問題点） 上記のように構成された光カートの送り機構を光カード
ｌが例えば矢印す方向に移動する場合。

第６図（ａ）に示すように、光カードｌと板ばね１６と
の接触面には摩擦力Ｆ１が生じ、この摩擦力Ｆ＋　とガ
イドローラ１８ａの回転による推進力Ｔにより光カード
ｌには矢印Ｍ方向のモーメント力が生じて板ばね１６を
Ｍ方向に押圧してしまう、この時、光カートｌのフレー
ム１４側移動方向先端１９Ｂｉｏｂとフレーム１４との
間には幾分間隙を生じるが、この際光カードｌとフレー
ム１４との間に生じる摩擦力Ｆ２は光カード１のフレー
ム１４側移動方向後端部１０ａに集中し、同時に光カー
トｌと板ばね１６との接触状況が変化するとＩＰ！擦力
Ｆ、が減少して前記逆作用により光カートｌは矢印Ｍと
は逆方向に横ぶれを生じる。こうして光カードｌは移動
に伴ない首振り連動のような動作を呈する。

又、光カードｌか移動方向を反転して矢印ａ方向に送ら
れる際には摩擦力Ｆ、はこの矢印とは逆方向に作用し、
この時光カード１の先端部１０ａはフレーム１４に接触
する。光カードｌのａ方向への移動時には、前記同様、
光カードｌのａ方向側先端部が６振り運動をする。

しかるにこのような状況下て光カード１の媒体面に対し
て情報の記録又再生を行う場合、オートフォーカシング
制御、オートトラッキング制御及び光カートの送り速度
を一定にするための制御を行うべき光ヘットに対して大
きな外乱が生じることとなり、このような外乱に対して
は適確な駆動制御を行うことは困難であった。

特に、トラッキング制御時において前述のような外乱が
生じると、記録時においては直線状に形成すべき情報ト
ラックが蛇行状態で形成されてしまう、又、再生時に８
いても、光へラド１２から照射される光ビームは、前述
のような外乱により情報トラックに対して適確な走査を
行うことができず、読取りエラーが多くなるという問題
が生じていた。

ところで上記第２１５ｉ１に示した従来の光カードは、
このカードの製造過程において、第３［ｇ（ａ）及び（
ｂ）に示すような形状不良を呈する場合がある。このよ
うな形状不良としては、第３図（ａ）に示すように光カ
ードｌの辺部が部分的に切り欠かれた場合、あるいは第
３図（ｂ）に示すように光カードｌの切断加工時におけ
るパリが生じた場合等がある。又、第、Ｒ１（ｃ）に示
すように使用時に辺部に生じた凹凸状のキズによる形状
不良を呈する場合もある。

しかして上記送り機構を光カートｌが移動する際に生じ
る該光カートの横ぶれ及び首振り現象は、前述のような
形状不良の光カートの場合、特に著しい。例えば１辺部
が部分的に切り欠かれたような光カートを通常の情報記
録再生装置（第４図参照）に使用した場合を第５図に示
す。

同図に示すように、このような形状不良はフレ−ム１４
の案内面に接触する光カートｌの辺部において中央付近
が突出したのと同様の作用を有するから、このような光
カードは該光カードに生じる前述したようなモーメント
力により容易に横ぶれあるいは首振りを生じてしまう、
これは、第３図（ｂ）及び（ｃ）のような局部的な形状
不良の場合ても同様である。しかも、第３ＵＡ（ｃ）に
示すような後発的に生じる形状不良に対しては、使用時
において思わぬ不都合を生じてしまうから、このような
事態にも対処し得る光カードが望まれる。

本発明は以上のような問題点を解決すべく成されたもの
で、記録媒体に対して情報の記録又は再生を行うべく該
媒体を光ヘッドに対して相対的に移動せしめる場合にお
いて、該媒体のハリあるいはキズ等に起因して生じる該
媒体の横ぶれあるいは首振りを防止して、良好な情報の
記録又は再生を行うのに肝要である前記媒体の光ヘッド
に対する直進性を保証し得る情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上述した従来技術の聞届は、本発明の記録又は再生用の
ヘッドに対して相対的に移動せしめて情報の記録、再生
又はその両方を行うようにした情報記録媒体において、
前記媒体の移動方向に沿ういずれか一方又は両方の辺部
における両端部に該媒体と同−ｆ面内で突出する突出部
を設けたことを特徴とする情報記録媒体により解決され
る。

（作用） 上記のように形成された本発明の情報記録媒体は、その
辺部に設けられた突出部により両端部が客出した形状と
されているから、該両端部間に製造時におけるパリある
いは使用時におけるキズ等が生じても、該媒体を移動方
向に案内する面に接触するのは前記突出部てあり、これ
らハリあるいはキズ等は該案内面に接触することがない
。

前記媒体の移動時において該媒体のヘットに対する直進
性を障害せしめるのは、特に前記媒体の案内面に接触す
る辺部の中央部付近が突出した状態にある場合であるか
ら、前記のような媒体の辺部の両端部を突出形状とする
ことは該媒体のヘッドに対する直進性を確保するのに効
果的に作用し得る。

又、前記のような突出部を該媒体の移動方向に沿う両方
の辺部に設けた場合、これら突出部は該媒体の両側に設
けられた案内面に対して作用するから、前述のような作
用を有するのにさらに効果的である。

（実施例） 以下本発明の実施例について添付図面を参照しつつ説明
する。

第１図（ａ）及び（ｂ）に本実施例の情報記録媒体の平
面図が示しである０本実施例における情報記録媒体とし
ては光カードが用いられており、同図中において、従来
技術の説明のために用いた第２図と同一機能を有する部
分には同一の数字か付しである。

第１図に示すように１本実施例の光カードｌがその面と
に記録領域２を有することと、この領域２面内に情報ト
ラック３が平行状に多数本形成されていることは従来の
光カードと同様である。

本実施例の光カードｌにおいては、第１図（ａ）に示す
ように、辺部４の両端にはこの光カートｌと同一モ面内
で突出部４ａ及び４ｂか形成されている。これらの突出
ｊ’ｉＪ　４　ａ　、　４　ｂは光カードｌの任意辺部
の少なくとも１辺に形成することができるか、通常情報
トラック３に沿うどちらか一方又は双方の辺部でしかも
その略両端部に設けることか肝要である。又突出部４ａ
、４ｂの形状としては、光カードｌの使用時には、この
突出部４ａ。

４ｂか板ばね１６あるいはフレーム１４（第４図参照）
に１ｆｆｉ接するものであるから、光カードｌか板ばね
１６及びフレーム１４に案内されながら滑らかに移動す
るようなるべく滑らかな湾曲状の形状とするのが望まし
い、従って、同様の理由て、これらの突出部４ａ、４ｂ
を第１図（ｂ）に示すように、第１図（ａ）における形
状よりも−・層滑らかな湾曲形状として６よい。

これら突出部４ａ、４ｂは１図面中には説明の便宜上光
カートｌの辺部４から相当突出したちのとして図示しで
あるか、実際は該辺８１１４から突出量旦＝０．２〜０
１　ｍｍ程度のものであれば実用上支障がない、又、こ
の程度の突出量とすれば光カートｌを携帯する際にも便
利であり、光カードｌの携帯性は全く損なわれない。

なお、突出部４ａ、４ｂは図中では光カードｌの１辺に
ついて設けであるか、上述したように情報トラック３に
モ行な両辺部に設けることもてきる。こうすることによ
り、フレーム１４に押圧される辺部がいずれであっても
同様に後述する作用を有する。

次に上記のような光カートｌの作用について詳述する。

該光カードｌを第４図に示す情報記録再生装置に適用す
ると、第３図（ａ）、（ｂ）及び（Ｃ）のような形状不
良が生じた場合でも、光力−ｐｔの辺部両端部に形成し
た突出部４ａ、４ｂか有効に作用し得る。

特に形状不良としては最も生しやすい第３図（ｂ）及び
（ｃ）の極部的形状不良に対しては。

この不良部か突出部４ａと４ｂとの間に発生した場合で
も、フレーム１４あるいは板ばね１６には突出部４ａ、
４ｂか接触するから、光カートｌの移動時における直進
性に対して何等悪影！を及ぼすものではない。

（発明の効果） 以」二説明したように、本発明のカード状の情報記録媒
体によれば、記録媒体に対して情報の記録又は＋＋ｆ生
を行うべく該媒体を光ヘッドに対して相対的に移動せし
める場合に、該媒体の移動の直進性を阻害する要因とな
っていた該媒体の辺部に生じるハリあるいはキズ等の１
＃響を防止することができる。従って、該媒体について
形成される情報ピット列も好ましい直線状のものとする
ことができ、又このような情報ピット列に対しては適確
な情報の再生、トラッキング制御あるいは該媒体の送り
速度制御を行い得る。

【図面の簡単な説明】

第１［′Ａ（ａ）及び（ｂ）は本発明に係る実施例の情
報記録媒体の平面図、第２図及び第３図（ａ）。 （ｂ）、（Ｃ）は従来の情報記録媒体の平面図、第４図
は従来の情報記録媒体を情報記録再生装置に適用した概
略平面図、第５図は形状不良の情報記録媒体を情報記録
再生装置に適用した概略平面図である。 ｌ・・・光カード、４・・・辺部、４ａ　、４ｂ・・・
突出部。 代理人　弁理士　　山　下　積　上 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録及び／又は再生用のヘッドに対して相対的に
   移動せしめて情報の記録、再生を行なうようにした情報
   記録媒体において、前記媒体の移動方向に沿ういずれか
   一方又は両方の辺部における両端部に該媒体と同一平面
   内で突出する突出部を設けたことを特徴とする情報記録
   媒体。