JPH0421947A - 光テープ装置及びその記録再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、光テープ装置及びこのテープに対して情報の
記録若しくは再生を行うための記録再生方法に関する。

ζ口）従来の技術 従来、磁性層にビームを照射した際に生じるビーム偏光
面の回転現象（カー効果）を利用した記録媒体として、
光磁気ディスクが存在している。かかる光磁気ディスク
に対して情報の記録を行う場合には、磁性層に対して磁
界を印加しながらこの磁性層をレーザビームによって過
熱する必要があるため、かがるディスクに対して記録再
生を行う記録再生装置では、ディスクの一方の面側にデ
ィスクにビームを収束照射せしめる光学系を配するとと
もに、ディスクの他方面側にはこのディスクに対して磁
界を印加する磁界発生装置が配されている。

ところで最近、かかる光磁気記録媒体をテープ状媒体に
する検討が成されている。このように、媒体をテープ状
にすることにより媒体に記録され得る情報量を大幅に増
大せしめることができる。

この場合、光テープが現行の磁気テープのようなテープ
カセットに収納されていると、テープは一方の面のみ外
部に露出しており他方の面はテープカセット内にあって
外部には露出されないから、この場合には外部に露出し
ている面側から光テープにビームと磁界の両方を印加す
るようにしなければならない。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながらこの場合、ビーム照射用の光源と磁界発生
手段の両方を、光テープの外部露出面のほぼ同じ位置に
対向するように配さなければならず、このためこの光学
系と磁界発生手段から成るヘッド装置の構成が大府複雑
となると言った問題が生じる。そこで本発明はかかる問
題点を解決し得る光テープ装置及びその記録再生装置を
提供せんとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 上記課題に鑑み本発明の光テープ装置は、所定の走行経
路において一方のテープ面が外部に臨むように光テープ
を走行可能に収納するテープカセットと、該テープカセ
ットの前記テープの他方面側に形成されたテープヘッド
収納用の凹部とを有することを特徴とする。

また本発明の記録再生方法は、所定の走行経路において
一方のテープ面が外部に臨むように光テープを走行可能
に収納するテープカセットと、該テープカセットの前記
テープの他方面側に形成されたテープヘッド収納用の凹
部とを有する光テープ装置に対して情報の記録及び若し
くは再生を行う記録再生装置であって、前記テープカセ
ットの凹部にテープヘッドの一部を収納するとともに該
テープを挟んで前記ヘッドの一部と反対側に前記テープ
ヘッドの他部を配し、両ヘッド部をもって前記光テープ
に対して情報の記録及び若しくは再生を行うことを特徴
とする。

（ホ）作用 」二記光テープ装置によれば、ヘッド装置の一部を凹部
に収納することができ、また、このテープ装置に対する
上記記録再生方法によれば、ヘッド装置の−・部を他部
から分離した状態にて情報の記録及び若しくは再生を行
ことができる。

（・＼）実施例 以下本発明の実施例につき図面を用いて説明する。

第１図は本発明の第１の実施例にかかる光テープ装置を
示す図である。図において、■がテープカセットであり
、内部に光磁気テープ２を収納している。３及び４は巻
き取りリール及び供給リールで、テープカセット内に回
動自在に配されているとともに前記光磁気テープ２の両
端がそれぞれ連結されている。光磁気テープ２はテープ
カセット１前面に配された透明な窓５を介して外部に臨
出している。また、テープカセット１は、窓５の背部に
位置する部分に切欠き部６が形成されている。

第２図は、かかるテープカセットが図示しない手段によ
り記録再生装置内に装着された状態を示す図である。か
かる状態においては、テープカセットの窓に対向する位
置に、光磁気テープ２に対して情報に記録再生を行うた
めの光学系７が配置され、また切欠き部６内には光磁気
テープ２に対して磁界を印加する磁界発生装置８が配置
される。さらに巻き取りリール３及び供給リール４には
駆動部によって駆動されるリール軸９，１０がそれぞれ
嵌合される。

かかる装置において、情報の記録を行う場合、例えばリ
ール軸９を駆動させることによってテープ２を一方向に
送りながら光学系７及び磁界発生装置８を駆動させるよ
うにする。この際、光学系７からのレーザビームの強度
レベルを一定に保ちながら磁界発生装置８からの磁界の
方向を情報に応じて反転させるようにしてもよいし、あ
るいは磁界発生装置１８からの磁界の方向を一定に保ち
ながら光学系７からのレーザビームの強度を情報に応じ
て変調させるようにしてもよい。但し、後者の記録方法
を採用する場合には、記録の前にテープ２の磁化方向を
あらかじめ一方向に揃えておく必要がある。

かかる記録によれば、テープ２上には長手方向に沿って
一本の記録トラックが形成される。そして、テープエン
ドまで情報の記録を行った後は、光学系７をテープ２の
長手方向に対して直行する方向に１トラックピッチ分だ
け変位させ、且つテープ２を上記とは反対方向に送るこ
とにより次のトラックに沿って情報の記録がなされる。

その後、かかる動作を繰り返すことのより、テープ幅に
応じた本数だけ記録トラックが形成される。

なお、情報の記録に際して、上記のように１本のレーザ
ビームを用いる代わりに、テープ幅に応じた前記本数の
レーザビームを用いれば、上記のように光学系を１トラ
ックピッチ分だけ変位させたりあるいはテープ２の送り
方向を変化させたりしなくても、テープ幅に応じた前記
本数の情報トラックを一度に形成することができる。こ
の場合には、前記２つの記録方法のうち、磁界の方向を
変化させる方法を記録方法として採用すると、各ビーム
によって形成されるテープ２上の各記録トラックには、
全く同一の情報が書き込まれてしまうため、記録方法と
しては、レーザビームのほうを変調して情報の記録を行
う方法を採用する必要がある。

また、他の記録方法としては、−本のレーザビームを振
らせてテープ２をこのビームによって斜めに走査しなが
らテープ２を一方向に送るようにする方法がある。この
方法によれば、テープ上に斜めのトラックを順次形成し
てゆくことができる。この記録方法では、レーザビーム
の強度を情報に応じて変調させる方法及び磁界の方向を
情報に応じて変化させる方法の両方を用いることができ
る。

ところで、上記第１図に示すテープカセットでは、切欠
き部６が形成されているために、かかる切欠き部６を挟
むテープカセット１の両側面に、圧接力または引っ張り
力がかかると、第１図に示すＡの部分が破損する恐れが
あり、機械的強度に問題がある。第３図及び第４図に示
すテープカセット１゛　　１”はかかる問題点をさらに
解決したものである。つまり、第３図に示すテープカセ
ットｌ゛では、切欠き部の代わりに開口１１を配し、ま
た第４図に示すテープカセット１゛では切欠き部の代わ
りに凹部１２を配している。

以、ｌ−１本実施例では、光テープとして光磁気テープ
を例にあげて説明したが、本発明は光磁気テープに限ら
ず他の光テープをテープカセットに収納せしめたものに
も用い得る。この場合、テープカセットに配した凹部に
は、上記磁界発生装置に代えて、光学系の一部など、光
テープ装置の一部を配するようにする。

（１・）発明の効果 以上本発明によれば、光テープをテープカセットに収納
した場合においても、良好且つ筒中、に光テープに対す
る情報の記録及び再生を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す図、第２図
及び第３図はそれぞれ他の実施例を示す図である。 １、］’、１’　“　・・テープカセット、２・・・光
磁気テープ（光テープ）、６．１１・・・切欠き部。 開口（凹部）、１２・・・凹部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の走行経路において一方のテープ面が外部に
   臨むように光テープを走行可能に収納するテープカセッ
   トと、該テープカセットの前記テープの他方面側に形成
   されたテープヘッド収納用の凹部とを有することを特徴
   とする光テープ装置。
2. （２）所定の走行経路において一方のテープ面が外部に
   臨むように光テープを走行可能に収納するテープカセッ
   トと、該テープカセットの前記テープの他方面側に形成
   されたテープヘッド収納用の凹部とを有する光テープ装
   置に対し、情報の記録及び若しくは再生を行う記録再生
   方法であって、前記テープカセットの凹部にテープヘッ
   ドの一部を収納するとともに該テープを挟んで前記ヘッ
   ドの一部と反対側に前記テープヘッドの他部を配し、両
   ヘッド部をもって前記光テープに対して情報の記録及び
   若しくは再生を行うことを特徴とする光テープの記録再
   生方法。
3. （３）光テープは光磁気テープであって、ヘッドの一部
   は該テープに磁界を印加する磁界印加手段であり、ヘッ
   ドの他部は該テープにビームを照射せしめる光学系であ
   ることを特徴とする請求項２に記載の記録再生方法。