JPS631307Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631307Y2 JPS631307Y2 JP6005683U JP6005683U JPS631307Y2 JP S631307 Y2 JPS631307 Y2 JP S631307Y2 JP 6005683 U JP6005683 U JP 6005683U JP 6005683 U JP6005683 U JP 6005683U JP S631307 Y2 JPS631307 Y2 JP S631307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine base
- machine
- fluid pressure
- link
- glass plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 18
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、機台の上面を覆うガラス板上に原
板と感光シートとを重ね、その上方をゴムシート
で覆うとともにガラス板面に開口するバキユーム
管から吸気して上記原板と感光シートとを密着す
るとともに機台底面に設けた光源を点灯して焼き
付けるようにした真空焼付機に関するもので、特
に、焼付機の機台を光源を備えた下部機台とガラ
ス板面を備えた上部機台とに分けて形成し、焼き
付ける広さに応じて上部機台を昇降せしめて光源
とガラス板との距離を変えられるようにしたもの
の改良である。
板と感光シートとを重ね、その上方をゴムシート
で覆うとともにガラス板面に開口するバキユーム
管から吸気して上記原板と感光シートとを密着す
るとともに機台底面に設けた光源を点灯して焼き
付けるようにした真空焼付機に関するもので、特
に、焼付機の機台を光源を備えた下部機台とガラ
ス板面を備えた上部機台とに分けて形成し、焼き
付ける広さに応じて上部機台を昇降せしめて光源
とガラス板との距離を変えられるようにしたもの
の改良である。
箱形の機台が定置される下部機台とその上方に
昇降自在に嵌合する上部機台とに分割され、両者
間にエアシリンダ等の流体圧力装置を設けて、焼
付面の広さに応じて、上部機台を昇降するように
したこの種の真空焼付機には、感光面に与える露
光を均一に近付けるために、ガラス板の移動が光
源に対して常に垂直に行なわれなければならない
技術的課題がある。また、前記圧力装置および上
部機台の昇降を支承するガイド機構が正常に作動
しないと機械が破損するおそれがあり、それらの
異常動作を素早く捉えて事故を未然に防止するこ
とが望まれている。
昇降自在に嵌合する上部機台とに分割され、両者
間にエアシリンダ等の流体圧力装置を設けて、焼
付面の広さに応じて、上部機台を昇降するように
したこの種の真空焼付機には、感光面に与える露
光を均一に近付けるために、ガラス板の移動が光
源に対して常に垂直に行なわれなければならない
技術的課題がある。また、前記圧力装置および上
部機台の昇降を支承するガイド機構が正常に作動
しないと機械が破損するおそれがあり、それらの
異常動作を素早く捉えて事故を未然に防止するこ
とが望まれている。
本考案は、上記のような課題を解決するため
に、真空焼付機の機台を、底面に光源を設置した
下部機台と、この下部機台の周囲に昇降可能に嵌
合して、上面にガラス板とガラス板面に開口する
バキユーム管とガラス板面を覆うゴムシート等を
備えた上部機台とに分けて形成し、この上下の機
台の間に、上部機台を昇降する流体圧力装置と、
プランジヤをばねで支承する昇降ガイドシリンダ
と、機台の左右若しくは前後でそれぞれ一対をな
すように設けたパンタグラフ機構と、このパンタ
グラフ機構を構成する各リンクを機台に枢着する
各枢着基軸上にそれぞれのリンクと一体に回転し
つつ互いに噛合するリンク角度の規制ギヤとを備
えるとともに、上部機台の昇降時の異常傾斜を検
出して前記流体圧力装置の作動を停止する傾斜検
出装置を設けることによつて、常に適正なガラス
板面の移動を行なうようにした真空焼付機を提供
したものである。
に、真空焼付機の機台を、底面に光源を設置した
下部機台と、この下部機台の周囲に昇降可能に嵌
合して、上面にガラス板とガラス板面に開口する
バキユーム管とガラス板面を覆うゴムシート等を
備えた上部機台とに分けて形成し、この上下の機
台の間に、上部機台を昇降する流体圧力装置と、
プランジヤをばねで支承する昇降ガイドシリンダ
と、機台の左右若しくは前後でそれぞれ一対をな
すように設けたパンタグラフ機構と、このパンタ
グラフ機構を構成する各リンクを機台に枢着する
各枢着基軸上にそれぞれのリンクと一体に回転し
つつ互いに噛合するリンク角度の規制ギヤとを備
えるとともに、上部機台の昇降時の異常傾斜を検
出して前記流体圧力装置の作動を停止する傾斜検
出装置を設けることによつて、常に適正なガラス
板面の移動を行なうようにした真空焼付機を提供
したものである。
以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
図において、Fは、底面fのほぼ中心に光源1
を設置した下部機台F1と、この下部機台F1の周
囲に昇降可能に嵌合して、上面にガラス板2とガ
ラス板面に開口するバキユーム管3とガラス板2
上を往復自走して同板面を覆うゴムシート4等を
備えた上部機台F2とによつて形成した中空箱形
の機台、5は上部機台F2の内壁中間部分に形成
した内枠、6はこの内枠5と下部機台F1の底面
fとの間に側壁に沿つて左右の中心に設けた一対
の流体圧力装置、7は同じく側壁に沿つて適宜の
間隔で配置し、上端を内枠5に固定したプランジ
ヤ7′を、内蔵した図示省略のばねで支承して下
部機台F1の底面f上にそれぞれ立設した昇降ガ
イドシリンダ、8は同じく側壁に沿つて内枠5と
底面fとの間に設けたパンタグラフ機構である。
このパンタグラフ機構8は、内枠5と底面fに対
設したブラケツト9間に、互いに向い合つて外向
きに折れ曲がるように連結したリンク8′からな
り、左右の側壁に沿つて機台Fの奥行き方向の前
後に1組ずつ計4組付設されている。10は各ブ
ラケツト9内で各リンク8′の基部を枢着する枢
着基軸、11は各リンク8′の基部と一体に枢着
基軸10上に設けられ、互いに噛合してそれぞれ
に1組をなすリンク角度の規制ギヤである。この
ギヤ11は、内枠5の上下移動と共に角度を変え
るリンク8′と同角度に回転し、各組のパンタグ
ラフ機構8の折れ曲がり角度を斉一に保つて上部
機台F2に垂直な平行移動を生じさせる。12は
上部機台F2の内枠5の一側に設けた傾斜検出装
置で、この検出装置12は第3図に示すように、
内枠5に固定した取付板13と、その前面に重ね
合わされ上端を枢着して垂下した重錘板14と、
重錘板14の下部に両側から接触片15′をそれ
ぞれ接しさせて取付板13に固定した一対のリミ
ツトスイツチ15とからなり、前記流体圧力装置
6の作動によつて上部機台F2が昇降する際に、
該一対の流体圧力装置6あるいは昇降ガイドシリ
ンダ7、パンタグラフ機構8およびリンク角度の
規制ギヤ11等の故障に基づいて内枠5の一方の
みが上下動して他方がそれに伴なわずに傾くよう
な時に、その傾きを重錘板14とリミツトスイツ
チ15の接触片15′との接離によつて検出し、
流体圧力装置6を停止するように構成されてい
る。
を設置した下部機台F1と、この下部機台F1の周
囲に昇降可能に嵌合して、上面にガラス板2とガ
ラス板面に開口するバキユーム管3とガラス板2
上を往復自走して同板面を覆うゴムシート4等を
備えた上部機台F2とによつて形成した中空箱形
の機台、5は上部機台F2の内壁中間部分に形成
した内枠、6はこの内枠5と下部機台F1の底面
fとの間に側壁に沿つて左右の中心に設けた一対
の流体圧力装置、7は同じく側壁に沿つて適宜の
間隔で配置し、上端を内枠5に固定したプランジ
ヤ7′を、内蔵した図示省略のばねで支承して下
部機台F1の底面f上にそれぞれ立設した昇降ガ
イドシリンダ、8は同じく側壁に沿つて内枠5と
底面fとの間に設けたパンタグラフ機構である。
このパンタグラフ機構8は、内枠5と底面fに対
設したブラケツト9間に、互いに向い合つて外向
きに折れ曲がるように連結したリンク8′からな
り、左右の側壁に沿つて機台Fの奥行き方向の前
後に1組ずつ計4組付設されている。10は各ブ
ラケツト9内で各リンク8′の基部を枢着する枢
着基軸、11は各リンク8′の基部と一体に枢着
基軸10上に設けられ、互いに噛合してそれぞれ
に1組をなすリンク角度の規制ギヤである。この
ギヤ11は、内枠5の上下移動と共に角度を変え
るリンク8′と同角度に回転し、各組のパンタグ
ラフ機構8の折れ曲がり角度を斉一に保つて上部
機台F2に垂直な平行移動を生じさせる。12は
上部機台F2の内枠5の一側に設けた傾斜検出装
置で、この検出装置12は第3図に示すように、
内枠5に固定した取付板13と、その前面に重ね
合わされ上端を枢着して垂下した重錘板14と、
重錘板14の下部に両側から接触片15′をそれ
ぞれ接しさせて取付板13に固定した一対のリミ
ツトスイツチ15とからなり、前記流体圧力装置
6の作動によつて上部機台F2が昇降する際に、
該一対の流体圧力装置6あるいは昇降ガイドシリ
ンダ7、パンタグラフ機構8およびリンク角度の
規制ギヤ11等の故障に基づいて内枠5の一方の
みが上下動して他方がそれに伴なわずに傾くよう
な時に、その傾きを重錘板14とリミツトスイツ
チ15の接触片15′との接離によつて検出し、
流体圧力装置6を停止するように構成されてい
る。
以上のようにして、機台を、底面に光源を備え
た下部機台と、その周囲に昇降自在に嵌合して、
上面にガラス板、バキユーム管およびゴムシート
等を備えた上部機台とに分けて形成し、両機台の
間に、上部機台を昇降する流体圧力装置ととも
に、プランジヤをばねで支承する昇降ガイドシリ
ンダと、リンク角度の規制ギヤを枢着基軸に有す
るパンタグラフ機構とを付設した本考案によれ
ば、上部機台の昇降が上記昇降ガイドシリンダ
と、規制ギヤ付きのパンタグラフ機構とに支承さ
れつつ、光源に対して垂直に、かつガラス板面の
水平を保持して行なわれるので、感光面と光源と
の距離の変更を円滑にかつ正確に行なうことがで
き耐久性にも優れている。また本考案は、傾斜検
出装置を有するので、上部機台の昇降に際して流
体圧力装置等の器具に故障が生じて機台が一方へ
傾いた場合に、該検出装置が自動的にその発生を
検出して流体圧力装置の作動を停止するので、機
械を破損に導くような事故を未然に防ぐことがで
き、また、傾斜したことを知らずに露光するよう
な使用も防止できる。
た下部機台と、その周囲に昇降自在に嵌合して、
上面にガラス板、バキユーム管およびゴムシート
等を備えた上部機台とに分けて形成し、両機台の
間に、上部機台を昇降する流体圧力装置ととも
に、プランジヤをばねで支承する昇降ガイドシリ
ンダと、リンク角度の規制ギヤを枢着基軸に有す
るパンタグラフ機構とを付設した本考案によれ
ば、上部機台の昇降が上記昇降ガイドシリンダ
と、規制ギヤ付きのパンタグラフ機構とに支承さ
れつつ、光源に対して垂直に、かつガラス板面の
水平を保持して行なわれるので、感光面と光源と
の距離の変更を円滑にかつ正確に行なうことがで
き耐久性にも優れている。また本考案は、傾斜検
出装置を有するので、上部機台の昇降に際して流
体圧力装置等の器具に故障が生じて機台が一方へ
傾いた場合に、該検出装置が自動的にその発生を
検出して流体圧力装置の作動を停止するので、機
械を破損に導くような事故を未然に防ぐことがで
き、また、傾斜したことを知らずに露光するよう
な使用も防止できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その一部切欠縦断側面図、第2図は上部機台を上
昇した場合の機台側壁部分の一部切欠縦断正面
図、第3図は傾斜検出装置の正面図である。 F……機台、F1……下部機台、f……底面、
1……光源、F2……上部機台、2……ガラス板、
3……バキユーム管、4……ゴムシート、5……
内枠、6……流体圧力装置、7……昇降ガイドシ
リンダ、7′……プランジヤ、8……パンタグラ
フ機構、8′……リンク、9……ブラケツト、1
0……枢着基軸、11……リンク角度の規制ギ
ヤ、12……傾斜検出装置、13……取付板、1
4……重錘板、15……リミツトスイツチ、1
5′……接触片。
その一部切欠縦断側面図、第2図は上部機台を上
昇した場合の機台側壁部分の一部切欠縦断正面
図、第3図は傾斜検出装置の正面図である。 F……機台、F1……下部機台、f……底面、
1……光源、F2……上部機台、2……ガラス板、
3……バキユーム管、4……ゴムシート、5……
内枠、6……流体圧力装置、7……昇降ガイドシ
リンダ、7′……プランジヤ、8……パンタグラ
フ機構、8′……リンク、9……ブラケツト、1
0……枢着基軸、11……リンク角度の規制ギ
ヤ、12……傾斜検出装置、13……取付板、1
4……重錘板、15……リミツトスイツチ、1
5′……接触片。
Claims (1)
- 真空焼付機の機台Fを、底面fに光源1を設置
した下部機台F1と、この下部機台F1の周囲に昇
降可能に嵌合して、上面にガラス板2とガラス板
面に開口するバキユーム管3とガラス板面を覆う
ゴムシート4等を備えた上部機台F2とに分けて
形成し、この上下の機台F1,F2の間に、上部機
台F1を昇降する流体圧力装置6と、プランジヤ
7′をばねで支承する昇降ガイドシリンダ7と、
機台Fの左右若しくは前後でそれぞれ一対をなす
ように設けたパンタグラフ機構8と、このパンタ
グラフ機構8を構成する各リンク8′を機台に枢
着する各枢着基軸10上にそれぞれのリンク8′
と一体に回転しつつ互いに噛合するリンク角度の
規制ギヤ11とを備えるとともに、上部機台F2
の昇降時の異常傾斜を検出して前記流体圧力装置
6の作動を停止する傾斜検出装置12を設けたこ
とを特徴とする真空焼付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005683U JPS59166238U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 真空焼付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6005683U JPS59166238U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 真空焼付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166238U JPS59166238U (ja) | 1984-11-07 |
JPS631307Y2 true JPS631307Y2 (ja) | 1988-01-13 |
Family
ID=30190296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6005683U Granted JPS59166238U (ja) | 1983-04-21 | 1983-04-21 | 真空焼付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166238U (ja) |
-
1983
- 1983-04-21 JP JP6005683U patent/JPS59166238U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166238U (ja) | 1984-11-07 |
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