JPS63130508A - 次亜塩素酸カルシウム組成物およびその製造方法 - Google Patents

次亜塩素酸カルシウム組成物およびその製造方法

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JPS63130508A
JPS63130508A JP61272960A JP27296086A JPS63130508A JP S63130508 A JPS63130508 A JP S63130508A JP 61272960 A JP61272960 A JP 61272960A JP 27296086 A JP27296086 A JP 27296086A JP S63130508 A JPS63130508 A JP S63130508A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規の形状の次亜塩素酸カルシウム組成物およ
びその製造方法に関する。
粒状次亜塩素酸カルシウム組成物は、水の滅菌および消
毒に用いられ、特に水泳プール水の滅菌に大量に用いら
れている。
尚、明細書において楕円体とは、短径と長径とからなり
、長軸方向の断面が楕円形である回転楕円体または円柱
の両端が丸くなった形状のものをいう。
[従来の技術] 粒状の次亜塩素酸カルシウム組成物として公知の形状に
は、鋭い縁をもった不定の破砕状2円柱状2球状等があ
る。
これら粒状次亜塩素酸カルシウム組成物の製法として、
以下の方法が開示されている。
米国特許第2195754号公報は、一部乾燥した次亜
塩素酸カルシウム組成物を重いロール間でシート状に圧
縮成形した後、破砕・整粒することで不定形の破砕状の
粒状次亜塩素酸組成物を得ることを提案している。米国
特許第 2195755号公報は、次亜塩素酸カルシウム組成物
の水分含量を28%〜36%とし、圧縮押出し成形によ
り約3MφX5.4#IIMLの円柱状成形物を得、次
いで乾燥することで円柱状の次亜塩素酸カルシウム組成
物を得る製法を、又、特公昭54−18999号公報は
、破砕状次亜塩素酸カルシウム組成物を流fiJ状態下
におき、これに次亜塩素酸カルシウムの水性スラリーを
噴霧し水分を蒸発することで流動床の粒子を固型次亜塩
素酸カルシウムの層で被覆して丸い粒状次亜塩素酸カル
シウム組成物を製造する方法を提供している。
[発明が解決しようとする問題点] これら従来の粒状次亜塩素酸カルシウム組成物は、形状
に由来する多くの問題点を有している。
即ち、破砕状物は不規則で鋭い縁を持つことから、製造
時、輸送時及び取り扱い時に粒子同志の摩擦などで縁が
簡単に壊われ粉化し微粉が発生する。
又、流動性が極めて悪く、包装、使用時の障害となる。
円柱状物については、押出し成形することから、1つの
粒子に粗の部分と密の部分が層状に混在しており折れ易
い。又、両端は角ぼってJ3す、製造時、輸送時及び取
り扱い時に粒子同志の11j!iQやぶつかり合いで破
損し微粉が発生する。更には流動性が悪く、包装、使用
時の障害となる。以上の如く、破砕状2円柱状いずれも
壊れ易くて微粉の発生が起る。この微粉は、運転員、使
用者が取扱う際に飛散し、呼吸刺激や目の刺激等の健庫
障害等を引き起す。又、流動性が悪いことから計η性が
悪く、又、取扱いが困難となる。
一方、球状物は角がなく、粒子同志のI!j!擦やぶつ
かり合いで微粉が発生することはないものの、流動性が
大きすぎて計重性がかえって悪くなり、又、包装時にも
粒子がぶつかり合って飛散するという予期せぬ問題があ
る。更に、床等にこぼした場合広範囲に敗らばり、その
処理が大変である。
又、プール等に散布した時、抵抗が少ないこともあり、
粒子径の大小によっては、溶解速度に差が出て、大きい
粒径の球状物は、溶解する間もなくプールの底に到達し
底を傷めたりする。
又、これら粒状物は、製造上以下のような問題がある。
すなわち、破砕状物はロール間でプレスされたシート状
物を機械的に細かく破砕して製造するので、破砕時に多
回の粉化物を副生し、それが時には50%以上にもなる
。この粉化物は分級器にて篩分けられ、粉化物である微
粉は捕集され圧縮工程へ循環される。この循環量が多量
であることから装置が大型化し、製造コストを大幅に高
める。又、この破砕状物は圧縮成形されており、水への
溶解性は悪い。円柱状物は湿潤組成物をダイス等を用い
て加圧押出して円柱状の成形体とするが、様構上成形体
自身は均圧に押出されず、粗および密の部分を右づる。
従って、強度の弱い部分が存在することになり乾燥工程
で成形体が折損したり、両端の角が摩擦等により破砕さ
れ粉化が起る。その為、粉化物の捕集、循環を必要とす
るので工程が複雑となり、また、大型化してH、XJコ
ストを高くする。
球状物は、出発原料として分級により整粒された破砕状
顆粒を用いる。次亜塩素酸カルシウムの水性スラリーを
流動状態下の該破砕状物に噴霧し、水分を蒸発除去しな
がら流動床の破砕状物を水性スラリーからの水の蒸発に
より生成する固体次亜塩素酸カルシウムの層で被覆して
丸くすることで製造する。従って、別に破砕状物の製造
工程が必要である。また、水性スラリーからの蒸発水量
・が多いので、多量の乾燥エネルギーを必要とする。
又、次亜塩素酸カルシウムは蒸発水分が多いと熱分解も
大きくなるので、この方法でも製品収率が懸念される。
更には一つの工程で造粒と乾燥を兼ねており、装置が複
雑で大型化し、操作も難しくなる。又、そのF ft方
法から球状物の粒度分布が広くなり易く、篩分、粗粒の
粉砕装置を設ける必要がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、こ判ら従来品の形状に由来する問題点及
びその製造方法の問題点を解消すべく鋭意検討した結果
、形状としては短径と長径からなり、長軸方向の断面が
楕円形である回転楕円体または円柱の両端が丸くなった
形状を有する、本明細占で言う楕円体が、am、圧壊に
強くて粉化し雑いこと、適度な流動性があり取扱い性、
計量性に優れていること、又、反面床等にこぼした場合
に広く散らばらないこと等の従来の問題点を全て改良し
た形状であること、又、この楕円体の粒状物は次亜塩素
酸カルシウム湿潤組成物を押出し成形して得た円柱状成
形体を、転勤造粒にて楕円体化処理をして製造すること
ができ、この方法によれば、厳しい条件にさらされる乾
燥工程での折損。
摩擦による破砕が極めて減少し、粉化物の捕集。
篩分がほとんど必要なくなり、循環工程の省略等が出来
、えられる製品が同一の短径であって溶解速度が長径の
大小にかかわらず一定であり、粒径がそろってかつ丸味
を帯びているので美観にすぐれており、そして粒内に層
状の粗密部がないこと、溶解速度が大きいことを見い出
し本発明に到達した。
本発明をさらに詳しく説明する。
(組成物) 本発明の次亜塩素酸カルシウム組成物(以下、本発明組
成物という)は、次亜塩素酸カルシウムを55wt%以
上含むものでなければならない。
55wt%未満では、殺菌、消毒に次亜塩素酸カルシウ
ム組成物を多量に使用しなければならず、効率が悪いか
らである。
また、本発明組成物は、形状が楕円体であり、かつその
50wt%以上(好ましくは70W℃%以上)が短径0
.3Jll〜5JII(好ましくは0.5as+〜2M
)、長径0.5IMR〜20IIIII+(好ましくは
11mm〜101M+)、1.5<長径/短径比(以下
AS比という)≦5(好ましくは2≦AS比≦4)でな
ければならない。上記のAS比が1.5am以下になる
と、前記の公知の球状物と同様に流動性が大きすぎるこ
とによる欠点が生じる。いっぽう、AS比が5をこえる
と、折れやすくなり、折れてできた角ばった部分が破損
して微粉を生ずることとなる。このようにAS比に制限
があるので、長径が大きすぎると必然的に短径も大きく
なって溶解速度が小さすぎることとなり、いっぽう長径
が小さすぎると短径も小さくなって本発明組成物自体が
飛散しやすくなる。上記AS比の範囲内で、長径。
短径の寸法を上記の範囲内に押えれば、これらの問題が
回避される。また、上記寸法、AS比の楕円体が50w
t%以上含まれておれば、流動性等がほぼ満足すべきも
のとなる。
さらに、本発明組成物には、水分が4〜22wt%含ま
れているのが望ましい。これが41%未満では製品の安
全性が、また22wt%をこえると安定性が悪くなるか
ららである。塩化カルシウムは、含まれていてもよいが
、5wt%以下に止めるべきである。5wt%をこえる
と安定性が悪くなるからである。これら以外の成分が含
まれる場合は、その成分としては、安定剤として作用す
る水酸化カルシウムが2wt%〜7wt%、残りは塩化
ナトリウムが望ましい。
(I!J造法) 上記本発明組成物は、以下に説明する方法によって右利
に!11造することができる。
該方法は、まず次亜塩素酸カルシウム湿潤組成物を押出
成形する。該湿潤組成物は、次亜塩素酸カルシウム含量
40wt%以上、水分台ff125wt%〜45wt%
の湿潤組成物であれば良い。例えば、工業的に製造され
ている次亜塩素酸カルシウム2水化物の結晶化が終了し
た後のスラリーをろ別分離したろ化ケーク、あるいはろ
過ケークを一旦気流乾燥及び/又は流動乾燥した粉体粒
子の次亜塩素酸カルシウム組成物に水又は母液等を添加
して混練した湿潤ケーク、更には前記ろ過ケークに乾燥
した粉体粒子を混合した混合物等が用いられる。
水分含量が高すぎると押出し成形した円柱状成形体が軟
弱となり、付着し合ったりして塊状物となり易い。少な
すぎると塑性が低下し円柱状成形体が短くなったり(短
くなると次の転@造粒で球状になる)、ささくれたり(
ささくれると転勤造粒で楕円体化しない)、また、押出
し時のFJ擦低抵抗大となって発熱が激しくなり、それ
によって次亜塩素酸カルシウムが熱分解したり、更には
押出せなくなる。更に好ましい水分含量は25wt%〜
38wt%である。円柱状成形体を146押出し造粒機
としては、押出し機構とダイスを有した装置、例えば、
スクリュー型押出し造粒機、ロール型押出し造粒機、ブ
レード型押出し造粒機等が使用できる。もっとも、スク
リュー型の場合は水分含量によっては成形体が硬くなり
やすく、かつ発熱しやすいので、ロール型やプレート型
がよい。使用するダイスの孔径は0.3#〜5#とする
。次の転勤造粒で楕円体の短径が太くなるが、その後の
乾燥で収縮するからである。長さ方向の挙動も同じであ
る。又、ダイスの板厚は孔径と同じかおおよそ2倍程度
が好ましい。孔径より板厚が小さづぎると強度的に弱い
軟弱な円柱状物に、又、板厚が厚すぎると押出し難く、
相当に硬い円柱状物となりがちであり、転勤造粒で楕円
体化しにくくなるからである。該円柱状成形体の長さは
、0.5順〜201Mにしなければならず(ただし、1
.5く該長さ/上記ダイス孔径比≦5)、更には1M〜
10Mが最も好ましい。自重でこの寸法で折れるように
ダイス板厚を調節する、あるいは、カッターでこの寸法
に切る等の方法をとればよい。
次いで、円柱状成形体をその性状に応じた激しさで転勤
造粒機にて楕円体化処理する。この処理によって楕円体
となるとともに均質化される。転勤造粒機としては、ド
ラム型造粒機2皿(パン)型造粒機1球形整粒機(マル
メライザー)等が使用でき、特にマルメライザーが良い
次いで、楕円体化処理して得た楕円体状次亜塩素酸カル
シウム組成物は、乾燥機にて水分含量が41%〜22w
t%となるまで乾燥し、製品とする。
乾燥機としては短時間で水分含量を41%〜22wt%
迄減少でき、且つ均一に乾燥できる装置が好ましい。そ
れと言うのも次亜塩素酸カルシウムは温度が高い程、時
間が長い程分解が進み、有効塩素量の低下をもたらすか
らである。よって、加熱した空気又は適当なガスを用い
た乾燥方法が適当である。例えば、流動層乾燥機、バン
ド乾燥機。
ロータリードライヤー等が好ましい。通常約り0℃〜約
250℃、好ましくは約り0℃〜約200℃の熱風を乾
燥機に供給する。
[発明の効果] 本発明による新規粒状次亜塩素酸カルシウム組成物は、
その形状が楕円体であることによって、耐摩擦性が極め
て上界し粉塵の発生がなくなること、適度な流動性であ
り計1性、取扱い性も良いこと、溶解性が均一であるこ
と、美観にも優れている等の従来の粒状品には見られな
い有利な特性を持っている。
また、本発明が押出し成形体を転勤造粒して楕円体化す
ることによって、円柱状成形体の結合状態の粗の部分と
密の部分が転勤造粒により結合力が均一(均質)化して
耐圧壊性が上昇し、より密になると共に両端の角が取れ
て丸味を帯び表面も滑らかになることで、これらの物性
がより好ましい方向に向上したものと考えられる。
以上の如く、本発明によるところの楕円体状の次亜塩素
酸カルシウム組成物は、その製造工程のシンプルさから
製造コストも安価にできるばかりか、製品としてユーザ
ーに渡るまでの積荷、輸送の間の厳しい条件下でも摩擦
あるいはぶつかり合いによる破壊、圧壊に対して高い抵
抗性を有し、利用者の微粉による呼吸刺激や目の刺激、
不快感といった健康障害はなくなり、極めて取扱い性に
富んだ利点を有している。
以下、本発明の実施例及び比較例を示すが、別に示さな
いかぎり、%及び部は車番に阜づくものである。又、本
発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1.比較例1,2 次亜塩素酸カルシウムと塩化ナトリウムを主成分とする
水溶液に石灰乳を加えて二塩基性次亜塩素酸カルシウム
とし、これに苛性ソーダを加え複分解したのち、塩素化
してえられたスラリーから母液を分離し、乾燥する方法
によって調製した次亜塩素酸カルシウム組成物の粉体(
次亜塩素酸カルシウム59.3%、水分18.1%、塩
化ナトリウム15.3%、塩化カルシウム0.5%)1
00部に水15部を加え、ニーダ−で5分間混練した。
これを1#Iの孔径のダイス(板厚1 tm )を用い
て押出し造粒機にて押出し成形して短径1mm、長径1
.5M〜7mの円柱状の成形体とした。
この円柱状成形体を2分して、半量800gをマルメラ
イザ−(不二バウダル社製Q−230;fi径2304
111)に投入し、400 rpmで3分間転勤造粒を
行った後、流動乾燥機に投入し80℃の加熱空気を送風
し30分間乾燥し、次亜塩素酸カルシウム68.0%、
水分6.6%、塩化ナトリウム18.6%、塩化カルシ
fクム0.8%からなる短径が約1m、長径が1.5m
+〜6Mの楕円体の次亜塩素酸カルシウム組成物を得た
。表面は滑らかで両端は丸くなり、As比は80%以上
が2≦AS比≦5であった。・・・・・・実施例1一方
、残りの円柱状成形体を直接同一条件で乾燥し、円柱状
の次亜塩素酸カルシウム組成物を得た。組成的にはほと
んど同じであった。成形体の表面番よささくれたり、亀
裂の入っているものが少々有った。・・・・・・比較例
1 実施例1及び比較例1での各々の、乾燥時における成形
体の破砕による粉の生成口は、前者で1%以下、後者で
11%であった。各々得られた粒状品の物性を測定1】
シたところ下表の通りであった。
但し、比較例2は市販破砕状物の測定結果である。
実施例1 比較例1 比較例2 嵩密度(9/cc)   0.95   0.86  
 1.10強度(粉化率%)   4.0   21.
0   16.9溶解性1    97.8   98
.1   87.4*)3分後の溶解率% 11  物性測定方法について (1)嵩密度 50.09の粒状物を100ccの目盛付ガラス製メス
シリンダーに投入し、タッピングした時の容量ACCを
読み取り。、50/A(g/CC)を計惇し求める。
(2)強度 200aeの円筒型の蓋付ガラス瓶に篩分粒状物30g
および直径1mのガラス玉15gを投入し、振どう機〈
イワキtJKM式万能シェーカー)で10分分間上う(
毎分220往復)する。被試料を48メツシユで篩分し
て通過したff113gを測定して求め、B’/30.
0x100=粉化率%トスる。
(3)溶解性 粒状物60gを20部1℃の水が31入ったガラスビー
カー(3i1)に入れ、マグネチックスタラーで撹拌し
ながら(80〜100rl)If)3分後の液中の有効
塩素ff1s3および完全に溶解した時点の液中の有効
塩素ff1s t 9をそれぞれ測定し、S/S tX
100=3分後の溶解率%で表わす。
実施例2 実施例1で用いた次亜塩素酸カルシウム組成物の乾燥粉
末31部と、乾燥前のろ過ケーク(次亜塩素酸カルシウ
ム47.8%、水分35.1%)61部をニーダ−で充
分に混合した。これを1.5*m+の孔径のダイス(板
厚= 3 m )を用いて押出し造粒し、短径1.5i
m、長径2all11〜8mの円柱状の成形体とした。
このものを実施例1と同一条件で転勤造粒した後、80
℃の熱風で30分間乾燥し、短径が約1.51rvR,
長径が2M〜7鯨の楕円体の次亜塩素酸カルシウム組成
物を得た。乾燥時の粉化率は1%以下であった。As比
は1.5<AS比≦5が約70%を占めていた。jqら
れた粒状物の強度及び溶解性を測定したところ粉化率は
3.6%、溶解率97.2%であった。
実施例3 水酸化カルシウムと苛性ソーダの水性スラリーに塩素化
率55%まで塩素を吹きこみ、これに円柱状の次亜塩素
酸カルシウム2水化物の種晶(水酸化カルシウムと苛性
ソーダの水性スラリーにクエン酸を共存させて塩素化し
てえたもの)を添加し、引き続き塩素化して種晶を25
倍に成長させる方法によって得られた四方両鉗台状の粗
大次亜塩素酸カルシウム2水化物の洗浄ケーク(次亜塩
素酸カルシウム66.5%、塩化カルシウム0゜6%、
水分30.3%の組成で平均粒径40〜50μ)をその
まま、孔径2Mのダイス(板厚3 m )を用いて押出
し造粒し、短径2 s+ 、長径3#1〜10mtnの
円柱状の成形体を1′?た。
次いで、実施例1と同一のマルメライザーで3.5分間
転勤造粒した。これを流動乾燥機にて80℃で10分間
乾燥し、次亜塩素酸カルシウム74.1%、水分18,
4%、塩化カルシウム0.7%からなる短径が約2 m
 、長径が3IIllI〜8Mの楕円体の次亜塩素酸カ
ルシウム組成物を得た。
また、乾燥時の粉化率は1.8%であった。この粒状物
のAs比は1.5<AS比≦5が80%以上を占めてい
た。
この粒状物の強度テストでの粉化率は8.1%。
溶解テストでの3分後の溶解率は94.1%であった。
特許出願人 東洋費達工業株式会社 手続補正書 昭和62年 8月20日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次亜塩素酸カルシウム含量が55wt%以上であり
    、形状が楕円体であり、かつこの楕円体の50wt%以
    上が短径0.3mm〜5mm、長径0.5mm〜20m
    m、1.5<長径/短径比(以下AS比という)≦5で
    あることを特徴とする粒状次亜塩素酸カルシウム組成物
    。 2)楕円体の70wt%以上が短径0.5mm〜2mm
    、長径1mm〜10mm、2≦AS比≦4である特許請
    求の範囲第1)項記載の粒状次亜塩素酸カルシウム組成
    物。 3)次亜塩素酸カルシウム含量が55wt%以上、水分
    含量が41%〜22wt%、塩化カルシウム含量が5w
    t%以下である特許請求の範囲第1)項又は第2)項記
    載の粒状次亜塩素酸カルシウム組成物。 4)次亜塩素酸カルシウム含量40wt%以上、水分含
    量25wt%〜45wt%の次亜塩素酸カルシウム湿潤
    組成物を孔径0.3mm〜5mmのダイスから押出し、
    0.5mm〜20mmの長さに切つて(ただし、1.5
    <該長さ/該孔径比≦5)円柱状成形体を得、次いで該
    円柱状成形体を転動造粒した後、水分含量が41%〜2
    2wt%となるまで乾燥することを特徴とする粒状次亜
    塩素酸カルシウム組成物の製造方法。
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