JPS6087852A - 吸着剤及びその製造方法 - Google Patents

吸着剤及びその製造方法

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JPS6087852A
JPS6087852A JP58197159A JP19715983A JPS6087852A JP S6087852 A JPS6087852 A JP S6087852A JP 58197159 A JP58197159 A JP 58197159A JP 19715983 A JP19715983 A JP 19715983A JP S6087852 A JPS6087852 A JP S6087852A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゼオライト系天然鉱物粉末、水酸化第二鉄粉
末及びアルカリを主成分とする新規な吸着剤及びその製
造方法に関する。
吸着剤は脱臭や液体・気体の脱色・精製等に用いられる
もので、活性炭や活性白土、珪藻上等が用途に応じて広
く用いられている。この内、活性炭(ヤシガラ活性炭)
は吸着性能に優れ多くの物質に対して吸着量として作用
するので、吸着剤の基準ともされている。しかし活性炭
も万能吸着剤ではないし、更に高価であること、詰め替
えその他の取り扱い時に黒い粉塵が飛散して作業環境を
悪化させること、硫酸による再生処理ができるが再生の
歩留りが悪く再生コストが高くつくなどの問題点も有し
ている。
そこで本発明者は、活性炭に替わる優れた吸着を開発す
べく研究した結果、吸着性能を有するゼオライト系天然
鉱物に着目して本発明を完成させたものである。そして
本発明の吸着剤は、活性炭と同程度乃至それ以上の吸着
能力(単位重量当たりの吸着量及び吸着スピード)を有
し、且つ極めて安価に得られるという特徴を有する。
以下、本発明の吸着剤及びその製造方法を詳細に説明す
る。
本発明の吸着剤は、ゼオライト系天然鉱物粉末、水酸化
第二鉄粉末及びアルカリを主成分とする。
そして使用に便利なよう及び流体との接触をよくするた
め主として粒状体として用いられる。
ゼオライト系天然鉱物(ゼオライト)は、アルカリ、ア
ルカリ土類、アルミニウムの含水チク1−珪酸塩鉱物で
結晶水が多く、この結晶水を加熱により放出したあとの
空所にガスを吸着する性質を有している。また、陽イオ
ン吸着の程度を表す塩基置換容量(CE C)が土壌(
鉱物)中で最も大きく (乾±100g中、]00me
以上中には130me乃至それ以上の値を示すものもあ
る)、現在では専らその高い保肥力に着目して土壌改良
材として多く用いられている。本発明は、このゼオライ
ト系天然鉱物の高付加価値化を狙い、吸着剤の主成分と
して利用するものである。
しかして、本発明に於いては、CECが120〜b ECが100me程度のものでも、焼成発泡或いは硫酸
処理を行なうと120〜130meないしそれ以上に能
力アップすることができる。この焼成発泡は、500℃
以下の温度で(500℃を越えると変質してガス吸着能
力を喪失する)、例えば士数分毎に50〜100℃ずつ
昇温しで行なう。この焼成発泡により130meのもの
は160me程度になる。また硫酸処理(濃硫酸を50
〜60倍に薄めた液で処理し、水洗乾燥する)を行なう
と、130meのものは200me程度にもなる。ただ
、本発明者が実験したところ、130me程度のゼオラ
イト系天然鉱物粉末(以下「ゼオライト粉末」とする)
ないしその粒状休むよ、アンモニアガスを単位重量当た
り活性炭(ヤシ力゛う活性炭、以下同じ)の80〜85
%(重量%、以下同じ)程度しか吸着しない。(尤も、
160m+Jこ能力アンプしたものは活性炭の1.3〜
1.5倍吸着1−る。)しかもアンモニアガスと同様環
境汚染物質中張も問題になる硫化水素は、CECの程度
Gこ力・かわらずあまり吸着しない(活性炭の20〜3
0%程度)ことが判明した。
一方、水酸化第二鉄は硫化水素をかなり吸着するが、ア
ンモニアガスは殆ど吸着しな(1)。そこでこの両者、
即ちゼオライト粉末と水酸化第二鉄粉末を80部(76
,2%):20部(19,0%)の割合で混合し、更に
固結剤としてシリカゾルを5部(4,8%)加えて粒状
体としてみたところ、単位重量当たり硫化水素を活性炭
の67%程度吸着した。尚、前記の部及び%は夫々重量
部及び重量%を示し、以下同様である。これは、水酸化
第二鉄の割合から見て通當考えられないことであり、水
酸化第二鉄とゼオライト粉末の相乗効果によるものと思
われる。尚、シリカゾルは′単に造粒し易す(、また粒
状体に強度(耐崩壊性)を付与するために加えたもので
、吸着には殆ど関与しない。また、ゼオライト粉末は含
水率8〜14%(結晶水5〜8%、付着水2〜6%)程
度、CECが130me程度のもの、水酸化第二鉄粉末
は純度54%程度、水分2%前後のものを夫々用い、粒
状体は各粉末を水を加えて充分攪拌混合した後、直径2
n+m程度に造粒し水分5%程度に乾燥したものであり
、以下断りのない限り同じ素材と方法を採った。
しかしこの程度では、実用上充分では7よい。そこで更
に研究を続り、ゼオライト粉末77部(73,4%)、
水酸化第二鉄粉末20部(19,0%)、シリカゾル5
部(4,8%)に更に消石灰(JIS特号、純度72.
5以上もの)3部(2,8%)を加え、造粒後300℃
以下の温度で焼成発泡して粒状体を得て、その吸着能力
を測定したところ、硫化水素を単位重量当たり活性炭と
ほぼ同量吸着した。しかもアンモニアガスは同量の活性
炭に対しほぼ倍量の吸着を見た。かかる事実は従来想像
もできなかったものである。また如何なる理由によるの
か詳らかでないが、ゼオライト粉末と水酸化第二鉄粉末
及び消石灰等のアルカリの王者が、ある適切な配合割合
と製造条件の下で相乗的に作用し合う結果によるものと
推察される。
そして実験の結果、かかる優れた吸着能力(単位重量当
たりの吸着量及び吸着スピード)を示すのは、ゼオライ
ト粉末が55〜90%、水酸化第二鉄わ)末が5〜45
%、アルカリが1〜10%(水酸化第二鉄粉末と同量以
下、特に15〜50%程度が好ましい)の範囲のもので
あることが判明した。ゼオライl−t5)末が55%以
下だとアンモニアガスの吸着力が低下するうえ水酸化第
二鉄粉末の割合が増えてコスト高となり、90%以上だ
と硫化水素の吸着能力が低くなる。より好ましくは60
〜85%である。
一方、水酸化第二鉄16)末が5%以下だと硫化水素の
吸着能力が低下し、45%以上だとアンモニアガスの吸
着能力が低下し且つコスト高となる。より好ましくは1
0〜35%である。アルカリは硫化水素吸着能力を高め
るためのもので、多(ても少なくても効果が落ちる。よ
り好ましくは2.5〜「%である。尚、アルカリとして
は前述の消石灰の他、苛性ソーダ、苛性カリ等pl+が
12程度以上のものが用いられが、消石灰の純度が低い
のに対し苛性ソーダや苛性カリの純度は100%に近い
のでその分割台を減らすとよい。
次に固結剤は、前述の如く単に造粒し易すく、また粒状
体に硬さと強度(耐崩壊性)を与える為のもので、ガス
吸着能力には殆ど無関係である。
ただ、あまり多く用いると有効成分が相対的に減りまた
硬くなるため吸着能力が低下する。そこで粒径・使用形
態・用途等に応じて0〜20%(対全体)、特に3〜1
0%程度を用いるとよい。ただ固結剤を用いた場合には
、前記各素材の全体に対する配合割合は夫々減少する。
また前記シリカゾルの他デンプンやCMC等も用いられ
る。
次に、製造方法について説明する。最初に、ゼオライト
粉末と水酸化第二鉄粉末及びアルカリを均一に分散する
よう混合し水を加えて三者の結合を良くする。その際、
まず水酸化第二鉄粉末とアルカリを攪拌機中で水を加え
てよく攪拌混合してパザパサの塊としたものを粉砕機で
粉砕して均一に混合し、次いでゼオライト粉末に水を加
え同様に処理した後、両者を攪拌機中で更に良く攪拌混
合することが好ましい。これは水酸化第二鉄粉末とアル
カリを緊密に接触させて一部化学反応を起こさせるため
とも思われる。尚、アルカリが苛性ソーダや苛性カリの
場合はこれらの濃水溶液を用いるとよい。また固結剤を
用いる場合は、ゼオライト粉末に固結剤と水を加え、同
様に攪拌・粉砕して均一に混合し、前記水酸化第二鉄粉
末とアルカリの混合物に混入し、両者を攪拌しながら均
一に混合する。
次に、充分均一になるよう攪拌混合した混合粉末に、含
水率が12〜17%程度になるよう水を噴霧して混和し
、暫く放置する。これは混和物を膨潤させて密度を下げ
通気性を高める為に行なうちので、この工程を経ること
により吸着能力が2割程度向上する。なお膨潤ば密閉状
態で行なうのが好ましく、また長く置くほどよい結果を
生じる。しかし60分以上経過すると膨潤度もそう変化
しないので、60分程度少なくとも30分以上は置くこ
とが好ましい。次いで更に水を加えて造粒に必要な含水
率(24〜30%前後)とし、造粒機で所望の硬さ及び
粒径に造粒する。尚、この造粒された粒状体の表面に、
更にゼオライトわ)末をコーティングしてもよい。この
コーティングは、白色のゼオライト粉末で水酸化第二鉄
粉末による着色をカバーして外観を良くすると共に、吸
着能力の持続性(特にアンモニアガスに対する)を高め
る効果を生じる。尚、コーティングに要した分(10%
前後)だけ本体のゼオライト粉末の?;す合を減らすと
よい。
しかして、上記粒状体或いはコーティングされた粒状体
を、水分が5%以下になるように乾燥して本発明の吸着
剤を1Mる。この乾燥は、高温で行なうほどゼオライト
粉末の含水(結晶水)が多く除去できて表面積が増大し
吸着能力を高める(焼成発泡)が、350℃前後になる
と水酸化第二鉄粉末が酸化鉄に変化し硫化水素の吸着能
力を喪失する。そこで350℃以下の温度で、例えば5
0〜100℃ずつ十数分毎に段階的に昇温する等の方法
をとるとよい。この加熱処理(乾燥)により、ゼオライ
ト粉末及び全体の表面積が増大し、吸着スピード、吸着
量及び持久性を向上させる。尚、ゼオライト粉末を50
0℃以下の温度で予め焼成発泡したものの場合には、前
記乾燥はより低い温度で行ってもよい。
かくして得られた本発明の吸着剤は、各原料の配合割合
及び製造条件にもよるが、硫化水素に対しては単位重量
当たり概ね活性炭と同程度乃至それ以上の吸着能力を示
す。特に吸着スピードは、活性炭よりも優れている。ま
た、アンモニアガスの場合は、活性炭よりも遥かに優れ
、単位重量当り2倍程度も吸着する。しかも、比重が活
性炭の約1.5倍(活性炭0.6、本発明品0.95)
であるため、容積が半分程度(特にアンモニアガスに対
してば1/3以下)でも同一の吸着能力を有し、工場等
の吸着装置の体積を大幅に減らして省スペースに役立つ
とか、冷蔵庫用の小型で強力な吸着剤が出来る等大きな
効果をもたらす。また逆に同じ容積であれば2倍程度以
上の吸着能力を有し、従来と同じ容器に入れれば長持ぢ
し°ζ交換回数が減らせる。しかも本発明者の実験によ
ると、家庭用冷蔵庫に活性炭120gを入れて置いても
取れなかった臭気が、本発明の吸着剤ioo gを入れ
ると完全に取れた。更に、活性炭では十分に吸着できな
い水源池の藻の大量発生による臭みも、本発明の吸着剤
では除去できるし、果物が熟成する時に発生するエチレ
ンガスを吸着して鮮度を保たせる等従来の吸着剤以上の
広い応用範囲を有している。
一方、本発明の吸着剤は、攪拌機、粉砕機、造粒機等小
型の汎用設備で簡単に製造でき、しがも原材料は国内に
比較的豊富にあり、極めて安価に且つ大量に得られるも
のである。また製造時に何らの有害物質も発生せず安全
であるとともに、活性炭のように黒い粉塵を巻きfl&
らずごともなく、奇麗・衛生的で且つ取り扱い易い特徴
を有する。
更に、使用済のものはアルカリ水溶液を振り掛レノで膨
潤させ、粉砕して再度利用できるほか、そのまま土壌改
良材として田畑へ撒いてもよく処分も簡単である。
′尚、本発明の吸着剤は、粒状体以外に板状、塊状等に
成型することもできる。この場合には、流体抵抗を少な
くするため発泡剤を混入して連続発泡させたり機械的に
細孔を多数段Lノるようにするとよい。また、このよう
に一旦成型(造粒の場合を含む)したものを15)砕機
にかけて第5)末にして用いてもよい。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1 水酸化第二鉄わ)末(純度54%、300メソシユ、水
分2%のもの)3Kg(全量に刻して30%)と消石灰
粉末(純度72.5%以上、300メツシユ、水分2%
のもの)0.5Kg(全量に対して5%)をリボンミキ
サーに投入して攪拌し、ついで水を0.354!加えて
更に良く攪拌混合パザバサの塊とする。この塊ヲ高速粉
砕機(ボッカワミクロンourパルベライザ−ACM−
10J ’)に投入十分に粉砕・混合して5〜10μ程
度の微粒子混合物にする。次に、ゼオライト系天然鉱物
粉末(CE C130me、300メツシユ、水分10
%のもの)6Kg(全量に列して60%)とシリカゾル
5Kg(全量に対して5%)及び水 0.65Nを同様
リボンミキザーと高速わ)砕機で処理して微粒子混合物
とする。
この両者をリボンミキザーで更に十分均一になるまで攪
拌混合し、含水率が15%になるまで水を噴霧しつつ混
和して、これを密閉容器に移し、60分間放置して十分
膨潤させる。その後更に水を噴霧して含水率27%にし
混練する。この混練したものをペレタイザーと球型機に
かりて直径2mm程度の粒状に成型する。得られた粒状
体を乾燥機に入れ、100℃から50℃刻みで15分毎
に昇温し、350℃になった時点で乾燥を止める。
かくして、褐色で比重0.95の吸着剤9.8Kgがf
Qられた。この吸着剤のアンモニアガス及び硫化水素に
対する吸着試験を行った結果を表−1に示す。
実施例 2 水酸化第二鉄粉末2Kg(全量に対して20%)、消石
灰粉末0.5Kg (全量に対して5%)、ゼオライト
系天然鉱物粉末LKg(全量に対して70%)及びシリ
カゾル0.5Kg (全量に対して5%)を用い実施例
1と同様にして吸着剤9.7Kg−tl−得た。
実施例 3 水酸化第二鉄粉末IKg(全量に対して10%)、消石
灰粉末0.5h (全量に対して5%)、ゼオライト系
天然鉱物粉末8Kg<全量に対して80%)及びシリカ
ゾル0.5Kg (全量に対して5%)を用い実施例1
と同様にして吸着剤9.6Kgを得た。
実施例 4 水酸化第二鉄粉末2Kg(全量に対して20%)、消石
灰PI)未0.6Kg (全量に対して6%)、ゼオラ
イ1−系天然鉱物粉末6.8Kg (全量に対して68
%)及びシリカゾル0.6Kg (全量に対して6%)
を用い実施例1と同様にして吸着剤9.7Kgを得た。
実施例 5 水酸化第二鉄粉末2Kg(全量に対して19.0%)、
消石灰粉末0.3Kg (全量に対して2.8%)、ゼ
オライト系天゛然鉱物粉末7.7Kg (全量に対して
73.=1%)及びシリカゾル0.5Kg (全量に対
して4.8・%)を用い、実施例1と同様にして吸着剤
10.3Kgをf。
た。
実施例 6 アルカリとして、消石灰の代わりに苛性ソーダ(純度9
8%)を0.3Kg用い、他は実施例1と同一配合同一
手順で9.5Kgの吸着剤を1尋だ。尚苛性ソーダはI
Kgの水に熔解して用いた。
実施例 7 水酸化第二鉄わ)末3Kg(全量に対して31.6%)
、と消石灰粉末0.5Kg (全量に列して5.3%)
の混合物に、ゼオライト系天然鉱物t5)末6に8(全
量に対して63,1%)を混入して、実、1rfli例
1と同様の操作により9.3Kgの吸着剤を得た。
実施例 8 ゼオライト系天然鉱物わ)末を5KB(仝逗に幻して5
0%)用い他は実施例1と同一原料を同一割合で用い、
同一操作により造粒し一応の成型が終わった後、更にI
Kg(全量に対して10%)のゼオライト粉末を球型機
に投入し、粒状体の外面にコーティングする。、得られ
たコーティング粒状体を実施例と同様にして乾燥し、白
褐色の吸着剤9.8Kgを得た。
実施例 9 5.9Kg (全量に対して59%)のゼオライト系天
然鉱物粉末に、0.1Kg (全量に対し−C1%)の
発泡剤(火爆化学薬品側製、rOK−727J )と0
.5Kg(全量に対して5%)のシリカゾルを混合し、
他は実施例1と同様にして9.8Kgの吸着剤を得た。
実施例 10 ゼオライト系天然鉱物わ)末として、CE C130m
eのものを100°Cから500℃になるまで50℃ず
つ15分間隔で昇温しで焼成発泡したものを用い、粒状
体の乾燥を120℃で行った他は、実施例1と同様の配
合・手順で処理して10.4hの吸着剤を得た。
比較例 1 活性炭(冷蔵庫用ヤシガラ活性炭、成田薬品(株!り。
表−1 上記各実施例2〜12及び比較例1の吸着剤について、
吸着能力を測定した結果を実施例1と同様に表−1に示
す。
尚、表−1の内「原濃度」とは、3I2のガラス容器に
1gの吸着剤と一定量のアンモニアガス並びに硫化水素
を夫々注入した時点に測定した濃度(単位はppm >
である。また「処理濃度」とは、上記の時点から30分
又は60分経過した後の容器内のガス濃度である。また
、濃度測定はガス検知管(北沢産業側製)で行った。
参考例 1 (ゼオライト粉末とシリカゾル)ゼオライ
ト系天然鉱物粉末9.7Kgとシリカゾル0.3Kgを
実施例1と同様にして混練し、膨潤工程を省略し造粒後
350℃の温度で焼成発泡して吸着剤9.5Kgを得た
参考例 2(水酸化第二鉄粉末と消石灰粉末)水酸化第
二鉄粉末800 g (74,8%)、消石灰わ)未2
00g (18,7%)及びシリカゾル70g (6,
5%)に100gの水を加え、直ちに造粒乾燥して1.
03hの吸着剤を得た。
2 参考例 3 (アルカリを含まないもの)水酸化第二鉄
粉末2Kg(全量に対して19.0%)シリカゾル0.
5b (全量に対しζ4.8%)、ゼオライト系天然鉱
物粉末8Kg(全量に対して76.2%)を用い実施例
Iと同様の操作により吸着剤10.3Kgを得た。
上記参考例1〜3の吸着剤について吸着能力を測定した
結果を表−2に示す。尚、表−2の場合も測定内容及び
測定方法は表−1の場合と同様である。但し、参考例1
は吸着剤を20g用い、参考例3は吸着剤を5g用いた

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゼオライト系天然鉱物粉末、水酸化第二鉄粉末及び
    アルカリを主成分とする吸着剤。 2、 ゼオライト系天然鉱物粉末として焼成発泡したも
    のを用いるものである特許請求の範囲第1項記載の吸着
    剤。 3、 ゼオライト系天然鉱物粉末として硫酸処理したも
    のを用いるものである特許請求の範囲第1項記載の吸着
    剤。 4、粒状体にしたものである特許請求の範囲第1項、第
    2項又は第3項記載の吸着剤。 5、固結剤を用いて粒状化してなる特許請求の範囲第4
    項記載の吸着剤。 6、固結剤として、シリカゾル、デンプン、CMCの白
    河れかを用いてなる特許請求の範囲第5項記載の吸着剤
    。 7、粒状体表面をゼオライト系天然鉱物粉末でコーティ
    ングしてなる特許請求の範囲第4項記載の吸着剤。 B、ゼオライト系天然鉱物粉末、水酸化第二鉄粉末及び
    アルカリを均一に混合した後、水分を加えて混和した状
    態で暫く放置して膨潤させ、次いで必要ならば更に水分
    を加えて混練し所望の大きさに造粒し、得られた粒状体
    を乾燥することを特徴とする吸着剤の製造方法。 9、造粒したものの表面に、更にゼオライト系多孔質天
    然鉱物粉末をコーティングした後乾燥するものである特
    許請求の範囲第8項記載の吸着剤の製造方法。 10、乾燥は、水酸化第二鉄が変質しない範囲で最も高
    い温度で行なうものである特許請求の範囲第8項又は第
    9項記載の吸着剤の製造方法。 11、ゼオライト系天然鉱物粉末を予め高温処理ないし
    硫酸処理し、乾燥は水酸化第二鉄が変質しない範囲の温
    度で行なうものである特許請求の範囲第8項又は第9項
    記載の吸着剤の製造方法。 12.水酸化第二鉄粉末にアルカリ及び水を加え攪拌・
    粉砕して均一に混合し、これにゼオライト系天然鉱物粉
    末に水を加え粉砕したもの加えて均一に混合するもので
    ある特許請求の範囲第8項記載の吸着剤の製造方法。 13、ゼオライト系多孔質天然鉱物粉末に固結剤を及び
    水を加え攪拌・粉砕して均一に混合するものである特許
    請求の範囲第11項記載の吸着剤の製造方法。
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