JPS63130437A - 車両運転許可システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、特に運転免許証の有効期限をチェックした上
で車両の運転を可能ならしめる車両運転許可システムに
関する。

（従来の技術） 我国の通交法では、３年毎の運転免許証の更新が義務づ
けられており、この更新をせずに有効期限後も引き続き
車両の運転をするとぎは無免許運転の取扱いを受けるこ
とになる。このことは、更新が忘れがらな手続のため所
持者の不注怠等による場合（善意）だけでなく、更新を
故意に怠った場合（悪意）のいずれでも発生するが、い
ずれの場合にしても交通安全上はあってはならない事態
である。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、現実には、善意、悪意のいずれの場合でも車両
の運転を強制的に禁止できる手段がなく、運転が可能で
あり、改善が強く叫ばれていた。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とし
ては、有効期限内にない運転免許証の所持者による車両
の運転防止を確実にした車両運転許可システムを提供す
ることにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明、上記目的を達成するため、車両の運転免許に関
して少なくとも有効期限の情報を記憶している運転免許
用携帯可能媒体と、巾雨に設けられ、前記運転免許用（
３％帯可能媒体が接続され得るようになっていて、この
携帯可能媒体が接続されたとき前記有効期限の情報を読
み出し、運転免許用携帯可能媒体が有効期限を越えてい
ないことを検出して車両の始動を可能ならしめる制御手
段とを有することを要旨とする。

（作用） 本発明の車両運転許可システムにあっては、運転免許を
少なくとも有効Ｉｖｌ宋の情報を記憶し得る携帯可能媒
体で構成する一方、車両にはこの携帯可能媒体から少な
くとも有効期限の情報を読み出す手段を設けておき、車
両のエンジン始動に際しては携帯可能媒体に記憶されて
いる有効期限が期限内でなければエンジン始動ができな
いようにしている。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明に係る車両運転許可システムの一実施
例を示す概略溝成図である。なお、本実施例では、運転
免許用携帯可能媒体を例えばＩＣカード（以下「運転免
許用ＩＣカードＪと呼ぶ）で構成しているものとする。

第１図に示したシステムにあっては、運転免許用カード
１を読み取るＩＣカード読取装置つと、このＩＣカード
読取装置９に接続され、ＩＣカード１の記憶されている
情報等を表示する表示装置１１と、例えば暗証番号等や
その他の情報を入力するキー人力装置１３と、ＩＣカー
ド読取、装置ＦＪ　９からのエンジン始動許可指令信号
に応答して回路を形成するエンジン始動許可回路１５と
、バッテリ１７と、車両用のその他の電気回路１つとエ
ンジンキー２１とから構成されている。なお、上記各構
成部（イのうち、運転免許用ＩＣカード１を除くものは
、車両内に設けられているものである。

運転免許用ＩＣカード（以下単にＮＣカード」と呼ぶ）
１は、第２図に示す如く、薄いプラスチックカードで形
成され、近年その開発が促進されていて、ＥＰＲＯＭ等
からなる多くの記憶容量を有するメモリおよびこのメモ
リを制御するマイクロコンピュータ等を構成している集
積回路をカード内に埋め込んでいるものである。このＩ
Ｃカード１は、第３図（ａ）に示す従来の車両の運転免
許証の代わりに使用し得るものであり、第２図に示すよ
うに発行された運転者の写真３がカードの表面にプリン
トまたは貼着されているとともに、例えば前記ＩＣカー
ド読取装置９の如き外部装置と接続し、種々の情報を外
部装置から前記集積回路メモリに入力して記憶し、また
該メモリに記憶された情報を外部装置からアクセスして
読み出すための複数の接点５を有している。

このように集積回路メモリに記憶される情報は、第３図
（ｂ）に示すように、資格を与えられている運転免許の
種類、有効期限、氏名、生年月日、違反情報等のような
運転者の運転免許および交通違反等に関する各種情報で
ある。

上述した如き構成のシステムにあっては、運転者は自己
のＩＣカード１をＩＣカード読取装置９に挿入して常に
自己のＩＣカード１に記憶されている各種情報を表示ｉ
置１１に表示して確認することができるし、更にキー人
力装置１３がら暗証番号を入力することにより本人で市
ることが？ｉ［され、それからＩＣカード１に記憶され
ている有効期限の情報に基づいて有効期限内の場合のみ
ＩＣカード読取装置９からエンジン始動許可指令信号が
エンジン始動許可回路１５に供給されて回路が形成され
、これによりエンジンキー２１を操作すると、エンジン
が始動するようになっている。

従って、この場合には本人でない者および有効期限の切
れているＩＣカード１を所持している者にはエンジンを
始動することはできない。このことは、換言すれば、本
人であっても有効門限の切れている自己のＩＣカード１
によってはそれが善意あるいは悪意の場合に関係なく運
転することができないことになり、結果的に無免許運転
が防止できる。

なＪ３、例えばＩＣカード読取装置９の機能として所謂
カレンダー機能、並びに挿入されたＩＣカード１の有効
期限の有効性を判断して有効期限の残り日数が所定日数
以下のとぎには所持者に対し音声、表示等の何らかの報
知を行なう機能を具備させることによっては、更新の手
続を忘れることを防止して、特に前記善意の場合の無免
許運転の発生を防止することができる。

また、本発明の目的は、あくまでも有効期限内にない運
転免許証の所持者による無免許運転の防止にあるので、
本実施例ではそのためにエンジン始動ができないように
しているが、これに限られず、他に例えば車両のドアロ
ックのｖＲ，錠を不可詣にザる等の対策を採用してもよ
い。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、運転免許を少なく
とも有効期限の情報を記憶しくｑ８携帯可可能体で構成
する一方、車両にはこの携帯可能媒体から少なくとも有
効期限の情報を読み出す手段を設けておき、車両のエン
ジン始動に際゛しては携帯可能媒体に記憶されている有
効期限が期限内でなければエンジン始動手υができない
よう【こしているので、有効期限内にない運転免許証の
所持者ににる車両の運転を確実に防止することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は拡発明の一実施例の構成を示す図、第２図およ
び第３図は運転免許用ＩＣカードを説明するための図で
、第２図は運転免許用ＩＣカードを示す図、第３図（ａ
）、（ｂ）はそれぞれ従来の運転免許証及び第２図に示
す運転免許用ＩＣカードを示す図である。 １・・・運転免許用ＩＣカード ３・・・写真 ９・・・カード読取装置 １１・・・表示装置 １３・・・キー人力装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両の運転免許に関して少なくとも有効期限の情報を記
   憶している運転免許用携帯可能媒体と、車両に設けられ
   、前記運転免許用携帯可能媒体が接続され得るようにな
   っていて、この携帯可能媒体が接続されたとき前記有効
   期限の情報を読み出し、運転免許用携帯可能媒体が有効
   期限を越えていないことを検出して車両の始動を可能な
   らしめる制御手段とを有することを特徴とする車両運転
   許可システム。